JPH0279782A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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Publication number
JPH0279782A
JPH0279782A JP63228044A JP22804488A JPH0279782A JP H0279782 A JPH0279782 A JP H0279782A JP 63228044 A JP63228044 A JP 63228044A JP 22804488 A JP22804488 A JP 22804488A JP H0279782 A JPH0279782 A JP H0279782A
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JP
Japan
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motor
stator
ultrasonic motor
porosity
moving piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP63228044A
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English (en)
Inventor
Shinji Kawase
川瀬 真治
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 圧電体の超音波振動を利用する超音波モータ及び表面波
モータ装置。
従来の技術 圧電体の屈曲振動を利用する超音波モータ及び表面波モ
ータについては、例えば特開昭61−203872号公
報などに開示されているが、この内容は推進力を発生す
る固定子と、この推進力を受(すて移動する回転体や移
動子との間に、低弾性あるいは高摩mvh数あるいは可
撓性を有する1が動材を用いることにより、振動や騒音
を減少させ、かつモータ効率または性能または品位など
を改善することが試みられている。
発明が解決しようとする課題 しかし、これまでの電磁力によるモータは非接触のエネ
ルギー伝達であり、芯ずれなどによる微少な撮動がワウ
やジッターにおよぼす影響を問題にしているのに比べて
、超音波モータは■進行する振動波を回転の原理とする
ので、高いレベルの振動・騒音を発生する。■固定子(
圧電体を固着)のI辰勤を加圧・接触により推進力とし
て移動子に取り出すので、構成物質の摩擦・摩耗によっ
てモータ性能が変化するなどの問題を有していた。
そこで本発明は、振動・騒音の原因となる振動エネルギ
ーを熱エネルギーに変換あるいは超音波モータ内に閏じ
こめることと併せて、従来から問題となっている低弾性
あるいは可撓性を有する摺動材料に起因する、モータ性
能の低下及びその経年による劣化なとの改善を計ろうと
するものである。
課題を解決するための手段 超音波モータを構成する基幹材料である摺動材料に金属
あるいはセラミックなどと同等の硬度を有する材料を用
いて、その空孔率を5〜40パ一セント程度に調整する
ことにより、振動・騒音を吸収あるいはミス・マツチン
グにより閉じ込めてモータ外への騒音を皆無とする。ま
た、この材料を構造材料として使用し、その空孔率を5
〜80パ一セント程度に調整することで、モータ系の振
動・騒音のエネルギーを熱エネルギーに変換することに
より、モータ外への1辰動・騒音を皆無とする。
作用 本構成では、超音波モータ及び表面波モータに用いると
ころの構成部材の空孔率を5〜710パ一セント程度に
任意に選ぶことにより、推進力としての進行する振動波
を減衰させることなく、不要な振動・騒音を熱エネルギ
ーに変換・吸収、あるいは機械争音響インピーダンスを
ミス・マツチングさせることにより、振動エネルギーを
完全にモータ内に閉じ込めることができる。このことと
併せてこれらの技術によって、高硬度の耐摩耗性材料を
得ることができるので、材料の変形・変質などがなくな
り、信頼性及び実用性が改善された。
実施例 そこで図面を参照しながら本発明に係る原理及びその効
果について、以下に説明する。
第4図は、従来の超音波モータ及び表面波モータの動作
原理を説明するもので、横波と縦波が合成された進行す
る振動波が固定子lの表面に形成され、伝播している状
態を示している。その固定子lの表面1aの各質点は、
一般に知られるように楕円運動をしており、その振動波
(表面波)は物体の音速U(駆動周波数)のスピードで
移動している。また回転子あるいは移動子2を構成する
摺動体3は、弾性体3Aと固着されている。この移動子
2は固定子lの表面1aに形成された前記進行する1辰
動波(表面波)と接触しながら、摩擦力により矢印Nの
移動方向に駆動される。つまり摺動体3の高摩擦係数と
弾性変化によって駆動力(摩擦力)が発生している。し
かしこのような構造の超音波モータは、振動・騒音を主
に前記摺動体3のバネ性により吸収しているので、モー
タの制御性は極めて悪いものである。
第1図に従来の超音波モータの伝達特性を示した。制御
の応答性をあげようとしても高周波帯には機械共振かあ
るので、低周波数帯にしか制御可能な領域がない。した
がってVTRなどのセットに組み込んだモータを高速・
高応答で制御することは、極めて困難である。
次に本発明の超音波モータを、図面を用いて説明する。
第2図において、固定子7に生じている進行する振動波
は、第4図と同様に、物体の音速U(駆動周波数)のス
と一ドで移動している。ここで移動子4を次のように改
良する。ステンレスなどからなる高剛性の弾性体6に、
■空孔率が5〜40パーセントの摺動体5を固着する。
あるいは■焼結体のセラミックス、または■金属とセラ
ミックスの複合された焼結体や■粉末合金、■自然石な
どから構成された摺動体5を固着して移動子4を得る。
前記のそれぞれの摺動体5は硬度が高いので、ドライブ
状態において固定子7の表面7aと摺動体5の表面は、
第2図における楕円軌跡の頂部7bでのみ接触するので
、従来の低弾性あるいは可撓性材料の摺動材料が有した
進行波による弾性変形のエネルギー損失が本発明では著
しく減少した。また従来の超音波モータは、モータの効
率を向上するために、固定子7の移動子4との接触部に
は、多数に分割された突起を有する構造が採用されてい
るが(図示せず)、この分割によって生した溝部に、負
荷あるいは時間経過などにより、従来の低弾性あるいは
可撓性材料では変形・隆起が生じるために、回転方向と
は直行する垂直方向の揺動が1回転につき前記突起数に
等しい回数だけ引き起こされる。このために回転ムラを
生じて、数〜十数パーセント程度のワウやジッターとな
って観測された。また変形が大きい場合には、モータは
起動不可能となった。
第3図に本発明の一実施例を示す。超音波モータの構成
部材に■空孔率が5〜40パーセントの物質、あるいは
■焼結体のセラミックス、または■金属とセラミックス
の複合された焼結体や■粉末合金、■自然石などを用い
て超音波モータを構成している。従来の超音波モータで
は、長時間放置後や高温・多湿環境において起動不能と
いう致命的な欠陥が発生したが、本発明では皆無となフ
た。
また第2図ではステンレスなどから成る高剛性の弾性体
6に、各種の材料からなるIH動体5を固着した構成に
ついて説明したが、第3図では前記ステンレスなどの弾
性体を用いることなく■空孔率が5〜40パーセントの
物質のみて、あるいは■焼結体のみで、または■粉末合
金や■自然石のみで、移動子13を構成している。これ
ら単一の材料からなる移動子13の場合も同様の機能・
効果を共に得ることが確認できた。
第3図における固定子8の一端面に固着された圧電体9
に高周波電圧を印加すると、固定子8は屈曲扇動を起こ
し、進行する振動波による推進力を摺動体11に伝える
。IH動体11は一体のハリ部12を介してシャフト1
/Lに圧入されている。
フレーム16は、モータ系での振動・騒音のエネルギー
を熱エネルギーに変換して共鳴fJffi象を抑制する
ために、同様に空孔率が5〜40パーセントの物質で構
成されている。また前記固定子8は、その下部に配置さ
れた空孔率が5〜80パーセントの物質からなる緩衝材
料10により支持されている。
前記摺動体11に伝えられた推進力は、前記移動子13
により下部のベアリング15に回動自由に挿入されたシ
ャフト14に伝達される。空孔率が5〜40パーセント
の物質から成るカバー17は、ネジ18及びネジ19に
より前記フレーム16に締結されCいる。
以りの構成から成る本発明モータでは、不要な振動エネ
ルギーが任意の空孔率を有する移動子、及び5〜80パ
ーセントの空孔率から成るフレームや支持体あるいはカ
バーなどの各部材において、熱エネルギーへの変換・吸
収あるいは機械・音響インピーダンス差によるミス・マ
ツチングなどによって完全にモータ内に閉じ込められる
結果、扇動・騒音がモータから外部へ伝播する問題が皆
無となった。
発明の効果 本発明により、超音波モータを構成する基幹材料である
m動材料の変形や変質または経時変化などによる特性の
劣化が皆無となった。
また超音波モータ特有の高い振動・騒音が著しく減少し
、かつ超音波モータから漏洩する振動がセットや外部の
機器に及ぼす悪影響も皆無となり、実用性の高い商品の
提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の超音波モータの伝達特性、第2図は本発
明の一実施例における超音波モータの動作原理図、第3
図は本発明の一実施例における超音波モータの断面図、
第4図は従来の超音波モータの動作原理図である。 8・・・・固定子、  9・−・・圧電体、  10・
・・・緩衝材料、  11・・・・摺動体、  13・
・・・移動子、14・・・・シャフト、  16・・・
・フレーム、  17・・・・カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)横波と縦波が合成された進行する振動波を用いて
    推進力を得る超音波モータの構成部材が、空孔率5〜4
    0パーセントの物質から成ることを特徴とする超音波モ
    ータ。
  2. (2)進行する振動波を生じている固定子の表面に加圧
    接触する移動子において、この移動子が空孔率5〜40
    パーセントの物質から成ることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の超音波モータ。
  3. (3)進行する振動波を生じている固定子の表面に加圧
    接触する移動子において、該移動子の固定子との接触面
    にもうけられた摺動材料が、空孔率5〜40パーセント
    の物質から成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の超音波モータ。
  4. (4)横波と縦波が合成された進行する振動波を用いて
    推進力を得る超音波モータの構成部材が、焼結体,粉末
    合金,自然石より選択される材料から成ることを特徴と
    する超音波モータ。
JP63228044A 1988-09-12 1988-09-12 超音波モータ Pending JPH0279782A (ja)

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JP63228044A JPH0279782A (ja) 1988-09-12 1988-09-12 超音波モータ

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ID=16870321

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JP63228044A Pending JPH0279782A (ja) 1988-09-12 1988-09-12 超音波モータ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0297282A (ja) * 1988-09-30 1990-04-09 Kyocera Corp 振動波モータ
JPH04109878A (ja) * 1990-08-28 1992-04-10 Canon Inc 振動波駆動装置
US5164629A (en) * 1990-03-01 1992-11-17 Canon Kabushiki Kaisha Vibration wave driven motor

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0297282A (ja) * 1988-09-30 1990-04-09 Kyocera Corp 振動波モータ
US5164629A (en) * 1990-03-01 1992-11-17 Canon Kabushiki Kaisha Vibration wave driven motor
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