JPH027849B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH027849B2
JPH027849B2 JP56110753A JP11075381A JPH027849B2 JP H027849 B2 JPH027849 B2 JP H027849B2 JP 56110753 A JP56110753 A JP 56110753A JP 11075381 A JP11075381 A JP 11075381A JP H027849 B2 JPH027849 B2 JP H027849B2
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JP
Japan
Prior art keywords
ash
fly ash
clinker
water
transporting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP56110753A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5817014A (ja
Inventor
Fujio Nishioka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP11075381A priority Critical patent/JPS5817014A/ja
Publication of JPS5817014A publication Critical patent/JPS5817014A/ja
Publication of JPH027849B2 publication Critical patent/JPH027849B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B5/00Making pig-iron in the blast furnace
    • C21B5/001Injecting additional fuel or reducing agents
    • C21B5/003Injection of pulverulent coal
    • C21B5/004Injection of slurries

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は石炭灰の輸送方法に係り、特に石炭
灰に水を加えてスラリーとして輸送する方法に関
する。
最近の燃料事情の変化に伴い重油等の石油系燃
料に代つて石炭が見直されており、事業所用大型
ボイラを始めとする各種燃焼装置において石炭燃
焼が採用されている。しかし一方において石炭燃
焼に伴う新たな問題も発生しておりその解決が強
く要望されている。このうち特に石炭燃焼により
生じる灰分の処理は大きな問題となつている。一
般に石炭の灰分は3〜30%であり、多いものでは
40%を越えるものもあり重油の含有する灰分の数
十から数百倍に達し、石炭燃焼に当つてはきわめ
て多量の灰が発生することになる。事業所用大型
ボイラでこの灰分の捕集状態を考えてみると、そ
のうちの一つはボイラ火炉内で溶融し炉壁に付着
し、この壁をつたわり流下し炉底に形成したホツ
パ内の水等により急激に冷却され、かつこの冷却
の過程で自壊して数十ミリから百数十ミリの小塊
となつたクリンカ灰として捕集したものである。
クリンカ灰の含有成分としてはSiO2、Al2O3
Fe2O3、MgO等である。一方ボイラ内の燃焼ガ
スと共にミクロン単位の非常に小径な粒子が飛散
し、この小径粒子すなわちフライアツシユは電気
集塵装置等の集塵装置により捕集される。(通常
EP灰と称す。) 以上の灰分のうちクリンカ灰は所内に野積みに
され、必要に応じてトラツク等の輸送手段で所定
の場所に運ばれ、埋立て、道路の舗装材料等に使
用されて適宜処理されている。同様にフライアツ
シユもセメント用原料、埋立等に輸送されて処理
されるが、フライアツシユの場合は容易に飛散し
てしまうため輸送中に環境を汚染する虞れが高く
適切な輸送手段による必要がある。また従来はク
リンカ灰とフライアツシユとは別々に輸送されて
いたためこの輸送に要する費用も無視できない額
にのぼつている。
この発明の目的は上述した問題点を除去し、ク
リンカ灰とフライアツシユを同時に効率良く比較
的離れた個所に輸送でき輸送の経済性を高めると
共に輸送による環境汚染も生じない方法を提供す
ることにある。
石炭燃焼装置で発生するクリンカ灰とフライア
ツシユを輸送するにあたり、破砕整粒したクリン
カ灰と、電気集塵装置等で捕集したフライアツシ
ユと、フライアツシユ重量の約20〜50%の水とを
混合機に供給して混練し、この混練物を水流輸送
する輸送管に供給し、水流により所定の場所に輸
送する石炭灰の輸送方法であることを特徴とす
る。
以下この発明の実施例を面により説明する。
先ず発明者等はこの発明を構成するに当つて
種々の実験を行なつた。この結果、クリンカ灰は
粒径が25mm以上となると移動自体が困難となりト
ラツク等の輸送手段によらざるを得ない。フライ
アツシユと水との混合比率を変えてフライアツシ
ユのみのスラリーの流動実験を行つたところ、フ
ライアツシユに対する水の混合比率を徐々に増加
させるとスラリーの流動性は高くなつたが、フラ
イアツシユの重量の約50%以上の水を加えること
はその後の脱水の問題や無駄な動力を食うという
問題がある。またフライアツシユ重量の約20%を
越える水を加えると流動化は大幅に向上し油の状
態に近い粘質のものとなり固形粒子の管路輸送に
適することが判つた。なお加える水分の範囲はフ
ライアツシユ重量の約20〜50%とすることが好ま
しい。
次にフライアツシユスラリーと前記粒径のクリ
ンカ灰とを混合して、クリンカ灰、フライアツシ
ユ、水から成るスラリーの流動状態を観察したと
ころクリンカ灰90〜70重量%と、フライアツシユ
約10〜30重量%および前述した理由により水分は
フライアツシユ重量の約20〜50%としたものが管
路による固形粒子運搬に条件として好適であるこ
とが確認できた。これは第1図に示した様に各ク
リンカ灰1の隙間にフライアツシユ2が入りこ
み、このフライアツシユスラリーが各クリンカ灰
相互の直接的な接触を阻害し、かつ管壁と粒子の
擦過を防止し全体の流れを円滑にするためと考え
られる。特にフライアツシユは微小の石炭粒子が
排ガス中を飛散する間に未燃溶融成分が表面張力
により球形に成形されているためきわめて流動化
が良好であり、フライアツシユスラリーはいわゆ
るCOM(Coal Oil Mixture)の油に相当する働
きをし、不定形に破砕された粒子状クリンカ灰の
搬送に好適なものとなる。
第2図はこの発明に係る方法を具体的に実施す
る装置の系統を示す。
図においてバンカ3内のクリンカ灰1はベルト
コンベヤ13により破砕機4に送られ所定の粒径
に破砕される。破砕されたクリンカ灰1は選別機
5において所定の粒径、例えば25mm以下のものに
選別され、これ以上の粒径のものは再度破砕機に
送られ再破砕される。また所定の粒径以下に破砕
整粒されたクリンカ灰は計量器8に送られる。
一方アツシユビン6内のフライアツシユ2は管
路7を経て計量器9に送られ、前記クリンカ灰1
と共に所定の比率となるよう計量される。この比
率は前述の如くクリンカ灰約90〜70重量%に対し
てフライアツシユ10〜30重量%とする。この様に
計量されたクリンカ灰1およびフライアツシユ2
は混合機10に供給され、フライアツシユ2の重
量の約20〜50%の水W1を供給して混合しスラリ
ーを形成する。十分に混合されたスラリーは輸送
管11に供給されるが、この場合混合機10に対
して加圧空気PAを供給してスラリーの排出を良
好にする様にしてもよい。本願発明の実施に際し
ては、第2図に示す如く輸送管11に至つたスラ
リーはポンプ12により加圧された水W2により
所定の場所まで輸送する。この発明によるスラリ
ーの管路輸送によればフライアツシユ2が一種の
潤滑剤として作用するため輸送は円滑に行なえ、
かつ輸送管の管壁に損傷を与える虞れも殆んどな
い。
この発明を実施することによりクリンカ灰とス
ラリーとを同時に、しかも無公害で輸送でき輸送
に必要な経費も大幅に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクリンカ灰とフライアツシユから成る
スラリーの拡大図、第2図はこの発明に係る方法
を実施する装置の系統図である。 1……クリンカ灰、2……フライアツシユ、
8,9……計量器、10……混合機、11……輸
送管、W1……水。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 石炭燃焼装置で発生するクリンカ灰とフライ
    アツシユを輸送するにあたり、破砕整粒したクリ
    ンカ灰と、電気集塵装置等で捕集したフライアツ
    シユと、フライアツシユ重量の約20〜50%の水と
    を混合機に供給して混練し、この混練物を水流輸
    送する輸送管に供給し、水流により所定の場所に
    輸送することを特徴とする石炭灰の輸送方法。
JP11075381A 1981-07-17 1981-07-17 石炭灰の輸送方法 Granted JPS5817014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11075381A JPS5817014A (ja) 1981-07-17 1981-07-17 石炭灰の輸送方法

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JP11075381A JPS5817014A (ja) 1981-07-17 1981-07-17 石炭灰の輸送方法

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Publication Number Publication Date
JPS5817014A JPS5817014A (ja) 1983-02-01
JPH027849B2 true JPH027849B2 (ja) 1990-02-21

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ID=14543683

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JP11075381A Granted JPS5817014A (ja) 1981-07-17 1981-07-17 石炭灰の輸送方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05139262A (ja) * 1991-11-21 1993-06-08 Daifuku Co Ltd 洗車機

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JPS5817014A (ja) 1983-02-01

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