JPH0282980A - 持続性芳香消臭剤 - Google Patents
持続性芳香消臭剤Info
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- JPH0282980A JPH0282980A JP63234360A JP23436088A JPH0282980A JP H0282980 A JPH0282980 A JP H0282980A JP 63234360 A JP63234360 A JP 63234360A JP 23436088 A JP23436088 A JP 23436088A JP H0282980 A JPH0282980 A JP H0282980A
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Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、トイレ、室内、自動車内等の芳香消臭剤とし
て従来の用途全般に用いる芳香消臭剤、特に安定した揮
散性及び持続性を有する持続性芳香消臭剤に関する。
て従来の用途全般に用いる芳香消臭剤、特に安定した揮
散性及び持続性を有する持続性芳香消臭剤に関する。
従来の芳香消臭剤は、揮散開口部が容器の上部に位置し
ている為、有効成分(主として香料)が揮散するとによ
り、ゲル状芳香消臭剤(芳香体)が収縮し、容器側壁部
の影響を受けて揮散速度が落ち、これを改善する為に、
既に市販芳香消臭剤として、揮散開口部が側面を向いた
芳香消臭剤または特開昭60−185561号公報、特
開昭61−141370号公報記載のものが提案されて
いる。前者公報には、容器の天井部にゲル状等の揮発性
物質(芳香体に相当する)を固定し、底部に連敗孔を設
けて形成されたゲルの容器が記載され、また、後者公報
には、蒸散助剤液とゲルとの組み合わせにより、蒸散助
剤をゲルに徐々に補給するゲル芳香消臭剤が記載されて
いる。
ている為、有効成分(主として香料)が揮散するとによ
り、ゲル状芳香消臭剤(芳香体)が収縮し、容器側壁部
の影響を受けて揮散速度が落ち、これを改善する為に、
既に市販芳香消臭剤として、揮散開口部が側面を向いた
芳香消臭剤または特開昭60−185561号公報、特
開昭61−141370号公報記載のものが提案されて
いる。前者公報には、容器の天井部にゲル状等の揮発性
物質(芳香体に相当する)を固定し、底部に連敗孔を設
けて形成されたゲルの容器が記載され、また、後者公報
には、蒸散助剤液とゲルとの組み合わせにより、蒸散助
剤をゲルに徐々に補給するゲル芳香消臭剤が記載されて
いる。
これら各公報記載の芳香消臭剤は、いずれも芳容体の揮
散面を下向に静置し、その揮散面から香料等を効率的、
且つ安定的に揮散するように工夫したものである。
散面を下向に静置し、その揮散面から香料等を効率的、
且つ安定的に揮散するように工夫したものである。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、上記各公報記載の市販芳香消臭剤は、使用初期
には安定した11!敗が得られるが、芳香体の香料等の
揮散量をコントロールする適度な揮散コントロール部材
及び支持部材がない為、使用後期には芳香体の容積の減
少と共に揮散量が漸減し、香りが弱くなってしまう。ま
た前者公報の芳香消臭剤は、香料の揮散するri散開口
部に揮散コントロール部材がない為、使用初期の8敗は
安定するもののその8敗量が多く、使用後期には容積の
減少と共に揮散量が漸減し、香りが弱くなってしまう。
には安定した11!敗が得られるが、芳香体の香料等の
揮散量をコントロールする適度な揮散コントロール部材
及び支持部材がない為、使用後期には芳香体の容積の減
少と共に揮散量が漸減し、香りが弱くなってしまう。ま
た前者公報の芳香消臭剤は、香料の揮散するri散開口
部に揮散コントロール部材がない為、使用初期の8敗は
安定するもののその8敗量が多く、使用後期には容積の
減少と共に揮散量が漸減し、香りが弱くなってしまう。
また、後者公報の芳香消臭剤は、蒸散助剤液をゲルに補
給する為、安定した連敗が得ら゛れるものの蒸散助剤液
部が密封されている為、使用後期には内部圧が負圧とな
って、蒸散助剤の安定した補給が不可能になり、自ずと
揮散量が減少し、香りが弱くなってしまう。いずれにし
ても、上記各芳香消臭剤は、それぞれの有する欠点のた
め、芳香剤としての理想的な持続性が得られない等の問
題点を有していた。
給する為、安定した連敗が得ら゛れるものの蒸散助剤液
部が密封されている為、使用後期には内部圧が負圧とな
って、蒸散助剤の安定した補給が不可能になり、自ずと
揮散量が減少し、香りが弱くなってしまう。いずれにし
ても、上記各芳香消臭剤は、それぞれの有する欠点のた
め、芳香剤としての理想的な持続性が得られない等の問
題点を有していた。
従って、本発明の目的は、芳香体からの香料等の経時的
に揮散量を安定化あるいは増加させ、芳香をムラなく持
続させることができる持続性芳香消臭剤を提供すること
にある。
に揮散量を安定化あるいは増加させ、芳香をムラなく持
続させることができる持続性芳香消臭剤を提供すること
にある。
本発明者らは、芳香消臭剤容器の形態について種々検討
した結果、芳香消臭剤の容器の器壁高と芳香体の揮散面
との間に特定の関係があること、更には、揮散開口部と
揮散コントロール部材、芳香体の揮散面と揮散コントロ
ール部材との距離に特定の関係があることを知見した。
した結果、芳香消臭剤の容器の器壁高と芳香体の揮散面
との間に特定の関係があること、更には、揮散開口部と
揮散コントロール部材、芳香体の揮散面と揮散コントロ
ール部材との距離に特定の関係があることを知見した。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、一側部
を揮散開口部として形成された容器と、該容器の他の側
壁部に一端が固定された支持部材と、該支持部材を囲み
上記容器内に収納された芳香体とを備えたことを特徴と
する持続性芳香消臭剤を提供することにより上記目的を
達成したものであ〔作用〕 本発明の芳香消臭剤は、芳香体の揮散面が静置面に垂直
であることから、芳香体の香料等が器壁の影響を受ける
ことなく安定した揮散速度で大気に拡散してi敗が安定
する。
を揮散開口部として形成された容器と、該容器の他の側
壁部に一端が固定された支持部材と、該支持部材を囲み
上記容器内に収納された芳香体とを備えたことを特徴と
する持続性芳香消臭剤を提供することにより上記目的を
達成したものであ〔作用〕 本発明の芳香消臭剤は、芳香体の揮散面が静置面に垂直
であることから、芳香体の香料等が器壁の影響を受ける
ことなく安定した揮散速度で大気に拡散してi敗が安定
する。
以下第1図乃至第6図(a)、(b)に基づいて本発明
を説明する。図中、第1図は本発明の持続性消臭芳香消
臭剤の第1の実施例を示す断面図、第2図は本発明の第
2の実施例を示す断面図、第3図は第2の実施例の揮散
コントロール部材の影響を試験する試験例を説明するた
めの断面図、第4図は本発明の第1の実施例における香
料等の揮散速度と器壁高との関係を示すグラフ、第5図
(a)、ら)は本発明の第2の実施例における香料等の
揮゛散速度と揮散する開口部面積との関係を示すグラフ
(a)、芳香体の表面から揮散コントロール部材までの
距離と揮散速度との関係を示すグラフ(b)、第6図は
香料等の総揮散量と経過日数との関係を示すグラフ(a
)、従来の芳香消臭剤の総連数量日数と経過日数との関
係を示すグラフ(b)である。
を説明する。図中、第1図は本発明の持続性消臭芳香消
臭剤の第1の実施例を示す断面図、第2図は本発明の第
2の実施例を示す断面図、第3図は第2の実施例の揮散
コントロール部材の影響を試験する試験例を説明するた
めの断面図、第4図は本発明の第1の実施例における香
料等の揮散速度と器壁高との関係を示すグラフ、第5図
(a)、ら)は本発明の第2の実施例における香料等の
揮゛散速度と揮散する開口部面積との関係を示すグラフ
(a)、芳香体の表面から揮散コントロール部材までの
距離と揮散速度との関係を示すグラフ(b)、第6図は
香料等の総揮散量と経過日数との関係を示すグラフ(a
)、従来の芳香消臭剤の総連数量日数と経過日数との関
係を示すグラフ(b)である。
実施例−1
本考案の第1の実施例の持続性芳香消臭剤は、第1図に
示す如く、一側部を揮散開口部IAとして形成した矩形
の容器1に薬剤を含有する芳香体2を収納して構成され
ている。芳香体2は、後述の如(一定形前を保持するゲ
ル状等に形成され、また該芳香体2は、容器1の上記揮
散開口部IAの他の壁部に固定した支持部材3によって
容器1の他の側壁部において支持されている。勿論、芳
香体2を容器l内に充填するには、揮散開口部IAが上
向きになる状態下で流動状態の芳香体2を容器1に充填
して固化させたものである。
示す如く、一側部を揮散開口部IAとして形成した矩形
の容器1に薬剤を含有する芳香体2を収納して構成され
ている。芳香体2は、後述の如(一定形前を保持するゲ
ル状等に形成され、また該芳香体2は、容器1の上記揮
散開口部IAの他の壁部に固定した支持部材3によって
容器1の他の側壁部において支持されている。勿論、芳
香体2を容器l内に充填するには、揮散開口部IAが上
向きになる状態下で流動状態の芳香体2を容器1に充填
して固化させたものである。
而して、本実施例の持続性芳香消臭剤は、使用に際し、
第1図に示す如く、芳香体2の揮散面2Aを静置面に対
して垂直になるようにした縦置きタイプとして形成され
ている。その結果、香料等は芳香体2を囲む側壁部(器
壁)IBの高さ、即ち、芳香体表面から容器lの開口端
までの距(器壁高1)と無関係に揮散面IAから大気中
に拡散することになる。従って、揮散面IAを水平に静
置した横置きタイプのように、香料等の大気への拡散が
側壁部IBの器壁高2によって阻害されることなく、揮
散速度が一定、あるいは増加し、芳香性を持続させるこ
とができる。また、香料等の揮散により芳香体2が収縮
しても、芳香体2は、支持部材3に支持されていること
から、支持部材3を中心に収縮し、側壁部1との間に均
等な隙間を形成し、香料等の揮散が側壁部IBの器壁高
Pによって阻害されることなく使用後期における揮散速
度が安定化、あるいは芳香体2が側壁部IBから離隔す
ることによって、その揮散面の面積が増加して揮散度が
増加する。
第1図に示す如く、芳香体2の揮散面2Aを静置面に対
して垂直になるようにした縦置きタイプとして形成され
ている。その結果、香料等は芳香体2を囲む側壁部(器
壁)IBの高さ、即ち、芳香体表面から容器lの開口端
までの距(器壁高1)と無関係に揮散面IAから大気中
に拡散することになる。従って、揮散面IAを水平に静
置した横置きタイプのように、香料等の大気への拡散が
側壁部IBの器壁高2によって阻害されることなく、揮
散速度が一定、あるいは増加し、芳香性を持続させるこ
とができる。また、香料等の揮散により芳香体2が収縮
しても、芳香体2は、支持部材3に支持されていること
から、支持部材3を中心に収縮し、側壁部1との間に均
等な隙間を形成し、香料等の揮散が側壁部IBの器壁高
Pによって阻害されることなく使用後期における揮散速
度が安定化、あるいは芳香体2が側壁部IBから離隔す
ることによって、その揮散面の面積が増加して揮散度が
増加する。
本実施例における上記芳香体2は、香料等を担体に担持
させてなるもので、水性あるいは油性のゲル状等に形成
され、揮散率が50%以上に形成されていることが好ま
しい。上記水性の担体としては、例えば、カラギーナン
、カルボキシメチルセルロース、メタクリル酸重合体等
が挙げられ、また上記油性の担体としては、例えば、金
属石鹸、アシルアミノ酸、ジベンジリデンソルビトール
等が挙げられる0本実施例の持続性芳香消臭剤の芳香体
2は、具体的には、シトラス系香料等を1.2−ポリブ
タンジエン(シェル化学工業株製)によってゲル化され
たもので、これを後述する各試験例に用いた。
させてなるもので、水性あるいは油性のゲル状等に形成
され、揮散率が50%以上に形成されていることが好ま
しい。上記水性の担体としては、例えば、カラギーナン
、カルボキシメチルセルロース、メタクリル酸重合体等
が挙げられ、また上記油性の担体としては、例えば、金
属石鹸、アシルアミノ酸、ジベンジリデンソルビトール
等が挙げられる0本実施例の持続性芳香消臭剤の芳香体
2は、具体的には、シトラス系香料等を1.2−ポリブ
タンジエン(シェル化学工業株製)によってゲル化され
たもので、これを後述する各試験例に用いた。
実施例−2
本実施例の持続性芳香消臭剤は、第2図に示す如く、上
記実施例−1と同様の容器1、芳香体2及び支持部材3
を備えており、唯一の相違点は、揮散開口部IAの表面
に揮散コントロール部材4を設けた点にある。このよう
な連敗コントロール部材4によって揮散開口部IAの一
部を塞ぐことによって、使用初期の揮散速度を抑制する
ことができ、持続性芳香消臭剤に一層の持続性を付与す
ることができる。
記実施例−1と同様の容器1、芳香体2及び支持部材3
を備えており、唯一の相違点は、揮散開口部IAの表面
に揮散コントロール部材4を設けた点にある。このよう
な連敗コントロール部材4によって揮散開口部IAの一
部を塞ぐことによって、使用初期の揮散速度を抑制する
ことができ、持続性芳香消臭剤に一層の持続性を付与す
ることができる。
尚、揮散コントロール部材4は、揮散開口部IAの一部
を塞ぐようにしてあれば、その取り付は態様はいかなる
態様であっても良い。例えば、揮散コントロール部材4
を持続性芳香消臭剤に嵌装し得る筒状に形成し、第2図
に示す如く縦置タイプの容器1に対して上方から昇降調
整可能にしたもの、あるいは支持部材3の先端に揮散開
口部lAより縮小形成された板を取り付けたもの等とし
て持続性芳香消臭剤を構成することができる。
を塞ぐようにしてあれば、その取り付は態様はいかなる
態様であっても良い。例えば、揮散コントロール部材4
を持続性芳香消臭剤に嵌装し得る筒状に形成し、第2図
に示す如く縦置タイプの容器1に対して上方から昇降調
整可能にしたもの、あるいは支持部材3の先端に揮散開
口部lAより縮小形成された板を取り付けたもの等とし
て持続性芳香消臭剤を構成することができる。
次に、上記各実施例の持続性芳香消臭剤の効果を下記試
験例に基づいて説明する。
験例に基づいて説明する。
試験例−1
(実施例−1の芳香消臭剤における器壁高の影響に関す
る試験) 本試験は、実施例−1の持続性芳香消臭剤における芳香
体2の揮散面2Aと11!散開口部IA間に形成される
距離(器壁高りを変化させ、器壁高2が揮散速度に及ぼ
す影響を試験したものであり、その結果を示したものが
第4図である。この結果によれば、縦置きタイプである
本実施例−1の持続性芳香消臭剤は、器壁高tの影響が
軽微で、揮散速度が器壁高lの変化に対して安定してい
るのに対し、従来の如き横置きタイプでは揮散面が水平
で器壁高lの影響が大きいことが判る。
る試験) 本試験は、実施例−1の持続性芳香消臭剤における芳香
体2の揮散面2Aと11!散開口部IA間に形成される
距離(器壁高りを変化させ、器壁高2が揮散速度に及ぼ
す影響を試験したものであり、その結果を示したものが
第4図である。この結果によれば、縦置きタイプである
本実施例−1の持続性芳香消臭剤は、器壁高tの影響が
軽微で、揮散速度が器壁高lの変化に対して安定してい
るのに対し、従来の如き横置きタイプでは揮散面が水平
で器壁高lの影響が大きいことが判る。
試験例−2
(実施例−2の持続性芳香消臭剤における揮散開口部の
面積の影響に関する試験)本試験は、揮散コントロール
部材4によって揮散開口部IAに形成される面積を変化
させ、揮散開口部IAの広狭が揮散速度に及ぼす影響を
試験したものと、揮散コントロール部材4と芳香体2の
揮散面2Aに形成される距離を変化させ、その距離が揮
散速度に及ぼす影響を試験したもので、その結果を示し
たものが第5図(a)、(b)のグラフである。この結
果によれば、揮散コントロール部材4により揮散開口部
IAの面積を調節することにより、揮散速度は、第5図
(a)のグラフに示す如く横置きタイプより縦置きタイ
プの方が効率良くコントロールされる。
面積の影響に関する試験)本試験は、揮散コントロール
部材4によって揮散開口部IAに形成される面積を変化
させ、揮散開口部IAの広狭が揮散速度に及ぼす影響を
試験したものと、揮散コントロール部材4と芳香体2の
揮散面2Aに形成される距離を変化させ、その距離が揮
散速度に及ぼす影響を試験したもので、その結果を示し
たものが第5図(a)、(b)のグラフである。この結
果によれば、揮散コントロール部材4により揮散開口部
IAの面積を調節することにより、揮散速度は、第5図
(a)のグラフに示す如く横置きタイプより縦置きタイ
プの方が効率良くコントロールされる。
更に、揮散コントロール部材4と芳香体2の表面からの
距離と揮散速度の関係は、第5図(b)のグラフに示す
如く距離1c11以上になった時点から揮散速度が速く
なり、揮散性が増加することが明らかとなった。つまり
、距M l cm以内の時点では、芳香体2の表面は有
効面積とならず、揮散コントロール部材4に揮散抑制効
果が認められ、初期揮散速度を減少させる手段として有
効であり、更に、芳香体2から香料等の揮散物質が揮散
することによりゲルが収縮し、側壁部IBと芳香体2の
距離が1cm以上になると容器1及び揮散コントロール
材4による揮散抑制効果が減少し、自動的に揮散速度が
増加する。このことを確認したグラフが第6図(a)で
ある。
距離と揮散速度の関係は、第5図(b)のグラフに示す
如く距離1c11以上になった時点から揮散速度が速く
なり、揮散性が増加することが明らかとなった。つまり
、距M l cm以内の時点では、芳香体2の表面は有
効面積とならず、揮散コントロール部材4に揮散抑制効
果が認められ、初期揮散速度を減少させる手段として有
効であり、更に、芳香体2から香料等の揮散物質が揮散
することによりゲルが収縮し、側壁部IBと芳香体2の
距離が1cm以上になると容器1及び揮散コントロール
材4による揮散抑制効果が減少し、自動的に揮散速度が
増加する。このことを確認したグラフが第6図(a)で
ある。
試験例−3
本試験例は、実施例の揮散の経口変化と市販品の揮散の
経日変化を試験したもので、その結果を示したものが第
6図(a)、(b)である。
経日変化を試験したもので、その結果を示したものが第
6図(a)、(b)である。
この結果によれば、@i置きタイプの持続性芳香消臭剤
は使用後2週間を経過する頃から総厚数量の勾配が大き
くなる。このように使用後2週間を境に総揮散量の勾配
が大きくなるのは、芳香体2の収縮により、その表面積
が増加したためである。
は使用後2週間を経過する頃から総厚数量の勾配が大き
くなる。このように使用後2週間を境に総揮散量の勾配
が大きくなるのは、芳香体2の収縮により、その表面積
が増加したためである。
つまり、実施例−2の持続性芳香消臭剤は、芳香体2が
収縮しても、従来の横置きタイプの如く揮散速度が低減
することなく、逆に増加し、揮散性を持続させる傾向に
あることが判る。また、支持部材3を備えていない従来
の横置きタイプの芳香消臭剤を単に縦置きにしただけで
は、第6図(b)に示す如く、使用後2週間からむしろ
勾配が緩くなり、実施例−2の持続性芳香消臭剤の示す
結果を得るとかできないことが判る。これは、支持部材
3がないため芳香体2が側壁部IBから均等に離隔しな
いことから効果的な有効面積の増加が得られないものと
推定される。
収縮しても、従来の横置きタイプの如く揮散速度が低減
することなく、逆に増加し、揮散性を持続させる傾向に
あることが判る。また、支持部材3を備えていない従来
の横置きタイプの芳香消臭剤を単に縦置きにしただけで
は、第6図(b)に示す如く、使用後2週間からむしろ
勾配が緩くなり、実施例−2の持続性芳香消臭剤の示す
結果を得るとかできないことが判る。これは、支持部材
3がないため芳香体2が側壁部IBから均等に離隔しな
いことから効果的な有効面積の増加が得られないものと
推定される。
本発明の持続性芳香消臭剤は、芳香体からの香料等の経
時的に8敗量を安定化あるいは増加させ、芳香をムラな
く持続させることができる。
時的に8敗量を安定化あるいは増加させ、芳香をムラな
く持続させることができる。
第1図は本発明の持続性芳香消臭剤の第1の実施例を示
す断面図、第2図は本発明の第2の実施例を示す断面図
、第3図は本発明の詳細な説明する断面図、第4図は本
発明の第1の実施例における香料等の揮散速度と器壁高
との関係を示すグラフ、第5図(a)、(b)は本発明
の第2の実施例における芳香体の揮散速度と表面積の関
係を示すグラフ(a)、芳香体の表面から揮散コントロ
ール部材までの距離と揮散速度との関係を示すグラフ(
b)、第6図は総揮散量と経過日数の関係を示すグラフ
(a)、従来の芳香消臭剤の総揮散量と経過日数の関係
を示すグラフ(b)である。 1;容器 lA;連敗開口部 lB;器壁高 2;芳香体 2A;揮散面 3;支持部材 4;[敗コントロール部材 第1図 第2図 第3図 (a) 第3図 (b) 臘謳塑部 O′10 5′ ヘ 第4図 第5図 (a) 表面積 雷@椙− ○
す断面図、第2図は本発明の第2の実施例を示す断面図
、第3図は本発明の詳細な説明する断面図、第4図は本
発明の第1の実施例における香料等の揮散速度と器壁高
との関係を示すグラフ、第5図(a)、(b)は本発明
の第2の実施例における芳香体の揮散速度と表面積の関
係を示すグラフ(a)、芳香体の表面から揮散コントロ
ール部材までの距離と揮散速度との関係を示すグラフ(
b)、第6図は総揮散量と経過日数の関係を示すグラフ
(a)、従来の芳香消臭剤の総揮散量と経過日数の関係
を示すグラフ(b)である。 1;容器 lA;連敗開口部 lB;器壁高 2;芳香体 2A;揮散面 3;支持部材 4;[敗コントロール部材 第1図 第2図 第3図 (a) 第3図 (b) 臘謳塑部 O′10 5′ ヘ 第4図 第5図 (a) 表面積 雷@椙− ○
Claims (4)
- (1)一側部を揮散開口部として形成された容器と、該
容器の他の側壁部に一端が固定された支持部材と、該支
持部材を囲み上記容器内に収納された薬剤とを備えたこ
とを特徴とする持続性芳香消臭剤。 - (2)上記支持部材の一端が、上記揮散開口部に対向す
る他の側壁部に固定され、該揮散開口部に向かって延設
されている請求項(1)記載の持続性芳香消臭剤。 - (3)上記揮散開口部に揮散コントロール部材が付設さ
れている請求項(1)または(2)に記載の持続性芳香
消臭剤。 - (4)上記支持部材の一端が薬剤から突出され、該一端
に揮散コントロール部材が取り付けられている請求項(
3)記載の持続性芳香消臭剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63234360A JPH0282980A (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 持続性芳香消臭剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63234360A JPH0282980A (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 持続性芳香消臭剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0282980A true JPH0282980A (ja) | 1990-03-23 |
Family
ID=16969784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63234360A Pending JPH0282980A (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 持続性芳香消臭剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0282980A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006180959A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | ゲル芳香剤 |
JP2009082506A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | 揮散剤収容器および揮散器 |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP63234360A patent/JPH0282980A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006180959A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | ゲル芳香剤 |
JP2009082506A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | 揮散剤収容器および揮散器 |
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