JPH0284545A - 高表面積繊維 - Google Patents

高表面積繊維

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JPH0284545A
JPH0284545A JP26628988A JP26628988A JPH0284545A JP H0284545 A JPH0284545 A JP H0284545A JP 26628988 A JP26628988 A JP 26628988A JP 26628988 A JP26628988 A JP 26628988A JP H0284545 A JPH0284545 A JP H0284545A
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cross
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polymer
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JP26628988A
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Richard Michael Kopchik
リチャード マイクル コップチック
Stephen Gerard Maroldo
スチーブン ジェラード マーロルド
Eric J Langenmayr
エリック ジョン ランゲンメイヤー
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Rohm and Haas Co
Original Assignee
Rohm and Haas Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/24Crosslinking, e.g. vulcanising, of macromolecules
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2325/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring; Derivatives of such polymers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は高分子吸着材に関する。よシ詳しくは、吸着材
として有効な、高表面積の、重合体の繊維およびミクロ
ビーズ(microbead)に関する。
発明の背景 吸着材は通常固体の材料であって、その表面において、
混合状態の物質に対して選択性を示すので、かかる物質
を混合物から分離するための手段となυ得る。吸着材の
高表面積特性(通常、材料1g当た)5m2のはるか上
)は通常、微細な粒子サイズから生じる(非多孔性吸着
材)か又は吸着材粒子内の細孔から生じる(多孔性吸着
材)。
カーボンブラックや、二酸化チタンや、酸化亜鉛の顔料
は非多孔性吸着材の例である。粒状炭素、シリカゾル、
骨炭、成る種の土壌、およびアスベストは天然材料から
得られる周知の多孔性吸着材である。これ等は湿った環
境下での高い水分吸着、製造時の劣った再現性、および
サイクルプロセスでの使用時の破砕に酷く悩まされる。
何故ならば、それ等の剛構造はそれ等の小さな細孔中に
吸着された物質の高い浸透圧によって破壊されるからで
ある。
複合物質(薬物のような)の分離または精製のために、
合成吸着材が開発されておシ、その中の成るものはイオ
ン交換材料としても又はイオン交換材料の製造のための
中間体としても役立つ。しかしながら、イオン交換は吸
収および吸着現象であるので、イオン交換材料は全て吸
着材であるけれども、その逆は必ずしも真ではない。
合成吸着材は一般に多孔性重合体固形物であシ、その代
表例はポ!Jスチレンや、スチレン−ジビニルベンゼン
共重合体である。高い表面積を得るために、微細に分割
された重合体を製造すること又はかかる重合体を微細な
粒子サイズに粉砕することが可能であるが、微細な粒子
サイズの吸着材はサイクルプロセスに、特に、カラムを
有するプロセスに、使用することはできない。何故なら
ば、微細な粒子は密に詰tb過ぎ、流通を妨げるからで
ある。従って、直径約0−02mm〜約2 txtのオ
ーダーの、又はそれ以上のオーダーの、中位の大きさの
吸着材粒子が必要とされている。公知の懸濁重合法によ
って得られた重合体ビーズはカラム操作に使用するのに
都合のよい粒子サイズを有する。
高分子吸着材は疎水性であることができ、そしてビーズ
形態は吸着材をよシ有用ならしめるが、その吸着特性は
有機材料の熱分解によって得られた炭質吸着材と有効に
競合するには限定され過ぎている。
ビーズ形態のマクロネット(macronet)吸着材
はリード(Reed)の米国特許第4,263,407
号によって教示され、その特許は参考のために本願明細
書中に組み入れられる。この吸着材は、軽く交叉結合し
たマクロレティキュラー (macrore ticular )の芳香族重合体
ビーズ全不活性有機溶媒中で膨潤させてから、その膨潤
ビーズを外来交叉結合剤によってポスト交叉結合させる
ことによって、製造される。この吸着材は「マクロネツ
)Jと呼ばれる。何故ならば、その交叉結合は安定であ
シ、かつ長い剛構造を有しており、その構造は重合体が
溶媒中での膨潤時に起った相互に有意な距離への鎖の変
位を保持することを、溶媒が除去された後にさえ、可能
にするからである。
板堰等の米国特許第4.543,365号には、リード
のものに似た、しかし、もつと高く交叉結合した樹脂を
使用したビーズ材料が開示されている。
西独特許公開明細書第229,992号は、膨潤用溶媒
の存在下でのクロロメチル化およびスルホン化による、
軽く交叉結合した懸濁重合ポリスチレンからの、高表面
積のスルホ/酸樹脂ビーズの一段階製法を教示している
;得られたビーズはマクロネットビーズであるらしい。
繊維は炭素フィラメントや粒状活性炭のような通常の吸
着材よシ優れた特殊な利点を有している;繊維は化学物
質に対する保護衣料、空気清浄システム用フィルター 
などを作製するために、絨られていてもよいし又はそう
でない場合には布またはその他の編織物に加工されてい
てもよい。それ等およびその他の高分子吸着材はまた、
活性炭よりも再生が容易であシ、かつ高湿度に感受性で
ない。
繊維はその小さい直径のせいで比較的高い表面積を付与
する。化学的に改質されたポリスチレンをベースにした
繊維が知られている:例えば、Yoshioka at
 al、、 Bull、 Chem、 Soc、 Ja
pan 56゜372<5(1983)または特開昭5
2−120986号公報が知られている。これ等繊維は
ビニル芳香族重合体マトリックスとそのマトリックス中
に埋め込まれたα−オレフィン重合体の縦フィブリルと
の複合体である。これ等文献は繊維のビニル芳香族表面
を処理してスルホン酸基やアミンまたはアンモニウム基
のような官能基を付着させることを教示している。
特開昭50−145617号公報には、フェノール−ホ
ルムアルデヒド重合体繊維を酸性媒体中のパラホルムア
ルデヒドのようなアルキル化剤で処理することが開示さ
れておシ、この反応・は上記の吉岡論文および特開昭5
2−120986号公報中で表面を官能化するために使
用されている。
特開昭50−145617号公報では、この反応の後に
、250〜450℃の温度での酸化雰囲気中での穏やか
な熱分解が行われている;この公報は、この処理がui
維の表面積を少なくとも10m2/IVC,そして場合
によっては400 m2/ lに増大させると報告して
いる。
多孔性#!雄ヲ製造するための別の試みは5rutaa
t al、、 Chemicke Vlakna、 1
986t  36. No。
3、p、p、175−181に開示されている。この文
献には、艶消剤として繊維中に紡ぎ込まれた炭酸カルシ
ウムが酸によって溶解されたときに生成される多孔性ポ
リエステル繊維が開示されている。
発明の目的 本発明の目的はガス、蒸気、などに対する高い吸着容量
を有する吸着材繊taを提供することである。また、本
発明の目的は吸着、有機反応、またはイオン交換の現象
において通常遭遇する化学的相互反応に対して安定であ
る化学官能性を担持している高表面積繊維を提供するこ
とである。さらに、本発明の目的は大きな圧力降下、濾
材の目詰まり、などの問題を回避しながら微細な粒状吸
着材からなる床の吸着率をもたらすことができる吸着濾
材を提供することである。また、本発明の目的は高い表
面積、およびガスや蒸気などに対する高い容量を有する
吸着Iミクロビーズを提供することである。本発明のそ
の他目的は本願明細書がら明らかになるであろう。
発明の概要 本発明者等は繊維またはミクロビーズの形態を有してい
る、高表面積および有意な吸着容量を有する交叉結合ポ
リ(ビニル芳香族)マクロネット組成物、およびその製
造方法を発明した。この方法は、交叉結合ポリ(ビニル
芳香族)N合体構造物を膨潤用溶媒で膨潤させ、そして
その重合体を膨潤状態のままさらに交叉結合させて、溶
媒が除去されたときにも安定な、多孔性の、高吸着性の
、マクロネット重合体構造物にすることからなる。
発明の詳細 な説明の方法でマクロネット構造に転化される好ましい
重合体はポリ(ビニル芳香族)重合体であ)、よシ好ま
しくは、ポリスチレン、および俗名が芳香核全置換して
いる炭素原子1個〜3個のアルキル基1個〜6個を有す
る置換スチレンの重合体である。ポリ芳香族重合体と共
重合可能なその他のモノエチレン性不飽和単量体少量す
なわち50重量%未満全ポリ芳香族重合体と共重合させ
てもよい。特に好ましい重合体は上記ポリ芳香族重合体
(場合によって、別の重合体好ましくはポリオレフィン
とゾレンドされていてもよい)のマトリックスと、その
中に縦に埋め込まれた第二重合体相のフィラメントとか
らなる異質重合体繊維であシ、第二1合体は好ましくは
ポリオレフィンであり、よシ好ましくは、ポリプロピレ
ン、またはポリ(ブテン−1)やポリ(3−メチル−1
−デテン)のようなポリブテンである。埋め込まれたフ
ィラメントの直径は約1〜約10μmの範囲にあっても
よい。重合体はYoshioka at al、。
Bull、 Chem、 Soc、 Japan、 V
ol、 56. p、3726(1983)に記載され
ている溶融紡糸法のような通常の方法を使用して繊維に
することができる。
別の好ましい重合体は直径範囲的0.01〜約1μmの
粒子の形態の、上記のような乳化重合したポリ(ビニル
芳香族)重合体である。かかる粒子は本願においてはミ
クロビーズとも称され、そしてチョ/グ(Chong)
等の米国特許第4.200.695号のような周知の乳
化重合法またはラテックス重合法に従って製造できる。
かかる粒子にマクロネット構造全形成すると、そのサイ
ズが元の重合体粒子のサイズよシ有意に増大する。
繊維であろうと粒子であろうと、得られた重合体構造物
は、それ全膨潤剤中で膨潤させ、そしてそれを膨潤状態
のtま、その膨潤重合体構造を安定化させるように即ち
膨潤剤が除去されたときに膨潤構造がその元の構造に潰
れてしまわないように、交叉結合させることによってマ
クロネットになる。本発明の方法において重合体をまず
膨潤させるのに有効な膨潤剤は、ポリ(ビニル芳香族)
重合体を膨潤させ、マクロネット構造の形成を妨げず、
かつフリーデル・クラフツ触媒を失活させないものであ
る。好ましい膨潤剤は大気圧で約s口’c以上の沸点を
有する。しかし、高い圧力および約50℃よシ高い温度
では、もつと低い沸点の溶媒が使用されてもよい。
これ等基準を満足する適する膨潤剤は芳香族炭化水素、
ハロダン化炭化水素、ニトロパラフィン、ニトロ芳香族
化合物、環ハロゲン化芳香族化合物、炭素原子約6個以
上の脂肪族炭化水素、および二硫化炭素のなかから、当
業者によって容易に選択され得る。
また、膨潤剤として適するがあまシ好ましくないものは
炭素原子5個以上の脂肪族および芳香族のエーテルであ
る。交叉結合反応に関与する膨潤剤は、反応を妨害しな
い限シ、本発明の範囲に包含される。かかる関与する膨
潤剤は少なくとも2官能性であシ、脂肪族1,2−ジハ
ロ物質および側鎖塩素化ジアルキルアリール炭化水素な
どである。有効な膨潤剤の混合物も使用できる。
上記群から選択された適する膨潤剤の例はトルエン、キ
シレン、クロロベンゼン、スチレン単量体、二塩化エチ
レン、二塩化プロピレン、α、α−ジクロロ−p−キシ
レンなどである。
重合体の膨張した構造またはマクロネット構造を安定化
させる安定化用交叉結合すなわち長い剛性交叉結合は膨
潤重合体に交叉結合剤を添加することによって又は活性
交叉結合性部位を含有する膨潤重合体に交叉結合促進触
媒を添加することによって生成できる。
繊維のマトリックス重合体、および乳化重合体はビニル
ベンジルクロリドのような活性部位を含有する単量体を
使用しない限り又はさらに処理されない限り活性交叉結
合性部位の有意な数を通常台まない。活性交叉結合性部
位を導入するための好ましい処理はハロアルキル化であ
る。この処理においては、メチルクロロメチルエーテル
のようなハロアルキル化剤が、活性交叉結合性部位とし
て作用するハロアルキル基を導入するために重合体と反
応させられる、 交叉結合反応を促進するために有効な触媒はフリーデル
・クラフツ触媒、好ましくはルイス酸、例えば、塩化第
二鉄、塩化第二錫、三塩化アルミニウム、三臭化アルミ
ニウム、三フッ化ホウ素、二塩化亜鉛、などである。好
ましいルイス酸は塩化第二鉄である。
触媒(場合によって溶液として)は活性交叉結合性部位
を含有する膨潤重合体と接触させられ(好ましくは、約
158C〜約100℃の温度で)、そして約158C〜
約150℃(好ましくは約158C〜約105℃)の温
度で約2時間〜約24時間の間反応させられて本発明の
マクロネット構造を形成させる。
活性交叉結合性部位の不在下では、膨潤マトリックス重
合体または乳化重合体は上記交叉結合剤と反応させられ
ることによって交叉結合されて本発明のマクロネット繊
維またはミクロビーズになることができる。交叉結合剤
はアシル化剤またはアルキル化剤であり、アルキル化剤
は活性部位を導入するのに有効なハロアルキル化剤を包
含する。
α、α−ジクロロ−p−キシレン、塩化メチレン、ビス
(4、4’−クロロメチル)ビフェニル、ビス(クロロ
メチル)チオフェン、1,4−ジクロロヘキサン、1.
41’クロロブタン、クロロホルム、四塩化炭素などの
ような、その他のノ・ロアルキル化剤も使用できる。ポ
リオールやポリオレフィンのようなその他のアルキル化
剤、例えば、エチレングリコールやプロピレングリコー
ルのようなアルキレングリコール、ジエポキシド、ポリ
ブタジェン、なども使用できる。アルキル化剤は、重合
体に結合するアルキル化剤の原子が脂肪族炭素原子であ
る限り、芳香族基を含有していてもよい。アルキル化剤
は硫酸のような強酸の存在下の、パラアルデヒド、ホル
ムアルデヒド、またはホルムアルデヒド生成剤であって
もよい。
二官能性アシル化剤もまた、活性交叉結合性部位を導入
するのに適する;これ等アシル化剤は好ましくは芳香族
であるが、脂肪族化合物も包含される。好ましいアシル
化剤は例えば二塩化フマリル、二塩化マレイル、二塩化
マロニル、塩化オキサリル、二塩化スクシニル、二塩化
アジピル、および二塩化セパシルのような二酸塩化物で
ある。
芳香族二酸塩化物の場合には、カルボニル基の間には少
なくとも1個の炭素原子が介在していなければならない
;塩化テレフタロイルおよび塩化イソフタロイルは適す
る芳香族二酸塩化物であるが、塩化オルトフタロイル(
カルボニル基の間に少なくとも1個の炭素原子が介在し
ていない)はアントラキノン環を生成する傾向があり、
その環が次いでレドックス反応に関与するので、好まし
くない。その他の適する二酸塩化物は1.4− 1゜5
− および1,6−ナフチルジクロリド、およびアント
ラセン−1,5−および1,9−二酸塩化物などである
。その他の適するアシル化剤はホスゲンおよびチオホス
デンである。その他の試薬、例えば、モノ塩化硫黄、二
塩化硫黄、および対応する臭化硫黄のようなハロゲン化
硫黄も交叉結合剤として使用し得る。交叉結合剤は約り
5℃〜約150℃の温度で約2〜約24時間の間、膨潤
重合体と反応させられる。
マクロネット交叉結合を生成するためのどちらの方法も
α、α−シクロローp−キシレン、トリビニルベンゼン
、二塩化テレフタロイルなどのような低分子量カップリ
ング剤の存在下で起こってもよい。
本発明のマクロネット繊維および乳化重合体粒子は窒素
吸着(BET )によって測定されたときの高い表面積
を有する。それ等は吸着質の選択性を向上させるような
又は吸着質と反応するような化学活性官能基によって官
能化されてもよい。かかる基の例はスルホン酸基、ジメ
チルアミノメチル基、4級化されたアルキルトリメチル
アンモニウム基、オキシム基などである。
次に実施例によって本発明を説明するが、実施例は本発
明を制限するものではない。本発明は特許請求の範囲に
限定されている。実施例においては、別に言及されてい
ない限り、割合は重量により、試薬は言及されていない
限り全て良好な市販の品質のものである。
実施例1 この実施例は好ましい非均質のポリプロピレン−イン−
ポリスチレン重合体の製造、およびその重合体からの繊
維の製造を説明するものである。
この製法は上記の吉岡の文献に記載されており、以後の
実施例に使用される繊維サンプルを製造する手順である
と信じられる;実際の繊維サンプルは東しく大津市園山
)から得た。
16本のポリプロピレンフィラメントを、ポリプロピレ
ン20重量%なブレンドされたポリスチレンのマトリッ
クス繊維の中に、255℃で溶融紡糸した;ポリプロピ
レンフィラメント対マトリックス重合体の重量比は1:
1であった。繊維をもとの長さの5倍に延伸して、直径
が24μm であり、そしてポリスチレン−ポリプロピ
レンマトリックスの中に埋め込まれた各直径4.2μm
のポリプロピレンのフィラメント16本を含有している
繊維にした。
得られた#1!維の一部は、パラホルムアルデヒド5重
量%と氷酢酸25重量%と硫酸70重量%の溶液を使用
して、軽く交叉結合された;別の一部は同じ試薬を使用
して高く交叉結合され、そしてさらに別の一部は交叉結
合されなかった。
上記手順で製造された6種類の繊維のサンプルを、BE
T(クオンタンルプ表面積分析機および乾燥サンプルを
使用して)によって表面ffKついて、および元素分析
について試験した;次のような結果が得られた。
繊維す交叉 表面積   元素分析(チ)A  無し 
 <1   88.17 10.95 −−  −−B
  軽度  <1   86.り1 10.71 1.
47 −−C高度  (187,7110,610,0
8一実施例2 この実施例は実施例1の繊維なりロロメチル化して活性
交叉結合性部位を有する繊維を製造することを説明する
ものである。実施例1の交叉結合した異質繊維の各々に
ついて、10gのサンプルを周囲温度で80Mのクロロ
メチルエーテルに添加し、そしてその混合物を1時間攪
拌した。次いで、この混合物に、メチルクロロメチルエ
ーテル101Lt中の塩化第二錫9.4′ILtの溶液
を、15分間かけて、その間の温度を25〜30℃に保
ちながら、添加した。この低い温度は第二の交叉結合を
最小にするために選択された。添加が完了したら、混合
物を60℃に4.5時間保ち、それから20℃に冷却し
、そして水125Mを60分間かけて、その間の温度を
65℃未満に保ちながら、添加して反応を鎮静化した。
この溶液をさらに60分間攪拌し、繊維を濾過し、そし
て、脱イオン水100鯰の中に再分散し30分間攪拌し
再濾過する洗浄工程を2回繰り返した。それから、繊維
を1時間自然乾燥し、そして50〜60℃の真空炉内で
一晩乾燥した。この手順によって、固形分66.9%を
有するクロロメチル化繊維19.19が得られた。
この繊維の元素分析は炭素73.0 %、水素8.96
チ、および塩素17.3’fiを示した。EETで測定
された、クロロメチル化繊維の表面積は1 ml 79
未満であった。
実施例5 この実施例は実施例2のクロロメチル化繊維からマクロ
ネット繊維を生成することを説明するものである。実施
例2で得られた繊維のサンプル0.67 gを、還流冷
却器と磁気攪拌器を装備した10011jの三ロフラス
コに移した;二塩化エチレン501を添加し、そして混
合物を2時間攪拌して重合体を膨潤させた。混合物に塩
化第二錫肌5−を添加し、そして混合物を還流するため
に加熱し・、そして16時間還流した。混合物を室温ま
で放冷し、・そして−アセトン10011tlを添加す
ることによって反応ヲ鎮静化した。アセトンを繊維から
デカンテーションし、繊維を別の100Mのアセトンで
1回、そして各100m1の水で2回洗浄し、各洗浄の
後で洗浄液を繊維からデカンテーションした。繊維を濾
過してから、1時間自然乾燥した。
自然乾燥した繊維を真空下で50〜60℃で一晩乾燥し
た。
実施例4〜24 出発繊維、7リーデル・クラフッ触媒および溶媒のタイ
プおよび量を変えて、実施例6の手順を繰り返した。塩
化第二錫、塩化アルミニウム、および塩化第二鉄は繊維
対触媒のモル比1.1 : 1〜3.7 : 1の範囲
で使用し、そして溶媒としては二塩化エチレンまたは塩
化メチレンを使用した;実施例16および14では、6
.7ミリモルのパラ−くいかのどちらかである以外は実
施例1に従って製造された。得られたマクロネット繊維
を外観について検査し、そしてBETによって表面積に
ついて試験した;これ等実施例の結果は第1表に示され
ている。
蛋 事 値 碩 碩 事 値 順 順 値 値 事 事 へ(イ)1岨(トのへ0−へ(イ)寸 r r ff r f+r−豐へへへヘヘ薫蒼 蒼 実施例25 この実施例は活性交叉結合性部位を含有していない繊維
から、その繊維を交叉結合剤で処理することによって、
マクロネット繊維を生成することを説明するものである
。実施例1に従って製造された交叉結合繊維のサンプル
15gを、還流1器を装備し二塩化エチレン600dと
パラホルムアルデヒド4.5gを装填した11フラスコ
の中に入れた。この混合物を1時間攪拌し、そして濃硫
酸5QIILlを添加した。この混合物を還流温度に加
熱し、そして−晩還流した。この混合物を放冷し、そし
て脱イオン水100dを添加することによって反応を鎮
静化した。繊維を濾過し、脱イオン水100ばで2回、
そしてメタノール100ばで2回洗浄し、そして−晩、
50〜60℃で真空乾燥した。
実施例25の手順を、同じ繊維、低い交叉結合の繊維、
交叉結合されていない繊維、フェルト繊維、および織っ
た繊維を使用して、繰シ返した。
実施例25〜62の繊維生成物を外観について検査し、
そしてBETによる表面積、について試験した。
試験の結果は第2表に示されている。
第2表 25      1−C高     良    215
26      1−B      低     良 
   35227      1−C高     優2
8      1−B      低    優29 
     1−(、’    フェルト       
  3850     1−C織    −−〈103
1     1−A   未交叉結合−一く1052 
    1−A   未交叉結合  −−662実施例
33 この実施例は純ポリスチレン繊維からマクロネット繊維
を生成することを説明するものである。
出発繊維はエンジニアリング・ヤーン(コペントリー 
ロードアイラン1′)から得られた、BETKよる表面
積1m2/g未満の、高交叉結合ポリスチレンであった
還流冷却器を装備した1!のフラスコに、氷酢酸40−
とパラホルムアルデヒド2gと濃硫酸11QmJの溶液
を用意した。ポリスチレン繊維のサンプル2gを添加し
、そして混合物を80℃に加熱し、その温度に2時間保
ち、それから室温に冷却した。二塩化エチレン200d
中のパラホルムアルデヒド1gの分散物を添加し、そし
て混合物を室温で1時間攪拌して繊維を膨潤させ、それ
から還流温度に加熱し、そして−晩還流した。フラスコ
の内容物を冷却し、溶媒をサイホンで除去し、そして繊
維を水100!ILlで2回、次いでアセトン各100
1111で6回洗浄した。洗浄した繊維を真空下で50
〜60℃で一晩乾燥した。繊維の表面積はBETで測定
したとき23m”/gであった。
実施例64 実施9163の手順を繰シ返した。実施例34のマクロ
ネット繊維の、BETによって測定された、表面積は4
0 m”/ Iであった。
これ等比較実施例は活性交叉結合性部位を含有していな
い膨潤繊維にルイス酸触媒をよシ多く添加してもマクロ
ネット繊維が生成されないことを説明するものである。
実施例1の繊維を、実施例6の手順に従って、二塩化エ
チレンまたは塩化メチレンどちらかで膨潤してから、ル
イス酸触媒を添加した。混合物を一晩還流し、そして実
施例3に従って単離し試験した。これ等実施例に2ける
繊維、触媒、および溶媒は第6表に示されている:処理
後の各材料の表面積は10m2/、!i’未満であシ、
それはマクロネット構造が形成されなかったこと意味し
ている。
第3表 低    )i!cts 高    AtCl3 低    s、cg。
高    BaCl2 低    AtCl5 高    AtCl3 MC<10 MG     <10 EDC<10 FBDC<10 Epc     <10 EDC<10 実施例41〜42 これ等比較実施例はクロロスルホン化繊維とルイス酸と
の反応がマクロネット繊維を生成しないことを説明する
ものである。フラスコにヒーターと窒素デラソケットを
装備した。これに、膨潤用溶媒としての二塩化ゾロピレ
ン600dと実施例1Bの繊維10gを(実施例41の
ため)、または二塩化エチレンと実施例1cofR維1
0gを(実施例42のため)、添加し丸。混合物を1時
間攪拌し、そしてクロロスルホン酸20gを添加した。
混合物を加熱還流する(実施例41)か、または120
℃に加熱しく実施例42)、そしてその温度に一晩保っ
た。混合物を冷却し、クロロスルホン酸を吸引除去し、
そしてクロロスルホン化繊維を、膨潤用#媒と同じ溶媒
5QQdで2回、そしてメタノール500−で3回洗浄
した。このクロロスルホン化繊維に塩化第二錫5.5ゴ
を添加し、混合物を80°OK加熱し、そしてその温度
に一晩保ち、それから洗浄および濾過によって単離した
。繊維を真空下で50〜60℃で一晩乾燥μそして表面
積について試験した。どのサンプルも表面積の有意な向
上を示さなかった。
実施例4に の比較実施例はクロロスルホン化偵維のアミン化がマク
ロネット繊維を生成しないことを説明するものである。
還流冷却器を装備した1J3のフラスコに、二塩化エチ
レン500−とトリエチレンジアミン6〜7gの溶液を
用意した。これに、実施例2のクロロスルホン化繊維8
gを添加した。
この混合物を1時間攪拌し、還流するために加熱し、そ
して−晩還流した。混合物を冷却し、そして繊維を濾過
し、二塩化エチレン各500rlIlで3回洗浄し、そ
して真空下で50〜60℃で一晩乾燥した。少量の重量
増加が観察されたに過ぎず、繊維の表面積は有意に増加
しなかった。
実施例44 この実施例は先行実施例で得られたマクロネット繊維の
幾つかについての動的吸着容量を示すものである。動的
吸着容量は、マクロネット繊維吸着材を充填したカラム
に既知濃度の蒸気を含有する空気流を通し、そして出口
の空気流の中の蒸気濃度を適当な検出器でガスクロマク
グラフを使用して測定することによって、求められた。
蒸気を含有する空気流は、蒸気で吸着されるべき液体を
含有している密封容器の中に乾燥空気流を通すことによ
って生成された。こうして生成された蒸気の濃度は、蒸
気を全て完全に吸着するように十分に大きい風袋秤量面
み活性炭カラムに、空気/蒸気の混合気体の既知容量を
通すことによって、測定された。混合気体を通した後で
、活性炭カラムを秤量して既知容量の空気の中の蒸気の
全重置を求めた。
蒸気濃度を測定するための上記手順は、ジインゾロぎル
フルオロホスフエートの湿つf/:、M気/空気の混合
気体の場合には変更事項があった。この混合気体は、混
合気体からジイソゾロぎルフルオロホスフエートを全て
取シ除く水酸化ナトリウムm液中に通され、そしてフル
オロホスフェートの全濃度は、フッ素イオン電極によっ
て求められる水酸化ナトリウム溶液中のフッ素化物含量
から算出された。
この実施例で吸着された蒸気は毒性試薬の模擬物、ジメ
チルメチルホスホネート(DMMP)、ジインプロピル
フルオロホスフェート(DFP)、おヨヒ2−クロロエ
チルイソプチルスルフイド(CIS)である。
粗い焼結ディスクによって底端部を閉じた直径6非のガ
ラスカラムに吸着材繊維を入れた;繊維サンプルは第4
表に示されているように50〜1001B9であった。
空気/蒸気の混合気体を、9〜17cM/秒の線流速に
等しい40〜75167分の流速でカラスに通した。カ
ラムからの流出流を分割した;その一部は、具体的蒸気
に適合するようにフレームイオン化検出器または窒素−
燐検出器を装備したヒユーレット・パラカード型588
0ガスクロマトグラフィーに通され、そして残部は4チ
の水酸化ナトリウム水溶液を充填したバブルカラムに通
されて洗浄され頭頂部に溜められた。
突破点はガスクロマトグラフィーで測定したときに流出
流中の対象蒸気の濃度が流入流中のそれの1チに到達し
た時点と定義された。検出器の感度はDMMP オ!び
DFPにライては約11n9/−eであり、CISにつ
いては約10fn9/、、6であった。この実施例の結
果は第4表に示されている。
!4表 0、[1603 0,0700 0,07B1 0.0724 0.(3616 0.(3690 0.0530 0.0580 0.0939 0.0537 0.0730 0.(3650 0.(3640 0.0509 0.0469 2.23(DzP)< 3 3.00(DFP) <5 2.01(DFP) < 5 2.97(DFP)  (6 2,40(DFP)  156 2.40(DFP)  15Q 2.58(DFP)   72 2.58(DFP)   55 1.75(DFP)  278 1.85(DFP)  202 1.85(DFP)  215 2.60(DMMP)109 2.60(DMMP)100 1.53(CIS)   q6 1.53(CIS)   46 〈8.6 〈16 〈5.8 〈9.2 憂実施例6の繰シ返し表造 実施例45〜4に れ等実施例は活性交叉結合性部位を含有する膨潤重合体
を交叉結合させることを説明するものである;交叉結合
のための触媒は硫酸である。得られた繊維はスルホン酸
陽イオン交換官能性を含有している。
実施例2の手順に従ってクロロメチル化された実施例1
Aおよび1Bの各繊維5gを二塩化エチレン600−中
で2時間膨潤させた。各繊維サンプルに濃硫酸501M
を添加し、そして混合物を加熱して下記温度に下記時間
保った: 40°0     1時間 50°0     1時間 60°0     1時間 70°0     1時間 85℃(還流)   6時間 それぞれの混合物を約70℃に冷却し、そして各々に6
0%の硫酸水溶液を125mJ添加することによって反
応を鎮静化した。二塩化エチレンを減圧蒸発させ、溶液
をほぼ室温に冷却し、そしてガラス濾過器に注いだ。処
理された繊維を脱イオン水250〜600ばて6回およ
びメタノール250〜500 IIIで6回洗浄し、そ
して真空下で50〜60℃で一晩乾燥し九。
乾燥した繊維および未処理の標準対象繊維を硫黄含量、
BETによる表面積、およびジイソプロピルフルオロホ
スフェート吸着能力について試験した。突破点の時間お
よび容量は実施例44のように求められた。これ等試験
の結果は第5表に示されている。
第5表 1A            5      <3実施
例45 5.01  58   91±27  202
±451B           3      <3
実施例46 4.87  49   46±7 112
±40実施例47 この実施例は、軽く交叉結合された、クロロメチル化さ
れた、乳化重合された共重合体粒子からマクロネット微
細粒子を製造することを説明するものである。
機砿攪拌器、水除去用ベント付き還流冷却器、温度計、
および加熱マントルを装備したsoomzフラスコに、
10gの乾燥したクロロメチル化されたスデレン71.
8%ゾピニルベンゼン乳化重合体粒子(これは平均粒子
直径約0.1μのを有しており、チョングの米国特許第
4.559,557号の実施例5に従って、しかし最初
の洗浄後に乾燥賦ン かつイミlまたはアミンによる処理を行わずKm造され
たものである)を装填した。これに、工業縁二塩化エチ
レン150IIl/を添加し、そして混合物を一晩放置
して重合体を膨?Y月させた。膨潤重合体混合物に、工
業級塩化アルミニウム13..5gを添加した:混合物
を還流するために加熱し、そして−晩還流した。それか
ら、この混合物を冷却し、そしてアセトン2201を滴
加して反応を鎮静化した。デフナー漏斗で濾過して固形
物を分離した:それをアセトンで2回、6A変性エタノ
ールで2回、脱イオン水で洗液が中性になるまで、そし
て6A変性エタノールでさらに2回洗浄した。固形物か
ら変性エタノールを5時間ソックスレー抽出し、それか
ら固形物を真空下で50℃で一晩乾燥した。得られたマ
クロネット高分子材料は674m2/gの表面積(BE
T)を有していた。
実施例48 この実施例は、軽く交叉結合された、官能化されていな
い、乳化重合された共重合体粒子からマクロネット微細
粒子を製造することを説明するものである。
実施例47に記載されているようなフラスコに、10.
0g(乾燥基準)のスチレン/1.8%ジビニルベンゼ
ン乳化重合体粒子(これは平均粒子直径約0.1μmを
有しており、チョングの米国特許第4.359.537
号の実施例1に従って製造されたものである)を装填し
た。これに、工業級塩化メチレン180dを添加し、そ
して混合物を3時間放置して重合体を膨潤させた。膨潤
重合体混合物に工業級塩化アルミニウム20.0 gを
添加した;混合物を還流するために加熱し、そして18
時間還流した。それから、この混合物を冷却し、そして
アセトン250Mを滴加して反応を鎮静化した。
固形物を実施例470手順に従って分離し、精製し、そ
して乾燥した。得られたマクロネット高分子材料は54
(15m2/Iの表面積(BET)を有していた。
実施例49 この実施例は、軽く交叉結合された、官能化されていな
い、乳化重合された共重合体粒子からマクロネット微細
粒子を製造することを説明するものである。
実施例47に記載されているように装備されたフラスコ
に、10.0.!i+(乾燥基準)のスチレン10.5
%ジビニルベンゼン乳化重合体粒子(これは平均粒子直
径約0.1μmを有しており、そしてチャンクの米国特
許筒4,359.557号の実施例1に従って製造され
たものである)を装填した。これに、工業級塩化メチレ
ン200プを添加し、そしてこの混合物を一晩放置して
重合体を膨潤させた。膨潤重合体に工業級塩化アルミニ
ウム20.0yを添加した;混合物を還流するために加
熱し、そして20時間還流した。それから、この混合物
を冷却し、そしてアセトン150dを滴加して反応を鎮
静化した。固形物を実施例47の手順に従って分離し、
精製し、乾燥した。得られたマクロネット高分子材料は
818m”/gの表面積(BET )を有していた。
実施例50 この実施例は、軽く交叉結合された、クロロメチル化さ
れた、乳化重合された共重合体粒子を醇媒中で短時間膨
潤させることによって交叉結合させて本発明のマクロネ
ット粒子を生成することを説明するものである。
実施例47に記載されているように装備した600ゴフ
ラスコに、実施例47に使用されているクロロメチル化
されたスチレン71.8%ジビニルベンゼン乳化重合体
粒子を5.0g装填した。これに、二塩化エチレン40
dを添加した。この混合物を室温で6分間攪拌し、それ
から塩化第二錫6.9mlを一度に添加した:この混合
物を還流するために加熱し、そして−晩還流した。それ
から、この混合物を冷却し、そしてアセトン5Qrnl
を滴加して反応を鎮静化した。固形物を実施例47の手
順に従って分離し、n製し、そして乾燥した。
得られた高分子材料は704 m2/ jjの表面積(
BETおよび1.49rnl/jjの気孔率(水銀侵入
)を有していた。
実施例51 この実施例は、クロロメチル化された、乳化重合された
共重合体粒子からマクロネット微細粒子を製造すること
及びこの粒子を毒性ガス模擬物の吸着に使用することを
説明するものである。
実施例50の手順に従った。但し、重合体は塩化第二錫
の添加の前に一晩膨潤され、混合物は7.5時間還流さ
れ、そして反応はアセトン5Qm/2部によって鎮静化
された。混合物を鎮静化後−晩装置した;それから、デ
フナー漏斗で濾過し、自然乾燥し、そして真空下で50
℃で6日間乾燥した。
この実施例のサンプルおよび従来の炭素サンプルの静的
条件下での吸着容量を次のように測定した。マクロネッ
ト乳化重合粒子のサンプルを秤量瓶中で秤量し、そして
デシケータ−の中に入れた。
BPL炭素(カルコデン社から入手したコール系活性炭
)の秤量サンプルを同じようにした。デシケータ−の底
にジメチルメチルホスホネートを注ぎ入れてから、デシ
ケータ−を密閉した。マクロネット粒子サンプル並びに
炭素サンプルを含有している秤量瓶を定期的に蓋して、
デシケータ−から取り出して秤量してから、再びデシケ
ータ−に戻した。ジメチルメチルホスホネートの吸着に
よる重量増加は元のサンプル重量に対する重量%として
記録され、それは第6表に示されている。
第6表

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交叉結合したポリ(ビニル芳香族)重合体から製
    造された、繊維および乳化重合粒子からなる群から選択
    された、物品の表面積を増大させる方法であつて、前記
    物品を、前記交叉結合重合体に対する膨潤剤であつて、
    フリーデル・クラフツ触媒を失活させず、かつマクロネ
    ット構造の形成を妨害しない膨潤剤の中で膨潤させ、次
    いで、前記重合体に追加の交叉結合を導入してその膨潤
    構造を安定化させることからなる前記方法。
  2. (2)物品が繊維である、特許請求の範囲第2項の方法
  3. (3)交叉結合重合体が活性交叉結合性部位を含有して
    おり、そして追加の交叉結合が、交叉結合重合体をフリ
    ーデル・クラフツ触媒と接触させることによつて導入さ
    れる、特許請求の範囲第2項の方法。
  4. (4)触媒が、塩化第二鉄、塩化第二錫、塩化アルミニ
    ウム、臭化アルミニウム、三フッ化ホウ素、および塩化
    亜鉛からなる群から選択される、特許請求の範囲第3項
    の方法。
  5. (5)交叉結合重合体が活性交叉結合性部位を含有して
    おらず、そして追加の交叉結合が、交叉結合重合体を交
    叉結合剤と反応させることによつて導入される、特許請
    求の範囲第2項の方法。
  6. (6)交叉結合剤がアシル化剤またはアルキル化剤であ
    る、特許請求の範囲第5項の方法。
  7. (7)交叉結合剤が、フマル酸、マレイン酸、マロン酸
    、こはく酸、アジピン酸、およびセバシン酸の二酸塩化
    物、ホスゲン、およびチオホスゲンからなる群から選択
    される、特許請求の範囲第6項の方法。
  8. (8)交叉結合剤がアルキル化剤である、特許請求の範
    囲第6項の方法。
  9. (9)アルキル化剤がハロアルキル化剤である、特許請
    求の範囲第8項の方法。
  10. (10)ハロアルキル化剤が、メチルハロメチルエーテ
    ル、α,α−ジクロロ−p−キシレン、塩化メチレン、
    ビス(4,4′−クロロメチル)ビフエニル、ビス(ク
    ロロメチル)チオフェン、1,4−ジクロロヘキサン、
    1,4−ジクロロブタン、クロロホルム、および四塩化
    炭素からなる群から選択される、特許請求の範囲第9項
    の方法。
  11. (11)アルキル化剤が、アルキレングリコール、ジエ
    ポキシド、またはポリブタジエンからなる群から選択さ
    れる、特許請求の範囲第8項の方法。
  12. (12)アルキル化剤が、強酸の存在下のパラホルムア
    ルデヒド、強酸の存在下のホルムアルデヒド、または強
    酸の存在下のホルムアルデヒド生成剤からなる群から選
    択される、特許請求の範囲第8項の方法。
  13. (13)交叉結合重合体が、約15℃〜約150℃の温
    度で、約2〜約24時間の間、交叉結合剤と反応させら
    れる、特許請求の範囲第5項の方法。
  14. (14)触媒が、約15℃〜約150℃の温度で、約2
    〜約24時間の間、交叉結合重合体と反応させられる、
    特許請求の範囲第3項の方法。
  15. (15)膨潤剤が、芳香族炭化水素、ハロゲン化炭化水
    素、ニトロパラフィン、ニトロ芳香族化合物、環ハロゲ
    ン化芳香族化合物、炭素6個以上の脂肪族炭化水素、お
    よび二硫化炭素からなる群から選択される、特許請求の
    範囲第2項の方法。
  16. (16)交叉結合重合体が、スチレンまたは各々が芳香
    核を置換している炭素原子1〜3個のアルキル基1〜3
    個を有する置換スチレンの重合体である、特許請求の範
    囲第2項の方法。
  17. (17)交叉結合重合体が異質重合体繊維のマトリック
    ス繊維を構成し、そしてポリオレフィンの多数の繊維が
    マトリックス繊維の中に縦に埋め込まれている、特許請
    求の範囲第16項の方法。
  18. (18)ポリオレフィンがポリプロピレンおよびポリブ
    テンからなる群から選択される、特許請求の範囲第17
    項の方法。
  19. (19)マクロネット構造と少なくとも100m^/g
    の表面積を有する、交叉結合ポリ芳香族重合体繊維。
  20. (20)ポリ芳香族重合体が異質重合体繊維のマトリッ
    クス繊維を構成し、そしてポリオレフィンの多数の繊維
    がマトリックス繊維中に縦に埋め込まれている、特許請
    求の範囲第19項の繊維。
  21. (21)ポリ芳香族重合体がポリ(スチレン)およびポ
    リ(α−メチルスチレン)からなる群から選択される、
    特許請求の範囲第19項の繊維。
  22. (22)ポリオレフィンがポリプロピレンおよびポリブ
    テンからなる群から選択される、特許請求の範囲第20
    項の繊維。
  23. (23)繊維が、吸着、有機反応、またはイオン交換の
    現象に適する化学官能性を有している、特許請求の範囲
    第21項の繊維。
  24. (24)官能性がイオン交換官能性である、特許請求の
    範囲第23項の繊維。
  25. (25)官能性が陽イオン交換官能性である、特許請求
    の範囲第24項の繊維。
  26. (26)官能性がスルホン酸官能性である、特許請求の
    範囲第25項の繊維。
  27. (27)特許請求の範囲第2項の方法によつて製造され
    た、マクロネット構造と少なくとも100m^2/gの
    表面積を有する交叉結合ポリ芳香族重合体。
  28. (28)物品が乳化重合粒子である、特許請求の範囲第
    1項の方法。
  29. (29)粒子の平均直径が約0.01〜約1μmである
    、特許請求の範囲第28項の方法。
  30. (30)交叉結合重合体が活性交叉結合性部位を含有し
    ており、そして追加の交叉結合が、交叉結合重合体をフ
    リーデル・クラフツ触媒と接触させることによつて導入
    される、特許請求の範囲第28項の方法。
  31. (31)触媒が、塩化第二鉄、塩化第二錫、塩化アルミ
    ニウム、臭化アルミニウム、三フッ化ホウ素、および塩
    化亜鉛からなる群から選択される、特許請求の範囲第3
    0項の方法。
  32. (32)交叉結合重合体が活性交叉結合性部位を含有し
    ておらず、そして追加の交叉結合が、交叉結合重合体を
    交叉結合剤と反応させることによつて導入される、特許
    請求の範囲第28項の方法。
  33. (33)交叉結合剤がアシル化剤またはアルキル化剤で
    ある、特許請求の範囲第32項の方法。
  34. (34)交叉結合剤が、フマル酸、マレイン酸、マロン
    酸、こはく酸、アジピン酸、およびセバシン酸の二酸塩
    化物、ホスゲン、およびチオホスゲンからなる群から選
    択されたアシル化剤である、特許請求の範囲第33項の
    方法。
  35. (35)交叉結合剤がアルキル化剤である、特許請求の
    範囲第33項の方法。
  36. (36)アルキル化剤がハロアルキル化剤である、特許
    請求の範囲第35項の方法。
  37. (37)ハロアルキル化剤が、メチルハロメチルエーテ
    ル、α,α−ジクロロ−p−キシレン、塩化メチレン、
    ビス(4,4′−クロロメチル)ビフェニル、ビス(ク
    ロロメチル)チオフェン、1,4−ジクロロヘキサン、
    1,4−ジクロロブタン、クロロホルム、および四塩化
    炭素からなる群から選択される、特許請求の範囲第36
    項の方法。
  38. (38)アルキル化剤が、アルキレングリコール、ジエ
    ポキシド、またはポリブタジエンからなる群から選択さ
    れる、特許請求の範囲第35項の方法。
  39. (39)アルキル化剤が、強酸の存在下のパラホルムア
    ルデヒド、強酸の存在下のホルムアルデヒド、または強
    酸の存在下のホルムアルデヒド生成剤からなる群から選
    択される、特許請求の範囲第35項の方法。
  40. (40)交叉結合重合体が、約15℃〜約150℃の温
    度で、約2〜約24時間の間、交叉結合剤と反応させら
    れる、特許請求の範囲第32項の方法。
  41. (41)触媒が、約15℃〜約150℃の温度で、約2
    〜約24時間の間、交叉結合重合体と反応させられる、
    特許請求の範囲第30項の方法。
  42. (42)マクロネット構造、約0.01〜約1μmの粒
    子直径、および少なくとも100m^2/gの表面積を
    有する、交叉結合したポリ芳香族の乳化重合体粒子。
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