JPH0279751A - 平型整流子およびその製造方法 - Google Patents

平型整流子およびその製造方法

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JPH0279751A
JPH0279751A JP22989488A JP22989488A JPH0279751A JP H0279751 A JPH0279751 A JP H0279751A JP 22989488 A JP22989488 A JP 22989488A JP 22989488 A JP22989488 A JP 22989488A JP H0279751 A JPH0279751 A JP H0279751A
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JP
Japan
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commutator
thickness
commutator piece
piece
insulating material
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JP22989488A
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English (en)
Inventor
Kenichi Sugiyama
賢一 杉山
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SUGIYAMA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SUGIYAMA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、平型整流子およびその製造方法に係り、更
に詳細には、燃料ポンプなどの小型モータにおいて使用
される小型の平型整流子およびそめ製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、小型モータに使用される平型整流子は、第7図お
よび第8図に示されているように、通常、厚みを同一に
した例えば少iAgを含んだCuを主成分とした合金か
らなる薄いグレート状の材料を準備する。この薄いプレ
ート状の材料から摺動部101.極数分だけの巻き線用
フック103および複数のモールド係止用アンカー10
5を一体的に打抜いて整流子片107が形成される。
この打抜かれた整流子片107の複数のモールド係止用
アンカー105を第9図および第10図に示すごとく、
折曲げる。
この第9図および第10図のごとくモールド係止用アン
カー105を折曲げると、整流子片107の中心部には
穴が形成される。
次にこの整流子片107を図示省略の型枠にセントした
後、整流子片107をフェノール樹脂などからなる絶縁
材料109で第11図および第12図に示したごとく一
体的にモールド成形する。
このとき、モールド係止用アンカー105は絶縁材料1
09内に埋込まれて整流子片107が絶縁材7Jl 1
09に係止される。
さらに、第12図に示されているように、整流子片10
7の巻き線用フック103が所望の形状に折曲げた後に
、第11図に示すごとく、整流子片107を極数弁に分
割せしめるために、半径方向にスリット111が切込ま
れる。なお、第12図に示すごとく、絶縁材料109の
軸心部に形成された孔113には軸115が装着される
。こうして整流子117が得られて小型モータに使用さ
れている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来の平型整流子117における整
流子片107の摺動部101の厚さと、巻き線用フック
103.モールド係止用アンカー105の厚さは、同一
厚さの薄いプレート状の材料から構成されているから、
はぼ同じ厚さとなっている。そのため、整流子片107
の摺動部101の磨耗が激しく、燃料ポンプなどの小型
モータには適していないという問題があった・また、厚
さの異なる薄いプレート状の材料でもって上述した要領
でもって製造し、最終工程であるスリット111を切込
むことは、整流子片107の摺動101と絶縁材料10
9とに段差が生じているため、急激に負荷が変ったりす
るから、非常に難かしいという問題があった。
この発明の目的は、上記問題点を改善するため、M流子
片の摺動部を巻き線用のフック、モールド係止用アンカ
ーの厚さより厚くして摺動部が長時間耐えられて、この
整流子を使用した小型モータを燃料用ポンプ用などに適
用可能にした平型整流子およびそのに製造方法を提供す
ることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明におる平型整流子
は、摺動部1巻き線用フックおよびモールド係止用アン
カーとで構成されていると共に極数弁だけ分割された各
整流子片を、各整流子片間にスリットを形成せしめて放
射状に配置して設け、この放射状に配置された各整流子
片を絶縁材料に一体的にモールド成形し、前記摺動部の
厚さを前記巻き線用フック、モールド係止用アンカーの
厚さより厚くして形成されてなるものである。
また、前記平型整流子において、各整流子片の摺動部の
形状が下辺の長さを上辺の長さより短く形成された台形
であることが好ましい。
さらに、この発明における平型整流子の製造方法は、少
なくとも次の各工程よりなるものである。
(A)、厚みを異にした異形材料から、摺動部の厚さを
巻き線用フック、モールド係止用アンカーの厚さより厚
くして、摺動部1巻き線用フックおよびモールド係止用
アンカーからなる各整流子片を一体的に打抜く工程。
(B)、前記各整流子片のモールド係止用アンカーを摺
動部より折り曲げる工程。
(C)、前記各整流子片間にスリットを設けて極数弁だ
け放射状に配置する工程。
(D)、極数弁だけ放射状に配置された各整流子片を絶
縁材料に一体的にモールドする工程。
(E)、各整流子片を絶縁材料に一体的にモールドした
後に、各整流子片の巻き線用フックを所定の形状に折曲
げる程。
(作用) この発明の平型整流子およびその製造方法を採用するこ
とにより、厚みを異にした畏敬材料から、摺動部の厚さ
を巻き線用フック、モールド係止用アンカーの厚さより
厚くして、摺動部、巻き線用フックおよびモールド係止
用アンカーからなる各整流子片を一体的に打抜く。
打抜かれた各整流子片のモールド係止用アンカーを摺動
部より折曲げた後、各整流子片間にスリットを設けて極
数骨だけ放射状に配置する。
次に、極数骨だけ放射状に配置された各整流子片を絶縁
材料に一体的にモールド成形してから。
各整流子片の巻き線用フックを所定の形状に折曲げるこ
とによって平型整流子が得られる。
こうして得られた平型整流子が燃料ボン1などの小型モ
ータに使用されると、平型整流子における摺動部の厚さ
を厚くした分だけ磨耗に対して長時間耐えられる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第6図には各整流子を得るための厚みを異にした例えば
Agを少量含んだCuを主成分とした合金からなる薄い
プレート状の材料1が示されている。第6図において、
薄いプレート状の材$41は厚さ1.からなる部分と、
厚さtl (tl>tl  )からなる部分とで構成さ
れている。
この薄いグレート状の材料1から、第4図および第5図
に示されているように、摺動部3と、巻き線用フック5
と、複数のモールド係止用アンカー7とが一体された各
整流子片9が、例えばプレスRMなどにより打抜かれる
第4図において、巻き線用フック5の両側部と接してい
るモールド係止用アンカー7の一側部は材料1から各整
流子片9を打ち抜いた際に切離されている。また、巻き
線用フック5.モールド係止用アンカー7の厚さはtl
で、摺動部3の厚さがtlとなる。したがって、摺動部
3は巻き線用フック5.モールド係止用アンカー7より
(tl−し+ )だけ厚くなっている。
各整流子9における摺動部3の形状は、第4図に示され
ているように、下辺3Aの長さは−L辺の長さ3Bより
短くした台形の形状とすることによって各整流子片9を
極数骨だけ放射状に配置する際に有効である。
次に、打抜かれた各整流子片9のモールド係止用アンカ
ー7を第3図に示すごとく、所望の形状に折曲げる。そ
の後、第1図に示されているように、各N流子片9すな
わち摺動部3間にほぼ一定のスリット11を設けて各摺
動#3を極数骨(本実施例においては8個)だけ、図示
省略の型枠に配置する。
各摺動部3を配置した後、型枠内に例えばフェノール樹
脂などの絶縁材料13を流し込むことによって、各整流
子片9の摺動部3に絶縁材料13が一体的にモールド成
形される。第2図に示すごとく、モールド係止用アンカ
ー7が絶縁材料13内に埋め込まれて各整流子片9は絶
縁材料13に強固に一体化されることになる。
こうして、第1図および第2図に示されているような平
型整流子15が得られる。なお、絶縁材料13の軸心部
には孔17に軸19が装着されることになる。
第2図から明らかなように、摺動部3の厚さが巻き線用
フック5やモールド係止用アンカー7などへ影響を与え
ることなく、従来の厚さより(tl  tlだけ厚くす
ることができる。したがって、(tl−tl)の厚さ分
だけ、従来の摺動部の厚さより厚いから、その分だけ摺
動部3が磨耗に耐えることができて長時間使用すること
ができる。
また、各整流子片9間にスリット11を設けて各整流子
片9を極数骨だけ配置して絶縁材料13で一体的にモー
ルドしているから、従来のような整流子片に後からスリ
ットを設ける必要がないので、加工性が良好である。
なお、この発明は、前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行うことにより、その他の態様で実施
し得るものである0例えば、第2図において、点線21
で示したごとき位置まで絶縁材料13でモールドするこ
とも可能であり、摺動部3をさらに強固にモールド成形
することかできる。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、こ
の発明によれば、特許請求の範囲に記載されたとおりの
椙成であるから、各整流子片の摺動部の厚さを巻き線用
フック、モールド係止用アンカーのJffさより厚く形
成されているから、その厚くした分だけ摺動部は磨耗に
耐えることができ、長時間使用可能となって、燃料ポン
プなどの小型モータに適した平型整流子とすることかで
きる。
また、この発明の各整流子片間にスリットを設けて各整
流子片を極数分だけ配置して絶縁材料で一体的にモール
ド成形しているから、従来のような整流を片に後からス
リットを設ける必要がないので、加工性の而において良
好である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によって得られる一実施例の平型整流
子の正面図、第2図は第1図における■−■線に沿った
断面図、第3図および第4図は第1図の平型整流子を得
るまでの途中工程図、第5図は第4図における11!1
面図、第6図は第1図の平型整流子を得る際の異形材料
の側面図である。 第7図は従来の材料から整流子片を打抜いた正面図、第
8図は第7図における■−■線に沿った断面図、第9図
は打抜かれた整流子片のモールド係止用アンカーを折曲
げた正面図、第10図は第9図におけるX−X線に沿っ
た断面図、第11図は従来の平型整流子の正面図、第1
2図は第11図におけるXII−XII線に沿った断面
図である。 ■・・・材料      3・・・摺動部5・・・巻き
線用フック 7・・・モールド係止用アンカー 9・・・各整流子片   11スリツト13・・・絶縁
材料   15・・・平型整流子代理人 弁理士  三
 好  保 男 ヒモ皿 第11図 第12図 手製とネil’l iF書く自発) 鷺

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)摺動部、巻き線用フックおよびモールド係止用ア
    ンカーとで構成されていると共に極数分だけ分割された
    各整流子片を、各整流子片間にスリットを形成せしめて
    放射状に配置して設け、この放射状に配置された各整流
    子片を絶縁材料に一体的にモールド成形し、前記摺動部
    の厚さを前記巻き線用フック、モールド係止用アンカー
    の厚さより厚くして形成されていることを特徴とする平
    型整流子。
  2. (2)前記請求項1において、各整流子片の摺動部の形
    状が下辺の長さを上辺の長さより短く形成された台形で
    あることを特徴とする平型整流子。
  3. (3)平型整流子を製造する方法にして、少なくとも次
    の各工程よりなることを特徴とする平型整流子の製造方
    法。 (A)、厚みを異にした異形材料から、摺動部の厚さを
    巻き線用フック、モールド係止用アンカーの厚より厚く
    して、摺動部、巻き線用フックおよびモールド係止用ア
    ンカーからなる各整流子片を一体的に打抜く工程。 (B)、前記各整流子片のモールド係止用アンカーを摺
    動部より折り曲げる工程。 (C)、前記各整流子片間にスリットを設けて極数分だ
    け放射状に配置する工程。 (D)、極数分だけ放射状に配置された各整流子片を絶
    縁材料に一体的にモールド成形する工程。 (E)、各整流子片を絶縁材料に一体的にモールド成形
    した後に、各整流子片の巻き線用フックを所定の形状に
    折曲げる工程。
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