JPH0280201A - 合板およびその製造方法 - Google Patents
合板およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0280201A JPH0280201A JP23167888A JP23167888A JPH0280201A JP H0280201 A JPH0280201 A JP H0280201A JP 23167888 A JP23167888 A JP 23167888A JP 23167888 A JP23167888 A JP 23167888A JP H0280201 A JPH0280201 A JP H0280201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plywood
- fiber
- mesh
- directions
- angles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011120 plywood Substances 0.000 title claims abstract description 46
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 4
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 31
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 claims abstract description 11
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 claims abstract description 11
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 claims description 5
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 7
- 239000004033 plastic Substances 0.000 abstract description 2
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 abstract description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 7
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N Phenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1 ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-M Acetate Chemical compound CC([O-])=O QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- 229920002972 Acrylic fiber Polymers 0.000 description 1
- 229930185605 Bisphenol Natural products 0.000 description 1
- YGYAWVDWMABLBF-UHFFFAOYSA-N Phosgene Chemical compound ClC(Cl)=O YGYAWVDWMABLBF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- IISBACLAFKSPIT-UHFFFAOYSA-N bisphenol A Chemical compound C=1C=C(O)C=CC=1C(C)(C)C1=CC=C(O)C=C1 IISBACLAFKSPIT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004566 building material Substances 0.000 description 1
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003208 petroleum Substances 0.000 description 1
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は木材単板と炭素繊維あるいはポリカーボネート
などの網状体を積層してなる合板およびその製造方法に
関するものである。
などの網状体を積層してなる合板およびその製造方法に
関するものである。
従来の合板は、厚さ1〜4mmの木材単板を繊維の方向
を1枚ずつ直角方向に交差させて重ね合わせて積層した
ものが一般的である。
を1枚ずつ直角方向に交差させて重ね合わせて積層した
ものが一般的である。
また、斜交合板として、普通合板のように繊維方向を直
交させるのではなく、隣接する単板の繊維方向をある角
度ずつずらし、表板と裏板の繊維方向が平行になるよう
に積層し、接着した合板が知られている。
交させるのではなく、隣接する単板の繊維方向をある角
度ずつずらし、表板と裏板の繊維方向が平行になるよう
に積層し、接着した合板が知られている。
合板は木材を無駄なく利用でき、小さな単板から幅の広
い仮が得られ、割裂、曲げなどに強く、建築材料として
広く用いられている。
い仮が得られ、割裂、曲げなどに強く、建築材料として
広く用いられている。
しかし、普通合板は単板の繊維方向が直交する2方向で
あるので、その直交2方向の耐力は大きいが、直交2方
向の間の斜め方向からの力に対して耐力が劣る欠点があ
った。
あるので、その直交2方向の耐力は大きいが、直交2方
向の間の斜め方向からの力に対して耐力が劣る欠点があ
った。
これに対し、斜交合板は繊維の方向を00から、例えば
45° 90” 135° 180°と言った具合に
ずらしであるため、斜め方向の力に対しても耐力を向上
させることができ、ずらす角度が小さく、積層数が多い
ほど物理的、力学的性質の異方性が小さくなる。
45° 90” 135° 180°と言った具合に
ずらしであるため、斜め方向の力に対しても耐力を向上
させることができ、ずらす角度が小さく、積層数が多い
ほど物理的、力学的性質の異方性が小さくなる。
しかし、単板の厚みは最低でも11程度必要であり、し
かも斜交合板は普通合板に比べいろんな繊維方向の単板
を用いるため板厚が大きくなるきらいがあり、またそり
の問題なども生じる。さらに、厚み方向については必ず
しも異方性が小さいとは言えず、繊維方向に沿って欠陥
が生じる恐れがある。
かも斜交合板は普通合板に比べいろんな繊維方向の単板
を用いるため板厚が大きくなるきらいがあり、またそり
の問題なども生じる。さらに、厚み方向については必ず
しも異方性が小さいとは言えず、繊維方向に沿って欠陥
が生じる恐れがある。
本発明は従来技術における上述のような問題点の解決を
図ったものである。
図ったものである。
以下、この発明の詳細な説明する。
本発明の合板は単板間に炭素繊維などからなるクロス状
の網状体あるいはポリカーボネートなど。
の網状体あるいはポリカーボネートなど。
の強度の高いプラスチック製の網状体を挟み込み、各単
板の繊維方向および網状体の網目方向二方向が斜めに、
具体的には45°および135°の角度をなすように積
層したものである。
板の繊維方向および網状体の網目方向二方向が斜めに、
具体的には45°および135°の角度をなすように積
層したものである。
繊維方向および網目方向を上述のようにずらすことによ
り、斜交合板のように物理的、力学的異方性の小さい合
板が形成される。また、合板を単板のみで構成するので
はなく、綱状体と組み合わせることにより、積層枚数に
対し、板厚の薄い合板とすることができる。
り、斜交合板のように物理的、力学的異方性の小さい合
板が形成される。また、合板を単板のみで構成するので
はなく、綱状体と組み合わせることにより、積層枚数に
対し、板厚の薄い合板とすることができる。
炭素繊維の網状体の場合、炭素繊維の原料としては、石
油や石炭の精製残留物としてのピンチがアクリル繊維な
どに比べ安価であり、合板補強材として適する。網目は
例えば1〜2mm程度とし、厚さは通常0.1〜1mm
程度となる。
油や石炭の精製残留物としてのピンチがアクリル繊維な
どに比べ安価であり、合板補強材として適する。網目は
例えば1〜2mm程度とし、厚さは通常0.1〜1mm
程度となる。
網状体を用いたことにより、単板だけの場合に比べ、全
体の板厚を大幅に減らすことができるが、接着剤などに
よる単板および網状体の貼着に際し、板の厚み方向に加
圧することにより、網状体の繊維を木材の単板に食い込
ませ、さらに板厚を小さくすることも可能である。
体の板厚を大幅に減らすことができるが、接着剤などに
よる単板および網状体の貼着に際し、板の厚み方向に加
圧することにより、網状体の繊維を木材の単板に食い込
ませ、さらに板厚を小さくすることも可能である。
また、網状体としてポリカーボネート樹脂を用いる場合
は網目の間隔が2〜5m+n、太さ0.2〜2mm程度
となる。ポリカーボネートは石炭酸とア七トンからなる
ビスフェノールとホスゲンとを反応させたもので、特に
衝撃に対する強度は他のプラスチックよりずばぬけて高
い。
は網目の間隔が2〜5m+n、太さ0.2〜2mm程度
となる。ポリカーボネートは石炭酸とア七トンからなる
ビスフェノールとホスゲンとを反応させたもので、特に
衝撃に対する強度は他のプラスチックよりずばぬけて高
い。
次に、図示した実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例における合板の構成の概要を
一部を切欠いて示したもので、この実施例では、繊維方
向を横向きとした単板l、直交する二方向の繊維のなす
網目方向が単板lの繊維方向に対し、45″および13
5’で交わる炭素繊維の網状体2、単板1と直交する方
向の繊維方向を有する単板3、直交する二方向の繊維の
なす網目方向が単板3の繊維方向に対し、45°および
135°で交わる炭素繊維の網状体4および単板1と平
行な繊維方向を有する単板5を、順に積層して接着して
いる。第3図(al〜fe)はこれらの合板構成要素を
繊維方向とともに示したもので、各繊維方向が合板の長
手方向に対し、それぞれ0045°、90” 135
°180°となっている。
一部を切欠いて示したもので、この実施例では、繊維方
向を横向きとした単板l、直交する二方向の繊維のなす
網目方向が単板lの繊維方向に対し、45″および13
5’で交わる炭素繊維の網状体2、単板1と直交する方
向の繊維方向を有する単板3、直交する二方向の繊維の
なす網目方向が単板3の繊維方向に対し、45°および
135°で交わる炭素繊維の網状体4および単板1と平
行な繊維方向を有する単板5を、順に積層して接着して
いる。第3図(al〜fe)はこれらの合板構成要素を
繊維方向とともに示したもので、各繊維方向が合板の長
手方向に対し、それぞれ0045°、90” 135
°180°となっている。
結局、この実施例では3枚の単板1,3.−5と2枚の
網状体2,4を積層しているが、より多くの枚数積層す
ることにより、さらに強度を高めることができる。
網状体2,4を積層しているが、より多くの枚数積層す
ることにより、さらに強度を高めることができる。
第2図は他の実施例として2枚の単板l゛、3′の間に
1枚の網状体2゛を挟み込んだものを示している。この
例では両側の単板1’、 3’の繊維方向を同じ方向
とし、これらの繊維方向に対し、網状体2゛をその綱目
方向二方向が45″および135°の角度をなすように
配しである。
1枚の網状体2゛を挟み込んだものを示している。この
例では両側の単板1’、 3’の繊維方向を同じ方向
とし、これらの繊維方向に対し、網状体2゛をその綱目
方向二方向が45″および135°の角度をなすように
配しである。
■ 網状体の網目方向を45°方向および135゜方向
にずらすことにより、斜交合板のように物理的、力学的
異方性の小さい合板が形成される。
にずらすことにより、斜交合板のように物理的、力学的
異方性の小さい合板が形成される。
■ 合板を単板のみで構成するのではなく、網状体と組
み合わせることにより、積層枚数に対し、板厚の薄い合
板とすることができる。
み合わせることにより、積層枚数に対し、板厚の薄い合
板とすることができる。
■ 単板および網状体の貼着に際し、板の厚み方向に加
圧することにより、網状体を木材の単板に食い込ませ、
さらに板厚を小さくすることができる。
圧することにより、網状体を木材の単板に食い込ませ、
さらに板厚を小さくすることができる。
■ よじれあるいはそりが通常の合板に比べはるかに小
さく、反発力が強く、しかも単板だけを積層した場合と
違って地震の際の振動を速やかに吸収することができる
。
さく、反発力が強く、しかも単板だけを積層した場合と
違って地震の際の振動を速やかに吸収することができる
。
■ 単板と網状体の組み合わせにより、経済的で強度、
性能の優れた合板が得られる。
性能の優れた合板が得られる。
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第2図は他
の実施例を示す斜視図、第3図fa)〜(e)は第1図
の実施例における合板構成要素をその繊維方向または網
目方向とともに示した平面図である。 A・・・合板、1,3.5・・・単板、2,4・・・網
状体第 図 第2図 (a) 手続補正書(斌) 平成 1年 1月110
の実施例を示す斜視図、第3図fa)〜(e)は第1図
の実施例における合板構成要素をその繊維方向または網
目方向とともに示した平面図である。 A・・・合板、1,3.5・・・単板、2,4・・・網
状体第 図 第2図 (a) 手続補正書(斌) 平成 1年 1月110
Claims (4)
- (1)繊維方向の異なる複数の単板を積層してなる合板
において、前記単板間に網状体を挟み込み、該網状体の
網目方向二方向が隣接する前記単板の繊維方向に対し、
それぞれ45°および135°の角度で交差するように
したことを特徴とする合板。 - (2)前記網状体は網目の間隔が1〜2mm炭素繊維の
網状体である請求項1記載の合板。 - (3)前記網状体は網目の間隔が2〜5mm、太さ0.
2〜2mmのポリカーボネート製の網状体である請求項
1記載の合板。 - (4)複数枚の単板と、隣接する前記単板の繊維方向に
対し、網目方向二方向がそれぞれ45°および135°
の角度で交差するように配置した炭素繊維またはポリカ
ーボネート製の網状体を接着剤を塗布して交互に積層し
、板の厚み方向より加圧して前記網状体を前記単板に食
い込ませるるとともに、前記接着剤の硬化により一体化
することを特徴とする合板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23167888A JPH0280201A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 合板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23167888A JPH0280201A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 合板およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0280201A true JPH0280201A (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16927272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23167888A Pending JPH0280201A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 合板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0280201A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6919008B2 (en) | 2000-03-31 | 2005-07-19 | Daifuku Co., Ltd. | Conveyance apparatus for use with carriages |
JP2014019034A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Mywood 2 Kk | 積層合板 |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP23167888A patent/JPH0280201A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6919008B2 (en) | 2000-03-31 | 2005-07-19 | Daifuku Co., Ltd. | Conveyance apparatus for use with carriages |
JP2014019034A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Mywood 2 Kk | 積層合板 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2019104188A (ja) | Frp−木質板複合パネル | |
CN109501397B (zh) | 一种蜂窝复合材料 | |
CN109963988A (zh) | 具有交错结构板材的建筑系统 | |
JP2000263520A (ja) | 造作部材 | |
WO2004052601A1 (ja) | 斜行型単板積層材及びその製造方法 | |
JPH0280201A (ja) | 合板およびその製造方法 | |
JPH06122178A (ja) | 炭素繊維強化集成材 | |
JP4103545B2 (ja) | 床材 | |
JP3094001B2 (ja) | パネル材 | |
JP2014094497A (ja) | 単板集成材積層体 | |
JP3418096B2 (ja) | パネル | |
JP6320443B2 (ja) | 木質積層体及びスラット | |
JP3858177B2 (ja) | 斜行型単板積層材 | |
JP2557350Y2 (ja) | 板 材 | |
JP6220491B2 (ja) | 木質積層体及びスラット | |
JPH04279332A (ja) | 炭素繊維強化集成材 | |
US20230160205A1 (en) | Layered Panels | |
JP2001047405A (ja) | 建築用材 | |
JPH0345337A (ja) | 積層板材 | |
JP6943583B2 (ja) | 複合部材 | |
JPH01247636A (ja) | 建築板の構造 | |
JP2000158406A (ja) | 繊維方向にある角度をもたせ重ね合わせた合板 | |
JPS6244444A (ja) | 積層パネル | |
JPH04279334A (ja) | 炭素繊維強化集成材 | |
JPH0780805A (ja) | 複合ボード |