JPH027465Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH027465Y2
JPH027465Y2 JP1983164379U JP16437983U JPH027465Y2 JP H027465 Y2 JPH027465 Y2 JP H027465Y2 JP 1983164379 U JP1983164379 U JP 1983164379U JP 16437983 U JP16437983 U JP 16437983U JP H027465 Y2 JPH027465 Y2 JP H027465Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
chuck
wafer
gutter
nitrogen gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983164379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6073234U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16437983U priority Critical patent/JPS6073234U/ja
Publication of JPS6073234U publication Critical patent/JPS6073234U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH027465Y2 publication Critical patent/JPH027465Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Weting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は半導体ウエハーの処理装置に関し、と
くにウエハーの片面に酸化膜窓開けエツチングま
たは現像などを行なう処理装置に関する。
従来、この種の装置として好適に用いられてい
る型のものは、底部に処理液導入用の通路が備え
られたカツプ状の槽と、真空によりウエハーを吸
着して槽の上に支持するチヤツクから成り、処理
すべき面を下に向けてチヤツクに支持されたウエ
ハーに対し下方より処理液を吹き上げて接触させ
槽の頂部をオーバーフローした液を槽の外周のと
いに受け、それをタンクに戻して、循環するよう
に構成されているが、処理液が空気中の酸素との
接触により比較的早く老化する欠点があつた。例
えばポジ型現像液では4〜5時間で老化し、頻繁
に交換しなければならないため、それだけ余分な
手作業を要し、能率を下げ且つ処理液の費用も多
く必要とした。
本考案の目的は半導体ウエハーの現像用または
エツチング用の処理液の空気との接触により老化
を防止し得るようにした半導体ウエハーの処理装
置を提供することである。
本考案の特徴は内部において処理液が吹上げら
れるカツプ状の槽とその上にウエハーを支持する
チヤツクとからなる処理装置において、処理液の
タンク内の上部を窒素ガスの源に連通し、タンク
内部から窒素ガスを流出管の中を逆流させ、カツ
プ状の槽の頂部からオーバーフローした処理液を
受けるといに放出し、チヤツク外周から吹き出さ
れる窒素ガスと共にカツプ状の槽の周辺を窒素ガ
スの雰囲気で包囲するようにしたことである。
次に図面を参照のもとに本考案の実施例に関し
説明する。第1図は本考案による処理装置の一例
を全体的に示すものであつて、この装置は基本的
には底部に処理液導入用通路11が在るカツプ状
の槽10と、ウエハーを吸着して槽の上に支持す
るチヤツク20から構成される。槽の底部に通路
11は処理液を送る管13に接続される。槽10
の頂部14は一般には第2図に見られるように円
形である。通常、槽10の内径はその上にセツト
されるウエハーの外径より小さくなつている。
チヤツク20は好ましくは軸受21,22によ
つて回転自在に垂直に支持され、その中心軸線に
沿つて通路23が在り、その通路23は上端にお
いて真空用の管路24に連通している。この実施
例では管路24には圧力センサー25とバルブ2
6が設置され、バルブ26には窒素ガス導入用の
管27と真空装置(図示せず)に連通した管28
が設置されている。また、チヤツク20の上部に
はチヤツク20の回転用装置として、電動機29
と、チヤツク側のプーリ30、電動機側のプーリ
31およびその間に掛けられたベルト32からな
るベルト伝動装置が設けられている。チヤツク2
0は下方に末広状の台錐の形を有し、さらに所定
の間隔をもつてチヤツクを包囲するホルダー33
を含み、そのホルダーの適宜位置にはガス導入口
34がある。また、チヤツク20を僅かに持上げ
るためエアシリンダ35が用いられる。これらの
槽10およびチヤツク20などの部材は好適には
ポリプロピレンで作られる。
さらにこの装置では槽10の外側にとい16が
好ましくは一体に設けられ、このとい16によ
り、槽10の頂部をオーバーフローした処理液が
受けられる。とい16の周壁の頂部は槽10の頂
部とほぼ同じ高さになつている。槽10から離れ
た適当な位置には処理液を貯えるタンク1が設置
され、タンク1ととい16は流出管17によつて
接続されている。さらに適当な位置に設置された
窒素ガスの源2とタンク1内の上部とは管(パイ
プ)3により連通し、それにより槽10の外周を
窒素ガスで包囲し、オーバーフローした処理液が
空気と触れないようにしている。4はガス源2と
ガス導入口34を接続するパイプである。
なお、とい16の周壁の頂部は槽10の頂部と
「ほぼ同じ高さ」とは同じ高さのほか、それより
若干の高さの差の在る範囲を含むことを意味す
る。そして、好ましい形態では、第3図に示すよ
うに、とい16の高さまたは深さを大きくし、そ
の周壁16aの頂部を槽10の頂部より若干高く
して槽の外周を被うようにし、且つその壁16a
の上端の内周を内側に若干突出するようにする。
これにより流出管17を逆流したガスが適切に槽
10の外周に行きわたり、槽10を包囲する。
次に作用について説明する。例えばウエハー表
面の酸化膜に窓開けパターンが施こされたウエハ
ーをエツチングする場合、その表面を下にして支
持台上に載せ、そこにチヤツク20を移動する。
チヤツクがウエハーに接近すると、圧力センサー
25で感知し、バルブ26により真空に切替え、
ウエハーを吸着して槽10の上の所定位置に移動
する。次いで、エツチング液が管13から通路1
1を通つて槽10内に導入され且つ上方に吹上げ
られ、ウエハーSの下向きにおかれた表面に当り
且つ表面に沿つて外側に流れ、槽10の頂部14
を越えてとい16に流下し、流出管17によりタ
ンク1に戻る。
この際、パイプ4および導入口34から窒素ガ
スを導入し、チヤツク20の外周に沿つてウエハ
ーの上面外周から流出し、それによつてエツチン
グ液のまわり込みを防ぎ且つエツチング液と空気
との接触を適切に防ぐ。さらに、窒素ガスの源2
よりタンク1の上部に導入された窒素ガスを流出
管17を通して槽のとい16に流し、チヤツクの
外周に沿つて流出した窒素ガスと共に槽1の外周
を窒素ガスの雰囲気にする。
なお、時折、電動機29を作動してベルト32
を介しチヤツク20を回転することによつてウエ
ハーの下面中央に留つた反応ガスを除去すること
ができる。
上記の実施例ではシリコンウエハーの酸化膜窓
開けエツチングの場合が示されているが、回路パ
ターンの現像処理の場合も同様に行なわれ、さら
にガラスフオトマスク、その他のウエハーについ
ても同様に処理される。
この装置は単一で用いてもよいことは言うまで
もないが、複数個を組として用いてもよい。さら
に第4図に示すように、とい16の周壁を上部1
6aと下部16bに分けて上下に伸縮可能にして
もよく、上部を下降すればウエハーの装入、移動
がチヤツクの水平移動により可能になる。また、
第5図に示すように、とい16に蓋36を設け、
その枢止軸37をモータ等で回動操作して、開閉
自在にし、処理しない間は閉じれば処理液と空気
の接触をさらに防止できる。
上記のように、本考案によれば、処理中、ウエ
ハーを支持するチヤツクの外周およびカツプ状の
槽の外周が窒素ガスにより包囲されるので、処理
液と空気との接触を極力少なくすることができ、
そのため処理液の老化を遅らせることができる。
1例ではウエハーのポジ型現像液の場合、従来数
時間で使用出来ない程老化したものが、その3〜
4倍の期間にわたり使用することができ、老化を
著しく遅らせ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例による半導体ウエハーの
処理装置の縦断面図、第2図はその装置の一部を
構成する槽の平面図、第3図は他の実施例の要部
を示す縦断面図、第4図はさらに他の実施例を示
す断面図、そして第5図は別の実施例の側面図で
ある。 図中、1……処理液のタンク、2……窒素ガス
の源、3……管、10……槽、11……通路、1
6……とい、16a……といの周壁、17……流
出管、20……チヤツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半導体ウエハーの片面に半導体回路を形成する
    ようにその片面に現像またはエツチング等を行な
    うため底部に処理液導入用の通路が備えられたカ
    ツプ状の槽と、前記槽の上方に設置され且つ前記
    ウエハーを真空により吸着して前記槽の上に支持
    するチヤツクを含み、前記チヤツクにはウエハー
    の処理中その周囲に窒素ガスを流出する通路が設
    けられ、且つ前記槽の外周には槽の頂部を越えて
    流出した処理液を受けるといが備えられ、前記と
    いは流出管により処理液のタンクに連通するウエ
    ハーの処理装置において、前記といの周壁の頂部
    は前記槽の頂部とほぼ同じ高さであり、前記タン
    ク内の上部は管により前記窒素ガスの源に連通
    し、それにより前記タンク内の上部に満たされた
    窒素ガスは前記流出管を逆上して前記といから放
    出されることを特徴とする半導体ウエハーの処理
    装置。
JP16437983U 1983-10-24 1983-10-24 半導体ウエハ−の処理装置 Granted JPS6073234U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16437983U JPS6073234U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 半導体ウエハ−の処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16437983U JPS6073234U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 半導体ウエハ−の処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6073234U JPS6073234U (ja) 1985-05-23
JPH027465Y2 true JPH027465Y2 (ja) 1990-02-22

Family

ID=30360402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16437983U Granted JPS6073234U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 半導体ウエハ−の処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6073234U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57159029A (en) * 1981-03-25 1982-10-01 Seiichiro Sogo Oxidized film etching device for semiconductor wafer

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57159029A (en) * 1981-03-25 1982-10-01 Seiichiro Sogo Oxidized film etching device for semiconductor wafer

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6073234U (ja) 1985-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4339297A (en) Apparatus for etching of oxide film on semiconductor wafer
US7029538B2 (en) Single wafer type substrate cleaning method and apparatus
US6824621B2 (en) Single wafer type substrate cleaning method and apparatus
US6171403B1 (en) Cleaning and drying apparatus, wafer processing system and wafer processing method
JPH05283395A (ja) 薄材の清浄化装置
JP2003511863A (ja) 単一半導体ウェーハプロセッサ
TW201535562A (zh) 基板處理裝置
JP2001244233A (ja) ウェット処理装置
JPH027465Y2 (ja)
JP2003332213A (ja) 液処理装置および液処理方法
JPH11145099A (ja) 基板処理装置
JP2005079220A (ja) 基板処理装置
JPH0622201B2 (ja) 半導体材料の現像処理装置
KR930010055B1 (ko) 기판회전식 표면처리장치
US20010037945A1 (en) Liquid treatment equipment and liquid treatment method
JP2759654B2 (ja) 真空吸着装置及び処理装置
JPS645884Y2 (ja)
JP2908277B2 (ja) 基板の化学処理のための方法及び装置
JPH07275780A (ja) 回転カップ式処理装置
JP2668548B2 (ja) 半導体製造装置及び処理装置及び処理方法
JPH0642333Y2 (ja) 半導体材料の処理槽
JP2004160335A (ja) 基板処理装置
JP2000091305A (ja) 半導体製造用ウェットエッチング装置
JPH04369221A (ja) 半導体洗浄装置
JPH0786225A (ja) 洗浄方法及び洗浄装置