JPH0274832A - 色順判定方式 - Google Patents

色順判定方式

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JPH0274832A
JPH0274832A JP22718488A JP22718488A JPH0274832A JP H0274832 A JPH0274832 A JP H0274832A JP 22718488 A JP22718488 A JP 22718488A JP 22718488 A JP22718488 A JP 22718488A JP H0274832 A JPH0274832 A JP H0274832A
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仁夫 高田
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賢一 福永
Masayuki Takahashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、色の配列順を判別することのできる色順判定
方式に関する。 (従来技術とその課題) 従来より、コンピュータ等の電子機器の内部配線に用い
られるコネクタには、所定本数のワイヤハーネスを所定
の色順で接続されるようにしているが、色順が誤って接
続された場合には、誤配線の原因となる。 従来においては、コネクタのワイヤハーネスの色順をい
ちいち目視により検査しているため、多くの人手と時間
を要する問題があった。 このため、特開昭62−9236号公報においては、 「カラーセンサ制御装置を用いて、検査マスターと被検
査物との差に基づき色順の正誤を判定する方法にして、
カラーセンサー制御装置に検査マスター値入力により、
赤、緑、責の3W、色のセンサー人力をとり込み、サン
プル数を増せば、その平均値をとり、今、この値を 検査マスターの色順  赤  緑  青°I     
 R1゜ G1゜ B、。 2       Rta  Gza  Bz。 n         R,。 G、。 B、。 とし1次に被検査物用データを久方し、この時サンプル
の値を 被検査物の色順    赤  緑  青I     R
II GII 8口 2       R21Gel  Bztn     
   Rsl  Gel  B@1とし1.このデータ
を基にして9色順を判定する方法として。 1++ −(RII−R,。)”+(C++−G Io
)2+(B u−B Io)”/l! −(R31−R
2゜)”+(C++−G+。)”+(B u−B *。 )!4−−  (RIl−R,e)”+(Gll−G−
o)”+(B、1−B、@)”を計算し+  ’21m
の最小になる色nを決定し。 これをR,l l Gll 、 B、、〜Rml + 
Gel *B、1 まで処理を行ない n、    をくり返し、この結果 n+”i n、−2 0、−3 na−n   となれば合格とするカ ラーセンサー制御装置による演算処理を行うことを特徴
とする複数の色彩を備えた被検査物の色順判定法。」 が提案されている。 しかしながら、この方式を用いて上記ワイヤハーネスの
検査を行うことは、実際上不可能であっtこ。 その原因としては、種々考えられるが、第1には、上記
のようにR,G、Hの3原色を用いて比較を行う方法で
は、光源の変化や距離の変動に弱く、例えば、赤と茶と
いった同系色を確実に検出することができず、実用に適
していないことである。第2に、上記の特開昭62−9
236号公報においても、コネクタの電線の色順の判別
を行う実施例が開示されているが、電線は普通、円柱形
状をしており、光を照射して、その反射光を受光する際
に、光の照射位置を確定するのが困難であり、また、電
線が隣同士接しているような場合には、隣の電線からの
反射光をも受光してしまい、そのために、正確な3原色
の読み取りができないが、これらの問題に対する対策は
なんら触れられていない。さらには、1つのコネクタ中
に同じ色の電線が存在する場合には、上述の演算方法で
は検出が不可能である。 また、近年、現在用いられているバーコードの情報量を
アップさせるために、バーコードのカラー化の計画があ
り、そのようなカラーバーコードを正確に読み取ること
のできるバーコードリーダーの要望が高まっているが、
特開昭62−9236号公報によるものでは、そのカラ
ーバーコードリーダーに応用できない。 本発明の目的は、上記の問題点を解決するために、色彩
工学上の手法を有効に利用し、人間の視覚による判断と
同様に、色の判別を色相、色調に基づいて行って、正確
な色順の判定を行うことのできる色順判定方式を提供す
ることである。 (課題を解決するための手段) そのため、本発明に係る色順判定方式は、複数の色が所
定の順序で配列された色配列の色順を検出する色順判定
方式であって、 基準となる色配列の各色について、配列された個々の色
をR,G、Bに分解して読み取り、その読取値からし*
a*b*表色系における明度指数L*及びクロマチック
ネス指数a本、b*をそれぞれ求め、式 によって定義される色相角H’ と、式T’ −(an
 −1(L */ (a * 2 + b* 2 ) 
l / 21によって定義される色調角T0と、式 7式% によって定義される色調長TRとを、予め計算して、テ
ーブルに記憶し、上記複数の色の各色について、配列さ
れた個々の色をR,G、Bに分解して読み取り、その読
取値から上記色相角Ho、色調角T0および色調長TR
を計算して、上記テーブルに記憶された上記基準となる
色配列の各色の色相角、色調角および色調長とそれぞれ
比較することによって色順を判定することを特徴とする
。 (作用) 基準となる色順と判定させる色順の各色に対する色相角
、色調角、色調長をそれぞれ比較して、色順を判定する
。 (実施例) 以下、添付の図面を参照しながら、本発明の詳細な説明
する。 第3図に、本発明を適用した色順判定装置のシステム構
成を示すように、本色順判定装置は、センサヘッドlと
、このセンサヘッドlに信号ケーブル群2を介して接続
されたコントローラ3によって基本的に構成される。 センサヘッドlは、例えばダイクロイックミラー付ハロ
ゲンランプで構成した照明光源4と、入射角45°で照
明光源によって照射された被測定物5の表面からの散乱
光を集光レンズ6を介して受光スるR、G、83色のカ
ラーセンサ7と、カラーセンサ7のR,G、B谷検出部
から出力されるR、G、B信号を増幅するR、G、B信
号増幅用アンプ8,9.10とを備えて構成される。 また、上記コントローラ3は、増幅されたRlG、B信
号を順次にスキャンするマルチプレクサ12と、マルチ
プレクサ12から順次に出力されるR、G、B信号をA
/D変換器13を介して読み込み、色判別を行うマイク
ロコンピュータ14とで基本的に構成されている。 マイクロコンピュータ14は、機能的に大別した場合、
キーボード15から入力される指令にしたがって色順判
定演算に必要な制御を実行する制御部14Aと、色順判
定に必要な各種データを格納したデータ格納部14Bと
、制御部14Aからの制御信号に従って色順判定演算の
ために予め組み込まれた演算プログラムを実行する演算
部14Cと、演算結果を表示用信号に変換して、液晶デ
イスプレィ16に演算結果を表示するための表示部14
Dと、演算結果を出力端子14Fにデジタル信号として
出力するためのデジタル出力部14Eとに分けることが
できる。 第8図には、本発明に係る色順判定方式を用いてワイヤ
ハーネスの色順判定を行うための装置を示す。第8図に
示すように、基台25には、その中央部にコネクタホル
ダーtoo、too、・・・を外周部に等角度ピッチで
設けた回転台lotが回転軸102によって等速度で一
方向に回転するように支持されている。上記各コネクタ
ホルダー100には、所定本数のワイヤハーネスを接続
したコネクタ5が吊下げ支持され、回転台101の回転
に伴って、支持台103上に支持されたセンサヘッドl
の前方を通過する。センサヘッドlによって読み取られ
たワイヤハーネスの色データは、ケーブル2を介して、
支持フレーム104に支持されたコントローラ3に送ら
れ、コントローラ3のデイスプレィI6上に判定結果が
表示されるようになっている。また、各コネクタホルダ
ー100゜100・・・の上面には、ワイヤハーネスと
同ピツチのストライプパターン】01aが付けられてお
り、光電センサ50が、センサヘッドlに対向するコネ
クタホルダー100のストライプパターン1O1aを検
知可能な位置に固定される。この光電センサ50は、個
々のストライプを読み取って、ワイヤハーネス1本毎の
位置情報を与えるものであって、この位置情報(同期信
号)の存在時に、R2G、Bデータのピーク値が存在す
るか否かにより、黒色を判定するものである。位置情報
の存在にもかかわらず、R,G、Bデータのピークが存
在しない場合には黒色ハーネスと判断する。 なお、ワイヤハーネスが欠落している場合にも、ハーネ
スの同期信号があるにもかかわらず、ピーク値が検出で
きないために黒色ハーネスと判断されてしまうが、これ
を防ぐために、図示は省略するが、別の光電センサ等を
用いて、センサヘッドに対向するコネクタホルダー10
0に支持されているワイヤハーネスを同期信号に同期さ
せてその存在を検知させたり、ワイヤハーネスの数を回
転台101の回転に伴ってカウントシて所定のハーネス
数より少ないときは、ワイヤハーネスが欠落していると
判断させてもよい。 第1図及び第2図に色順判定のためのアルゴリズムをフ
ローチャートで示す。 このアルゴリズムは、基本的には、判定する色の配列(
色順)をデータ格納部14BのRAM(図示せず)にテ
ィーチングテーブルとして必要なデータを格納する色順
の登録処理(ティーチング)と、被検査物の色測定を行
い、その結果を分析して、最終的に色順を判定する色順
判定処理の2つの処理に大別される。
【諸量の定義】
第1図及び第2図を説明する前に、本発明の実施例に用
いる諸量の定義を行う。 (A)XYZ表色系 RGB表色系における三刺激値R,G、Bが与えられた
とき、XYZ表色系における三刺激値X。 Y、Zは、色彩工学上よく知られているように、X −
2,7689R+ 1.7517G + 1.1302
BY−1,000OR+4.5907G+0.0601
BZ =       0.0560G +5.594
3Bで与えられる。 (B)L”a”b”表色系 このし*a*b*表色系は、上記三刺激値X、Y。 2を用いて、明度指数L*、クロマチックネス指数a*
、b*がそれぞれ以下の式で与えられる表色系である。 L”−11δCY/YO)”3−16 a””500 ((X/ Xo)”’−(Y/ Yo)
”)5本−200T(Y/YO)”−(Z/Z、)l/
3)ただし、X、、Y、、Z、は照明光源の三刺激値で
ある。 なお、第4図には、参考のため、L”a傘り*表色系立
体を示す。 0色差 2色間の物理的な測定の数値的評価の差を色差ΔEと呼
び、L*a*b*表色系では、次の式で定義される。 ΔE−((ΔL”)”+(Δa”)”+(Δb*)!)
  l/2(C)色ベクトル いま、第5図に示すような色相面を考える。この色相面
は、第4図のL*a*b*表色系立体を明度L*軸に直
交する任意の横断面に相当する。 この色相面上で、2つの指数a*、b*で与えられる色
相ベクトルC*を考え、以下のごとく色相角H0と色相
ベクトル長(−彩度)C*を定義する。 ◎色相角(Ho) じan”(b”/ a”)+180°、(a”<0)◎
色相ベクトル長(−彩度)(C*) 0本−(a * 2 + b’I’ 2 ) l 72
(D)色調ベクトル いま、第6図に示すように、彩度C*を横軸、明度L*
を縦軸とした色調面を考え、この色調面上で色調ベクト
ルTRを以下の通り定義する。 ◎色調角(T’) T’=tan−’(L”/ C傘) ◎色調ベクトル長(TR) TRx (L $2 +c*z) I/2こうして色調
面を考え、色調ベクトルTRがどの領域を指すかによっ
て、第6図に細線で領域を囲って示すように、゛うすい
(P領域)パ、パ浅い(LT領領域′″、明るい(B領
域)″、“さえた(V領域)″、′濃い(DP領領域′
、′暗い(DK領領域パといった計6個の領域に、色を
色調化することができ、人間が実際に見た感覚にあった
ものとすることができる。
【色順判定】
(A)登録処理(ティーチングテーブルの作成)第1図
に、本発明の一実施例であるワイヤハーネスの色順判定
のための登録処理(ティーチング)の概略フローチャー
トを示す。 以下に、第1図のフローチャートの説明を行う。 まず、センサヘッド1を通して、ワイヤハーネスの色を
入力し、かつ、センサ50がら同期信号を入力してメモ
リにストアする(ステップS2゜S4、以下ステップを
略する)。これはワイヤハーネスの数だけ繰り返して行
われる。 次に、メモリにストアされたデータより、ハーネス1本
毎の代表となるデータ、即ち、R,G。 B信号のピーク値を検出する演算処理を行う(S6)。 第7図に、例として色順が橙、赤、茶、黒、白、灰、紫
、青、緑、黄、橙、赤、茶の13本のハーネスを有する
コネクタのλカデータと、それと同時にコネクタホルダ
ー100に設けられたハーネスと同ピツチのパターンを
検出して、その検出に同期して出力される同期信号を示
す。この同期信号の出力期間内における各ハーネスに対
応するR、G、Hの信号のピークを検出して、そのピー
ク値を代表データとすることも可能である。このように
非接触測定とすることによって、円柱状のワイヤハーネ
スだけでなく、移動物体及び、表面が凹凸のものの表面
色の場合にも、測定のための位置決めが同時に容易に行
え、測定も正確になる。 続いて、黒色ハーネス以外は同期信号の存在時に上記の
ピーク値が存在するので(S8でYES)、ハーネス1
本毎の代表データより色相角H6、色調角T 6、色調
長TR,彩度C*をそれぞれ算出する(S 10)。 そして、彩度C*が所定の閾値よりも大きければ(S 
l 2でYES)、有彩色であると判断されるので、無
彩色フラグを0にする(S14)。 方、彩度C*が所定の閾値よりも小さければ(S12で
No)、無彩色と判断され、無彩色フラグを1として、
色相角Ho、色調角T0をともに0にする(S l 6
)。 また、S8で同期信号の存在時にピーク信号が不在のと
き(No) 、ハーネスが存在していれば(ハーネスの
存否は図示しない光電管等で検出される)、(518で
YES)、そのハーネスを黒色と判断し、無彩色フラグ
を11色相角Ho、色調角T″、色調長TR,彩度C*
をそれぞれ0とする(S 20)。ハーネスが存在して
いなければ(S18でNo) 、ハーネスの欠落等のな
んらかのエラーであるので、エラー情報として色番号を
−lとしておき(S24)、S26に移る。 S14,516,520のうちの1つの処理を終えると
、S22に移る。S22では、ハーネスの整列順番号、
色相角Ho、色調角T O1色調長TR,無彩色フラグ
、色番号(この時点では整列順番号と同じ)をそれぞれ
ティーチングテーブルにストアする。 なお、S8から324までの処理は、ハーネスの数だけ
繰り返して行われる。 そして、S26でティーチングテーブル内に同色のハー
ネスを探して、みつかれば色番号を付は直して終了する
。同色か否かは、前述の色差ΔEによって判断され、色
差ΔEが所定の閾値以下であれば、同色とみなすように
する。 (B)色順判定処理 第2図に、色順判定のt;めのルーチンを示す。 まず、色順判定を行わせるワイヤハーネスの色データ及
び同期信号を入力しくS I OO) 、メモリする(
S 102)。これは、ハーネスの数だけ繰り返して行
われる。 次に、ティーチングテーブルの作成のときと同様に、メ
モリにストアされたデータより、ピークを検出してハー
ネス1本毎の代表となるデータを選ぶ演算を行う(S 
I O4)。 ピークが検出されれば(5106でYES)、ハーネス
1本毎の代表データより、色相角H0色色調角0、色調
長TR1彩度C*をそれぞれ算出する(S 108)。 そして、求められた彩度C*が所定の閾値より大きけれ
ば(S120でYES)、有彩色と判断して、無彩色フ
ラグを0としく5122)、5124に移る。 次に、ティーチングテーブル内の同じ整列順において、
5108で求められた色相角H6、色調角T0及び色調
長TRが所定の許容範囲内であれば(S124,512
6,5128でYES)、TRをメモリした後(S13
0)、色番号をランテーブルにストアする(5140)
。 なお、この許容範囲は比較的あらめに設定することで、
光量や測定距離等の変動に対して強くなる。 一方、5120で、彩度C*が所定の閾値よりも小さけ
れば(No) 、無彩色フラグを1とし、色相角■]0
、色調角T0をそれぞれ0として(S134)、ティー
チングテーブル内の同じ整列順において、無彩色フラグ
が1であるかを調べて(S136)、lであれば(YE
S) 、S 128に移り、色調長TRについて許容範
囲内にあるか否かを調べる。 3124.5126.5128において、色相角Ho、
色調角T0、色調長TRのそれぞれが、同じ整列順で許
容範囲内でなかったり、8136で同じ整列順で無彩色
フラグが0であったり(NO)すれば、色番号を0とし
て(S132,5t38)、色が一致しなかったことを
示す。 また一方、5106で同期信号が存在するにもかかわら
ず、ピーク値が存在しなければ(N O)、ハーネスの
存在をチエツクして(5110)、存在していれば(Y
ES)、そのハーネスの色は黒と判断して、無彩色フラ
グを11色相角Ho、色調角T0、色調長TR,彩度C
*のそれぞれを0とした(S l l 2)後、514
0に移る。また、存在していなければcsiioでNo
) 、エラー情報としてSl 14で色番号を−lとし
て5140に移る。 上記の5ioa〜5140の処理は、ハーネスの本数だ
け繰り返して行われる。 ハーネスの本数分の処理が行われると、5142では、
ランテーブル内のハーネスの色調長TRの最小値を基準
として、各ハーネスの色調長TRを相対的に見直して、
色番号を最終決定する(S142)。これは、色相角H
’や色調角T0は光源の光量変動に対して基準化された
値であるのに対し、色調長TRは、光源の光量変動を反
映してしまうので、光量変動があった場合は、色調長T
Rの値は絶対的な値とはみなすことができない。 従って、色調長TRの最小値を基準として、相対的な差
を考慮して、各色番号を見直して、最終決定するように
する。 (C)色順判定の具体例 以下に、上記の第1図、第2図のフローによる色順判定
の実例を示す。 第1表は、第7図のR,G、Bのデータから第1図のフ
ローによって、色相角、色調角、色調長を算出し、これ
らを登録して、作成したティーチングテーブルの一例で
ある。 第1表 フローのところで述べたように、ティーチングテーブル
の色相角、色調角、色調長のそれぞれには、許容範囲を
予め設定しておき(例えば色相角及び色調角は±15、
色調長は±13程度)、全てこの範囲内であれば、ラン
テーブルとティーチングテーブルの色番号が等しいもの
とする。第2表にランテーブルの1例を示す。 第2表 また、ランテーブルは、第2図のフローによって、第1
表と同様に作成され、ティーチングテーブルの色番号の
一致、不一致を調べて、色順判定を行う。 ランテーブルの作成時には、第1図、第2図のこの第2
表の例では、下線を付して示すように、色番号が、本来
「9」の緑であるところが「0」となっている。これは
、同じく下線によって示されている色相角H0の値が1
42となっており、第1表のティーチングテーブルとは
、その差が26 (−168−142)となっており、
上記の許容範囲である±15を大幅に越えているため、
第2図のフローの8124でNoとなり、5132にお
いて色番号がOとされたためである。従って、第1表の
ティーチングテーブルと第2表のランテーブルの色番号
が全て一致していないために、上記のランテーブルの作
成に用いたワイヤハーネスは、色順が基準のワイヤハー
ネスと一致していないと判定される。 本発明は、上記の実施例にとられれるものではなく、色
配列順序が問題となるような種々の対象に適用すること
ができることはいうまでもない。 (効果) 本発明は、色彩工学上の手法を有効に利用して、人間の
視覚による判断に近い、色相角、色調角、色調長を用い
て、従来のR,G、Hの光量比のみによる色順判定では
、達成できなかった数多くの色からなる色順の正確な判
定が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、登録処理のI!略70−チャ−1・である。 第2図は、色順判定処理の概略フローチャートである。 第3図は、色順判定装置のシステム構成を示すブロック
図である。 第4図は、L*a*b*表色系の立体説明図である。 第5図は、色相ベクトルを示す平面説明図である。 第6図は、色調ベクトルを示す平面説明図である。 第7図は、入力されるR、G、Bデータの一例を示す図
である。 第8図は、本発明を応用した色順判定装置の一実施例の
形態を示す外観図である。 ■・・・センサヘッド、3・・・コントローラ、7・・
・カラーセンサ、 14A・・・制御部、 14B・・・データ格納部、 第 1 図 14c・・・演算部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の色が所定の順序で配列された色配列の色順
    を検出する色順判定方式であって、基準となる色配列の
    各色について、配列された個々の色をR、G、Bに分解
    して読み取り、その読取値からL^*a^*b^*表色
    系における明度指数L^*及びクロマチックネス指数a
    ^*、b^*をそれぞれ求め、式 H°={tan^−^1(b^*/a^*),(a^*
    ,b^*>0)tan^−^1(b^*/a^*)+3
    60°,(a^*>0,b^*<0)tan^−^1(
    b^*/a^*)+180°,(a^*<0)に1よっ
    て定義される色相角H°と、式 T°=tan^−^1{L^*/(a^*^2+b^*
    ^2)^1^/^2}によって定義される色調角T°と
    、式 TR=(L^*^2+a^*^2+b^*^2)^1^
    /^2によって定義される色調長TRとを、予め計算し
    て、テーブルに記憶し、上記複数の色の各色について、
    配列された個々の色をR、G、Bに分解して読み取り、
    その読取値から上記色相角H°、色調角T°および色調
    長TRを計算して、上記テーブルに記憶された上記基準
    となる色配列の各色の色相角、色調角および色調長とそ
    れぞれ比較することによって色順を判定することを特徴
    とする色順判定方式。
  2. (2)複数の色が所定の順序で配列された色配列の色順
    を検出する色順判定方式であって、基準となる色配列の
    各色について、配列された個々の色をR、G、Bに分解
    して読み取り、その読取値からL^*a^*b^*表色
    系における明度指数L^*及びクロマチックネス指数a
    ^*、b^*をそれぞれ求め、式 H°={tan^−^1(b^*/a^*),(a^*
    ,b^*>0)tan^−^1(b^*/a^*)+3
    60°,(a^*>0,b^*<0)tan^−^1(
    b^*/a^*)+180°,(a^*<0)によって
    定義される色相角H°と、式 T°=tan^−^1{L^*/(a^*^2+b^*
    ^2)^1^/^2}によって定義される色調角T°と
    、式 TR=(L^*^2+a^*^2+b^*^2)^1^
    /^2によって定義される色調長TRとを、予め計算し
    て、読み取った各色のうち黒色の場合は、色相角H°、
    色調角T°、色調長TRをそれぞれ0としてテーブルに
    記憶し、 上記複数の色の各色について、配列された個々の色をR
    、G、Bに分解して読み取り、その読取値から上記色相
    角H°、色調角T°および色調長TRを計算して、黒色
    の場合は色相角H°、色調角T°、色調長TRをそれぞ
    れ0として、上記テーブルに記憶された上記基準となる
    色配列の各色の色相角、色調角および色調長とそれぞれ
    比較することによって色順を判定することを特徴とする
    色順判定方式。
JP63227184A 1988-09-10 1988-09-10 色順判定方式 Expired - Lifetime JPH0670590B2 (ja)

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