JPH0280958A - 銀染色法及び銀染色剤キツト - Google Patents

銀染色法及び銀染色剤キツト

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JPH0280958A
JPH0280958A JP63232058A JP23205888A JPH0280958A JP H0280958 A JPH0280958 A JP H0280958A JP 63232058 A JP63232058 A JP 63232058A JP 23205888 A JP23205888 A JP 23205888A JP H0280958 A JPH0280958 A JP H0280958A
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JP
Japan
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same
silver staining
silver
sensitizer
thiourea
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JP63232058A
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Yoriyoshi Ehata
順良 江幡
Hiroko Tanaka
裕子 田中
Akiko Negishi
根岸 章子
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Daiichi Pure Chemicals Co Ltd
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Daiichi Pure Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気泳動分析等において支持担体上に分画さ
れた蛋白質、核酸、糖及び脂質等の如く支持担体上に分
画された生体成分の検出を目的とする銀染色法の改良方
法に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
銀染色法は、検出すべき物質(以下「被検物」という)
を含む支持担体を固定化剤で処理し被検物を固定化した
後、前処理し、次いで銀染色液で処理したのち還元剤で
現像する方法であシ、蛋白質、核酸、糖、脂質等被検物
の低濃度試料即ち、血清、尿、脳を髄液等を濃縮操作を
行うことなく、分析することが可能で生化学研究、臨床
検査等において広く利用されている有用な分析法である
銀染色の染色方法は、種々報告されているが、(生化学
52巻、41)頁、1980年。
蛋白質、核酸、酵素27巻、1277頁。
1982年、 E1ectrophor*m1g 2巻
、135頁及び141頁、1981年)、いずれも染色
が完了するまで長時間を要したシ煩雑な操作を必要とし
更に得られた銀染色像も■被染色物質によシ染色性が異
なる、■高濃度試料では完全に染らない(中抜は状態と
なる)、■パックグラウンド上昇によりコントラストが
悪い等多くの問題点をもち、改善が望まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、斯る問題点を解決すべく、銀染色法の操
作時間の短縮、染色能の向上及びコントラストの改善を
目的として鋭意研究をおこなっていたところ、銀染色液
中の銀イオンはチオ尿素の存在で容易に還元され、しか
も還元された銀の黒化の程度もチオ尿素の硫化増感によ
り増強されることを見出し、本発明を完成した。
耶ち本発明は、被検物を分画した支持担体を固定化剤で
処理し被検物を固定化した後、増感剤で前処理し、次い
で銀染色液で処理したのち還元剤で現像する銀染色法に
おいて、固定化剤及び増感剤の一方又は両方にチオ尿素
を含有せしめることを特徴とする銀染色法及びこれに用
いる銀染色剤キットを提供するものである。
本発明の銀染色法に用いられる固定化剤の好ましい例と
しては、炭素数1〜4の低級アルコール及び有機酸を含
有するものが挙げられる。炭素数1〜4の低級アルコー
ル濃度テは、例えばメチルアルコール、エチルアルコー
ル、n−7”ロピルアルコール、インゾロビルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、第
二級ブチルアルコール、第三級ブチルアルコールなどが
挙げられ、有機酸としては、例えば、酢酸、ノロピオン
酸のよりな一塩基酸をはじめ、コハク酸、酒石酸のより
な二塩基酸やクエン酸のような三塩基酸も用いることが
できる。
固定化剤中ヘチオ尿素を配合する場合、その濃度は、α
0QOOI W/V%以上であればよいが、通常α00
1〜αI W/V%の濃度が好ましく用いられる。上記
固定化剤中のアルコール濃度は特に限定されないが、通
常10〜60V/V%の濃度が好ましく用いられる。
また、有機酸の濃度は、5W/V%以上であればよいが
、通常10〜30W/V%が好ましく用いられる。
固定処理は、チオ尿素と低級アルコール及び有機酸を含
む溶液で1回行うだけでもよいが、好ましくは、例えば
(1)初め低級アルコール及び有機酸よりなる第1固定
化剤で処理後、チオ尿素、低級アルコール及び有機酸よ
りなる第2固定化剤で処理する方法、(ii)初めチオ
尿素、低級アルコール及び有機酸よシなる第1固定化剤
で処理後、低級アルコール及び有機酸よシなる第2固定
化剤で処理する方法、(i)チオ尿素、低級アルコール
及び有機酸よりなる固定化剤を二つに分け、同じ操作を
2回行う方法等二段階でおこなわれる。これら2段階処
理する方法に於ては、通常第1固定化剤中のアルコール
濃度は、第2固定化剤中のアルコール濃度より高いこと
が望ましく、固定処理の為の浸漬時間は第1固定10分
程度、第2固定15分程度くらいで充分である。
また、本発明方法において前処理のために用いられる増
感剤としては、例えばジチオスレイトール及びグルタル
アルデヒドを含有するものが挙げられる。
増感剤中ヘチオ尿素を配合する場合、その濃度は0.0
0001〜0.01 W/V%の濃度であればよいが、
通常0.0002〜0.0005W/V%が好ましく用
いられる。ジチオスレイトール(DTT ) fa度は
、特に限定されるものでないが、通常α0002〜αO
O2W/V%が好ましく用いられる。グルタルアルデヒ
ド濃度はα005W/V%以上であればよく、通常0.
005〜α2W/V%が好ましく用いられる。
前処理は、固定化剤で固定化された支持担体を増感液に
浸漬することによシおこなわれ、この浸漬時間は10分
程度で充分である。
本発明に用いられる銀染色液は特に限定されないが、例
えば硝酸銀、R−NH2(但しR−NH2はアンモニア
又は第1級アミンを示ス)で表わされる化合物及び苛性
アルカリを分子量比として1:45〜l 5 ; t 
o〜2&0の割合で含有するものが好ましい。また、硝
酸銀の濃度も特に限定されないが通常0.05〜0.4
w/v%が好ましい。
銀染色処理は、固定・増感処理された支持担体を銀染色
液に浸漬することによりおこなわれ、その浸漬時間は1
0〜15分で充分である。
また、現像に用いる武元剤としては、例えばホルムアル
デヒドとクエン酸を含有するものが挙げられ、この還元
剤中のホルムアルデヒド濃度は通常0.001W/V%
以上、好ましくはα01〜0.04W/V%である。ま
た、クエン酸濃度は、α0005W/V%以上であれば
よいが、通常0.002〜0.OIW/V%が好ましい
。ホルムアルデヒドとクエン酸の重量比は1:0゜25
〜0.5が好ましい。
この還元剤による現像時間は5〜10分で充分である。
なお、本発明に使用される支持担体としては、通常網目
構造を有するポリアクリルアミドゲル、アガロースゲル
及び寒天ゲル等の高分子担体より成る支持担体が代表的
なものとして挙げられる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明
はこれら実施例により伺ら限定されるものではない。
〔実施例〕
実施例1 血清タンノ9り分画の染色 1 電気泳動 〔試薬の調製〕 ■ 支持担体 市販されている電気泳動用破りアクリルアミド グラジ
ェントグル 5D8−PAG fレート4/20 (第
−化学薬品製)を使用した。
■ 試料処理液 4.3w/v%ドデシル硫酸ナトリウム、0.02W/
V%ブロムフェノールブルー及び30 V/V%グリセ
ロールを含む、0.125M トリス−塩酸緩衝液(p
i(6,8)を調製した。
■ 試料 水で50倍に希釈した正常人血清を更に水で2.4.8
.16.32.64.128.256.512倍希釈し
たものと、試料処理液を各々等量混合し、沸騰水中で5
分間煮沸処理したものを調製した。
■ 泳動用緩衝液 01W/V%ドデシル硫酸ナトリウムを含む、α025
M トリス−α192Mグリシン緩衝液(pH&4)を
調製した。
〔泳動操作〕
支持担体を泳動槽に装着した後、泳動用緩衝液を充填し
た。試料を各々5μtずつ支持担体のサンfAウェルに
アゾライし60rn人定電流で約1時間泳動を行った。
■ 銀染色 〔試薬の調製〕 ■ 第1固定化剤 メタノールs o v/v%及び酢酸10W/V%を含
む溶液を調製した。
■ 第2固定化剤 メタノール30v/v%、酢酸10W/V%及びチオ尿
素α0025W/V%を含む溶液を調製した。
■ 増感剤 メタノール50V/マ%、ジチオスレイトールα000
5W/V%及びグルタルアルデヒドαIW/V%を含む
溶液を調製した。
■ 銀染色液 硝酸銀0.2W/V%、アンモニアα14W/V%及び
水酸化ナトリウムα2W/V%を含む溶液を調製した。
■ 還元剤 ホルムアルデヒド0.02V/マ%及びクエン酸α00
5W/V%を含む溶液を調製した。
■ 停止剤 クエン酸10W/V%を含む溶液を調製した。
〔染色操作〕
泳動操作後の支持担体を第1固定化剤で10分間振とう
浸漬し、次いで第2固定化剤で15分間振とり浸漬した
。支持担体を増感剤で10分間振とり浸漬した後、イオ
ン交換水で5分間振とう水洗した。支持担体を銀染色液
で15分間振とう浸漬した後、イオン交換水で2分間ず
つ3回振とり水洗した。支持担体を還元剤で染色像が現
われるまで振とり浸漬した(約5分)後、停止剤を加え
、現像を停止した。
以上の染色操作に於ける総所要時間は66分であった。
実施例2 血清タン、eり分画の染色 〔試薬の調製〕 ■ 第1固定化剤 実施例1と同じ ■ 第2固定化剤 メタノール30V/V%及び酢酸10W/V%を含む溶
液を調製した。
■ 増感剤 メタノール50 v/v%、ジチオスレイトール0.0
O05W/V%、グルタルアルデヒドα1W/v%及び
チオ尿素Q、0O025W/V%を含む溶液を調製した
■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 実施例1と同じ 実施例3 血清タン/Qり分画の染色 〔試薬の調製〕 ■ 第1固定化剤 実施例1と同じ ■ 第2固定化剤 実施例1と同じ ■ 増感剤 実施例2と同じ ■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 実施例1と同じ 実施例4 血清タン)Qり分画の染色 〔試薬の調製〕 ■ 第1固定化剤 実施例5 血清タン、eり分画の染色 〔試薬の調製〕 ■ 第1固定化剤 実施例4と同じ ■ 第2固定化剤 実施り1)2と同じ ■ 増感剤 実施例2と同じ ■ 優染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1ど同じ 〔染色操作〕 、Iり/−ル50 v/v%、酢酸10W/V%及びチ
オ尿素0.(1025W/V%を含む溶液を調製した。
■ 第2固定化剤 実施例2と同じ ■ 増感剤 実施例1と同じ ■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 実施例1と同じ 実施例1と同じ 実施例6 血清タンノ々り分画の染色 〔試薬の調製〕 ■ 第1固定化剤 実施例1と同じ q)第2固定化剤 実施例1と同じ ■ 増感剤 メタノール50V/V%、ノチオスレイトール(L00
05W、/V%及びチオ尿素α00025W/V%を含
む溶液を調製した。
■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 実施例1と同じ 実施例7 血清タン、Qり分画の染色 〔試薬の調製〕 ■ 第1固定化剤 実施例1と同じ ■ 第2固定化剤 実施例1と同じ ■ 増感剤 メタノール50 w / V%、グルタルアルデヒドα
05W/V%及びチオ尿素α00025w / V%を
含む溶液を調製した。
■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 実施例1と同じ 実施例8 血清タン、eり分画の染色 〔試薬の調製〕 ■ 第1固定化剤 実施例1と同じ ■ 第2固定化剤 実施例1と同じ ■ 増感剤 メタノール50 V/V%及びチオ尿素α0O025W
/V%を含む溶液を調製した。
■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 実施例1と同じ 実施例9 血清タン、Qり分画の染色 〔試薬の調製〕 ■ 第1固定化剤 実施例4と同じ ■ 第2固定化剤 実施例2と同じ ■ 増感剤 実施例6と同じ ■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 実施例1と同じ 実施例10 血清タンノeり分画の染色〔試薬の調製〕 ■ 第1固定化剤 実施例4と同じ ■ 第2固定化剤 実施例2と同じ ■ 増感剤 実施例7と同じ ■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 実施例1と同じ 実施例1) 血清タン、9り分画の染色〔試薬の調製〕 ■ 第1固定化剤 実施例4に同じ ■ 第2固定化剤 実施例2に同じ ■ 増感剤 実施例8に同じ ■ 銀染色液 実施例1に同じ ■ 還元剤 実施例1に同じ ■ 停止剤 実施例1に同じ 〔染色操作〕 実施例1に同じ 実施例12 血清タン/eり分画の染色〔試薬の調製〕 ■ 固定化剤 メタノール30 V / V %、酢酸10W/V%及
びチオ尿素0.0025W/V%を含む溶液を調製した
■ 増感剤 実施例1と同じ ■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 泳動操作後の支持担体を固定化剤で10分間振とり浸漬
した後、増感剤で10分間振とり浸漬し、次いでイオン
交換水で5分間振とう水洗した。支持担体を銀染色液で
15分間振とり浸漬した後、イオン交換水で2分間ずつ
3回水洗した。支持担体を還元剤で銀像が現われるまで
振とり浸漬した(5分)後、停止剤を加え、現像を停止
した。
以上の染色操作に於ける総所要時間は50分であった。
実施例13 血清タン/Qり分画の染色〔試薬の調製〕 ■ 固定化剤 実施例12と同じ ■ 増感剤 実施例2と同じ ■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 実施例12と同じ 実施例14 血清タンノ9り分画の染色〔試薬の調製〕 ■ 固定化剤 メタノール30V/V%及び酢酸10W/■%を含む溶
液を調製した。
■ 増感剤 実施例2と同じ ■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 実施例12と同、じ 実施例15 血清タン、Qり分画の染色〔試薬の調製J ■ 固定化剤 実施例14と同じ ■ 増感剤 実施例7と同じ ■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 実施例12と同じ 実施例16 血清タン/Qり分画の染色〔試薬の調製〕 ■ 固定化剤 実施例14と同じ ■ 増感剤 実施例8と同じ ■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施何重と同じ 〔染色操作〕 実施例12と同じ 実施例17 血清タン、eり分画の染色〔試薬の調製〕 ■ 固定化剤 実施例14と同じ ■ 増感剤 実施例6と同じ ■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作〕 実施例12と同じ 比較例 血清タン/eり分画の染色 〔試薬の調製〕 ■ 第1固定化剤 実施例1と同じ ■ 第2固定化剤 実施例2と同じ ■ 増感剤 実施例1と同じ ■ 銀染色液 実施例1と同じ ■ 還元剤 実施例1と同じ ■ 停止剤 実施例1と同じ 〔染色操作j 実施例1と同じ 〔発明の効果〕 以上述べた如く、本発明は支持担体上に分画された生体
成分の検出に用いられる銀染色法の改良技術を提供する
ものである。本発明の方法により、操作時間が大幅に短
縮され、作業操作性及び染色能が著しく向上し、得られ
た染色像のコントラストも充分に増強され顕著な効果を
奏するものである。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、検出すべき物質を含む支持担体を固定化剤で固定化
    した後、増感剤で前処理し、次いで銀染色液で処理した
    のち還元剤で現像する銀染色法において、固定化剤及び
    増感剤の一方又は両方にチオ尿素を含有せしめたことを
    特徴とする銀染色法。 2、固定化剤がチオ尿素、炭素数1〜4の低級アルコー
    ル及び有機酸を含有するものである請求項第1項記載の
    銀染色法。 3、固定化処理を2段階でおこなう請求項第1項または
    第2項記載の銀染色法。 4、増感剤がチオ尿素、ジチオスレイトール及びグルタ
    ルアルデヒドを含有するものである請求項第1項記載の
    銀染色法。 5、(1)炭素数1〜4の低級アルコール、有機酸およ
    びチオ尿素を含有する固定化剤、(2)ジチオスレイト
    ール及びグルタルアルデヒドを含有する増感剤、 (3)硝酸銀、アンモニアもしくは第1級アミン及び苛
    性アルカリを含有する銀染色液、及び (4)ホルムアルデヒド及びクエン酸を含有する還元剤 を含む銀染色剤キット。 6、(1)炭素数1〜4の低級アルコール及び有機酸を
    含有する固定化剤、 (2)ジチオスレイトール、グルタルアルデヒド及びチ
    オ尿素を含有する増感剤、 (3)硝酸銀、アンモニアもしくは第1級アミン及び苛
    性アルカリを含有する銀染色液、及び (4)ホルムアルデヒド及びクエン酸を含有する還元剤 を含む銀染色剤キット。 7、(1)炭素数1〜4の低級アルコール、有機酸およ
    びチオ尿素を含有する固定化剤、(2)ジチオスレイト
    ール、グルタルアルデヒド及びチオ尿素を含有する増感
    剤、 (3)硝酸銀、アンモニアもしくは第1級アミン及び苛
    性アルカリを含有する銀染色液、及び (4)ホルムアルデヒド及びクエン酸を含有する還元剤 を含む銀染色剤キット。
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WO2006035781A1 (ja) * 2004-09-28 2006-04-06 Kyoto University 生体関連物質の銀染色方法

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