JPH0283398A - 合成ペプチド、それを用いたヒトMn−スーパーオキシドジスムターゼの測定キットおよび測定法 - Google Patents

合成ペプチド、それを用いたヒトMn−スーパーオキシドジスムターゼの測定キットおよび測定法

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JPH0283398A
JPH0283398A JP63234824A JP23482488A JPH0283398A JP H0283398 A JPH0283398 A JP H0283398A JP 63234824 A JP63234824 A JP 63234824A JP 23482488 A JP23482488 A JP 23482488A JP H0283398 A JPH0283398 A JP H0283398A
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human
sod
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monoclonal antibody
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Taizo Uda
泰三 宇田
Akira Takeyasu
武安 明
Tetsuo Kawaguchi
哲男 川口
Yukio Nakajima
中島 由紀生
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Ube Industries Ltd
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/0004Oxidoreductases (1.)
    • C12N9/0089Oxidoreductases (1.) acting on superoxide as acceptor (1.15)

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成ペプチド、それを用いたヒ)Mn−スー
パーオキシドジスムターゼ(以下、ヒトM n −S 
ODと略記する。)の測定キットおよび測定法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
ヒトMn−SODは、ミトコンドリアのマトリックス部
分に存在する酵素(1ドメインの分子量が約25,00
0であり、そのダイマーまたはテトラマーからなると考
えられている。)であり、次に示すように、毒性酸素の
主要な分子種であるスーパーオキシドアニオンラジカル
(Os )を不均化する反応を触媒する。
ところで、肝疾患における血清中のヒトMn−SOD濃
度の測定には、ポリクローナル抗体を用いた検討によっ
て、高い診断的意義が存在すると考えられている(医薬
ジャーナル:稲垣、訳本、1立、1.1984年。第5
回腫瘍マーカー研究会;飯塚、新井ら、1985年)。
また、呑口らも、ヤギに免疫して作製したポリクローナ
ル抗体を用いた免疫学的な方法で、ヒ)Mn−SOD濃
度が肺癌で高いことを示しており〔ジャーナル・オプ・
ナショナル・カンサー・インスチチュート(Journ
al of National Cancer In5
titute) 、7童、5.1984年〕、血清中の
ヒトMn−3゜D濃度の測定の重要性が指摘されている
従って、血清中のヒトMn−8OD濃度を測定するため
には、従来のヒトM n −S ODに対するポリクロ
ーナル抗体の使用にかわって、ヒトMn5ODに対する
高い特異的な反応性を有する酵素標識モノクローナル抗
体、そのモノクローナル抗体に対してヒトMn−SOD
と競争的に反応するペプチド、およびヒト血清を用いて
、安価で、簡単で、かつ高感度でヒ)Mn−SODを測
定できる必要があるが、これまでに、このような測定方
法は認められていない。
〔発明が解決すべき問題点〕
本発明の目的は、合成ペプチド、それを用いたヒトMn
−SODの測定キットおよび測定法を提供することであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、前記の問題点を解決するために鋭意研究
した結果、ヒ)Mn−SODの測定キットを用いてヒト
Mn−SODを測定することによって、ヒ)Mn−SO
Dを容易に、かつ高感度に測定できることを見出し、本
発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、 (1)次式; %式% (Xは0〜10個のアミノ酸残基を表す、)で示される
アミノ酸配列からなる単量体の合成ペプチド (2)前記の合成ペプチドからなる2童体の合成ペプチ
ド (3)ヒトMn−5ODの測定法で用いるものであって
、 (a)前記の単量体および/または2童体の合成ペプチ
ド および (b)前記の単量体および/または2童体の合成ペプチ
ドに対して非常に高い特異的な免疫反応性を有する酵素
標識したモノクローナル抗体を必須とすることを特徴と
するヒトMn−SODの測定キット (4)前記の単量体および/または2童体の合成ペプチ
ドを担持体に担持させた後、測定試料中のヒトMn−S
ODと請求項2に記載の酵素標識したモノクローナル抗
体とを、その担持された合成ペプチドに対して競争的に
反応させることによって、担持体に担持された合成ペプ
チド、°酵素標識したモノクローナル抗体からなる酵素
標識複合体を作製することを特徴とするヒトMn−SO
Dの測定法 に関するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明のヒトMn−SODの測定法に用いるヒトMn−
SODの測定キットは、ヒトMn−3゜Dのカルボキシ
ル末端(C末端)側のアミノ酸配列からなる単量体およ
び/またはその2童体の合成ペプチド(以下、単量体お
よびその2童体の合成ペプチドを総称して、r合成ペプ
チドjと略記する。)、およびそのr合成ペプチド通に
対して非常に高い特異的な免疫反応性を有する酵素標識
モノクローナル抗体を必須とするものである。なお、酵
素で標識されていないモノクローナル抗体を用いた場合
には、このモノクローナル抗体と特異的に反応すること
ができる酵素標識抗体を使用することによって、本発明
と同様の目的を達成することができる。そして、この酵
素標識抗体における抗体は、モノクローナル抗体と特異
的に反応することができる限り特に限定されない。
本発明のヒトMn−SODの測定法においては、これら
の試薬の他に、担持体、洗浄液、ブロッキング液、ヒト
Mn−SODの標準曲線を作成するための既知濃度のヒ
)Mn−SOD溶液(以下、r標準ヒ)Mn  SOD
溶液」と略記する。)、酵素標識複合体の酵素に対応す
る基質溶液(以下、「基質溶液jと略記する。)なども
必要とするので、これらを前もってヒトM n −S 
ODの測定キットに組み込んでおいてもよいし、測定前
に準備してもよい。そして、担持体を前もってヒトMn
−SODの測定キットに組み込む場合には、r合成ペプ
チドjを担持体に前もって担持させておくこともできる
本発明における酵素標識複合体は、r合成ペプチド」を
担持体に担持させた後、その担持されたr合成ペプチド
」または測定試料中のヒトMn−SODを、酵素標識し
た該モノクローナル抗体と競争的に反応させることによ
って形成された「担持体に担持されたr合成ペプチド」
、酵素標識しり該モノクローナル抗体からなるもの」で
ある。
ナオ、酵素で標識されていないモノクローナル抗体を用
いた場合には、このモノクローナル抗体と特異的に反応
することができる酵素標識抗体を使用することによって
、本発明と同様の目的を達成することができる。そして
、このような場合に形成される酵素標識複合体は、「担
持体に担持されたr合成ペプチド」、モノクローナル抗
体、酵素標識抗体からなるもの」である。
本発明の単量体の合成ペプチドは、液相法または固相法
などの通常の方法によって合成することができるが、好
ましくは、固相法によってポリマー性の固相支持体にヒ
トMn−SODのC末端(カルボキシル末端)側のペプ
チド断片に対応するアミノ酸をC末端側から順次ペプチ
ド結合によって結合して行くことによって合成するのが
良い。
一方、その2量体の合成ペプチドは、前記のようにして
得られた単量体の合成ペプチド溶液をそのまま中性また
はアルカリ性状態に保持するか、酸化状態にすることに
よって合成することができる。
そして、このようにして得られた?合成ペプチドjは、
逆相系のカラムを用いた高速液体クロマトグラフィーC
HPLC)などを用いた通常の方法で精製することがで
き、アミノ酸分析によってそのアミノ酸配列を確認する
ことができる。
本発明の単量体の合成ペプチドのアミノ酸残基数は、本
発明のヒ)Mn−SODの測定法において、担持体に担
持された単量体の合成ペプチドと酵素標識した該モノク
ローナル抗体とが反応して酵素標識複合体を形成できる
限り特に限定されないが、好ましくは11残基以上であ
るのがよく、そのアミノ酸残基数としては、11〜21
残基が好ましい。
そのような単量体の合成ペプチドとしては、ヒトM n
 −S ODのC末端から11〜21アミノ酸残基部分
に相当するもの、例えば、 As n−Va 1−Th r −G l u−Ar 
g −Ty r−Me t−Al a−Cy 5−Ly
 s −Lys。
11e−Asn−Trp−Cylu−AsnVa 1−
Th r −G 1 u−Ar g−Ty rMet−
Ala−Cys−Lys−Lys。
Lys−A1 1e−Tr 5n−Tr hr−GI Al a −Cy a−11e−Lys−At p−Asn −Val−1 p−Glu−Asn −Va u−Ar g−Ty r−Me s−Lys−Lys。
e− などを挙げることができる。
また、単量体の合成ペプチドのアミノ酸配列は、ヒトM
 n −S ODのC末端から11〜20残基を含むペ
プチドと抗原抗体反応を示すモノクローナル抗体を用い
る限り、他のアミノ酸残基と入れ代わっていてもよい。
本発明におけるr合成ペプチド1としては、前記の各種
単量体の合成ペプチドまたはそれらの2量体を単独また
は組み合わせて用いることができる。
本発明におけるモノクローナル抗体としては、r合成ペ
プチド」と特異的な抗原抗体反応を示す限り特に制限さ
れないが、r合成ペプチド1を特異的に認識できるモノ
クローナル抗体、例えば、免疫マウスのリンパ球とマウ
スミエローマ細胞とを細胞融合することによって作製さ
れたハイプリドーマ株であるPGII株(微工研条寄第
1608号)が産生したもの(PGII)を用いるのが
好ましい。そして、そのようなモノクローナル抗体の純
度としては、硫安などを用いた塩析やイオン交換クロマ
トグラフィーなどによって高純度に精製したものを用い
るのが好ましい。また、必要に応じて、このモノクロー
ナル抗体には、アジ化ナトリウム、エチル水銀チオサリ
チル酸ナトリウムなどのような蛋白質の防腐剤を必要量
添加することもできる。
本発明のヒトMn−SODの測定キットにおける酵素標
識モノクローナル抗体の作製において、モノクローナル
抗体を標識する酵素としては、ペルオキシダーゼ、カタ
ラーゼ、グルコースオキシダーゼ、乳酸オキシダーゼ、
アルコールオキシダーゼ、モノアミンオキシダーゼ、β
−ガラクトシダーゼなどの酸化還元系の酵素、およびア
ルカリフォスファターゼなどのリン酸加水分解酵素など
から選ばれた少なくとも一種以上の酵素を挙げることが
できる。
本発明における酵素標識モノクローナル抗体の作製は、
前記のモノクローナル抗体と前記の1種以上の酵素をグ
ルタルアルデヒドを用いた1段階法〔イムノケミストリ
イ (Immu n o c h emistory)
、6.43 (1969))または2段階法〔イムノケ
ミストリイ(Tmmunochemistory)、8
.1175 (1971)〕、過沃素酸酸化法〔メソッ
ド・イン・エンジモロジイ(Methods  in 
 Engymorog)’)、37,133 (197
5))やマレイミド法〔ジャーナル・オブ・ザ・バイオ
ケミストリイ (Journal  of  the 
 Biochemistory)、78,235 (1
975)〕などで結合して作成することができるが、後
の2つのうちのいずれかの方法で行うのが好ましい。
これをそのまま酵素標識モノクローナル抗体として用い
ることもできるが、ヒトMn−SODの測定感度をさら
に高めるためには5ephadex、5ephacry
lなどを用いたゲル濾過でこれを精製して得たものを酵
素標識モノクローナル抗体として用いた方が好ましい。
そのようなゲル濾過で得られた酵素標識モノクローナル
抗体画分は、そのまま使用(蛋白質濃度が低ければ透析
膜などによって所定の濃度まで濃縮し、蛋白質濃度が高
ければ所定の濃度まで希釈する)することもできるが、
中性付近のpHに調整した緩衝液〔例えば、リン酸緩衝
液(PBS)またはトリス−塩酸緩衝液など]などで透
析し、凍結乾燥または除菌フィルターで濾過して保存し
、必要に応じて酵素標識モノクローナル抗体溶液として
0.01〜100 u g/mjl!で、好ましくは0
゜1〜10μg / m lの蛋白質濃度で使用するの
がよい。また、必要に応じて、酵素標識モノクローナル
抗体には、この酵素活性の測定で支障がない程度に、ア
ジ化ナトリウム、エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム
などのような蛋白質の防腐剤を必要量添加することもで
きる。
本発明のヒトMn−SODの検量線の作成のために用い
る既知量のヒトMn−SOD(f標準ヒトMn−SOD
溶液J)は、〔ジャーナル・オブ・ナショナル・キャン
サー・インスチチュート(Journal of Na
tional Cancer In5titute) 
 、7I、5、(1984):lに準じて、熱処理、硫
安分画、イオン交換クロマトグラフィー、ゲル濾過、等
電点クロマトグラフィーなどで精製して得ることができ
る。
本発明のヒトMn−SODの測定で用いる担持体は、ヒ
トMn−SODの測定キットにおけるr合成ペプチドj
を担持するための担持体として必要なものである。
本発明で「合成ペプチド」を担持するために用いること
ができる担持体の形状としては、例えば、イムノアッセ
イ用のプレート、チューブ、ビーズ、膜などを挙げるこ
とができ、その材質としては、例えば、ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリプロピレン、ニトロセルロース、ガ
ラスなどを挙げることができる。
本発明でヒ)Mn−SODの測定で用いる洗浄液は、担
持体に一定量の「合成ペプチド」を担持した後にその担
持体に担持されなかったものを洗浄して除去したり、担
持体に担持されたr合成ペプチド」と酵素標識した該モ
ノクローナル抗体とを反応させた後にその未反応物質を
洗浄して除去するために必要である。
このような目的に用いる洗浄液としては、例えば、水、
反応時のpHに調整した緩衝液(リン酸緩衝液、トリス
−塩酸緩衝液などの緩衝液)、前記の緩衝液にTwee
n20.Tween60などの界面活性剤を0〜3容量
%含む)などを挙げることができるが、好ましくは前記
の界面活性剤を0.02〜0.8容量%含む反応時のp
Hに調整した緩衝液を用いるのがよい。
本発明のヒトM n −S ODの測定で用いるブロッ
キング液は、ヒトMn−SOD、酵素標識した該モノク
ローナル抗体が担持体表面に非特異的に結合するのを防
ぐのに必要であり、また、測定試料の希釈籠を調製する
ときの溶媒としても用いることができる。
このような目的に用いるブロッキング液は、ウシ血清ア
ルブミン(BSA)、卵白アルブミン(OVA)、陣笠
具ヘモシアニン(KLH)、γ−グロブリンなどの高分
子蛋白質、各種動物の血清などを前記の反応時のpHに
調整した洗浄液に溶解することによって調製することが
できるが、これらの高分子蛋白質の濃度は、0.1〜1
0ivt/v01%、好ましくは、0.1〜2wt/v
o1%とするのがよく、各種動物の血清を用いて調製す
る場合には、前記の洗浄液を用いて、1〜50 vol
/vo1%、好ましくは、10〜20 vol/vo1
%とするのがよい。
また、必要に応じて、ブロッキング液には、アジ化ナト
リウム、エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム、などの
ような蛋白質の防腐剤を必要量添加することもできる。
本発明のヒ)Mn−SODの測定で用いる測定試料とし
ては、ヒトの尿、血液、血清などのヒト体液をそのまま
あるいはヒトM n −S ODを測定できる範囲内に
前記の洗浄液でこれらの測定試料を適当に希釈したもの
を用いることができる。
本発明のヒ)Mn−SODの測定で用いる酵素の基質溶
液(r基質溶液J)としては、酵素標識酸モノクローナ
ル抗体における該モノクローナル抗体の標識に用いた酵
素が反応する基質がH,02である場合には、その酵素
反応によって生じた物質によって呈色する0−フェニレ
ンジアミン、2.2°−アミノビス(3エチルベンゾチ
アゾリン−6−スルホン酸(ABTS)などの物質を含
む緩衝液を用いることができ、基質がパラニトロフェニ
ルフォスフエイトである場合には、ジェタノールアミン
などの物質を含む緩衝液を用いることができる。
以上のようにして担持体、洗浄液、ブロッキング液、r
標準ヒトMn−SOD溶液」、「基質溶液」を準備し、
ヒ)Mn−SODの測定キットであるr合成ペプチド」
、酵素で標識した該モノクローナル抗体を用いて、以下
のような方法で各測定の操作段階を経ることによって測
定試料中のヒトMn−SODを測定することができる。
■担持体に一定量のr合成ペプチド」を担持する段階 一定容量のr合成ペプチドj溶液(濃度は、例えば、0
.01〜1μg / m 42でもよいが、好ましくは
1μg / m 1以上がよい。)を、担持体の−定の
表面積に一定時間接触させる。「合成ペプチドJ溶液の
溶媒としては、PBS (リン酸緩衝液)などのような
適当な緩衝液、水などを用いることができる。反応の温
度は、特に限定されないが、好ましくは30〜43°C
がよく、さらに好ましくは35〜40°Cがよく、例え
ば、37°Cの時には15時間以上接触させるのがよく
、20時間接触させれば十分である。
■担持体に担持されていな、い?合成ペプチド」を除去
する段階 担持体にr合成ペプチドj溶液を一定時間接触反応させ
た後、r合成ペプチド」溶液を除去し、さらに担持体に
担持されずに残留したV合成ペプチドjを洗浄液で数回
洗浄することによって除去する。
■測定試料、酵素標識した該モノクローナル抗体が担持
体のr合成ペプチド」を担持していない表面に非特異的
に結合するのを防ぐ段階 前記■のr合成ペプチド」を担持した担持体に一定容量
のブロッキング液を一定時間接触させる。
接触時の温度は、特に限定されないが、好ましくは2〜
40°Cがよい。
■担持体に担持された?合成ペプチド」に対してヒトM
n−SODと酵素標識した該モノクローナル抗体とを競
争的に反応させることによって、担持体に担持された「
合成ペプチド」、酵素標識した該モノクローナル抗体か
らなる酵素標識複合体を得る段階 前記■の担持体に担持された?合成ペプチドjに対して
、一定容量の測定試料中のヒトMn−SODと酵素標識
した該モノクローナル抗体とを競争的に反応させて酵素
標識複合体を得るには、定容量の測定試料と酵素標識し
た該モノクローナル抗体とからなる混合液とを前記■の
担持体に担持されたr合成ペプチド」と一定時間接触反
応させ、その未反応溶液を除去した後、「合成ペプチド
1を介して担持体に担持されずに残留した未反応溶液を
洗浄液で数回洗浄して除去することによって、達成する
ことができる。
なお、酵素で標識していない該モノクローナル抗体を用
いて酵素標識複合体を得るには、一定容量の測定試料と
該モノクローナル抗体とを前記■の担持体に担持された
r合成ペプチド」と一定時間競争的に接触反応させ、そ
の未反応溶液を除去洗浄した後、一定容量の該モノクロ
ーナル抗体と特異的に反応する酵素標識抗体を「合成ペ
プチド」を介して担持体に担持された一定容量の該モノ
クローナル抗体と一定時間反応させ、その未反応溶液を
除去洗浄した後、担持体に担持されずに残留した未反応
溶液を洗浄液で数回洗浄して除去することによって、達
成することができる。
■担持体に担持された「合成ペプチド」と酵素標識した
該モノクローナル抗体との未反応液を除去する段階 前記■の未反応溶液を洗浄液で数回洗浄することによっ
て除去する。
■酵素標識複合体として担持体に担持された酵素標識し
た該モノクローナル抗体の酵素と1基質溶液1とを反応
させる段階 ここで用いる「基質溶液」としては、酵素標識した該モ
ノクローナル抗体における該モノクローナル抗体の標識
に用いた酵素と対応する基質およびその酵素反応が起き
ることによって呈色する物質を含むものを用いる。
その一定容量のr基質溶液jを、酵素標識複合体として
担持体に担持された酵素標識した該モノクローナル抗体
と一定時間反応させるが、好ましくはH2SO、などの
酸、NaOHなどのアルカリまたは酵素阻害剤などを用
いて酵素反応を停止した方がよい。反応温度は、そのと
きに用いる酵素の至適温度範囲内であれば特に問題はな
いが、好ましくは20〜35°Cがよい。
■酵素反応後の反応液の吸光度を測定する段階前記の酵
素反応後の反応液の呈色が最大吸光度を示すときの波長
でその反応液の吸光度を測定する。
以上のようにして、測定試料のかわりに?標準ヒトMn
−SOD?容液jを用いた結果から、標準曲線を作成し
、測定試料中のヒ!−M n −S OD量を迅速、か
つ高感度に測定することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を参考例および実施例によって具体的に説
明する。
なお、これらの実施例は、本発明を例示するためのもの
であって、本発明の範囲を限定するものではない。
参考例1 〔抗体の生産と精製] ?合成ペプチドjに対して特異性が高いモノクローナル
抗体を産生ずるPGII株(微工研条寄第1608号)
を培養し、リン酸緩衝液で浮遊させたその107個の培
養細胞を、B A L B / cマウス(♂、8週齢
、2週間前にプリスタンを0.5m!腹腔内投与)の腹
腔内に投与して行った。マウス体重の顕著な増加は1週
目頃から認められ、1〜3週目に適宜腹水をとりだした
。こうして得られたモノクロ二ナル抗体の抗体価は、1
06〜1 08  で あ っ プこ。
得られた腹水からのモノクローナル抗体の精製は、次の
ようにして行った。
前記の腹水をトリス−塩酸緩衝液(pH7,4)で透析
し、同緩衝液で平衡化したDEAE−セルロースカラム
に流した。素通り画分を50%飽和硫安で塩析し、得ら
れた沈澱をリン酸緩衝液(pH7,4)に溶解し、同緩
衝液に対して透析した。
このようにして得られたヒトM n −S ODに対す
るモノクローナル抗体の純度は、SDSポリアクリルア
ミドゲルを用いたスラブゲル電気泳動で、いずれの抗体
も高純度であることがわかった。
以上のようにして得た該合成ペプチドに対する精製モノ
クローナル抗体(PGII)を用いたヒt−M n −
S ODの測定法(Ei、ISA法)によって、高感度
で、かつ迅速なヒ)Mn−SODの測定が可能となった
実施例1 [15個のアミノ酸残基からなる単量体の合成ペプチド
の合成] N−t−ブトキシカルボニル−N’−2−クロロベンジ
ルオキシカルボニルリジン樹脂716mg(リジン含量
;0.70mmof/g、スチレン1%−ジビニルベン
ゼン共重合体)を出発原料とし、ペプチド自動合成装置
(アプライド・バイオシステムズ社製)を用いた固相法
によって15個のアミノ酸残基からなる合成ペプチドを
合成した。
先ず、I l e−As n−Tr p−G l u 
−Asn−Va l−Thr−Glu−ArgTyr−
Met−Ala−Cys−Lys −Lys(C端)の
15個のアミノ酸配列からなるペプチドを、常法通り、
そのC端(カルボキシル末端)のLys側からアミノ酸
を順次1個づつ前記の出発原料と反応させることによっ
て、1.5gの保護したペプチド結合樹脂を得た(なお
、このとき用いたアミノ酸は、Thrではベンジル基で
、Gluではベンジルエステルで、Lysでは2クロロ
ベンジルオキシカルボニル基で、Trpはホルミル基で
、Argはメシチレン−2−スルホニル基で、Metは
メチルスルホキシド基で、Cysは5−p−メトキシベ
ンジル基で保護した。
)。
この保護したペプチド結合樹脂1gを、200μlのエ
タンジチオール、800μ!のm−クレゾール、3ml
のジメチルスルフィド、Imfiのトリフルオロ酢酸(
以下、TFAと略記する。)からなる混合液中に懸濁し
て一5°Cで3時間攪拌した。その後、この樹脂を5m
Eの無水エーテルで数回洗浄し、減圧下で乾燥し、これ
を1mj2のチオアニソール、500μ!のエタンジチ
オールからなる混合液中に懸濁して室温で10分間1児
押した。この溶液に、水冷下で10mlのトリフルオロ
酢酸を加えてさらに10分間攪拌した。次に2、この混
合液にトリフルオロメタンスルホン酸を1m!滴下し、
室温で30分間攪拌した後、その生成物を30m!の無
水エーテルによって沈澱させて分離し、無水エーテルに
よって洗浄し、減圧下で乾燥した。
このようにして得られた粗生成の合成ペプチド100m
gを2mj2の蒸留水に溶解し、濾過して得られた濾液
をAQUAPORE  RP−300(10X100m
m)(アプライド・バイオシステムズ社製)にのせ、(
A)0.1%TFA含有蒸留水および(B)0.1%T
FAを含有した70%C1(3CNからなる溶媒を用い
て、60分間で(A)が95#0%のリニアグラデイエ
ンドモードで?容出した。
3つの大きなピークを示した溶出画分のうちの最初の溶
出画分を分取し、濃縮後凍結乾燥することによって単量
体の合成ペプチド(a)11e−Asn−Trp−Gl
u−AsnVa 1−Th r−G l u−Ar g
−Ty r −Met−Ala−Cys−Lys−Ly
sを15mg得た。
実施例2 〔実施例1の合成ペプチドを用いた2量体の合成ペプチ
ドの合成〕 2量体の合成ペプチド(b)は、実施例1の単量体の合
成ペプチド(a)5mgを0.1Mリン酸緩衝液(pH
7,4)(以下、PBSと略記する。
)に溶解して酸化状態にすることによって、4mg得る
ことができた。
実施例3 〔21個のアミノ酸残基からなる単量体の合成ペプチド
の合成〕 先ず、Lys−Ala−11e−Trp−Asn−Va
 1−11e−Asn−Trp−Glu−A、5n−V
a I−Thr−Glu−Arg−Tyr−Met−A
la−Cys−Lys−Lys (C端)の21個のア
ミノ酸配列からなるペプチドを、そのC端のLys側か
ら実施例1と同様にしてアミノ酸を順次1個づつ連結さ
せることによって合成し、凍結乾燥することによって、
単量体の合成ペプチド(c) Lys−Ala−11e−Trp−AsnVal−11
e−Asn−Trp−Glu−Asn−Va 1−Th
r−Glu−ArgTyr−Met−Ala−Cys−
Lys−Lys を20mg得た。
実施例4 〔実施例3の合成ペプチドを用いた2量体の合成ペプチ
ドの合成〕 2量体の合成ペプチド(d)は、実施例3の単量体の合
成ペプチド(c)5mgをPBSに溶解して酸化状態に
することによって、4mg得ることができた。
実施例5 〔11個のアミノ酸残基からなる単量体の合成ペプチド
の合成〕 先ず、Asn−Va l−Thr−Glu−Arg−T
yr−Met−Ala−Cys−Lys−Lys (C
端)の11個のアミノ酸配列からなるペプチドを、その
C端のLys側から実施例1と同様にしてアミノ酸を順
次1個づつ連結させることによって合成し、凍結乾燥す
ることによって、単量体の合成ペプチド(e) Asn −Va 1−Thr−Glu−Arg−Tyr
−Met−Ala−Cys−Lys−Lys を10mg得た・ 実施例6 (実施例5の合成ペプチドを用いた2景体の合成ペプチ
ドの合成〕 2量体の合成ペプチド(f)は、実施例5の単量体の合
成ペプチド(e)5mgをPBSに溶解して酸化状態に
することによって、4mg得ることができた。
実施例4 〔酵素標識モノクローナル抗体の作成]酵素標識モノク
ローナル抗体におけるモノクローナル抗体としては、参
考例1で得た精製モノクローナル抗体(PGII)を用
いた。
このモノクローナル抗体を用いて、次のようにこれを酵
素で標識し、本発明の測定キットにおける酵素標識モノ
クローナル抗体を得た。
まず、西洋ワサビペルオキシダーゼ8.5 m gを蒸
留水1mlに溶解し、0.1 Mの過沃素酸ナトリウム
を200μ!加えて室温で30分間静置した。
この酵素溶液を1mM酢酸緩衝液(pH4,5)を用い
て4°Cで1晩透析後、0.2M炭酸ナトリウム緩衝液
(pH9,5)100μlを添加してpH9゜5に調整
した。
一方、0.1Mリン酸緩衝液(pH7,4)(PBS)
に溶解していた8、 5 m gのモノクローナル抗体
を0.01M炭酸ナトリウム緩衝液(pH9,5)を用
いて4°Cで1晩透析した。このようにして得たペルオ
キシダーゼとモノクローナル抗体とを混合し、室温で2
時間半静置し、この反応液にテトラヒドリドホウ酸ナト
リウムを加え、4°Cで2時間静置した。このようにし
て得たペルオキシダーゼ標識モノクローナル抗体は、P
BSを用いて4°C下−晩透析し、これを瓶に10μ2
づつ分注し、ヒトMn−SODの測定キットである酵素
標識モノクローナル抗体(30μg/瓶)とした。ヒト
Mn−SODの測定時には、PBSで適当に希釈して用
いた。
実施例7〜16 〔ヒトMn−SODの測定キットを用いたヒトMn−S
ODの測定] 実施例1〜6の各r合成ペプチド3  (a、b、c、
d、e、f)を用いて調製した各r合成ペプチド」の溶
液(aのみからなるA、bのみからなるB、cのみから
なるC、dのみからなるり、 eのみからなるE、fの
みからなるF、等重量のaおよびbからなるG、等重量
のCおよびdからなるH1等重量のeおよびrからなる
I、等重量のす、  dおよびfからなるJ)(20μ
g/mf、p H7,4のPBSで溶解。)を担持体で
あるイムノアッセイ用96ウエル平底プレート(Nun
c社のポリスチレン製マイクロプレート)に50μ2づ
つ分注し、37°Cで20時間静置してその合成ペプチ
ドを各ウェルに担持した。次に、担持体に担持されなか
ったその合成ペプチドを除去するために0.05%のT
ween20を含むPBSからなる洗浄液で各ウェルを
洗浄した。さらに、このプレートへのヒトMn−SOD
やモノクローナル抗体(PC;11)の非特異的な吸着
を防ぐために0.5%のOVA (卵白アルブミン)を
含むPBSを200μ!づつ各ウェルに分注して室温で
30分間静置した。次に、同洗浄液で洗浄後、「標準ヒ
トM n −S OD ?’4液」 (20,100,
200,500,1000,1500,2000、また
は3000ng/mj!。PBSで溶解。)を調製して
各ウェルに50μlづつ分注し、さらに、それらの各ウ
ェルに実施例2で得られた酵素標識モノクローナル抗体
(PBSで250倍に希釈した溶液。)を50μPづつ
分注し、直ちにプレートミキサーで5分間攪拌し、37
°Cで1時間静置した。次に、同洗浄液で洗浄後、各ウ
ェルに1基質?容)夜J  (10mgの0−ラエニレ
ンジアミンと5μiの35%H20□をp H5,0の
0.1 Mクエン酸緩衝液25m12に溶解)を100
μ2づつ分注し、遮光して室温で15分間静置した。最
後に、さらに2N硫酸を50μlづつ分注して酵素反応
を停止し、マイクロプレート光度計を用いてその反応停
止後の溶液の492nmにおける吸光度を測定し、標準
曲線を作成した。A、B、C,D、E、F、G、H,I
およびJ(7)f合成ペプチド」溶?Fzを用いた時の
標準曲線を、それぞれ第1図、第2図、第3図、第4図
、第5図、第6図、第7図、第8図、第9図、第10図
に示す。
次に、前述、のr標準ヒトMn−SOD溶液」のかわり
に、50μiの0.1%BSA(ウシ血清アルブミン)
溶液中に計算上25ngのヒトMn −SODを含有し
た試料を用いてその測定値を求めた。その結果、A、B
、C,D、E、F、G、、HlIおよびJの?合成ペプ
チドJ溶液を用いた時のの測定値は、それぞれ28.2
6.22.26.25.24.28.27.23.27
ngであり、計算値と測定値は殆ど一致した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、本発明のr合成ペプチドj、酵素標識
モノクローナル抗体を必須とするヒトMn−SODの測
定キットを用いることによって、ヒ)Mn−SODを容
易、迅速、かつ高感度で測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のヒトMn−SODの測定法において
、本発明の測定キットにおける「合成ペプチド」溶液の
Aを用いて作成したヒトMn−SODの標準曲線を示す
。 第2図は、本発明のヒ)Mn−SODの測定法において
、本発明の測定キットにおけるr合成ペプチドA溶液の
Bを用いて作成したヒ)Mn−SODの標準曲線を示す
。 第3図は、本発明のヒ)Mn−SODの測定法において
、本発明の測定キットにおけるr合成ペプチドJ溶液の
Cを用いて作成したヒトMn−SODの標準曲線を示す
。 第4図は、本発明のヒ)Mn−SODの測定法において
、本発明の測定キットにおける「合成ペプチド」溶液の
Dを用いて作成したヒトMn−SODの標準曲線を示す
。 第5図は、本発明のヒ)Mn−SODの測定法において
、本発明の測定キットにおけるr合成ペプチド」溶液の
Eを用いて作成したヒトM n −SODの標準曲線を
示す。 第6図は、本発明のヒトMn−SODの測定法において
、本発明の測定キットにおけるr合成ペプチドj溶液の
Fを用いて作成したヒトMn−SODの標準曲線を示す
。 第7図は、本発明のヒ)Mn−SODの測定法において
、本発明の測定キットにおける?合成ペプチド」溶液の
Gを用いて作成したヒトMn−SODの標準曲線を示す
。 第8図は、本発明のヒ)Mn  SODの測定法におい
て、本発明の測定キットにおけるr合成ペプチド」溶液
のHを用いて作成したヒトMn−SODの標準曲線を示
す。 第9図は、本発明のヒ)Mn−SODの測定法において
、本発明の測定キットにおける?合成ペプチド」溶液の
■を用いて作成したヒ1−Mn−SODの標準曲線を示
す。 第10図は、本発明のヒトMn−SODの測定法におい
て、本発明の測定キットにおける?合成ペプチドJ溶液
のJを用いて作成したヒトMn −SODの標準曲線を
示す。 特許出願人  宇部興産株式会社 第1図 第2図 ヒトMn−SODi (n g/ウェル)ヒトMn 5OD量(n g/ウェル) 第3図 ヒトMn−SODi (n g/ウェル)第5図 ヒトMn−5001(n g/ウェル)第4図 ヒトMn−SODffl (n g/ウェル)第6図 ヒトMn−SODffi (n g/ウェル)第7図 ヒトMMn−SODffi(n/ウェル)第9図 ヒトMMn−SODffi(n/ウェル)第8図 工 ヒトMn−SODffi (n n/ウェル)第10図 ヒトMMn−5ODi(n/ウェル)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式; 【遺伝子配列があります】 (Xは0〜10個のアミノ酸残基を表す。)で示される
    アミノ酸配列からなる単量体の合成ペプチド。
  2. (2)請求項1の合成ペプチドからなる2量体の合成ペ
    プチド。
  3. (3)ヒトMn−スーパーオキシドジスムターゼ(以下
    、ヒトMn−SODと略記する。)の測定法で用いるも
    のであって、 (a)請求項1および/または2に記載の合成ペプチド および (b)請求項1および/または2に記載の合成ペプチド
    に対して非常に高い特異的な免疫反応性を有する酵素標
    識したモノクローナル抗体 を必須とすることを特徴とするヒトMn−SODの測定
    キット。
  4. (4)請求項1および/または2に記載の合成ペプチド
    を担持体に担持させた後、測定試料中のヒトMn−SO
    Dと請求項2に記載の酵素標識したモノクローナル抗体
    とを、その担持された合成ペプチドに対して競争的に反
    応させることによって、担持体に担持された合成ペプチ
    ド、酵素標識したモノクローナル抗体からなる酵素標識
    複合体を作製することを特徴とするヒトMn−SODの
    測定法。
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