JPH0278055A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報を記録再生する光ディスクの再生装置に関
するものである。

従来の技術 近年ビデオディスクやコンパクトディスクのように大容
量で高密度に記録できる光ディスクが開発され、その各
種応用が提案されている。

それらの一応用例としてレーザディスクがある。

レーザディスクはＣＡＶ片面で再生時間３０分、静止画
５４０００枚の容量を持つ画像記録メディアであり、ラ
ンダムアクセス機能を生かして、教育、図鑑などにも用
いられている。これらの用途に用いる場合はフレーム単
位でアクセスしたり、短い部分の繰り返し再生等複雑な
操作が必要となる。

これをリモコンで操作するのは現実的ではないため、レ
ーザディスクを従来の紙メディアと組み合わせてバーコ
ードで制御する方法が提案されている。

この光ディスク再生装置はレーザバーコードシステムと
呼ばれ、例えばインタリーブト２オブ５（ＩＴＦ）と呼
ばれるバーコードを用いている。

コードのフォーマットは最初の１桁はカテゴリキャラク
タで、続（１４桁はスタートストップのフレームナンバ
ー、画面の０Ｎ１０ＦＦ、音声モード及びチエツクサム
が記録されている。つまりバーコード−つで再生、停止
、コマ送り、ピクチャーサーチなどの単純基本操作及び
それらの簡単な組合せ動作が行える。かつその数は数１
０程度である。　（アスキー１１巻１２号、１９８７年
１２月、３０８〜３０９頁（ＡＳＣＩＩ、Ｖｏｌ、１１
．旧２　Ｄｅｃ、ｌ９８７　ｐｐ３ｏｅ−３ｏ９以下上
述の従来のレーザバーコードシステムについて、図面を
参照しながら説明する。レーザバーコードシステムはレ
ーザディスクとバーコードが印刷された出版物とを対に
して使用するが、例として動物図鑑を例に上げて説明す
る。

第２図は従来のレーザバーコードシステムのブロック構
成図である。第２図に於て２１はレーザディスクプレー
ヤ、２２はバーコードコントローラ、２３はバーコード
スキャナ、２４はバーコードが記録された出版物、２５
はテレビである。

以上のように構成されたレーザバーコードシステムの動
作について説明する。

まずレーザディスクプレーヤ２１に動物図鑑のレーザデ
ィスクをセットする。その次にユーザは出版物（図鑑）
２４を見て例えばライオンの項を選択し、その解説文の
隣に印刷されたバーコードをバーコードスキャナ２３で
なぞる。読み込まれたバーコード情報はバーコードコン
トローラ２２でプレーヤの命令コマンドに変換され、レ
ーザディスクプレーヤ２１に転送される。レーザディス
クプレーヤ２１では命令コマンドにしたがって動作し、
この例ではレーザディスクのライオンについて記録され
ている位置を連続的に再生し、ライオンが住んでいる環
境や獲物を襲う様子が動画とナレーションでテレビ２５
に示される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のシステムは予め操作内容が決められ
た固定のバーコードのみを用いるものである。

そのためにディスクに記録されるアプリケーションソフ
トが、例えばユーザと頻繁にやり取りし、またやり取り
の内容が複雑な処理を要求するようなものになるにつれ
て、１つのバーコードで実現できる操作も複雑なものが
要求されるにもかかわらず、１つのバーコードでは簡単
な操作しかできずその数も少ない。また複雑な操作に対
応して操作を増やしてもバーコードの数がシステムで固
定であるので操作の数に制限があるという課題を有して
いた。

本発明は上記課題を鑑み、有限個のバーコードでも複雑
で多種の操作を実現するために、アプリケージタン作成
者が自ら処理操作を定義したバーコードを解釈するバー
コード解釈情報を光ディスクに記録し、バーコード記録
媒体から読み込まれたバーコードを光ディスクから読み
込まれたバーコード解釈情報によって解釈し、アプリケ
ーション作成者の意図する動作をユーザーがバーコード
を用いて選択し再生する光ディスク再生装置を提供する
ものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の光ディスク再生装置
は再生命令で示される光ディスク上の指定位置を再生す
る再生手段と、再生信号からバーコード解釈情報を抽出
する抽出手段と、バーコード解釈情報を記憶する記憶手
段と、再生信号のバーコード解釈情報以外の情報の出力
を制御する出力手段と、バーコード記録媒体に記録され
たバーコードを読み取り、バーコードを操作コードに変
換するバーコード読み取り手段と、操作コードを固定解
釈情報もしくは記憶手段に記憶されたバーコード解釈情
報によって解釈し、解釈した内容もしくは再生装置自身
で予め定めた内容に従って再生手段もしくは出力手段を
制御する制御手段を備え、再生手段により光ディスクの
バーコード解釈情報記録位置を再生し、再生信号のなか
から抽出手段により抽出したバーコード解釈情報を記憶
手段に予め記憶し、バーコード読み取り手段によりバー
コードから変換した操作コードを制御手段によって特定
のコードかどうかを判断し、特定のコードであれば、以
降読み取るバーコードの操作コードを制御手段によって
バーコード解釈情報を用いて解釈し、解釈した内容に従
って再生手段もしくは出力手段を制御し、出力手段で制
御された再生信号を出力するものである。

作　　　用 本発明の光ディスク再生装置は上記した構成によって、
アプリケージｅン作成者が自ら処理操作を定義したバー
コードを作成することを可能とし、読み込まれたバーコ
ードを固定解釈情報によって解釈するか、光ディスクか
ら読み込まれたバーコード解釈情報によって解釈するか
を選択でき、バーコード解釈情報を選択した場合にはア
プリケーション作成者の意図する動作をユーザーがバー
コードを用いて選択し再生するため、同じバーコードで
も再生するディスクが異なればディスク内のバーコード
解釈情報が異なり、有限個の簡単なバーコードでも複雑
で非常に多種の操作を実現することが出来る。またアプ
リケーション作成者も自らが処理操作を定義した独自の
バーコードを作成できるのでアプリケーションに柔軟性
が持たせることが可能である。

実施例 以下本発明の一実施例である光ディスク再生装置につい
て、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例である光ディスク再生装置の
ブロック構成図である。第１図に於て、１１は光ディス
ク、１２は再生手段、１３は抽出手段、１４は記憶手段
、１５は制御手段、１６は出力手段、１７はバーコード
読み取り手段、１８はバーコード記録媒体である。

以上のように構成された光ディスク再生装置の動作につ
いて説明する。

本発明の一実施例である光ディスク１１には、ある定め
られた位置にアプリケ−シロン作成者が自ら処理操作を
定義したバーコードを解釈するバーコード解釈情報を記
録し、バーコード記録媒体１８は図鑑等の書節を例に上
げるが、それには処理操作を定義されたバーコードを印
刷しておく。

印刷するバーコードには、再生、停止、サーチ等固定の
操作コードを示すバーコードと、以降入力されるバーコ
ードがディスク固有の操作であることを表わす特定コー
ドを示すバーコードと、ディスク固有の操作コードを示
すバーコードの３種類がある。

光ディスク１１を再生装置にセットする。そうすると制
御手段１５はバーコード解釈情報が記録されている光デ
ィスク１１上の記、録位置を再生手段１２に転送する。

再生手段１２は光ディスク１１のバーコード解釈情報記
録位置を再生し、バーコード解釈情報を含む再生信号を
抽出手段１３に転送する。抽出手段１３で再生信号から
バーコード解釈情報を抽出し、記憶手段１４に記憶する
。

この状態で光ディスク再生装置はセットされた光ディス
クと対をなすバーコード記録媒体に記録されたバーコー
ドを解釈可能となり、ユーザからのバーコードの命令に
よって光ディスクを操作制御できるようになる。また光
ディスク再生装置はそれとは別に固定の操作コードを解
釈する固定解釈情報を再生される光ディスクとは独立に
内部に持っている。

ユーザは動物図鑑であるバーコード記録媒体１８を見な
がら再生のバーコードをなぞる。バーコードはバーコー
ド読み取り手段１７で読みとられ操作コードに変換され
て制御手段１５で特定コードかどうかを判断される。再
生は通常の操作コードなので固定解釈情報を用いて解釈
される。制御手段１５は解釈した内容に従って再生手段
１２及び出力手段１６を制御する。出力手段１６は制御
した再生信号をテレビに送り表示する。次に特定コード
を示すバーフードをなぞる。バーコードはバーフード読
み取り手段１７で読みとられ操作コードに変換されて制
御手段１５で特定コードかどうかを判断される。操作コ
ードが特定コードなので制御手段１５は次から読み込ま
れるバーコードが記憶手段１４に記憶されたバーコード
解釈情報で解釈されるべきものであると判断する。次に
ディスク固有のバーコードをなぞる。バーコードはバー
コード読み取り手段１７で読みとられ操作コードに変換
されて制御手段１５に送られる。制御手段１５は以前に
特定コードを検出しているので、記憶手段１４からバー
コード解釈情報を取り出し、それに従って操作コードを
解釈し解釈した内容に従って再生手段１２及び出力手段
１６を制御する。

出力手段１６は制御した再生信号をテレビに送り表示す
る。

例えば動物図鑑を例に上げると、動物図鑑のディスクを
本発明の光ディスク再生装置にセットし、再生のバーコ
ードをなぞると、このディスクの使用方法等どのディス
クにも共通の内容を再生する。

その後、実際に動物図鑑を使う場合は特定コードをなぞ
り、光ディスク再生装置に以降入力されるバーコードが
動物図鑑のディスク専用のバーコードであることを知ら
せる。そして例えばライオンの項に記録されているバー
コードをなぞると、そのバーコードはバーコード解釈情
報によって解釈される。それによって光ディスク上の複
数の位置に離散的に記録されているライオンのいろいろ
な生態を順に再生したり、分割画面を用いて各地のライ
オンを一度に表示する等いろいろな操作が一つのバーコ
ードで行える。

次に植物図鑑の光ディスクを再生装置にセットすると先
に示したと同様に、光ディスク１１内のバーコード解釈
情報が記憶手段１４に記憶される。

特定コードをなぞれば以降入力する植物図鑑上のバーコ
ードがたとえ前述の動物図鑑のライオンの項のバーコー
ドと同じものであっても、解釈する情報が異なるため、
例えばひまわりの成長過程を順次再生したり全く異なっ
た動作を行う。

発明の効果 以上のように、本発明の光ディスク再生装置は上記した
構成によって、アプリケーション作成者が自ら処理操作
を定義したバーコードを作成することを可能とし、読み
込まれたバーコードを固定解釈情報によって解釈するか
、光ディスクから読み込まれたバーコード解釈情報によ
って解釈するかを選択でき、バーコード解釈情報を選択
した場合にはアプリケーション作成者の意図する動作を
ユーザーがバーコードを用いて選択し再生するため、同
じバーコードでも再生するディスクが異なればディスク
内のバーコード解釈情報が異なり、有限個の簡単なバー
コードでも複雑で非常に多種の操作を実現することが出
来る。またアプリケーション作成者も自らが処理操作を
定義した独自のバーコードを作成できるのでアプリケー
ションに柔軟性が持たせることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光ディスク再生装置
のブロック構成図、第２図は従来のレーザバーコードシ
ステムのブロック構成図である。 １１・・・光ディスク、１２・・・再生手段、１３・・
・抽出手段、１４・・・記憶手段、１５・・・制御手段
、１６・・・出力手段、１７・・・バーコード読み取り
手段、 １８・・・バーコード記録媒体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 再生命令で示される光ディスク上の指定位置を再生する
   再生手段と、再生信号からバーコード解釈情報を抽出す
   る抽出手段と、前記バーコード解釈情報を記憶する記憶
   手段と、前記再生信号の前記バーコード解釈情報以外の
   情報の出力を制御する出力手段と、バーコード記録媒体
   に記録されたバーコードを読み取り、前記バーコードを
   操作コードに変換するバーコード読み取り手段と、前記
   操作コードを固定解釈情報もしくは、前記記憶手段に記
   憶された前記バーコード解釈情報によって解釈し、解釈
   した内容もしくは前記再生装置自身で予め定めた内容に
   従って前記再生手段もしくは前記出力手段を制御する制
   御手段を備え、前記再生手段により前記光ディスクの前
   記バーコード解釈情報記録位置を再生し、前記再生信号
   のなかから前記抽出手段により抽出した前記バーコード
   解釈情報を前記記憶手段に予め記憶し、前記バーコード
   読み取り手段により前記バーコードから変換した前記操
   作コードを前記制御手段によって特定のコードかどうか
   を判断し、前記特定のコードであれば、以降読み取る前
   記バーコードの前記操作コードを前記制御手段によって
   前記バーコード解釈情報を用いて解釈し、解釈した内容
   に従って前記再生手段もしくは前記出力手段を制御し、
   前記出力手段で制御された前記再生信号を出力すること
   を特徴とする光ディスク再生装置。