JPH02848Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH02848Y2 JPH02848Y2 JP1983081876U JP8187683U JPH02848Y2 JP H02848 Y2 JPH02848 Y2 JP H02848Y2 JP 1983081876 U JP1983081876 U JP 1983081876U JP 8187683 U JP8187683 U JP 8187683U JP H02848 Y2 JPH02848 Y2 JP H02848Y2
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- JP
- Japan
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- electrolyte
- cell
- partition plate
- cell stack
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 claims description 44
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 15
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電解質に例えばアルカリ水溶液を用
いた自由電解液形燃料電池の電解液循環送流回路
の改良に関する。
いた自由電解液形燃料電池の電解液循環送流回路
の改良に関する。
まず頭記燃料電池の構成並びに従来における電
解液の循環送流回路を第１図および第２図に示
す。図において、１は多数の単セル２を積層して
構成されたセルスタツク、３，４は電解液入口お
よび出口、５は外部の電解液タンク、６は前記電
解液入口３、出口４と電解液タンク５との相互間
を結んで配管された電解液循環ライン、７は送液
ポンプである。単セル２は周知のように隔離して
対向配置された一対の燃料電極と空気電極との間
に電解液室が画成されており、この電解液室へ前
記のライン６を通じて電解液を循環送流させるこ
とにより、電池内で行われる起電反応に伴つて生
じる発生熱が電解液とともに外部へ取り出され、
電解液タンク５で冷却除熱される。またセルスタ
ツク１の内部には、セルスタツクを構成する各単
セルにまたがる共通電解液流路が形成されてい
て、この通路から分岐して各単セルへ電解液が分
流供給されるように構成されている。一方、電気
的には互いに直列接続されている単セル２の相互
間には電位差があり、かつセルスタツク１の全体
で見れば、その両端の単セル間に加わる電位差は
かなりの値になる。しかも前記のように各単セル
２の相互間は起電出力回路とは別に一方において
電解液を通じて互いに連通し合う電気的閉ループ
が形成されている。このために燃料電池内におい
ては、出力回路の開閉を問わず、前記の電解液流
路を通じて電流が流れる。この電流は漏洩電流と
なつて出力損失となる。したがつて燃料電池の総
合効率の向上を図るには、前記漏洩電流を極力低
値に抑え、これによる出力損失を減少させること
が望まれる。
解液の循環送流回路を第１図および第２図に示
す。図において、１は多数の単セル２を積層して
構成されたセルスタツク、３，４は電解液入口お
よび出口、５は外部の電解液タンク、６は前記電
解液入口３、出口４と電解液タンク５との相互間
を結んで配管された電解液循環ライン、７は送液
ポンプである。単セル２は周知のように隔離して
対向配置された一対の燃料電極と空気電極との間
に電解液室が画成されており、この電解液室へ前
記のライン６を通じて電解液を循環送流させるこ
とにより、電池内で行われる起電反応に伴つて生
じる発生熱が電解液とともに外部へ取り出され、
電解液タンク５で冷却除熱される。またセルスタ
ツク１の内部には、セルスタツクを構成する各単
セルにまたがる共通電解液流路が形成されてい
て、この通路から分岐して各単セルへ電解液が分
流供給されるように構成されている。一方、電気
的には互いに直列接続されている単セル２の相互
間には電位差があり、かつセルスタツク１の全体
で見れば、その両端の単セル間に加わる電位差は
かなりの値になる。しかも前記のように各単セル
２の相互間は起電出力回路とは別に一方において
電解液を通じて互いに連通し合う電気的閉ループ
が形成されている。このために燃料電池内におい
ては、出力回路の開閉を問わず、前記の電解液流
路を通じて電流が流れる。この電流は漏洩電流と
なつて出力損失となる。したがつて燃料電池の総
合効率の向上を図るには、前記漏洩電流を極力低
値に抑え、これによる出力損失を減少させること
が望まれる。
この考案は上記の点にかんがみなされたもので
あり、その目的は漏洩電流を極力低減できるよう
にした電解液の循環送流回路を提供することにあ
る。
あり、その目的は漏洩電流を極力低減できるよう
にした電解液の循環送流回路を提供することにあ
る。
以下この考案を図示実施例に基づき説明する。
第３図および第４図において、まずセルスタツ
ク１は複数枚の単セル積層体を１ブロツクとする
複数のセルブロツク８に分けられ、各セルブロツ
ク８の相互間には絶縁材で作られた仕切板９が介
挿設置してある。なお、セルブロツク８の相互間
は適宜な集電部材を介して電気的に直列接続され
る。一方前記の仕切板９には、第４図に示すよう
にその内部に２系列の蛇行状に曲りくねつた長い
路程の電解液通路溝１０と１１が画成されてい
る。２系列の溝１０，１１はそれぞれ一端が流入
口１２、流出口１３として側面に外部へ向けて開
口しており、電解液タンク５との間に配管された
循環ライン６にそれぞれ接続される。また溝１０
と１１の他方端は互いに板面の反対面に開口して
いて、仕切板９に隣接するセルブロツク８の内部
に形成された共通電解液流路の流入側および流出
側流路とそれぞれ連通される。したがつて第３図
に示すセルスタツク組立構造において、電解液は
各セルブロツクごとに循環ライン６より前記仕切
板の溝１０を経由してセルブロツク８を構成する
各単セル２へ分流し、単セル２を出たところで再
び合流した後に仕切板９の溝１１を経由し、更に
循環ライン６を通つて電解液タンク５へ戻るよう
にポンプ送流によつて強制循環される。
ク１は複数枚の単セル積層体を１ブロツクとする
複数のセルブロツク８に分けられ、各セルブロツ
ク８の相互間には絶縁材で作られた仕切板９が介
挿設置してある。なお、セルブロツク８の相互間
は適宜な集電部材を介して電気的に直列接続され
る。一方前記の仕切板９には、第４図に示すよう
にその内部に２系列の蛇行状に曲りくねつた長い
路程の電解液通路溝１０と１１が画成されてい
る。２系列の溝１０，１１はそれぞれ一端が流入
口１２、流出口１３として側面に外部へ向けて開
口しており、電解液タンク５との間に配管された
循環ライン６にそれぞれ接続される。また溝１０
と１１の他方端は互いに板面の反対面に開口して
いて、仕切板９に隣接するセルブロツク８の内部
に形成された共通電解液流路の流入側および流出
側流路とそれぞれ連通される。したがつて第３図
に示すセルスタツク組立構造において、電解液は
各セルブロツクごとに循環ライン６より前記仕切
板の溝１０を経由してセルブロツク８を構成する
各単セル２へ分流し、単セル２を出たところで再
び合流した後に仕切板９の溝１１を経由し、更に
循環ライン６を通つて電解液タンク５へ戻るよう
にポンプ送流によつて強制循環される。
上記構成の電解液循環送流回路によれば、セル
ブロツク８の相互間にまたがる電解液の通流経路
は仕切板９の内部に形成された蛇行状の溝１０，
１１を経由しているためにその路程が十分長くな
り、したがつて、その路程の長さに比例して電解
液流路の電気抵抗がそれだけ大きくなる。このこ
とによりセルブロツク８の相互間において、電解
液流路を通じて流れる漏洩電流が仕切板９の無い
場合と較べて大巾に低減されることになる。実際
例として、例えば150個の単セルを直列に積層し
たセルスタツクでは、第２図の従来回路では漏洩
電流による損失が電池の出力の10％程度にもなる
が、これを第３図の回路構成とすることによつ
て、出力損失を１％程度に低減させることができ
る。
ブロツク８の相互間にまたがる電解液の通流経路
は仕切板９の内部に形成された蛇行状の溝１０，
１１を経由しているためにその路程が十分長くな
り、したがつて、その路程の長さに比例して電解
液流路の電気抵抗がそれだけ大きくなる。このこ
とによりセルブロツク８の相互間において、電解
液流路を通じて流れる漏洩電流が仕切板９の無い
場合と較べて大巾に低減されることになる。実際
例として、例えば150個の単セルを直列に積層し
たセルスタツクでは、第２図の従来回路では漏洩
電流による損失が電池の出力の10％程度にもなる
が、これを第３図の回路構成とすることによつ
て、出力損失を１％程度に低減させることができ
る。
上述のようにこの考案は、セルスタツクを複数
のセルブロツクに分けて各セルブロツク間に絶縁
性の仕切板を設け、かつ該仕切板の内部に蛇行状
の路程の長い電解液流通路溝を形成するととも
に、各セルブロツクごとに前記仕切板の溝を経由
して単セルへ並列に電解液を流入、流出させるよ
うに構成したものであり、したがつて簡易な構成
で電解液通路を通じてセルスタツク内に流れる漏
洩電流を減少させて出力特性の大巾な改善を図る
ことができる。
のセルブロツクに分けて各セルブロツク間に絶縁
性の仕切板を設け、かつ該仕切板の内部に蛇行状
の路程の長い電解液流通路溝を形成するととも
に、各セルブロツクごとに前記仕切板の溝を経由
して単セルへ並列に電解液を流入、流出させるよ
うに構成したものであり、したがつて簡易な構成
で電解液通路を通じてセルスタツク内に流れる漏
洩電流を減少させて出力特性の大巾な改善を図る
ことができる。
第１図および第２図はそれぞれ従来構成による
セルスタツクの外形斜視図および電解液循環送流
回路図、第３図はこの考案の実施例の回路図、第
４図は第３図における仕切板の構造を示す外形斜
視図である。 １……セルスタツク、２……単セル、５……電
解液タンク、６……電解液循環ライン、７……送
液ポンプ、８……セルブロツク、９……仕切板、
１０，１１……電解液通路溝。
セルスタツクの外形斜視図および電解液循環送流
回路図、第３図はこの考案の実施例の回路図、第
４図は第３図における仕切板の構造を示す外形斜
視図である。 １……セルスタツク、２……単セル、５……電
解液タンク、６……電解液循環ライン、７……送
液ポンプ、８……セルブロツク、９……仕切板、
１０，１１……電解液通路溝。
Claims (1)
- 単セルを多数積層してなるセルスタツクと外部
の電解液タンクとの相互間を配管接続して電解液
循環ラインを構成し、該ラインを通じて各単セル
へ並列に電解液を循環送流させる燃料電池の電解
液循環送流回路において、セルスタツクを複数の
セルブロツクに分けて各セルブロツクの間に絶縁
性の仕切板を設け、かつ該仕切板の内部に蛇行状
の路程の長い電解液通路溝を形成するとともに、
各セルブロツクごとに電解液循環ラインより前記
仕切板の電解液通路溝を経由してセルブロツクを
構成する各単セルへ並列に電解液を流入、流出さ
せるように構成したことを特徴とする燃料電池の
電解液循環送流回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983081876U JPS59188677U (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 燃料電池の電解液循環送流回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983081876U JPS59188677U (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 燃料電池の電解液循環送流回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59188677U JPS59188677U (ja) | 1984-12-14 |
| JPH02848Y2 true JPH02848Y2 (ja) | 1990-01-10 |
Family
ID=30211831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983081876U Granted JPS59188677U (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 燃料電池の電解液循環送流回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59188677U (ja) |
-
1983
- 1983-06-01 JP JP1983081876U patent/JPS59188677U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59188677U (ja) | 1984-12-14 |
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