JPH0280201A - 合板およびその製造方法 - Google Patents

合板およびその製造方法

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JPH0280201A
JPH0280201A JP23167888A JP23167888A JPH0280201A JP H0280201 A JPH0280201 A JP H0280201A JP 23167888 A JP23167888 A JP 23167888A JP 23167888 A JP23167888 A JP 23167888A JP H0280201 A JPH0280201 A JP H0280201A
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JP
Japan
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plywood
fiber
mesh
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angles
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JP23167888A
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Inventor
Tadashi Abe
正 安倍
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  • Finished Plywoods (AREA)
  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は木材単板と炭素繊維あるいはポリカーボネート
などの網状体を積層してなる合板およびその製造方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来の合板は、厚さ1〜4mmの木材単板を繊維の方向
を1枚ずつ直角方向に交差させて重ね合わせて積層した
ものが一般的である。
また、斜交合板として、普通合板のように繊維方向を直
交させるのではなく、隣接する単板の繊維方向をある角
度ずつずらし、表板と裏板の繊維方向が平行になるよう
に積層し、接着した合板が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
合板は木材を無駄なく利用でき、小さな単板から幅の広
い仮が得られ、割裂、曲げなどに強く、建築材料として
広く用いられている。
しかし、普通合板は単板の繊維方向が直交する2方向で
あるので、その直交2方向の耐力は大きいが、直交2方
向の間の斜め方向からの力に対して耐力が劣る欠点があ
った。
これに対し、斜交合板は繊維の方向を00から、例えば
45° 90”  135° 180°と言った具合に
ずらしであるため、斜め方向の力に対しても耐力を向上
させることができ、ずらす角度が小さく、積層数が多い
ほど物理的、力学的性質の異方性が小さくなる。
しかし、単板の厚みは最低でも11程度必要であり、し
かも斜交合板は普通合板に比べいろんな繊維方向の単板
を用いるため板厚が大きくなるきらいがあり、またそり
の問題なども生じる。さらに、厚み方向については必ず
しも異方性が小さいとは言えず、繊維方向に沿って欠陥
が生じる恐れがある。
本発明は従来技術における上述のような問題点の解決を
図ったものである。
〔課題を解決するための手段〕
以下、この発明の詳細な説明する。
本発明の合板は単板間に炭素繊維などからなるクロス状
の網状体あるいはポリカーボネートなど。
の強度の高いプラスチック製の網状体を挟み込み、各単
板の繊維方向および網状体の網目方向二方向が斜めに、
具体的には45°および135°の角度をなすように積
層したものである。
繊維方向および網目方向を上述のようにずらすことによ
り、斜交合板のように物理的、力学的異方性の小さい合
板が形成される。また、合板を単板のみで構成するので
はなく、綱状体と組み合わせることにより、積層枚数に
対し、板厚の薄い合板とすることができる。
炭素繊維の網状体の場合、炭素繊維の原料としては、石
油や石炭の精製残留物としてのピンチがアクリル繊維な
どに比べ安価であり、合板補強材として適する。網目は
例えば1〜2mm程度とし、厚さは通常0.1〜1mm
程度となる。
網状体を用いたことにより、単板だけの場合に比べ、全
体の板厚を大幅に減らすことができるが、接着剤などに
よる単板および網状体の貼着に際し、板の厚み方向に加
圧することにより、網状体の繊維を木材の単板に食い込
ませ、さらに板厚を小さくすることも可能である。
また、網状体としてポリカーボネート樹脂を用いる場合
は網目の間隔が2〜5m+n、太さ0.2〜2mm程度
となる。ポリカーボネートは石炭酸とア七トンからなる
ビスフェノールとホスゲンとを反応させたもので、特に
衝撃に対する強度は他のプラスチックよりずばぬけて高
い。
〔実施例〕
次に、図示した実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例における合板の構成の概要を
一部を切欠いて示したもので、この実施例では、繊維方
向を横向きとした単板l、直交する二方向の繊維のなす
網目方向が単板lの繊維方向に対し、45″および13
5’で交わる炭素繊維の網状体2、単板1と直交する方
向の繊維方向を有する単板3、直交する二方向の繊維の
なす網目方向が単板3の繊維方向に対し、45°および
135°で交わる炭素繊維の網状体4および単板1と平
行な繊維方向を有する単板5を、順に積層して接着して
いる。第3図(al〜fe)はこれらの合板構成要素を
繊維方向とともに示したもので、各繊維方向が合板の長
手方向に対し、それぞれ0045°、90”  135
°180°となっている。
結局、この実施例では3枚の単板1,3.−5と2枚の
網状体2,4を積層しているが、より多くの枚数積層す
ることにより、さらに強度を高めることができる。
第2図は他の実施例として2枚の単板l゛、3′の間に
1枚の網状体2゛を挟み込んだものを示している。この
例では両側の単板1’、  3’の繊維方向を同じ方向
とし、これらの繊維方向に対し、網状体2゛をその綱目
方向二方向が45″および135°の角度をなすように
配しである。
〔発明の効果〕
■ 網状体の網目方向を45°方向および135゜方向
にずらすことにより、斜交合板のように物理的、力学的
異方性の小さい合板が形成される。
■ 合板を単板のみで構成するのではなく、網状体と組
み合わせることにより、積層枚数に対し、板厚の薄い合
板とすることができる。
■ 単板および網状体の貼着に際し、板の厚み方向に加
圧することにより、網状体を木材の単板に食い込ませ、
さらに板厚を小さくすることができる。
■ よじれあるいはそりが通常の合板に比べはるかに小
さく、反発力が強く、しかも単板だけを積層した場合と
違って地震の際の振動を速やかに吸収することができる
■ 単板と網状体の組み合わせにより、経済的で強度、
性能の優れた合板が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第2図は他
の実施例を示す斜視図、第3図fa)〜(e)は第1図
の実施例における合板構成要素をその繊維方向または網
目方向とともに示した平面図である。 A・・・合板、1,3.5・・・単板、2,4・・・網
状体第 図 第2図 (a) 手続補正書(斌) 平成 1年 1月110

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維方向の異なる複数の単板を積層してなる合板
    において、前記単板間に網状体を挟み込み、該網状体の
    網目方向二方向が隣接する前記単板の繊維方向に対し、
    それぞれ45°および135°の角度で交差するように
    したことを特徴とする合板。
  2. (2)前記網状体は網目の間隔が1〜2mm炭素繊維の
    網状体である請求項1記載の合板。
  3. (3)前記網状体は網目の間隔が2〜5mm、太さ0.
    2〜2mmのポリカーボネート製の網状体である請求項
    1記載の合板。
  4. (4)複数枚の単板と、隣接する前記単板の繊維方向に
    対し、網目方向二方向がそれぞれ45°および135°
    の角度で交差するように配置した炭素繊維またはポリカ
    ーボネート製の網状体を接着剤を塗布して交互に積層し
    、板の厚み方向より加圧して前記網状体を前記単板に食
    い込ませるるとともに、前記接着剤の硬化により一体化
    することを特徴とする合板の製造方法。
JP23167888A 1988-09-16 1988-09-16 合板およびその製造方法 Pending JPH0280201A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6919008B2 (en) 2000-03-31 2005-07-19 Daifuku Co., Ltd. Conveyance apparatus for use with carriages
JP2014019034A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Mywood 2 Kk 積層合板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6919008B2 (en) 2000-03-31 2005-07-19 Daifuku Co., Ltd. Conveyance apparatus for use with carriages
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