JPH0275929A - 配管の耐圧漏洩試験方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は配管の耐圧漏洩試験に係り、特に、配管系統の
耐圧領域隔離に困難な耐圧漏洩試験に好適な耐圧漏洩試
験方法とその装置に関する。

〔従来の技術〕

従来技術は、系統隔離が困難な場合、その系統上に存在
する配管、又は、弁を撤去しその位置に閉止板を取り付
け、耐圧漏洩試験を実施し、終了後、閉止板を撤去し弁
又は配管を復旧する。それに伴う干渉物の撤去復旧も同
様となる。なお、本発明に関連するものには、特開昭５
７−６１８６６号公報「不断流式分岐方法」があるがこ
の発明は閉止栓を目的としたものであり、圧を加えるこ
とはできない。

［発明が解決しようとする課題〕 配管の耐圧漏洩試験方法は耐圧試験対象部を含むその配
管系統の前後の弁を閉じ、耐圧領域を形成する。そして
、その中に加圧材を圧入し所定圧に昇圧保持して実施す
る。しかし、配管の位置によっては系統上の隔離弁が存
在しない場合や弁の構造上系統隔離機能をもたない弁も
ある。その様なケースでは耐圧試験を実施する場合は、
その系統上に存在する配管、又は、弁を撤去し、その位
置に閉止板を取り付けて加圧、圧力保持し、試験終了後
、閉止板を撤去し、撤去した弁、又は、配管を復旧する
。弁、又は、配管を撤去する際、その干渉となるような
配管、電線、及び、サポートが存在すればそれらも撤去
復旧作業゛が必要となる。

また、特開昭５７−６１８６６号公報「不断流式分岐方
法」では栓をすることは可能であるが、圧力を加えるこ
とはできない。従って、本作業に適用することはできな
い。

このように従来技術は圧力保持、及び、その閉止機能の
点について考慮されておらず作業量が大となる問題があ
った。

本発明の目的は配管内面に膨張式閉止体を設定すること
により、局部的に耐圧漏洩試験を実施することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本技術は閉止板を設定するために必要な弁、又は、配管
とそれに鉛髄する電線、サポート、及び、配管等干渉物
撤去復旧という作業を無くすために、耐圧対象部のみ加
圧する方法である。

耐圧対象部を含む配管内面に膨張式閉止体を外部より膨
張体を封入することにより、気密性を持たせるものとし
た。

膨張式閉止体が破損した際の配管内への飛散防止を目的
として、膨張式閉止体の外側に飛散防止板を設定した。

装置設定後、外部より加圧可能とするため、閉止板に加
圧ノズル及び弁を設定した。

上記目的は配管の内面を膨張式閉止体で隔離することに
より達成される。

〔作用〕

膨張式閉止体は収縮状態で配管内に設定され装置取付機
外部より膨張材を封入する。膨張材が封入されると配管
内面に接触する。その接触圧により配管の隔離機能を発
揮する。膨張式閉止体の外側には半球体の薄板があり、
これは、膨張式閉止体が、万一、破損した場合、配管内
への破片の飛散防止を目的とし、配管軸方向への閉止を
膨張式閉止体と接触することにより可能とする機能をも
つ。配管開口部は装置に附随する閉止板で閉止し、膨張
式閉止体に膨張材を封入するノズルと加圧ノズル二つの
ノズルがあり、外部より操作可能とした。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図より説明する。

第１図は局部耐圧漏洩試験を示すものであり、配管７に
は系統弁８と耐圧漏洩試験対象継手５があり、系統弁８
に隔離機能のない場合、系統弁８を撤去し、その位置に
閉止板を設定し、閉止板４との間で耐圧領域を形成し、
実施するが１本発明では系統弁８はそのままとし、膨張
式閉止体１を収縮状態で耐圧対象継手５を含む配管７の
内面に設定し、閉止板４を取り付ける。装置設定後、膨
張材封入ノズル３より外部から膨張材を膨張式閉止体１
に所定の圧力まで封入する。この状態で、膨張式閉止体
１は配管７の内面に密着し、膨張式閉止体１と閉止板４
の間で耐圧領域を形成する。

加圧ノズル２より耐圧漏洩試験材を封入し加圧保持後、
試験完了となる。試験後、加圧ノズル２より降圧し、膨
張材封入ノズル３より降圧し、膨張式閉止体１を収縮さ
せて撤去する。

第２図に本発明の装置を示す。本発明の＠置は飛散防止
板９、膨張式閉止体１、膨張材封入ノズル３．連接ロッ
ド１０、加圧ノズル２、閉止板４より構成され、飛散防
止板９は膨張式閉止体１が、万一、破損した際、配管内
への破片飛散防止と膨張式閉止体１と密着し配管軸方向
への耐圧領域の形成、及び、膨張式閉止体位置設定機能
を持つ。

膨張式閉止体１は配管と所定圧力で接触することにより
、耐圧領域を形成する。膨張材封入ノズル３は、装置設
定後、外部より膨張材を封入可能とし連接棒１０は飛散
防止板９と閉止板４を接続し連接棒１０の長さを変える
ことにより、配管軸方向への耐圧領域の範囲６の制御を
可能とする。加圧ノズル２は耐圧試験材を封入する。閉
止板４は耐圧領域を形成し１本装置の基礎部材の効果を
持たせている。

本実施例によれば、配管耐圧漏洩試験を目的の範囲のみ
に実施でき、かつ、余剰作業量を低減することができる
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、局部的に耐圧領域を形成することがで
き、膨張式閉止体はその封入圧力を変化させることによ
り、巾広い範囲の耐圧設定圧力に対応することができる
。膨張式閉止体の着脱性を向上させた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の局部加圧方法の説明図であ
る。第２図は本発明の局部加圧装置の平面図（ａ）およ
び断面図。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、配管の耐圧漏洩試験対象部を含む狭い範囲において
   前記配管の内面に気体又は液体封入チューブを使用して
   気密領域を形成し、耐圧漏洩試験加圧を実施する配管の
   耐圧漏洩試験方法。 ２、気密領域を形成する気体、又は、液体封入チューブ
   をもち前記液体チューブが破裂した際の飛散防止、配管
   固定閉止フランジより構成され、外部よりチユーブへの
   気体又は液体の封入、及び、加圧材を封入する機能を持
   つた装置。