JPH0284785A - 半導体発光装置 - Google Patents

半導体発光装置

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JPH0284785A
JPH0284785A JP63003862A JP386288A JPH0284785A JP H0284785 A JPH0284785 A JP H0284785A JP 63003862 A JP63003862 A JP 63003862A JP 386288 A JP386288 A JP 386288A JP H0284785 A JPH0284785 A JP H0284785A
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Japan
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layer
substrate
type
main surface
semiconductor
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JP63003862A
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English (en)
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Tomoaki Yoshida
吉田 友晶
Tetsuo Saito
斎藤 哲郎
Shiro Sato
史朗 佐藤
Fumio Inaba
稲場 文男
Hiromasa Ito
弘昌 伊藤
Junichi Azumi
純一 安住
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Ricoh Research Institute of General Electronics Co Ltd
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Japan Science and Technology Agency
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Research Institute of General Electronics Co Ltd
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Research Development Corp of Japan
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 斑盃欠1 本発明は半導体発光装置しこ関し、装置内で発光した光
を基板に対し垂直に取り出すことのできる半導体発光装
置に関する。
従来技術 従来、発光した光を基板に対し垂直に取り出す半導体発
光装置には、例えば半導体基板の主表面に対しほぼ垂直
な方向に突起部を有するCTJ型発光発光素子光領域に
位置整合させて半導体基板の裏面にエツチングによる穴
が形成されてl、%るBurrus型面発光素子、また
は活性領域の上下に反射構造を有する面発光半導体レー
ザ等があった。
CTJ型発光発光素子合、 p−n接合が装置に形成さ
れている突起部だけでなく、突起部の下部から基板に平
行な部分lこも延在して形成されているため、高注入電
流時には、基板に平行なp−n接合からも発光するよう
になり、このため発光効率が向上しないという問題があ
った。また、突起部に活性領域があることから放熱効率
が悪く、さらに機械的強度も弱いという欠点があった。
Burrus型面発光素子の場合は、活性層が基板面に
対して平行な方向に延在して形成されており、光を取り
出す方向と異なるため、光の出力方向に大きな利得を得
ることができなかった。したがって、この装置はスーパ
ールミネセント動作やレーザ発振を行なうには適当な構
造ではなかった。製作の面においても、基板の裏面にエ
ツチングによる穴を形成しなければならないため、p拡
散領域とエツチングの穴との位置整合が必要となり、装
置の製作が困難なものとなっていた。また、エツチング
によって形成される穴が非常に大きなものとなり、例え
ば形成される穴口体の直径が発光領域の直径の約10倍
以上も必要となるため、装置を一次元または二次元の7
レイ状に配置する場合には集積度を増大させることがで
きないという問題があった。
活性領域の一ヒ下に反射構造を有する面発光半導体レー
ザの場合には、活性領域の近傍に反射構造が形成されて
いるため、光出力の取り出し部として基板に大きい穴を
形成させることが必要となり、装置自体の機械的強度が
大きく低下するという問題があった。また、この構造で
は、上部の電極が基板に形成された穴の周囲に配置され
、その上、活性領域を基板に対して垂直方向、つまり光
の出力方向に長く形成させることができないことから電
流を活性領域に集中させることができず、電流注入効率
の向上が望めなかった。したがって、しきい値電流を低
下させることができないという問題が生じていた。製作
の面においてもこの構造では、基板に形成される穴を活
性領域の下に配置されている円形状の電極と位置整合さ
せることによって形成させることが必要となるため、製
作工程における再現性が困難なものとなっていた。
以上のように従来提案されている半導体発光装置は、構
造面、強度面、または発光効率の面から満足のゆく装置
を得ることができなかった。
目   的 本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、電流注入
効率がよく、発光出力の高い半導体発光素子および半導
体レーザを提供することを目的と構  成 本発明は上記の目的を達成させるため、半導体基板と、
半導体基板の主表面に形成され、 p−n接合を有し、
p−n接合近傍において主表面に対して実質的に垂直な
方向に発光を生じる発光層と、発光層に電流を注入する
′電極とを有する半導体発光装置において、基板上に主
表面に対して実質的に平行な方向に電流阻止層と、基板
上に主表面に対して実質的に垂直な方向に形成された凹
部を有し、 p−n接合は、主として凹部の側面に形成
されていることを特徴としたものである。以下、本発明
の実施例に基づいて具体的に説明する。
本発明は、第1導電型半導体基板の上に1層または2層
からなる電流阻止層が積層され、電流阻止層の上に第2
導電型の半導体層が積層され、第2導電型の半導体層の
上に電極の形成を容易にするための第2導電型のキャッ
プ層が積層されている。また、第2導電型の半導体層に
は、基板の主表面側、つまり各層の積層側に基板に対し
て垂直な方向に略凹部が形成されており、略凹部の段差
下部は第1導電型半導体基板に達するように形成されて
いる。
第1導電型を形成させる不純物を拡散することにより略
凹部の側面、または略凹部の側面および凹部の底面に第
1導電型の活性領域が形成される。
前記キャップ層は、第2導電型の半導体層の上部にだけ
積層されており、このキャップ層の上には第2導電型側
の電極が形成されている。第1導電型側の電極は基板裏
面、つまり各層の積層側と反対側の基板面に形成されて
いる。
以上の構造を有することにより、第1導電型側の電極と
第2導電型側の電極の電極間に電流を通した場合に、上
記活性領域にキャリアが注入され、活性領域において発
光が生じ、光出力を基板に対してほぼ垂直の方向に取り
出すことができる。
なお、上記の第1導電型半導体基板と第2導電型の半導
体層は、同一の物質からなる半導体を使用してもよく、
また異った物質からなる半導体を使用してもよい。
第1図には本発明による半導体発光装置の一実施例の断
面斜視図が示されている。
p型ガリウム・砒素(GaAs)基板101の上に高抵
抗層のi型GaAs層130が積層され、i型(iaA
s層130の上にn型GaAs層エピタキシャル層10
2が積層されている。n型GaAsエピタキシャル層1
02には、基板101の主表面側、つまり各層の積層側
に基板101に対して垂直な方向にほぼ円筒の略凹部1
40が形成されおり、略凹部140の段差下部は基板+
01に達するように形成されている。
また、不純物の亜鉛(Zn)等を略凹部140の内部側
面に、拡散させることによりp型拡散領域131が形成
される。このp型拡散領域131は、略凹部140の側
面に沿って形成され、その下部は基板+01に達してい
る。p型拡散債域131が形成されたことによって、 
p−n接合は基板101に対してほぼ垂直に形成される
。n型GaAsエピタキシャル層+02の上には、第1
図に示されているように略凹部140に位置整合させて
n側電極107が形成され、基板101の裏面、つまり
各層の積層側と反対側の基板面にはp側電極106が形
成されている。
p側電極10Bとn側電極107の両電極に電流を通す
ことにより、前述した基板101に対しほぼ垂直に形成
されたp−n接合に電流が注入され、キャリアの再結合
による発光が生じる。発光した光は、 n側電極!07
側、つまり装置の上部の開口部150から基板101に
対して垂直上方に光出力として取り出すことができる。
第2図には、第1図に示されている実施例における高抵
抗層のi型GaAs層130に、p型GaAs層132
とn型GaAs層133との一対からなるブロック層を
使用した場合の例が示されている。
この例では、ブロック層が上記のように構成されている
ため、装置に順方向の電圧を加えた場合にブロック層が
逆バイアスの状態となり、電流阻止層として有効に機能
させることができる。
第3図には、本発明を適用した他の例が示されている。
P型GaAs基板101の上にp型アルミニウム・ガリ
ウム・砒素(AIGaAs)エピタキシャル層134が
積層され、P型A lGaAsエピタキシャル層134
の上に高抵抗層のi型GaAs層130が積層され、i
型GaAs層130の上にn型GaAsエピタキシャル
層102が積層され、さらにその上にn型GaAsキャ
ップM135が形成されている。n型GaAsキャップ
層135には、基板101の主表面側、つまり各層の積
層側に基板101に対して垂直な方向にほぼ円筒の略凹
部140が形成されおり、略凹部140の段差下部はp
型AlGaAsエピタキシャル層134に達するように
形成されている。
また、不純物の亜鉛(Zn)等を略凹部140の内部側
面に拡散させることによりp型拡散領域131が形成さ
れる。このp型拡散領域131は、略凹部140の側面
に沿って形成され、その下部はp型A lGaAsエピ
タキシャル層134に達している。p型拡散領域131
が形成されたことによって、 p−n接合が基板101
に対してほぼ垂直に形成される。n型キャップ層135
の上には、第1図に示されている実施例と同様に略凹部
140に位置整合させてn側電極107が形成され、基
板101の裏面にはp側電極106が形成されている。
p側電極106とn側電極106の両電極に順方向の電
圧を加えて電流を通すことにより、光出力を装置上部の
開口部150から基板101に対して垂直上方に取り出
すことができる。
この実施例における装置では、p型GaAg基板101
やp型AlGaAsエピタキシャル層134のキャリア
濃度が活性領域のキャリア濃度に依存することなく制御
することができる。また、p型GaAg基板101の上
に、p型GaAs基板101よりもエネルギーギャップ
の大きいp型AlGaAsエピタキシャル層134が積
層されているため、注入されたキャリアが増動に活性領
域内に流れ込むことができ、電流注入効率を向上させる
ことができる。
なお、この例における装置では1基板101の上に積層
したp型AlGaAsエピタキシャル層134に、p型
GaAsエピタキシャル層を使用することができる。
第4図には、第3図に示されている実施例における高抵
抗層のi型GaAsM130に、p型GaAs層132
とn型GaAs層133との一対からなるブロック層を
使用した場合の例が示されている。
この例では、ブロック層が上記のように構成されている
ため、第2図に示されている実施例と同様、装置に順方
向の電圧を加えた場合にブロック層が逆バイアスの状態
となり、電流阻止層として有効に機能させることができ
る。
第5図には、第4図に示されている実施例におけるn型
GaAsエピタキシャル層102に、n型AlGaAs
エピタキシャル層122を使用した場合の例が示されて
いる。
この例の場合、AlGaAsのエネルギーギャップがG
aAsのエネルギーギャップよりも大きいため、発光波
長の短波長化を実現させることができる。
第6図には、第5図に示されている実施例における電流
阻止層、つまりp型GaAs層132とn型GaAs層
133との一対からなるブロック層に高抵抗層のi型G
aAs層130を使用した例が示されている。
この例においても、第5図に示されている実施例と同様
、A lGaAsのエネルギーギャップがGaAsのエ
ネルギーギャップよりも太きいため、光波長の短波長化
を実現させることができる。
第7図には、本発明を適用した他の例が示されている。
本実施例は、第3図に示されている実施例におけるn型
GaAgエピタキシャル層102に、GaAs層とAl
GaAs層とからなる多層積層117を使用した場合の
例である。多層状層117は、第9図に示されているよ
うに、GaAs層201 とAlGaAs層202 と
が交互に積層された構造になっており、その各層の層厚
は、発光波長の各層内媒質内波長の174に実質的に等
しくなる厚さ、またはそれぞれ約30mmより薄い厚さ
になっている。前者の場合、つまり層厚が発光波長の各
層内媒質内波長の1/4に実質的に等しい場合は、多層
構造の積層数を変化させることにより、発光して基板1
01に対して垂直に進む光の反射率を変化させることが
できる。したがって、光共振器構造を構成することがで
きることから、光出力をレーザ光として取り出すことが
可能となる。また、後者の場合、つまり層厚が約30n
mより薄い厚さの場合には、多層積層117が量子井戸
構造になり、量子効果によってキャリアを有効に閉じ込
めることができるため、電流注入効率の向上および発光
効率の増大を促進させることが可能となる。
第8図には、第7図に示されている実施例における電流
阻止層、つまりi型GaAs層130にp型GaAs層
132とn型GaAs層133との一対からなるブロッ
ク層を使用した例が示されている。
この例においても、多層積層117が形成されているこ
とから第7図に示されている実施例と同様の効果を得る
ことができる。また、高抵抗層のi型GaAs層130
に、p型GaAs層132とn型GaAs層133から
なるブロック層が使用されているため、装置に順方向の
電圧を加えた場合にブロック層が逆バイアスの状態とな
り、電流阻止層として有効に機能させることができる。
なお、基板101の上に積層したp型AlGaAsエピ
タキシャル層134に、p型GaAsエピタキシャル層
を使用することができる。
第10図には、本発明を適用した他の例が示されている
この例では、第3図に示されている実施例のp型GaA
s基板101に、開口部300が形成されている。開口
部300は、第10図に示されているように、基板10
1の主表面の各層の積層側と反対側、つまり基板101
の裏面に、基板101の主表面側に形成されている凹部
に位置整合させて形成されている、この構造によれば、
 p−n接合部108において発光した光が基板101
で吸収されることがなく、光出力を効率よく外部に取り
出すことができる。
第11図には、本発明を適用した他の例が示されている
p型GaAs基板101 (7)上にp型AlC1aA
szビタキシャル層134が積層され、p型AlGaA
sエピタキシャル層134の上に下部反射層112が積
層され、下部反射層112の上に高抵抗層のi型AlG
aAs層130が積層され、i型AlGaAs層130
の上にn型GaAsエピタキシャル層102が積層され
、n型GaAsエピタキシャル層102の上に上部反射
層111が積層され、さらにその上にn型GaAsキャ
ップ層135が形成されている。n型GaAsキャップ
層135には、基板101の主表面側、つまり各層の積
層側に基板101に対して垂直な方向にほぼ円筒の略凹
部140が形成されおり、略凹部140の段差下部はp
型AlGaAsエピタキシャル層134に達するように
形成されている。
また、不純物の亜鉛(Zn)等を略凹部140の内部側
面に拡散させることによりp型拡散領域131が形成さ
れる。このp型拡散領域131は、略凹部140の側面
に沿って形成され、その下部はp型AlGaAsエピタ
キシャル暦134に達している。p型拡散望域13iが
形成されたことによって、p−n接合が基板101に対
してほぼ垂直に形成される。n型GaAsキャップ層1
35の上には、第1図に示されている実施例と同様に略
凹部140に位置整合させてn側電極107が形成され
、基板101の裏面にはp側電極106が形成されてい
る。
本実施例における下部反射層112および上部反射層1
11は、GaAs層とA lGaAs層とが交互に積層
された多層積層構造になっており、その各層の層厚は、
発光波長のGaAs層とAlGaAs層内媒質内波長の
1ハに実質的に等しくなっている。
本実施例によれば、本装置は下部反射層112および上
部反射層111が形成されていることから、光共振器構
造を構成する。したがって、光出力をレーザ光として取
り出すことが可能となる。発光した光は、上下に進行し
て上記の共振器で反射されて利得を生じ、上部反射層1
11の反射率を下部反射層112の反射率よりも小さく
することによってレーザ光を基板101に対して垂直方
向に取り出すことができる。
なお、この実施例においては、下部反射層112および
上部反射層111にGaAs層とA lGaAs層とが
交互に積層された多層積層構造を使用したが、例えば一
方のAlGaAs層が他方のA lGaAs層のエネル
ギーギャップより大きいというようにエネルギーギャッ
プの異なる2種類のAlGaAs層を使用することも可
能である。また、この実施例においては、電流阻止層に
i型A lGaAs層130を使用したが、p型AlG
aAs層132とn型A lGaAs層133との一対
からなるブロック層を使用使用することがでさる。基板
101の上に積層したp型AlGaAsエピタキシャル
層134は、p型GaAsエピタキシャル層を使用する
ことができる。
第12図には、第11図に示されている実施例のp型G
aAs基板101に、開口部300が形成されている例
が示されている。開口部300は、基板+01の主表面
の各層の積層側と反対側、つまり基板101の裏面に、
基板101の主表面側に形成されている凹部に位置整合
させて形成されおり、その最上部はp型AlGaAsエ
ピタキシャル層134に達している。また、この例では
、開口部300の最上部に金属または誘電体多層膜等か
らなる下部反射層112が形成されており、上部反射層
111と光共振器構造を構成している。
下部反射層112の誘電体多層膜は、例えば酸化アルミ
ニウム膜、アモルファスシリコン膜、酸化シリコン膜、
窒化シリコン膜、酸化亜鉛膜または酸化チタン膜等、任
意の膜を使用することができる。
第13図には、本発明を適用した他の例が示されている
この例における装置は、第12図に示されている装置の
上部反射層111に誘電体多層反射膜を使用しており、
この上部反射層111は、n型GaAsエピタキシャル
層102とn型GaAsキャップ層135の間ではなく
、第13図に示されているように光出力120の取り出
し部である開口部150に位置整合させて形成され、下
部反射層112と光共振器構造を構成している。
なお、上部反射層111の誘電体多層反射膜は、例えば
酸化アルミニウム膜、アモルファスシリコン膜、酸化シ
リコン膜、窒化シリコン膜、酸化亜鉛膜または酸化チタ
ン膜等、任意の膜を組み合わせることにより使用するこ
とができる。
本実施例の構造によれば、上部反射層111である誘電
体多層反射膜の反射率を下部反射層112の反射率より
も小さくすることにより、発光した先出をn側電極側の
開口部150から光出力120として取り出すことがで
き、上部反射層111である誘電体多層反射膜の反射率
を下部反射層112の反射率よりも大きくすることによ
り、発光した光をp側電極側の開口部300から光出力
121 として取り出すことができる。以上のことから
、上部反射層litの反射率と下部反射層112の反射
率を調整することによって、活性領域において発生した
光出力を開口部150側と、開口部300側とに任意の
第14図には、本発明を適用した他の例が示されている
この例における装置は、第11図に示されている装置の
上部反射層111に誘電体多層反射膜を使用しており、
この上部反射層111は、n型GaAsエピタキシャル
層102とn型GaAsキャップ層135の間ではなく
、第13図に示されている実施例と同様に光出力120
の取り出し部である開口部150に位置整合させて形成
されており、下部反射層112と光共振器構造を構成し
ている。
なお、本実施例の上部反射層111に使用されている誘
電体多層反射膜は、第13図に示されている実施例と同
様、例えば酸化アルミニウム膜、アモルファスシリコン
膜、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、酸化亜鉛膜また
は酸化チタン膜等、任意の膜を組み合わせることにより
使用することができる。
第15図には1本発明を適用した他の例が示されている
この装置は、第3図に示されている装置の凹部の内部に
、発光領域において発光した光を吸収しない物質が充填
されているものである。この例の構造によれば、活性領
域の放熱効率が上昇し、しかも機械的な強度も向上させ
ることができる。
なお、装置の凹部に充填する物質は、上述したように発
光した光を吸収しない物質であり、導電性または絶縁性
の物質を使用する。
この例における構造は、第1図から第14図に示された
実施例の装置等、他の装置にも応用することができる。
第1B図には、発光した光出力を取り出す開口部150
にレンズ500が配置された例が示されている。
このレンズ500は、発光した光を集光させるためのも
のであり、活性領域の上部の開口部150に位置整合さ
せて配置されている。レンズ500の材料は、例えばガ
ラス、石英、プラスティックまたは高分子材料等の導電
性または絶縁性の物質を使用することができる。
本実施例によれば、開口部150にレンズ500が配置
されているため2発光した光を特定の方向へ大きい光出
力として取り出すことができる。また、発光した光を一
点に集光させることができるため、光ファイバ等への光
出力の結合効率を増大させることができる。なお、この
例における構造は、第1図から第15図に示された実施
例の装置等、他の装置にも応用することができる。
第17図および第18図は、第3図に示されている実施
例の半導体発光装置をに行xi列に配置した場合の例の
断面図と正面図が示されている。
この構造におけるn側電極107とp側電極108は、
図に示されているように個々の素子において共通の電極
になるように構成されている。
これらの実施例によれば、二次元アレイ状の半導体発光
装置を実現させることができるため、発光面積の大面積
化が可能となり、総発光出力を増大させることができる
なお、この例における構造は、本実施例においては第3
図に示されている実施例の半導体発光装置を使用したが
、第1図から第18図に示された実施例の装置等、他の
装置にも応用することができる。
第18図および第20図は、第3図に示されている実施
例の半導体発光装置をに行×j列の二次元状に配置した
場合の例の断面斜視図と正面図が示されている。
この例の構造では、第19図に示されているように各素
子の間に高抵抗層1313が形成されており、各発光素
子間において電気的な素子分離を行なっている。この高
抵抗層138は、n−GaAs型キャップ層135から
n−GaAs型キャップ層135に対して垂直下方、つ
まりp型GaAs基板101に向ってn−GaAsまた
はn−A lGaAsからなるエピタキシャル層を通り
、 1−AIGaAs、またはn−AlGaAs2:p
−AlGaAsの組合せからなる。 1−GaAs層に
相当する電流阻止層130に達するように形成されてい
る。また、n−GaAs型キャップ層135およびn側
電極10?も素子間で分離されており、n側型1107
はそれぞれ所定の配線用電極210に接続されている。
p側電極1013は、個々の素子において共通の電極に
なるように構成されている。
本実施例によれば、k行×j列の二次元状に配置された
半導体発光装置の各素子の間に高抵抗層13Bが形成さ
れ、各発光素子間において電気的な素子分離を行な、い
、またn側電極107も素子間で分離され所定の配線用
電極210に接続されているため、p側電極108と任
意の素子のn側電極10?との間に順方向の電圧を加え
電流を流すことにより、k行×j列の二次元アレイ状の
半導体発光装置の任意の位置に配置された素子から光出
力を取り出すことができる。
なお、この例における構造は、本実施例においては第3
図に示されている実施例の半導体発光装置を使用したが
、第1図から第16図に示された実施例の装置等、他の
装置にも応用することができる。
第21図は、第1O図に示されている実施例の半導体発
光装置をに行Xj列の二次元状に配置した場合の例の断
面斜視図が示されている。
この例の構造では、第18図および第20図において示
されている実施例と同様に各素子の間に高抵抗層13B
が形成されており、各発光素子間において電気的な素子
分離を行なっている。この例における高抵抗層138は
、p型GaAs基板101から基板101に対して垂直
上方、つまり各層の積層側に向−、テ1−AIGaAs
、またはn−AlGaAsとp−A lGaAsの組合
せからなる、1−GaAs層に相当する電流阻止層13
0に達するように形成されている。
また、p側電極10[(は、第20図に示されている実
施例におけるn側電極107と同様に素子間で分離され
ており、p側電極106はそれぞれ所定の配線用電極に
接続されている。n側電極107は、個々の素子におい
て共通の電極になるように構成されている。
本実施例によれば、k行×j列の二次元状に配置された
半導体発光:H置の各素子の基板101側の間に高抵抗
層13Bが形成され、各発光素子間において電気的な素
子分離を行ない、またp側電極108も素子間で分離さ
れ所定の配線用電極に接続されているため、p側電極1
0Bと任意の素子のn側電極107との間に順方向の電
圧を加え電流を流すことにより、k行×j列の二次元ア
レイ状の半導体発光装置の任意の位置に配置された素子
から光出力を取り出すことができる。
なお、この例における構造は、本実施例においては第1
O図に示されている実施例の半導体発光装置を使用した
が、第1図から第1B図に示された実施例の装置等、他
の装置にも応用することができる。
以上の実施例において、基板101はGaAs以外にI
nP 、 GaP 、またはGaAgP等を使用するこ
とができる。
また、基板101上のエピタキシャル層134としては
、GaAg以外にAlGaAg、 GaAsP 、 I
nGaAsP、AlGa1nP 、 GaP 、 In
P 、またはInGaP等を使用することができる。
電流阻止層130としては、GaAs以外にAlGaA
s、GaAsP 、 InGaAsP 、 AIGaI
nP 、 GaP 、 1nP 、またはInGaP等
を使用することができる。
発光部を有するGaAs層102は、GaAs以外にG
aAsP 、 AlGaAs、InGaAsP 、 A
lGa1nP 、 GaP、1nPまたは1nGaP等
を使用することができる。
反射鏡または量子井戸構造等を形成する多層積層は、G
aAsとAlGaAsとの組合せ以外に、エネルギーギ
ャップの異なる2種類のAlGaAgの組合せ、InP
と1nGaPとの組合せ、InGaAsPと1nPとの
組合せ、 GaAsPと(iaPとの組合せ、GaAs
とGaAsPとの組合せ、InPとAlGa1nPとの
組合せ、または1 nGaPとA IGa InPとの
組合せ等を使用することができる。
以上第1図〜第21図の実施例に示された本発明の装置
は、半導体基板の主表面に対して実質的に垂直な方向に
は凹部が形成され、 p−n接合が凹部の側面に光出力
の方向に長く形成されているため、発光効率が向上し、
しかも活性領域における放熱特性がよくなる。また、基
板の主表面に基板に対して実質的に平行な方向に電流阻
止層が形成されているため、二つの電極間に電流を流し
た場合に、この電流阻止層によって発光領域への電流注
入効率が向上する。
したがって、発光領域において生じた光出力を高い発光
出力として基板に対し垂直方向に取り出すことができる
。また、製作面からみても、基板に穴を開ける必要がな
いため、素子自体の強度が高くなり、高密度アレイ化の
実現が可能となり、発光出力の大きい半導体発光素子あ
るいはレーザを製作する1とができる 本発明によればまた、半導体基板と、半導体基板の主表
面に形成され、 p−n接合を有し、 p−n接合近傍
において主表面に対して実質的に垂直な方向に発光を生
じる発光層と、発光層に電流を注入する電極とを有する
半導体発光装置において、基板↓に主表面に対して実質
的に平行な方向に、発光層ノエネルギーギャップ幅より
も大きいエネルギーギャップ幅を有する半導体層を含む
少なくとも3層の積層構造からなる電流阻止層と、基板
上の積層部に主表面に対して実質的に垂直な方向に形成
された凹部を有し、p−n接合は、主として凹部の側面
に沿って形成されている。
この実施例の装置では、第1導電型半導体基板の上に発
光領域を含む第2導電型の半導体層のエネルギーギャッ
プ幅よりも大きいエネルギーギャップ幅を有する半導体
層を含む少なくとも3層の積層構造からなる電流阻止層
が積層され、電流阻止層の上に第2導電型の半導体層が
積層され、第2導電型の半導体層の上に電極の形成を容
易にするための第2導電型のキャップ層が積層されてい
る。また、第2導電型の半導体層には、基板の主表面側
、つまり各層の積層側に基板に対して垂直な方向に略凹
部が形成されており、略凹部の段差下部は第1導電型半
導体基板に達するように形成されている。
第1導電型を形成させる不純物を拡散することにより略
凹部の側面、または略凹部の側面および凹部の底面に第
1導電型の活性領域が形成される。
前記キャップ層は、第2導電型の半導体層の上部にだけ
積層されており、このキャップ層の上には第2導電型側
の電極が形成されている。第1導電型側の電極は基板裏
面、つまり各層の積層側と反対側の基板面に形成されて
いる。
以上の構造を有することにより、第1導電型側の電極と
第2導電型側の電極の電極間に電流を通した場合に、上
記活性領域にキャリアが注入され、活性領域において発
光が生じ、光出力を基板に対してほぼ垂直の方向に取り
出すことができる。
なお、上記の第1導電型半導体基板と第2導電型の半導
体層は、同一の物質からなる半導体を使用してもよく、
また異った物質からなる半導体を使用してもよい。
また、本装置は前記キャップ層を形成しない場合におい
ても、実施することが可能である。
第22図にはこの半導体発光装置の一実施例の断面斜視
図が示されている。
p型ガリウム・砒素(GaAs)基板101の上にn型
GaAs層133が′積層され、n型GaAs層133
の上にp型AlGaAs層132が積層され、p型Al
GaAs層132の上にはn型AlGaAs層125が
積層されおり、さらにn型AlGaAs層125の上に
n型GaAs層エピタキシャル層102が積層されてい
る。n型GaAsエピタキシャル層102には、基板1
01の主表面側、つまり各層の積層側に基板101に対
して垂直な方向にほぼ円筒の略凹部140が形成されお
り、略凹部140の段差下部は基板101に達するよう
に形成されている。
また、不純物の亜鉛(Zn)等を略凹部140の内部側
面に拡散させることによりp型拡散領域131が形成さ
れる。このp型拡散領域131は、略凹部140の側面
に沿って形成され、その下部は基板101に達している
。p型拡散領域131が形成されたことによって、 p
−n接合は基板101に対してほぼ垂直に形成される。
n型GaAsエピタキシャル層102の上には、第n図
に示されているように略凹部140に位置整合させてn
側電極107が形成され、基板101の裏面、つまり各
層の積層側と反対側の基板面にはp側電極106が形成
されている。
p側電極10Bと n側電極107の画電極に電流を通
すことにより、前述した基板101に対しほぼ垂直に形
成されたp−n接合に電流が注入され、キャリアの再結
合による発光が生じる0発光した光は、 n側電極10
?側、つまり装置の上部の開口部150から基板101
に対して垂直上方に光出力として取り出すことができる
本実施例の構造では、発光領域を有するn型GaAs層
エピタキシャル層102のエネルギーギャップ幅よりも
大きいエネルギーギャップ幅を有するn型AlGaAs
層125 とp型AlGaAs層132、およびn型G
aAs層133の3層からなる積層構造が、電流阻止層
170を形成している。このため、装置に順方向の電圧
を加えた場合に、n型GaAs層133とp型AlGa
As層132の間が逆バイアスの状態となって高い抵抗
領域となり、また、p型AlGaAs層132とn型A
 lGaAs層125ノ間の拡散電位が発光部の拡散電
位よりも大きくなる。
したがって、二つの電極に電流を流した場合に漏れ電流
を有効に防止することができ、発光領域への電流注入効
率をより一層向上させることができる。
第23図には、第22図に示されている装置の構造を適
用した他の例が示されている。
本実施例の装置は、第22図に示されている実施例にお
ける装置の n型GaAs層エピタキシャル層102に
n型A lGaAs層エピタキシャル層122を使用し
、電流阻止層170は、n型AlGaAs層エピタキシ
ャル層102のA1組成比よりも大きいA1組成比を有
するn型AlGaAs層125とp型AlGaAs層1
32、およびn型GaAs層133の3層からなる積層
構造を使用している。
本実施例では、発光領域を有するn型GaAs層エピタ
キシャル層102にn型AlGaAs層エピタキシャル
層122を使用しているため、n型GaAsに比べ発光
部のエネルギーギャップ幅が大きくなり、発光波長の短
波長化を実現させることができる。しかも、電流阻止層
170のn型AlGaAs層125およびp型AIGa
AsJ’i#132のA】組成比が、 n型AlGaA
s層エピタキシャル層122のA1組成比よりも大きく
なるように形成されているため、第22図に示されてい
る装置の電流阻止層170と同様の効果を得ることがで
きる。
第24図には、第22図に示されている実施例の装置の
電流阻止層170がi型GaAs層137.P型GaA
s層132、およびn型GaAs層133から形成され
ている場合の例が示されている。
この例では、電流阻止層170にi型GaAs層13?
を含んでいるため、第22図に示されている実施例の装
置と同様に電極間に電流を流した場合に漏れ・電流を有
効に防止することができ、発光領域への電流注入効率を
向上させることができる。
なお、電流阻止層170におけるi型GaAs層137
にi型A lGaAsを使用することができ、また、p
型GaAs層132にはp型AlGaAsを使用するこ
とができる。
第25図には、第24図に示されている実施例の装置の
n型GaAs層エピタキシャル層102にn型AlGa
As層エピタキシャル層122を使用した場合の例が示
されている。
本実施例では、発光領域を有するn型GaAs層エピタ
キシャル層102にn型AlGaAs層エピタキシャル
層122を使用しているため、n型GaAgに比べ発光
部のエネルギーギャップ幅が大きくなり、発光波長の短
波長化を実現させることができる。しかも、電流阻止層
170にi型GaAs層137を含んでいるため、電極
間に電流を流した場合の漏れ電流を有効に防止すること
ができる。
なお、本実施例における電流阻止層170のi型GaA
s層137にi型A lGaAsを使用することができ
、また、p型GaAs層132にはp型AlGaAsを
使用することができる。この積層構造にした場合には、
電流阻止層170のi型AlGaAs層137およびp
型AlGaAs層132のA1組成比が、 n型AlG
aAs層エピタキシャル層122のA1組成比よりも大
きくなるように形成することによって、第22図に示さ
れている装置の電流阻止層170と同様の効果を得るこ
とができる。
また、以上の実施例における電流阻止層170のうちn
型GaAsM133には、n型GaAsでなくn型Al
GaAsを使用することがマきる。
以上の第22図〜第25図の実施例において、基板10
1はGaAs以外にTnP 、GaP 、 GaAsP
 、またはAlGaAs等を使用することができる。
電流阻止層170を形成する各層の物質は、本実施例に
示したGaAs、 AIGaA、s以外に、GaAsP
、InGaAsP 、 AlGa1nP 、 (iaP
 、 InP 、またはInGaP等を使用することが
できる。
発光部を有するGaAs層102は、本実施例に示した
AlGaAs以外にGaAsP 、 )nGaAsP 
、 AlGa1nP、GaP 、 InP 、またはI
nGaP等を使用することができる。
以上第22図〜第25図に示された装置によれば、電流
阻止層に発光領域を有するn型GaAs層エピタキシャ
ル層のエネルギーギャップ幅よりも大きいエネルギーギ
ャップ幅を宥する半導体層を含む少なくとも3層の積層
構造からなる電流阻止層を使用しているため、二つの電
極に電流を流した場合に漏れ電流を有効に防止すること
ができ、発光領域への電流注入効率を一層向上させるこ
とができる。しかも、装置には、半導体基板の主表面に
対して実質的に垂直な方向には凹部が形成され、p−n
接合が凹部の側面に光出力の方向に長く形成されている
ことから、発光効率が向上し、活性領域における放熱特
性がよくなる。
したがって、発光領域において生じた光出力を高い発光
出力として基板に対し垂直方向に取り出すことができる
また、この構造では、基板に穴を開ける必要がないため
、素子自体の強度が高くなり、高密度アレイ化が可能と
なり、発光出力の大きい半導体発光素子あるいはレーザ
を製作することができる。
本発明ではさらに、半導体基板と、半導体基板の主表面
に形成され、 p−n接合を有し、 p−n接合近傍に
おいて主表面に対して実質的に垂直な方向に発光を生じ
る発光層と、発光層に電流を注入する一対の電極とを有
する半導体発光装置において、基板上に主表面に対して
実質的に平行な方向に形成された電流阻止層と、一対の
電極のうち一方の電極に接する半導体層の一部に形成さ
れた電流狭窄領域と、基板上の積層部に主表面に対して
実質的に垂直な方向に形成された凹部を有し、 p−n
接合は、主として凹部の側面に沿って形成されている。
この装置は、第1導電型半導体基板の上に第1導電型の
半導体層が積層され、第1導電型の半導体層の上に1層
または複数の層からなる電流阻止層が積層され、電流阻
止層の上に第2導電型の半導体層が積層され、第2導電
型の半導体層の上に電極の形成を容易にするための第2
導電型のキャップ層が積層されている。また、第2導電
型の半導体層には、基板の主表面側、つまり各層の積層
側に基板に対して垂直な方向に略凹部が形成されおり、
略凹部の段差下部は第1導電型の半導体層に達するよう
に形成されている。
第1導電型を形成させる不純物を拡散することにより略
凹部の側面、または略凹部の側面および凹部の底面に第
1導電型の活性領域が形成される。
前記キャップ層は、第2導電型の半導体層の上部にだけ
積層されている。また、キャップ層と第2導電型の半導
体層の一部には、漏れ電流を防止するための第1導電型
の電流狭窄領域が形成されている。この電流狭窄領域は
、キャップ層から第2導電型半導体層にかけて形成され
ており、第2導電型の半導体層の活性領域および活性領
域の近傍を除く部分に形成され、その下部は電流阻止層
に達しないように形成されている。
前記キャップ層の上には第2導電型側の電極が形成され
、第1導電型側の電極は基板裏面、つまり各層の積層側
と反対側の基板面に形成されている。
以上の構造を有することにより、第1導電型側の電極と
第2導電型側の電極の電極間に電流を通した場合に、上
記活性領域にキャリアが注入され、活性領域において発
光が生じ、光出力を基板に対してほぼ垂直の方向に取り
出すことができる。
また、上述した電流狭窄領域は、装置に順方向の電圧が
印加され、活性領域で発光する発光動作時に、逆バイア
スの状態となり、空乏層が広がって高抵抗領域となるた
め、光出力とは無関係の漏れ電流を著しく軽減させるこ
とができる。したがって、活性領域に有効に電流を注入
させることができるため、発光効率が向上し1発光出力
が増大する。
なお、上記の第1導電型半導体基板と第2導電型の半導
体層は、同一の物質からなる半導体を使用してもよく、
また異った物質からなる半導体を使用してもよい。
第26図にはこの構造による半導体発光装置の一実施例
の断面斜視図が示されている。
p型ガリウム中砒素(GaAs)基板101の上にp型
GaAsエピタキシャル層134が積層され、p型Ga
Asエピタキシャル層134の上にi型G&Asからな
る高抵抗層の電流阻止層130が積層され、電流阻止層
130の上にn型むaAs層エピタキシャル層102が
積層されている。n型GaAsエピタキシャル層102
には、基板101の主表面側、つまり各層の積層側に基
板101に対して垂直な方向にほぼ円筒形の略凹部14
0が形成されおり、略凹部140の段差下部はp型Ga
Asエピタキシャル層134に達するように形成されて
いる。
また、不純物の亜鉛(Zn)等を略凹部140の内部側
面に拡散させることによりp型拡散領域131が形成さ
れる。このp型拡散領域131は、略凹部140の側面
に沿って形成され、その下部はp型GaAsエピタキシ
ャル層134に達している。p型拡散領域131が形成
されたことによって、 p−n接合は基板101に対し
てほぼ垂直に形成される。
n型GaAsエピタキシャル層102の上には、第26
図に示されているように略凹部140に位置整合させて
n型GaAsキャップ層135が形成されている。
キャップ層135とエピタキシャル層102の一部に、
例えばp型の領域を形成させる不純物の拡散、あるいは
イオン注入等の方法によって、漏れ電流を防止するため
のp−GaAs領域の電流狭窄層138が形成される。
この電流狭窄N138は、キャップ層135からn型G
aAsエピタキシャルR102にかけて形成されており
、n型GaAsエピタキシャル層102の活性領域13
1および活性領域131の近傍を除く部分に形成され、
その下部は電流阻止層130に達しないように形成され
ている。
n側電極107がn型GaAsキャップ層135の上に
形成され、基板101の裏面、つまり各層の積層側と反
対側の基板面にはp側電極106が形成されている。
p側電極10Bとn側電極107の側電極に電流を通す
ことにより、前述した基板101に対しほぼ垂直に形成
されたp−n接合に電流が注入され、キャリアの再結合
による発光が生じる。発光した光は、n側電極107側
、つまり装置の上部の開口部150から基板101に対
して垂直上方に光出力120として取り出すことができ
る。
第27図には、第26図に示されている実施例における
i型GaAsの電流阻止層130に、p型GaAs層1
32とn型GaAs層133との一対からなるブロック
層を使用した場合の例が示されている。
この例では、ブロック層が上記のように構成されている
ため、装置に順方向の電圧を加えた場合にブロック層が
逆バイアスの状態となり、電流阻市層として有効に機能
する。したがって、前述した電流狭窄層138とともに
漏れ電流をより一層抑制することができる。
以上第26図および第27図に示された実施例において
、基板101はGaAs以外にInP 、 GaP 、
またはGaAsP等を使用することができる。
電流阻止層130を構成する1層または複数の層は、G
aAs以外にGaAgP 、 AlGaAs、 InG
aAsP、AlGa1nP 、 GaP 、 InPま
たはI nGaP等を使用することができる。
発光部を有するGaAs層102は、GaAs以外にG
aAsP 、 AlGaAs、 InGaAsP 、 
Al(ialnP 、 GaP、InPまたはInGa
P等を使用することができる。
第26図および第27図に示された装置は、基板の主表
面に対して実質的に平行な電流阻止層130が形成され
ており、しかもキャップ層135とエピタキシャル層1
02の一部には電流狭窄層138が形成され、装置に順
方向の電圧が印加され、活性領域で発光する発光動作時
に、この電流狭窄層138が逆バイアスの状態となり、
空乏層が広がって高抵抗領域となるため、光出力に寄与
しない漏れ電流を著しく軽減させ、微小なものとするこ
とができる。したがって、活性領域に有効に電流を注入
させることができるため、発光効率が向上し、発光出力
が増大する。
しかも、装置には、半導体基板101の主表面に対して
実質的に垂直な方向には凹部140が形成され、活性領
域を形成する p−n接合108が凹部140の側面に
光出力120の取り出し方向に長く形成されていること
から、高い発光効率が得られ、また活性領域が積層内部
にあるため放熱特性が良好である。したがって、発光領
域において生じた光を大きな発光出力120として基板
101に対し垂直方向に取り出すことができる。
また、この構造では、基板裏面に光出力取出口としての
大きな凹部を形成する必要がないため、素子自体の強度
が高くなり、高密度アレイ化が可能となり、発光出力の
大き−い半導体発光素子あるいはレーザを製作すること
ができる。
本発明によればまた、半導体基板の主表面に形成され、
 p−n接合を宥し、 p−n接合近傍において主表面
に対して実質的に垂直な方向に発光を生じる発光層と、
発光層に電流を注入する一対の電極とを有する半導体発
光装置において、基板上に主表面に対して実質的に平行
な方向に形成された第1の電流阻止層と、基板上の積層
部に主表面に対して実質的に垂直な方向に形成された凹
部とを有し、p−n接合は、主として凹部の側面に沿っ
て形成され、一対の電極のうち凹部の上部に位置整合さ
せて配設された電極と、a滑部の上部との間には第2の
電流阻止層が形成されている。
本発明によるこの構造を有する装置は、第1導電型半導
体基板の上に第1導電型の半導体層が積層され、第1導
電型の半導体層の上に1層または複数の層からなる電流
阻止層が積層され、電流阻止層の上に第2導電型の半導
体層が積層され、第2導電型の半導体層の上に電極の形
成を容易にするだめの第2導電型のキャップ層が積層さ
れている。また、第2導電型の半導体層には、基板の主
表面側、つまり各層の積層側に基板に対して垂直な方向
に略凹部が形成されおり、略凹部の段差下部は第1導電
型の半導体層に達するように形成されている。
第1導電型を形成させる不純物を拡散することにより略
凹部の側面に第1導電型の領域が形成され、基板に対し
て垂直方向に活性領域が形成される。
前記キャップ層は、第2導電型の半導体層の上部にだけ
積層されている。また、キャップ層の上には、漏れ電流
を防止するための絶縁層が形成されている。この絶縁層
は、キャップ層の上部のうち第2導電型の半導体層に形
成された活性領域の近傍を除く部分に形成されている。
絶縁層と、絶縁層の形成されていないキャップ層の上に
は第2導電型側の電極が形成され、第1導電型側の電極
は基板裏面、つまり各層の積層側と反対側の基板面に形
成されている。
以上の構造を有することにより、第1導電型側の電極と
第2導電型側の電極の電極間に電流を通した場合に、上
記活性領域にキャリアが注入され、活性領域においてキ
ャリアの再結合による発光が生じ、光出力を基板に対し
てほぼ垂直の方向に取り出すことができる。
なお、上記の第1導電型半導体基板と第2導電型の半導
体層は、同一の物質からなる半導体を使用してもよく、
また異った物質からなる半導体を使用してもよい。
第28図にはこの例による構造を有する半導体発光装置
の一実施例の断面斜視図が示されている。
p型ガリウム・砒素(GaAs)基板101の上にp型
GaAsエピタキシャル層134が積層され、p型Ga
Asエピタキシャル層134の上にi型GaAsからな
る高抵抗層の電流阻止層130が積層され、電流阻止層
130の上に n型GaAsエピタキシャル層102が
積層されている。n型GaAsエピタキシャル層102
には、基板101の主表面側、つまり各層の積層側に基
板101に対して垂直な方向にほぼ円筒の略凹部140
が形成されおり、略凹部140の段差下部はp型GaA
sエピタキシャル層134に達するように形成されてい
る。
また、不純物の亜鉛(Zn)等を略凹部140の内部側
面に拡散させることによりp型拡散領域131が形成さ
れる。このp型拡散領域131は、略凹部140の側面
に沿って形成され、その下部はpfiGaAsエピタキ
シャル層134に達している。p型拡散領域131が形
成されたことによって、p−n接合は基板101に対し
てほぼ垂直に形成される。
n型GaAsエピタキシャル層102の上には、第28
図に示されているように略凹部140に位置整合させて
n型GaAsキャップ層135が形成されている。
キャップ層135の上には、漏れ電流を抑制するための
絶縁層138が形成されている。この絶縁層139は図
に示されているように、キャップ9135の上部のうち
n型GaAsエピタキシャル層102に形成された活性
領域131の近傍を除く部分、つまり装置上部の開口部
150の近傍を除く部分に形成されている。
n側オーミック電極107が絶縁層139の上部と、絶
縁層139の形成されていないキャップ層135の上に
形成され、基板101の裏面、つまり各層の積層側と反
対側の基板面にはp側電極10Bが形成されている。
p側電極10Bとn側電極107の側電極に電流を通す
ことにより、前述した基板101に対しほぼ垂直に形成
されたp−n接合に電流が注入され、キャリアの再結合
による発光が生じる0発光した光は、 n側電極107
側、つまり装置の上部の開口部150から基板101に
対して垂直上方に光出力120として取り出すことがで
きる。
第28図には、第28図に示されている実施例における
i型GaAsの電流阻止層130に、p型GaAs層1
32とn型GaAs層133との一対からなる電流阻止
層を使用した場合の例が示されている。
この例では、電流阻止層が上記のように構成されている
ため、装置に順方向の電圧を加えた場合にブロック層が
逆バイアスの状態となり、電流阻止層として有効に機能
する。したがって、前述した絶縁層139とともに漏れ
電流をより一層抑制することができる。
第30図および第31図には、第28図に示されている
実施例の半導体発光装置をに行×j列の二次元状に配置
した場合の例の断面斜視図と正面図が示されている。
この例の構造では、第30図に示されているように各素
子の間に高抵抗層136が形成されており、各発光素子
間において電気的な素子分離を行なっている。この高抵
抗層13fiは、図のように絶縁層139の下部から絶
縁層139に対して垂直下方、つまりp型GaAs基板
101に向ってキャップ層135およびn型GaAsエ
ピタキシャル層102を通り、i型GaAs層130に
達するように形成されている。また、n−GaAs型キ
’F−/ブ層115およびn側電極107も素子間で分
離されており、n側電極107はそれぞれ所定の配線用
電極210に接続されている。p側電極10Bは、個々
の素子において共通の電極になるように構成されている
本実施例によれば、に行×j列の二次元状に配置された
半導体発光装置の各素子の間に高抵抗層136が形成さ
れ、装置上部の開口部150の近傍を除く部分のキャッ
プ層135とn側電極107の間、およびn側電極10
7が形成されていない部分のキャップ層135の上部全
域に絶縁層139が形成されている。
このように各発光素子間において電気的な素子分離を行
ない、またn側電極107も素子間で分離され所定の配
線用電極210に接続されているため、P側電極106
と任意の素子のn側電極107との間に順方向の電圧を
加え電流を流すことにより、k行×j列の二次元アレイ
状の半導体発光装置の任意の位置に配置された素子から
光出力を取り出すことができる。
なお、この例における構造は1本実施例においては第2
8図に示されている実施例の半導体発光装置を使用した
が、第29図に示された実施例の装置にも適用すること
ができる。また1本発明の他の実施例にも応用すること
ができることは言うまでもない。
以上の第28図〜第31図の実施例の装置において、基
板101はGaAs以外に1nP 、 GaP 、また
はGaAgP等を使用することができる。
電流阻止層130を構成する1層または複数の層は、G
aAs以外にGaAsP 、 Al(iaAs、InG
aAsP、AlGa1nP 、 GaP 、 InPま
たはI nGaP等を使用することができる。
発光部を有するエピタキシャル層102は、(iaAs
以外にGaAsP 、 AlGaAs、InGaAsP
AlGa1nP 、 GaP 、 1nPまたは1 n
GaP等を使用することができる。
絶縁層138は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、ア
ルミニウム酸化膜、もしくはアルミニウム窒化膜等の絶
縁膜、またはi型GaAs、もしくはアモルファスシリ
コン等の高抵抗層等を使用することができる。
以上第28図〜第31図に示された構造による装置は、
基板の主表面に対して実質的に平行な電流阻止層130
が形成されており、しかもn型(iaAsエピタキシャ
ル層102に形成された活性領域の近傍を除くキャップ
層135とn側電極107の間には絶縁層139が形成
されているため、装置に順方向の電圧が印加された場合
に光出力に寄与しない漏れ電流を著しく軽減させ、微小
なものとすることができる。したがって、活性領域に有
効に電流を注入させることができるため、発光効率が向
上し、発光出力が増大する。
しかも、装置には、半導体基板101の主表面に対して
実質的に垂直な方向には凹部140が形成され、p−n
接合108が凹部140の側面に光出力120の方向に
長く形成されていることから、発光効率が向上し、活性
領域における放熱特性がよくなる。したがって、発光領
域において生じた光を高い発光出力120として基板1
01に対し垂直方向に取り出すことができる。
また、これらの実施例からも明らかなように、この構造
では装置の製造において複雑な工程を行う必要がなく、
容易に漏れ電流を抑制させることができる。
さらに、基板にエツチングで光取り出し口を形成する必
要がないため、素子自体の強度が高くなり、高密度アレ
イ化が可能となり、発光出力の大きい半導体発光素子あ
るいは半導体レーザを製作することができる。
本発明ではさらに、半導体基板と、半導体基板の主表面
に形成され、 p−n接合を有し、 p−n接合近傍に
おいて主表面に対して実質的に垂直な方向に発光を生じ
る発光層と、発光層に電流を注入する電極とを有する半
導体発光装置において、この装置は基板上に主表面に対
して実質的に平行な方向に形成された電流阻止層と、発
光層を挟み込むように形成された少なくとも2層からな
る閉込層と、基板上の積層部に主表面に対して実質的に
垂直な方向に形成された凹部を有し、p−n接合は、主
として凹部の側面に沿って形成されている。
この構造による装置は、第1導電型半導体基板の上に1
層または複数の層からなる電流阻止層が積層され、電流
阻止層の上には少なくとも3層の第2導電型の半導体層
が積層され、第2導電型の半導体層の上には電極の形成
を容易にするための第2導電型のキャップ層が積層され
ている。なお、電流阻止層の上に形成された第2導電型
の半導体層はエネルギーギャップの小さい半導体層をそ
れよりも大きいエネルギーギャップを有する半導体層に
より挟み込むように形成され、電流閉込層を形成してい
る。電流閉込層を形成するエネルギーギャップの大きい
半導体層の層厚は、少なくとも約30nmに形成され、
かつ発光波長のこの層内での波長の1/4以外の厚さで
ある。
また、第2導電型の半導体層には、基板の主表面側、つ
まり各層の積層側に基板に対して垂直な方向に略凹部が
形成されており、略凹部の段差下部は第1導電型半導体
基板に達するように形成されている。
第1導電型を形成させる不純物を拡散することにより略
凹部の側面、または略凹部の側面および凹部の底面に第
1導電型の活性領域が形成される。
前記キャップ層は、第2導電型の半導体層の上部にだけ
積層されており、このキャップ層の上には第2導電型側
の電極が形成されている。第1導電型側の電極は基板裏
面、つまり各層の積層側と反対側の基板面に形成されて
いる。
以上の構造を有することにより、第1導電型側の電極と
第2導電型側の電極の電極間に電流を通した場合に、上
記活性領域にキャリアが注入され、活性領域において発
光が生じ、光出力を基板に対してほぼ垂直の方向に取り
出すことができる。
なお、上記の第1導電型半導体基板と第2導電型の半導
体層は、同一の物質からなる半導体を使用してもよく、
また異った物質からなる半導体を使用してもよい。
第32図には以上の構造を有する半導体発光装置の一実
施例の断面斜視図が示されている。
p型ガリウム・砒素(GaAs)基板101の上にp型
アルミニウム嘩ガリウム・砒素(AIGaAs)エピタ
キシャル層134が積層され、P型AlGaAs二ビタ
キシャル層134の上に高抵抗層のl型GaAs層13
0が積層され、l型GaAs層130の上にn型AlG
aAs層125 、  n型GaAsJi127 、お
よびn型AlGaAs層145が積層され、n型AlG
aAs層145の上にはn型GaAsキャップ層135
が積層されている。n型GaAsキャップ層135には
、基板101の主表面側、つまり各層の積層側に基板1
01に対して垂直な方向にほぼ円筒の略凹部140が形
成されおり、略凹部140の段差下部はp型A lGa
Asエピタキシャル層134に達するように形成されて
いる。
また、不純物の亜鉛(Zn)等を略凹部140の内部側
面に拡散させることによりp型拡散領域131が形成さ
れる。このp型拡散領域131は、略凹部140の側面
に沿って形成され、その下部はp型AlGaAsエピタ
キシャル層134に達している。p型拡散領域131が
形成されたことによって、p−n接合108は基板10
1に対してほぼ垂直に形成される。n型GaAsキャッ
プ層135の上には、第32図に示されているように略
凹部140に位置整合させてn側電極107が形成され
、基板101の裏面、つまり各層の積層側と反対側の基
板面にはp側電極10[iが形成されている。
p側電極106とn側電極10?の側電極に順方向の電
圧を加えて電流を通すことにより、光出力を装置上部の
開口部150から基板101に対しほぼ垂直上方に取り
出すことができる。
この実施例の装置では、p型GaAs基板101やp型
A lGaAsエピタキシャル層134のキャリア濃度
に依存することなく制御することができる。また、この
構造ではn型GaAs層127がn型GaAs層127
のエネルギーギャップよりも大きいエネルギーギャップ
を有するn型AlGaAs層125およびn型AlGa
As層145によって挟み込まれていることから、n型
AlGaAs層125およびn型AlGaAs層145
が電流閉込層として機能するため、注入されたキャリア
をn型GaAs層127に形成されたp−n接合108
において効率よく再結合させることができる。なお、n
型AlGaAs層125およびn型AlGaAs層14
5の層厚は約3On++以上であり、かつ発光出力の媒
質内波長の1/4以外の厚さに形成されている。
またこの装置では、p型A lGaAgエピタキシャル
層134にp型GaAsエピタキシャル層を使用するこ
とも可能である。
第33図には、第32図に示されている実施例における
高抵抗層のl型GaAs層130に、p型GaAs層1
32.n型GaAs層133、およびp型A lGaA
s層141の3層からなるブロック層を使用した場合の
例が示されている。
この例では、ブロック層が上記のように構成されている
ため、第32図における装置と同様、順方向の電圧を加
えた場合にブロック層が逆バイアスの状態となり、電流
阻止層として有効に機能させることができる。
なお、第32図および第33図に示された装置のn型G
aAs層12?に、n型AlGaAs層125およびn
型AlGaAs層145のエネルギーギャップよりも小
さいエネルギーギャップを有するn型AlGaAs層を
使用することも可能である。この場合には、A lGa
AsのエネルギーギャップがGaAsのエネルギーギャ
ップよりも大きいため、発光波長の短波長化を実現させ
ることができる。
第34図には、第32図に示された装置の構造を適用し
た他の例が示されている。
p型GaAg基板101の上にp型アルミニウム・ガリ
ウム台砒素(AIGaAs)エピタキシャル層134が
積層され、P型AlGaAsエピタキシャル層134の
上に高抵抗層のl型GaAs層130が積層され、l型
GaAs層130ノ上にn型GaAs層127とn型A
lGaAs層125とが図に示されているように交互に
積層され、さらにその上にn型GaAsキャップ層13
5が形成されている。n型GaAsキャップ層135に
は、基板101の主表面側、つまり各層の積層側に基板
101に対して垂直な方向にほぼ円筒の略凹部140が
形成されおり、略凹部140の段差下部はp型AlGa
Asエピタキシャル層134に達するように形成されて
いる。
また、不純物の亜鉛(Zn)等を略凹部140の内部側
面に拡散させることによりp型拡散領域131が形成さ
れる。このp型拡散領域131は、略凹部140の側面
に沿って形成され、その下部はp型AlGaAsエピタ
キシャル層134に達している。p型拡散領域131が
形成されたことによって、p−n接合が基板101に対
してほぼ垂直に形成される。n型キャップ層135の上
には、第1図に示されている実施例と同様に略凹部14
0に位置整合させてn側電極107が形成され、基板1
01の裏面にはp側電極10Bが形成されている。
この例の構造では、n型GaAs層127とn型A l
GaAs層125とが交互に複数積層された積層構造を
有し、n型A lGaAs層125のエネルギーギャッ
プがn型GaAsF12?のエネルギーキャップよりも
大きいことから、複数のn型AlGaAs層125は電
流閉込層として機能する。したがって、p側電極10B
とn側電極10Bの側電極に順方向の電圧を加えて電流
を通すことにより注入されたキャリアは、複数のn型G
aAs層127に形成されたp−n接合108において
効率よく再結合し、光出力120を装置上部の開口部1
50から基板101に対して垂直上方に取り出すことが
できる。なお、n型GaAs層127およびn型AlG
aAs層125の層厚は約30nm以上であり、かつ発
光出力の媒質内波長の 174以外の厚さに形成されて
いる。
またこの実施例における装置では、p型GaAs基板1
01やp型A lGaAsエピタキシャル層134のキ
ャリア濃度が活性領域のキャリア濃度に依存することな
く制御することができる。
この例における装置では、基板101の上に積層したp
型AlGaAsエピタキシャル層134に、p型GaA
sエピタキシャル層を使用することも可能である。
第35図には、第34図に示されている実施例における
高抵抗層のi型GaAs層130に、p型GaAs層1
32.n型GaAs層133.およびp型AlGaAs
層141の3層からなるブロック層を使用した場合の例
が示されている。
この例では、ブロック層が上記のように構成されている
ため、第33図に示されている実施例と同様、装置に順
方向の電圧を加えた場合にブロック層が逆バイアスの状
態となり、電流阻止層として有効に機能させることがで
きる。
なお、なお、第34図および第35図に示された装置の
n型GaAs層127に、n型AlGaAs層125の
エネルギーギャップよりも小さいエネルギーギャップを
有するn型A lGaAs層を使用することも可能であ
り、この場合にはAlGaAsのエネルギーギャップが
GaAsのエネルギーギャップよりも大きいため、発光
波長の短波長化を実現させることができる。
以上第32図〜第35図の実施例の装置において、基板
101はGaAs以外にInP 、 GaP 、または
GaAsP等を使用することができる。
基板101の上に形成されたp型エピタキシャル層13
4は、実施例に使用したAlGaAsあるいはGaAs
以外にGaAsP 、 InGaAsP 、 AlGa
1nP、GaP 、 InP 、またはI n(iaP
等を使用することができる。
電流阻止層130は、GaAs以外にAlGaAs、G
aAsP 、 InGaAsP 、 AIGaInP 
、 GaP 、 InP 、またはInGaP等を使用
することができる。
n型GaAs層127は、GaAs以外にGaAsPA
IGaAs、 InGaAsP 、 AIGaInP 
、 GaP 、 InP 、またはInGaP等を使用
することができる。
電流閉込層を形成するA lGaAs層125およびA
lClaAs層145は、AlGaAs以外にGaAs
PInGaAsP 、 AIGaInP 、 GaP 
、 GaAs、 InP 、またはInGaP等を使用
することができる。
なお、以上に示された本発明の実施例における凹部の形
成は、特に塩素系ガスを使用するドライエツチングによ
るものが有効に行なうことができる。ただし、他の方法
によるものでも形成することができることは言うまでも
ない。
また、以上の各実施例における凹部の横断面はほぼ円形
に形成されているが、円形に限らず方形や多角形等に形
成してもよい。
参考のため、面発光半導体レーザとして従来提案されて
いるものの例が第36図〜第38図に示されている。
第36図には、半導体基板の主表面に対しほぼ垂直な方
向に突起部を有するCTJ型発光発光素子されている。
CTJ型発光発光素子造では、p−n接合が装置に形成
されている突起部だけでなく、突起部下部から基板に平
行な部分にも延在して形成されているため、高注入電流
時には基板に平行なp−n接合からも発光するようにな
り、このため発光効率が向上しないという問題があった
。また、突起部に活性領域があることから放熱効率が悪
く、さらに機械的強度も弱いという欠点を有している。
第37図には、発光領域に位置整合させて半導体基板の
裏面にエツチングによる穴が形成されているBurru
s型面発光素子が示されている。
Burrus型面発光素子の構造では、活性層が基板面
に対して平行な方向に延在して形成されいるため、光を
取り出す方向、つまり基板に対して垂直な方向とは異な
ってしまい、光の出力方向に大きな利得を得ることがで
きない。したがって、この装置の構造はスーパールミネ
セント動作やレーザ発振を行なうには適当な構造とはい
えない。製作の面においても、基板の裏面にエツチング
による穴を形成しなければならないため、p拡散領域と
形成するエツチングの穴との位置整合が必要となり、装
置の製作が困難なものとなる。また、エツチングによっ
て形成される穴が図に示されているように非常に大きな
ものとなり、例えば形成される穴口体の直径が発光領域
の直径の約10倍以上必要となるため、装置を一次元ま
たは二次元のアレイ状に配置する場合には集積度を増大
させることができない。
第38図には、活性領域の上下に反射構造を有する面発
光半導体レーザが示されている。
この面発光半導体レーザの場合には、活性領域の近傍に
反射構造が形成されているため、光出力の取り出し部と
して基板に大きい穴を形成させることが必要となり、装
置自体の機械的強度が太きく低下するという問題が起こ
る。また、この構造では、上部の電極が基板に形成され
た穴の周囲に配置され、その上、活性領域を基板に対し
て垂直方向、つまり光の出力方向に長く形成させること
ができないことから電流を活性領域に集中させることが
できず、電流注入効率の向上が望めない。
したがちて、しきい値電流を低下させることができない
という問題が生じる。
製作の面においてもこの構造では、基板に形成される穴
を活性領域の下に配置されている円形状の電極と位置整
合させることによって形成させることが必要となるため
、製作工程における再現性が困難なものとなる。
しかし、第1図〜第35図の実施例に示された本発明の
装置は、半導体基板の主表面に対して実質的に垂直な方
向には凹部が形成され、p−n接合が凹部の側面に光出
力の方向に長く形成されているため、発光効率が向上し
、しかも活性領域における放熱特性がよくなる。さらに
、本発明の装置は以上の構造に電流阻止層135、電流
狭窄層138、絶縁層139、あるいは電流閉込層等の
層が1つ、または複数、あるいはそれらを組み合わせて
形成されているため、二つの電極間に電流を流した場合
に発光領域への電流注入効率が向上する。
したがって、発光領域において生じた光出力を高い発光
出力として基板に対し垂直方向に取り出すことができる
。さらに、製作面からみても、基板に穴を開ける必要が
ないため、素子自体の強度が高くなり、高密度アレイ化
の実現が可能となり、発光出力の大きい半導体発光素子
あるいはレーザを製作することができる。
九−1 本発明によれば、半導体発光装置に半導体基板の主表面
に対して実質的に平行な方向に電流阻止層が形成され、
また、基板の主表面に対して実質的に垂直な方向には凹
7H3が形成され、 p−n接合が主として該凹部の側
面に形成されているため、二つの電極間に電流を流した
場合に、発光領域への電流注入効率が向上し、しかも、
活性領域における放熱特性がよくなる。
また、本発明によれば上記の構造に電流阻止層、電流狭
窄層、絶縁層、あるいは電流閉込層等の各層が1つ、ま
たは複数、あるいはそれらを組み合わせて形成されてい
るため、二つの電極間に電流を流した場合に発光領域へ
の電流注入効率が向上し、発光領域において生じた光出
力を高い発光出力として基板に対し垂直方向に取り出す
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第8図は本発明による半導体発光装置の一実施
例を部分的に示す断面斜視図、第9図は、第7図および
第8図に示す実施例の多層構造の一例を示す拡大断面図
、 第1θ図〜第18図は本発明による半導体発光装置の他
の実施例を部分的に示す断面斜視図、第17図〜第21
図は本発明による半導体発光装置を二次元アレー状にし
た場合の実施例を示す断面図、断面斜視図、および正面
図、 第22図〜第29図は本発明による半導体発光装置の他
の実施例を部分的に示す断面斜視図、第30図は第28
図に示されている装置を二次元アレイ状にした場合の実
施例を示す断面斜視図、第31図は第30図に示されて
いる実施例の装置の正面図、 第32図〜第35図は本発明による半導体発光装置の他
の実施例を部分的に示す断面斜視図、第38図〜第38
図は従来技術による半導体発光装置の例を示す断面図お
よび断面斜視図である。 部 の  の説明 000.基板 、n型エピタキシャル層 p側電極 n側電極 p−n接合 00.上部反射層 、下部反射層 電流阻止層 p型拡散領域 p型エピタキシャル層 n型キャップ層 電流狭窄層 絶縁層 略凹部 開口部 第1図 で二)ノ田

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板と、 該半導体基板の主表面に形成され、p−n接合を有し、
    該p−n接合近傍において前記主表面に対して実質的に
    垂直な方向に発光を生じる発光層と、該発光層に電流を
    注入する電極とを有する半導体発光装置において、 該装置は、前記基板上に前記主表面に対して実質的に平
    行な方向に形成された電流阻止層と、前記基板上の積層
    部に前記主表面に対して実質的に垂直な方向に形成され
    た凹部を有し、 前記p−n接合は、主として該凹部の側面に沿って形成
    されていることを特徴とする半導体発光装置。 2、半導体基板と、 該半導体基板の主表面に形成され、p−n接合を有し、
    該p−n接合近傍において前記主表面に対して実質的に
    垂直な方向に発光を生じる発光層と、該発光層に電流を
    注入する電極とを有する半導体発光装置において、 該装置は、前記基板上に前記主表面に対して実質的に平
    行な方向に、前記発光層のエネルギーギャップ幅よりも
    大きいエネルギーギャップ幅を有する半導体層を含む少
    なくとも3層の積層構造からなる電流阻止層と、 前記基板上の積層部に前記主表面に対して実質的に垂直
    な方向に形成された凹部を有し、 前記p−n接合は、主として該凹部の側面に沿って形成
    されていることを特徴とする半導体発光装置。 3、半導体基板と、 該半導体基板の主表面に形成され、p−n接合を有し、
    該p−n接合近傍において前記主表面に対して実質的に
    垂直な方向に発光を生じる発光層と、該発光層に電流を
    注入する一対の電極とを有する半導体発光装置において
    、 該装置は、前記基板上に前記主表面に対して実質的に平
    行な方向に形成された電流阻止層と、前記一対の電極の
    うち一方の電極に接する半導体層の一部に形成された電
    流狭窄領域と、 前記基板上の積層部に前記主表面に対して実質的に垂直
    な方向に形成された凹部を有し、 前記p−n接合は、主として該凹部の側面に沿って形成
    されていることを特徴とする半導体発光装置。 4、半導体基板と、 該半導体基板の主表面に形成され、p−n接合を有し、
    該p−n接合近傍において前記主表面に対して実質的に
    垂直な方向に発光を生じる発光層と、該発光層に電流を
    注入する一対の電極とを有する半導体発光装置において
    、 該装置は、前記基板上に前記主表面に対して実質的に平
    行な方向に形成された第1の電流阻止層と、 前記基板上の積層部に前記主表面に対して実質的に垂直
    な方向に形成された凹部とを有し、前記p−n接合は、
    主として該凹部の側面に沿って形成され、前記一対の電
    極のうち該凹部の上部に位置整合させて配設された電極
    と、前記積層部の上部との間には第2の電流阻止層が形
    成されていることを特徴とする半導体発光装置。 5、半導体基板と、 該半導体基板の主表面に形成され、p−n接合を有し、
    該p−n接合近傍において前記主表面に対して実質的に
    垂直な方向に発光を生じる発光層と、該発光層に電流を
    注入する電極とを有する半導体発光装置において、 該装置は、前記基板上に前記主表面に対して実質的に平
    行な方向に形成された電流阻止層と、前記発光層を挟み
    込むように形成された少なくとも2層からなる閉込層と
    、 前記基板上の積層部に前記主表面に対して実質的に垂直
    な方向に形成された凹部を有し、 前記p−n接合は、主として該凹部の側面に沿って形成
    されていることを特徴とする半導体発光装置。
JP63003862A 1987-03-03 1988-01-13 半導体発光装置 Pending JPH0284785A (ja)

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DE3806957A DE3806957A1 (de) 1987-03-03 1988-03-03 Lichtemittierende halbleitereinrichtung
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012064772A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Sharp Corp ダイオード
US9190590B2 (en) 2010-09-01 2015-11-17 Sharp Kabushiki Kaisha Light emitting element and production method for same, production method for light-emitting device, illumination device, backlight, display device, and diode

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