JPH0287543A - 半導体ウエハの表面評価装置 - Google Patents

半導体ウエハの表面評価装置

Info

Publication number
JPH0287543A
JPH0287543A JP23875888A JP23875888A JPH0287543A JP H0287543 A JPH0287543 A JP H0287543A JP 23875888 A JP23875888 A JP 23875888A JP 23875888 A JP23875888 A JP 23875888A JP H0287543 A JPH0287543 A JP H0287543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor wafer
wafer
section
surface evaluation
scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23875888A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Shimizu
博文 清水
Tadasuke Munakata
忠輔 棟方
Noriaki Honma
本間 則秋
Noboru Kato
昇 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP23875888A priority Critical patent/JPH0287543A/ja
Publication of JPH0287543A publication Critical patent/JPH0287543A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体ウェハの表面評価技術、特に、半導体ウ
ェハのローディング、搬送、表面評価、アンローディン
グなどの操作を1つのユニット内で自動的に行うことの
できる半導体ウェハの表面評価技術に関するものである
〔従来の技術〕
半導体ウェハに形成される集積回路の高集積化に伴い、
半導体ウェハの各種処理工程における表面特性が注目さ
れて来ている。
たとえば、洗浄後の半導体ウェハの表面に付着する異物
の付着密度あるいは表面に付着するイオン性の汚染物質
(SO4’−、NO3−、C1−など)の付着債などは
半導体ウェハの品質を判断する際の1つの重要な基準と
なっている。また、デバイスプロセスの途中における半
導体ウェハの表面の界面特性も非常に重要な判断評価項
目となっている。
ところで、本発明者は、半導体ウェハの表面評価技術に
ついて検討した。以下は、本発明者にょって検討された
技術であり、その概要は次のとおりである。
すなわち、従来から提案されている半導体ウェハの表面
評価技術として、レーザ光を面板の欠陥部に照射したと
きの欠陥部からの反射光または回折光を検出することに
よって、半導体ウェハの表面上の微粒子(付着異物)の
数をカウントする面板欠陥検査装置がある。
また、別の従来技術として、「応用物理学会誌」、第5
3巻第3号(1984年)のP176〜P182に掲載
された論文「走査光子顕微鏡」に記載されているように
、光子線によって発生した光電圧信号を用いて走査像を
形成する装置が走査光子顕微鏡として提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前記した従来技術のうち、前者の半導体ウェ
ハ上の付着異物をモニターする面板欠陥検査itでは、
異物の同定、表面歪の有無、イオン汚染の程度や酸化膜
異面トラップ密度の評価について配慮されておらず、総
合的に表面特性を評価する上で不十分であった。
また、前記した後者の従来技術では、半導体ウェハの非
破壊評価が可能であるが、あくまでも走査光子顕微鏡の
みの単体としての構造しか有していないため、半導体ウ
ェハの表面評価を量産ラインで行うことができず、表面
評価の能率化、自動化には不具合なものであった。
本発明の目的は、半導体ウェハの表面評価を自動的に能
率良く行うことのできる技術を提供することにある。
本発明の目的は、半導体ウェハの表面評価を、非接触、
非破壊で自動的に行うことのできる技術を提供すること
にある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
〔課題を解決するための手段〕
本顆において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
すなわち、本発明による1つの半導体ウェハの表面評価
装置は、半導体ウェハの表面を評価する表面評価手段と
、半導体ウェハをローディングするローダ部と、このロ
ーダ部の半導体ウェハを前記表面評価手段の所定部位に
搬送する搬送系と、前記表面評価手段による表面評価を
終了した半導体ウェハをアンローディングするアンロー
タ部トを1つのユニットとして組み込んでなるものであ
る。
また、本発明による他の半導体ウエノ\の表面評価装置
は、半導体ウェハの表面上で光子線を走査することによ
り得られた光電圧を用いて走査画像を形成する走査光子
顕微鏡と、半導体ウェハをローディングするカセットを
有するローダ部と、このローダ部の半導体ウェハを受け
取って搬送する搬送アーム機構と、この搬送アーム機構
から受け取った半導体ウェハを所定の方向に位置決めす
るアライメント部と、このアライメント部で所定の方向
に位置決めされた半導体ウェハを移し替えるウェハ移し
替え部と、このウェハ移し替え部から移し替えられた半
導体ウェハを所定部位に支持し、前記走査光子顕微鏡に
よる光子線の走査で半導体ウェハの表面を評価する試料
台ユニット部と、この試料台ユニット部で表面評価を終
了した半導体ウェハを該試料台ユニット部から前記ウェ
ハ移し替え部、前記アライメント部、前記搬送アーム機
構を経て回収するカセットを有するアンローダ部とを1
つのユニットとして組み込んでなるものである。
〔作用〕
上記した本発明の半導体ウェハの表面評価装置によれば
、半導体ウェハはローダ部から搬送系で表面評価手段に
搬送され、表面評価の終了後には再び搬送系でアンロー
ダ部に搬送されて回収されるので、人手を全く必要とす
ることなく、自動的にかつ能率良く半導体ウェハの表面
評価を行うことができる。
しかも、ローダ部1表面評価手段、搬送系、アンローダ
部などが1つのユニットとして組み込まれているので、
表面評価装置の全体として極めてコンパクトで、かつ多
機能な単体装置構造を得ることができる。
〔実施例1〕 第1図は本発明の一実施例である半導体ウェハの表面評
価装置の要部を示す斜視図、第2図はその表面評価手段
の一例としての走査光子顕微鏡を中心に説明するための
概略図、第3図は本発明の装置に組み込まれている搬送
アーム機構の平面図、第4図は同じくその側面図、第5
図は同じくその上下駆動部の側面図、第6図は本発明の
装置に組み込まれているアライメント部の平面図、第7
図は同じくその側面図、第8図は同じくその正面図、第
9図は本発明の装置に組み込まれている試料台ユニット
部の平面図、第10図は同じくその正面図、第11図は
同じくその側面図、第12図は本発明の装置に用いられ
る試料台ユニット部の他の実施例を示す概略断面図であ
る。
本実施例の半導体ウェハの表面評価装置の全体的構成は
、第1図および第2図から理解されるように、試料とし
ての半導体ウェハ1の表面を評価する表面評価手段の一
例としての走査光子顕微鏡2と、半導体ウェハ1をロー
ディングするローダ部3と、このローダ部3から半導体
ウェハ1を取り出して自動搬送する搬送アーム機構4と
、この搬送アーム機構4で搬送されて来た半導体ウエノ
\1を所定の方向に位置決めするアライメント部5と、
該アライメント部5で位置決めされた半導体ウェハ1を
移し替えるウェハ移し替え部6と、該ウェハ移し替え部
6で移し替えられた半導体ウェハlを所定位置に保持し
て前記走査光子顕微鏡2で表面評価を行うための試料台
ユニット部7と、表面評価を終了した半導体ウェハ1を
前記試料台ユニット部7から前記ウェハ移し替え部6お
よびアライメント部5ならびに搬送アーム機構4を経て
自動的に戻されて来た半導体ウェハ1を回収するための
アンローダ部8とを1つのユニットとして組み込んだコ
ンパクトかつ多機能な単体装置構造よりなる。
走査光子顕微鏡2は半導体ウェハ1の表面に光子線を走
査して得られた光電圧を用いて走査画像を形成するもの
である。
すなわち、ここで走査光子顕微鏡2の動作原理を説明す
るれば、次のとおりである。まず、半導体ウェハ1の表
面に該走査光子顕微鏡2から光子線を照射すると、電子
−正孔対がその照射部位に形成される。p−n接合、酸
化膜付p型シリコンあるいは超音波洗浄したn型シリコ
ンのように反転層を有する半導体ウェハ1に光子線を照
射した場合、電荷の分離が行われ、ウニ八表裏面間に光
電圧が発生する。この光電圧は結晶の少数キャリヤの寿
命時間、拡散長あるいは表面電荷等の結晶に固をな電気
特性に依存する。ウェハ界面あるいはバルクにトラップ
があると、それを介して電子と正孔が再結合するので、
トラップ密度が高いとそれだけ光電圧は小さくなる。表
面のスクラッチや歪、イオン汚染は界面トラップ、結晶
成長に起因するスワール欠陥などはバルクトラップとな
り、光電圧を低下せしめる。
このような走査光子uR1鏡2の特徴は、半導体ウェハ
1上に金属電極形成を必要とせず、透明電極および半導
体ウェハ1の下面の金属板で構成される空隙の静電容量
を介して取り出すものであって、非接触かつ非゛破壊の
表面評価を可能とすることなどにある。
本実施例の走査光子顕微鏡2は、第2図に示されるよう
に、近赤外用陰極線管(CRT)9と、青色用陰極線管
(CRT)10と、青色光を反射する青反射ミラー11
と、3インチ視野レンズ12と、集光レンズ13と、輝
度変調部14と、走査制御部15と、発振器16と、ロ
ックインアンプ17と、AD変換器18と、マイクロコ
ンピュータ19と、操作パネル20と、フロッピーディ
スク21と、フレームメモリ22と、スキャンコンバー
タ23と、TVモニタ24と、メカ制御部25と、メカ
ドライバ26とからなる。
メカドライバ26は第1図に示す各構成要素などからな
るウェハ搬送系27を駆動制御する。
この走査光子顕微鏡2からの光子線は試料台ユニット部
8の真空チャック28上に保持された半導体ウェハ1に
対し、ガラス板29.透明電極30、セラミック製スペ
ーサ31を介して照射され、走査される。
前記ローダ部3は、カセット設置部32の上に設けられ
るカセット33を有し、このカセット33内に複数枚の
半導体ウェハ1を収容するように構成されている。
また、前記搬送アーム機構4は、半導体ウェハlを吸着
するウェハチャックアーム34を有している。このウェ
ハチャックアーム34は、互いに第1図および第3図の
如く重なり合った収縮状態と、互いに略一直線状に伸長
した伸長状態との間で収縮可能な、かつ平面方向に回転
可能な第1のアーム部材35および第2のアーム部材3
6よりなる。両アーム部材35.36は互いに相対回動
可能にリンク結合され、伸長状態ではローダ部3とアラ
イメント部4とアンローダ部8とに届くようになってい
る。第1のアーム部材35の上面には、半導体ウェハ1
の真空吸着用の真空吸着孔37が形成されている。
この搬送アーム機構4は、第3図〜第5図に示されるよ
うに、アーム回転駆動モーフ38と、アーム伸縮駆動モ
ータ39と、アーム伸縮センサ40と、アーム回転原点
41と、アーム回転リミット42と、ウェハチャック用
電磁弁43と、ウェハチャック用真空スイッチ44と、
上下用駆動モータ45と、上限センサ46と、下限セン
サ47とを有している。
さらに、第6図〜第8図に示すように、前記アライメン
ト部5は、搬送アーム機構4のウェハチャックアーム3
4で搬送されて来た半導体ウェハ1を支持するウェハチ
ャックスピンドル(ウェハ支持手段)48と、アライメ
ントアーム49と、半導体ウェハ1のオリエンテーショ
ンフラット1aを検出するようウェハ寸法毎に設けられ
た複数個のオリフラセンサ50と、原点側オリフラセン
サ51と、リミット側オリフラセンサ52と、オリフラ
センサ駆動モータ(センサ駆動手段)53と、ウェハチ
ャックスピンドル48を上下駆動するスピンドル上下駆
動モータ54と、ウェハチャックスピンドル48を回転
駆動するスピンドル回転モータ(ウェハ回転手段)55
と、スピンドル上限センサ56と、スピンドル下限セン
サ57と、アライメントアーム49を開閉駆動するアラ
イメントアーム開閉駆動モータ58と、アライメントア
ーム開センサ59と、アライメントアーム閉センサ60
とよりなる。
前記ウェハ移し替え部6は、その先端側の下側に半導体
ウェハ1を側面方向から収容して保持するウェハ保持空
間62を有する面方向に回動可能な移し替えアーム61
と、該移し替えアーム61を前記アライメント部5と試
料台ユニット部7との間で回動させる移し替えアーム駆
動モータ(移し替えアーム駆動手段)63と、移し替え
アーム61を第1図の状態に戻すよう引張復帰作用を与
えるばね64とを備えている。
さらに前記試料台ユニット部7は、第9図〜第11図に
示すように、その上面に半導体ウェハ1を真空吸着して
保持する前記真空チャック28と、半導体ウェハ1を該
真空チャック28の表面から上昇させて前記ウェハ移し
替えアーム61のウェハ保持空間62に該半導体ウェハ
Iを授受するため該真空チャック28の厚さ方向に上下
動可能に配設されたウェハ突上げピン65と、このウェ
ハ突上げピン65を上下動させるためのピン上下駆動モ
ータ(ピン駆動手段) 66と、前記真空チャンク28
およびウェハ突上げピン65などを上下移動させる試料
台上下駆動モータ(試料台駆動手段)67と、ギャップ
スペーサ68とを備えている。
なお、試料台ユニット部7は第12図に示すような構造
とすることもできる。
また、前記アンローダ部8は第1図に示すように、カセ
ット設置部69上に設けられたウェハ回収用のカセット
70を有しており、走査光子顕微鏡2による表面評価を
終了した半導体ウェハ1を、ウェハ移し替え部6.アラ
イメント部5.撤送アーム機構4を経て回収し、アンロ
ーディングするように構成されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、ロ、−ダ部3のカセット33にセットされり”ン
ぐ た半導体ウェハ1のうちの1枚毎に搬送アーム機構4の
ウェハチャックアーム34により該カセット33から取
り出され、第1のアーム部材35と第2のアーム部材3
6との伸長および回動により、アライメントB5のウェ
ハチャックスピンドル48上に載置される。
そして、ウェハチャンクスピンドル48上の半導体ウェ
ハ1は、オリフラセンサ50.51.52によりそのオ
リエンテーションフラットlaを検出され、かつアライ
メントアーム49などの働きによって所定の方向に位置
決めされる。
アライメントを完了した半導体ウェハ1はウェハチャッ
クスピンドル48の上昇状、熊において、ウェハ移し替
え部6の移し替えアーム61のウェハ保持空間62の中
に側面方向から収容され、該移し替えアーム61の回動
により試料台ユニント部7の真空チャック28上に載置
され、所定位置に吸着固定される。
この状態で、半導体ウェハ1の表面上に走査光子顕微鏡
弘賞ら光子線を照射して走査し・半導体ウェハ1から発
生される光電圧を利用して走査画像を得ることによって
、半導体ウェハ1の表面の評価を行う。
このようにして、表面評価を終了した半導体ウェハ1は
試料台ユニット部7からウェハ移し替え部6.アライメ
ント部5.W!送アーム機構4を経てアンローダ部8の
カセット70に1枚ずつ回収され、アンローディングさ
れる。
本実施例においては、以上の如く、半導体ウェハ1のロ
ーディング、搬送、アライメント、移し替え1表面評価
、アンローディングなどの操作はすべて自動的に能率良
く行われる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。
たとえば、表面評価手段の形式、あるいは搬送アーム機
構4.アライメント部5.移し替え部6試料台ユニット
部7などの細部の構造などは前実施例以外のものとする
ことができる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその利用分野である半導体ウェハの表面汚染や表面欠
陥、特性の評価に適用した場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、たとえばそれ以外のため
に、ンリコンや化合物半導体などよりなる半導体ウェハ
の表面を評価する場合に広く適用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものによ
って得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりで
ある。
(1)、半導体ウェハの表面を評価する表面評価手段と
、半導体ウェハをローディングするローダ部と、このロ
ーダ部の半導体ウェハを前記表面評価手段の所定部位に
搬送する搬送系と、前記表面評価手段による表面評価を
終了した半導体ウェハをアンローディングするアンロー
ダ部とを1つのユニットとして組み込んでなることによ
り、全機構が1つのユニットとしての単体装置構造に構
成され、コンパクトな構造を得ることができる。
(2)、前記(1)により、半導体ウェハの搬送などの
操作をすべて自動的に能率良く実行できる。
〔3)、前記表面評価手段が、半導体ウェハの表面上で
光子線を走査することにより得られた光電圧を用いて走
査画像を形成する走査光子顕微鏡であることにより、半
導体ウェハの表面評価を非接触か・つ非破壊で効率良く
行うことができる。
(4)  半導体ウェハの表面上で光子線を走査するこ
とにより得られた光電圧を用いて走査画像を形成する走
査光子顕微鏡と、半導体ウェハをローディングするカセ
ットを有するローダ部と、このローダ部の半導体ウェハ
を受け取って搬送する搬送アーム機構と、この搬送アー
ム機構から受け取った半導体ウェハを所定の方向に位置
決めするアライメント部と、このアライメント部で所定
の方向に位置決めされた半導体ウェハを移し替えるウェ
ハ移し替え部と、このウェハ移し替え部から移し替えら
れた半導体ウェハを所定部位に支持し、前記走査光子顕
微鏡による光子線の走査で半導体ウェハの表面を評価す
る試料台ユニット部と、この試料台ユニット部で表面評
価を終了した半導体ウェハを該試料台ユニットIから前
記ウェハ移し替え部、前記アライメント部、前記搬送ア
ーム機構を経て回収するカセットを有するアンローダ部
とを1つのユニットとして組み込んでなることにより、
前記(L)、 (2)、 (3)と同様に、優れた諸効
果を相乗的に得ることができる。
(5)、前記搬送アーム機構が前記ローダ部の前記カセ
ット内に収容された半導体ウェハを1枚ずつ受け取って
真空吸着する真空吸着孔をその上面に有する第1のアー
ム部材と、該第1のアーム部材と互いに相対回動可能か
つ伸縮可能にリンク結合された第2のアーム部材とから
なるウェハチャックアームを備え、前記第1および第2
のアーム部材はそれらが互いに略一直線状に配向された
伸長状態において半導体ウェハを前記ローダ部と、前記
アライメント部との間、および前記アライメント部と前
記アンローダ部との間で授受するよう構成されているこ
とにより、簡単かつコンパクトな搬送アーム機構による
半導体ウェハの自動搬送が可能である。
(6)、前記アライメント部が、半導体ウェハを載置す
る昇降可能なウェハ支持手段と、このウェハ支持手段に
支持された半導体ウェハのオリエンテーションフラット
を検出して該半導体ウェハの方向を位置決めするセンサ
と、半導体ウェハを面方向に回転させるウェハ回転手段
と、前記センサを駆動するセンサ駆動手段とからなるこ
とにより、半導体ウェハをその表面評価のために好適な
所定の方向に確実かつ精度良く位置決めできる。
(7)、前記ウェハ移し替え部が、前記アライメント部
の半導体ウェハをその側面方向から収容して保持するウ
ェハ保持空間を有する面方向に回動可能な移し替えアー
ムと、この移し替えアームを前記アライメント部と前記
試料台ユニット部との間で回動させる移し替えアーム駆
動手段とからなることにより、半導体ウェハの移し替え
を簡単な構造で確実に行うことができ、半導体ウェハの
損傷も防止することが可能である。
(8)、 前記試料台ユニット部が、その上面に半導体
ウェハを真空吸着して保持する真空チャックとこの真空
チャックの厚さ方向に貫通して上下移動可能に配設され
、該真空チャックの表面から突出して半導体ウェハを該
真空チャックの表面から上昇させるウェハ突上げピンと
、このウェハ突上げピンを軸方向に上下移動させるピン
駆動手段と、前記真空チャックおよび前記ウェハ突上げ
ピンを上下移動させる試料台駆動手段とからなることに
より、半導体ウェハの表面評価時のための保持および表
面評価終了後の回収などを確実に自動化することができ
る。
(9)、@記〔1〕〜(8)により、半導体ウェハの表
面評価などの一貫自動化を容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である半導体ウェハの表面評
価手段の要部を示す斜視図、 第2図はその表面評価手段の一例としての走査光子顕微
鏡を中心に説明するための概略図、第3図は本発明の装
置に組み込まれている搬送アーム機構の平面図、 第4図は同じくその側面図、 第5図は同じくその上下駆動部の側面図、第6図は本発
明の装置に組み込まれているアライメント部の平面図、 第7図は同じくその側面図、 第8図は同じくその正面図、 第9図は本発明の装置に組み込まれている試料台ユニッ
ト部の平面図、 第1O図は同じ(その正面図、 第11図は同じくその側面図、 第12図は本発明の装置に用いられる試料台ユニッ[B
の他の実施例を示す概略断面図である。 1・・・半導体ウェハ 1a・・・オリエンテーション
フラット、2・・・走査光子顕微鏡、3・・・ローダ部
、4・・・搬送アーム機構、5・・・アライメント部、
6・・・ウェハ移し替え部、7・・・試料台ユニッ[B
、8・・・アンローダ部、9・・・近赤外用陰掻線管(
CRT) 、10・・・青色用陰極線管(CRT) 、
11・・・青反射ミラー 12・・・3インチ視野レン
ズ、13・・・集光レンズ、14・・・輝度変調部、1
5・・・走査制御部、16・・・発振器、17・ロック
インアンプ、I8・・・AD変換器、19・・・マイク
ロコンピュータ、20・・・操作パネル、21・・・フ
ロッピーディスク、22・・・フレームメモリ、23・
・・スキャンコンバータ、24・・・TVモニタ、25
・・・メカ制御部、26・・・メカドライブ、27・・
・ウェハ搬送系、28・・・真空チャック、29・・ガ
ラス板、30・・・透明電極、31・・・セラミック製
スペーサ、32・・・カセット設置部、33・・・カセ
ット、34・・・ウェハチャックアーム、35・・・第
1のアーム部材、36・・第2のアーム部材、37・・
・真空吸着孔、38・・・アーム回転駆動モータ、39
・・・アーム伸縮駆動モータ、40・・・アーム伸縮セ
ンサ、41・・・アーム回転原点、42・・・アーム回
転リミット、43・・・ウェハチャック用電磁弁、44
・・・ウェハチャック用真空スイッチ、45・・・上下
用駆動モータ、46・・・上限センサ、47・・・下限
センサ、48・・・ウェハチャックスピンドル(ウェハ
支持手段)、49・・・アライメントアーム、50・・
・オリフラセンサ、51・・・原点側オリフラセンサ、
52・・・リミット側オリフラセンサ、53・・・オリ
フラセンサ駆動モータ(センサ駆動手段)、54・・・
スピンドル上下駆動モータ、55・・・スピンドル回転
モータ(ウェハ回転手段)、56・・・スピンドル上限
センサ、57・・・スピンドル下限センサ、58・・・
アライメントアーム開閉駆動モータ、59・・・アライ
メントアーム開センサ、60・・・アライメントアーム
閉センサ、61・・・移し替えアーム、62・・・ウェ
ハ保持空間、63・・・移し替えアーム駆動モータ(移
し替えアーム駆動手段)、64・・・ばね、65・・・
ウェハ突上げビン、66・・・ビン上下駆動モータ(ビ
ン駆動手段)、67・・・試料台上下駆動モータ(試料
台駆動手段)、68・・・ギャップスペーサ、69・・
・カセット設置部、70・・・カセット。 第3図 第4図 第5図 乙 第 ア 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体ウェハの表面を評価する表面評価手段と、半
    導体ウェハをローディングするローダ部と、このローダ
    部の半導体ウェハを前記表面評価手段の所定部位に搬送
    する搬送系と、前記表面評価手段による表面評価を終了
    した半導体ウェハをアンローディングするアンローダ部
    とを1つのユニットとして組み込んでなる半導体ウェハ
    の表面評価装置。 2、前記表面評価手段が、半導体ウェハの表面上で光子
    線を走査することにより得られた光電圧を用いて走査画
    像を形成する走査光子顕微鏡であることを特徴とする請
    求項1記載の半導体ウェハの表面評価装置。 3、半導体ウェハの表面上で光子線を走査することによ
    り得られた光電圧を用いて走査画像を形成する走査光子
    顕微鏡と、半導体ウェハをローディングするカセットを
    有するローダ部と、このローダ部の半導体ウェハを受け
    取って搬送する搬送アーム機構と、この搬送アーム機構
    から受け取った半導体ウェハを所定の方向に位置決めす
    るアライメント部と、このアライメント部で所定の方向
    に位置決めされた半導体ウェハを移し替えるウェハ移し
    替え部と、このウェハ移し替え部から移し替えられた半
    導体ウェハを所定部位に支持し、前記走査光子顕微鏡に
    よる光子線の走査で半導体ウェハの表面を評価する試料
    台ユニット部と、この試料台ユニット部で表面評価を終
    了した半導体ウェハを該試料台ユニット部から前記ウェ
    ハ移し替え部、前記アライメント部、前記搬送アーム機
    構を経て回収するカセットを有するアンローダ部とを1
    つのユニットとして組み込んでなる半導体ウェハの表面
    評価装置。 4、前記搬送アーム機構が前記ローダ部の前記カセット
    内に収容された半導体ウェハを1枚ずつ受け取って真空
    吸着する真空吸着孔をその上面に有する第1のアーム部
    材と、該第1のアーム部材と互いに相対回動可能かつ伸
    縮可能にリンク結合された第2のアーム部材とからなる
    ウェハチャックアームを備え、前記第1および第2のア
    ーム部材はそれらが互いに略一直線状に配向された伸長
    状態において半導体ウェハを前記ローダ部と、前記アラ
    イメント部との間、および前記アライメント部と前記ア
    ンローダ部との間で授受するよう構成されていることを
    特徴とする請求項3記載の半導体ウェハの表面評価装置
    。 5、前記アライメント部が、半導体ウェハを載置する昇
    降可能なウェハ支持手段と、このウェハ支持手段に支持
    された半導体ウェハのオリエンテーションフラットを検
    出して該半導体ウェハの方向を位置決めするセンサと、
    半導体ウェハを面方向に回転させるウェハ回転手段と、
    前記センサを駆動するセンサ駆動手段とからなることを
    特徴とする請求項3または4記載の半導体ウェハの表面
    評価装置。 6、前記ウェハ移し替え部が、前記アライメント部の半
    導体ウェハをその側面方向から収容して保持するウェハ
    保持空間を有する面方向に回動可能な移し替えアームと
    、この移し替えアームを前記アライメント部と前記試料
    台ユニット部との間で回動させる移し替えアーム駆動手
    段とからなることを特徴とする請求項3、4または5記
    載の半導体ウェハの表面評価装置。 7、前記試料台ユニット部が、その上面に半導体ウェハ
    を真空吸着して保持する真空チャックとこの真空チャッ
    クの厚さ方向に貫通して上下移動可能に配設され、該真
    空チャックの表面から突出して半導体ウェハを該真空チ
    ャックの表面から上昇させるウェハ突上げピンと、この
    ウェハ突上げピンを軸方向に上下移動させるピン駆動手
    段と、前記真空チャックおよび前記ウェハ突上げピンを
    上下移動させる試料台駆動手段とからなることを特徴と
    する請求項3、4、5または6記載の半導体ウェハの表
    面評価装置。
JP23875888A 1988-09-26 1988-09-26 半導体ウエハの表面評価装置 Pending JPH0287543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23875888A JPH0287543A (ja) 1988-09-26 1988-09-26 半導体ウエハの表面評価装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23875888A JPH0287543A (ja) 1988-09-26 1988-09-26 半導体ウエハの表面評価装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0287543A true JPH0287543A (ja) 1990-03-28

Family

ID=17034828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23875888A Pending JPH0287543A (ja) 1988-09-26 1988-09-26 半導体ウエハの表面評価装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0287543A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007531890A (ja) * 2004-04-06 2007-11-08 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 物体の密度と寸法特性を測定する方法およびシステムならびに製造中の核燃料ペレットを検査する応用例

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007531890A (ja) * 2004-04-06 2007-11-08 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 物体の密度と寸法特性を測定する方法およびシステムならびに製造中の核燃料ペレットを検査する応用例

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI713132B (zh) 處理工具及其操作方法
US6509965B2 (en) Wafer inspection system for distinguishing pits and particles
WO2018188654A1 (zh) 太阳能电池硅片弯曲度和翘曲度检测装置和检测方法
TWI489533B (zh) 基板處理裝置及基板處理方法
TWI638426B (zh) Stripping device, stripping system, stripping method and information memory medium
CN109427609B (zh) 半导体晶片在线检验的系统及方法
JP5580806B2 (ja) 剥離装置、剥離システム、剥離方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
CN109270077B (zh) 一种光学检测系统
US6900135B2 (en) Buffer station for wafer backside cleaning and inspection
US7280197B1 (en) Wafer edge inspection apparatus
KR102136084B1 (ko) 웨이퍼의 에지 영역 검사 시스템
KR20150006371A (ko) 연마 방법 및 연마 장치
CN108538772B (zh) 适用于硅片生产线的收料装置
JP3744176B2 (ja) 半導体ウェーハの検査方法およびその装置
JPH0287543A (ja) 半導体ウエハの表面評価装置
JP2000114329A (ja) 基板端部の研削面の検査方法とその装置
JP4392213B2 (ja) 半導体基板のクラックの有無を検査する表面検査装置
KR20190119803A (ko) 웨이퍼의 에지 영역 검사장치 및 검사방법
US11951569B2 (en) Damage prevention during wafer edge trimming
CN211238169U (zh) 激光退火设备
JPH10242233A (ja) 半導体製造方法
KR20070002257A (ko) 웨이퍼 후면 결함 검출 장치
KR200198268Y1 (ko) 웨이퍼 검사장치
US20060120832A1 (en) Method and apparatus for handling a substrate
KR20190134275A (ko) 웨이퍼의 에지 영역 검사 시스템 및 검사 방법