JPH0276148A

JPH0276148A - 磁気テープカセット装置

Info

Publication number: JPH0276148A
Application number: JP1192808A
Authority: JP
Inventors: Norbert Kunze; ノルベルト・クンツ
Original assignee: Philips Gloeilampenfabrieken NV
Current assignee: Koninklijke Philips NV
Priority date: 1988-07-30
Filing date: 1989-07-27
Publication date: 1990-03-15
Also published as: EP0353815A3; US5023742A; EP0353815A2; DE3826007A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は磁気テープカセットを再生するための機器を具
え、前記機器は磁気テープを再生するため少なくとも１
つの駆動可能のキャプスタンと前記キャプスタンに当て
られる加圧ローラを有し、前記加圧ローラと磁気テープ
が通り過ぎる磁気ヘッドをヘッド取付は板上に配置し、
前記ヘッド取付は板は休止又は高速巻き取り位置で引っ
込められかつ再生位置で前進せしめられ、再生位置にお
いて、ヘッド取付は板の回動自在の支持体上に支持した
加圧ローラが前記支持体により回動してキャプスタンに
当てられて成る磁気テープカセット装置に関する。

（背景技術）かかる磁気テープカセット装置はドイツ国特許明細書（
ＤＨ−ＰＳ）第３３１２１３６号から既知である。その
機器は３個の作動ロッドにより制御される。その１個は
放出機能、２個は高速巻き取り機能を果たす。作動ロッ
ドは手で作動されるが、サーボ機構によりその作動を自
動化させることができる。

また、再生位置へ下げたり、取り出し位置へ持ち上げた
りするようにしたカセットホルダーを含む装填機構を具
える。この上下動は作動ロッド上のリフト案内により行
う。上下動作は作動ロッドのリフト案内と協働する従動
子を含むリフトレバーにより制御する。

ヘッド取付は板は磁気テープが通り過ぎる磁気ヘッドを
支持する。ヘッド取付げ板は回動自在の支持体により支
持される加圧ローラをもつ。オートリバース動作用の機
器では前記加圧ローラは１度に１個のローラのみが関連
のキャプスタンに押し付けられるに過ぎない。ヘッド取
付は板の前後動は作動機構により得られる。前進運動中
キャプスタンに当てられる加圧ローラはその支持体と共
にキャプスタンに向かって押される。

高速前進、逆進動作中ヘッド取付は板は再生位置からほ
んの僅かだけ移動するに過ぎないので、磁気テープとこ
の磁気テープを通り過ぎる磁気テープの間にはまだ若干
の接触がある。増幅器は急速に通過する磁気テープから
使用者を悩ますちゆ・−ちゅ−という音として磁気ヘッ
ドにより取り上げた信号を増幅する。

ドイツ国特許明細書（ＤＥ−ＰＳ）第２７１３２６７号
から既知の磁気テープ機器では磁気ヘッドと加圧ローラ
が板ばねスイッチを具えた回動自在の磁気ヘッド支持レ
バー上に配置される。このスイッチは機器を始動させる
ため制御レバーにより回動する磁気ヘッド・支持レバー
によって作動させることができる。

（発明の目的）本発明の目的は、高速巻き取り中急速に通過するテープ
から磁気ヘッドにより取り上げられる信号をミューティ
ングすると共にトラックの方向検出を可能ならしめるよ
うに本文冒頭に記載した形式の磁気テープカセット装置
を改良することにある。

（発明の開示）本発明によれば、上記目的は切替え素子が加圧ローラの
支持体の作用範囲内でヘッド取付は板上に配置され、前
記素子は前記機器の動作中加圧ローラが一キャプスタン
に当てられる結果として前記支持体が回動したとき加圧
ローラの支持体により切替え位置へ設定され、この位置
で前記切替え素子は磁気ヘッド又は機器の前置増幅器に
おいてミューティング及び／又はトラック方向検出をな
すよう構成することによって達成される。

機器の動作中回動する加圧ローラ支持体は切替え素子を
高速巻き取りモードで音響ヘッドをミューティングする
ように即ち断路するように設定し、うるさいちゅ°−ち
ゅ−という音を出す信号が増幅器回路に達しないように
することができる。このようにすれば、゛°ミツキーマ
ウス″゛効果とも称されるうるさい音を有効に除くこと
ができる。もしミューティングを磁気ヘッドで直接行な
えばこのミューティング手段を機器に合体させることが
できる。更にトラック方向の検出を追加のスイッチ無し
で行うことができる。

本発明の実施例によれば、切替え素子は休止位置で閉じ
、加圧ローラがキャプスタンに当てられたとき開く。か
かる切替え方法は、ミューティングは加圧ローラが関連
のキャプスタンから外れたときにのみ必要なスイッチオ
フの１形式であるので、有効であることがわかる。

本発明の他の実施例によれば、仮ばねスイッチとして構
成した切替え素子は少なくとも２組の接触ばねからなり
、前記ばねは関連の加圧ローラ支持体とヘッド取付は板
上の止めの間に配置し、加圧ローラ支持体間の接触ばね
の組は支持体の位置に応じて開閉する。この場合、接触
ばねの作動は極めて簡単であり、追加の部品を要しない
。

本発明の他の実施例によれば、支持体はばね負荷されて
加圧ローラを関連のキャプスタンから押し離し、加圧ロ
ーラが関連のキャプスタンから離れている支持体は接触
ばねを互に加圧し、加圧ローラが関連のキャプスタンに
当っている支持体は接触ばねを拡開させる。

本発明を図示の実施例につき説明する。

（実施例）第１図に示す磁気テープカセット装置１はコンパクトカ
セット２を含むカセットホルダー１ａを具える。カセッ
トホルダー１ａはリフトレバー３により図面に垂直な方
向に下げられる。リフトレバーの前端３ａはカセットホ
ルダーｌの連結突出部４の下に掛合する。リフトレバー
３はスピンドル５の周りに回動する。リフトレバー３は
案内スロット８をもち、その中を帯形のカセット保持器
９が二重矢印ｌＯの方向に移動する。前端９ａにカセッ
ト保持Ｈ９はノーズ１１をもち、これはコンパクトカセ
ット２のリールハブ穴１２に掛合している。テープデツ
キ機能を選択するために、作動ロッド１３ａをもつ作動
ボタン１３と、各々作動ロッド１４ａ、１４ｂをもつ２
個の作動ボタン１４．１５を具える。

作動レバー２１はスピンドル２２の周りに回動する０作
動レバー２１の遊端部のスロット２３はカセット保持Ｈ
９のビン２４に掛合する。カセットホルダー９のノーズ
１１はそのときコンパクトカセット２のリールハブ穴１
２の１つに掛合する。

第１図に示す作動レバー２１の位置では、カセットホル
ダー１ａは再生位置に下がっている。磁気テープカセッ
ト装置はモータ２５により駆動される。

磁気テープカセット装置はヘット取付は板２６を具え、
これに磁気ヘッド２７を固定する。第１図の状態で、ヘ
ッド取付は板は矢印２８方向にコンパクトカセット２か
ら引っ込められている。磁気ヘッド２７はそのときコン
パクトカセット２内でリールハブ（図示せず）上に巻か
れた磁気テープ２９から完全に離れる。磁気テープ２９
はキャプスタン３０．３１を通過し、これらの間をぴん
と張った真っ直ぐな部分として延びる。

支持体３２はヘッド取付は板２６上のスピンドル３３に
枢着する。ばね（図示せず）が矢印３４方向にスピンド
ル３３の周りのトルクを支持体３２に与え、無負荷状態
で支持体３２を磁気テープ２９に向かって回動させる。

加圧ローラ３５は支持体３２上に回転自在に取付けられ
る。

各支持体３２はヘッド取付は板の中心に向く突出部３６
をもつ。突出部３６は止め３７に面し、止めの間に切替
え素子３９の接触ばね３８ａ、３８ｂを置く。接触ばね
３８ａ、３８ｂは無負荷状態で跳ね返って離れ、関連の
突出部３６がその支持体３２と共に止め３７に向かって
動いた時に圧縮される。

接触ばね３１３ａ、３８ｂは端子４０，４１．４２をも
ち、これらの端子は装置内部での接続の仕方に応じて磁
気ヘッド又はこのヘッドの前置増幅器においてミューテ
ィング（ｍｕｔｉｎｇ）をなすことができる。接触ばね
３８ａは端子４０．４２を作るために延びる。他の２個
の接触ばね３８ｂは互に電気接続され、端子４１に接続
される。第１図の状態で、ヘッド取付は板が矢印２８方
向に引っ込むと、再接触ばね３８ａ、３８ｂは圧縮され
、互に接触する。この位置でデツキはミューティング状
態となる。

第１図のヘッド取付は板２６の位置は休止位置に相当す
る。休止位置と第２．３図に示す前方再生位置の間には
高速巻取り位置があり、この位置ではヘッド取付は板は
完全には引っ込まず、磁気ヘッド２７のヘッド面４３は
磁気テープ２９と軽く接触する。ミューティングはこの
位置でも生じる。それは加圧ローラ３５がいずれもキャ
プスタン３０又は３１と接触しないからである。

図示の磁気テープカセット装置用のオートリバース式機
器では加圧ローラ３５は１つのテープ送り方向でキャプ
スタン３０に押し付けられ、他方の加圧ローラ３５は反
対のテープ送り方向でキャプスタン３１に押し付けられ
る。そのようにするため、ヘッド取付は板２６は第２．
３図の矢印４４方向に磁気テープ２９に向かって動かさ
れる。

これはスライダ４５により行われ、スライダは板ばね４
６に作用し、このばねはヘッド取付は板２６の後縁４７
を加圧する。機械的案内手段（図示せず）によりヘッド
取付は板２６は前進中その左側４８又は右側４９を前方
へ傾ける。前記板が左へ向かって傾くと、加圧ローラ３
５はキャプスタン３０に当たり、右側４９が前方へ傾く
と、加圧ローラ３５はキャプスタン３１に当たる。両方
の場合音響ヘッドは磁気テープ２９を押圧し、その圧力
はコンパクトカセット２の普通の加圧フェル）５０によ
り増大する。ヘッド取付は板２６の左側４８が前進中前
方へ傾くと左側支持体３２は加圧ローラ３５がキャプス
タン３０に当たったとき矢印５１方向にスピンドル３３
の周りに回動する。この結果止め３６は止め３７から離
れ、接触ばね３８ａ、３８ｂは自身のばね作用により拡
開する。そのとき２つの接触ばね３８ａ、３８ｂはもは
や接触しない。切替え素子３９の左の接触側は開くので
、ミューティングは終わり、音響ヘッド又は前置増幅器
は信号再生のために再び作動せしめられる。該装置は左
側の加圧ローラ３５が関連のキャプスタン３０と接触し
ていること及び磁気テープ２９が矢印５２ａ方向に磁気
テープ２７を過ぎて左方へ移動することを検出する。

第２図の状態で右側の加圧ローラ３５はキャプスタン３
１から離間して留まる。矢印３４方向のばね力は右側支
持体３２を更に右側止め３７に押圧し、右側接触ばね３
８ａ、３８ｂは接触位置に留まる。右側接触ばね３８ａ
、３８ｂは互に接触しているので、該装置の回路は右側
加圧ローラ３５がキャプスタン３１と接触していないこ
とを検出する。

テープ送り方向を変えるため、ヘッド取付は板２６は第
１図の矢印２８方向に前後動させられ、その結果ヘッド
取付は板２６の右側４９は前方へ傾く。このため右側加
圧ローラ３５はキャプスタン３１に押し付けられ、テー
プは矢印５２方向に進められ、左側加圧ローラ３５は関
連のキャプスタン３０から離れる。右側加圧ローラがキ
ャプスタン３１に押し付けられると、右側支持体３２は
矢印５３の時計方向に回動し、このため右側支持体の止
め３６は関連の止め３７から外れる。この結果命令“矢
印５２ｂ方向のテープ送り′°がライン４１．４２を経
てテープ機器回路に与えられる。

矢印３４方向に左側支持体３２に加わるばね力は左側突
出部３６を左側止め３７に押し付ける。この結果互に接
触する左側接触ばね３８ａ、３８ｂが命令“加圧ローラ
３５外し゛を与える。従って該装置は信号゛°左側外し
”をライン４０．４１を経て受ける。

かくして加圧ローラ３５が外れたとき切替え素子３９と
その接触ばね対３８ａ、３８ｂによりミューティング命
令を第１図に示す磁気ヘッド２７又は前置増幅器３４に
与えることができる。加圧ローラ３５の１つが関連のキ
ャプスタン３０．３１に当たると磁気テープの送り方向
を示す信号を出すことができる。

更に、切替え素子３９の第４のスイッチ位置をもち、こ
の位置では２つの接触ばね対３８ａ１３８ｂが同時に開
く。前記２つのばね対のこの開き位置は作動ロッド１３
ａが矢印１０２方向に内方へ押されたときに得られる。

この結果作動ロッド１３ａに固定した素子１１３ａ、１
１３ｂ　（第４図）も矢印１０２方向に動く。これらの
素子１１３ａ、１１３ｂは支持体３２を押圧し、その加
圧ローラ３５は支持体３２上に配置したピン１００ａ、
１００ｂを介して関連の止め３７を離れるテープ送り方
向に応じてキャプスタン３１又は３２と接触しない。こ
のため対応する接触ばね対３８ａ、３８ｂは開くことが
できる。このときオートリバース式機器では、両接触ば
ね対３８ａ、３８ｂは開く。このスイッチ位置は例えば
該装置の電子回路のモータ停止信号として使うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は磁気テープカセットに向かって動くと共にミュ
ーティング用の切替え素子をもつヘッド取付は板を具え
る磁気テープカセット装置を示す図：第２図及び第３図は前進位置にあるヘッド取付は板の２
つの異なった回動位置と、切替え素子の対応する切替え
位置を示す図；第４図は切替え素子を作動する突起をもつ機器の作動ロ
ッドを示す図。！・・・磁気テープカセット装置１ａ・・・カセットホルダー３・・・リフトレバー９・・・カセット保持器１１・・・ノーズＩ４，１５・・・作動ボタン２１・・・作動レバー２４・・・ピン２５・・・モータ２６・・・ヘッド取付は板２７・・・磁気ヘッド２９・・・磁気テープ３０．３１・・・キャプスタン３２・・・支持体３５・・・加圧ローラ３６・・・突出部３７・・・止め３８ａ、３８ｂ・・・接触ばね３９・・・切替え素子特許出願人　　　エヌ・ベー・フィリップス・フルーイ
ランペンファブリケン

Claims

【特許請求の範囲】１、磁気テープカセット（２）を再生するための機器を
具え、前記機器は磁気テープ（２９）を再生するため少
なくとも１つの駆動可能のキャプスタン（３０又は３１
）と前記キャプスタンに当てられる加圧ローラ（３５）
を有し、前記加圧ローラ（３５）と磁気テープ（２９）
が通り過ぎる磁気ヘッド（２７）をヘッド取付け板（２
６）上に配置し、前記ヘッド取付け板は休止又は高速巻
き取り位置で引っ込められかつ再生位置で前進せしめら
れ、再生位置において、ヘッド取付け板（２６）の回動
自在の支持体（３２）上に支持した加圧ローラ（３５）
が前記支持体により回動してキャプスタン（３０又は３
１）に当てられて成る磁気テープカセット装置（１）に
おいて、切替え素子（３１）が加圧ローラの支持体（３
２）の作用範囲内でヘッド取付け板（２６）上に配置さ
れ、前記素子は前記機器の動作中加圧ローラがキャプス
タンに当てられる結果として前記支持体が回動したとき
加圧ローラの支持体（３２）により切替え位置へ設定さ
れ、この位置で前記切替え素子（３９）は磁気ヘッド（
２７）又は機器（１）の前置増幅器においてミューティ
ング及び／又はトラック方向検出をなすことを特徴とす
る磁気テープカセット装置。２、オートリバース式機器に２個の加圧ローラ支持体と
前記支持体の加圧ローラに関連する２個のキャプスタン
を具え、各加圧ローラ支持体（３２）が切替え素子（３
９）と協働せしめられる、請求項１に記載の磁気テープ
カセット装置。３、切替え素子（３９）は休止位置で閉じ、加圧ローラ
（３５）がキャプスタン（３０、３１）に当てられたと
き開く、請求項１に記載の磁気テープカセット装置。４、板ばねスイッチとして構成した切替え素子（３９）
は少なくとも２組の接触ばね（３８ａ、３８ｂ）からな
り、前記ばねは関連の加圧ローラ支持体（３２）とヘッ
ド取付け板（２６）上の止め（３７）の間に配置し、加
圧ローラ支持体（３２）間の接触ばね（３８ａ、３８ｂ
）の組は支持体（３２）の位置に応じて開閉する、請求
項１に記載の磁気テープカセット装置。５、支持体（３２）はばね負荷されて加圧ローラを関連
のキャプスタン（３０、３１）から押し離し、加圧ロー
ラ（３５）が関連のキャプスタン（３０、３１）から離
れている支持体（３２）は接触ばね（３８ａ、３８ｂ）
を互に加圧し、加圧ローラ（３５）が関連のキャプスタ
ン（３０、３１）に当っている支持体（３２）は接触ば
ね（３８ａ、３８ｂ）を拡開させる、請求項１に記載の
磁気テープカセット装置。