JPH0286377A - ジャギー消去装置 - Google Patents

ジャギー消去装置

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JPH0286377A
JPH0286377A JP23825588A JP23825588A JPH0286377A JP H0286377 A JPH0286377 A JP H0286377A JP 23825588 A JP23825588 A JP 23825588A JP 23825588 A JP23825588 A JP 23825588A JP H0286377 A JPH0286377 A JP H0286377A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、文字または図形等のキャラクタ信号を背景映
像信号に重畳してテレビ画面に表示した際に、キャラク
タパターンの境界付近に生ずるジャギーを消去する装置
に関する。
[従来の技術] テレビジョン装置では、画面に表示される映像のある領
域にテロップなどの文字を挿入して表示することがよく
行われている。
このように、文字等を重畳して表示するためには、キャ
ラクタ信号発生器よりディジタル的にキャラクタパター
ンを発生させ、これをアナログ信号に変換した後に背景
映像信号にスーパーインポーズ(混合)して重畳信号を
得、この信号に基づき画面に表示している。このような
態様としては、テレビ局側で文字を重畳させた信号を送
波し、これを受信器で受信して表示するもの、あるいは
近年普及の著しいビデオテープの編集として、ユーザー
側で自分の録画した映像にタイトルなどを挿入するもの
などが有る。
[発明が解決しようとする問題点] 映像信号にスーパーインポーズされるキャラクタ信号は
、文字パターンなどがディジタル的に発生しているため
、特に背景と文字パターン等との境界で輝度レベルに大
きな差が生ずることが多く、これが画面上ではジャギー
(ぎざぎざ)として反映し、挿入されたキャラクタが背
景に対して違和感を呈し、非常に見難い画面を構成して
いた。
そして、このような問題は発生される文字パターンが大
きければ大きいほど顕著であったが、従来よりこの種の
ジャギーを消去する装置が提供されていなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、重畳され
るキャラクタと映像との境界付近で発生するジャギーを
消去することで、重量表示されるキャラクタパターンに
違和感がなく画像品質が高い画像を常時確保することが
できるジャギー消去装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、キャラクタ発生器より出力されるキャラクタ
信号を背景映像信号に重畳し、この信号に基づき画像化
した際にキャラクタパターンとその背景との境界付近で
生ずるジャギーを消去する装置であって、前記キャラク
タ信号が映像信号に重畳される期間を指定する期間指定
手段と、この期間指定手段によって指定された期間内の
信号について、連続する8本の水平走査ラインに亘るN
XN (Nは3以上の奇数)画素領域内の輝度値に基づ
き、該領域内の周辺画素の輝度レベルに対する変化を平
滑化するように中心画素の輝度値を補正する補正手段と
を設けた構成としている。
そして、上記補正手段としては、前記領域内の輝度値に
、その総和が1となる重み付け係数を乗じて加算するコ
ンボリューション演算部を含むもの、あるいは前記領域
内の輝度値を加算するコンボリューション演算部と、こ
のコンボリューション演算部の出力値を1/N2に平均
化する平均化回路とを含むもの等で構成することができ
る。
[作用J 背景となる映像とキャラクタとの境界付近で生ずるジャ
ギーは、この境界付近での背景映像信号の輝度値とキャ
ラクタ信号の輝度値とに大きなレベル差が存在すること
に起因している。
このため、上記境界付近での輝度レベルの変化を平滑化
することにより、上記ジャギーを抑制することが可能で
ある。
ところで、この種のジャギーは画面の水平方向で隣り合
う画素の輝度レベル差だけでなく、縦方向、@lめ方向
で隣り合う画素の輝度レベル差にも起因している。
そこで、本発明では輝度値を補正すべき中心画素の槍、
縦、斜めの各画素を含む少なくとも3×3画素領域以−
Hの領域内の各画素値に基づき、上記中心画素の輝度値
のレベル変化が平滑化されるように中心画素の輝度値を
補正している。
そして、このような補正は、キャラクタ信号が重畳され
る開城のみ実線すれば良く、他の領域をも同様に平滑化
すると映像のコントラストが悪化するので、期間指定手
段で指定された信号傾城に対してのみ補正演算を実行し
ている。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面を参照して具体的に説明
する。
第1図は、ジャギー消去装置を含んだ映@信号出力装置
のブロック図であり、背景映像信号とキャラクタ信号と
を重畳して映像信号を得る構成となっている。
同図において、キャラクタ信号発生器1は、輝度信号を
ディジタル信号として出力するものであり、このキャラ
クタ信号発生器1は文字指定入力器2での入力によって
任意のパターンを発生可能となっている。なお、この文
字指定入力器2では画面のどの位置にパターンを重畳す
べきかの位置指定信号をも出力するようになっている。
また、上記文字指定入力器2ではパターンの色の指定も
可能であり、指定された色信号は上記キャラクタ信号発
生器1を介して後述する色変調器9に入力されることに
なる。
上記キャラクタ信号発生器lからのキャラクタのディジ
タル信号と、背景映像信号をA/D変換器3でディジタ
ル信号に変換された後の信号とは混合器4に入力される
。この混合器4は、キャラクタ信号を背景映像信号にデ
ィジタル的に加算して混合するもので、その混合タイミ
ングは下記のようにして決定される。すなわち、前記背
景映像信号の水平同期信号を検出する同期信号検出器5
と、この水平同期信号及び前記文字指定入力器2で指定
されたパターン重畳期間信号とを入力する期間指定回路
6とが設けられ、この期間指定回路6にて再入力の期間
が一致した場合に、混合器4に対してトリガ信号が出力
され、このタイミングで混合が開始されることになる。
また、この期間指定回路6は混合器4の後段の切り換え
スイッチ7を切り換え制御し、ジャギー消去のための補
正に必要な信号は補正手段10を介してD/A変換器8
に入力するように切り換えられ、それ以外の信号は直接
に前記D/A変換器8に入力される。
そして、上記D/A変換器8の出力が色変調器9に入力
され、ここで背景映像信号の色信号またはキャラクタ信
号の色信号に基づき色変調され、映像信号として出力さ
れるようになっている。
次に、上記補正手段10について第2図を参照して説明
する。
この補正手段10は、3本の水平走査ラインに亘る3×
3画素領域内の輝度値に基づき、該領域内の周辺画素の
輝度レベルに対する変化を平滑化するように中心画素の
輝度値を補正するものである。このため、3本の走査ラ
インの信号を必要とするので、現在の入力信号を一水平
走査分だけ遅延する第1のデイレイメモリ11と、この
第1のデイレイメモリ11で遅延されたデータをさらに
一水平走査分だけ遅延する第2のデイレイメモリ12と
を有している。
また、現在の入力ライン、第1のデイレイメモリ11の
出力ライン及び第2のデイレイメモリー2の出力ライン
には、それぞれ直列に3つのラッチ回路14a〜14c
、15a〜15c、16a〜16cが設けられて、計9
個のラッチ回路にて3/3画素領域内の各輝度値をラッ
チ可能となっている。。
この後段には、加算器18が設けられ、上記9個のラッ
チ回路14a〜14c、15a〜15c。
16a〜16cの各ラッチ出力を入力し、上記輝度値を
全て加算して出力するようになっている。
なお、上記ラッチ回路14a〜14c、15a〜15c
、16a〜16c及び加算器18でコンポリュ・−ジョ
ン演算部20を構成している。。
さらに、このコンボリューション演算部20の出力を入
力し、これに1/9を乗することで、加算した画素数に
基づき平均化する平均化回路の一例であるルックアップ
テーブル22が設けられ、このルックアップテーブル2
2の出力が前記D/A変換器9に入力するようになって
いる。
次に、作用について説明する。
まず、文字指定入力器2にて背景映像信号に重畳すべき
文字パターン、その色及び重畳すべき画面上の位置を設
定する。
以降、例えば第3図に示すように、画面上の255本目
から300日本までの水平走査ラインに亘って、同図に
示すようなキャラクタパターンを重畳する場合について
説明する。
文字指定入力器2で指定された上記文字パターン信号は
キャラクタ信号発生器1にて所定のディジタル信号とし
て出力され、期間指定回路6でのトリガ信号の出力タイ
ミング(25シライン目)で、背景映像信号をA/D変
換器5にて変換されたディジタル信号と上記キャラクタ
信号とを混合器4にて混合し、300ラインまで上記混
合を実施する。@の期間の信号については背景映像信号
をそのまま出力する 一方、上記期間指定回路6では、混合が開始されるライ
ンの1本前の254ライン目の信号が混合器4より出力
されるタイミングで、切り換えスイッチ7を補正手段1
0側に切り換え制御することになる。
この結果、前記補正手段10にて、重畳信号の1ライン
目(画面の255ライン)が、第1のデイレイメモリ1
1にストアされる際に、その1本前の信号ライン(画面
の254ライン)の信号が第2のデイレイメモリ12に
ストアされる状態を実現することができる。
そして、その後に重畳信号の2ライン目(画面の256
ライン)の信号が補正手段10に入力されると、重畳信
号の1ライン目の信号に対する補正処理が開始されるこ
とになる。
すなわち、9個のラッチ回路の内の上段のラッチ回路1
4a〜14cには、重畳信号の2ライン目の連続する3
画素の輝度値が保持され、同様にラッチ回路15a〜1
5cには重畳信号の1ラインメの連続する3画素の輝度
値が、ラッチ回路16a〜16cには重畳される直前の
ラインの連続する3画素の輝度値かそれぞれ保持されて
いることになる0例えば、第4図に示す通りである。そ
して、この状態のときに、上記3×3画素卯域の中心に
存在するラッチ回路15bの画素値が補正されることに
なる。
まず、この時の各ラッチ出力は加算器18に収り込まれ
、これが全て加算されることになる。そして、加算器1
8の出力はルックアップテーブル22に入力し、予め設
定された係数である1/9を乗することで9画素の加算
平均値を前記ラッチ回路15bの補正後の輝度値として
出力することになる。
以降、ラッチされる輝度値を同一ラインにて1画素ずつ
ずらし、その各タイミングでラッチ回路15bに保持さ
れているアドレスの画素値を同様にして補正し、−水平
走査ラインについての上記補正が終了した際に、第1.
第2のデイレイメモリ11.12の内容を1水平走査ラ
イ゛ン分だけ更新し、同様に重畳信号の2ライン目、3
ライン目・・・と同様の処理を実行する。
そして、最後の重畳信号ラインである画面上の300ラ
イン目の信号が中段のラッチ回路15a〜15cに保持
されて処理する工程を終了することで、上記補正動作が
完了することになる。
この後は、混合器4よりD/A変換器8に直接入力され
る信号と同様にして、このD/A変換器8にてD/A変
換処理を実行し、さらに色変調器9にて色変調を実施す
ることで、キャラクタ信号が重畳された映像信号を得る
ことができる。
ここで、上記の補正手段10にて、3X3マトリツクス
領域の中心画素の輝度値を、その領域内の周辺の8個の
輝度値との間で加算平均して補正しているので、その中
心画素の輝度値は、水平方向で隣接する画素値、垂直方
向で隣接する画素値及び斜め方向で隣接する画素値のそ
れぞれに対して、第5図のように輝度変化が平滑化され
、背景との間でその境界の輝度が急激に変化することを
防止することができる。
このように、キャラクタパターンとその背景との間の境
界で、輝度レベル変化を平滑化することにより、この種
の急激な輝度変化に起因するジャギーを消去することが
でき、テロップなどの文字が背景に挿入された場合にも
、テロップか背景に対して違和感なく表示され、画質の
向上した非常に見易い画像に補正することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、平滑化のための演算領域はN×N (Nは3以
上の奇数)とするものであれば、その中心画素に対する
縦、横、斜めの全ての画素の輝度値に対して輝度レベル
の変化を平滑化することができ、同様にしてジャギーを
消去することができる。
また、補正手段10としては、N×N領域の画素を加算
し、その後にその画素数で平均化する上記実施例の構成
の他、上記の加算及び平均化を同時に行うように、各画
素値に所定の係数を乗じて加算するようにコンボリュー
ション演算を行うものでら良い、この場合、係数の総和
か1となるようにすれば禎正後の輝度値が飽和すること
なく加算と同時に平均化される。なお、このような重み
付け係数のgliaとしては、重み付けを均等とした1
/N2を全ての画素値に乗じするものでも良いし、ある
いは中心画素への重み付けを大きくするもの、周辺位置
に応じて重み付け係数を相違させるもの、周辺画素の重
み付けをマイナス係数とするもの等、種々の変形実施が
可能である。
このように重み付け係数を利用する場合には、ffG(
X〜μ、y−ν)・H(μ、ν)dμdνとし、3×3
の場合にはμ、νをそれぞれ−1〜+1とし、H(x−
μ、y−ν)をそのアドレスの輝度値として、その重み
付け計数であるH(μ。
ν)を所定に設定すれば良い。
なお、上記実施例ではカラー画像を対象としたが、この
ようなりヤギ−は輝度レベル差に起因するので白、黒画
像にも同様に適用できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によればキャラクタ信号を
背景映像信号に重畳した領域の信号について、その信号
の各画素の輝度値の周囲の水平方向、垂直方向および斜
め方向の各画素の輝度値との輝度レベル変化を平滑化す
ることにより、キャラクタパターンとその背景との境界
付近に発生するジャギーを消去することかでき、背景に
対して常時違和感なくキャラクタパターンを重畳表示す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例であるジャギー消去装置を
含む映像信号出力装置のブロック図、第2図は、第1図
中の補正手段の一例を示ずブロック図、第3図は、背景
に重畳されるべきキャラクタパターン、その重量領域の
一例を示す概略説明図、第4図は、ラッチ回路に保持さ
れる画素アドレスの一例を説明するための概略説明図、
第5図は、補正前の輝度変化の大きい信号と、補正後の
平滑化された信号とを示す輝度信号の特性図である。 6・・・期間指定手段、10・・・補正手段、1112
・・・−ラインデイレイメモリ、14a 〜14c、1
5a 〜15c。 16a〜16c・・・ラッチ回路、 18・・・加算器、 20・・・コンボリューション演算部、22・・・平均
化回路。 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャラクタ発生器より出力されるキャラクタ信号
    を背景映像信号に重畳し、この信号に基づき画像化した
    際にキャラクタパターンとその背景との境界付近で生ず
    るジャギーを消去する装置であって、 前記キャラクタ信号が背景映像信号に重畳される期間を
    指定する期間指定手段と、 この期間指定手段によって指定された期間内の信号につ
    いて、連続するN本の水平走査ラインに亘るN×N(N
    は3以上の奇数)画素領域内の輝度値に基づき、該領域
    内の周辺画素の輝度レベルに対する変化を平滑化するよ
    うに中心画素の輝度値を補正する補正手段とを設けたこ
    とを特徴とするジャギー消去装置。
  2. (2)補正手段は、前記領域内の輝度値に、その総和が
    1となる重み付け係数を乗じて加算するコンボリューシ
    ョン演算部を含むものである特許請求の範囲第1項記載
    のジャギー消去装置。
  3. (3)補正手段は、前記領域内の輝度値を加算するコン
    ボリューション演算部と、 このコンボリューション演算部の出力値を1/N^2に
    平均化する平均化回路とを含むものである特許請求の範
    囲第1項記載のジャギー消去装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0468618A2 (en) * 1990-07-03 1992-01-29 Sony United Kingdom Limited Video signal generation
JPH04125448A (ja) * 1990-09-18 1992-04-24 Nikoku Kikai Kogyo Kk 多点センサによる検出値の境界判別方法

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