JPH028719Y2 - - Google Patents

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JPH028719Y2
JPH028719Y2 JP3371985U JP3371985U JPH028719Y2 JP H028719 Y2 JPH028719 Y2 JP H028719Y2 JP 3371985 U JP3371985 U JP 3371985U JP 3371985 U JP3371985 U JP 3371985U JP H028719 Y2 JPH028719 Y2 JP H028719Y2
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shaft
width
tip
meat box
meat
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、機台の一側に立設されて回転する
丸刃に向けて機台上を往復するようにした肉箱に
付設され、肉箱内に敷設した下部コンベアと、上
方から肉箱内へ嵌入する上部コンベアとによつて
丸刃に向けて送り出される材料を、側方から進退
する幅寄せ板と肉箱の側壁との間で挾んでその横
振れを防止するようにした食肉スライサーの幅寄
せ装置に関する。
従来の技術 肉箱の一側に軸受部を立設し、この軸受部に、
材料の送り方向と直交する方向に進退する螺杆軸
と案内軸を互いに平行に軸受けし、この螺杆軸と
案内軸の先端に、肉箱の他側の側壁との間で、肉
箱内に敷設した下部コンベアと、上方から肉箱内
へ嵌入する上部コンベアとに送られる材料を挾ん
でその横振れを防止する幅寄せ板を固定した食肉
スライサーの幅寄せ装置には、例えば特公昭51−
33620号公報および特公昭59−43279号公報があ
る。
考案が解決しようとする問題点 上記のように構成した従来の幅寄せ装置は、幅
寄せ板を肉箱の幅方向に進退させる螺杆軸が、ほ
ぼ肉箱の横幅に相当する長さを具えた1本の軸で
形成されており、幅寄せ不用のときは肉箱の側方
に長く突出するものであつた。一般にこの種の食
肉スライサーは、幅寄せ板に対向する他側の側壁
を使用者の立つ手前側とし、螺杆軸の突出する側
面を向う側にして壁際等に設置することによつ
て、小さな食肉店でも据置面積を有効利用できる
ように用いられており、幅寄せ装置の螺杆軸の大
きな突出は使用上に不都合がある。また、肉箱と
共に往復するために作業上に危険を生ずることも
あるので、可及的に短縮したものの開発が望まれ
ていた。
問題点を解決するための手段 そこで本考案は、肉箱の一側に軸受部を立設
し、この軸受部に、材料の送り方向と直交する方
向に進退する螺杆軸と案内軸を互いに平行に軸受
けし、この螺杆軸と案内軸の先端に、肉箱の他側
の側壁との間で、肉箱内に敷設した下部コンベア
と、上方から肉箱内へ嵌入する上部コンベアとに
送られる材料を挾んでその横振れを防止する幅寄
せ板を固定した食肉スライサーの幅寄せ装置にお
いて、前記螺杆軸を外周面と内周面とにそれぞれ
ねじ部を設けて先端を開放した筒形の外軸と、こ
の外軸に外周面に設けたねじ部を螺合させて外軸
に嵌合して先端に前記幅寄せ板を固定した内軸と
の二重軸に形成したこと、上記外軸が前記軸受部
に軸受けされる部分に、該軸受部に固定されて外
軸の外周面の上記ねじ部と螺合する雌ねじ部材
と、外軸の外周に回転自在に嵌合して、前記肉箱
の底部に横架した幅寄せ操作用の回転軸にチエン
伝動されるスプロケツトとを設け、このスプロケ
ツトの内周面に突出させたピンを上記外軸の外周
面の長さ方向に形成した長溝に係合させたこと、
前記案内軸を上記螺杆軸と同様に、筒形で先端を
開放した外筒軸とこの外筒軸に嵌合して先端を前
記幅寄せ板に固定した内軸との二重軸に形成した
こと、上記外筒軸と内軸との嵌合面の一方にピン
を設け、他方にこのピンを嵌合して長さ方向に沿
う長溝を設けたこと、以上の構成を具えた食肉ス
ライサーの幅寄せ装置を提供するものである。
作 用 上記のように構成した本考案幅寄せ装置は、幅
寄せ操作用の回転軸にチエン伝動されるスプロケ
ツトが回転すると、同スプロケツトの内周面に突
出するピンと螺杆軸の外軸の長溝との係合によつ
て該外軸が回転する。この外軸の回転は、軸受部
に固定した雌ねじ部材と外軸の外周面のねじ部と
の螺合によつて外軸の進退運動に変換される一方
で、内周面のねじ部と内軸の外周面の螺合と、該
内軸の先端に固定されている幅寄せ板の回転阻止
との作用によつて内軸の非回転摺動に変換され、
内外両軸の同時進退によつて幅寄せ板の移動を生
ずる。一方、案内軸は、上記幅寄せ板の移動と共
に先づ内軸を追従させ、その追従限度で外筒軸に
追従摺動を生じさせるようにして二段の伸縮を行
なう。
実施例 以下に本考案の実施例を図面について説明す
る。
図において、Bはスライサーの機台(図示省
略)の一側に立設されて回転する丸刃(図示省
略)に向けて機台上を往復するように設けられる
肉箱、Cは肉箱Bの底部に敷設されて、肉箱Bの
前端部上方から嵌入する図示省略の上部コンベア
との間に挾む材料を第2,3図の左方へ間欠的に
送り出す下部コンベア、1は肉箱Bの一側に立設
した軸受部、2はこの軸受部1に、材料の送り方
向と直交する方向に進退自在に軸受けされた螺杆
軸、3は螺杆軸2と互いに平行に軸受部1に進退
自在に軸受けされた案内軸、4は螺杆軸2と案内
軸3の先端に固定されて、下部コンベアCと上部
コンベアとに送られる材料を第1図に示すように
肉箱Bの他側の側壁B′との間で挾んでその横振
れを防止する幅寄せ板である。
前記螺杆軸2は、第1,3図に示すように、外
周面と内周面とにそれぞれねじ部a,bを設けて
先端を開放した筒形の外軸5と、この外軸5に外
周面に設けたねじ部cを螺合させて外軸5に嵌合
して先端に前記幅寄せ板4を固定した内軸6との
二重軸構造を有する。7は上記外軸5が前記軸受
部1に軸受けされる部分で該軸受部1に固定され
て、外軸5の外周面の上記ねじ部aを螺合する雌
ねじ部材、8はこの雌ねじ部材7の内端に同軸上
に接して上記外軸5の外周に回転自在に嵌合し
て、前記肉箱Bの底部裏面に横架した幅寄せ操作
用の回転軸9にチエン伝動されるスプロケツト、
10はこのスプロケツト8の内周面に突出させた
ピン、11は上記外軸5の外周面の長さ方向に形
成されて上記ピン10を嵌合することにより、上
記スプロケツト8の回転を螺杆軸2の回転に伝動
する長溝である。
前記案内軸3も上記螺杆軸2と同様に、筒形で
先端を開放した滑面の外筒軸12と、この外筒軸
12に嵌合して先端を前記幅寄せ板4に固定した
内軸13との二重軸構造を有する。Dは内軸13
の最伸長姿勢で該内軸13が外筒軸12から脱落
するのを防止する脱落防止手段Dであり、該脱落
防止手段Dは次に示す構成より成る。すなわち、
第3図の14で示すように、上記外筒軸12と内
軸13との嵌合面の一方13に設けたピン、この
ピン14と嵌合するように外筒軸12の長さ方向
に沿つて設けた長溝15、以上の構成である。上
記ピン14と長溝15とによつて、案内軸3は、
幅寄せ板4の移動と共に先づ内軸13を追従さ
せ、長溝15の長さをその追従限度とし、次いで
外筒軸12に追従摺動を生じさせるという二段の
伸縮を行なう。
なお、第1図中左側に虚線で示す16は従来の
螺杆軸の位置を示し、dは本考案との突出長さの
差を示すものである。
上記のように構成したこの幅寄せ装置は、幅寄
せ操作用の回転軸9を回わすとチエン伝動を介し
てスプロケツト8が回転し、その回転はピン10
と長溝11とによつて螺杆軸2の外軸5に伝動さ
れる。外軸5は固定設置されている雌ねじ部材7
と螺合しているので、上記回転を外周面のねじ部
aの送りに変換して進退すると同時に、外軸5の
回転は、内周面のねじ部bと内軸6の外周面のね
じ部cとの螺合と、先端に固定した幅寄せ板4の
回転阻止作用とによつて内軸6の直線的な進退に
変換され、雌ねじ部材7のピツチの2倍の速さで
幅寄せ板4を移動する。
なお本考案は上記実用案に限定されるものでは
なく、例えば脱落防止手段Dは、案内軸を伸縮さ
せるためのピン14と長溝15に代えて、第4図
に示した様に、内軸13の内端と外筒軸12の外
端とにそれぞれ互いに嵌合面に接するフランジ2
0,21などを設けるようにすることは、本考案
の要旨にそう設計変更とするものである。
考案の効果 以上のようにして本考案は、幅寄せ装置の螺杆
軸と案内軸をそれぞれ二重軸構造に形成したの
で、幅寄せ板の非使用時に肉箱の側方へ突出する
螺杆軸と案内軸の突出長さを可及的に短縮するこ
とができ、食肉スライサーの据付上の制約や作業
上の危険を解消できるという実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は一方の側壁を外した同上の右側面
図、第3図及び第4図は同上の一部切欠平面図で
ある。 B……肉箱、C……下部コンベア、1……軸受
部、2……螺杆軸、3……案内軸、4……幅寄せ
板、5……外軸、a,b……ねじ部、6……内
軸、c……ねじ部、7……雌ねじ部材、8……ス
プロケツト、9……回転軸、10……ピン、11
……長溝、12……外筒軸、13……内軸、14
……ピン、15……長溝、16……従来の螺杆
軸、d……短縮長さ、D……脱落防止手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 肉箱Bの一側に軸受部1を立設し、この軸受部
    1に、材料の送り方向と直交する方向に進退す螺
    杆軸2と案内軸3を互いに平行に軸受けし、この
    螺杆軸2と案内軸3の先端に、肉箱Bの他側の側
    壁B′との間で、肉箱内に敷設した下部コンベア
    Cと、上方から肉箱内へ嵌入する上部コンベアと
    に送られる材料を挟んでその横振れを防止する幅
    寄せ板4を固定した食肉スライサーの幅寄せ装置
    において、前記螺杆軸2を外周面と内周面とにそ
    れぞれねじ部a,bを設けて先端を開放した筒形
    の外軸5と、この外軸5に外周面に設けたねじ部
    cを螺合させて外軸5に嵌合して先端に前記幅寄
    せ板4を固定した内軸6との二重軸に形成したこ
    とと、上記外軸5が前記軸受部1に軸受けされる
    部分に、該軸受部1に固定されて外軸5の外周面
    の上記ねじ部aと螺合する雌ねじ部材7と、外軸
    5の外周に回転自在に嵌合して、前記肉箱Bの底
    部に横架した幅寄せ操作用の回転軸9にチエン伝
    動されるスプロケツト8とを設け、このスプロケ
    ツト8の内周面に突出させたピン10を上記外軸
    5の外周面の長さ方向に形成した長溝11に係合
    させたこと、前記案内軸3を上記螺杆軸2と同様
    に、筒形で先端を開放した外筒軸12と、この外
    筒軸12に摺動自在に嵌合して先端を前記幅寄せ
    板4に固定した内軸13との二重軸に形成したこ
    と、上記内軸13の最伸長姿勢で該内軸13が外
    筒軸12から脱落するのを防止する脱落防止手段
    Dを設けたこと、以上の構成を具えたことを特徴
    とする食肉スライサーの幅寄せ装置。
JP3371985U 1985-03-08 1985-03-08 Expired JPH028719Y2 (ja)

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JPS61151893U JPS61151893U (ja) 1986-09-19
JPH028719Y2 true JPH028719Y2 (ja) 1990-03-01

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