JPH028076A - シリアル記録装置 - Google Patents

シリアル記録装置

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JPH028076A
JPH028076A JP15832388A JP15832388A JPH028076A JP H028076 A JPH028076 A JP H028076A JP 15832388 A JP15832388 A JP 15832388A JP 15832388 A JP15832388 A JP 15832388A JP H028076 A JPH028076 A JP H028076A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録シートの中方向に往復動するキャリヤ上
に記録ヘッドを搭載し、シート送り方向と直角の方向に
主走査しながら記録するプリンタやファクシミリ等の記
録装置に関する。 〔従来の技術〕 この種のシリアル記録装置は、装置本体の左右の枠部材
の間に、前記キャリヤを案内するためのガイド軸並びに
記録シートを送るための送りローラやガイドローラの軸
沿支持する構造を有し、前記キャリヤの移動範囲は最大
IJの記録シートをカバーする間隔に設定される。 とごろで、記録シートの最大中は、稀ではあっても使用
する可能性があれば、そのシートrlを考慮して決めら
れるため、日常使用するシーl−rllより格段に広い
中になるのが一般的である。 一方、シリアル記録装置の中方向の中間部は、fQにキ
ャリヤの移動距離を61保するだけの空間であり、前述
のように稀にしか使用しない広い11】のシートを考慮
した中の大きい記録装置を使用することは、スペース的
に不経済になる可能性が大であった。 そこで、記録装置の巾を使用シートに合わせて伸縮させ
うる構成のものが提案されている。 この伸縮可能なシリアル記録装置は、う−−スおよび該
ケース内の記録機構をキャリヤの移動方向に伸縮可能な
構造にし、これを伸縮させるごとにより装置の巾寸法が
増減するよう構成されている。 また、シリアル記録装置においては、記録ヘッドを搭載
したキャリヤは、ベースに固定されたガイド軸に沿って
往復移動可能に案内支持され、モータおよび伝動機構か
ら成るキャリヤ駆W+系によって駆動されるよう構成さ
れている。 〔発明が解決しようとす茗課題および目的〕ところで、
通常の巾寸法が一定の記録装置では、キャリヤ移動範囲
が一定であるためキャリヤ駆動系としてタイミングベル
トまたはロープ等の伝動機構を使用するもの、あるいは
キャリヤ上のモータで固定ラックに噛合うビニオンを回
転される型式のものなどが使用されている。 しかし、キャリヤの移動方向に伸縮する上記記録装置で
は、従来のキャリヤ駆動機構を使用することが不能にな
った。 このため、巾寸法が変動してもキャリヤを正確に位置決
め駆動できる伝動機構が要請されていた。 本発明の目的は、キャリヤ移動方向に巾寸法が変化する
時でも、簡単な構成でキャリヤを正確に往復移動させう
る伝動機構を備えたシリアル記録装置を提供することで
ある。 〔課題解決のための手段〕 本発明は、キャリヤの移動が、該キャリヤ上に設けたピ
ニオンを有するモータと、断面が円弧状の帯板でかつ所
定ピッチに噛合い孔を形成したラックとを備えたことを
特徴とするシリアル記録装置により、上記目的を達成す
るものである。 〔実施例〕 以下図面を参照し°C本発明を具体的に説明する。 第1図は中方向に伸縮可能なシリアル記録装置の一実施
例の使用状態での斜視図であり、第2図は第1図の線u
−nから見た部分図、第3図は第1図の記録装置の縮小
(収納)状態での斜視図である。 第1図〜第3図において、図示のシリアル記録装置は、
ケースl、2および該ケース内の記録機構をキャリヤの
移動方向(矢印A方向)に伸縮させるごとにより巾寸法
が増減し、収納時には第3図にボずごとくき最小rpに
縮小出来るよう構成されている。 前記ケースは、メインスイッチ(電源スィッチ)3、各
種の夕・ンチスイッチ4およびインターフェースコネク
タ5が設けられた本体側の一半分lの外面にカバー側の
他半分2をスライド可能に嵌合させた構造になっており
、図示のA4サイズの位置の他に、B5サイズやハガキ
サイズなどの中が小さい位置、並びに84やA3などの
Illが大きい位置など、使用する記録シート6の中に
応じた複数の位置でクリックアクションで保持するごと
により自白に巾寸法を選定しうる構造になっている。 また、不使用時には、第3図に示すごとく、ケース1,
2を互いに奥まで押し込んで最小r1】(収納中)の位
置にクリックアクションで保持しうる構造になっている
。 ケースl、2の上面には、記録シート6を挿入しかつ排
出するためのスリット状の挿入ロアおよび排出口8が形
成されている。この挿入ロアおよび排出口8の長さは、
ケースl、2の
【1】寸法に応じて変化し、使用される
シート6を挿通するのに通した値に設定されている。 第1図および第3図がら明らかなどと(、各ケースl、
2を充分に押し込んで記録装置の巾寸法を最小にした伏
!I3(第3図)では、本体側のケースIに設けたイン
ターフェースコネクタ5およびスイッチ類4はカバー側
のケース2によって完全に覆われ、記録装置内部へホコ
リ等が侵入しないようにカバーされている。 こうして、伸縮可能に嵌合されたケースl、2自体によ
ってコネクタやスイッチ類の保護カバーが形成され、別
部品を必要とせずに、スイッチ類やコネクタから装置内
の制御回路等へホコリが侵入することのない防塵構造が
構成されている。 また、本体側のケース1の側面に装着されたメインスイ
ッチ3は、記録装置(ケース1.2)の巾寸法が最小ま
たはその近くに達した時、ケース2の閉じ方向の動きに
連動して(図示の例ではカバー (Jl+1のケース2
の端面で駆動されて)オフになるよう配置されている。 これによって、印字終了後収納するだけでメインスイッ
チを確実にオフにすることができ、電源切り忘れの問題
をなくすることができる。 さらに、ケース1.2のそれぞれの底面にはゴム状弾性
材の台座10が取り付けられており、本体側に取り付け
た台座10は、第3図に示すごとく、各ケースl、2を
奥まで嵌合させた時最小中(収納中)を規制するストッ
パとして機能する。 第4図は伸縮可能なシリアル記録装置の別の実施例の斜
視図であり、第5図は第4図中の板部材の枢着部の断面
図であり、第6図は第4図の記録装置の使用状態の斜視
図であり、第7図は第4図の記録装置の不使用(収納)
状態の斜視図である。 第4図〜第7図の実施例も、第1図〜第3図の実施例と
同様、ケースl、2および該ケース内の記録機構(第8
図参照)をキャリヤの移動方向に伸縮させることにより
巾寸法が増減するよう構成されている。 本実施例においては、ケース1.2に、左右方向の軸心
Bを中心に回動可能にかつ左右方向にスライド(摺動)
可能に板部材11が取り付けられ、該板部材11を立て
て第6図の使用状態にすることによりシートサポータが
形成され、ケースl、2を最小中(収納)状態にして第
7図のように例ず(ケースl上面に伏せる)ことにより
ケース1.2上のカバーが形成されるような構造になっ
ている。 前記板部材11は、第5図に示すように、その基部に形
成した玉縁部12をケースl、2のシーI・挿入ロアに
沿って形成した円形溝13に嵌合させることにより、ケ
ース1.2の中方向にスライド可能にかつ軸心Bを中心
に回動可能に装着されている。 第4図は、前記板部材11を立てるとともに、ケース1
.2を所定1】(A4サイズ)まで伸ばした状態を示し
、第6図の使用状態では前記板部材11をシート挿入ロ
アの中央位置までスライドさせ、記録シート(不図示)
をバランスよく保持できる位置にセットされ、シートサ
ポータが構成されている。 なお、板部材11の玉縁部12とケースlS2の1li
1513との嵌合は、手でスライドさせることはできる
が、任意の位置に摩擦力保持できるような緊締嵌合にす
ることが好ましく、場合によっては、クリックアクショ
ンでシートサイズに呼応した位置に保持する構造にする
ごともできる。 第4図〜第7図の伸縮可能なシリ”rル記録装置は、以
上説明したように、使用時にはシートサポータとして、
不使用時にはカバーとして機能する折りたたみ式の板部
材11を追加した点で第1図〜第3図の実施例構造と相
違しており、その他の部分では実質上同じ構造をしてい
る。 したがって、第4図〜第7図の実施例でも第1図〜第3
図中の各部分に対応する部分を同じ番号で表示し、それ
らの詳細説明は省略する。 第4図〜第7図のケース構造によれば、第1図〜第3図
の場合と同じ作用効果が14られる他、板部材11を設
けることにより、簡単かつコンパクトな構造でシートサ
ポータおよびカバーを兼ねる機構を得ることができる。 第8図は本発明による伸縮可能なシリアル記録装置の内
部構造の斜視図であり、第1図〜第7図で説明したケー
ス1.22の内部にこの第8図の構造が組込まれている
。 第8図におい”ζ、一方のケースlには左ベース15お
よび左側板16が固定され、他方のケース2には右ベー
ス17および右側板18が固定されており、したがって
、左ベース15および左側板16ば右ベース17および
右側板18に対しケースl、2の伸縮と一体になってキ
ャリヤ移動方向に相対移動し、その間に支持された記録
機構も伸縮する。 左右の側板16.18には、伸縮可能な送りローラ軸2
0が回転自在に軸支され、また、該送りローラ軸20の
前方にはこれと平行に伸縮可能なガイド軸21が固定さ
れている。 前記送りローラ軸20の両端部すなわち側板16.18
のすぐ内側の部分には硬質ゴム等で作られたシート送り
ローラ22A、22Bが固定されている。 前記送すローラ軸20および前記ガイド軸2・lはケー
スl、2の伸縮による両側側板16.18間の間隔の増
減に応じて自由に伸縮する構造になっている。 第9図は送りローラ軸20およびガイド軸21の伸縮自
在のスライド嵌合部の断面を示し、第1O図は第9図の
片方の軸の断面を示す。 すなわち、送りローラ軸20は互いに軸方向のアリミゾ
で摺動可能に連結された2分割構造になっており、左右
の各半分20A、20113はそれぞれ第10図に示す
ように相手嵌入部分が欠落した部分円弧状の断面形状を
している。 左右の軸部2OA、2013は互いに摺動可能に嵌合挿
入され、軸20の中間部の外周にはシート6 (第1図
)の中間を支持するガイドローラ24が軸方向摺動自在
に嵌合されている。 前記ガイドローラ24の両側端面と左右の送りローラ2
.2 A、22Bの内側端面との間には、軸20に嵌合
された圧縮コイルスプリング23A123Bが装着され
ている。したがって、ガイドローラ24は、軸20が伸
縮する時でも両側からスプリング23八、23Bのばね
の力を受けて該軸20上の所定位置(通常中央位置)に
弾性保持されるようになっている。 左右の板側16.18には、左右の送りローラ22八、
2213にばね力で圧接されるピンチ【J−ラ25(左
側のみ図示)が軸支され、さらに、左右の送りローラ2
2A、22Bの周面との間に所定隙間を形成してシート
押さえとして機能するペーハーハン26A、26Bが固
定されている。 前記シート送りローラ22A、22I3は、軸20を介
して、シート送りモータ27によって駆υJされる。 以上のシート送り機構によれば、左右のシート送りロー
ラ22A、22B、左右のシート押さえ26八、26B
、左右のピンチローラ25の間隔もシート「11に応じ
て伸縮されるので、シート中に関係なく、常にシート6
の中方向両端部にシート送り力を付与することができ、
円滑で正確なシート送りを達成することができる。 前記ガイド軸21にはキャリヤ28が摺動自在に案内支
持されており、該キャリヤ28上には記録へ7ド31が
搭載されている。 図示の記録ヘッド31はインクタンク付きのインクジェ
ット記録ヘッドの場合を示し、該ヘッド31の前面には
飛翔的インク滴を形成するためのインク吐出口が設けら
れている。 前記ガイド軸21も、前記送りローラ軸2oの場合と同
じように、互いに軸方向のアリミゾで摺動可能に連結さ
れた2分割構造になっており、左右の各半分21A、2
1Bはそれぞれ第9図および第10図に示すように相手
嵌入部分が欠落した部分円弧状の断面形状をしている。 こうして、ガイド軸21もケース12とともに装置の中
方向伸縮に応じて伸縮可能に構成されている。 なお、ガイド軸21はキャリヤ28を正確に摺動案内す
ることから第9図および第10図に示すような段が生じ
ない断面形状にする必要があるが、前述の送りローラ軸
20の方は回転力伝達可能に接続されていれば充分であ
り、途中で段が生じてもよい。 第11図は送りロー、う軸20の別の実施例の嵌合連結
部の断面を示す。 ずなわら、軸20の一半部分20Aと他の半分201喀
とを角形プランジャと角形シリンダなどに類似の段付き
形状にしてもよい。 第8図において、キャリヤ28を往復動させるキャリヤ
モータ32はキャリヤ28自体に搭1児され、ラック3
3に噛み合うピニオン34を回転させることにより、該
ラック33に沿ってキャリヤ28を移りJさせる構造に
なっ°ζいる。 第12図はキャリヤ28上のピニオン34が前記ラック
33に噛み合う状態を示す部分斜視図である。 前記ラック33は、ガイド軸21と同様に伸縮する必要
があり、図示の例では巻取り可能なコンベックス型の巻
尺で伸縮可能なラック33が構成されている。 このラック33は、第12図に示すごとく、座屈防止の
ため断面を円弧状にした帯板(通常鋼板)に所定ピッチ
で噛合い孔35を形成した構造になっている。 第8図において、前記ラック33を構成する帯板は、先
端を右側板18に結合され、基端部はベース15に固定
されたコンベックス型のケース36内に結合され、該ケ
ース36内のゼンマイによって常時巻き込み方向に付勢
されている。 キャリヤ28の前記ガイド軸21192合部と反対の部
分には支持ローラ37が設けられ、該支持[1−ラ37
はキャリヤ28の移動に伴いベース15.17上面に敷
設されたレール38A、38B上を転動していく、シた
がって、キャリヤ28は、前記ガイド軸21と前記レー
ル38A、38Bによって案内支持され、所定の姿勢で
正しく往復することができる。 左右のベース15.17の上面のキャリヤ28の移動範
囲両端部に対応する位置には、ホームポジションセンサ
39およびシートrjjセンサ41が配置されている。 第13図〜第15図は、それぞれ、キャリヤ28駆動装
置の第2、第3、第4の構成例を示す。 第13図の第2の構成例においては、キャリヤ駆動用の
モータ32は右側のベース17上に固定され、該モータ
32で回転される巻回ドラム42と左側のベース15上
に設けた引張りプーリ43とに巻回されかつ両端がキャ
リヤ28に結合されたワイート44を介してキャリヤ2
8を駆動するよう構成されている。 引張りプーリ43はベース15に他端を連結されたばね
45で常に矢印C方向に付勢され、これによって、ワイ
ヤ44に所望の張力が雷に与えられている。 インクタンク付きの記録へラド31を搭載したキャリヤ
28は、第8図の第1の構成例の場合と同様、伸縮可能
なガイド軸21およびレール38A、38Bによって案
内支持されている。 なお、第13図中の番号46.47はそれぞれワイヤ4
4を案内するガイドプーリを示す。 第14図の第3の構成例においては、第8図中のガイド
軸21の代わりに、張力を付与された4ワイヤ48が使
用されている。 このワイヤ48は、一端を右側の側板18に連結され、
他端にはベース15との間に張設したばね49によって
常に引張り力が付与されている。 図示の例では、ワイヤ48の途中はベース15上に軸支
したガイドプーリ51によって案内され、前記ばね49
はベース15上に植設したピンとワイヤ4日の端部との
間に接続されている。 第14図のキャリヤ駆動装置は、ガイド軸21の代わり
に、以上説明したワイヤ48でキャリヤ28を案内支持
する機構を採用する点で第8図中のキャリヤ駆動装置と
相違しているが、その他の構成は実質上同じであり、そ
れぞれ対応する部分を同じ番号で表示し、その説明は省
略する。 第14図の構成によっても、ワイヤ48に所定の張力を
付与しておけば、記録装置の中方向の伸縮に応じてキャ
リヤ28の移動範囲を伸縮させ、該キャリヤ28を走査
駆動することができる。 第15図の第4の構成例においては、キャリヤ駆動用の
モータ32は右側のベース17上に固定され、該モータ
32で回転駆動される巻回ドラム42によってキャリヤ
、28駆動用のワイヤ52が駆動される。 前記ワイヤ52は、両端でキャリヤ28に連結され、エ
ンドレス状に張設されている。 すなわち、前記巻回ドラム42に複数回巻付けられたワ
イヤ52は左側のベース15上に設けられた可動シープ
(引張りブー1月53をまわって張設され、該可動シー
ブ53をベース15との間に張架したばね54で引張る
ことにより、装置の伸縮にかかわらず、ワイヤ52に常
時所定の張力を付与するよう構成されている。 なお、第15図中の番号55A、55B、55C,55
Dはワイヤ52の方向を転換するためのガイドプーリで
ある。 第15図のキャリヤ駆動装置にあっては、ワイヤ52に
よってキャリヤ28の駆動および案内が行われている。 すなわら、第8図中の伸縮可能なガイド軸21およびコ
ンベックス型の巻取り式うツク33の代わりに前述の構
成の1ツイヤ52が使用されている。 第15図の第4の構成例は、以上述べた点で第8図のキ
ャリヤ駆動装置と相違しているがその他の部分は実質上
同じであり、キャリヤ28には左右ノベース15.17
上に敷設されたレール38A、3813上を転動する支
持ローラ37が軸支されている。 第15図の構成によっても、ワイヤ52に所定の張力を
當時付与しておけば、記録装置の中方向の伸縮に応じて
キャリヤ28の移動範囲を伸縮させ、キャリヤモータ3
2によってキャリヤ28を走査駆動することができる。 第8図において、左側のベース15上には、キャリヤ2
8が左端のホームポジションに来たとき記録ヘッド(イ
ンクジェットヘッド)31のインク吐出口面(印字面)
を密閉するキャップ手段57が設置されている。 前記キャップ手段57は、キャリヤ移動方向のガイドビ
ン58にスライド可能にかつ回動可能に軸支されたキャ
ップホルダー59と、該キャップホルダー59の前面(
記録ヘッド31の印字面に対向する面)に取り付4すら
れたゴム状弾性体のキャップ61と、前記キャップホル
ダー59を右向きにしかもキャップ61が後退する(ヘ
ッド31から離れる)方向へ付勢するばね62と、前記
キャンプホルダー59のスライド位置に応し°ζ該キャ
ップホルダーの回動位置(キャップ61の離隔、圧接位
rIl)を規定するカム63とて構成されている。 前記キャンプホルダー59には、キャリヤ28が左端(
ホームポジション)″へ接近した時、該キャリヤのフッ
ク部64に係合する突起65が設けられている。 以上のキャップ手段57によれば、キャリヤ28が左端
へ移動してくると、フック64が突起65に係合し、右
方へばね付勢されているキャップボルダ−59がガイド
ビン58に沿って左方へ移動する。 キャップホルダー59は、左方へ移動するに従い、スト
ップ支持部でもあるカム63の形状によって、キャップ
61が前進してヘッド31の印字面(インク吐出口を有
する面)に圧接する方向へ回動変位させられる。 こうして、キャリヤ28のホームポジションへの移動に
よって、記録ヘッド31の印字面はキャップ61によっ
て自動的に密閉される。 キャリヤ28がホームポジションから右方へ移動いする
と、前述と逆の動きで、キャップ61は自動的にヘッド
31から離れる。 第8図において、左側のベース15上には記録装置を制
御するコントロール基板67が装着されており、該コン
トロール基板とキャリヤ28上のヘッド駆動回路との電
気接続はフレキシブル配線68によって行われている。 第16図および第17図は記録装置が伸縮する時の前記
フレキシブル配線68の案内(弛み取り)手段の動作を
示す模式的平面図である。 第8図、第16図および第17図において、[1]方向
伸縮時にはキャリヤ28に対しては右側のベース17の
方が移動することになるが、このベース17上に前記フ
レキシブル配線68の途中に係合しガイドピンとして機
能する突起69が植設されている。 左側のベース15には、前記突起69が貫通しその移D
Jを許すための溝孔71が形成されている。 記録装置の伸縮の度合いが一定以上になるとフレキシブ
ル配線68が記録機構や枠部材などの他の部材に接触し
て不自然に湾曲し、キャリヤ28の移り1時に該フレキ
シブル配線が他の部材と摺れたり噛み込んだりして…傷
する可能性があるが、本実施例では、第17図に示すご
とく、記録装置を収縮させるとき前記突起69をガイド
ピンとしてフレキシブル配線68をたぐり寄せるので、
該フレキシブル配線のひっかかりやti傷を防止するこ
とができる。 さらに、第8図のシリアルインクジェット記録装置にお
いては、キャリヤ28がホームポジョンに来て記録へラ
ド31の印字面がキャップ61で密閉されない限り、記
録装置を第3図または第7図に示す最小中(収納状態)
まで縮小できないよう構成されている。 ずなわら、印字途中で電源が切れたり停電するなどして
キャリヤ28がホームポジション以外の位置で停止した
まま、記録装置を縮小して不使用保管状態にすると、記
録ヘッド31のインク吐出口を長時間大気中に放置する
ことになり、インクが乾燥して固形成分がインク吐出口
に固着したり、ホコリがインク吐出口に付着したりして
、印字再開時に記録動作を立ち上がらせるのが非常に困
難になる場合があるが、第8図の実施例では、キャリヤ
28がホームポジション(ヘッドキャップ位置)にある
時に限って、記録装置を最小中(収納状態)に収縮しう
るよう構成することにより、上記インク吐出口目詰まり
の問題の解決が図られている。 第18図は、記録ヘッド31がキャップされず、記録装
置を最小中まで縮小できない状態を第19図は記録ヘッ
ド31がキャップされ、最小11まで縮小される状態を
示す模式的平面図である。 第8図、第18図および第19図において、左側のベー
ス15の前記溝孔71は充分に左方位置まで長く形成さ
れてお7す、該溝孔71には右側のベース17に植立さ
れたロックピン72が貫通しスライド可能に遊嵌されて
いる。 一方、左側のベース15の前記溝孔71の左端近傍の位
置にはベルクラック状のロックレバ−73が回動可能に
軸支されている。 さらに、キャリヤ28には前記ロックレバ−73を開放
位置へ回動させるための押圧アーム74が設けられてい
る。 前記ロックレバ−73は、ばね75によって、そのスト
ッパ部76が溝孔71を遮断する位置(第8図、第18
図)へ付勢されている。 一方、前記ロックレバ−73には、キャリヤ28がホー
ムポジション(キャップポジション)に達した時、前記
押圧アーム74が衝突し該ロックレバ−73をばね75
に対して開放位置く第19図)へ回動させる作用部77
が設けられている。 以上のようなロックピン72、ロックレバ−73および
押圧アーム74によって、キャリヤ28上のインクジエ
ソ1〜ヘツド(記録ヘッド)31がキャップ位置に復帰
する動きで解除されるストップ部材76を設け、該イン
クジェットヘッド31がキャップ位置より外れた位置に
あるとき第18図のように前記ストップ部材(ストッパ
部)76によってロックピン72をストップさせて記録
装置の収縮動作を阻止するキャップ忘れ防止機構が構成
されている。 第8図において、右側のベース17上に設置された前記
シート巾センサ41は、記録装置の伸縮度合いすなわら
巾寸法を電気的に検出する巾検出手段を構成するもので
ある。 このシート巾センサ41は、キャリヤ28の走査範囲内
に設けられ、該キャリヤ28が走査(移動)して来た時
に光学的あるいは磁気的など適当な寸法で作動され、こ
の作動時のキャリヤ28の位置から該キャリヤ28の往
復動可能範囲すなわち記録装置の巾寸法(伸縮度合い)
を検出するよう制御回路に接続されている。 換言すれば、プログラムによって、シート巾センサ41
からコントロール基板67上の制御回路へ伝達される検
出信号のタイミングとキャリヤ28の位置情報とから巾
寸法を演算できるよう構成され“ζいる。 このようなシー) rlJセンサ(巾検出手段)41に
よれば、使用者によるシート中指定操作を不要にするこ
とができ、記録装置の伸縮に応じたキャリート28のマ
ージンセントおよび印字書式設定の制御も実施可能にな
る。 第20図および第21図は、それぞれ、上記シー トi
1センサ41に代わる巾検出手段の第2構成例および第
3構成例を示す部分斜視図である。 第20図の第2構成例においては、左側のベース15の
コントロール基板67に設けられた抵抗体パターン81
およびコモンパターン82と、右側のベース17に取り
付けられ前記各パターン81.82上を摺動する板ばね
状の接点83とによって、I+]検出手段が構成されて
いる。 この第20図の巾検出手段によれば、記録装置(または
そのケース1.2)の伸縮と同期して前記接点83を前
記抵抗パターン81上を摺動させる時の抵抗値の変化量
によって、記録装置の巾寸法(伸縮度合い)を無段階に
検出することができる。 第21図の巾検出手段の第3構成例においては、左側の
ベース15上のコントロール基板67に所定の間隔で複
数の押しボタン式のスイッチ85A3B5B、85Cが
設けられ、右側のベース17には伸縮に応じて前記複数
のスイッチ85八、85B、85Gを順次押圧するよう
配置された押圧片86が設けられ、これらのスイッチお
よび押圧片によって巾検出手段(伸縮度センサ)が構成
されている。 こうして、ケース1.2の伸縮動作で作動する複数のス
イッチ85A、85B、85Cで構成された段階検出式
の巾検出手段が設けられている。 第20図および第21図の巾検出手段によれば、シート
中七定をすることなく伸縮のみによって記録時の印字書
式設定(マージンセット)も同時に制御しうるという効
果に加えて、コントロール基板67 を利用して検出信
号発生部を配置したので、余分の配線およびそのための
部材が不要になり、スペース削減およびコスト低減を図
りうるという効果が得られる。 第22図は以上説明した本発明による伸縮可能なシリア
ル記録装置の制御系のブロック図である。 第22図において、記録装置の中央演算回路(制御回路
)88は、インターフェース回路89を介してホスト9
0に接続され、■旨令(コマンド)情報および記録デー
タを受取り、ヘッドドライバ回路91を介して記録ヘッ
ド31を駆動し、モータ駆動回路92を介しキャリヤモ
ータ32をgAすJし、さらに、モータ駆動回路93を
介してシート送りモータ27を駆動する。 また、接続回路88には記録データを蓄える記憶部(R
AM)94が接続され、さらに、該制御回路88に対し
ては、ホームポジションセンサ39からキャリヤ28の
基準位置検出信号が入力され、シートセンサ95からは
記録シート6の有無検出信号が入力され、シート巾セン
サ41等から成る11検出手段96からはキャリヤマー
ジン検出信号が入力され、これらの検出信号に基づいて
記録動作が制御される。 第23図は第22図の制御系によるキャリヤ28のマー
ジンセット動作のフローチャートである。 第23図において、ステップ100で電源オンまたはキ
ー操作することにより、ステップ101で・イニシャラ
イズ(初期化)を行った後、ステップ102でキャリヤ
モータ32をm’fj)JL、てキャリヤ28を走査移
動させる。 このキャリヤ28の走査移動を行いながらステップ10
3でキャリヤマージンセンサ(rlJ検出手段)96が
オンになったか否かを判別する。 キャリヤマージンセンサ96がオフであればステップ1
02へ戻ってキャリヤ28の走査移動を継続させる。 キャリヤマージンセンサ96がオンになったところでス
テップ104へ進んでキャリヤ28の右側マージンを設
定し、ステップ105で印字書式を設定する。 これと同時にステップ106ではキャリヤモータ32を
駆動させてキ7ヤリや28を復帰(通常ホームポジショ
ンへ戻す)させて、キャリヤ28のマージンセットを終
了する。 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、ケー
スおよび該ケース内の記録機構をキャリヤの移動方向に
伸縮させることにより巾寸法が増減するよう構成された
シリアル記録装置において、前記キャリヤの移動手段が
前記キャリヤ上に設けたピニオンを有するモータと、断
面が円弧状の帯板でかつ所定ピッチに噛合い孔を形成し
たラックとを備えた構成にしたので、111寸法が変化
する時でもキャリヤを正確に往復移動させることができ
る伝動機構を簡単な構成で実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるシリアル記録装置の使
用状態の斜視図、第2図は第1図の中の■−■から見た
部分斜視図、第3図は第1図の記録装置の収納状態の斜
視図、第4図は本発明の別の実施例によるシリアル記録
装置の斜視図、第5図は第4図中の板部材の枢着部の断
面図、第6図は第4図の記録装置の使用状態の斜視図、
第7図は第4図の記録装置の収納状態の斜視図、第8図
は本発明による記録装置の内部構造を示す斜視図、第9
図は第8図中のガイド軸の挿入嵌合部の断面図、第1O
図は第9図の軸の一半部の断面図、第11図は第8図中
の送りローラ軸の別の実施態様の断面図、第12図は第
8図中のキャリート駆動用のラックの部分斜視図、第1
3図はキャリヤ駆動装置の第2構成例の斜視図、第14
図はキャリヤ駆動装置の第3構成例の斜視図、第15図
はキャリヤ駆動装置の第4構成例の斜視図、第16図は
伸長時のフレキシブル配線の弛み取り手段の模式的平面
図、第17図は第16図の縮小時の模式的平面図、第1
8図はロック機構のロック状態の模式的平面図、第19
図は第18図の解放状態の模式的平面図、第20図は巾
検出手段の第2の構成例の斜視図、第21図は巾検出手
段の第3構成例の模式的平面図、第22図は第8図の記
録装置の制御系ブロック図、第一23図は第22図の制
御系マージンセット動作のフローチャートである。 1.2−−−−−一・−ケース、3−・−・・メインス
イッチ、4−−−−スイッチ類、5−・・・・・−・−
インターフェースコネクク、6−・・・−・・記録シー
ト、11・−・−・−・−板部材、16.18−・−−
一枠部材(側板)、20−−−−・−送りローラ軸、2
1−−−−・−・・−ガイド軸、22A、22 B−−
−−一・−・−シート送りローラ、26A、26B・−
・・・シート押え、28−−−−−−・−・キャリヤ、
31・−・・−・−記録ヘッド、32・−・−・・・−
キャリヤモータ、33・−・−・−・・−ラック、34
−・−一−−−−−・−ビニオン、35・−・噛合い孔
、36・・・・−・−ケース1.l 1−−−−−・−
・−巾検出手段、57−−−−−・・−・・・キャップ
手段、61−・・−・・−・−キャップ、67・−・−
・−・コントロール基板、68−・曲・フレキシブル配
線、69−・・・−−−−−・突起、72−・−・ロッ
クピン、73・・・・−・・−ロックレバ−181・・
“・・抵抗体パターン、83−−−−−・・・−・接点
、85A、85B、85 C−−−−−・−・・−スイ
ッチ、88−曲・・・−制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケースおよび該ケース内の記録機構をキャリヤの
    移動方向に伸縮させることにより巾寸法が増減するよう
    構成されたシリアル記録装置において、前記キャリヤの
    移動手段が、前記キャリヤ上に設けたピニオンを有する
    モータと、断面が円弧状の帯板でかつ所定ピッチに噛合
    い孔を形成したラックとを備えたことを特徴とするシリ
    アル記録装置。
JP63158323A 1988-05-18 1988-06-27 シリアル記録装置 Expired - Fee Related JP2562351B2 (ja)

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US07/978,158 US5235353A (en) 1988-05-18 1992-11-17 Compact ink jet recording apparatus with particular design for recording medium conveyance and support

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5229754A (en) * 1990-02-13 1993-07-20 Yazaki Corporation Automotive reflection type display apparatus
US8608282B2 (en) 2012-01-26 2013-12-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid ejection apparatus

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US5229754A (en) * 1990-02-13 1993-07-20 Yazaki Corporation Automotive reflection type display apparatus
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