JPH0278383A

JPH0278383A - ポケットテレビ

Info

Publication number: JPH0278383A
Application number: JP17897189A
Authority: JP
Inventors: Masaaki Sano; 正明佐野
Original assignee: Casio Computer Co Ltd
Current assignee: Casio Computer Co Ltd
Priority date: 1989-07-13
Filing date: 1989-07-13
Publication date: 1990-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明はコンパクトなポケットテレビに関する。

［発明の背Ｊｉｌ近年、液晶表示パネルを用いて映像を表示するポケット
テレビが種々開発されているが、従来のポケットテレビ
は映像表示部（液晶表示パネル）とスピーカやバックラ
イト手段（ＥＬパネル、反射板）等の付属機器とを一体
的に設けているため、どうしてもテレビ全体が大型化す
るという不都合があり、しかも、映像表示部とスピーカ
等の付ａ＊Ｘとが相互に制約を受けるため１両者が小さ
くなり、映像表示部が見難くなると共に、スピーカ等が
小さくなる等の問題があった。

［発明の目的］この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
、その目的とするところは、映像表示部およびスピーカ
等の付属機器を小さくすることなく、テレビ全体をコン
パクトに構成することができ、携帯性に優れたポケット
テレビを提供することにある。

［発明の要点］この発明は上記のような目的を達成するために、映像を
表示する映像表示部とスピーカ等の付属機器とを折り畳
み可能もしくは着脱可能に連結し、携帯時にはこれらを
重ね合わせるようにしたものである。

［第１実施例］以下、第１図ないし第３図を参照して、この発明の第１
実施例を説明する。

図に示されたポケットテレビ１はブックタイプのもので
あり、第１のケース２と第２のケース３との間にＥＬパ
ネル４等が配置され、これらが折り重なるように連結さ
れている。

第１のケース２は左側に位置し、その内部に電波を受信
して映像信号および音声信号に変換する受信部（図示せ
ず）を備え、ケース２の前面には映像表示部５．チュー
ニング用インジケータ６およびチューニング用スイッチ
７が設けられており、側面にはボリュームスイッチ８が
、また上面には周波数帯の切替スイッチ９および電源ス
ィッチ１０が設けられている。映像表示部５は液晶表示
パネルよりなり、カラー表示が可能な透過型のものであ
り、受信部で受信した電波に基づいて映像を表示するよ
うになっている。チューニング用インジケータ６は受信
する周波数を指示表示するものである。チューニング用
スイッチ７はインジケータ６で受信する周波ｆｉ（放送
局）を選択指定するものである。また、ボリュームスイ
ッチ８は後述するスピーカから放音される音量を調整す
るものであり、切替スイッチ９はＶＨＦ、ＵＨＦの周波
数帯を切り替えるものであり、電源スィッチ１０は電源
の０Ｎ−ＯＦＦを切り替えるものである。

第２のケース３は右側に位置し、第１のケース２の側面
に回動可使に連結されており、その内部にスピーカ（図
示せず）および電池（図示せず）を備え、前面には内部
のスピーカに対応して放ａ部１１が設けられていると共
に、上面にはアンテナ１２が取付けられている。このア
ンテナ１２は電波を受信するものであり、第１のケース
２内の受信部に電気的に接続されている。

また、第１、第２のケース２．３の間に配置されるＥＬ
パネル４は、映像表示部５の背面側に光を平面的に照射
するものであり、その前面にはハーフミラ−１３が設け
られており、第１のケース２の背面に回動可能に連結さ
れていると共に、第２のケース３内の電池から電源が供
給されるように接続されている。ハーフミラ−１３はＥ
Ｌパネル４の光を透過すると共に、外部の光を反射する
ものであり、第２図に示すようにＥＬパネル４を使用す
る場合には、第１のケース２の背面にＥＬパネル４と共
に重ねて配置され、ＥＬパネル４の光を透過し、映像表
示部５の背面に照射するようになっている。また、第３
図に示すようにＥＬパネル４を用いない場合には、ＥＬ
パネル４を開くことによりハーフミラ−１３を所定角度
開き、外部光を反射させて映像表示部５の背面に光を照
射するようになっている。

次に、上記のように構成されたポケットテレビｌの使用
状態について説明する。

ポケットテレビｌを携帯する場合には、第１図に示すよ
うに、第１、第２のケース２，３およびＥＬパネル４を
折り重ねるだけの簡単な操作で、極めてコンパクトなも
のにすることができ、洋服等のポケットに入れて良好に
携帯することができる。

また、ポケットテレビｌを見る場合には。

第２図に示すように、第２のケース３のみを回動させて
１８０度開き、ＥＬパネル４は第１のケース２の背面に
ハーフミラ−１３を介して密着させておく、すると、第
１のケース２の映像表示部５の隣りに第２のケース３の
放音部１１（スピーカ）が対応して配置される。そのた
め、第１のケース２の映像表示部５および第２のケース
３のスピーカ（図示せず）を小さくすることなく、充分
な大きさ（面積）で設けることができる。この状態で、
第２のケース３上のアンテナ１２を引き伸ばすと共に、
ＥＬパネル４のスイッチ（図示せず）をＯＮにした後、
所定のスイッチ操作を行なうと、映像表示ｆＩ６５に映
像が表示される。即ち。

電源スィッチ１０をＯＮにし、ＥＬパネル４のスイッチ
をＯＮにすると、ＥＬパネル４が発光し。

ハーフミラ−１３を介して映像表示部５の背面に光を照
射する。これにより、映像表示部５の映像が鮮明になる
。そして、切替スイッチ９を操作してＶＨＦとＵＨＦの
いずれかの周波数帯に切り替え、チューニング用スイー
２千７を操作して希望する周波数（放送局）を選択指定
し、チューニング用インジケータ６で受信する周波数を
表示する。

すると、希望する周波数の映像が映像表示部５に表示さ
れる。この後、ボリュームスイッチ８で音量を２１ｉＩ
ｙＪすると、第２のケース３の放ａ部１１から映像に応
じた音声が発生される。この場合には、ＥＬパネル４で
映像表示部５の背面に光を照射するので、夜等の比較的
暗い所でｔ＃用な映像を見ることができる。

また、昼間の屋外等のような比較的用るい所で使用する
場合には、第３図に示すように、ＥＬパネル４を回動さ
せて開き、ハーフミラ−１３を第１のケース２に対して
所定角度開く、このようにハーフミラ−１３を開くと、
ハーフミラ−１３が外部の光を反射して第１のケース２
の背面側から映像表示部５に照射する。そのため、ＥＬ
パネル４で照明する必要がなく、ハーフミラ−１３の反
射のみで充分に外部光を映像表示部５に与えることがで
き、鮮明な映像を見ることができる。

なお、上述した実施例ではＥＬパネル４の前面にハーフ
ミラ−１３を設けたが、必ずしもハーフミラ−１３を設
ける必要はなく、第１のケース２の背面にＥＬパネル４
を密着させて固定しても良く、またＥＬパネル４を用い
ることなく１反射板のみを第１のケース２と第２のケー
ス３との間に回動可能に設けても良いことはいうまでも
ない、この場合の反射板は１枚のガラス板であっても良
く、また第４図に示すようなものであっても良い、即ち
、第４図に示されたものは、円弧状に湾曲した帯状の鏡
１４・・・を第１のケース２の背面側にそれぞれ回動可
能に取付け、この鏡１４・Φ・で第１のケース２の背面
側の外部光を映像表示部５へ反射させるようにしたもの
である。このようなものにおいては、鏡１４−参〇を適
宜回動させることにより、外部光の取り入れを：ｓｍす
ることがでさる。

また、上述した実施例では第１、第２のケース２．３お
よびＥＬパネル４をブック状に折り重ねるようにしたが
、これに限られることなく、例えば、第１、第２のケー
ス２，３およびＥＬパネル４を一列に連結し、これらを
交互に折り畳んで重ね合わせるようにしても良いことは
勿論である。

［第２実施例］次に、第５図を参照して、この発明の第２実施例を説明
する。

この第２実施例はカード型のテレビ本体２０にカード型
のスピーカ板２１を着脱可能に取付けるようにしたもの
である。即ち、テレビ本体２０は厚さの薄いカード状の
ものであり、その中央には液晶表示パネル等からなる映
像表示部２２が設けられていると共に、図示しないが各
種のスイッチおよびチューニング用インジケータ等が設
けられているほか、特にスピーカ板２１の接続ジャック
２３．２３およびイヤホーンの接続シャ７り２４が側面
に設けられている。また、スピーカ板２１はほぼテレビ
本体２０と同じ大きさの薄い平板状をなし、内部にスピ
ーカ（図示せず）を備え、−側面にはテレビ本体２ｏの
接続ジャック２３．２３に着脱可能に差し込まれてテレ
ビ本体２０に電気的に接続される接続プラグ２５．２５
が設けられている。なお、イヤホーンはスピーカ板２１
に替えてテレビ本体２ｏの音声を聞くためのものであり
、接続コード２６の端部に設けられた接続プラグ２７を
テレビ本体２ｏの接続シャック２４に着脱可能に差し込
むようになっている。

しかるに、このように構成されたカード型のポケットテ
レビによれば、使用しないときはテレビ本体２０からス
ピーカ板２１を取り外して重ね合わせれば、極めてコン
パクトなものとなり、携帯に便利なものとなる。また、
使用するときにはテレビ本体２０の接続ジャック２３．
２３にスピーカ板２１の接続プラグ２５．２５を差し込
むだけの簡単な作７で、容易にスピーカ板２１をテレビ
本体２０に取付けることができる。さらに、スピーカ板
２１を用いない場合には、イヤホーンの接続プラグ２７
をテレビ本体２ｏの接続シャック２４に差し込めば、イ
ヤホーンでテレビ本体２０の音声を聞くことができる。

なお、上述した実施例ではスピーカ板２１をテレビ本体
２０に着脱可能に接続するようにしたが、これに限られ
ることなく、スピーカ板２１の接続プラグ２５．２５を
テレビ本体２０の接続ジャック２３．２３に接続した状
態でスピーカ板２１がテレビ本体２０上に折り畳まれて
重なるようにしても良い。

また、上述した実施例ではスピーカ板２１をテレビ本体
２０に接続するようにしたが、この発明はこれに限られ
ることなく、例えば、第６図に示すように、ＩＣカード
３０をテレビ本体２０に着脱可能に取付けるようにして
も良い、即ち。

ＩＣカード３０は所定の映像および音声等の情報を適宜
記憶することが可能なものであり、テレビ本体２０に接
続された際に、記憶した情報をテレビ本体２０に与え、
テレビ本体２０の映像表示部２２に表示するようになっ
ている。この場合にも、ＩＣカード３ｏはテレビ本体２
ｏとほぼ同じ大きさをなし、テレビ本体２ｏに重ねるよ
うになっている。

［発明の効果］以−Ｌ説明したように、この発明のポケットテレビによ
れば、映像を表示する映像表示部とスピーカ等の付属機
器とを折り畳み可能もしくは着脱可能に連結し、携帯時
にはこれらを重ね合わせるようにしたので、映像表示部
およびスピーカ等の付属機器を小さくすることなく、テ
レビ全体をコンパクトに構成することができ、極めて携
帯性が良い等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図はこの発明の第１実施例を示し、第１
図はポケットテレビｌの携帯時の外観斜視図、第２図は
ＥＬパネル４を用いて使用するときの外観斜視図、第３
図はハーフミラ−１３を用いて使用するとさの外観斜視
図、ｖｇ４図は反射板の変形例を示す図、第５図は第２
実施例を示す要部分解平面図、第６図は第２実施例の変
形例を示す図である。１、ｓ・ポケットテレビ、　　２，３ψ・・ケース、　
４・・＠ＥＬパネル、　５，２２・・・映像表示部、　
　１１・・・放音部、　　１４・　・　・ｍ、　　２０
−−・テレビ本体、　２１・・・スピーカ板、　　２３
・・・接続ジャック、　　２５・・慟接続プラグ、　　
３０・・・ＩＣカード。特許出願人　カシオ計算機株式会社第１図 η１号停千つタト＠ｌり井ネ茫図第２図Ｅ　Ｌ／ｖ：１１４’＠９咽トシン２十ノ鴎Ｉｚ（ヒ１
や７貢ｒ圀八−７！！ラ一便軍田り外肇λ疋医功柱や吟薫秒例話丁面どど第６図

Claims

【特許請求の範囲】

映像を表示する映像表示部とスピーカ等の付属機器とを
折り畳み可能もしくは着脱可能に連結し、携帯時にはこ
れらを重ね合わせるようにしたことを特徴とするポケッ
トテレビ。