JPH0277558A - 優れた加工性を有し、かつ面内異方性が小さく耐2次加工脆性に優れた冷延薄鋼板及びその製造方法 - Google Patents

優れた加工性を有し、かつ面内異方性が小さく耐2次加工脆性に優れた冷延薄鋼板及びその製造方法

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JPH0277558A
JPH0277558A JP22759988A JP22759988A JPH0277558A JP H0277558 A JPH0277558 A JP H0277558A JP 22759988 A JP22759988 A JP 22759988A JP 22759988 A JP22759988 A JP 22759988A JP H0277558 A JPH0277558 A JP H0277558A
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Akio Tosaka
章男 登坂
Fusao Togashi
富樫 房夫
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 近年自動車等の用途に厳しい加工条件でも使用できる薄
鋼板あるいはめっき薄鋼板の要求があるが、本発明はそ
のような用途に適した優れた加工性を有し、面内異方性
が小さく超深絞り加工を行っても2次加工脆性割れ等の
トラブルを生じない鋼板及びその製造方法ならびにめっ
き鋼板の製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉 加工性の優れた鋼板に要求される特性としては(1)高
延性であること。(2)高7値であること、(3)低Y
Pであることの他、(4ン面内異方性が小さいこと2(
5)耐2次加工脆性が良好であること等がある。、この
うち(1)高延性、(2)高7値、(3)低YPについ
ては、例えば特開昭57−181361号公報、特開昭
58−25436号公報に開示されているように極低C
tw4をベースとし、Nb、 Ti等を微量加え、さら
には連続焼鈍条件を制御することで達成されており、軟
鋼でなく高張力tlJjliの場合は材質の劣化が少な
いPを強化元素として用いることで製造されていた。
しかしながら、これら従来技術においては上述の(4)
面内異方性が小さいこと及び(5)耐2次加工脆性が良
好であることの両者を同時に満足すべきものが得られて
いなかった。
すなわち、連続焼鈍により高7値を得るため極低C鋼と
し、しかも固溶状態のC!iを低減するためNb、 T
I−+t−添加しているが、フェライト粒界に偏析して
粒界の強度を高く保つ役割を果たすべきC量の絶対値が
減少するため、いわゆる2次加工脆性と呼ばれる粒界脆
化現象が起こりやすい、これを防止するため上記の引例
では10pp−以上のBを添加し、これにより2次加工
脆性を防止している。
しかしこのようにBを添加することで、恐らくオーステ
ナイトの集合!Jl織が変化するためと思われるが、面
内異方性が顕著に大きくなり、深絞り加工後のいわゆる
耳の発生が大きく、問題となっていた。すなわち、面内
異方性を増大させることなく、充分な耐2次加工脆性を
得る手段がなかった。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は深絞り等の加工性金膜に優れ、かつ面内
異方性が小さく耐2次加工脆性に優れた冷延薄w4板及
びその製造方法ならびに溶融亜鉛あるいは合金化溶融亜
鉛めっき鋼板の製造方法を提供するものである。
く課題を解決するための手段〉 本発明者らは、鋼板の強度−延性、7(直、耐2次加工
脆性1面内異方性に及ばす組成、製造条件の影響につい
て調査し、本発明の知見を見出した。
すなわち、面内異方性のちととなるBの添加を極力抑え
、さらにC,B等の粒界強化元素を粒界に効率よく偏析
させ、存置元素であるP、Sの粒界偏析を極力抑えるこ
とでB無添加あるいは少量添加の際に問題となる2次加
工脆性を抑制するものであり、連続焼鈍あるいは連続溶
融亜鉛めっき時のヒートサイクルの制御を利用するもの
である。
本発明の概略は、C: 0.0005〜0.0070w
t%、Si: 0.7wt%以下、必要に応じてB :
 0.0003賀t%以下含有し、さらにAl7 0.
040〜0.10wt%、P:0.060wt%以下、
 N : 0.0050wt%以下、 Mn:1.0w
t%以下、 S :0.0060wt%以下でTiを4
8/14(N賀L%) +18/ 32 (S Nt%
〕≦(TrwL%〕≦48714[Nwt%) +48
732 (3wt%) + s −48/12 (CH
t%]の範囲で含有し、残部はFe及び不可避的不純物
の組成からなることを特徴とする優れた加工性を有し、
かつ面内異方性が小さく耐2次加工脆性に優れた冷延薄
鋼板であり、その製造方法は上記組成のスラブを120
0℃以上の温度に加熱し、次いで熱間圧延し、Ar=以
上の温度で仕上げ、500〜650 ℃の温度で巻取り
、次いで酸洗し、さらに60%以上の圧下率で冷間圧延
し、次いで連続焼鈍により300℃から800℃まで5
℃/s以上の速度で加熱し、800〜880 ℃の最高
温度に10s以内保持した後、20℃/s以上の速度で
冷却し、300〜100 ℃の温度で30s以上の保定
を行うものであり、さらに冷間圧延後、連続溶融亜鉛め
っき処理をする場合は、まず300℃から800℃まで
5℃/S以上の速度で加熱し、800〜880℃の最高
温度に10S以内保持した後、25℃/s以上の速度で
500℃以下まで冷却し、亜鉛浴に浸漬し、次いで冷却
し、その後300〜100℃の温度で30s以上の保定
を行うものであり、また合金化処理を行う場合には、亜
鉛浴に浸漬後、引続いて550℃以下の温度で合金化処
理を行い、合金化処理温度から300℃以下の温度まで
lO’c/S以上の速度で冷却し、その後300〜10
0℃の温度で30s以上の保定を行うことを特徴とする
ものである。
く作 用〉 まず以下に成分組成の限定理由を説明する。
C; 0.0005〜0.0070wL%Cは低い程、
高延性、高7値、低YP化に有利であり、C含有量が多
い場合、Cを固定するTiの添加量をそれに見合って増
さなければならず製鋼上の困難さも増大するので、その
上限を0.0070wt%とする、一方、0.0005
wt%以下とするとCの粒界偏析による粒界強化の効果
が期待できない、従ってC量は0.0005〜0.00
70wL%とする。
Si ;0.7wt%以下 Siは強度レベルを調整するために含有させるが0.7
wt%を超えると表面性状の劣化を招くので0.7wL
%以下とする。
B ; 0.0003wt%以下 Bは耐2次加工脆性を改善するのに有利であるが全く無
添加で不可避的不純物程度でも本発明の処理を行えば充
分な耐2次加工脆性は確保できるので下限は特に制限し
ない、従って本発明ではB無添加の場合も技術的範囲に
含まれる。しかし、0.0003wt%を超えて添加さ
れた場合は顕著に面内異方性が現れるので望ましくない
、従ってBの添加量は0.0003wt%以下とした。
/Vi  0.040〜0.10wL%AIは脱酸のた
めの必要元素であり、連続鋳造によりスラブを製造する
場合、ノズルの詰りその他のトラブルを防ぐため、本成
分系の鋼においては0.040 wt%以上の添加が必
要である。また材質上Aflを多くすることのデメリッ
トはないが、表面性状が劣化することと、いたずらなコ
スト上昇を招くので上限を0.10wt%にした。
P ; 0.060wt%以下 Pは強度を目標レベルに合わせるために調整して添加さ
れる0強度の上昇が得られる割合に延性の劣化、特にY
値の劣化が小さい点で優れた元素である。しかし0.0
60wL%を超えて添加された場合は、Pのスラブ中心
偏析に伴うトラブルを生じ好ましくない。従って上限を
0.060i+t%とする。
N ; 0.005(bet%以下 Nは不可避的に混入するものであり、低い程材質には有
利である。すなわち、Nlが多いと固溶Nの固定のため
TI含有量を増す必要があり、コストアップにつながり
、また多量のTiNが生成すると深絞り性を劣化させる
ので好ましくない、しかし極端に低減することはコスト
アップとなりそれに見合うだけの材質改善効果はないの
で上限を0.0050wt%とする。
Mn i  1.0wt%以下 Mnは多く添加した場合、深絞り性の劣化が著しいが、
おおむね1.0wt%以下であれば問題のない範囲であ
る。一方Mnの添加は化成処理性の改善に効果があるの
で、強化元素としてはあまり有効ではないがある程度の
量の添加が有利である。従って添加量の上限を1.0w
t%とする。
S ;0.0060wt%以下 Sは鋼の脆性に対しては極めて有害な元素であり、鋼中
でTiと化合物を作り、材質向上に有効なT(fiを低
減させるので低い方が望ましい、しかしながら同様にい
たずらな低減はコストアップを伴う、従って今回の発明
の熱処理サイクル等で充分な耐2次加工脆性、深絞り性
が得られる上限として0 、0060w t%が設定さ
れる。
Tl;TiはS、N、およびCを固定するために含存さ
せ延性、深絞り性および耐2次加工脆性の改善を行う。
Tiの含有量が48/14 〔Nwt%) +48/3
2 (Swt%〕以下であると連続焼鈍時に充分に望ま
しい集合組織を発達させることができず、またSの固定
も充分に行われないため、材質の面から望ましくない。
一方、Tiの含有量が48/14 〔Nwt%) +4
8/32(Swt%〕+5・48/12(Cwt%〕を
超えると、鋼が完全なI F (Interstiti
al Free) 鋼となり、粒界に偏析すべきCがな
くなり、引張特性(F (1! 。
YS、E/)は向上するものの耐2次加工脆性はむしろ
劣化する。さらには、Ti量の増加は連続鋳造によりス
ラブを製造する場合にはノズル詰り、あるいは表面性状
の劣化等の問題を生ずる危険がある。従ってTiの添加
量は48/14 〔Nwt%) +48/32(SwL
%〕≦〔Tiwt%〕≦48/14〔Nwt%〕+48
/32(Swt%〕+5・48/12(Cwt%)の範
囲とする。
なおこの発明の冷延薄鋼板は通常の手段によって製造さ
れる0例えば連続鋳造によってスラブとした後、熱間圧
延、酸洗、冷間圧延、焼鈍の工程を得る。また、いわゆ
る連続鋳造−直接圧延プロセスでも同等の効果は得られ
る。
しかしながら、本発明において望ましい製造条件につい
て言及すれば次のように規定される。
スラブ再加熱温度i 1200℃以上 スラブ再加熱温度は低い方(例えば1100℃以下)が
耐2時加工脆性、引張特性には有利であるが、コイル長
手方向1幅方向に均一な材質を得ることが困難であるこ
とと圧延荷重の増大などで不利である。また、1100
℃から1200’c未満の範囲では粗圧延で望ましい均
一なオーステナイト組織を得ることができず混粒となり
、特に耐2次加工脆性の面で望ましくない、 1200
℃以上であれば上述の問題点はなくなるが、加熱コスト
面では低い方が有利であることはもちろんである。
仕上圧延温度;  Ar、点以上 仕上圧延温度は変態後の熱延板フェライトの細粒m織を
得るため、Ar1点以上である必要がある。
仕上圧延温度がAr3点を下まわると混粒の発生・材質
のバラツキの要因となり望ましくない。
巻取り温度;500〜650℃ 巻取り温度を500℃以下とした場合、f値、Uに不利
である。一方、650℃を超えて巻取った場合、フェラ
イト粒が異常粒成長を起こしやすくなり、耐2次加工脆
性の劣化を招く、従って巻取り温度は500℃以上65
0℃以下とする。
冷延圧下率;60% 細粒化による耐2次加工脆性の向上と面内異方性の低減
のため最低60%の冷延圧下が必要である。
さて本発明では冷延板の焼鈍は連続焼鈍の利用が有利で
あり、以下にその望ましいヒートサイクルを詳述する。
加熱速度、 300℃からsoo’cまで5℃/ s以
上300℃から800℃までの加熱速度を大きくするこ
とで均一に再結晶を起こすことができ最終的に均一なフ
ェライト組織を得るのにを利であり、ひいては耐2次加
工脆性を改善することができる。
また次に述べるように均熱時間を極力短縮することと合
わせてP、Sのフェライト粒界への偏析を軽減すること
ができる。その効果は5℃/ s以上の速度で加熱する
ことで顕著となる。温度範囲としては300℃から80
0℃の範囲が重要であり、この範囲を5℃/s以上とす
ることで顕著な耐2次加工脆性改善効果が得られる。
最高加熱温度、  8oo〜gso℃ 最高加熱温度が800℃未満では本組成鋼の場合、深絞
り性に有利な集合組機を十分発達させることができず、
また880℃超では部分的に混粒LlIIO1を生ずる
ことで耐2次加工脆性の劣化をもたらす。
均熱時間110s以下 実質的に均熱時間はO3でも良い、均熱時間を短(する
ことで均一な組織を確保するとともにP。
S等の有害元素の粒界偏析を防止できるので耐2次加工
脆性を確保するには10s以下が望ましい。
冷却条件;最高加熱温度到達後20℃/sの速度で冷却
することは、粒界上および粒内への炭化物の析出、およ
びP、Sの粒界偏析を防止し、良好な耐2次加工脆性を
確保するうえで有効である。
ひき続いて、300〜100℃の温度で30s以上の保
定を行うことはC,Bを粒界へ偏析させ、さらに耐2次
加工脆性を良好にすることができる。
本発明の鋼板は溶融亜鉛めっきあるいは合金化溶融亜鉛
めっき処理をして用いることができるが、その際の望ま
しいめっき条件について詳述する。
亜鉛めっき条件;亜鉛めっきの場合は熱履歴という観点
では連続焼鈍の場合と同じであるが、亜鉛ポットに浸漬
する工程および合金化過程が入ることのみが異なる。
すなわち、合金化処理を含む場合800〜880℃の最
高加熱温度に10s以内保持した後、25℃/s以上の
速度で500℃以下まで冷却し、亜鉛浴に浸漬して亜鉛
めっきした後550℃以下の温度で合金化処理し、その
温度から300℃以下の温度まで好ましくは5 ℃/ 
s以上、より好ましくは10℃/s以上の速度で冷却し
その後300〜100℃の温度で30s以上の保定を行
う。
合金化処理を含まない場合は、亜鉛浴に浸漬後直ちに好
ましくは5℃/s以上の速度で冷却し、300〜ioo
’cの温度で30s以上の保定を行う。
いずれも高温部をできるだけ急冷することで炭化物の析
出、P、Sの粒界偏析を防止し、300〜100℃の低
温域に保持することでCを粒界に偏析させ耐2次加工脆
性を向上させる。
〈実施例〉 表1に示す成分の鋼を溶製し、表2に示す条件で熱延、
冷延、焼鈍して引張特性と耐2次加工脆性を調査した。
耐2次加工脆性は鋼板をブランクした後、コニカル・ダ
イスでカップ成形し、種々の試験温度で5kgの重鎮を
80CIの高さから落下させ、試片を圧壊させ脆性割れ
の発生する臨界温度を調査した。なおりツブの絞り比は
1.8になるようにブランク径を定めて成形した。
その結果を表3に示す。
適正な範囲に成分調整された鋼であれば、良好な強度−
延性のバランスを有し、高いf値が得られ異方性Δ「も
小さく、かつ耐2次加工脆性も良好なレベルとなってい
る。
次に表1の鋼lを素材として表4に示す各製造条件で鋼
板を製造し、引張特性、耐2次加工脆性を調査した。そ
の結果を表5に示す、適正に成分調整された鋼を用いて
熱延、冷延、焼鈍条件を適正化することで加工性に優れ
、かつ面内異方性が小さく耐2次加工脆性に優れた鋼板
を製造できることがわかる。
次いで表1の綱3を用い表6に示す条件で溶融亜鉛めっ
き(一部合金化処理を含む)を行った。
ただし熱延条件および冷延条件は表2と同一とした。そ
の結果を表7に示す、いずれの条件においてもめっき性
状は良好であった。単純引張特性について顕著な差はな
くいずれも良好な値を示しているが、耐2次加工脆性に
は明瞭な差があり、本発明に伴う製造条件の場合は良好
な耐2次加工脆性を示すことがわかる。
〈発明の効果〉 本発明によれば、延性や深絞り性等の加工性に優れ、か
つ面内異方性が小さく耐2次加工脆性に優れた冷延薄鋼
板ならびにその溶融亜鉛めっき鋼板が得られ、自動車用
を始めとして多方面の用途において有効活用が期待でき
る。
特許出願人   川崎製鉄株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、C:0.0005〜0.0070wt%、Si:0
    .7wt%以下、Al:0.040〜0.10wt%、
    P:0.060wt%以下、N:0.0050wt%以
    下、Mn:1.0wt%以下、S:0.0060wt%
    以下でTiを48/14〔Nwt%〕+48/32〔S
    wt%〕≦〔Tiwt%〕≦48/14〔Nwt%〕+
    48/32〔Swt%〕+5・48/12〔Cwt%〕
    の範囲で含有し、残部はFe及び不可避的不純物の組成
    からなることを特徴とする優れた加工性を有し、かつ面
    内異方性が小さく耐2次加工脆性に優れた冷延薄鋼板。 2、C:0.0005〜0.0070wt%、Si:0
    .7wt%以下、B:0.0003wt%以下、M:0
    .040〜0.10wt%、P:0.060wt%以下
    、N:0.0050wt%以下、Mn:1.0wt%以
    下、S:0.0060wt%以下でTiを48/14〔
    Nwt%〕+48/32〔Swt%〕≦〔Tiwt%〕
    ≦48/14〔Nwt%〕+48/32〔Swt%〕+
    5・48/12(Cwt%〕の範囲で含有し、残部はF
    e及び不可避的不純物の組成からなることを特徴とする
    優れた加工性を有し、かつ面内異方性が小さく耐2次加
    工脆性に優れた冷延薄鋼板。 3、請求項1又は2記載の組成のスラブを1200℃以
    上の温度に加熱し、次いで熱間圧延し、Ar_3以上の
    温度で仕上げ、500〜650℃の温度で巻取り、次い
    で酸洗し、さらに60%以上の圧下率で冷間圧延し、次
    いで連続焼鈍により300℃から800℃まで5℃/s
    以上の速度で加熱し、800〜880℃の最高温度に1
    0s以内保持した後、20℃/s以上の速度で冷却し、
    300〜100℃の温度で30s以上の保定を行うこと
    を特徴とする優れた加工性を有し、かつ面内異方性が小
    さく耐2次加工脆性に優れた冷延薄鋼板の製造方法。 4、請求項3記載の冷間圧延後、連続溶融亜鉛めっき処
    理をするに当たり、まず300℃から800℃まで5℃
    /s以上の速度で加熱し、800〜880℃の最高温度
    に10s以内保持した後、25℃/s以上の速度で50
    0℃以下まで冷却し、亜鉛浴に浸漬し、次いで冷却し、
    その後300〜100℃の温度で30s以上の保定を行
    うことを特徴とする優れた加工性を有し、かつ面内異方
    性が小さく耐2次加工脆性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板
    の製造方法。 5、請求項4記載の亜鉛浴に浸漬後、引続いて550℃
    以下の温度で合金化処理を行い、合金化処理温度から3
    00℃以下の温度まで10℃/s以上の速度で冷却し、
    その後300〜100℃の温度で30s以上の保定を行
    うことを特徴とする優れた加工性を有し、かつ面内異方
    性が小さく耐2次加工脆性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板
    の製造方法。
JP22759988A 1988-09-13 1988-09-13 優れた加工性を有し、かつ面内異方性が小さく耐2次加工脆性に優れた冷延薄鋼板及びその製造方法 Pending JPH0277558A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100504369B1 (ko) * 2000-12-22 2005-07-28 주식회사 포스코 소성변형비 이방성계수가 낮은 저탄소 냉연강판 및 그제조방법
KR100729125B1 (ko) * 2005-12-28 2007-06-14 현대하이스코 주식회사 소성 변형비가 우수한 고강도 냉연강판 및 그 제조 방법

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