JPH028635Y2 - - Google Patents

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JPH028635Y2
JPH028635Y2 JP19196685U JP19196685U JPH028635Y2 JP H028635 Y2 JPH028635 Y2 JP H028635Y2 JP 19196685 U JP19196685 U JP 19196685U JP 19196685 U JP19196685 U JP 19196685U JP H028635 Y2 JPH028635 Y2 JP H028635Y2
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JP
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conveyor
rod
gear
rollers
welding rod
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JP19196685U
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JPS62100916U (ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、被覆溶接棒などの棒状物を自転させ
ながら搬送する装置に関する。
〔従来の技術〕
被覆溶接棒の製造ラインでは鋼心線にフラツク
スを塗装し、端部加工等した段階で偏心有無、外
径寸法、疵などの検査を行なう。疵は、フラツク
ス被覆の一部剥離、割れなどであるから外観で判
定でき、被覆溶接棒がコンベアにのつて搬送中に
目視検査することでも可能である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
疵はコンベアにのつている被覆溶接棒の裏側に
あることもあるから、1回転させて全表面を観察
することが重要である。これは作業者がコンベア
上の被覆溶接棒を手で転がして行なうこともでき
るが、極めて多数の被覆溶接棒がコンベアにのつ
て搬送中に1本ずつ転がして全面疵検査を行なう
のは容易でなく、精神的肉体的疲労が大きい。
本考案は簡単な機構で搬送中の被覆溶接棒を検
査視野内で1回転以上させることができ、回転機
構が検査視野に入つてかげを作ることもなく、正
確な全面検査を可能にする搬送装置を提供しよう
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の棒状物の搬送装置は、棒状物をコンベ
ア幅方向に1本ずつ間隔をおいてのせられて該棒
状物を搬送するコンベアと、該コンベアに沿つて
一部が該コンベアより突出するように配設された
一対の回転板、該回転板の全周に円状に配設され
た多数のローラ、および前記回転板が回転するの
に従つて該ローラを自転させる歯車又は摩擦ロー
ラを有する回転機構とを備え、コンベアにのつて
搬送される棒状物が回転機構ではローラ間にの
り、弧状軌跡を画いて搬送されると共に自転する
ようにしてなることを特徴とするものである。
〔作用〕
この搬送装置によれば、コンベア上を搬送中の
被覆溶接棒などの棒状物を自動的に1回転以上さ
せ、外観検査等を行なうことができる。棒状物は
ローラにのつた状態で回転させられるので、回転
機構が上面に延びて視野を遮ぎることはなく、確
実な全面検査を行なうことができる。
〔実施例〕
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1
図は側面図、第2図は平面図、第3図は要部端面
図である。これらの図で10は被覆溶接棒で、コ
ンベア12,14にのつて矢印方向に搬送され
る。16はプーリーであつて平行ベルト型である
コンベア12,14の該ベルトの一端が掛けら
れ、ベルトはこゝで折返して図示しない他端のプ
ーリーへ至り、こゝで再び折返し、無端駆動され
る。このコンベアに沿つて一対の回転板22,2
2a(aは相互を区別する添字で、以下の説明で
は適宜省略する)等からなる回転機構20が配設
される。24はこれらの回転板の回転軸で、軸受
26により架台28に取付けられる。回転軸24
にはスプロケツト30が取付けられ、モータ36
の回転軸に取付けられたスプロケツト32との間
にチエーン34を掛けられ、従つて回転板22,
22aはモータ36により回転駆動される。
回転板22には同心円状に多数の歯車38,4
0が取付けられ、外側の歯車38にはそれより若
干径の大きいローラ42が取付けられ、そして内
側の歯車40は固定の環状平歯車44と噛み合
う。46は平歯車44を支持する部材である。回
転板22a側にも同様な機構が設けられ、対応す
るものは同じ番号に添字aを付して示す。但し第
3図ではa側のものは略示している。
第4図に示すように歯車40は環状平歯車44
と噛合い、また隣接する2個の歯車38とも噛合
う。歯車44は静止しているから、回転板22が
回転して多数の歯車40及び38が一斉に矢印
F1方向に移動すると、各歯車40,38は矢印
F2,F3方向に回転する。
そこで第1図に示すようにコンベア12にのつ
て被覆溶接棒10が矢印方向に搬送されて回転機
構20に至ると、該回転機構の回転板22、ロー
ラ42等は一部がコンベア14より突き当るよう
に設置されているのでローラ42の間に入り、最
初持ち上げられ、次いで下降し、再びコンベア1
4にのつて矢印方向に搬送されて行く。ローラ4
2は歯車38より若干径が大きいので、被覆溶接
棒10は歯車38に触れて疵付くことはなく、ま
た回転板22の周縁はローラ42の間にのつた被
覆溶接棒の下面より低いので、被覆溶接棒が回転
板22の周縁に接触することもない。
こうして被覆溶接棒はローラ42にのつて弧状
軌跡を画いて搬送され、そしてローラ42は矢印
F3方向に回転するのでこの搬送中に被覆溶接棒
10は矢印F4方向に回転する。疵検査を自動的
に行なうとすると、イメージセンサなどの光電変
換器50の視野内で被覆溶接棒10は最低1回転
はする必要がある。これには歯車比を適当に選択
すればよい。即ち回転板22が1回転するとき歯
車40はN1回転し、また歯車38は歯車40が
1回転するときN2回転し、更に被覆溶接棒10
はローラ42が1回転するときN3回転するとし、
光電変換器50の視野は1回転(360゜)の1/α
とすれば、N1N2N3/α=1になるようにN1
N2,N3を定めればよい。回転板22の回転速度
は、ローラ42による被覆溶接棒の搬送速度V1
が、コンベア14によるそれV2以上であればよ
い。V1=V2であり、そしてコンベア上には被覆
溶接棒がローラ42の間隔と同じ間隔で並んでい
ると、回転機構20に到着したとき被覆溶接棒は
図示のように各ローラ間に1本ずつのることにな
る。V1>V2であれば、被覆溶接棒がのつていな
いローラ間が生じる。
光電検出器50の視野には1本の被覆溶接棒が
あるのみで、同時に複数本の被覆溶接棒はないよ
うにすると、不良溶接棒の処理が簡単である。即
ち疵が検出されたとき図示しない排除機構でその
時視野内にあつた被覆溶接棒を排除すればよく、
これに対し同時に複数本の被覆溶接棒が視野内に
あるときは、疵が検出されてもその疵はどの被覆
溶接棒のものかを特定する処理が必要になる。
歯車38,40は一方を省略してもよい。例え
ば歯車40を省略し、歯車38を環状平歯車44
に噛合わせてもよい。また環状平歯車44は静止
させず、適当な速度で回転させると、被覆溶接棒
の搬送速度と回転(自転)速度との関係を、更に
自由に定めることができる(自由度が増す)。こ
れは被覆溶接棒の径が変るような場合に特に有効
である。また歯車38,40,44はゴムを張つ
た摩擦ローラであつてもよい。
光電検出器50で疵が検出された被覆溶接棒
は、図示しないが回転機構20部分に設けた叩き
落し機構により端面を叩いて落す、又はマーキン
グ機構によりマーキングする、等の措置をとる。
また、被覆溶接棒を検査する光電検出器は1個で
全長全周を検査する代りに、複数個設けて該溶接
棒の頭部、胴部、尾部に分けて検査するようにし
てもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したことから明らかなように本考案に
よれば、コンベア上を搬送中の被覆溶接棒などの
棒状物を自動的に1回転以上させ、外観検査等を
行なうことができる。棒状物はローラにのつた状
態で回転させられるので、回転機構が上面に延び
て視野を遮ぎることはなく、確実な全面検査を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は同平面図、第3図は同要部端面図、第4図は歯
車機構の要部説明図である。 図面で10は棒状物、12,14はコンベア、
22は回転板、38,40,44は歯車、20は
回転機構である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 棒状物をコンベア幅方向に1本ずつ間隔をおい
    てのせられて該棒状物を搬送するコンベアと、 該コンベアに沿つて一部が該コンベアより突出
    するように配設された一対の回転板、該回転板の
    全周に円状に配設された多数のローラ、および前
    記回転板が回転するのに従つて該ローラを自転さ
    せる歯車又は摩擦ローラを有する回転機構とを備
    え、 コンベアにのつて搬送される棒状物が回転機構
    ではローラ間にのり、弧状軌跡を画いて搬送され
    ると共に自転するようにしてなることを特徴とす
    る棒状物の搬送装置。
JP19196685U 1985-12-13 1985-12-13 Expired JPH028635Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19196685U JPH028635Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19196685U JPH028635Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62100916U JPS62100916U (ja) 1987-06-27
JPH028635Y2 true JPH028635Y2 (ja) 1990-03-01

Family

ID=31146602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19196685U Expired JPH028635Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

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JP (1) JPH028635Y2 (ja)

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JPS62100916U (ja) 1987-06-27

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