JPH027955A - 紙おむつの製法 - Google Patents

紙おむつの製法

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JPH027955A
JPH027955A JP63159834A JP15983488A JPH027955A JP H027955 A JPH027955 A JP H027955A JP 63159834 A JP63159834 A JP 63159834A JP 15983488 A JP15983488 A JP 15983488A JP H027955 A JPH027955 A JP H027955A
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Hideaki Horiuchi
秀晃 堀内
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、紙おむつの製法に関する。
〔従来の技術〕
使い捨ての紙おむつは、吸水材を挟み込むようにしてポ
リエチレンフィルムと不織布とを接着剤で貼り合わせた
り、ギヤザーを形成するウレタンフィルムを接着剤で貼
り合わせたりすることにより製造されている。
このような接着剤は、安全性等の面から非溶剤型でホッ
トメルト型のものが好ましい。ポリエチレンフィルムと
不織布とを貼り合わせるために、たとえば、スチレンと
イソプレンからなるブロック共重合体をベースポリマー
として含むホットメルト接着剤が用いられている。また
、特開昭60−158284号公報には、スチレンとブ
タジェンからなるブロック共重合体をベースポリマーと
して含むホットメルト接着剤を用いた使い捨ておむつが
開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
スチレンとイソプレンからなるブロック共重合体をベー
スポリマーとして使用したボットメルト接着剤は、加熱
安定性が悪い。このため、この接着剤は、貼り合わせの
ための加熱で物性が低下するという問題点があり、紙お
むつの製造に用いるにあたり、多くの制約を受ける。
スチレンとブタジェンからなるブロック共重合体をペー
スポリマーとして含む接着剤は、加熱安定性および耐候
性が良いが、接着性が悪いので、保持力が要求される用
途、たとえば、ウレタンフィルムの貼り合わせなどに用
いることができないという問題点がある。このため、ポ
リエチレンシートと不織布とを貼り合わせる接着剤と、
伸縮部を作るためにウレタンフィルムなどを貼り合わせ
る接着剤とは、別々のものとしなければならないという
問題点もあった。
この発明は、以上のことに鑑みて、使用するホットメル
ト接着剤の種類を少なくすることができ、しかも、接着
剤の物性劣化を防ぐことができる紙おむつの製法を提供
することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、貼り合わせにより紙おむつを製造するにあ
たり、少なくとも伸縮性素材の貼り合わせを、スチレン
含量35重量%未満のスチレン−ブタジエンブロック共
重合体を接着剤全体の15〜40重量%、粘着付与樹脂
を接着剤全体の35〜70重量%、軟化剤を接着剤全体
の5〜30重量%、および、ワックスを接着剤全体の0
〜20重量%の各割合で含むホットメルト接着剤で行う
ようにしている。
〔作   用〕
この発明の紙おむつの製法では、透水性素材、不透水性
素材、吸水材および伸縮性素材の貼り合わせのうち少な
くとも伸縮性素材の貼り合わせを、特定のホントメルト
接着剤で行うようにしているので、ゴム状弾性による収
縮に抗して伸縮性素材の貼り合わせを保持し、接着剤の
物性劣化を防ぐことができる。また、他の貼り合わせも
そのホットメルト接着剤で行うことができる。
〔実 施 例〕
第1図は、この発明にかかる紙おむつの製法が連続的に
紙おむつを製造する方法であるときに、その実施に用い
る装置の1例を表す。第2図は製造途中の紙おむつを3
つの段階で表し、第3図1alはそのC−C断面を、第
3図(b)はそのD−D断面を、第3図(C1はそのE
−E断面を表す。以下では、これらの図を参照しながら
詳しく説明するが、この発明は下記実施例に限定されな
い。
ロール1からティッシュ−2が連続的に供給されている
。このティッシュ−2の片方の面上に吸水材3が載せら
れる。この上へ、ロール31からティッシュ−32が連
続的に供給されて、吸水材3を覆う。
第2図の部分Iにみるように、ポリエチレンフィルム2
0の幅方向のうち、伸縮性素材9が合わされる部分には
、ホットメルト接着剤22が線分状に塗布され、他の部
分には、ホントメルト接着剤42がマルチビード状に塗
布される。第1図において、19はギヤザー用ホントメ
ルト接着剤22塗布用ガン、23はホットメルト接着剤
42塗布用ガンである。
ポリエチレンフィルム20が下側のティッシュ−2を覆
いその両側にはみ出るようにして、ポリエチレンフィル
ム20とティッシュ−2とがホットメルト接着剤42で
貼り合わされる。ポリエチレンフィルム20はロール2
1から連続的に(1されている。
不織布4は、ティッシュ−32および伸縮性素材9を覆
い隠すようにして、ホントメルト接着剤42でティッシ
ュ−32に貼り合わされるとともに、ポリエチレンフィ
ルム20と貼り合わされる。この不織布4は、ロール5
から連続的に供給されている。不織布4は、紙おむつ使
用時に肌に接する側となる。第1図中、6はホットメル
ト接着剤塗布用ガンである。不織布4の幅方向のうち、
伸縮性素材9が合わされる部分には、ポリエチレンフィ
ルム20と同様に、ホットメルト接着剤22が線分状に
塗布され、他の部分には、ホットメルト接着剤42がマ
ルチビード状に塗布される。
他方、伸縮性素材9がロール8から連続的に供給され、
延伸用ロール17.18により引張応力を受けながら延
伸される。この引張応力を受けた状態で、伸縮性素材9
は、吸水材3の長手方向中間部の両側部でポリエチレン
フィルム20に、所望の間隔ごとにギヤザー用ホントメ
ルト接着剤22で接着される(第2図の部分■参照)。
上記のように不織布4およびポリエチレンフィルム20
を貼り合わせたのち、第2図の部分■に一点鎖線A、B
、Fで示すようにカットすれば、伸縮性素材に与えてい
る引張力がなくなり、伸縮性のある部分(ギヤザー)を
有する紙おむつとなる。■で示す部分が紙おむつ1つ分
になる。なお、ギヤザーは、股にあたる部分だけでなく
、腰周りにあたる部分などにも設けてもよい。
ポリエチレンフィルム20は、紙おむつ使用時に外側と
なり、水気が外部へ漏れないようにするために用いられ
る。
この発明では、ホットメルト接着剤は、従来行われてい
るように、マルチライン、マルチドツトなどの状態で貼
り合わせ物に塗布されたり、あるいは、貼り合わせ物の
貼り合わせ部分の形状に対応した形で塗布されたりする
。たとえば、紙おむつの製造ラインの流れに沿う方向ま
たはこの方向に交差する方向に、1筋以上の筋、あるい
は、多数の筋などとして塗布される。なお、ここで「筋
」とは、ひとつづきの線のみを指すだけではなく、ある
間隔をおいた線分または点の列などをも含むものである
。ホントメルト接着剤の塗布対象となる貼り合わせ物と
しては、たとえば、紙おむつに用いる、透水性素材、不
透水性素材、吸水材、伸縮性素材などである。
透水性素材は、透水性を有するシート状のものであれば
特に限定はなく、たとえば、織布、不織布、紙などが用
いられる。また、透水性素材で、紙おむつ使用時に肌に
触れるものは、肌ざわりの良いものが好ましい。
不透水性素材は、透水性のないシート状のものであれば
特に限定はなく、たとえば、合成樹脂フィルム、合成樹
脂シートなどが用いられる。
吸水材としては、尿、汗などの水分を吸収できるもので
あれば特に限定はなく、たとえば、高吸水性ポリマーな
どが用いられる。
伸縮性素材としては、ゴム状弾性により伸縮するもので
あれば特に限定はなく、たとえば、ウレタンフィルム、
ウレタン弾性糸などが用いられる。なお、伸縮性素材は
、ロール等に巻回した状態で供給するようにしてもよい
が、伸縮性素材製造ラインを紙おむつ製造ラインに組み
込むようにしてもよい。たとえば、粘着性の低いホント
メルト型組成物の熔融混合物を冷却することにより伸縮
性素材を得るという製造ラインを紙おむつの製造ライン
に組み込むのである。
この発明で用いるホットメルト接着剤は、下記■、■お
よび■の性能を有するので、汎用性が高く、紙おむつの
バリアコートなどにも使用することが可能である。この
ようにすれば、1種類のホントメルト接着剤で、マルチ
ライン接着(第2図に42で示す接着剤)、ギヤザー用
伸縮性素材の接着(第2図に22で示す接着剤)、およ
び、第2図の二点鎖線部分Gのようなバリアコートをす
べて行うことができる。
■ スチレン含量が35重量%以上であるスチレン−ブ
タジエンブロック共重合体をベースポリマーとして含む
ホットメルト接着剤に比べて、接着力が非常に強い。
■ ベースポリマーとしてスチレン−イソプレンブロッ
ク共重合体を含むホットメルト接着剤に比べて、保持力
が非常に強い。
■ ベースポリマーとしてスチレン−イソプレンブロッ
ク共重合体を含むホットメルト接着剤に比べて、加熱安
定性が優れている。
ホットメルト接着剤に用いるスチレンーブタジエンブロ
ソク共重合体は、スチレン含量が35重量%未満でなけ
ればならない。スチレン含量が35重量%以上だと、初
期接着性をはじめとする接着性が悪くなる。
スチレン含量が35重量%未滴のスチレン−ブタジエン
ブロック共重合体は、スチレン含量がこのような値とな
っているものであれば、どのようなものを用いてもよく
、たとえば、旭化成工業株式会社製TP−042(スチ
レン含量20重量%のスチレン−ブタジエンブロック共
重合体)などの市販品が用いられる。
ホントメルト接着剤に用いる粘着付与樹脂は、特に限定
されず、従来、粘着付与樹脂としてホットメルト接着剤
等に使用されているものが挙げられる。たとえば、ロジ
ン、ロジン誘導体、ポリテルペン樹脂、ポリテルペン樹
脂誘導体、脂肪族系炭化水素樹脂、この樹脂の水添物、
脂環族系炭化水素樹脂、この樹脂の水添物、芳香族系炭
化水素樹脂、この樹脂の水添物などが、それぞれ単独で
または2つ以上合わせて用いられる。なお、粘着付与樹
脂としては、軟化温度(s、p、)が80〜150℃程
度のものが好ましい。軟化温度がこの範囲を下回ると、
耐熱性、特に保持力が低下することがあり、この範囲を
上回ると、ホットメルト接着剤が硬くなり、風合が悪く
なったり、熔融粘度が高くなりすぎたりすることがある
ホットメルト接着剤に用いる軟化剤も、特に限定されず
、従来、軟化剤としてホソトメルI・接着剤等に使用さ
れているものが挙げられる。たとえば、ナフテン系プロ
セスオイル、パラフィン系プロセスオイル、動植物油お
よびその誘導体、ポリオレフィン系低分子量ポリマーな
どが、それぞれ単独でまたは2つ以上合わせて用いられ
る。
この発明で用いるホントメルト接着剤は、そのブロッキ
ング性、セントタイムを改善するため、必要に応してワ
ックスを含む。ワックスも、特に限定されず、従来、ワ
ックスとしてホットメルト接着剤等に使用されているも
のが使用される。たとえば、パラフィンワックス、マイ
クロクリスタリンワックス、フィンシャートロピシュワ
ノクスなどが、それぞれ単独でまたは2つ以上合わせて
用いられる。
この発明で用いるホットメルト接着剤は、この発明の目
的達成を妨げない限り、上記成分以外のものも含んでい
てもよい。たとえば、接着剤の老化を防止する老化防止
剤、その他の安定剤などが添加される。老化防止剤も、
特に限定されず、たとえば、フェノール系酸化防止剤、
リン系酸化防止剤など従来ホットメルト接着剤等に使用
されているものが、それぞれ単独でまたは2つ以上合わ
せて用いられる。
スチレンーブタジエンブロノク共重合体の配合割合は、
接着剤全体の15〜40重量%とする必要がある。この
範囲を上回ると、熔融粘度が高く、塗布が難しくなり、
この範囲を下回ると、充分な凝集力が得られない。
粘着付与樹脂の配合割合は、接着剤全体の35〜70重
量%とする必要がある。この範囲を上回ると、硬くて脆
くなり、この範囲を下回ると、充分な接着性が得られな
い。
軟化剤の配合割合は、接着剤全体の5〜30重量%とす
る必要がある。この範囲を上回ると、凝集力が低く、保
持力が弱くなり、この範囲を下回ると、硬く風合が悪く
なる。
ワックスを添加する場合には、その配合割合は、接着剤
全体の20重量%以下とすることが好ましい。この範囲
を上回ると、著しく接着性が低下するおそれがある。
老化防止剤を添加する場合には、その配合割合は、接着
剤全体の0.01〜2重量%とすることが好ましい。
その他のものを添加する場合には、この発明の目的を達
成するのを妨げない範囲で用いることが好ましい。
ホットメルト接着剤は、上記成分を含む組成物を均一な
混合物になるように混合して作られる。
この混合は、たとえば、組成物を温度120〜160℃
程度で熔融状態で混合したり、混練したりして行われる
以下に、より具体的な実施例を比較例とともに示すが、
この発明は下記実施例に限定されない。
(実施例1) ベースポリマーとしてスチレン−ブタジエンブロック共
重合体(旭化成工業株式会社のスーパータンクTP−0
42:スチレン含量20重量%)を30重量部、粘着付
与樹脂として脂肪族系炭化水素樹脂(エクソン化学a1
製エスコレソツ5300、軟化点100℃)を55重量
部、軟化剤としてナフテン系オイル(シェル化学■製シ
ェルフレックス371N)を15重量部、老化防止剤と
してヒンダードフェノール(チバガイギー製イルガノッ
クス1010)を1重量部、含む組成物を温度150℃
の溶融状態でよく混合してホットメルト接着剤を得た。
このポットメルト接着剤を用いて、第1図に示す装置で
上記の方法に準して、つぎのようにして紙おむつを製造
した。
2つのロール1.31から別々にティッシュ−2,32
を連続的に供給し、吸水材3を2つのティ、シュー2.
32間に挟んだ。片方のティッシュ−2の上にポリエチ
レンフィルム20を大きくはみ出ずようにホントメルト
接着剤42で貼り合わせ、吸水材3の両側に伸縮部を形
成するようにウレタン弾性糸をホットメルト接着剤22
で貼り合わせた。もう片方のティッシュ−32の上に不
織布4を大きくはみ出すようにホントメルト接着剤42
で貼り合わせるとともに、ポリエチレンフィルム20と
不織布4をホットメルト接着剤42で吸水材3を囲むよ
うにして貼り合わせた。ポリエチレンフィルム20と不
織布4とで、ティッシュ−2−吸水材3−ティッシュ−
32のサンドインチ体を挟みこんだものが得られ、各サ
ントイ・ノチ体の間(第2図に一点鎖線A、Bで示す)
を裁断するとともに、各サンドインチ体の両側部を4形
(第2図に一点鎖線Fで示す)に裁断し、紙おむつを得
た。
(実施例2) ベースポリマーとしてスチレンーブタジエンブロソク共
重合体く旭化成工業株式会社のスーパータンク”r”p
−o42:スチレン含量20重量%)を35重量部、粘
着付与樹脂として脂肪族系炭化水素樹脂(荒用化学@製
アルコンM−100、軟化点100℃)を45重量部、
軟化剤としてナフテン系オイル(シェル化学■製シェル
フレックス371N)を10重量部、ワックスとしてパ
ラフィンワックス(日本楕蝋■製パラフィンワックス1
40、融点61’C)を10重量部、老化防止剤として
ヒンダードフェノール(チバガイギー製イルガノックス
1010)を1重量部、含む組成物を温度150°Cの
熔融状態でよく混合して・ホットメルト接着剤を得た。
このホントメルト接着剤を用いて、実施例1と同様にし
て紙おむつを製造した。
(比較例1) ベースポリマーとしてスチレン−イソプレンブロック共
重合体(シェル化学■製クレイトンTR1107)を3
0重量部、粘着付与樹脂として脂肪族系炭化水素樹脂(
エクソン化学■製エスコレソッ5300、軟化点100
℃)を54重量部、軟化剤としてナフテン系オイルを1
5重量部、老化防止剤としてヒンダードフェノール(チ
バガイギー製イルガノックス1010)を1重量部、含
む組成物を温度150°Cの溶融状態でよく混合してホ
ットメルト接着剤を得た。このホットメルト接着剤を用
いて、実施例1と同様にして紙おむつを製造した。
(比較例2) ベースポリマーとしてスチレンーブタジエンブロソク共
重合体(ファイアストン製ステレオン840A、スチレ
ン含量43重量%)を20重量部、粘着付与樹脂として
変性テルペン系樹脂(アリシナ化学(暑1製シナタック
105ライト、軟化点100°C)を60重量部、軟化
剤としてナフテン系プロセスオイル(シェル化学@製シ
ェルフレックス371N)を20重量部、老化防止剤と
してヒンダードフェノール(チバガイギー製イルガノッ
クス1010)を1重量部、含む組成物を温度150℃
の熔融状態でよく混合してホットメルト接着剤を得た。
このホントメルト接着剤を用いて、実施例1と同様にし
て紙おむつを製造した。
各ホントメルト接着剤の接着力、クリープ特性、および
、加熱安定性を下記のようにしてそれぞれ調べ、結果を
第1表に示した。
接着力は、第1図に示す装置(機械)を用いて作製した
紙おむつ(塗布量0.05g/m・ビード、塗布温度1
30°C)をMD方向(装置の走行方向)に幅3Qmm
、長さ100mm(ビード3本)に切り取り、その剥離
強度を島原製オートグラフによってRT(室温)で測定
して調べた。引張スピードは、100a畷/分とした。
クリープ特性は、第1図に示す装置(機械)を用いて作
製した紙おむつ(塗布厚み15μ■、塗布温度150℃
でウレタン弾性糸の延伸率2倍で貼り合わせている。)
のギヤザ一部を切り取り、完全に伸ばした状態で固定し
、40℃、10時間後のウレタン弾性糸の剥がれた(戻
った)距離を測定し、次式により計算した。
ここで、Lは伸ばした全長、Sは延伸倍率、Δlは剥が
れた距離である。
加熱安定性は、ホットメルト接着剤的200gをガラス
製ビーカーに入れ、アルミ箔で蓋をし、180℃の恒温
槽に放置し、所定の時間ごとに、皮張り、色調変化を観
察し、粘度を測定した。そして、粘度変化率を下記の式
より求めた。
第1表にみるように、実施例1. 2の紙おむつは、用
いたホットメルト接着剤の接着力、クリープ特性および
加熱安定性が良好であった。このため、1種類のホット
メルト接着剤で透水性素材、不透水性素材、吸水材およ
び伸縮性素材の貼り合わせを行うことができた。比較例
1.2の紙おむつは、用いたホットメルト接着剤の接着
力、クリープ特性、加熱安定性が悪かった。このため、
伸縮性素材が剥がれやすく、別のホットメルト接着剤を
使う必要があった。
〔発明の効果〕
この発明の紙おむつの製法は、少なくとも伸縮性素材の
貼り合わせをある特定のホットメルト接着剤で行うよう
にしているので、接着剤の物性劣化を防ぎ、しかも、使
用する接着剤の種類を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の紙おむつの製法を実施する装置の1
例を表す概略図、第2図は製造途中の紙おむつt3つの
段階で示す説明図、第3図(alはそのC−C断面の一
部分図、第3図(b)はそのD−D断面の一部分図、第
3図(C1はそのE−E断面の一部分図である。 2.32・・・透水性素材たるティッシュ−3・・・吸
水材 4・・・透水性素材たる不織布 9・・・伸縮性
素材 20・・・不透水性素材たるポリエチレンフィル
ム 22・・・ホットメルト接着剤 42・・・ホット
メルト接着剤 代理人 弁理士  松 本 武 彦 2、発明の名称 紙おむ・つの製法 3、補正をする者 事件との関係 住   所 名   称 代表者 4、代理人 手続補正書(帥 昭和63年 7月160 6、補正の対象 明細書 7、 補正の内容 12+  明細7第16頁第8行に「荒用化学■Jとあ
るを、「荒用化学工業(掬Jと訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 透水性素材、不透水性素材、吸水材および伸縮性素
    材の貼り合わせにより紙おむつを製造するにあたり、前
    記貼り合わせのうち、少なくとも伸縮性素材の貼り合わ
    せを、スチレン含量35重量%未満のスチレン−ブタジ
    エンブロック共重合体を接着剤全体の15〜40重量%
    、粘着付与樹脂を接着剤全体の35〜70重量%、軟化
    剤を接着剤全体の5〜30重量%、および、ワックスを
    接着剤全体の0〜20重量%の各割合で含むホットメル
    ト接着剤で行うことを特徴とする紙おむつの製法。
JP63159834A 1988-06-27 1988-06-27 紙おむつの製法 Expired - Lifetime JPH0649048B2 (ja)

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