JPH0286575A - 群管理制御エレベータ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、複数の階床に対して複数のエレベータを就
役させる群管理制御エレベータ装置に係り、特にインテ
リジェントビル対応の群管理制御エレベータ装置に関す
る。

（従来の技術） 近年、複数台のエレベータを並設した場合に、エレベー
タの運転効率向上及びエレベータ利用者へのサービス向
上を図るために、各階床のホール呼びに対して応答する
エレベータをマイクロコンピュータなどの小型コンピュ
ータを用いて合理的かつ速やかに割当てるようにするこ
とが行われている。すなわち、ホール呼びが発生すると
、そのホール呼びに対してサービスする最適なエレベー
タを選定して割当てると共に、他のエレベータはそのホ
ール呼びに応答しないようにしている。

このような方式の群管理制御において、最近では学習機
能を有したものが現われ、リアルタイムで各ホール呼び
に応答した場合のかご呼び登録データの測定、乗降荷重
のデータ測定など学習データによる階間交通量の把握や
各ホールでの平均到着間隔時間の把握などが行われるよ
うになった。

そして、前記測定データを基に各時間帯ごとに測定デー
タを処理し、各ビル固有の需要を把握しホール呼び発生
時の最適号機の決定、出動時、昼食時、退勤時間帯など
の設定、閑散時の分散待機ゾーンの設定、省エネルギー
のための休止台数の設定などの群管理制御に直接的に応
答している。

群管理制御装置は、上記機能を通常、複数のマイクロコ
ンピュータなどの小型コンピュータにより分散処理して
おり、また群管理制御装置とマスタースレーブの関係で
接続されている単体エレベータ制御用の単体制御装置も
マイクロコンピュータなどの小型コンピュータにより構
成されていてデジタル化されており、群管理制御装置と
単体制御装置とのコンピュータ間直列伝送などの伝送ラ
インにより高速で情報の伝達を行なっている。

このように、群管理制御を行なうエレベータ装置は、マ
イクロコンピュータによる制御のソフトウェア比率の増
加、コンピュータ間の高速情報伝達などシステム全体が
複雑化、デジタル化されてくる傾向にある。

一方、米国に端を発し、近年都市部を中心に発達しつつ
あるビルのインテリジェント化、いわゆるインテリジェ
ントビルの出現によってビルシステム内の多様化が進み
、ビルの情報通信システムが完備されるようになって、
オフィスオートメーション（以下、ＯＡと称する）シス
テムを中心としてビル内ＯＡ支援サービスか発達し、各
ビル固有の情報データが整備され、ビル内のローカルエ
リアネットワーク（ＬＡＮ）を介しての情報通信が実施
されるようになっている。

このような状況下において、近年、ビル構内電話回線と
エレベータ装置とを連動させたシステムが実用化されつ
つある。代表的な例として電話機からの遠隔操作指令に
よるＶＩＰ運転があり、群管理エレベータグループ内の
特定の１台をＶＩＰ専用号機として切離し、該当エレベ
ータは呼びがなくなると専用ボタンに対してのみサービ
スを実施する機能を有する。

しかしながら、前記遠隔操作指令によるＶＩＰ運転を行
なうと一定時間群管理制御エレベータ台数が減少するた
め、他の一般利用客に対するサービス低下となる問題点
を有し、かつ前記問題点により任意の電話機から利用で
きるにも拘らず一般利用者への利用制限があり、特定の
人しか使用できないため利用頻度が低く、せっかくエレ
ベータシステムと連動するための装置を設置してもコス
トパフォーマンスが悪＜、−酸ユーザへのサービス向上
を図ることができない問題点があった。

また、遠隔操作機能は一方向性の指令であるために配車
要求と同期して電話操作を行わなければならず、事前に
配車予約を行う機能がないために事務所やビルなとにお
ける朝のスケジュール確認時に事前に所定の時刻にエレ
ベータが利用階に刊行しているように電話による遠隔操
作ができず、使い勝手上不便である問題点もあった。

さらに、事前に所定の時刻にエレベータの配車要求が可
能であるようにしても、このような遠隔操作端末からの
入力では人が入力処理をするために入力ミス、入力洩れ
などが発生する可能性が大きく、一般利用者への簡易な
操作サービスに供することが困難である問題点もあった
。

（発明が解決しようとする課題） このように、従来の群管理制御エレベータ装置における
ビル構内電話回線を利用したエレベータの呼び寄せサー
ビス機能は、前記ＶＩＰ運転に代表されるように他の一
般乗降客に悪影響を与える場合があり、かつ前記理由に
よりビル管理などの特定の人しか操作できない形態のも
のがほとんどであり、重要顧客来訪に対するサービス程
度にしか利用されず、利用頻度が低くてコストのかかる
問題点があった。

また、群管理エレベータの中から１台を完全に独立させ
るまでは行かないが、重要顧客のために一時的に専用の
１台を割当てる機能として電話機による該５階のホール
呼びの自動登録を行なうものが考えられるが、このよう
な機能のものでは電話機により登録した後エレベータが
どの程度の待ち時間で来るのか不明であり、遅く出過ぎ
た場合や、既に登録済みの階に呼び登録をしたような場
合には、ホールにいくまでの間にエレベータに対する乗
降が終了して発車してしまっており、再度ホールで呼び
登録を行なわなければならない事態が起こり易く、結局
、ホールまで行って登録操作する従来の方式と変わらず
、遠隔操作指令によるメリットを見出だすことができな
い問題点もあった。

この発明はこのような従来の問題点を解決するためにな
されたもので、エレベータ利用者の本来の目的である行
先階と行先階到着時刻とをビル内の個人用スケジュール
管理データベースがら自動的に割り出して入力すること
により、任意の行先階への列前時刻要求を満たすエレベ
ータ配車を行う予約機能を付加すると共に、応答号機の
乗車階の到着タイミングにて電話回線を利用してエレベ
ータ利用対象者への確認応答報知を行うことにより、一
般利用者が任意に利用でき、しかもデータ入力′の自動
化により操作が簡単で入力ミスも起こり難く、さ′らに
目的階への到着Ｐ定時刻を入力データとして予約するこ
とが可能であり、他のホール呼びによる群管理制御サー
ビスを低下させることもない群管理制御エレベータ装置
を提供することを目「白とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） この発明の群管理制御エレベータ装置は、ビル内の個人
用スケジュールを登録する個人用スケジュール管理デー
タベースと、 ビル内電話回線に接続され、前記データベースに入力さ
れるビル内各人の行動予定情報を随時に取出し、この入
力情報を基にして利用階、行先階、行先階到着予定時刻
を含むエレベータ要求指令情報を生成し、かつ最適エレ
ベータの応答時に前記電話回線を介してエレベータ利用
対象者の電話機に対して応答指令報知を行なうインタフ
ェース部と、 複数の階床に対して複数のエレベータを就役させ、発生
したホール呼びに対して所定の評価計算を行ない、最適
エレベータを選択して応答させると共に、前記インタフ
ェース部がら入力されるエレベータ要求指令に対してエ
レベータの配車予約を行い、到着予定時刻付近に行先階
に到着が予測される最適エレベータを利用階にて自動的
に選択し、該当エレベータの応答時に前記インタフェー
ス部に対して前記電話回線を介してエレベータ利用者に
対する応答指令報知を行うための指令情報を与える群管
理制御部とを備えたものである。

（作用） この発明の群管理制御エレベータ装置では、群管理制御
部が複数の階床に対して複数のエレベータを就役させ、
発生したホール呼びに対して所定のＬＰ価計算を行ない
、最適エレベータを選択１２て応答させることができる
。

そして、ビル内個人用スケジュール管理データベースに
登録されている個人スケジュールよりインタフェース部
を介してエレベータ利用者のエレベータ予約を自動的に
行うことができ、しかも最適エレベータの応答時には、
エレベータ応答を電話回線を介してエレベータ予約者に
自動的に報知することができる。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説する。

第１図は、この発明の一実施例のシステムブロック図で
あり、第２図はエレベータ制御システムの詳しい構成を
示すブロック図であり、第３図は第２図におけるエレベ
ータシステムインタフェース部の詳しい構成を示すシス
テムブロック図である。

第１図において、ビル内のブツシュ式電話機１ｉ、ｌｊ
、・・・が電話コンセント２を介して構内電話交換機３
に接続されて構成される通常のビル構内電話網システム
に対して、エレベータ制御システム４がエレベータ機械
室内に設置される電話コンセント２を介して接続され、
ビル構内ブツシュ式電話機１ｉ、ｌｊ、・・・の遠隔操
作ができるようになっている。

また、エレベータ制御システム４には、ビル居住の人々
の個人用スケジュールを管理するための個人用スケジュ
ール管理データベース５が接続されている。

エレベータ制御システム４とビル構内電話交換機３とは
、第２図に示すようにエレベータシステムインタフェー
ス部６により接続されている。そして、このエレベータ
システムインタフェース部６はスケジュール管理データ
ベース５をもエレベータ制御システム４と接続する。

第２図に詳しいように、前記エレベータ制御システム４
は、群管理制御を司どる群管理制御部７と各エレベータ
単体の制御を行なう単体制御部８−１〜８−Ｎとの間を
、情報伝送用の高速伝送系９および低速伝送系１０を介
して物理的に接続した構成となっている。

前記群管理制御部７及び単体制御部８−１〜８−Ｎは、
単数あるいは複数のマイクロコンピュータなどの小型コ
ンピュータにより構成されており、ソフトウェアの管理
下で動作するものである。

高速伝送系９は群管理制御部７と各単体制御部８−１〜
８−Ｎとの間、すなわち主に機械室の制御コンピュータ
間の伝送を行なう伝送制御系であって、群管理制御に必
要な制御情報の授受を群管理制御部７と単体制御部８−
１〜８−Ｎとの間で物理的伝送路を介して高速で行なう
。

低速伝送系１０は、各階床のホール呼びユニット１１−
１〜１１−Ｍなど主に昇降路を介して送られる情報の伝
送を行なう伝送制御系であり、高速伝送系９に比較して
伝送速度は低速である。そして、この低速伝送系１０は
一般に長距離のため光ケーブル等により構成されており
、群管理制御部７と単体制御部８−１〜８−Ｎとの間で
データの授受を行なう。

ホール呼びユニット１１−１〜１１−Ｍと低速伝送系１
０との間には伝送制御部１２−１〜１２−Ｍが介在して
おり、両者間の情報授受の制御を行なうようにしである
。

群管理制御部７が正常な場合は、ホール呼びユニット１
１−１〜１１−Ｍによるホール呼びは低速伝送系１０を
介して群管理制御部７に伝送されて制御が行われ、ホー
ル呼びが登録されると登録ランプをセットすると共に、
高速伝送系９を介して送られてくる単体制御部８−１〜
８−Ｎからの情報をベースに最適号機を決定し、その単
体に対して制御指令を行なう。そして、制御指令を受け
た単体制御部８−１〜８−Ｎは、その制御指令をホール
呼び情報として単体制御を行なう。

前記エレベータシステムインタフェース部６は、前記エ
レベータＬＡＮである高速伝送系９を介して各周辺シス
テムとのインタフェースを有する遠隔操作制御機能部で
あり、第３図に示すようにビル構内電話交換機３に対す
る出力機能を司どる電話機出力制御部１３と、この出力
制御部１３と連動じてエレベータ利用対象者の電話機１
ｉ、ｌｊ。

・・・との通話時に案内報知機能を司どる音声合成制御
部１４と、個人用スケジュール管理データベース５から
会議への出席、面接その他の目的のために階間移動を必
要とする各人のスケジュールの追加、変更を随時モニタ
し、入力し、かつエレベータ予約指令データ（利用階、
行先階、行先階到着時刻等）を割り出すデータ入力制御
部１５と、エレベータＬＡＮ高速伝送系９との入出力機
能を司どる群管理入出力制御部１６とから構成されてい
る。

前記個人用スケジュール管理データベース５と、エレベ
ータＬＡＮ高速伝送系９からの人出力により得られた信
号の変換及び音声合成制御部１４の音声による案内報知
を行うためのデータベースとは、マイクロコンピュータ
等の小型コンピュータにより構成されており、ソフトウ
ェア管理の下で動作し、プログラマブルにデータや論理
の変更が可能な構成となっている。

すなわち、個人用スケジュール管理データベース５はデ
ータ入力制御部１５を介してアクセスされ、エレベータ
要求指令データ（利用階、行先階、行先階到着時刻等）
に変換され、群管理人出力制御部１６からエレベータＬ
ＡＮ高速伝送系９を介して群管理制御部７に要求指令を
出力すると共に、前記要求指令に対するエレベータ応答
号機が選定され、応答により群管理制御部７から電話機
出力制御部１３を介してエレベータ利用対象者用電話１
ｉｉｉ、ｌｊ、・・・の該当するターミナルに対して応
答情報が出力することができるのである。

上記の構成の群管理制御エレベータ装置の動作について
、次に説明する。

通常の動作では、利用者がホール呼びボタン１１−１〜
１１−Ｍのうち自分のいる階のホール呼びボタンを押す
ことにより、伝送制御部１２−１〜１２−Ｍの対応する
制御部を介して群管理制御部７にホール呼び情報が入力
され、群管理制御部７では各エレベータの動作状況を考
慮してホール呼び階に配車する最適号機を選定し、該当
するエレベータの単体制御部８−１〜８−Ｎに配車指令
を与えることによりホール呼び応答動作を行う。

次に、個人スケジュール管理データベース５に登録され
ている個人スケジュールデータに基づく自動配車制御動
作について説明する。

第４図（ａ）、（ｂ）は、エレベータシステムインタフ
ェース部６の制御機能動作を示すフローチャートであり
、第５図は群管理制御部７の制御機能動作を示すフロー
チャートであり、第６図は個人用スケジュール管理デー
タベース５のデータ構造を示している。

個人用スケジュール管理データベース５には、第６図に
示すようにスケジュール表の日付、スケジュール項目、
移動先、移動時刻等が認識できる内容のデータが登録さ
れている。

エレベータシステムインタフェース部６は、個人用スケ
ジュール管理データベース５を逐次モニタし、データア
クセスを実行し、当日の行動予定の追加、変更の有無の
確認を行い、さらにそれが階間移動を必要とする内容（
居住階外の会議室や応接室への移動等）であればそのタ
イミングでエレベータシステムインタフェース部６によ
り第４図（ａ）に示すフローチャートに基づき制御動作
が実行される。

すなわち、データ入力制御部１５を介して入力された個
人用スケジュール管理データベース５のスケジュールデ
ータより当該スケジュールデータ対象者の利用階、行先
階、行先階到着時刻（この場合、会議等の開催時刻より
少し早め、例えば５分前に設定されるものとする）、後
のエレベータ応答時のためのエレベータ利用対象者用電
話機のターミナルコード等、エレベータ応答要求指令デ
ータを検索し、生成する（ステップＳｌ）。

そして、群管理入出力制御部１６を介して群管理制御部
７に上記エレベータ応答要求指令データを入力する（ス
テップＳ２．Ｓ３）。

群管理制御部７は、この入力情報に基づき第５図のフロ
ーチャートに示す制御動作を行う。

つまり、群管理人出力制御部１６からのデータは群管理
制御部７に記憶しておき（ステップ５１１）、群管理制
御部７に内蔵された時刻システムタイマにより前記行先
階到着要求時刻データに対するモニタを行う（ステップ
５１２）。

そして、到着要求時刻の一定時間以前より通常のホール
呼び階床として仮想的にホール呼びの割当処理を起動し
、最適号機を選定すると共に（ステップ５１３）、該当
号機の行先階までのサービス完了時間を演算することに
より行先階への到着Ｔ−Ａｐｒ時刻ｔｓを求める（ステ
ップ５１４）。

こうして求めた到着予測時刻ｔｓと行先階到着要求時刻
とを比較しくステップ５１６）、到着予測時刻ｔｓが要
求時刻以前で、かつ時間差が一定値以内にあるとき最適
号機として割当指令出力を行う（ステップ８１６，５１
７）。

前記ステップＳ１６において、一定時間範囲内に入らな
い場合には、一定時間単位にてステップ３１３からの仮
′割当処理を行先階の到着予測時刻ｔｓが一定範囲内に
入るまで再度起動し、最適号機選出動作を繰り返す。

最適号機が選定されると、エレベータＬ　Ａ　Ｎ　高速
伝送系９を介して単体制御部８−１〜８−Ｎの該当制御
部に割当指令を行い（ステップ５１７）、最適号機が応
答する一定時間前にてエレベータＬＡＮ高速伝送系９を
介してエレベータシステムインタフェース部６に対して
該当応答要求指令に対する応答指令出力を行う（ステッ
プ３１８，５１９）。

こうして最適号機が選定され、応答要求指令が出力され
ると、エレベータシステムインタフェース部６において
第４図（ｂ）に示すフローチャートにより群管理入出力
制御部１６を介して前記応答指令データの入力を行い（
ステップＳ４）、エレベータ利用対象者用電話機１ｉ、
ｌｊ、・・・の該５機のターミナルコードに対してデー
タリンク確立要求指令を行う（ステップＳ５）。

そして、通話確立状部にて音声合成制御部１４から予め
設定されている音声案内により応答号機及び間も無く到
着する主旨の応答案内出力を行い（ステップＳ６．Ｓ７
）、エレベータシステムインタフェース部６側よりデー
タリンク解除を行い、一連の動作を完了する（ステップ
Ｓ８）。

このようにして、この実施例の群管理制御エレベータ装
置の場合、複数の階床に対して複数のエレベータを就役
させ、共通のホール呼びに対１−で最適エレベータを選
択して応答させることができるたけではなく、ビル内個
人用スケジュール管理データベースとビル内電話回線に
よって接続することによりエレベータの自動予約受付を
行い、該当エレベータの応答時にエレベータ利用対象者
に対して電話により自動的に応答指令案内報知を行うこ
とによって、遠・隔操作によるエレベータの予約配車サ
ービス機能を提供することができる。

従って、エレベータの運行効率を低下させることなく前
記エレベータ配車を実現し、他の階床のサービス低下を
まねくことなく一般利用者かη１１１限なく利用できる
と共に、利用者の行先階への到着要求時刻ベースにてエ
レベータ配車予約が可能であるため効率の良いサービス
を供することができる。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、群管理制御部によりエ
レベータの通常の群管理制御を行うと共に、個人用スケ
ジュール管理データベースに対するインタフェース部を
設けてビル内層住者の個人別スケジュールに応じた自動
予約を行うようにしており、かつ従来のエレベータ−台
切離しとなるＶＩＰ運転とは異なり、一般利用者も使用
できる環境であるためシステムの利用頻度を向上させる
ことができると共に行先階到着時刻をベースとしたエレ
ベータ応答要求が可能であり、またエレベータ運行効率
を低下させることなくエレベータ配車が可能となる。

また、自動予約運転の場合には、予約運転されるエレベ
ータについて電話回線を利用して予約要求者に適切なタ
イミングで自動的に案内報知するようにしているため、
利用者がホールで待ったり、ホールに遅く行き過ぎてエ
レベータがすでに出発してしまった後になったりするこ
ともなく、確実に乗車することができる。

さらに個人用スケジュール管理データベースの登録デー
タに基づいて自動配車予約するため、利５用賃が自らエ
レベータの利用予約登録する場合に比べて入力ミスが起
ることも少なく、予約サービスの向上か図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック図、第２図は上
記実施例におけるエレベータ制御システムの詳細な構成
を示すブロック図、第３図は上記実施例におけるエレベ
ータシステムインタフェース部の構成を示すブロック図
、第４図（ａ）（ｂ）は上記実施例におけるエレベータ
システムインタフェース部の制御動作を示すフローチャ
ー１・、第５図は上記実施例における群管理制御部の自
動予約制御動作を示すフローチャート、第６図は上記実
施例における個人用スケジュール管理データベースのデ
ータ構造図である。 １ｉ、ｌｊ、・・・・電話機 ２・電話コンセント　３：構内電話交換機４：エレベー
タ制御システム ５・個人用スケジュール管理データベース６：エレベー
タシステムインタフエース部７：群管理制御部 ８−１〜８−Ｎ：単体制御部 ９：エレベータＬＡＮ高速伝送系 １０：エレベータＬＡＮ低速伝送系 １１−１〜１１−Ｍ：ホール呼びボタン１２−１〜１２
−Ｍ：伝送制御部 １３：電話機出力制御部 ］４：音声合成制御部　１５：データ入力制御部１６：
群管理入出力制御部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ビル内の個人用スケジュールを登録する個人用スケジュ
   ール管理データベースと、 ビル内電話回線に接続され、前記データベースに入力さ
   れるビル内各人の行動予定情報を随時に取出し、この入
   力情報を基にして利用階、行先階、行先階到着予定時刻
   を含むエレベータ要求指令情報を生成し、かつ最適エレ
   ベータの応答時に前記電話回線を介してエレベータ利用
   対象者の電話機に対して応答指令報知を行なうインタフ
   ェース部と、 複数の階床に対して複数のエレベータを就役させ、発生
   したホール呼びに対して所定の評価計算を行ない、最適
   エレベータを選択して応答させると共に、前記インタフ
   ェース部から入力されるエレベータ要求指令に対してエ
   レベータの配車予約を行い、到着予定時刻付近に行先階
   に到着が予測される最適エレベータを利用階にて自動的
   に選択し、該当エレベータの応答時に前記インタフェー
   ス部に対して前記電話回線を介してエレベータ利用者に
   対する応答指令報知を行うための指令情報を与える群管
   理制御部とを備えて成る群管理制御エレベータ装置。