JPH0281774A - 自動二輪車用スタンド装置 - Google Patents

自動二輪車用スタンド装置

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JPH0281774A
JPH0281774A JP23165688A JP23165688A JPH0281774A JP H0281774 A JPH0281774 A JP H0281774A JP 23165688 A JP23165688 A JP 23165688A JP 23165688 A JP23165688 A JP 23165688A JP H0281774 A JPH0281774 A JP H0281774A
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JP
Japan
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stand
vehicle
switch
turned
seat
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Application number
JP23165688A
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English (en)
Inventor
Haruyasu Fujita
晴康 藤田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0281774A publication Critical patent/JPH0281774A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/12Box-shaped seats; Bench-type seats, e.g. dual or twin seats

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動二輪車用スタンド装置に係わり、特に、動
力を用いてスタンド本体の起立または収納を行うように
したスタンド装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に自動二輪車には、駐車時等における姿勢保持のた
めにスタンド装置が設けられており、その−従来例とし
て、例えば、実開昭53−4Slit号公報に示される
ように、車体の下部で前後方向の中央部よりも若干後方
寄りにスタンド本体を回動自在に設けるとともに、車体
の下部に、前記スタンド本体を回動させる正逆転モータ
を車体の長さ方向に沿って設け、この正逆転モータとス
タンド本体との間に、この正逆転モータの回転を前記ス
タンド本体へ伝達するウオームギヤを配設した構成のも
のが知られている。
このスタンド装置は、駐車時等に、前記正逆転モータを
起動してスタンド本体を収納位置から起立位置へ回動さ
せることにより、車体を路面上に保持するようになって
いる。
したがって、簡便な操作により駐車が可能となる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前述のように動力を用いたスタンド装置にお
いては、運転者が乗車した状態でスタンド装置を操作す
ると、このスタンド装置に車両の重量と運転者の体重と
の両方が負荷として作用することから、モータの必要ト
ルクが大きくなり、装置の大を化を招いてしまうといっ
た不具合が生じる。
一方、モータのトルク増加による対処が行えない場合に
は、モータとスタンド本体との間に減速機構を介在させ
ることによる対処が可能となるが、この場合においても
、減速機構を介在させることによる装置の大型化は避け
られない。
本発明はこのような従来の技術において残されている課
題を解決せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係わる自動二輪車用スタンド装置は、前述の課
題を解決するために、自動二輪車の車体の下部に回動可
能に取り付けられたスタンド本体と、このスタンド本体
を回動させる駆動手段と、この駆動手段を作動させて、
前記スタンド本体を起立方向または収納方向に回動させ
るための作動手段と、運転者の乗車の有無を検出すると
ともに、非乗車時にのみ前記駆動手段の作動を可能上す
る乗員検出手段とを備えていることを特徴とし、乗員検
出手段が、車体に装着されたシートに作用する荷重によ
り作動させられる感圧機構によって構成されていること
、また、乗員検出手段が、光センサによって構成されて
いること、さらに、乗員検出手段が、音波探知器によっ
て構成されていることを含むものである。
〔作用] 本発明に係わる自動二輪車用スタンド装置によれば、運
転者の乗車の有無が乗員検出手段によって検出され、乗
車状態であることが検知された場合においては、作動手
段の操作に拘わらず、駆動手段が作動停止状態に保持さ
れる。そして運転者の降車が検出された場合においては
、作動手段の操作に応じて駆動手段が作動させられると
ともに、スタンド本体が回動させられる。
したがって、駆動手段の負荷の増加が抑制される。
[実施例] 以下、本発明の第1実施例を図面に基づき説明する。
第1図中、符号1は本実施例が適用されたスクータ型の
自動二輪車を示し、車体フレーム2と、この車体フレー
ム2の前部に回動可能に装着されたフロントフォーク3
と、このフロントフォーク3の下端部に回転自在に装着
された前輪4と、フロントフォーク3の上端部に装着さ
れたステアリングハンドル5と、前記車体フレーム2の
後方上部に装着されたシート6と、後方下部に上下方向
に揺動可能に装着されたパワーユニット7と、このパワ
ーユニット7に回転自在に装着された後輪8と、前記フ
ロントフォーク3や車体フレーム2の前部を覆って設け
られたフロントカバー9と、車体フレーム2の略中央部
を覆い、前記フロントフォーク3の後方下部に搭乗者の
足載せ部を形成するフロアパネル10と、前記車体フレ
ーム2の後部ならびに前記パワーユニット7の上部を覆
って設けられたリアカバーI+とを備え、前記パワーユ
ニット7と前記車体フレーム2との連結部分に本実施例
に係わるスタンド装置12が設けられている。
次いで、これらの詳細について説明する。
前記パワーユニット7は、車体フレーム2の下部で略中
央部よりも後方寄りの位置に、車体両側部のそれぞれか
ら後方へ向かって突設された支持部材13を介して前記
車体フレーム2に連結されている。
この支持部材口は、車体フレーム2に一体に取り付けら
れた一対のブラケット14と、これらのブラケットロ間
に取り付けられたピボット軸I5と、このピボット軸1
5の外側に回動自在に嵌合されたパイプI6と、このパ
イプ16の長さ方向の両端部のそれぞれに一体に取り付
けられた車体の後方へ延びる一対のアーム!7と、前記
パイプ16の略中央部に一体に取り付けられているとと
もに、パイプ16よりも上方位置に前記車体フレーム2
に一体に取り付けられたクロスパイプ18に緩衝ラバー
19を介して連結されたストッパ20とによって構成さ
れており、第2図に示すように、前記一対のアーム17
の後端部に、前記パワーユニット7がラバーブツシュ1
1およびこのラバーブツシュ21を固定するボルト22
を介して回動可能に連結されている。
前記スタンド装置12は、前記一対のブラケットH間に
ピボット軸23を介して回動可能に取り付けられたケー
シング24と、このケーシング24に所定角度の範囲内
で回動可能に支持されたスタンド本体2Sと、ケーシン
グ24内に装着されて前記スタンド本体!sを回動させ
る駆動機構(駆動手段)26とによって構成されており
、前記ケーシング24および駆動機構26は、前記両ア
ーム17の内側で車体フレーム2よりも後方に位置され
て、これによって、スタンド装置12が全体として、前
記車体フレーム2、パワーユニット7、および、支持部
材!3とによって形成された空間部に配設されている。
また、前記ケーシング24は、前記ピボット軸23から
離間した位置において、前記クロスパイプ!8に垂設さ
れたブラケット27に、ラバーブツシュ23およびボル
ト29を介して連結されており、このラバーブツシュ2
sにより、回動範囲が規制されている。
さらに、前記駆動機構26について第3図および第4図
に基づき説明する。
前記ケーシング24には、前記スタンド本体2sが一体
回転可能に取り付けられl;駆動軸30が回転自在に装
着されているとともに、この駆動軸30を回転させるた
めの電動モータ31が車体の長さ方向に沿って、すなわ
ち、前記駆動軸30と直交する方向に沿って装着され、
これらの間に、回転伝達機構32が介装されている。
この回転伝達機構32は、電動モータ31の回転軸と平
行に配設されたウオーム33aおよびこのウオーム33
aへ噛合するウオームホイール33bかうするウオーム
ギヤ33と、前記電動モータ31の回転軸に一体に取り
付けられたドライブギヤ34aおよび前記ウオーム33
aに一体に取り付けられたドリブンギヤ34bからなる
1次減速歯車群34と、前記ウオームホイール33bに
同軸的に一体に設けられたドライブギヤ3Saおよび前
記駆動軸3oに一体回転可能に取り付けられたドリブン
ギヤ3Sbからなる2次減速歯車群35とを備えている
また、1次減速歯車群34は電動モータ31の回転軸と
直交する面に沿って配設され、かつ、2次減速歯車群3
Sは、ウオームギヤ33によって回転軸線方向が変更さ
れていることにより、前記電動モータ31の回転軸と平
行な面に沿って配設されている。
したがって、両減速歯車群34・3≦は直交する2面に
分割配設されている。
一方、2次減速歯車群35のドリブンギヤ35bは、駆
動軸30の軸方向から見て扇形状に形成されており、ス
タンド本体2Sが第3図に実線で示す起立位置に回動さ
せられた時点、および、同図に鎖線で示す収納位置に回
動させられた時点で、それぞれ、前記ドライブギヤ3S
aとの噛合が解除されるようになっている。
また、2次減速歯車群35にはクラッチ機能が与えられ
ている。
すなわち、第4図に示すように、前記ドリブンギヤ35
bは、前記駆動軸3oにその外周に形成されたスプライ
ン36を介して係合させられることにより、駆動軸3G
に対して一体回転可能に、がっ、その長さ方向に摺動可
能に連結されており、これによって同図に実線で示すよ
うなドライブギヤ35aと噛合する位置と、鎖線で示す
ような噛合を解除した位置との2位置に位置させられて
、電動モータ31と駆動軸30との間における回転伝達
の断続を行うようになされている。
さらに、本実施例においては、前述の2次減速歯車群3
5における断続操作を電気的に行う機構が設けられてい
る。
この機構は、第4図に示すように、2次減速歯車群35
のドリブンギヤ35bをドライブギヤ35aから離間さ
せる方向に常時付勢するリターンスプリング37と、前
記ドリブンギヤ35bに相対回転可能にかつドリブンギ
ヤ3Sbの摺動方向に係合させられた揺動アーム33と
、この揺動アーム38を前記リターンスプリング37の
弾発力に抗して揺動させる電磁ソレノイド39とによっ
て構成されている。
一方、第1図および第2図において符号40は、前記ス
タンド本体2Sを起立位置と収納位置との2位置に保持
するための引っ張りスプリングを示すものであり、また
、前記パワーユニット7には、エンジンの回転数が設定
回転数以上に達した際に、このエンジン°の動力を後輪
8へ伝達する遠心クラッチ(図示略)が装着されている
第5図は、スタンド本体25を回動する電動モータ31
の制御回路を示す図である。
図において、モータ31の一端は、リレー51の常開接
点51aを経てバッテリ52の正端子に接続されるとと
もに、リレー51の常閉接点Slbを通して接地されて
いる。同様に、モータ31の他端はリレー53の常開接
点53aを経てバッテリS2の正端子に接続されるとと
もに、リレーS3の常閉接点S3bを通してバッテリ5
2の負端子に接続されている。
前記リレー51の巻線Slcの一端は、スタンド作動ス
イッチ55の起立接点SSaに接続され、その他端は起
立検出リミットスイッチ56を介して接続されている。
また、リレーS3の巻線S3cの一端は、スタンド作動
スイッチS5の収納接点5Sbに接続され、その他端は
収納検出リミットスイッチS7を通してバッテリ52の
負端子に接続されており、これらの、両リレー51・5
3、スタンド作動スイッチS5、起立検出リミットスイ
ッチ56、および、収納検出リミットスイッチ57によ
り本実施例における作動手段が構成されている。
前記スタンド作動スイッチsSの切換接点55cは、乗
員検出手段を構成するオン・オフスイッチ58から、イ
グニションスイッチ59およびヒユーズ6Gとを介して
バッテリs2の正端子に接続されている。
このスタンド作動スイッチs5は、第1図に示すように
ステアリングハンドル5の近傍に設けられ、手動で起立
、収納、中立(オフ)の3つの位置に切換られるように
なっている。
前記起立検出スイッチ56は、スタンド本体25が起立
位置にあることを検出する近接スイッチ、収納検出スイ
ッチ5フは、スタンド本体25が収納位置にあることを
検出する近接スイッチであり、第3図に示すように、前
記ドリブンギヤ35bの回動範囲の両端近傍に位置する
ようにケーシング24に取り付けられている。
第6図は、前記両リミットスイッチ56.57のオン、
オフ範囲を示すものである。
起立検出スイッチ56は、スタンド本体25が起立した
位置(同図の範囲C)でオフとなり、収納検出スイッチ
57は、スタンド本体25が収納された位置(同図の範
囲A)でオフとなるまた、これ以外の範囲(同図の範囲
B)ではどちらのスイッチもオンとなる。
よって、スタンド本体25が一旦回動を開始すると、収
納位置、または起立位置に達するまで回動が継続され、
これらの位置で停止する。
さらに、前記乗員検出手段について第7図を参照して説
明する。
本実施例に示す乗員検出手段は、感圧機構を利用して構
成したもので、乗車時において運転者の体重がシート6
に作用した場合のシート6への荷重と、降車時において
運転者の体重がシート6から除去された場合のシート6
にかかる荷重との差を検出することにより、乗車状態か
否かを検出するようにしたものである。
詳述すれば、この乗車検出手段は、前記シート6を車体
の構成部材である収納ボックス61に回動自在に連結す
るヒンジ部Hに装着されており、前記収納ボックス61
の前部上方に取り付けられた前記オン・オフスイッチS
8と、前記収納ボックス6Iとシート6の底板61とを
回動自在に連結するシートピボット軸62に揺動自在に
装着され、揺動端室。
が前記オン・オフスイッチ58の接触子SSaに当接さ
せられた揺動アーム63と、前記シートピボット軸61
に回動自在に取り付けられるとともに、前記シート6に
固着されたブラケット64と、このブラケット64と前
記揺動アーム63とを、シートピボット軸62とオン・
オフスイッチS8との中間位置で相対回動自在に連結す
るビン6Sと、前記シートピボット軸62の外周部に取
り付けられるとともに、前記揺動アーム63とブラケッ
ト64とに係合させられて、このブラケット64を支持
体として前記揺動アーム63をオン・オフスイッチS8
から離間させる方向に弾発するスプリング66とによっ
て構成されている。
次に本実施例の作動について説明する。
乗員がシート6上に着座した場合においては、乗員の体
重がシート6に作用してこのシート6が下方へ沈み込む
。この時のシート6の沈み込み量は、前記シート底板6
!の下面に設けられたクツション材(図示時)が車体の
適宜の位置に当接させられることにより制限される。
このようにしてシート6の沈み込みが行われると、その
シート底板61とともにブラケット64がシートピボッ
ト軸62の回りに若干量回動させられて、ビン65が下
方へ押し下げられるとともに揺動アーム63がオン・オ
フスイッチs8へ向けて回動させられる。
このような各構成部材の作動により前記オン・オフスイ
ッチ58の接触子Slaが押し込まれてオン・オフスイ
ッチ58がオフ状態となされる。
そしてこの状態において、スタンド作動スイッチ55を
起立側へ倒すと、前述のようにオン・オフスイッチ58
がオフとなされていることから、電動モータ31の起動
が行われず、スタンド装置12の作動が行われない。
したがって、電動モータ31へ高負荷が掛かる状態での
スタンド装置12の作動が防止される。
一方、乗員が降車した状態においては、シート6に作用
する乗員の体重が除去されることから、スプリング66
の弾発力により、ブラケット64、揺動アーム63、お
よび、シート6が前述と逆方向へ回動させられて、揺動
アーム63による接触子〇a゛への押圧力が解除される
ことにより、オン・オフスイッチ58がオンの状態とな
される。
次いで、スタンド本体2Sを起立位置へ向けて若干量回
動させる。
この場合、電磁ソレノイド39は作動させられておらず
、2次減速歯車群35の両ギヤHa・35bの噛合が解
除されていることから、スタンド本体2sの回動が容易
に行われて両ギヤ3Sa・3Sbが駆動軸3Gの軸線方
向に重畳させられる。
この状態で、スタンド作動スイッチS5を起立側に倒す
と、オン・オフスイッチ58および起立検出リミットス
イッチ56がオン状態にあることから、リレー51の巻
線51cにバッテリs2からの電流が流れ、リレーS1
の常開接点Slaが閉じる。
これにより、電動モータ31および電磁ソレノイド39
が作動し、電磁ソレノイド39によって揺動させられる
揺動アーム3Kにより2次減速歯車群3sのドリブンギ
ヤ3Sbが駆動軸3o上を摺動させられて、ドライブギ
ヤ35aへ噛合させられるとともに、1次減速歯車群3
4およびウォームギャコ3を介して伝達される電動モー
タ3+の回転力により、スタンド本体2Sが起立位置へ
向けて回動させられる。
この電動モータ31によるスタンド本体2sの回動操作
は、スタンド本体2Sが起立位置に回動させられた時点
において、起立検出リミットスイッチs6がオフされる
ことにより停止させられる。
これによって、車体が路面上に起立した状態に保持され
る。
一方、スタンド本体25を収納位置に戻す場合には、電
磁ソレノイド39の作動および電動モータ31の作動を
停止させた状態において車体を前方に進めることにより
行われる。
このとき、電磁ソレノイド3gの作動が停止させられて
いることから、2次減速歯車群3sのドライブギヤ3S
aとドリブンギヤ35bとの噛合が解除されて、スタン
ド本体2sの回動を行い得る状態となされており、した
がって、前述した操作により、スタンド本体25を収納
位置へ回動させることができる。
なお、前記実施例1においては、スタンド本体zsの戻
し操作をマニュアル操作によって行う例について説明し
たが、2次減速歯車群3sを常時噛合させられた構造と
することにより、前記戻し操作を電動モータ31によっ
て行わせることも可能である。
すなわち、降車状態において、スタンド作動スイッチs
Sを収納側に切り換えると、オン・オフスイッチS8お
よび収納検出リミットスイッチ57がオン状態にあるこ
とから、リレー53が作動する。これによって、リレー
53の常開接点S3aが閉じて電動モータ31には起立
操作時と逆方向の電流が流れ、スタンド本体25は収納
方向に回動させられる。
スタンド本体25が収納位置にくると、第6図に示すよ
うに、収納検出リミットスイッチS3がオフとなり、電
動モータ31がオフとなる。
そして、このような収納操作も、乗員検出手段により降
車状態が確認された状態においてのみ可能である。
このように、本実施例におけるスタンド装置12によれ
ば、その作動が降車状態においてのみ行われ、スタンド
装置12の駆動源である電動モータ31への負荷が軽減
されて、その小型化が図られる。
一方、第8図は乗員検出手段の他の実施例を示す。
この実施例に示す乗員検出手段は、第1実施例において
、乗車状態において接触子Haを押し込むことによりオ
ン・オフスイッチ53をオフ状態とする構成としたのに
対し、降車状態において接触子Seaを押し込んだ状態
にして、オン・オフスイッチ58をオンとするようにし
たものである。
すなわち、前記接触子Haに当接させられる揺動アーム
67を、その長さ方向のほぼ中間部において前記シート
ピボット軸62に揺動可能に連結し、かつ、接触子Ha
へ接触させられる側と反対側の端部において、ピン68
を介してブラケット64へ回動可能に連結し、さらに、
前記シートピボット軸62に、前記ブラケット64を支
持体として揺動アーム67を接触子Haを押し込む方向
へ弾発するスプリング69を装着した構成としたもので
ある。
本実施例の乗車検出手段においても前記第1実施例と同
様の作用が得られる。
なお、前記各実施例において示した構成部材の諸形状や
寸法等は一例であって、適用する車両の種類や設計要求
等に基づき種々変更可能である。
例えば、前記各実施例において乗員検出手段として、シ
ート6に作用する荷重の変化を検出する構成のものを示
したが、これに代えて、例えば、第9図ないし第11図
に示す構造のものも採用可能である。
第9図に示す乗員検出手段は、乗車状態と降車状態にお
けるパワーユニット7の車体に対する相対的な位置関係
の差を検出することにより、乗車の有無を検出するよう
にしたものである。
すなわち、車体フレーム2にオン・オフスイッチ7Gを
取り付けるとともに、パワーユニット7に前記オン・オ
フスイッチ70へ対向させられる作動板71を設けた構
成としたものである。
そして、乗車状態においては、車体が沈み込んでパワー
ユニット7が車体フレーム2側へ相対回動させられI;
際に、前記作動板71をオン・オフスイッチ7Gへ接触
させてオフとし、また、降車状態においては、パワーユ
ニット7の逆方向への相対回動により作動板71をオン
・、オフスイッチ70から離間させてオンとするもので
ある。
また、第10図に示す乗員検出手段は、光センサ72を
用いたもので、シート6の前方に投光器73を設けると
ともに、シート6の後方に受光器月を設けておき、乗車
時において投光器73と受光器74との間の光の授受が
、乗員によって遮断されることにより乗車状態を検出す
るようにしt;ものである。
そして、受光器74において受光状態にある場合に、前
記オン・オフスイッチS8をオンとしてスタンド装置1
2の作動を可能とするものである。
さらに、第1!図に示す乗員検出手段は、音波探知機7
5を用いたもので、シート6の前後に発振子76および
受振子7フを設け、音波が乗員によって遮られるか否か
を検出することにより、乗車状態と降車状態とを検出す
るようにしたものである。
この音波探知機7Sを用いる場合には、発振子76と受
振子7丁とを同一箇所に設けておき、乗員による音波の
反射波の有無を検出することによっても実施可能である
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係わる自動二輪車用スタ
ンド装置は、自動二輪車の車体の下部に回動可能に取り
付けられたスタンド本体と、このスタンド本体を回動さ
せる駆動手段と、この駆動手段を作動させて、前記スタ
ンド本体を起立方向または収納方向に回動させるための
作動手段と、運転者の乗車の有無を検出するとともに、
非乗車時にのみ前記駆動手段の作動を可能とする乗員検
出手段とを備えていることを特徴とし、乗員検出手段が
、車体に装着されたシートに作用する荷重により作動さ
せられる感圧機構によって構成されていること、また、
乗員検出手段が、光センサによって構成されていること
、さらに、乗員検出手段が、音波探知器によって構成さ
れていることを特徴とするもので、スタンド装置を作動
させる際に、スタンド装置の駆動手段に掛かる負荷を極
力軽減して、その小型化を図ることができる等の優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例を示すもので
、第1図は第1実施例が適用されたスクータ型自動二輪
車の一部を破断した側面図、第2図は要部を拡大した側
面図、第3図は第2図の縦断面図、第4図は第2図のI
V−IV線に沿う矢視断面図、第5図は同実施例のスタ
ンド作動制御系の構成を示す回路図、第6図は起立検出
リミットスイッチと収納検出リミットスイッチのオン/
オフ領域を示す図、第7図は乗員検出手段を示す拡大断
面図、第8図ないし第11図は乗員検出手段の他の実施
例を示すもので、第8図は要部の拡大断面図、第9図な
いし第1+図は各実施例が適用された自動二輪車の側面
図である。 1・・・自動二輪車、 7・・・パワーユニット、 13・・・支持部材、 17・・・アーム、 25・・・スタンド本体、 30・・・駆動軸、 2・・・車体フレーム、 12・・・スタンド装置、 14・・・ブラケット、 24・・・ケーシング、 26・・・駆動機構、 31・・・電動モータ、 32・・・回転伝達機構、  33・・・ウオームギヤ
、34・・・1次減速歯車群、 3S・・・2次減速歯
車群、36・・・スプライン、37・・・リターンスプ
リング、38・・・揺動アーム、39・・・電磁ソレノ
イド、51・・・リレー       53・・・リレ
ー55・・・スタンド作動スイッチ、 58・7G・・・オン・オフスイッチ、58a・・・接
触子、59・・・イグニションスイッチ、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動二輪車の車体の下部に回動可能に取り付けら
    れたスタンド本体と、このスタンド本体を回動させる駆
    動手段と、この駆動手段を作動させて、前記スタンド本
    体を起立方向または収納方向に回動させるための作動手
    段と、運転者の乗車の有無を検出するとともに、非乗車
    時にのみ前記駆動手段の作動を可能とする乗員検出手段
    とを備えていることを特徴とする自動二輪車用スタンド
    装置
  2. (2)乗員検出手段が、車体に装着されたシートに作用
    する荷重により作動させられる感圧機構によって構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用
    スタンド装置
  3. (3)乗員検出手段が、光センサによって構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用スタン
    ド装置
  4. (4)乗員検出手段が、音波探知器によって構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用スタ
    ンド装置
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5223705A (en) * 1992-08-12 1993-06-29 At&T Bell Laboratories Measurement of an optical amplifier parameter with polarization
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