JPH027445Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH027445Y2 JPH027445Y2 JP685584U JP685584U JPH027445Y2 JP H027445 Y2 JPH027445 Y2 JP H027445Y2 JP 685584 U JP685584 U JP 685584U JP 685584 U JP685584 U JP 685584U JP H027445 Y2 JPH027445 Y2 JP H027445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- cores
- vertical
- transformer
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 56
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000006247 magnetic powder Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、多数のコアより構成されたトランス
の構造に関する。
の構造に関する。
従来、例えば第1図に示すごとく、コアは高周
波用のフエライトコアを使用したものが多いが、
このようなフエライトコアは、磁性粉末をプレス
焼結して製造されるため、その大きさに制限を生
じている。例えば、高周波大電力用(例えば容量
5kW、周波数5〜400kHz)のトランスを製造す
る場合には々当然大型のフエライトコアが必要と
なる。ところが、E型のフエライトコア材では焼
結時に割れ・膨れなどによつて所定の寸法に設定
することが極めて困難な状況である。従つて、E
型に加えてI型のフエライトコアを使用して所定
の寸法としているのが現状である。
波用のフエライトコアを使用したものが多いが、
このようなフエライトコアは、磁性粉末をプレス
焼結して製造されるため、その大きさに制限を生
じている。例えば、高周波大電力用(例えば容量
5kW、周波数5〜400kHz)のトランスを製造す
る場合には々当然大型のフエライトコアが必要と
なる。ところが、E型のフエライトコア材では焼
結時に割れ・膨れなどによつて所定の寸法に設定
することが極めて困難な状況である。従つて、E
型に加えてI型のフエライトコアを使用して所定
の寸法としているのが現状である。
第2図は、I型のコアを使用して組み合わせた
コアの構成図である。このような構成によれば、
コアの長さ、各コアの端面の角度を非常に精密に
仕上げないと、コア間に隙間を生じさせてしま
い、その隙間を解消しようとして過大な応力で締
め付けようとしたときには、コアに割れを発生す
る等の問題を生ずる。また締め付け後の構造も不
安定となつてしまう。
コアの構成図である。このような構成によれば、
コアの長さ、各コアの端面の角度を非常に精密に
仕上げないと、コア間に隙間を生じさせてしま
い、その隙間を解消しようとして過大な応力で締
め付けようとしたときには、コアに割れを発生す
る等の問題を生ずる。また締め付け後の構造も不
安定となつてしまう。
本考案はかかる点に鑑み、寸法精度上精密に仕
上げなくとも組立時に隙間を生じないように予め
分割型にしたI字型のコアを用いることにより、
従来の各欠点を解消したこの種のトランスを提案
することを主たる目的とする。
上げなくとも組立時に隙間を生じないように予め
分割型にしたI字型のコアを用いることにより、
従来の各欠点を解消したこの種のトランスを提案
することを主たる目的とする。
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
がら詳細に説明する。
第3図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。まず本案トランスの下側に位置する横型コア
11の両側面にトランスの高さに見合う長さにコ
アの厚さを差し引いた寸法に設定した縦型コア1
2,12を接触させ、かつコア11のほぼ中央に
コア12の高さに一致する縦型コア13,13が
載置され、更に左右のコア12,13の外間隔寸
法に一致する長さの分割状の横型コア14,14
が上から載置されている構造になつている。コア
11の長さl1は全体のコアlからコア12の厚さ
寸法l2を差し引いた関係に設定され、コア13の
長さl3はコア12の長さからコア11の厚さを差
し引いた寸法に設定されている。従つて、上側の
横型コア14の寸法不良に起因して隙間が生じた
ときでも、コア14が分割されているため、縦型
コア12,13に対して密着させることができる
ので、各コア間に環状のコイルを挿入した後の駆
動時においては、密着不良に起因する振動騒音を
回避することができる。
る。まず本案トランスの下側に位置する横型コア
11の両側面にトランスの高さに見合う長さにコ
アの厚さを差し引いた寸法に設定した縦型コア1
2,12を接触させ、かつコア11のほぼ中央に
コア12の高さに一致する縦型コア13,13が
載置され、更に左右のコア12,13の外間隔寸
法に一致する長さの分割状の横型コア14,14
が上から載置されている構造になつている。コア
11の長さl1は全体のコアlからコア12の厚さ
寸法l2を差し引いた関係に設定され、コア13の
長さl3はコア12の長さからコア11の厚さを差
し引いた寸法に設定されている。従つて、上側の
横型コア14の寸法不良に起因して隙間が生じた
ときでも、コア14が分割されているため、縦型
コア12,13に対して密着させることができる
ので、各コア間に環状のコイルを挿入した後の駆
動時においては、密着不良に起因する振動騒音を
回避することができる。
第4図は、第3図例に示すコア構造を固定する
ための絶縁材の構成の一例を示す斜視図である。
まず、ベースとなるベークライト板又はガラスエ
ポキシ板21の上に第1図例のコア11,12,
13を載せ、ゴムシート材より成る固定材22を
各コア11,12の外側から密着するようにベー
ス板21を接着する。次に、縦型コア12の外側
に密着するように固定材23をベース板21に接
着する。固定材23の長さは、縦型コア12の長
さに横型コア14の厚みを加えた寸法と同一に設
定されている。最後に、固定材23の上端面に接
して上ベース板24を接着固定して完成する。
ための絶縁材の構成の一例を示す斜視図である。
まず、ベースとなるベークライト板又はガラスエ
ポキシ板21の上に第1図例のコア11,12,
13を載せ、ゴムシート材より成る固定材22を
各コア11,12の外側から密着するようにベー
ス板21を接着する。次に、縦型コア12の外側
に密着するように固定材23をベース板21に接
着する。固定材23の長さは、縦型コア12の長
さに横型コア14の厚みを加えた寸法と同一に設
定されている。最後に、固定材23の上端面に接
して上ベース板24を接着固定して完成する。
尚、上述例はコア列を1列にしたものについて
説明しているが、数列組み合わせて構成すること
も可能であること勿論である。
説明しているが、数列組み合わせて構成すること
も可能であること勿論である。
以上述べたごとく本考案によれば、I字型コア
で全体のコア構造を日の字に構成した組立型トラ
ンスにおいて、下側コアの両上端に縦型コアを植
設し、前記下側コアの中央に縦型コアを植設し、
両縦型コアの上面に跨つて分割した横型コアを載
置したので、 従来のようにE型コアとI型コアとを組立てた
トランス構造に必然的に伴なう寸法精度の厳密化
による工数の増大及び寸法不良に起因する駆動時
の騒音発生による不良品の頻出の欠点を全て解消
することができる。
で全体のコア構造を日の字に構成した組立型トラ
ンスにおいて、下側コアの両上端に縦型コアを植
設し、前記下側コアの中央に縦型コアを植設し、
両縦型コアの上面に跨つて分割した横型コアを載
置したので、 従来のようにE型コアとI型コアとを組立てた
トランス構造に必然的に伴なう寸法精度の厳密化
による工数の増大及び寸法不良に起因する駆動時
の騒音発生による不良品の頻出の欠点を全て解消
することができる。
第1図及び第2図は従来のトランス構造の一例
及び他の例を示す斜視図、第3図は本考案トラン
スの一例を示す斜視図、第4図はコアの絶縁材の
一例を示す斜視図である。 11……横型コア、12……縦型コア、12…
…中央の縦型コア、14……分割状の横型コア。
及び他の例を示す斜視図、第3図は本考案トラン
スの一例を示す斜視図、第4図はコアの絶縁材の
一例を示す斜視図である。 11……横型コア、12……縦型コア、12…
…中央の縦型コア、14……分割状の横型コア。
Claims (1)
- I字型コアで全体のコア構造を日の字に構成し
た組立型トランスにおいて、下側コアの両上端に
縦型コアを植設し、前記下側コアの中央に縦型コ
アを植設し、両縦型コアの上面に跨つて分割した
横型コアを載置したことを特徴とする組立型トラ
ンス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP685584U JPS60119725U (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 組立型トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP685584U JPS60119725U (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 組立型トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60119725U JPS60119725U (ja) | 1985-08-13 |
JPH027445Y2 true JPH027445Y2 (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=30484681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP685584U Granted JPS60119725U (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 組立型トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60119725U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5974832B2 (ja) * | 2012-11-02 | 2016-08-23 | Tdk株式会社 | コイル装置 |
JP5974833B2 (ja) * | 2012-11-02 | 2016-08-23 | Tdk株式会社 | コイル装置 |
-
1984
- 1984-01-20 JP JP685584U patent/JPS60119725U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60119725U (ja) | 1985-08-13 |
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