JPH0280607A - ヘアピースおよびその品物の構成方法 - Google Patents

ヘアピースおよびその品物の構成方法

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JPH0280607A
JPH0280607A JP23422188A JP23422188A JPH0280607A JP H0280607 A JPH0280607 A JP H0280607A JP 23422188 A JP23422188 A JP 23422188A JP 23422188 A JP23422188 A JP 23422188A JP H0280607 A JPH0280607 A JP H0280607A
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chablon
hairpiece
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chabron
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L Dufell Dool
ドール エル.デュフェル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、装着者の頭蓋にぴったりと適合するヘアピー
ス、前髪等の製造方法に係る。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題1個人個
人に装着されるかつら、前髪、ヘアビ〜ス等を仕上げる
ために、人の頭部、より詳細には頭蓋の三次元寸法の形
状を形成する方法が多数周知となっている。通常の場合
、一般に「スイスシルク」として知られるメツシュ生地
のオーブンネットワークに周知の結び付は方法により複
数のより合わせた毛髪を個々に取付けてヘアピースを形
成する。メツシュ生地は柔軟であり、適当な接着剤を用
いて装着者に取付けられる。実際ヘアピース全体を折畳
んでポケットに入れることも可能である。然し、接着剤
で装着したヘアピースは脱落し易く、装着者は「何にで
も大体合う」という商業的に間に合させた表現に拘らず
、実際に使用してみると全くその逆であるというのが事
実である。
つまり取付けが不確実なのである。そのため業界では他
の毛髪「取替え」方法に退却せざるを得な(なった。そ
の中には「毛髪の編み込み」や「外科的植毛゛」等が考
案されているが、何れの方法も美観が一時的にしか維持
されないか高価であるか、或はその両方である。これま
で[ソフトベースヘアピース」と称されてきた製品がい
ろいろな欠点を有するものであるため、使用者が水泳か
ら睡眠に至るまで実質的に全ての人間活動において安心
して使用できるかつら、前髪、その他の型式のヘアピー
スを構成するべく、これまで多大な努力が為されてきた
が、本発明者の知り得る限りでは実質的にあらゆる状況
下で人の頭蓋の上に保持し得るヘアピースを実際に完成
した例はこれまでにない。
先行技術においても、ヘアピースを装着者の頭蓋に確実
に取付けるためは「真空J装着とすれば良いと考えた職
人がいた。この考えは接着剤の使用や複雑な編み込みの
必要を無くし、不便で苦痛を伴い、しかも高価につく外
科的植毛の必要を無(す上で大きな進歩であったと言え
る。この目的自体は以前からあって周知となっているが
、実際に頭蓋に対して確実かつ連続的に真空装着する方
法は未だに完成されていない。例えば1927年6月5
日付認可の米国特許第1.635.099号を見ると、
発明者であるセイラズ(Seilsz)は「かつらが頭
部に適切に付着するのは、かつらの形状と頭部の形状が
正確に適合して、かつらを頭部に置いた時にその間にあ
る空気が逃げてフードの下に真空が形成される時のみで
ある」と考えている。セイラズの方法は真空装着の可能
性を認識しているとは言え、それが記載しているのは複
数の織物片17〜23を重ねて成る頭部に正確に適合す
る[成形部品または型AJ(第5図)である。織物にゴ
ムをしみ込ませることにより、織物に一旦与えられた形
状を保持するようにしているが、ゴムは可撓性であるた
め、頭蓋と可撓性で屈曲可能なゴム系キャップの間に例
え真空シールが形成されてもこのシールは破れ易く、連
続的な真空装着を行うことはできない。また、このよう
にゴムの層を何重にも重ねて成るヘアピースは装着して
非常に暑く、不快であるため実用的でない。さらにセイ
ラズ自身がその特許の中で認めているように真空形成す
るという目的も達成されそうにない。1頁2欄を参照す
ると、接着剤の必要性についての記載を見られたい。
[課題を解決するための手段] 従って、本発明の目的は、かつら、前髪等のヘアピース
を個々の装着者に合わせてその人の頭蓋の形状に正確に
適合するように製造できる方法を提供することである。
本発明の別の目的は、装着者の頭蓋の形状に適合し、し
かも接着手段を同等介在させずに安心して連続装着し得
るヘアピースを製造できる方法を提供することである。
本発明のさらに別の特徴及び利点は、頭蓋とヘアピース
の間に存在する真空以外の連結手段を使用することなく
製造でき、且つ安心して連続的に装着できるヘアピース
の製造方法にある。
本発明のさらに別の特徴及び利点は、選択的に真空装着
または接着することができ、何れの場合にも装着者の頭
蓋形状に特定的に適合するヘアピースを製作する方法に
ある。
本発明の方法のさらに別の特徴は、生え際の確認方法、
及び頭蓋を測定して生え際を雌型から雄型に転写し、さ
らにヘアピース自体の真空装着本体を構成する最終的な
シャブロンに転写する方法に係る。
そこで本発明は、装着しようとする人の頭部の頭蓋形状
に正確に一致する人工毛髪、入れ毛その他の形式のヘア
ピースを構成する方法であって、(→ 頭蓋上で石膏等
から雌型を作製し、それを硬化させる段階と、 (b)雌型から雄型を作製して同様に硬化させる段階と
、 (6)雄型の上に熱硬化性プラスチックシートを配置し
てこれに加熱加圧し、プラスチックを雄型の形状に形成
した後、余分のプラスチック部分をトリミングすること
により第1シャブロンを獲得する段階と、 傾 シャブロンを装着者の頭蓋に合わせて高い個所と低
い個所を確認する段階と、 (Q このシャブロンを用いて、高い個所および低い個
所を無くすべく雄型の修正を行い、装着者の頭蓋に合わ
せた時に高い個所や低い個所が無くなるまで必要に応じ
てシャブロンを逐次作製する段階と、 (r)  最終的に獲得されたシャブロンに毛髪を取付
けて、装着者の頭蓋に加圧真空装着し得るヘアピースを
製造することにより、ヘアピースと頭部の間に接着剤お
よび/またはその他の連結手段を使用する必要性をなく
す段階とを含んで成る。
[実施例及び作用効果] 以下の詳細な説明、特許請求の範囲および添付図面を注
意深く参照すれば、本発明のその他多くの特徴および利
点も明らかとなろう。尚、添付図面中、同様の部分は同
様の参照番号を付して示している。
添付図面第1図を参照すると、ヘアピースで被覆しよう
とする禿頭域Bを有する人の頭部Hが示されている。こ
こに開示する方法によると、真空碗状体であるシャブロ
ンが最終的に収まる範囲まで頭部の準備を行う必要があ
るのが普通である。
このような準備は、従来から周知の方法で達成すること
ができ、−次禿頭域の剃髪などが行われる。
頭蓋の剃髪後、望ましくは弾性材料から成り、且つ−・
般に円形または楕円形状の剛性金属枠Fを備えた延伸性
の透明または半透明膜Mを頭蓋に載置して静かに下へ(
f)l )引張ることにより膜Mが接触する頭蓋部分の
輪郭全体に膜Mを密着させる。
弾性膜はその後に当接される雌型の湿気から頭蓋領域お
よび頭部全体を絶縁する働きをする。膜Mは円筒状の表
面のように頭部Hに適合するのではなく、頭蓋上に配置
して下へ引張った後は頭蓋の形状と正確に一致して伸張
された状態となると同時に、成形の行われる間比較的快
適な環境を提供する。枠を頭部の上から下へ引張って頭
蓋上にぴんと張った状態に維持すると、張力が加わって
いるために膜Mを介して生え際の輪郭がより明瞭になり
、技術者は禿頭域Bを容易に判別することができ、真空
装着式頭蓋キャップとして最終的に作製されたシャブロ
ンが収まる個所を判定することができる。禿頭部分の全
体的領域が確認されると、クレヨン、インク等で頭蓋の
周りに生え際の輪郭線を描く。この線は可撓膜自体に付
けられ、それによって頭部Hに痕跡が残ることはない。
今後、この輪郭線を「転写標識」Tと呼ぶことにする。
転写標識Tは、膜上で構成する雌型に転写することによ
り雌型においても特定の禿頭域を正確に認識できるよう
にすることを目的として描かれるものである。
延伸性の膜Mをこのように配置する一方、プラスタ型(
不図示)を被術者の頭蓋上でとり始める。
これは帯状のプラスタを頭蓋を被覆している膜に順次貼
付して行って最終的に雌型を形成するなどの従来の方法
で実施することができる。雌型の形成は、取外した時に
その形を独立して維持できるだけの厚さになるまで行う
。プラスタ型が十分な厚さに達すると、膜を上向きに静
かに移動(f)2)させて型を頭蓋から取外すだけで良
い。次にこの雌型を硬化させる。雌型の硬化は外気で行
っても良いし、または炉に入れて硬化を促進しても良い
雌型を膜から取外した後、これを炉に入れる前に雌型の
内部を観察すると、ヘアピースによって被覆したい頭蓋
の禿頭部分を特定して膜に引いておいた転写標識Tの像
がその内面に存在していることが分かる。この標識はへ
膜ピースでカバーすべき頭蓋の禿頭区域を限定する膜ピ
ースの周りをたどったものである。この線は本来プラス
ター帯により膜上へ加えられた圧力の結果、膜から雌型
に転写されたものである。転写標識Tは頭蓋の禿頭域の
正確なレプリカを直接雌型の上に作り出すため有利であ
る。
雌型の硬化後、この型に再び例えばプラスタ等の適当な
材料を充填する。こうして形成される型は雄型であり、
硬化後はその上にシャブロンを構成するための模型とし
て利用される。但し、雌型に成形材料を充填する前に、
可撓膜から雌型に転写された禿頭域の標識輪郭を黒色の
ペン、クレヨン等でなぞって強調しておくことが推奨さ
れる。
このように転写標識Tを強調することによって雌型から
雄型への転写が容易になるためである。但し、使用する
標識の種類によっては雌型に充填する前に雌型の線をな
ぞる必要のないものもある。
雌型の中で雄型材料が部分的に硬化した後、雄型を取外
して外気中で硬化させるか、或は硬化時間を短縮したい
場合には適当な炉の中で硬化させる。
雄型を取外した時にも、頭蓋の周りに引いた転写標識が
再び観察できる。この方法で頭蓋だけでな(その上に存
在する禿頭域の正確なレプリカも形成することができる
。この転写標識Tをより明瞭にすると共に雄型上に定着
させるためにナイフその他の鋭利器具を用いて刻み、又
はくぼみづけを行うことができる。線で囲まれた領域が
シャブロンを真空装着するべき禿頭領域の寸法及び地形
図的な形状を正確に表現する働きをする。
シャブロン 最終的に毛髪基部を取付ける頭蓋覆としてのシャブロン
の出来具合、及び吸着装着または真空装着が成功するか
どうかは、対象となる頭蓋の形状にシャブロンの形状を
適合させる精度によって決まると言える。シャブロン調
製の第1段階は、厚さ約0.015〜0.020uのポ
リウレタンその他の熱可塑性シートPを雄型の頭蓋面全
体に当接することから成る。プラスチックシートの寸法
は、雄型の表面のみならずその下の支持台りにも被って
、プラスチックシートPの余剰部分が第3図に示すよう
に支持台りの周りにスカートを形成する程度に太き(す
る必要がある。その後雄型をプラスチックシートで覆っ
たまま真空装置Vの内部に配置すると有利である。雄型
を直立配置し、その上に被せたプラスチックシートの端
を真空装置■の格子に乗せた状態で真空引きすることに
より、プラスチックシートのスカート領域を下へ向かっ
て吸引し、そうすることでシートPを雄型の表面に密着
させる。同時に真空装置内を適宜に加熱することにより
、雄型の上でシートの熱塑造を行い雄型と実質的に同じ
形状を与える。この時、前述のように転写標識T又は圧
痕によって囲まれ、後にプラスチックシートで被覆され
る領域がそのシート自体から形成されるシャブロンSと
なるため、少なくとも標識によって画定されている雄型
の頭蓋部分を完全に覆った状態でプラスチックシートP
を吸引するように注意する必要がある。次に雄型と真空
成形したシートを真空炉■から取り出した後、成形プラ
スチックシートを雄型から取り外す。
プラスチックシートの転写標識Tから外側の余剰スカー
ト部分を全てトリミング除去する。その結果得られるも
のが「第1シャブロン」(第3図)である。(ここで「
第1シャブロン」Sと称したのは、通常の場合、真空装
着のための「試着」段階(後述)において真空装着を達
成するために必要な「完全な」適合を得るまでに2個な
いし7個或はそれ以上のシャブロンを製作する必要があ
るためである)。
シャブロンの取付け この時点で「取付け」段階が始まる。原雌型を取った被
術者の頭蓋に第1シャブロンを載置すると、「高い個所
」や「低い個所」が明らかになる。
「高い個所」や「低い個所」の場所を強調するためには
、シャブロン内側にポンプスプレー等で水を軽く噴霧し
て湿潤させ、気泡を作るようにすることが推奨される。
こうして湿潤させたシャブロンを頭蓋上に置いて押圧す
る。シャブロンが比較的精密な適合性を有していること
から、不整個所(高い個所および/又は低い個所)はほ
とんど生じないが、第1シャブロンの取付は時点ではい
くらか不整個所が生じると思われる。透明または半透明
のシャブロンに認められる高い個所は「エツジバブル」
の形で現れ、シャブロンの外側から指で加圧すると移動
を示す。このような試験でこのような移動が認められた
場合、黒色のマーカ又はインク等でシャブロン外面に線
を引いて高い個所に標識する。同様にシャブロンの低い
個所についても気泡となって現れるのが普通であるが、
[高い個所]と異なり容易に場所を移動することはない
。このような基本的指針に従って適宜検査を行うことに
より、実施者はシャブロンの高い個所と低い個所を検出
、分離することができる。本発明では、シャブロンの高
い個所と低い個所を発見して線引きすることが重要であ
る。これをしないとシャブロンの完全な適合性又は真空
装着を最終的に達成することが容易でな(なるためであ
る。このような欠陥個所の発見、修正精度は最終的に真
空形成されるヘアピースの製作効率に直接関係する。又
、真空装着品質にも満たない単なる適合性の良いヘアピ
ースの製作効率にも直接関係する。
何れにせよシャブロンの欠陥個所が特定されると、「標
識した」シャブロンを外して雄型に乗せ、「仕上げ作業
」を行ってから第2シャブロンの製作に入る。
第1シャブロンを頭蓋に当てて真空装着試験を行った際
に、高い個所および/または低い個所が発生した場合に
第2シャブロンの準備を開始する。
シャブロンの上で高い個所および/または低い個所に線
を引いた後、このシャブロンを頭蓋から外しその識別領
域を雄型の上で確認して雄型に改良を加えた後に第2シ
ャブロンの製作を開始する。
雄型の改良は、雄型の上に第1シャブロンを配置してそ
の周辺に印を付けるか、或はシャブロンにつけた標識か
ら直接雄型上の高い個所と低い個所の周りを線で囲む方
法で行うことで完成する。第1シャブロンを雄型から外
して高い個所はサンドペーパーをかけ、低い個所には充
填を行う。改良雄型のサンドペーパー研磨を終了した後
に最初のものと同様の第2プラスチツクシートを雄型に
当接し、スカート状領域が雄型の寸法からはみ出して周
囲の支持台の上に乗るようにする。上述の第1シャブロ
ンの製作と同様に、雄型とプラスチックシートのアセン
ブリ全体を真空炉内に置き、真空引きする。その後上述
の手順に従って雄型およびプラスチックシートを真空炉
から取出した後、プラスチックシートをトリミングして
、第2シャブロン残して転写標識線から下のスカート部
分を切離す。上述のように、第2シャブロンも水、アル
コール等の霧を噴霧して被術者の頭蓋の上に配置する。
シャブロンを頭部に押し付けると、上述のように高い個
所や低い個所がもしあれば直ちに明らかになる。これら
の個所が明らかになれば、上述と同じ手順を踏んで高い
領域と低い領域の識別、画定、除去を行ってシャブロン
の適合性を良くする。ここに記載したようにシャブロン
を2回作製した段階で最終的なシャブロンが完成するこ
ともあり得るが、被術者の頭蓋上にシャブロンを真空装
着できるようになるまで、或はその他の方法で良好な装
着を達成できるようになるまでには、シャブロンの試作
回数が3回から7回或はそれ以上に及ぶことも珍しくな
い。
毛髪 ヘアピースの一部を構成する毛髪は、毛束の形か個々の
毛髪の形で使用し、絹その他の軟質被覆材または基材に
手で縫い付ける。野菜の畑にも例えることのできる絹地
片を略シャブロンの形に合わせて切る。但し、この時縁
部はシャブロンの縁部を実質的に超えて延びるようにし
ておく。毛髪を網目に固定および/または結び付けるが
、この場合毛髪を網目に取付けるための特定の結び方が
あったとしても、それは本発明の一部を構成するもので
はない。本発明によると、ネット又はガーゼ状材料を上
述のように略その形状に切断した後に、好適にはスピン
加工のアルミニウムで形成された頭部モデルの上にネッ
ト又はガーゼを配置する。但し、好適な方法ではアルミ
ニウム製頭部モデルの上にプラスチックを噴霧して薄い
層を形成し、その上にガーゼを重ねる。その後さらに別
の薄いプラスチック層を噴霧または塗布によって形成す
る。この時、全ての積層はアルミニウム製頭部モデルの
上で行われる。ガーゼまたはネットに取付ける毛髪は、
被術者の現在の毛髪に合わせて選択し、被術者の好みに
も合うように美的に調製する。毛髪はガーゼの交差織目
に糸で縫い付けて結び付けるか、その他同様の方法で取
付けるのが一般的である。この作業を完了すると、シャ
ブロンを含まないヘアピースをアルミニウム製頭部モデ
ルから取外し、その内部に最終的にプラスチックの吹付
けを行って下側の結び目、網目及び毛髪の被覆を容易に
する。この目的で使用するのに好適なプラスチックは噴
霧ポリウレタンである。こうして形成されたアセンブリ
が硬化すると、この毛髪/ネットアセンブリを最終的に
獲得されたシャブロンの外表面に接着する。
その後は被術者がこの真空装着式ヘアピースを他人の助
けを借りずに容易に装着することができる。ヘアピース
の向きと位置を頭部の上で正しく調整し、手で下向きに
加圧することによりシャブロンと頭蓋の叩の空気を抜く
だけで良い。頭部をきれいに剃っておくことで真空装着
が容易になるのは当然であり、そのためにこの準備作業
を行うことが推奨される。本発明のヘアピースは、頭蓋
から分離する心配なしにほとんどの全ての活動において
装着使用することができる。各種の運動競技等を含めて
最3も激しい活動においても、装着の完全性を確実に保
持し得ることが判明している。
ここに開示した本発明に対して、その精神及び特許請求
の範囲から逸脱することな(多くの変更を加えることが
できる。例えば、頭蓋の前部と後部に1つ又はそれ以上
ずつというように複数のシャブロンを用いてヘアピース
を取付けるようにすることもできる。本発明に対するこ
のような変更およびその他多(の変更も特許請求の範囲
の中に入るものとみなす。
【図面の簡単な説明】
第1図は準備を行って転写用マーカで輪郭線を描いた人
の頭部を示す。第2図は転写用の印をつけた雄型に熱可
塑性プラスチックシートをかぶせて真空引きを行ってい
る状態を示す。第3図は成形後の雄型上のシートの状態
を示すと共に、その一部、即ち、シャブロンがその後除
去される状態を示している。 B・・・・・・禿頭域     T・・・・・・転写標
識P・・・・・・プラスチックシート S・・・・・・
シャブロン第1図 第3図 S P・−・プラスチックシート S・・・シャブロン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一連の測定および装着工程を介して装着者の頭蓋
    の形状に正確に適合するヘアピースを製造する方法にお
    いて、前記測定および装着工程を通じて頭蓋の禿頭域を
    輪郭線を引いて示す方法であつて、 (a)頭蓋の準備を行い、転写可能なマーカを用いて頭
    蓋上の禿頭域を構成する領域に標識線を引く段階と、 (b)頭蓋表面に成形材料を塗布して、頭蓋形状の雌型
    を作製する段階と、 (c)成形材料を頭蓋から取外してその内側に転写され
    た標識線を顕在化せしめた後、雌型を硬化させて固化状
    態にする段階と、 (d)雌型に成形材料を充填して頭蓋の雄型像を作り、
    適当な時機に雄型を取り外してその上に転写された標識
    線を顕在化せしめ、頭蓋禿頭域を雄型の上で表示、画定
    する段階と、 (e)雄型によつて形状が、転写標識線によつて寸法と
    形が明らかにされた禿頭域輪郭線を用いてヘアピース用
    基材を構成する段階と、 (f)雄型に転写された標識線の形状および寸法に合わ
    せてヘアピースを構成することにより、該雄型の原型と
    なつた人の頭蓋の正確な大きさと形状を有するヘアピー
    スを作製する段階とを含んで成る方法。
  2. (2)前記ヘアピースの構成段階が必要に応じて、雄型
    材料を雌型に入れる前に雌型上の転写標識線を強調する
    段階および/または雄型上の転写標識線を強調する段階
    をさらに含んでいる請求項1に記載の方法。
  3. (3)前記ヘアピースの構成段階が、転写標識線によつ
    て画定された領域の中で雄型の形に合わせてヘアピース
    基材を成形する段階と、前記ヘアピース基材に毛髪を取
    付ける段階を含んでいる請求項1および2に記載の方法
  4. (4)前記ヘアピース基材が剛性材料である請求項3に
    記載の方法。
  5. (5)前記ヘアピース基材が転写標識線によつて画定さ
    れた領域より寸法的に小さく、且つ碗状とすることによ
    つて、転写標識線の領域内で装着者の頭蓋に吸引装着す
    るように構成される請求項3および4に記載の方法。
  6. (6)その頭蓋に真空装着するように、特定の個人専用
    にヘアピースを製造する方法であつて、 (a)特定人の頭部の禿頭領域を転写マーカで標識する
    段階を含めて、雌型の受容前の頭部の準備を行う段階と
    、 (b)雌型材料を頭蓋に塗布して部分的に硬化する時間
    をおいた後、該雌型材料を取外して禿頭領域標識線を顕
    在化させる段階と、 (c)前記雌型から雄型を作製すると同時に前記標識線
    を雄型に転写し、雄型を硬化させてこれを第1シャブロ
    ンの作製に使用する準備を行う段階と、 (d)前記雄型の上に熱可塑性シートを貼付し、該シー
    トを雄型の形状に正確に合わせて熱硬化させることによ
    り第1シャブロンの形成を開始する段階と、 (e)禿頭領域標識線の境界線に沿って第1シャブロン
    をトリミングすることにより、剛性第1シャブロンを作
    製する段階と、 (f)前記第1シャブロンに毛髪を取付けることにより
    、頭蓋上に載置された時、該頭蓋の形状に正確に一致す
    る内部剛性シャブロンを有することを特徴とするヘアピ
    ースを作製する段階とを含んで成る方法。
  7. (7)前記熱可塑性シートをその外部から内部へ転写標
    識線を視覚的に確認し得るものにすることにより、シャ
    ブロンの原型となつた頭蓋の適正寸法に合わせてシャブ
    ロンをトリミングできるようにする請求項6に記載の方
    法。
  8. (8)前記熱可塑性シートを雄型に被せ、真空炉の中で
    真空引きする請求項6に記載の方法。
  9. (9)(a)原型となつた人の頭蓋に第1剛性シャブロ
    ンを置いて加圧し、頭蓋とシャブロン内面との間に存在
    するエアポケットの形をとつて現れる高い個所及び低い
    個所の有無を決定し確認する段階と、 (b)前記エアポケットをシャブロン外面に標識し、こ
    の標識したシャブロンを用いて雄型の高い個所のサンド
    ペーパー研磨および/または低い個所の充填を適宜行う
    ことにより次に作製するシャブロンのエアポケットを無
    くすように雄型を修正する段階と、 (c)前記雄型の上に第2熱可塑性シートを展開して該
    シートを雄型の形状どおりに熱硬化せしめることにより
    、第2シャブロンの形成を開始する段階と、 (d)禿頭領域標識線に沿って第2シャブロンをトリミ
    ングすることにより第2剛性シャブロンを作製する段階
    と、 (e)原型となつた人の頭蓋に第2剛性シャブロンを置
    いて加圧し、頭蓋とシャブロン内面との間に存在するエ
    アポケットの形で現れる高い個所および低い個所の有無
    を決定し確認する段階と、 (f)前記エアポケットが有ればそれをシャブロン外面
    に標識し、標識したシャブロンを用いて雄型の高い個所
    のサンドペーパー研磨および/または低い個所の充填を
    適宜行うことにより、次に作製するシャブロンのエアポ
    ケットを無くすように雄型を修正する段階と、 (g)エアポケットのない完全に適合するシャブロンを
    獲得するまで、シャブロンを頭蓋上に置いて加圧し、エ
    アポケットに標識する作業と別のシャブロンを作製する
    作業を繰返す段階と、 (h)最終的に獲得されたシャブロンに毛髪を取付ける
    ことにより、頭蓋に載置した時頭蓋の形状と正確に一致
    する内部剛性シャブロンを有することを特徴とするヘア
    ピースを製造する段階とを含んで成る請求項6に記載の
    方法。
  10. (10)前記ヘアピースを頭蓋に載置して加圧し、頭蓋
    とシャブロンの間から全てのエアポケットを排除するこ
    とにより、ヘアピースと頭蓋との間に真空吸着を達成す
    る段階をさらに含んで成る請求項9に記載の方法。
  11. (11)シャブロンの大きさを転写標識線頭蓋表面積よ
    り小さくすると同時に、ヘアピースを頭蓋に真空装着し
    易くするに充分な大きさとする請求項10に記載の方法
  12. (12)複数のシャブロンを頭蓋の異なる領域で前記の
    方法に従って作製し、前記複数シャブロンを共通ヘアピ
    ースに取付けて頭蓋に対する多重真空取付けを行う請求
    項11に記載の方法。
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