JPH0276149A

JPH0276149A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPH0276149A
Application number: JP63228102A
Authority: JP
Inventors: Nobuaki Takagi; 高木　伸彰
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-09-12
Filing date: 1988-09-12
Publication date: 1990-03-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は走行時の適正テープテンションの異なる二種類
のカセットを適用可能にする磁気記録再生装置に関する
ものである。

従来の技術従来、磁気記録再生装置、特にビデオテープレコーダー
において、記録、再生時間の長時間化対応のための薄手
テープあるいは高画質化のために従来の酸化鉄系からメ
タル系テープへとテープ材料の変化が実現されてきた。

これらの薄手テープあるいはメタル系テープは従来のテ
ープに比ベテープを走行させる際のテープテンションを
かなり弱くさせる必要があった。

以下１図面を参照しながら従来の磁気記録再生装置につ
いて説明する。第７図は従来の磁気記録再生装置の中の
テンション制御機構を示す要部上面図である。図におい
て、１はテンションポスト２が植設され軸３の周りで回
動自在なテンションアームである。４は一端がテンショ
ンアーム１に軸５を以って回動自在に結合された状態で
供給リール台６の外周に巻き付き、他端がビス７にて基
板（図示せず）に固定されたテンションバンドである。

・８は磁気テープである。上記構成において。

磁気テープ８のテンションの増減によってテンションア
ーム１が回動運動を行ない、それにともない供給リール
台６に対するテンションバンド４の締め付方が調整され
、テンション制御が行なえるようになっていた。

発明が解決しようとする課題しかしながら前述の従来例においては、テンションバン
ド４の他端が基板に固定されているために、ある所定の
値のテンションに設定されると、その定められたテンシ
ョン値でしかテープを走らせることができず、その値よ
りも大きく異なるテンション値にてテープを走らせるこ
とは不可能であった。つまり、テープ走行に必要なテン
ション値の異なる二種類のカセットを適用させることは
困難であった。

本発明はこのような問題を解決するもので、テープ走行
に必要な適正テープテンションの異なる二種類のカセッ
トの適用を可能にした磁気記録再生装置を提供すること
を目的とするものである。

課題を解決するための手段二の問題を解決するために本発明は、走行時の適正テー
プテンションの異なる第１および第２のカセットを判別
する判別手段と１回動運動によりテンション制御を行な
うテンションアームと、供給リール台の外周に巻装され
一端が前記テンションアームに結合されたテンションバ
ンドと、このテンションバンドの他端と結合された回動
自在なレバーとを備え、前記第１のカセッ１−が装着さ
れた状態と第２のカセットが装着された状態において前
記判別手段からの（ｔ４号により前記レバーとテンショ
ンバンドの結合部の位置を同一平面内で変えるように構
成したものである。

作用この構成により、走行時の適正テープテンションの異な
る二種類のカセットに対応して走行時のテンションを変
えることが可能となり、テープ走行に必要な適正テープ
テンションの異なる二種類のカセットの使用が可能な磁
気記録再生装置を提供することができる。

実施例・以下１本発明の一実施例について、図面（第１図〜第６
図）に基づいて説明する。なお図中、前記従来例と同一
符号は同一部材を示し、その詳細説明は省略する。

まず、磁気記録再生装置のテンション制御機構を示す第
１図（前記従来例の第７図に対応する）において、テン
ションバンド４の他端は軸９の周りで回動自在なレバー
ｌＯに軸１１を以って連結されている。前記軸９はレバ
ー１０の一端側に位置し、軸１１はレバー１０の他端側
に位置し、これら軸９゜１１の間においてレバー１０に
はソレノイド１２が軸１３を以って連結されている。　
１４はレバーｌＯを第１図矢印方向に付勢するばねであ
る。

次に上記機構の詳細を示す第２図〜第４図に基づき説明
すると、前記レバー１０はばね１４によって第１図矢印
方向に付勢され、レバー１０に植立されている軸１５は
基板１６に形成されている位置決め用の孔１７の端面１
７ａに当接することにより、レバー１０さらにはテンシ
ョンバンド４の他端の位置が決められている。第４図は
ソレノイド１２がばね１４の付勢力に抗して矢印Ｂ方向
に吸引されて、レバー１０の軸１５が前記孔１７の端面
１７ｂに当接した状態を示しており、これによりレバー
１０およびテンションバンド４の他端の位置が決められ
ている。以上の説明からも、第２図に示す状態ではテン
ションバンド４は供給リール台６に対してゆるむ方向に
、第４図に示す状態では逆に締まる方向に動作すること
が分る。

第５図は本発明実施例の磁気記録再生装置に適用される
二！ｉ類のカセットの内、１つのカセットを示し、カセ
ット１８の裏面にはカセット判別孔１８ａが形成されて
いる。

第６図はカセットの判別状態を示し、前記基板１６に形
成されている判別手段１９に設けた検出部１９ａが前記
カセット１８のカセット判別孔１８ａに挿入されるよう
になっている。カセット判別孔のない別のカセット（図
示せず）の場合は検出部１９ａはカセットの内部に挿入
されない。

上記構成において、走行時の適正テープテンションの高
いカセットが磁気記録再生装置に装着されたときは、前
記判別手段１９からの信号によりソレノイド１２が吸引
してテンションバンド４の他端が供給リール台６を締め
る方向に移動して第４図に示すテンションが高い状態と
なる。また、別の種類の走行時の適正テープテンション
の低いカセットが磁気記録再生装置に装着されたときは
、ソレノイド１２は吸引せず、ばね１４の付勢力によっ
てテンションバンド４の他端が供給リール台６をゆるめ
る方向に移動して第２図に示すテンションが低い状態と
なる。

以上のように本実施例によれば、テンションバンド４の
他端を判別手段１９からの信号により動作するソレノイ
ド１２により可動式にすることによりテンションの値を
変えることが可能となり、走行時の適正テープテンショ
ンの異なる二種類のカセットの対応を可能にすることが
できる。

発明の効果以上のように本発明によれば、走行時の適正テープテン
ションの異なる二種類のカセットに対応して走行時のテ
ンションを変えることが可能となり、テープ走行に必要
な適正テープテンションの異なる二種類のカセットの使
用が可能な磁気記録再生装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第６図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図はテンション制御桟橋を示す要部上面図、第２図は第
１図の要部拡大図、第３図は同断面図、第４図は第２図
に示す状態からソレノイドを吸引した状態を示す要部拡
大図、第５図（ａ）および（ｂ）はカセットの上面図お
よび裏面図、第６図はカセット判別状態を示す一部切欠
側面図、第７図は従来例におけるテンシ３ン制御機構を
示す要部上面図である。１・・テンションアーム、３・・・軸、４・・・テンシ
ョンバンド、５・・・軸、６・・・供給リール台、８・
・・磁気テープ、９・・軸、ｌＯ・・・レバー、１１・
・・軸、１２・・・ソレノイド、１４・・・ばね、１５
・・・軸、１６・・・基板、１７・・・孔。１７ａ、１７ｂ・・・端面、１８・・・カセット、１８
ａ・・・カセット判別孔、１９・・・判別手段、１９ａ
・・・検出部。 °代理人　　　森　　本　　義　　弘ｑ　　　ｆｏ１４゜第２図第３図　　　　　　　　゛′移ｔ３　　　１５　　　ｆＯ／／第４図ｆ７ｂ−・端面第５図　ｒａ＞ｆｉｌｆ）？！−ノド第６図ｔｑ−ｆｉｇり手Ｉ９ｒｇ　　　　　１９ａ・−Ｉｎ部ｙｌ？第７図

Claims

【特許請求の範囲】

１、走行時の適正テープテンションの異なる第１および
第２のカセットを判別する判別手段と、回動運動により
テンション制御を行なうテンションアームと、供給リー
ル台の外周に巻装され一端が前記テンションアームに結
合されたテンションバンドと、このテンションバンドの
他端と結合された回動自在なレバーとを備え、前記第１
のカセットが装着された状態と第２のカセットが装着さ
れた状態において前記判別手段からの信号により前記レ
バーとテンションバンドの結合部の位置を同一平面内で
変えるように構成した磁気記録再生装置。