JPH0275116A - リアクトル電流遮断装置 - Google Patents

リアクトル電流遮断装置

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JPH0275116A
JPH0275116A JP22633788A JP22633788A JPH0275116A JP H0275116 A JPH0275116 A JP H0275116A JP 22633788 A JP22633788 A JP 22633788A JP 22633788 A JP22633788 A JP 22633788A JP H0275116 A JPH0275116 A JP H0275116A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は電力系統においてリアクトルを開閉する装置に
係り、特にリアクトルに流れる電流を遮断する際に発生
するサージ電圧を抑制したものに関する。
(従来の技術) 電力系統においては、その無効電力調整のためにシャン
トリアクトルを設置し、必要に応じて系統に接続したり
切り離したりすることが行われている。この接続、切り
離しのために開閉機器が用いられる。第5図はシャント
リアクトルが設置された変電所の例の簡略した単線結線
図を示す。BUSは母線、Reはシャントリアク1〜ル
、l’−rは変圧器、1−ine’l、1.rne2は
送電線路、C81、CB2,083.CB4は遮断器、
CCは!lI御装置、Aは制御装置CCに対する手動操
作指令、Bは制御装置CGに対する継電器からの自動操
作指令である。シャントリアクトルの接続切り離しは遮
断器C81の開閉によって行われる。この際の開閉は手
動操作指令Aによって行われる。
事故の発生による緊急の開閉は継電器からの自動操作指
令Bによって行われる。
シャントリアクトルを遮断器によって切り離す際の単相
の電気的簡易等価回路を第6図に示す。
第6図において、1は遮断器、2はりアク1〜ル、3は
リアク1〜ル2自身および遮断器1とリアクトル2どの
間の線路の漂遊の静電容量から主として成る負で14側
静電容量、4は遮断器1とリアクトル2どの間の線路の
漂遊インダクタンス、5は遮断器1の電源側線路および
電源側機器の漂遊静電容量から主として成る電源側静電
容量、6は遮断器1の電源線路の漂遊インダクタンス、
7は電源インダクタンス、8は電源、9は遮断器1の負
荷側端子、10は遮断器1の電源側端子である。
第7図は第6図におCプる電圧、電流波形の説明図であ
る。Vlは遮断器1の負荷側端子9の電圧、V2は遮断
器1の電源側端子10の電圧、iは遮断器1を流れる電
流でおる。遮断器1の遮断指令を手動で〜えるとその都
度開極位相は変るが、例えば時刻t1であるとする。時
刻t1て開極すると発弧し、交流電流1の零点を待って
時刻t2で遮断が成立する。この際交流電流iの本来の
零点よりも時間的に前の遮断が完了し、電流截断が発生
することがある。icはこのときの截断電流値である。
リアクトルに流れる電流は、電圧に比べて90°位相が
遅れているから、時刻t2で遮断が成立すると、このと
きリアクトル2の端子電圧すなわち遮断器1の負荷側端
子9の電圧V1は電源電圧の波高値V。の近傍にある。
時刻t2以後リアクトル2と負荷側静電容量3との間で
電気振動が発生する。遮断時に電流截断が発生するとこ
の電機振動の電圧の波高値は■。どなって、交流電源電
圧波高値■。よりも大きくなる。
さて、時刻t2で遮断が成立すると、上記のように、リ
アクトル2と負荷側静電容量3との間の振動によって遮
断器1の負荷側端子9には、第7図に示すように振動電
圧v1が発生し、従って遮断器]の極間には、遮断器1
の電源側端子10の電圧■2と負荷側端子9の電圧との
差電圧、ずなわら第7図に斜線を施した部分の電圧が印
加される。時刻t2で遮断が成立した後の遮断器1の極
間の絶縁回復が上記の差電圧よりも人ぎいとぎには、極
間で再発弧μす、逆に小さければ再発弧する。
再発弧した場合の電圧、電流の説明図を第8図に示す。
第8図において時刻°し。は再発弧時点を、時刻t1は
開極時点を、時刻し、は交流電流零点近傍における一旦
遮断時点を示す。時刻t3にて再発弧すると第6図にお
ける電源側静電容量5、漂遊インダクタンス6、遮断器
1、漂遊インダクタンス4、負荷側静電容量3の回路で
高周波振動が発生し、第8図に示すように波高値、のサ
ージ電圧が発生覆る。このサージ電圧がリアクトルの絶
縁を脅かす場合がある。
一般に、開極時刻↑1から遮断時刻t2までのアーク時
間が、第7図に示づように長いと、遮断時刻t2におけ
る遮断器極間の距離が大きくなって、時刻t2以後の絶
縁回復速度が大きくなって再発弧しない。これに対し開
極時刻t1から遮断時刻t2までのアーク時間が第8図
に示すように短かいと遮断時刻t2にお]プる遮断器極
間の距離が小さく、従って、時刻t2以後の絶縁回復速
度が充分でなく再発弧が発生してしまう。
第7図は開極時点t1における交流電流iの極性が正の
場合で再発弧が発生しない場合を示しているが、電圧、
電流の極性かこれと反対で、再発弧が発生しない場合を
第9図に示す。第8図は開極時点t1における交流電流
iの極性が負の場合で再発弧か発生する場合を示してい
るが、電圧電流の極性がこれと反対で再発弧が発生する
場合を第10図に示す。
ざらに、パッファ形SF6ガス遮断器の消弧至とリアク
トル電流のような小電流遮断時のその動作の例を第11
図に、他の例を第12図に示す。
第11図において、11はバッフ7ピス1〜ン、12は
パッファシリンダ、13はパッファシリンダ斤縮至、1
4は可動電極側接触子、15は固定電極側接触子、16
は絶縁材料から成るノズル、17は圧縮ガスの上流側通
路、18はパンツフシリンダ12およびノズル16と一
体となっている操作棒、19は操作棒1Bの内部の圧縮
ガス下流側通路、20はノズル16の圧縮ガス下流側通
路、21はノズル16のスロート、22は可動電極側接
触子14のスロート、23はアーク、flはパッファシ
リンダ圧縮室13から圧縮ガスの上流側通路17へのガ
ス流、f2は圧縮ガスの上流側通路17から可動電極側
接触子のスロー1〜22を通って操作棒内部の圧縮ガス
下流側通路19へ至るガス流、f3は圧縮ガスの上流側
通路17からノズルスローj〜21を通ってノズルの圧
縮ガス下流通路20に至るガス流である。第11図(a
)は投入状態を示す可動電極側接触子14と固定電極側
接触子15とか接触し、通電状態となっている。
開極指令を与え、図示していない操作機構によって操作
棒18を右方向に駆動すると第11図(b)に示すよう
に可動電極側接触子14と固定電極側接触子15とは離
れて、これらの間にアーク23が発生ずる。これと同時
にパラノアシリンダ圧縮室13が圧縮される。ノズルス
ロート21が可動電極側接触子14の先端をぬ(プる前
は主としてガス流4゛1とf2か形成される。アーク2
3は主としてガス流f2によって冷却される。ノズルス
ロート21が可動電極側接触子14の先端をぬけた後は
、第11図(C)に示すように、ガス流f1゜f2とf
3が形成され、アーク23は主としてガス流f2とf3
によって冷却される。アークはこのようなガス流の冷却
によって消弧され、その後最終開極位置となる。
パッファ形SF6ガス遮断器の消弧至の他の例である第
12図において、25は操作棒18に設けた穴、26は
操作棒18の内部の圧縮ガス下流側通路に設けられたガ
ス流障壁、f4はパッファシリンダ圧縮室13から操作
棒に設(プた穴25を通って操作棒内部の圧縮ガス下流
側通路19へ至るガス流、f5は操作棒内部の圧縮ガス
下流側通路19から操作棒に設けた穴25を通ってパッ
ファシリンダ12の外部に至るガス流である。第12図
(a)は投入状態を示す。可動電極側接触子14と固定
電極側接触子15とが接触し、通電状態となっている。
操作棒18を右方向に駆動すると第12図(b)に示す
ように可動電極側接触子14と固定電極側接触子とは離
れて、これらの間にアークが発生する。これと同時にパ
ッファシリンダ室13が圧縮される。バッフ7ピストン
11が操作棒に設【プた穴25を通過づる前は主として
ガス流f、f/Iか形成される。パッファビス1−ン1
1が操作棒に設けた穴25を通過した後は第12図(C
)に示すようにガス流f1.f2 。
f5か形成され、さ゛らに、ノズルスロート21か可動
電極側接触子14の先端をぬりだ後は、ガス流f、f3
が形成される。アーク23は主としてガス流f2および
f3によつで冷却され、消弧される。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような従来技術において、シャントリアクトルに
流れる電流を遮断器で遮断する際、開極指令を手動で与
えると、遮断電流に対する開極位相は定まらない。従っ
て、開極後、すぐに、交流電流の零点を迎える確率はか
なり人きい。このとぎ、交流電流の零点て一旦遮断か成
立し、開極後まもないので再発弧してしまう。すると、
第8図あるいは第9図に示すように高周波の大きなサー
ジ電圧が発生してしまう。このサージ電圧によってシャ
ン]〜リアクトルまたは伯の機器の絶縁が脅かされる。
本発明は、シャント1ノアクトル遮断の際に、再発弧が
発生する確率を小さくして、従って高周波の大きなサー
ジ電圧が発生する確率を小さくしたリアクトル電流遮断
装置を提供することを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のリアクトル電流遮断装置は、 中空円筒状可動接触子とその内部に挿入される棒状の固
定電極側接触子とを有し、リアクトルに流れる電流を遮
断するパッファ形ガス遮断器と、このパッファ形ガス遮
断器の消弧室において、開極時に前記中空円筒状接触子
の開口部の面積に比べて、前記棒状の固定電極側接触子
の先端部と前記中空円筒状の可動電極側接触子先端との
間で構成される開口面積の方が大きくなったときに、ア
ーク電流零点が来るように開極位相を制御して電流遮断
覆る位相制御装置を設りたことを構成上の特徴とするも
のである。
(作用) 上記のような構成のバッフI形ガス遮断器の開極時には
、中空円筒状接触子の開口部の面積に比べて、棒状の固
定電極側接触子の先端部と前記中空円筒状の可動電極側
接触子先端との間で構成される開口面積の方が大きくな
ったときに、固接触子間を流れる消弧ガス流か充分発生
する。そこで、その後において電流零点を迎えそこで遮
断を成立させると、ガス流によるアークの大きな冷却力
が得られ、極間の絶縁回復が大きくなる。従って、発弧
することかなく、高周波の大きなサージ電圧の発生を防
止することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図に示す。第1図(a)
はシャントリアク1ヘル開閉の単線結線図、第1図(b
)は遮断器消弧室の電流零点を迎える電極位置を示す。
*実施例の構成* 第1図(a)において、BUSは母線、Re ハシヤン
トリアクトル、CBは遮断器、CCは制御装置、PCは
位相制御装置、VPは電圧位相検出器、Aは位相制御装
置PCに対する手動操作指令、Bは制御装置CCに対す
る継電器からの自動操作指令である。
前記遮断器CBの構造を示す第1図(b)において、1
1はパッファピストン、12はパッファシリンダ、13
はパラフン・シリンダ圧縮室、14は可動電極側接触子
、15は固定電極側接触子、16は絶縁材料から成るノ
ズル、17は圧縮ガスの上流側通路、18はパッファシ
リンダ12およびノズル16と一体となっている操作棒
、19は操作棒18の内部の圧縮ガス下流側通路、20
はノズル16の圧縮ガス下流側通路、21はノズル16
のスロート、22は可動電極側接触子14のスロート、
Slは可動電極側接触子のスロート22の開口面積、S
2は可動電極側接触子14の先端と固定電極側接触子1
5の先端部との間で構成される、操作棒内部の圧縮ガス
下流側通路19に向っての開口面積である。
このような構造のパッファ形ガス遮断器を制御づる位相
制御装置PCは、手動の遮断指令△を与えられて開極位
相を制御し、遮断器の開極途中において82〉Slとな
ったときにリアクトルアーク電流の電流零点がくるよう
に制御するものである。
*実施例の作用* 実施例の作用の説明図を第2図に示す。第2図は開極途
上の遮断器消弧室を示している。23はアーク、flは
パッファシリンダ圧縮室13から圧縮ガスの上流側通路
17へのガス流、f2は圧縮ガスの上流側通路17から
可動電極側スロート22を通って操作棒内部の圧縮ガス
下流側通路19へ至るガス流である。
開極途上の遮断器消弧室において、可動電極側接触子1
4と固定電極側接触子15が離れるとアーク23が発生
し、ガス流f1およびf2が発生ヅる。アーク23はガ
ス流f2によって冷却される。ガス流f2は第1図に示
すSlと81の関係がSl〈SlのときはSlによって
制限される。
開極途上においてはSlが次第に大きくなるのでガス流
f2も次第に強力になる。Sl〉Slとなるとガス流f
2はSlによって制限されるようになる。Slは一定で
あるからガス流f2も一定となってこのときガス流は最
強となる。本発明によればこの状態で電流零点を迎える
ので、この電流零点で遮断後の極間の絶縁回復が大きく
、従って再発弧の発生を抑えることができる。
開極位相の制御は、第1図(a)に示すように主回路電
圧を検出することによって、またリアクトルの電流を検
出することによって行なわれるもので、これらは従来技
術として既に公知の手段である。
また、シャントリアクトルを開閉する遮断器で事故発生
による緊急の開閉を行うときには、継電器からの自動指
令Bによって、位相制御装置PCを介さずにこれを行う
ことができる。
*実施例の効果* 以上にように、シャントリアクトル電流をパラフッ・形
S「6ガス遮断器で遮断する際に開極途上の遮断器の消
弧室のガス流の変化に着目して、遮断電流アークの電流
零点の到着する時点を制御することによつ−で、再発弧
の発生を抑制し、大きな高周波サージ電圧の発生を抑制
することができる。
*他の実施例* 次に、本発明の他の実施例を第3図に示す。
第3図(a)、(b)は遮断器の他の消弧室の電流零点
を迎える電極位置を示す。第3図において25は操作棒
18に設Cプた穴、26は操作棒18の内部の圧縮ガス
下流側通路に設けられたガス流障壁、S3はノズルスロ
ート21の開口面積、S4は固定電極側接触子15の先
端とノズルスロート21との間で構成される、ノズルの
圧縮ガス下流側通路20に向っての開口面積、Slは可
動電極側接触子のスロート22の開口面積、Slは可動
電極側接触子14の先端と固定電極側接触子15の先端
部との間で構成される操作棒内部の圧縮ガス下流側通路
19に向っての開口面積である。
第1図(a)に示す位相制御装置PCに手動の遮断指令
Aを与えて開極位相を制御し、遮断器の開極途中におい
て、第3図(a)に示すようにバッフ7ピストン11が
操作棒に設けた穴25を通過する前においてはS4〉S
3となったときにリアクトルの電流零点がくるように制
御し、または第3図(b)に示すようにパラフッ・ピス
トン11が操作棒に設けた穴25を通過した後において
は、Sl〉Slとなったときにリアクトルの電流零点が
くるように制御する。
*他の実施例の作用* 他の実施例の作用の説明図を第4図に示す。第4図は開
極途上の遮断器消弧室を示している。23はアーク、f
lはバッフ1シリンダ圧縮¥13から圧縮ガスの上流側
通路17へのガス流、f4はパッファシリンダ圧縮至1
3から操作棒に設けた穴25を通って操作棒内部の圧縮
ガス下流側通路19へ至るガス流、f6はノズルスロー
ト21を通ってノズルの圧縮ガス下流側通路20へ至る
ガス流、f2は圧縮ガスの上流側通路17から可動電極
側接触子スロート22を通って操作棒内部の圧縮ガス下
流側通路19へ至るガス流、f3は圧縮ガス上流側通路
17からノズルスロート21を通ってノズルの圧縮ガス
下流側通路20に至るガス流、f5は操作棒内部の圧縮
ガス下流側通路19から操作棒に設けた穴25を通って
パッファシリンダ−2の外部に至るガス流である。
開極途上の遮断器消弧室において、可動電極側接触子1
4と固定電極側接触子15が離れるとアーク23が発生
し、パッファピストン11が操作棒の穴25を通過する
前においてはガス流f1゜f4およびf6が発生する。
アーク23はガス流1′6によって冷却される。ガス流
4−6は第3図に示すS3と84の関係がS4くS3の
ときはSlによって制限される。開極途上においてはS
4が次第に大きくなるのでガス流f6も次第に強力にな
る。s4>33となるとガス流f6はS3によって制限
されるようになる。8つは一定であるからガス流f6も
一定となってこのときガス流は最強となる。本発明によ
れば、この状態で電流零点を迎えるので、この電流零点
で遮断後の極間絶縁回復が大きく従って再発弧の発生を
抑えることができる。
また、バッフ7ピストン11が操作棒の穴25を通過し
た後においては、第2と同じようにガス流f1.f2が
形成されるので、第1図に示した実施例と同様にしてS
2〉Slのとき電流零点を迎え、そこで遮断すると大き
な極間絶縁回復を1q、再発弧を抑えることができる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明のリアクトル電流遮断装置によれば
、開極途上の遮断器の消弧室のガス流の変化に着目して
遮断電流アークの電流零点の到首する時点を制御すると
いう簡単な手段によって、再発弧の発生を抑制し、大ぎ
な高周波サージ電圧の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明のリアクトル電流遮断装置の一実
施例を示す単線結線図、第1ず(b)は第1図(a)の
実施例に使用される遮断器の一例を示づ断面図、第2図
は第1図(b>の遮断器の作用を説明する断面図、第3
図(a)(b)は本発明の他の実施例におc′jる遮断
器の構造を示す断面図で、第3図(a)は開極動作の前
半、第3図<b>は開極動作の後半を示す。第4図(a
)(b)は第3図(a)(b)の遮断器の作用を示す断
面図で、第4図(a)は開極動作の前半、第4図(b)
は開極動作の後半を示す。 第5図は従来のリアクトルを設置した変電所の簡易単線
結線図、第6図はリアクトル電流遮断時の等価回路、第
7図及び第9図は再発弧しない場合の電圧、電流波形図
、第8図及び第10図は再発弧が発生した場合の電圧、
電流波形図、第11図(a>(b)(c)はパッファ形
ガス遮断器の消弧室の動作を順に説明リ−る断面図、第
12図(a)(b)(c)は他のパッファ形ガス遮断器
の消弧室の動作順に説明する断面図で必る。 1・・・遮断器、2・・・リアク(ヘル、3・・・負荷
側静電容量、4・・・線路の漂遊インダクタンス、5・
・・電源側静電容量、6・・・漂遊インダクタンス、7
・・・電源インダクタンス、8・・・電源、9・・・遮
断器負荷側端子、10・・・遮断器電源側端子、■1・
・・遮断器の負荷側端子の電圧、■2・・・遮断器電源
側端子の電圧、i・・・遮断器電流、tl・・・開極時
刻、゛し2・・・交流電流遮断時刻、t3・・・再発弧
発生時刻、V。・・・電源電圧波高値、vo・・・電流
截断による電圧波高値、■、・・・再発弧時のサージ電
圧波高値、11・・・パッファピストン、12・・・パ
ッファシリンダ、13・・・パッファシリンダ圧縮室、
14・・・可動電極側接触子、15・・・固定電極側接
触子、16・・・ノズル、17・・・圧縮ガスの上流側
通路、18・・・操作棒、19・・・操作棒内部の圧縮
ガス下流側通路、20・・・ノズルの圧縮ガス下流側通
路、21・・・ノズルのスロート、22・・・可動電極
側接触子のスロート、23・・・アーク、25・・・操
作棒に設けた穴、26・・・ガス流障壁、fl、f2.
f3.f4.f5.f6・・・ガス流、BUC・・・母
線、CB・・・遮断器、Re・・・リアクトル、CG・
・・制御装置、PC・・・位相制御装置、VP・・・電
圧位相検出器、A・・・手動操作指令、B・・・自動操
作指令。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 消弧性ガスを充填した容器内に、接離可能な固定電極部
    と可動電極部を有し、 固定電極部には棒状の固定電極側接触子を備え、可動電
    極部には中空円筒状の可動電極側接触子、パッファピス
    トン、パッファシリンダ、絶縁ノズル、中空円筒状の操
    作棒を備え、 前記可動電極側接触子、パッファシリンダ、絶縁ノズル
    、操作棒を一体となし、 前記中空円筒状の操作棒の先端部に同軸状に前記中空円
    筒状の可動電極側接触子を接続し、投入時には前記棒状
    の固定電極側接触子の先端を前記中空円筒状の可動電極
    側接触子を包むようにして接触させ、 開極時には前記操作棒を駆動して前記パッファシリンダ
    とパッファピストンの相対運動によってガスを圧縮し、
    前記パッファシリンダに接続し且つ前記中空円筒状の可
    動電極側接触子の周囲に配置した絶縁ノズルを用いてガ
    ス流とし、 前記中空円筒状の可動電極側接触子の開口部とそれに続
    く中空円筒状の操作棒の内部を前記ガス流の一つの排気
    口とし、 前記絶縁ノズルの開口部を前記ガス流の他の排気口とし
    、 前記ガス流を前記固定と可動の両電極接触子間に発生す
    るアークに吹付けて消弧するパッファ形ガス遮断器と、 開極時に前記中空円筒形接触子の開口部の面積に比べて
    、前記棒状の固定電極側接触子の先端部と前記中空円筒
    状の可動電極側接触子先端との間で構成される開口面積
    の方が大きくなったときに、アーク電流零点が来るよう
    に、開極位相を制御する位相制御装置を設けたことを特
    徴とするリアクトル電流遮断装置。
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JP2557492B2 (ja) 1996-11-27

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