JPH0281702A

JPH0281702A - 自動車用ホイールのホイールカバーとホイールキャップの同時成形方法

Info

Publication number: JPH0281702A
Application number: JP63232055A
Authority: JP
Inventors: Yoshibumi Asahina; 朝比奈　義文
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-09-16
Filing date: 1988-09-16
Publication date: 1990-03-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、トラック。パス、乗用車等の自動車用ホイー
ルに、装飾的な機能を付加するためのホイールカバーと
ホイールキャップ（以下。

単にカバー、キャップと呼ぶ）の同時成形方法に関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来の自動車用ホイール、特に鋼製ホイールにおいては
、高強度、低コストで、かつ美的に満足できる装飾的外
観を得るために、第７図に示すような、ホイール（Ｉ榎
の外側表面に発泡ウレタン類装飾体（１荀を固着した。

いわゆるデザインホイールが提案されていた。そしてこ
の種のデザインホイールは、ホイール０時に固着された
装飾体（１時の中央部に、着脱可能なキャップ（−が装
着されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

（？Ｑ）上記従来の技術においては、キャップ→は装（＋９）飾体榊と異なる成形型を使用し、異なる材料を用いて成
形されている。従って、装飾体とキャップを成形する２
つの成形型を設計、製作しなければならず、また成形も
別工程となるために生産＝ストが高くなるという問題点
や、異なる材料を用−るために、装飾体とキャップの質
感が一致しないと−う外観上の問題点があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、自動車用ホイールの外側表面の中央部に着脱可能に
装着されるキャップと、このキャップの半径方向外方に
おいて、上記ホイールの外側表面に固着されるカバーの
成形方法に関し、上記キャップ及びカバーを発泡樹脂を
用いて、同一成形型にて一体に成形して成形体を形成し
、上記成形体を切断してキャ′ツブとカバーを同時に得
ることを目的とした自動車用ホイールのカバーと午ヤッ
プの同時成形方法を提供するものである。

〔実施例〕

以下１本発明の−＊施例を図面に基づいて説明する。

第１図に示すように、成形型は上型（１）と下型（りと
から構成されている。

上型（１）は成形体の内面形状を形成する表面形状を有
し、成形体のキャップ部にあたる表面には環状の凹溝（
３）又は複数個の凹所が設けられると共に、所要の位置
に発泡樹脂注入用の注入口（４）が設けられている。

下型（りは成形体の外側の装飾形状を形成する環状の凸
起ｆｉｔが設けられている。

（８）は中ヤップに埋設される係止体であり、金属ある
いはプラスチック等の弾性体から形成され、基体（６）
に環状又は複数個の脚部（テ）を設けた構成である。脚
部（γ）の形状はディスクに装着できる形状であればよ
い。

なお、上記係止体（８）は成形前に、その脚部（７）を
上型１１＋の凹溝（３）又は凹所にあらかじめ埋設され
たシリコンゴムのような粘弾性体からなる固定部材（９
）に差し込んで配置されるか、脚部ｆｆ＋に固定部材（
９）を着脱可能に設け、上記固定部材（９）を上型（１
）の凹溝（３）又は凹所に挿入して配置される。

上記のように係止体（８）を配置した上型（ｌｌと下型
（！）を閉鎖し、上ｍ　ｎ＋に設けられた樹脂注入口（
４）から発泡ウレタンの樹脂材料を所要の圧力で注入す
る。上型（１）と下型（！）とで形成されたキャピテイ
内に樹脂が充満した後、樹脂注入を止めて栓（４ａ）で
注入口（４）を密封する。なお、樹脂材料としては発泡
ウレタンに限らず他の発泡樹脂を用いてもよい。

第２図に示すように、所要時間を経彊してキャビティ内
の発泡樹脂が硬化した後、上ｍ（１）と下型（りとを分
離し、係止体（８）を有する成形体（鵡を取り出す。

上記のように形成された成形体（１ψは第３図に示すよ
うに、内面にホイールへ取付けるための脚部（丁）が突
設され、外側表面に切断用の切欠溝（＋＋）が形成され
ている。

上記成形体（ｔｏ）の切欠溝（Ｕ）の底部におりて連設
される連接部（１４を切断して、第４図（４）および（
＝）に示されるカバー（１１およびキャップ０４を夫々
分離形成するものである。

なお、成形体（１０）の切断を容易にするため、第５図
ｆ４）　Ｋ示すように連接部０呻の厚みｔを８〜５同と
薄くしたり、同図（ロ）に示すように切断用の刃を案内
するための切込み（１１９を設けることも可能である。

第５図に示される実施例は脚部（１）が複数個設けられ
た場合を示している。

また、切欠溝（＋１）は切断時に生じる粗い切断端面が
表面に見えかいように、成形体（１０）の表面側に設け
るのが好ましい。

次に、上記のようにして得られたカバー（１３）および
キャップＱ４の自動車用ホイールへの取り付けについて
説明する。

第６図に示すように、カバー（ＩＩはホイールのディス
ク０＠の表面に接着剤を用いて接合固定し。

キャップθ→は脚部（７）がディスク（１時の７Ｓプ立
上り部０ηの外周面に着脱可能に嵌合され弾性的に支持
固定される。

〔発明の効果〕

本発明の自動車用ホイー゛ルのカバーと＋ヤップの同時
成形方法によれば、ハーフ中ヤップや七ンター命ヤップ
をカバーを成形する成形型を用いて同時に成形できるた
め、型の設計や加工に要する手間や時間が大巾に低減で
き、成形が一度で、しかも極めて簡単にできるため生者
性が向上し、製造コストが大巾に低減できる。

また、キャップとカバーとに同一材料を用いるため１表
面の質感が一致し、外観の装飾的機能も向上するという
優れた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の成形方法に用いられる成形型の−＊施
例を示す要部説明図％＠ｇ図Ｆｉ第１図の成形型を用い
た成形体の成形状態を示す要部説明図、第８図は本発明
の成形方法により得られた成形体の一実施例を示す断面
図、第４図は第３図の成形体を切断した状態を示し、（
イ）はカバーの断面図、（ロ）はキャップの断面図、第
５図（イ）及び（ロ）はそれぞれ本発明の成形方法によ
り得られた成形体の他の実施例を示す断面図、第６図は
本発明の成形方法により製造したカバーおよびキャップ
の装着状態を示す自動車用ホイールの断面図、第７図は
従来例の装飾体およびキャップを装着した状態を示す自
動車用ホイールの断面図である。（１）・・・上屋　　（！）・・・下屋　　（３）・・
・凹溝　　（４）・・・注入口　　（軸）・・・栓　　
１１＋・・・凸起　　（６）・・・基体（７）・・・脚
部　　（８）・・・係止体　　（９）・・・固定部材（
１０）・・・成形体　　（ロ）・・・切欠溝　　（１坤
・・・連接部（＋埠・・・カバー　　θ脅、（榊・・・
キャップ　　ＯｌＯ・・・切込み　　（１−・・・ディ
スク　　回・・・ハブ立上り部第１図第３図第２図３カバー第４図（イ）（ロ）１４ゴベｉ六！・・ノブ第図（ロ）第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

自動車用ホィールの外側表面の中央部に着脱可能に装着
されるキャップと、このキャップの半径方向外方におい
て、上記ホィールの外側表面に固着されるカバーの成形
方法に関し、上記キャップ及びカバーを発泡樹脂を用い
て、同一成形型にて一体に成形して成形体を形成し、上
記成形体を切断してキャップとカバーを同時に形成する
ことを特徴とする自動車用ホィールのホィールカバーと
ホィールキャップの同時成形方法。