JPH0278390A - テレビジョン信号の記録再生処理装置 - Google Patents

テレビジョン信号の記録再生処理装置

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JPH0278390A
JPH0278390A JP63228616A JP22861688A JPH0278390A JP H0278390 A JPH0278390 A JP H0278390A JP 63228616 A JP63228616 A JP 63228616A JP 22861688 A JP22861688 A JP 22861688A JP H0278390 A JPH0278390 A JP H0278390A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、搬送色信号低域変換記録方式のビデオテープ
レコーダなどの記録再生処理回路に関する。
〔従来の技術」 N T S C方式複合映像信号を記録、再生する現行
の家庭用ビデオテープレコーダ(v’rtc)では、搬
送色信号低域変換記録方式が採用されている。
これは、輝度(Y)信号のおよそ3〜.aMl(zの高
域に周波数多重されている搬送色(C)信号を分離し、
1M142以下の低域に周波数!換する。また、輝度信
号は2〜3MHz程度に帯域制限され周波数変調(FM
)信号に変換され、前dピ低域変換搬送色信号と多重さ
れ記録媒体である磁気テープ上に記録されろ。
再生時には、周波数多重されたFMS調輝度信号と低域
変換搬送色信号とを高域通過フィルタ(HPF)および
低域通過フィルタ(LPF)ICで分離り、FM変調輝
度信号はFM復調される。低域変換搬送色信号は、色副
搬送波周波数が元の周波数に逆変換し、再び輝度信号の
高域に周波数多重され元のテレビジョン信号の形に戻し
ている。
この搬送色信号低域変換記録方式において、近年メタル
テープなどの記録媒体を用いることにより、輝度信号の
FMキャリア信号を従来より約2M Hz程度まで高域
にもってくることが可能となり、輝度信号の高解像化を
図る家庭用広帯域記録v′r几が実現可能となってきた
なお、この種の装置に関するものとして、テレビ技術、
1986年12月号、第19負から第23頁記載のもの
や、テレビ技術、1987年3月号第19頁から第24
頁記載のものなどが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記家庭用広帯域記録V’l’Rでは、輝度信号にもれ
込む色信号成分の影響による妨害が発生し、再生画像の
画質を劣化させる問題があった。
VTH−の記録処理において、複合映像信号を輝度信号
と色信号に分離する際、LPFと帯域通過フィルタ(B
PF)を用いろ場合と、ライン間で色副搬送波の極性が
反転することと画像に垂直相関性があることを利用した
IH(Hは水平走査周期を示す)遅延!!を使ったくし
形フィルタが用いられる場合がある。
しかし、LPFで輝度信号を得る場合には色信号のもれ
込みによる妨害を軽減するため通過帯域を広くすること
ができない。また、前記くし形フィルタでは、垂直相関
の大きい部分では、色信号のもれ込みを除去でき広帯域
な輝度信号を分離、抽出することが可能であるが、垂直
相関の小さい部分ではY/C分離がうまく行なわれず輝
度信号に色信号がもれ込む問題がある。
従来の家庭用VTRでは輝度信号の記録再生できる帯域
が2〜!IMH2程度であるので、輝度信号93MHz
程度のLPFで分離することで充分であった。また、前
記くし形フィルタを用いた場合でも分離が不完全であっ
ても記録・再生帯域が狭帯域なため色信号のもれ込み取
分は少rx<−妨害程度も小さかった。
しかし、前記広帯域記録V′v凡ては、輝度信号の帯域
を4MHz程度にまで伸ばすことが可能になり、輝度信
号に混入した色信号取分は輝度信号と同じ処理が施され
て記録再生される。このため妨害が顕著となり大きな画
質劣化を招く。
本発明の目的は、輝度信号を広帯域に記録再生可能な家
庭用VTRにおいて水平解像度を低下させることなく再
生画像の画質劣化を改菩することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、少なくともフレーム間の相関をもとに輝度
信号と色信号を分離する第1の分離回路と、ライン間の
相関をもとに輝度信号と色信号を分離する第2の分離回
路と、前記第1、第2の分離回路の各々の出力を入力と
し混合する混合器と画像の静止領域と動領域とを判別し
、前記混合器の混合比を制御する動き検出器とを備えた
Y/C分離回路と、前記Y/C分離回路から得られる輝
度信号と色信号とを記録再生する手段と、輝度信号と色
信号とを各々独立した経路でVTR外部の装置との接続
を行なうためのY/Cコンポーネント入出力端子を設け
、前記Y/Cコンポーネント出力端子から再生信号を供
給するとともに、例えばダビング時にはVTRのY/C
コンポーネントffl力?:VT)Lのコンポーネント
の入力に導くことによジ達成される。
〔作用〕 N T’ 8 C1式では、輝度信号と色信号が周波数
インターリーブの関係になるように色副搬送波周波数f
sc (−約5.58MHz)  と水平走査周波11
fH(=約15.734KHz)(0間に、fsc−、
Σ−−fH・・・・・・・・べ11の関係が、fHと垂
直走査周波数fv (−約5994Hz)との闇に fH=]二fv・・・・・・(21 なろ関係が定められている。
これによると、1フレ一ム期間または1ライン朗間離れ
た画素間で色副搬送波の位相が逆相、輝度信号の位相が
同相となる。
前記Y/C分離回路を構成する第1の分離回路は、この
関係を利用して、フレーム間の和から輝度信号ケ、フレ
ーム間の差から色信号を得ることができる。これは静止
画については空間的に同一画素で、時間的に画素が変化
しないので、解像度の低下なく輝度信号と色信号との間
のクロストーク成分を完全に除去することができる。
°また、第2の分離回路も上記関係ケ利用し、ライン間
の和から輝度信号を、ライン間の差から色信号を得るこ
とができ、水平解像度の低下なく分離することができる
前記動き検出器は、フレーム間の差を求め、この差信号
の大きさから画像の動きを検出し、差信神レベルが小さ
い時(静止画)前記第1の分離回路の出力の混合比ケ大
きく、差信号レベルが大きい時(動画)前記第2の分離
回路の出力の混合比ケ大きくするように混合器を制菌す
る。
これにより、前記Y/C分離回路からは、静止画部分に
ついては前記第1の分離回路を用いて得られろ輝度信号
と色信号が、動画部分については著2の分離回路を用い
て得られる輝度信号と色信号が出力され、色信号は搬送
波低域変換、輝度信号はF”M変調の処理等が施さ机テ
ープ上に記録される。
再生時には、搬送波逆変換、FM復調等のqrL4理等
により、輝度信号と色信号を得、前記Y/Cコンポーネ
ント出力端子より記録時に時空間処理にて分離された再
生信号をそのまま外部へ供給する。
上記によれば、画像を静止領域と動領域に分け、分離回
路の最適化が図れ、水平解像度の低下なしに輝度信号と
色信号との間の相互妨害を大偏に改善で!8ろ。また、
受像機等のv’rr−を外部との接続を輝度信号と色信
号とを再び周波数多宣し、1つの経路で行なわずに、各
々を独立した経路で行なうので、輝度信号と色信号間の
クロストーク妨害が発生することがない。
また、ダビング時に上記のごとく再生信号を輝度信号と
色信号とを分離したまま他のVTRのY/Cコンポーネ
ント入力端子に導き、輝度信号と色信号?:複合映像信
号に変換することなくダビングすることにより、ダビン
グ時の画質向上を図ることができる。
〔実施例〕 以下、本発明の一実廁例ン第1図7用いて説明する。
1はNTSC複合映像信号の入力端子、2は輝度信号入
力端子、3は色信号入力端子、4は8g10制御信号C
NT1の入力端子、5は第2の制御信号CNT2O入力
端子、6、?、2M、 21.26はスイッチ回路、7
.8はアナログ−ディジタル(Al1) )変換器、1
0.21は遅延回路、11はフレームメモリ、12はラ
インメモリ、13.14.2oは減算器、15は混合器
、16はHP li”%17はAeC(Automat
ic Co1or Control)回路、1B、22
はディジタル−アナログ(D/A )変換器、25は記
録処理回路、27はヘッド、28は磁気テープ、29は
再生処理回路、30は搬送色信号出方端子、31は輝度
信号、30.31は出力端子、32は動き検出器、19
.61.62はゲート回路である。
まず、NT8C複合映像信号ケ記録する場合について説
明する。
入力端子4から入力する8g1の制御信号CNT 1は
、本装置を利用する利用者の要求に応じて、記録か再生
かの状態を示す°H°、・L” の2値信号であり、ス
イッチ回路6.9.26とゲート回路19.61.62
へ供給される。この第1の制御信号CNT1が記録の状
態を示す信号レベル(例えば“Loにあろ場合、スイッ
チ回路6は、入力端子1より入力するNTSC複合、映
像信号を選択しA/D変換器7へ供給し、スイッチ回路
9はA/D変換器7から出力されるディジタル化された
複合映像信号を選択する。また、ゲート回路19はBP
F16の出力をそのまま通過させろ。スイッチ回路26
は記録処理回路25から出力される信号をヘッド27へ
供給し、ゲート回路61は動き検出器32から出力され
ろ係数信号4をそのまま通過させ、ゲート回路62は第
2の制@信号CNT 2をそのまま通過させる。
よって、A/D9換器7の出力は、動き検出器32、フ
レームメモリ11、減算器13.14、ラインメモリ1
2に与えられるとともに、第2のスイッチ回路9と遅延
回路10ケ介して減算器20にも供給される。
フレームメモリ11は、1フレ一ム分の画素を記憶する
メモリ容量を持ち、例えば同一番地のメモリに対して1
フレ一ム周期で読み出すとともに現在入力される画素デ
ータな誓き込むことで1フレーム遅延した信号を得、第
1の減算器13へ与える。減算器13では、1フレ一ム
期間離れた画素間の減算が行なわれるので、入力するデ
ィジタル化複合映像信号中の輝度信号成分が除去された
搬送色信号CFがその出力に得られろ。
ラインメモリ12は、1ライン分の画素を記憶するメモ
リ容t ?もち、同一番地に対して1ライン周期で読み
出すとともに現在人力されろ画素データケ書き込むこと
で1ライン遅延した信号を得。
減算器14へ与えろ。したがって、減算器14では、1
ライン期間離れた画素間の減1!により輝度信書成分の
除去された搬送色信号CLヲその出力に得ろことができ
る。この減算器15の出力CFと減算器14の出力CL
は、混合器15の入力に与えられ、動き検出器62より
ゲート回路61を介して与えられろ係数倍4+イ(0≧
l≧1)により例えば・CL+(1−濾)CF    
   ・・・・・・(51の演算により混合される。
動き検出532は、動きを検出し係数信号l?発生する
ものであり、これは空間的に同一で時間的に異なる画素
間のレベル差が大きい場合に動画、小さい場合に静止画
と判定できるので、少なくとも動き検出器32に入力す
るフレームメモリ11の入出力信号間の差を求める手段
をもつことによジ実現できろ。
混合器15の出力は、搬送色信号が重畳されている帯域
例えばfsc±0.5MI(z f通過帯域とするBP
F16によって帯域制限され、ACC回路17、減算器
20の一方の入力に与えられる。この減算器20のもう
一方の入力には、遅延回路1oによって、BPF’16
の出力との遅延時間差が補正されたディジタル化複合映
像信号が与えられている。
よって、その出力には、前記映像信号中の搬送色信号成
分が除去され輝度信号成分のみが得られる。
ACC回路17は、BPF16より得られる搬送色信号
中のカラーバーストレベルが一定振幅になるように制御
する。これにより色信号の記録信号レベルの安定化が図
れる。
以上の処理によって得られた輝度信号と搬送色信号は、
I) / A i換器18.22によってアナログ信号
に変換される。スイッチ回路23は、−万の入力がD/
Ai換器18の出力と接続され、他方の入力は入力端子
3と接続され、その出力はiピ録処理回路25と出力端
子30に接続される。スイッチ回路24は、−万の入力
が1)/Af換器22の崩力に4&続され、他方は入力
端子2と接続され、その出力は記録処理回路25と出力
端子31に接続されている。この入力端子2,3は、例
えばダビング時に本装置外部から入力される輝度信号Y
Oと搬送色信号COを前記スイッチ回路23.24へ供
給するものであり、制御信号CNT 2は不装置を利用
する利用者の要求に応じてこのスイッチ回路25.24
を制aL記録処理回路25、出力端子30.31へ供給
する信号の選択を行なう。
記録処理回路25は、制御信号CNT 2で選択された
輝度信号、搬送色信号を入力として、搬送色信号につい
ては搬送波低域変換などの処理を、輝度信号については
プリエンファシス、F M K iA fxどの処理を
行ない、両者を周波数多重しヘッド27よジ磁気テープ
28上に信号を記録するための処理ケ行なう。
また、出力端子30.31は、本装置外部へ輝度信号と
搬送色信号とを別々出力する端子であり、利用者はこの
抱子を受像機等に接続することによV記録信号をモニタ
することができる。
次に再生処理について説明する。記録した磁気テープを
再生する場合、前記第1の制御信置CNT1は再生状態
を示す信号レベル(例えば°H−)に切り換わる。これ
によって、スイッチ回路26はヘッド27が磁気テープ
28上から再生されたM骨を再生処理回路29へ供給す
る。また、スイッチ回路6は再生処理回路29より供給
されろ再生搬送色信号CpBを選択し1スイッチ回路9
は再生処理回路29より供給されろ再生輝度信号YPB
ケA/Df換器8でディジタル化しだディジタル化琳生
輝度信号を選択する。ゲート回路19はBPF16の出
カケし中断し、ゲート回路61は動き検出器32の出カ
ケし中断しそのm力値を動画状態の値固冗し、ゲート回
路62は第2の制@慣号eNT2ヶしゃ断しスイッチ回
路23.24が各々D/Af換器18.22の出力?選
択する。
なお、このゲート回路19.61.62は、論理和回路
または論理積回路ケ用いることによって実現でき、例え
ばゲート回路19の場合には論理積回路をBPF16よ
り出力されるディジタル信号のワード線の数だけ用意り
、/i&r々の論理積回路の一方の入力に各ワード#を
接げし、全ての論理回路の他方の入力に@1の制御信号
C:N’r1の反転信号(再生時”H“という条件の場
合)を接続することにより、再生時には全ての論理積回
路の他方人力が°L°となり、ワード線の論理に関係な
く出カケゼロにすることができろ。また、他のゲート回
路61.62VCついても同様な考え万で実現できろこ
とは自明である。
再生処理回路29は、磁気テープ上より読与取った再生
傷岩ケHPFと1.PFにてF M変調輝度信号と搬送
波低域変換色信号とに分離し、前記F’M変調輝度信号
についてはF M復調、デイエンファシス等の処理を行
ない、前記搬送波低域変換色信号については逆変換等の
処理を行なって、再生輝度18号ypa、再生搬送色信
号CP)1を出力するものである。
再生搬送色信号CPBは、A/1)変換器7でディジタ
ル化され動き検出器32、フレームメモリ11、減算器
13.14、ラインメモリ12へ与えられる。
フレームメモリ11、減算器13,14、ラインメモリ
12から成るフィルタは、記録時と同様な動作2行なう
。この場合、混合器15のttl力には減′1(器14
から出力には1′フィン期間離れた画素間の減算結果が
得られ、再生時の隣接トラックからのクロストーク成分
が除去される。混合器15からの出力はBPF16に介
しACC17へ与えられ5再宇信号レベルの変動による
色飽和度の変化を引起さないように再生搬送色信号条幅
を制御する。
このAC?C回路17の出力は、D/At’換器18で
アナログ信号に変換され出力端子50より装置外部へと
導かれる。
マタ、再生n K M 号Yp a ’tZ、A/DK
換ms でディジタル化され、スイッチ回路9、遅延回
路10を介して減算器20の一方の入力に与えられろ。
減算器20の他方の入力は先に述べたように再生111
Kはゼロとなっており出力にはディジタル化再生輝度信
号がそのまま出力され、遅延回路21を介して、4生搬
送色信号との遅延時間差ケ補慣しD 、/ A f換器
22でアナログ信号にf換し、出力端子31より装置η
外部へと導かれる。
本実施例によれば画像な動領域と静止領域に分は各々の
領域でのY / C分離の最適化を実現でき、水平解像
度の低下なしに画質の大幅な改善が図れる。再生信号を
輝度信号と搬送色信号とに分は別々に出力するY/Cコ
ンポーネント出力端子を設けたので従来のように時間軸
変動の影響によってY/C闇に周波数インターリーブの
関係が満足できない場合に生じろl1kl質劣化が抑圧
されろ。
さらに、上記のようにスイッチ回路6.9とゲート回路
19,61F!−設けることにより、記録、再生処理に
おいてディジタル信号処理の共用化が図れ、回路規模、
コストの低減が図れる。また、スイッチ回路23.24
を設けたことによりダビング画質の向上が図れる。
次に本発明の第2の実施例を第2図を用いて説明する。
36はBPF、sa、55.36.37.45はスイッ
チ回路、38.47はA/L)便M器、39.56は遅
は[!回路、40.50はラインメモリ、第1.49は
フレームメモリ、42.43は加算器、44.53は混
合2葺、46.54はD / A K*6 、48は八
〇C回路、51.52は減算器、55は動き検出器であ
り、その他は先の実施例と同様である。
入力端子1より人力するNTSe複合映1象信号は。
スイッチ回路34の一方の入力とBPF’35の入力に
与えられる。BPPM3)j、搬送色信号が1J畳され
る例えばfsc±0.5八□I Hz ’%jiffl
過帯域とするもので、その出力には輝度信号成分を含ん
だ搬送色信書が得られ、スイッチ回fr 55の一方の
入力に与えられる。また、前記スイッチ回路34の他方
の入力には入力端子2から入力する輝度@号yoが、前
記スイッチ回路35の他方の入力には入力4子3から人
力する搬送色信号が与えられる。このスイッチ回路34
.65は、入力部子5より入力する第2の制御信号CN
’r2によって制御され出力する信号を選択し、スイッ
チ回路3Aの出力はスイッチ回路36の一方の入力と、
スイッチ回路35の出力はスイッチ回路37の一方の入
力と接続される。
また、スイッチ回路36の他方の入力には、爵生処理回
路29より供給される再生輝度信号Ype6\スイツ−
1−回路37の他方の入力には再生処理回路29よジ供
給される再生搬送色信号CPBが与えられ、各々入力端
子4より入力する第1の制御信号CNT1により制御さ
れ出力する信号の選択が行なわれ、スイッチ回路36の
出力はA/Df換器38の入力に、スイッチ回路37の
出力はA/Dv換器47の入力に接続される。よって、
第1の制御信号CNT1で記録モードを、第2の制御信
号CNT 2でNTSC複号映複信映像信号入力した場
合、A/Df換器38は、前記NTSC複号映複信映倫
信号D変換547は前記NT8C複合映像信号中の搬送
色信号をディジタル化する。
以下のこの状態における動作について説明する。
なお、この場合第1の制御信号CNT’1によって、ゲ
ート回路61は動き検出器55の出力馨そのまま通過し
、スイッチ回路45は混合器44の出力なり/A′に換
器46へ導く。
A/L)変換器38より出力されるディジタル化複合映
像信号は、遅延回路39によりA/D変換器47よジ出
力されるディジタル化搬送色信号がACC回路48を通
過する遅延時間を補償され、動き検出器55.フレーム
メモリ第1.ラインメモリ40.遅延回路56、加算器
42.43、各々の一方の入力へ与えられる。フレーム
メモリ第1は先の実施例と同様に動作し、1フレ一ム期
間入力信号を遅延して加算器43の他方の入力に与えろ
。よって、加算器43の出力では、フレーム間処理によ
り色信号取分が除去され、輝度信号取分のみの信号YF
ヲ得ることができろ。ラインメモリ40も先の実施例と
同様に動作し、入力信号を1ライン期間遅延して加算器
42の他方の入力に与えられる。よって、加算器42で
はライン間処理による色信号成分の除去が行なえ、その
出力に輝度信号YLを得ることができる。この加算器A
2の出力YLと加算器43の出力YFは、混合器44の
入力に与えられ、動き検出器55よりゲート回路61を
介して与えられる係数信号4(0≧メ≧1)により、例
えば イ・YL+(1−イ)YF       ・・・・・・
(第1で混合される。
A/1)変換器47より出力されるディジモル化一−1 搬送色信号はACC回路48で、先の実施例と同様に色
信号撮幅値の最適化処理を行なった後に、動き検出55
5、フレームメモリ49、ラインメモリ50、減算器5
1.52各々の一方の入力へ与えられる。このフレーム
メモリ49、ラインメモリ50も先の実施例と同様に動
作し、フレームメモリ49の出力が減算器51の他方の
入力に、ラインメモリの出力が減算器52の他方の入力
に与えられる。よって、減算器51の出力にはフレーム
間処理によって輝度信号取分を除去した搬送色信号Cr
が、減算器52の出力にはライン間処理によって輝度信
号取分を除去した搬送色信号CLが得られる。この減算
器51の出力Crと減算器52の出力CLは混合器53
の人力に与えられ、前記係数信号源によって輝度信号を
混合する混合器44と同様に例えば 避・CL+(1−シ)Cr       ・・・・・・
(51で混合される。
動き検出器55は、フレームメモリ第1の入出力信・号
とフレームメモリ490入出カイぎ号を入力1r +・ とし、各々の入出力信号間の差から動き求めることがで
き、これをもとに係数信号t’t、3発生する。
この混合器44から得られろ輝度信号と混合器53から
得られろ搬送色信号は各々D/Af換器46.54でア
ナログ信号にf換される。D/A変換器46の出力は、
記録処理回路250入力と出力端子31に接続され、D
/A変換器54の出力は記録処理回路25の入力と出力
端子50に接続されろ。よって、アナログ信号に変換さ
れた輝度信号、搬送色信卦は先の実施例と同様に記録処
理回路25において磁気テープ28上に信号を記録する
ための処理が行なわれ、利用者は出力端子30.31か
ら得られる信号を用いて記録信号をモニタすることがで
きる。
次に磁気テープ28に記録された信号を再生する場合に
ついて説明する。この場合、第1の制御信号CNT1は
再生モードを示す信号レベルに切り換わる。これにより
、スイッチ回路36は、再生処理回路29かも出力され
る再生輝度信号YPB’a’A/J)変換器38にスイ
ッチ回路37は樽生処理回路から出力される再生搬送色
信号CP87%A/D変換器47に出力する。また、ス
イッチ回路t5は遅延回路56の出力欠1)/A変換器
46に出力し、ゲート回路61は動き検出器55の出力
をし中断して動画状態に固足する。
A/Df換器47でディジタル化された再生搬送色信号
は、A(、’e回路48へ与えられ再生レベルの変動の
影第11Cよって再生色信号の色飽和度が変化しないよ
うに再生搬送色信号の振幅が制御される。このACC回
路48の出力は動き検出555、フレームメモリ49、
ラインメモリs o 、 減xi51.52へ与えられ
る。
上記のことから混合器53は、減算器52から得られる
ライン間処理によジ隣接トラックからのクロストーク成
分を除去したイサ号を出力する。この混合器53の出力
はD/Ai換器54によりアナログ1百号に変換され、
出力趨子30へ与えられる。また、A/Di換器38で
ディジタル化された再生4度信号は、遅延回路39.5
6、スイッチ回路45を経由し、再生搬送色信号との遅
延時間差が補償されろ。この遅延時間を補償されたディ
ジタル化再生輝度信号はD/A変換器46によりアナロ
グ信号に変換され出力端子31へ与えられろ。
よって、本実施例においても第1図の本発明の一実施例
と同様に水平解像度を劣化させろことなく大幅な画質改
善が図れる。
また、記録、再生処理におけるディジタル信号処理の共
用化が図れ、回路規模、コストの低減が図れる。
さらに、記録時において第2の制御信号CNT2によっ
てスイッチ回路64.65ケ制御することによって、入
力端子2.6より供給されるY/eコンポーネント信号
についてもY/C分畷分塊処理用することかでき、例え
ば従来のくし形フィルタ等によって、不完全な分離しか
されていない信号&C[してもそのクロストーク成分の
除去が図れ、高画質な記録、再生を実現でき、特にダビ
ング時にダビング画質の更に一層の向上か図れる。
仄に本発明の第3の実施例を第3図を用(1て説明する
。51.52は加算器、57は色、復調器、58は再標
本化回路、59は色f調器、60はA CC回路であり
、その他は先の実施例と同様である。
先の5II!施例と同様に第1の制御信号CNT1が記
録モード、第2の制御信号CN ’1’ 2がNTSe
a号映像信号入力を選択L t、−、場合、スイッチ回
路37から出力される搬送色信号は、ACC回路60奪
介してA / I) f換器47に与えられる。ACC
回路60は記録信号レベルの安定化とA/D7換器47
への最適条幅レベル化を図る。
A/D7換器47から出力されるディジタル化搬送色信
号は色復調器57で復調され再標本化回路5FIK与え
られる。
ここでA/IJ7換する際の標本化クロックの周波数を
色副搬送波周波数fscの4倍の4fsc (−約14
.52MHz )とし、この4fscのりayりを入力
する信号のカラーバースト信号の例えば(凡−Y)軸、
(B−Y)軸位相同期させて再生するようにする。この
場合、標本点は(R−Y)軸。
CB−Y)軸に対して0°、90°、180°、270
°の位相点に相当する信号の標本値が得られることにな
り搬送色信号の標本値列は、(ルーY)、(B −Y 
)、−(R−Y)、−(B−Y)・・・というように(
几−Y)成分の標本値とCB−Y)lN、分の標本値が
分離され時分割多重された形で得られる。よって1色復
調器57は、この標本値列中の符号が反転している標本
点の符号&4とにもどすことによって、画素単位で時分
割多重された色復調信号を得ることができる。この御調
された色信号列の()L−Y)信号、(B−Y)信号各
々は5丁度2fsc (−約7.16MHzλで標本化
された形になる。また、色信号はBPFでfsc*Q、
5MHz 程度に帯域制限されるどすると、復調した色
信号は0〜G、5M1−1zとなる。よって、この色信
号はfsc (−約3.58MHz) で再標本化シて
も、標本比定mV満足する。よって、再標本化回路58
は、色復fA器57から得られる色信号の。
標本値列から色副搬送波1サイクル中の4つの標本点か
ら(ルーY)、(13−Y)  各々の標本点を1つず
つ間引き、標本点数を172にする処理を行なまた、色
復調i!S57で符号の反転している標本値を直接間引
くことによって色復調、再標本化を同時に実現すること
が可能であり、この場合符号反転処理に関する回路を省
略できる。
この再拝本化回路58のttll力は、動き検出器55
゜フレームメモリ49、リインメモリ50、加′Jj、
器51.52に与えられろ。ここで、フレームメモリ4
9、ラインメモリ50は、前記再標本化回路58によっ
て色信号の標本点ケ1/2Vcしているので、各々のメ
モリ容量は1/2にできる。
また、色復調によって色信号成分がフレーム間、ライン
間で同相、輝度信号成分がフレーム間、ライン間で逆相
となる。よって、加算器51からはフレーム間処理によ
って輝度信号取分が除去された色信号(Jが、加算器5
2がらはライン間処理によって輝度信号取分が除去され
た色信号cLが得られる。この色信号C会とCLは混合
器53によって先の実施例と同様に混合される。混合器
53の出力は色変調器59に与えられる。色度−回路5
9理を行ない、もとの搬送色信号1c変換出力する。
また、Y信号処理には先の実施例と同様に、入力された
複合映像信号から色信号取分時空間処理によって除去さ
れ広帯域な輝度信号が得られろ。
遅延回路63.59はY2O間の遅延時間差を補償する
ものである。
また、第1の制御信号CNT 1が再生モードを示すレ
ベルに切換りた場合も、再生色信号を混合器55の出力
から得られることは明らかであり、よって再生モードに
おいても先の実施例と同様な動作を実現できる。
よって、本実施例においても先の実施例と同様の効果を
得ることができ、かつ、色信号分離のためのフレームメ
モリ、ラインメモリのメモリ容量を1/2に削減するこ
とができ、回路規模、コストをさらに低減することが可
能である。さらに、A/D変換器の前段にACC回路を
設けているので、常に搬送色信号の振I11!yal′
A/Df換器の窓の大きさに合わせることができ、責子
化誤差の影響を最小限にすることが可能になり、色信号
のS/N?改善できろ。
なお、@2図に示した実施例において、 A/D変換器
の前段にACC回路を設ばても、本実施例においてAC
C回路”kA/Di換器後段に設けても伺ら差しつかえ
ないことは自明である。
〔考案の効果〕
本発明によれば、画償を静止領域と動領域に分けて各々
に最適なY/C分離フィルタを適用することができ、ま
た、再生した輝度信号と搬送色信号を独立した経路で受
偉機などの外部装置と接続できるようにしたので、VT
Rの時間軸変動の影響により周波数インターリーブの関
係が取立しない場合にも、水平解像度を低下させること
なく画質の大幅な改善が図れ、nK傷信号広帯域に記録
できるVTRにおいて大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す系統図、第2図は本発
明の他の実施例を示す系統図、第3図は本発明のさらに
他の実施例を示す系統図である。 1.2.3.4.5・・・入力抱子、7.8.3B、4
7・・・A/I)f換器、10.21.39.56.6
3・・・遅延回路、11,第1.49・・・フレームメ
モリ、12.40.50・・・ラインメモリ、15.4
4.55・・・混合器、16.33・・・BPF、 1
7.48.60・・・ACC回路、18.22.46.
54・・・D/A変換器、19.61.62・・・ゲー
ト回路、25・・・記録処理回路、27・・・ヘット°
、28・・・磁気テープ、29・・・再生処理回路、3
0.31・・出力端子、32.55・・・動き検出器、
57・・・色復調器、58・・・再標本化回路、59・
・・色変調器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、映像信号を記録再生する装置において、複合映像信
    号を入力する第1の入力端子と輝度信号を入力する第2
    の入力端子と搬送色信号を入力する第3の入力端子と輝
    度信号を出力する第1の出力端子と搬送色信号を出力す
    る第2の出力端子と、少なくともフレーム単位の遅延回
    路からなる第1の分離フィルタと、ライン単位の遅延回
    路からなる第2の分離フィルタと、前記第1、第2の分
    離フィルタの出力を入力とする混合器と、画像の動きを
    検出し前記混合器を適応的に制御する動き検出器と、記
    録媒体へ信号を記録する記録処理回路と、記録媒体から
    信号を再生する再生処理回路とを具備し、少なくとも第
    1の入力端子から入力される複合映像信号については、
    前記第1と第2の分離フィルタと動き検出回路に供給し
    フィルタ処理を施し輝度信号と色信号とに分離するよう
    にし、前記第1の入力端子から入力される複合映像信号
    による画像と第2、第3の入力端子から入力する輝度信
    号、色信号とによる画像のいずれか一方を選択して前記
    記録処理回路へ供給する手段を設け、少なくとも前記第
    1、第2の出力端子から前記再生処理回路から出力され
    る再生信号を出力することを特徴とするテレビジョン信
    号の記録再生処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62230190A (ja) * 1987-03-23 1987-10-08 Victor Co Of Japan Ltd 映像信号記録再生装置
JPS63217790A (ja) * 1987-03-06 1988-09-09 Hitachi Ltd ビデオ信号記録再生装置

Patent Citations (2)

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JPS63217790A (ja) * 1987-03-06 1988-09-09 Hitachi Ltd ビデオ信号記録再生装置
JPS62230190A (ja) * 1987-03-23 1987-10-08 Victor Co Of Japan Ltd 映像信号記録再生装置

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