JPH0280540A - ドットプリンタ用ワイヤ - Google Patents
ドットプリンタ用ワイヤInfo
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- JPH0280540A JPH0280540A JP23169088A JP23169088A JPH0280540A JP H0280540 A JPH0280540 A JP H0280540A JP 23169088 A JP23169088 A JP 23169088A JP 23169088 A JP23169088 A JP 23169088A JP H0280540 A JPH0280540 A JP H0280540A
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Links
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C33/00—Making ferrous alloys
- C22C33/02—Making ferrous alloys by powder metallurgy
- C22C33/0257—Making ferrous alloys by powder metallurgy characterised by the range of the alloying elements
- C22C33/0278—Making ferrous alloys by powder metallurgy characterised by the range of the alloying elements with at least one alloying element having a minimum content above 5%
- C22C33/0285—Making ferrous alloys by powder metallurgy characterised by the range of the alloying elements with at least one alloying element having a minimum content above 5% with Cr, Co, or Ni having a minimum content higher than 5%
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はドツトマトリックス型プリンタヘッドに用いら
れる印字ワイヤに関するものである。
れる印字ワイヤに関するものである。
ドツトマトリックス型プリンタヘッドに用いられる印字
ワイヤとして要求されている材質的特性は、これまでは
下記の3点であると考えられていた。
ワイヤとして要求されている材質的特性は、これまでは
下記の3点であると考えられていた。
(1) ワイヤの耐摩耗性が高いこと。ワイヤ先端は
インクリボンを1億回以上も打点するため、先端が摩耗
し、印字が不明瞭となる。また、ワイヤはガイドと常に
摺動しているため、ワイヤ側面が摩耗して印字精度を悪
くする原因ともなっている。
インクリボンを1億回以上も打点するため、先端が摩耗
し、印字が不明瞭となる。また、ワイヤはガイドと常に
摺動しているため、ワイヤ側面が摩耗して印字精度を悪
くする原因ともなっている。
(2) ワイヤが軽量であること。ワイヤは高速度で
運動しなければならず、印字速度を大きくするためには
、ワイヤが軽量であることが必要である。
運動しなければならず、印字速度を大きくするためには
、ワイヤが軽量であることが必要である。
(3) ワイヤの靭性が高いこと。ワイヤは中間のガ
イドによってわん曲されて配置しているため、ワイヤ組
立中や印字中に折損し易いので、靭性の高い材質である
ことが必要である。
イドによってわん曲されて配置しているため、ワイヤ組
立中や印字中に折損し易いので、靭性の高い材質である
ことが必要である。
この種の印字ワイヤには一般に超硬、タングステン、高
速度工具鋼が用いられている。このうち超硬は、耐摩耗
性には優れているが、比重が大きいためワイヤが重く、
高速印字には適さない。また靭性も低いため、組立中や
印字中に折損してしまうという問題がある。タングステ
ンは、比重が大きいためワイヤが重く、また耐摩耗性が
十分でないという問題がある。高速度工具鋼は超硬、タ
ングステンに比較すると比重が約半分と小さく、靭性も
高い。かつHv700〜1000高硬度が得られるため
、ドツトプリンタ用印字ワイヤとして現在量も多く使用
されている。しかし、ドツトプリンタのより以上の高速
化および高寿命化のためには、従来の高速度工具鋼では
耐摩耗性がまだ不十分である。
速度工具鋼が用いられている。このうち超硬は、耐摩耗
性には優れているが、比重が大きいためワイヤが重く、
高速印字には適さない。また靭性も低いため、組立中や
印字中に折損してしまうという問題がある。タングステ
ンは、比重が大きいためワイヤが重く、また耐摩耗性が
十分でないという問題がある。高速度工具鋼は超硬、タ
ングステンに比較すると比重が約半分と小さく、靭性も
高い。かつHv700〜1000高硬度が得られるため
、ドツトプリンタ用印字ワイヤとして現在量も多く使用
されている。しかし、ドツトプリンタのより以上の高速
化および高寿命化のためには、従来の高速度工具鋼では
耐摩耗性がまだ不十分である。
本発明者は印字ワイヤ先端の摩耗状況を観察、調査した
結果ワイヤ先端はインク中に含まれる黒鉛微粒子等によ
るアブレッシブ型の摩耗と平行して、腐食による摩耗も
同時に進行していることが判明した。これはインクを構
成する数%〜数10%の特殊脂肪酸によるワイヤー材の
腐食作用と考えられる。したがって、印字寿命の向上に
は耐アブレッシブ摩耗性とともに、耐腐食性にも優れた
ワイヤ材を提供する必要がある。
結果ワイヤ先端はインク中に含まれる黒鉛微粒子等によ
るアブレッシブ型の摩耗と平行して、腐食による摩耗も
同時に進行していることが判明した。これはインクを構
成する数%〜数10%の特殊脂肪酸によるワイヤー材の
腐食作用と考えられる。したがって、印字寿命の向上に
は耐アブレッシブ摩耗性とともに、耐腐食性にも優れた
ワイヤ材を提供する必要がある。
本発明の目的は、比重が小さくかつ靭性の高い鋼糸の材
質の耐摩耗性、耐腐食性を向上せしめて高速化、高寿命
化に対応できる印字ワイヤを提供することである。
質の耐摩耗性、耐腐食性を向上せしめて高速化、高寿命
化に対応できる印字ワイヤを提供することである。
本願の第1の発明は重量比でC1,50〜2.80%、
Si 1. 00%以下、Mn1.00%以下、Cr1
5.00〜25.00%、残部Feおよび通常の不純物
からなり、粉末冶金法により製造された耐腐食性、耐摩
耗性に優れたことを特徴とするドツトプリンタ用ワイヤ
、第2発明は前記第1発明にNi1.20%以下含有し
てなるドツトプリンタ用印字ワイヤ、第3発明は前記第
1発明に(%W +Mo) 1.00〜7.50%、V
0.50〜8.00%の一種又は二種以上を含有してな
るドツトプリンタ用印字ワイヤ、第4発明は前記第1発
明にCo0.20〜8.00%、Cu0.20〜5.0
0%の一種又は二種を含有してなるドツトプリンタ用ワ
イヤ、第5発明は前記第1発明にNi1.20%以下お
よび(!4W +Mo) 1.00〜7.50%、V0
.50〜8.00%の一種又は二種以上を含有してなる
ドツトプリンタ用印字ワイヤ、第6発明は前記第1発明
にNi 1.20%以下およびCo0.20〜8.00
%、Cub、 20〜5.00%の一種又は二種を含有
してなるドツトプリンタ用印字ワイヤ、第7発明は前記
第1発明に(!4W+Mo) 1.00〜7.50%、
V0.50〜8.00%の一種又は二種以上およびCo
0.2 Q 〜8.00%、CLI0. 20〜5.0
0%の一種又は二種を含有してなるドツトプリンタ用印
字ワイヤ、第8発明は前記第1発明にNi 1.20%
以下、さらに(V2W +Mo) 1. 00〜7.5
0%、■0、50〜8.00%の一種又は二種以上、C
o 0.20〜8.00%、Cub、 20〜5.00
%の一種又は二種を含有してなるドツトプリンタ用印字
ワイヤである。
Si 1. 00%以下、Mn1.00%以下、Cr1
5.00〜25.00%、残部Feおよび通常の不純物
からなり、粉末冶金法により製造された耐腐食性、耐摩
耗性に優れたことを特徴とするドツトプリンタ用ワイヤ
、第2発明は前記第1発明にNi1.20%以下含有し
てなるドツトプリンタ用印字ワイヤ、第3発明は前記第
1発明に(%W +Mo) 1.00〜7.50%、V
0.50〜8.00%の一種又は二種以上を含有してな
るドツトプリンタ用印字ワイヤ、第4発明は前記第1発
明にCo0.20〜8.00%、Cu0.20〜5.0
0%の一種又は二種を含有してなるドツトプリンタ用ワ
イヤ、第5発明は前記第1発明にNi1.20%以下お
よび(!4W +Mo) 1.00〜7.50%、V0
.50〜8.00%の一種又は二種以上を含有してなる
ドツトプリンタ用印字ワイヤ、第6発明は前記第1発明
にNi 1.20%以下およびCo0.20〜8.00
%、Cub、 20〜5.00%の一種又は二種を含有
してなるドツトプリンタ用印字ワイヤ、第7発明は前記
第1発明に(!4W+Mo) 1.00〜7.50%、
V0.50〜8.00%の一種又は二種以上およびCo
0.2 Q 〜8.00%、CLI0. 20〜5.0
0%の一種又は二種を含有してなるドツトプリンタ用印
字ワイヤ、第8発明は前記第1発明にNi 1.20%
以下、さらに(V2W +Mo) 1. 00〜7.5
0%、■0、50〜8.00%の一種又は二種以上、C
o 0.20〜8.00%、Cub、 20〜5.00
%の一種又は二種を含有してなるドツトプリンタ用印字
ワイヤである。
以下に本発明の成分限定理由を述べる。
Cはマルテンサイトの格子ひずみを大きくして硬いマト
リックスとし、ワイヤの耐アブレソシブ摩耗性を向上せ
しめる効果がある。さらにCr5W、門0、■と反応し
て硬い炭化物を形成し、耐アブレンシブ摩耗性をより一
層向上させる。1.50%未満では上記効果が十分でな
く、2.80%を越えると靭性の低下をまねくので、C
は1.50〜2.80%とした。
リックスとし、ワイヤの耐アブレソシブ摩耗性を向上せ
しめる効果がある。さらにCr5W、門0、■と反応し
て硬い炭化物を形成し、耐アブレンシブ摩耗性をより一
層向上させる。1.50%未満では上記効果が十分でな
く、2.80%を越えると靭性の低下をまねくので、C
は1.50〜2.80%とした。
Siは低温域での焼もどしにおける焼もどし硬さを高め
るために添加される。多すぎると靭性を低下させるため
Siは1.00以下とした。
るために添加される。多すぎると靭性を低下させるため
Siは1.00以下とした。
Mnは焼入性をとくに高めるために添加される。
多すぎると焼入硬さが低くなるので1.00%以下とす
る。
る。
Niは焼入性を高め、また耐食性を向上させるために添
加される。多すぎると焼入時に過度の残留オーステナイ
トを生成させ、硬さの低下をまねくので1.20%以下
とする。
加される。多すぎると焼入時に過度の残留オーステナイ
トを生成させ、硬さの低下をまねくので1.20%以下
とする。
Crは本発明における重要な元素である。Cとの間に高
硬度の炭化物を形成、また基地に固溶して耐食性を高め
るために添加されるものであって、高度の耐食、耐摩耗
性を維持させるため高めに限定される。多すぎると焼入
温度を過度に高くし、また炭化物量が過度に多くなり靭
性の低下をまねくので25.00%以下とし、低すぎる
と上記添加の効果が得られないので15. 00以上と
する。
硬度の炭化物を形成、また基地に固溶して耐食性を高め
るために添加されるものであって、高度の耐食、耐摩耗
性を維持させるため高めに限定される。多すぎると焼入
温度を過度に高くし、また炭化物量が過度に多くなり靭
性の低下をまねくので25.00%以下とし、低すぎる
と上記添加の効果が得られないので15. 00以上と
する。
MoおよびWはCとの間に硬質の炭化物を形成し、耐摩
耗性を与え、また基地に固溶して耐食性を高め、さらに
500℃以上の焼もどしにおいて、基地より特殊炭化物
を析出させ、二次硬化を与えるために添加される。多す
ぎると炭化物量を過度に高めるためV2W+Mo (%
Wと同量のMolで同じ効果が得られるのでW、Moの
いずれか1種でもよい)で7.50%以下とし、低すぎ
ると上記添加の効果が得られないので1.00%以上と
する。
耗性を与え、また基地に固溶して耐食性を高め、さらに
500℃以上の焼もどしにおいて、基地より特殊炭化物
を析出させ、二次硬化を与えるために添加される。多す
ぎると炭化物量を過度に高めるためV2W+Mo (%
Wと同量のMolで同じ効果が得られるのでW、Moの
いずれか1種でもよい)で7.50%以下とし、低すぎ
ると上記添加の効果が得られないので1.00%以上と
する。
■はCとの間にきわめて高硬度の炭化物を形成し、耐摩
耗性を大きく向上させ、また焼もどし時に特殊炭化物を
析出し、二次硬化を与えるために添加される。多すぎる
と靭性を低下させるため8.00%以下とし、低すぎる
と上記添加の効果が得られないので0.5%以上とする
。
耗性を大きく向上させ、また焼もどし時に特殊炭化物を
析出し、二次硬化を与えるために添加される。多すぎる
と靭性を低下させるため8.00%以下とし、低すぎる
と上記添加の効果が得られないので0.5%以上とする
。
Goは基地に固溶して耐食性を大幅に向上させ、また熱
処理硬さを高めるために添加される。多すぎると靭性の
低下をまねくので8.00%以下とし、低すぎると上記
添加の効果が得られないので0.20%以上とする。
処理硬さを高めるために添加される。多すぎると靭性の
低下をまねくので8.00%以下とし、低すぎると上記
添加の効果が得られないので0.20%以上とする。
Cuは基地に固溶して耐食性を大幅に向上させるための
重要な添加元素であり、また焼入性を高めるために添加
される。多すぎると熱間加工性を低化させるので5.0
0%以下とし、低すぎると上記添加の効果が得られない
ので0.20%以上とする。
重要な添加元素であり、また焼入性を高めるために添加
される。多すぎると熱間加工性を低化させるので5.0
0%以下とし、低すぎると上記添加の効果が得られない
ので0.20%以上とする。
本発明のワイヤーの合金はCrの他、W、 M0.
Vなどの炭化物が多量に存在している。またこれらの炭
化物は通常の溶解、鋳造による方法では粗大な棒状、ま
たは角状になりやすく、じん性を劣化させるので、引抜
きなどの冷間加工が極めて困難となり、ワイヤに適用し
ても折損しやすい。したがって本発明のワイヤーは粉末
冶金法で製造する必要がある。特に上記の特定の合金を
粉末冶金法にて製造し、圧密化後、線材とすることによ
り微細で球状の炭化物が均一に分布した組織となり、本
発明の目的に最も適したプリンタワイヤ用素材が得られ
る。
Vなどの炭化物が多量に存在している。またこれらの炭
化物は通常の溶解、鋳造による方法では粗大な棒状、ま
たは角状になりやすく、じん性を劣化させるので、引抜
きなどの冷間加工が極めて困難となり、ワイヤに適用し
ても折損しやすい。したがって本発明のワイヤーは粉末
冶金法で製造する必要がある。特に上記の特定の合金を
粉末冶金法にて製造し、圧密化後、線材とすることによ
り微細で球状の炭化物が均一に分布した組織となり、本
発明の目的に最も適したプリンタワイヤ用素材が得られ
る。
以下に実施例を示し、本発明の詳細な説明する。
実施例1
第1表に示す化学組成を有する本発明材料の耐腐食性の
評価を行った。試験条件は、脂肪酸を30容量%含有す
るモータオイル溶液を50℃に加熱し、その中に第1表
の供試材を浸漬した。300)1r保持後に取り出し、
浸漬前後の重量変化を調べた。
評価を行った。試験条件は、脂肪酸を30容量%含有す
るモータオイル溶液を50℃に加熱し、その中に第1表
の供試材を浸漬した。300)1r保持後に取り出し、
浸漬前後の重量変化を調べた。
結果を第2表に示す。その結果、本発明の階1〜NlB
材はいずれも浸漬前後の重量に変化なく腐食は生じなか
った。従来材階9はJIS SKH59相当の溶製、ハ
イス阻lOは従来の粉末ハイスである。
材はいずれも浸漬前後の重量に変化なく腐食は生じなか
った。従来材階9はJIS SKH59相当の溶製、ハ
イス阻lOは従来の粉末ハイスである。
この従来材階9では0.018 mg/cm” ・Hr
、 ml Oは0.025 mg/cmZ−Hrの腐食
減量があり、かつ、本発明材の表面肌状況は浸漬前後で
差が見られなかったのに対し、従来材はマントリックス
が酸により犯され、炭化物が浮き出る状況となっていた
以上の如く、従来材に比較して本発明材が耐腐食性に於
いて優れていることがわかる。これはCr5M0% W
s V、C01Cuなど耐腐食性を高める元素を多く含
むこと、組織がとくに均一微細であることによる。
、 ml Oは0.025 mg/cmZ−Hrの腐食
減量があり、かつ、本発明材の表面肌状況は浸漬前後で
差が見られなかったのに対し、従来材はマントリックス
が酸により犯され、炭化物が浮き出る状況となっていた
以上の如く、従来材に比較して本発明材が耐腐食性に於
いて優れていることがわかる。これはCr5M0% W
s V、C01Cuなど耐腐食性を高める元素を多く含
むこと、組織がとくに均一微細であることによる。
実施例2
第1表に示した組成の材料を粉末冶金法にて製造しφ0
.3mlの細線とし実際のプリンターヘッドに組込み1
億ドツトまで印字させた後、各印字ワイヤの摩耗量を測
定した。その結果を第2表に示すが、従来付随9が70
μm、mloが1)0μmの摩耗量であったのに対し、
本発明材は患1〜NQ8までは35μmから50μmの
摩耗量という結果であった。また摩耗状況を観察した結
果、従来材Na9、および10はマトリックスが犯され
、炭化物が浮きでた状態になっているのに対し、本発明
付随1〜1)h8では観察されなかった。
.3mlの細線とし実際のプリンターヘッドに組込み1
億ドツトまで印字させた後、各印字ワイヤの摩耗量を測
定した。その結果を第2表に示すが、従来付随9が70
μm、mloが1)0μmの摩耗量であったのに対し、
本発明材は患1〜NQ8までは35μmから50μmの
摩耗量という結果であった。また摩耗状況を観察した結
果、従来材Na9、および10はマトリックスが犯され
、炭化物が浮きでた状態になっているのに対し、本発明
付随1〜1)h8では観察されなかった。
以上の如く、印字テストの結果からも本発明材が、耐腐
食性、耐摩耗性に優れていることがわかる。
食性、耐摩耗性に優れていることがわかる。
以上示したように、本発明材は、ドツトプリンタ用印字
ワイヤ材として、耐腐食性、耐摩耗性に優れており、軽
比重、高靭性であるため高速、高寿命プリンタ用印字ワ
イヤに大きく貢献するものである。
ワイヤ材として、耐腐食性、耐摩耗性に優れており、軽
比重、高靭性であるため高速、高寿命プリンタ用印字ワ
イヤに大きく貢献するものである。
Claims (8)
- (1)重量比でC1.50〜2.80%、Si1.00
%以下、Mn1.00%以下、Cr15.00〜25.
00%、残部Feおよび通常の不純物からなり、粉末冶
金法により製造された、耐腐食性、耐摩耗性に優れたこ
とを特徴とするドットプリンタ用ワイヤ。 - (2)重量比でC1.50〜2.80%、Si1.00
%以下、Mn1.00%以下、Ni1.20%以下、C
r15.00〜25.00%、残部Feおよび通常の不
純物からなり、耐腐食性、耐摩耗性に優れたことを特徴
とするドットプリンタ用ワイヤ。 - (3)重量比でC1.50〜2.80%、Si1.00
%以下、Mn1.00%以下、Cr15.00〜25.
00%、これに(1/2W+Mo)1.00〜7.50
%、V0.50〜8.00%の一種又は二種以上、残部
Feおよび通常の不純物からなり、粉末冶金法から製造
された耐腐食性、耐摩耗性に優れたことを特徴とするド
ットプリンタ用ワイヤ。 - (4)重量比で、C1.50〜2.80%、Si1.0
0%以下、Cr15.00〜25.00%、これにCo
0.20〜8.00%、Cu0.20〜5.00%の一
種又は二種、残部Feおよび通常の不純物からなり、粉
末冶金法により製造された、耐腐食性、耐摩耗性に優れ
たことを特徴とするドットプリンタ用ワイヤ。 - (5)重量比でC1.50〜2.80%、Si1.00
%以下、Mn1.00%以下、Ni1.20%以下、C
r15.00〜25.00%、これに(1/2W+Mo
)1.00〜7.50%、V0.50〜8.00%の一
種又は二種以上、残部Feおよび通常の不純物からなり
、耐腐食性、耐摩耗性に優れたことを特徴とするドット
プリンタ用ワイヤ。 - (6)重量比でC1.50〜2.80%、Si1.00
%以下、Mn1.00%以下、Ni1.20%以下、C
r15.00〜25.00%、これにCo0.20〜8
.00%、Cu0.20〜5.00%の一種又は二種、
残部Feおよび通常の不純物からなり、粉末冶金法によ
り製造された、耐腐食性、耐摩耗性に優れたことを特徴
とするドットプリンタ用ワイヤ。 - (7)重量比でC1.50〜2.80%、Si1.00
%以下、Mn1.00%以下、Cr15.00〜25.
00%、これに(1/2W+Mo)1.00〜7.50
%、V0.50〜8.00%の一種又は二種以上、更に
Co0.20〜8.00%、Cu0.20〜5.00%
の1種又は2種残部Feおよび通常の不純物からなり、
粉末冶金法から製造された耐腐食性、耐摩耗性に優れた
ことを特徴とするドットプリンタ用ワイヤ。 - (8)重量比でC1.50〜2.80%、Si1.00
%以下、Mn1.00%以下、Ni12.00%以下、
Cr15.00〜25.00%、これに(1/2W+M
o)1.00〜7.50%、V0.50〜8.00%の
一種又は二種以上、更にCo0.20〜8.00%、C
u0.20〜5.00%の1種又は2種残部Feおよび
通常の不純物からなり粉末冶金法により製造された耐腐
食性、耐摩耗性に優れたことを特徴とするドットプリン
タ用ワイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23169088A JPH0280540A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | ドットプリンタ用ワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23169088A JPH0280540A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | ドットプリンタ用ワイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0280540A true JPH0280540A (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16927472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23169088A Pending JPH0280540A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | ドットプリンタ用ワイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0280540A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001029274A1 (en) * | 1999-10-18 | 2001-04-26 | Haldex Garphyttan Aktiebolag | Wire-shaped product, method for its manufacturing, and wear part made of the product |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP23169088A patent/JPH0280540A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001029274A1 (en) * | 1999-10-18 | 2001-04-26 | Haldex Garphyttan Aktiebolag | Wire-shaped product, method for its manufacturing, and wear part made of the product |
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