JPH0274213A - 椅子 - Google Patents
椅子Info
- Publication number
- JPH0274213A JPH0274213A JP63228047A JP22804788A JPH0274213A JP H0274213 A JPH0274213 A JP H0274213A JP 63228047 A JP63228047 A JP 63228047A JP 22804788 A JP22804788 A JP 22804788A JP H0274213 A JPH0274213 A JP H0274213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat plate
- backrest
- support rod
- posture
- movement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 abstract description 20
- 230000036544 posture Effects 0.000 abstract 6
- 230000037396 body weight Effects 0.000 abstract 2
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 10
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000008569 process Effects 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 5
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 241001415801 Sulidae Species 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/022—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
- A47C1/023—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being horizontally-adjustable seats ; Expandable seats or the like, e.g. seats with horizontally adjustable parts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
- A47C1/032—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
- A47C1/03261—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
- A47C1/03272—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with coil springs
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
- A47C1/032—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
- A47C1/03294—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest slidingly movable in the base frame, e.g. by rollers
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、椅子、特に事務用、会議用等に倶される背
凭付の椅子に関するものである。
凭付の椅子に関するものである。
従来の技術
このような背凭付の椅子においては、従来より人間工学
に即したものとするために、種々の工夫がなされている
。そのようなものとして、例えば、特公昭54−574
8、特公昭61−2364号各公報には、座板を前後動
自在とすると共に、背凭を直立位置と傾斜位置との間で
傾動するように構成された椅子が記載されている。これ
らの椅子は、何等の人為的な格別の操作を要することな
く、着座者の体重のかかり具合に応じて、座部が前後動
すると共に背凭が傾動して、執務姿勢と休息姿勢との両
方がとれるものとなされている。
に即したものとするために、種々の工夫がなされている
。そのようなものとして、例えば、特公昭54−574
8、特公昭61−2364号各公報には、座板を前後動
自在とすると共に、背凭を直立位置と傾斜位置との間で
傾動するように構成された椅子が記載されている。これ
らの椅子は、何等の人為的な格別の操作を要することな
く、着座者の体重のかかり具合に応じて、座部が前後動
すると共に背凭が傾動して、執務姿勢と休息姿勢との両
方がとれるものとなされている。
発明が解決しようとする課題
ところで上記の背凭付の椅子においては、執務姿勢から
休息姿勢に、また休息姿勢から執務姿勢に姿勢の移行が
行われる過程において、座板と共に臀が前後動するのに
伴って、背が上下方向に移動することになり、そのため
背と背比とが接触下で無理なt目対移動を起こすことに
なる。そのためそのときの摩擦力に起因して、体重のか
かり具合が変化してもスムーズな姿勢の移行が行えない
ことがあるという問題がある。
休息姿勢に、また休息姿勢から執務姿勢に姿勢の移行が
行われる過程において、座板と共に臀が前後動するのに
伴って、背が上下方向に移動することになり、そのため
背と背比とが接触下で無理なt目対移動を起こすことに
なる。そのためそのときの摩擦力に起因して、体重のか
かり具合が変化してもスムーズな姿勢の移行が行えない
ことがあるという問題がある。
また背と背比との接触下での相対移動によって背につっ
ばったような不快な感じを与えることになり、そのため
執務姿勢と休息姿勢のいずれの姿勢においても、そのよ
うな不快な感じが残り、座り心地のよい身体サポート状
態かえられないという問題もある。
ばったような不快な感じを与えることになり、そのため
執務姿勢と休息姿勢のいずれの姿勢においても、そのよ
うな不快な感じが残り、座り心地のよい身体サポート状
態かえられないという問題もある。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、その
目的は、着座者の体重のかかり具合に応じた執務姿勢と
休息姿勢との間の姿勢の移行をスムーズに行うことがで
きると共に、いずれの姿勢においても、背につっばった
ような不快な感じを与えない、人間工学に即した、無理
のない、安楽な人体サポート状態を実現することが可能
な椅子を提供することにある。
目的は、着座者の体重のかかり具合に応じた執務姿勢と
休息姿勢との間の姿勢の移行をスムーズに行うことがで
きると共に、いずれの姿勢においても、背につっばった
ような不快な感じを与えない、人間工学に即した、無理
のない、安楽な人体サポート状態を実現することが可能
な椅子を提供することにある。
課題を解決するための手段
そこでこの発明の椅子は、座板受に座板が前後方向に移
動自在に取付けられると共に、この座板を後方に付勢す
る付勢手段が備えられる一方、前記座板受の後端には背
比支杆が立設され、この背比支杆に背比が上下方向に移
動自在でかつ前後方向に傾動自在に取付けられ、前記座
板と背比とは、座板の前後動に連繋して背比の上下動を
司どる連結部材を介して連結されていることを要旨とし
ている。
動自在に取付けられると共に、この座板を後方に付勢す
る付勢手段が備えられる一方、前記座板受の後端には背
比支杆が立設され、この背比支杆に背比が上下方向に移
動自在でかつ前後方向に傾動自在に取付けられ、前記座
板と背比とは、座板の前後動に連繋して背比の上下動を
司どる連結部材を介して連結されていることを要旨とし
ている。
またこの場合、前記背比支杆は前面側を開放した断面略
コ字状で、かつ座板受の後端から湾曲立上がり状態に連
接される一方、前記連結部材が可撓性を有する帯状体か
らなり、この帯状体が背比支杆の前面側を塞ぐ態様にお
いて該背比支杆に沿って摺動自在に組合されてなる構成
をとるのが好ましい。
コ字状で、かつ座板受の後端から湾曲立上がり状態に連
接される一方、前記連結部材が可撓性を有する帯状体か
らなり、この帯状体が背比支杆の前面側を塞ぐ態様にお
いて該背比支杆に沿って摺動自在に組合されてなる構成
をとるのが好ましい。
作用
上記構成の椅子では、執務姿勢から休息姿勢に移行すべ
(体重のかかり具合を変化させると、臀の前方への移動
に追従して座板が前方に移動することになる。そして座
板の前方への移動に連繋して連結部材が背比を下方に移
動させることになる。つまり臀が前方に移動するのに伴
って、背が下方に移動すると、この移動に追従するよう
に背比が下方に移動することになり、執務姿勢から休息
姿勢への移行過程で背と背比とが相対移動することがな
いのである。また、休息姿勢から執務姿勢に移行すべく
体重のかかり具合を変化させる場合においても、臀の後
方への移動に追従して座板が後方に移動することになり
、そして座板の後方への移動に連繋して連結部材が背比
を上方に移動させることになる。つまり臀が後方に移動
するのに伴って、背が上方に移動すると、この移動に追
従するように背比が上方に移動し、休息姿勢から執務姿
勢への移行過程においても背と背比とが相対移動するこ
とがないのである。
(体重のかかり具合を変化させると、臀の前方への移動
に追従して座板が前方に移動することになる。そして座
板の前方への移動に連繋して連結部材が背比を下方に移
動させることになる。つまり臀が前方に移動するのに伴
って、背が下方に移動すると、この移動に追従するよう
に背比が下方に移動することになり、執務姿勢から休息
姿勢への移行過程で背と背比とが相対移動することがな
いのである。また、休息姿勢から執務姿勢に移行すべく
体重のかかり具合を変化させる場合においても、臀の後
方への移動に追従して座板が後方に移動することになり
、そして座板の後方への移動に連繋して連結部材が背比
を上方に移動させることになる。つまり臀が後方に移動
するのに伴って、背が上方に移動すると、この移動に追
従するように背比が上方に移動し、休息姿勢から執務姿
勢への移行過程においても背と背比とが相対移動するこ
とがないのである。
また連結部材として可撓性を有する合成樹脂製の帯状体
を使用し、この帯状体を湾曲立上がり状の背比支杆に摺
動自在に組合せる態様をとる場合、この帯状体は、座板
側部分が座板と共に前後動を行うと、この前後動が背凭
側部分では上下動となって伝達され、背比を上下動させ
ることになる。しかもこの帯状体は背比支杆の前面開放
部を塞ぐ態様で組合されているので、化粧板のような機
能を奏し、背比に隠れきれない背比支杆部分、さらに座
板が前方へ移動することによって露出することになる座
板受の後側部分が帯状体で隠されることになる。
を使用し、この帯状体を湾曲立上がり状の背比支杆に摺
動自在に組合せる態様をとる場合、この帯状体は、座板
側部分が座板と共に前後動を行うと、この前後動が背凭
側部分では上下動となって伝達され、背比を上下動させ
ることになる。しかもこの帯状体は背比支杆の前面開放
部を塞ぐ態様で組合されているので、化粧板のような機
能を奏し、背比に隠れきれない背比支杆部分、さらに座
板が前方へ移動することによって露出することになる座
板受の後側部分が帯状体で隠されることになる。
実施例
次にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第10図にはそれぞれ、この発明の椅子の一実
施例を示している。
施例を示している。
まず各構成部品について説明する。第1図において、(
1)は座板受であって、この座板受(1)の後端中央部
には背比支杆(2)が湾曲立上がり状に連設されている
。座板受(1)と背比支杆(2)とは合成樹脂材料を成
形することによって一体に製作されたものである。
1)は座板受であって、この座板受(1)の後端中央部
には背比支杆(2)が湾曲立上がり状に連設されている
。座板受(1)と背比支杆(2)とは合成樹脂材料を成
形することによって一体に製作されたものである。
座板受(1)は、略方形状をしており、第4図に示すよ
うに、下方に湾曲した横断面形状を有している。この座
板受(1)の両側縁にはそれぞれ、前後方向に平行に延
びかつ外方に突出した帯状の座板ガイド(3)(3)が
形成されている。また座板受(1)の中央領域には、前
後方向に延びる左右1対の平行な立上がり状の座板支持
レール(4)(4)が形成されている。
うに、下方に湾曲した横断面形状を有している。この座
板受(1)の両側縁にはそれぞれ、前後方向に平行に延
びかつ外方に突出した帯状の座板ガイド(3)(3)が
形成されている。また座板受(1)の中央領域には、前
後方向に延びる左右1対の平行な立上がり状の座板支持
レール(4)(4)が形成されている。
またこれらの座板支持レール(4)(4)の対向側の側
面の上寄りの位置にはそれぞれ、相互に平行に前後方向
に延びる内方突縁(9)(9)が形成されている。
面の上寄りの位置にはそれぞれ、相互に平行に前後方向
に延びる内方突縁(9)(9)が形成されている。
また背比支杆(2)は、第1図に示すように、前面側を
開放した断面略コ字状をしており、左右の開放縁にはそ
れぞれその上端から下端湾曲部を越える位置までを相互
に平行に延びる内方に突出した帯状の背比ガイド(5)
(5)が形成されている。
開放した断面略コ字状をしており、左右の開放縁にはそ
れぞれその上端から下端湾曲部を越える位置までを相互
に平行に延びる内方に突出した帯状の背比ガイド(5)
(5)が形成されている。
(6)は座板であって、上記座板受(1)と同様に合成
樹脂材料を成形することによって製作されたものである
。この座板(6)は略方形状をしており、第4図に示す
ように、中央部分が平坦かつその両側部分が斜め上方に
緩かに傾斜した横断面形状を有している。座板(6)の
下面両側部分には、第4図及び第6図に示すように、座
板受(1)の座板ガイド(3)(3)に対応する位置に
それぞれ前後方向に平行に延びる左右1対の係合部(7
)(7)が形成されている。これらの係合部(7)(7
)は相互に向かい合った略し字状の横断面形状を有し、
第4図に示すように、上記座板ガイド(3)(3)の端
面と下面とを包囲して、座板(6)が前後方向にのみ移
動自在となるように座板ガイド(3)(3)を保持する
ようにされている。また座板(6)の中央平坦部分の下
面両側2箇所は上記座板受(1)の座板支持レール(4
)(4)上で摺動自在に支持されることになり、これら
の両支持部分のやや内方位置にはそれぞれ、上記座板受
(1)の内方突縁(9)(9)の内端面と近傍対向する
左右の規制突片(8)(8)が、前後方向に所定の間隔
をおいて複数対形成され、座板(6)の座板受(1)に
対する側方への相対変位を補強的に規制するものとして
いる。
樹脂材料を成形することによって製作されたものである
。この座板(6)は略方形状をしており、第4図に示す
ように、中央部分が平坦かつその両側部分が斜め上方に
緩かに傾斜した横断面形状を有している。座板(6)の
下面両側部分には、第4図及び第6図に示すように、座
板受(1)の座板ガイド(3)(3)に対応する位置に
それぞれ前後方向に平行に延びる左右1対の係合部(7
)(7)が形成されている。これらの係合部(7)(7
)は相互に向かい合った略し字状の横断面形状を有し、
第4図に示すように、上記座板ガイド(3)(3)の端
面と下面とを包囲して、座板(6)が前後方向にのみ移
動自在となるように座板ガイド(3)(3)を保持する
ようにされている。また座板(6)の中央平坦部分の下
面両側2箇所は上記座板受(1)の座板支持レール(4
)(4)上で摺動自在に支持されることになり、これら
の両支持部分のやや内方位置にはそれぞれ、上記座板受
(1)の内方突縁(9)(9)の内端面と近傍対向する
左右の規制突片(8)(8)が、前後方向に所定の間隔
をおいて複数対形成され、座板(6)の座板受(1)に
対する側方への相対変位を補強的に規制するものとして
いる。
また第1図において、(13)は背比であって、この背
比(13)は、第5図に示すように、その裏面側におい
て軸ピン(14)にて方形状の取付部材(15)の上端
に回動自在に枢着されている。
比(13)は、第5図に示すように、その裏面側におい
て軸ピン(14)にて方形状の取付部材(15)の上端
に回動自在に枢着されている。
背比(13)と取付部材(15)とはそれぞれ合成樹脂
材料を成形して製作されたものである。この取付部材(
15)の両側部にはそれぞれ、外方突出状の支杆摺動部
(1B) (16)が形成されている。第7図に示す
ように、これらの支杆摺動部(1B) (1B)はそ
れぞれ背比支杆(2)の背比ガイド(5)(5)の内面
にて摺動自在に支持されるものとされている。なお背比
(2)と取付部材(15)とは、第2図に示すように、
枢着部の下方位置においてコイルバネ(17)にて相互
に連結され、背比(I3)の下側部分を取付部材(15
)側に付勢するようにしている。
材料を成形して製作されたものである。この取付部材(
15)の両側部にはそれぞれ、外方突出状の支杆摺動部
(1B) (16)が形成されている。第7図に示す
ように、これらの支杆摺動部(1B) (1B)はそ
れぞれ背比支杆(2)の背比ガイド(5)(5)の内面
にて摺動自在に支持されるものとされている。なお背比
(2)と取付部材(15)とは、第2図に示すように、
枢着部の下方位置においてコイルバネ(17)にて相互
に連結され、背比(I3)の下側部分を取付部材(15
)側に付勢するようにしている。
一方、第1図において、(10)は連結部材としての帯
状体である。この帯状体(10)は合成樹脂材料を薄板
状に成形して製作されたもので、可撓性を有している。
状体である。この帯状体(10)は合成樹脂材料を薄板
状に成形して製作されたもので、可撓性を有している。
この帯状体(lO)ノ幅ハ背凭支杆(2)の幅と略等し
く、第8図に示すように、該支杆(2)の前面開放部を
塞ぐことができるものとされている。また帯状体(10
)の裏面には、第5図に示すように、補強部(11)・
・・が多数個長さ方向に並列するように形成されている
。そして各補強部(11)・・・の両端にはそれぞれ、
帯状体(10)の裏面から所定距離だけ離間した位置に
おいて外方突出状の支杆摺動部(12)・・・が設けら
れている。第8図に示すように、これらの支杆摺動部(
12) (12)はそれぞれ背比支杆(2)の背比ガ
イド(5)(5)の内面によって摺動自在に支持される
ものとされている。
く、第8図に示すように、該支杆(2)の前面開放部を
塞ぐことができるものとされている。また帯状体(10
)の裏面には、第5図に示すように、補強部(11)・
・・が多数個長さ方向に並列するように形成されている
。そして各補強部(11)・・・の両端にはそれぞれ、
帯状体(10)の裏面から所定距離だけ離間した位置に
おいて外方突出状の支杆摺動部(12)・・・が設けら
れている。第8図に示すように、これらの支杆摺動部(
12) (12)はそれぞれ背比支杆(2)の背比ガ
イド(5)(5)の内面によって摺動自在に支持される
ものとされている。
一方、帯状体(10)と取付部材(15)とは次のよう
な結合構造を介して結合される構成となされている。第
2図及び第5図に示すように、帯状体(10)の端部に
は掛止継手部(20)が先端方向に突出状に形成されて
いる。一方、取付部材(15)の下端部には掛止継手部
(20)に掛止される被掛止継手部(18)と、掛止状
態となった掛止継手部(20)を抜止状に支持する抜止
部(19)とが形成されている。そしてこれらは、第2
図に示すように、帯状体(10)と取付部材(15)と
を同一面状に位置させた状態で相互に押付けるようにす
れば、掛止継手部(20)が被掛止継手部(18)に掛
止されると共に、掛止継手部(20)が抜止部(19)
で抜止状に支持され、それにより帯状体(10)と取付
部材(15)が結合状態となるものとされている。なお
座板(6)と帯状体(10)との結合構造もこの結合構
造と同様であるので、対応部分に同一の符合を付し、そ
の説明は省略することにする。
な結合構造を介して結合される構成となされている。第
2図及び第5図に示すように、帯状体(10)の端部に
は掛止継手部(20)が先端方向に突出状に形成されて
いる。一方、取付部材(15)の下端部には掛止継手部
(20)に掛止される被掛止継手部(18)と、掛止状
態となった掛止継手部(20)を抜止状に支持する抜止
部(19)とが形成されている。そしてこれらは、第2
図に示すように、帯状体(10)と取付部材(15)と
を同一面状に位置させた状態で相互に押付けるようにす
れば、掛止継手部(20)が被掛止継手部(18)に掛
止されると共に、掛止継手部(20)が抜止部(19)
で抜止状に支持され、それにより帯状体(10)と取付
部材(15)が結合状態となるものとされている。なお
座板(6)と帯状体(10)との結合構造もこの結合構
造と同様であるので、対応部分に同一の符合を付し、そ
の説明は省略することにする。
また第1図に示すように、(21)は座板受(1)に取
付けられた座板(6)を座板受(1)に対して後方に付
勢するための付勢手段としてのコイルバネで、例えば、
荷重のかかつていない状態で座板(6)を自動的に後方
に移動させうる程度のばね力を有するものとなされる。
付けられた座板(6)を座板受(1)に対して後方に付
勢するための付勢手段としてのコイルバネで、例えば、
荷重のかかつていない状態で座板(6)を自動的に後方
に移動させうる程度のばね力を有するものとなされる。
なお(22)は背比支杆(2)の上端に嵌着される化粧
部材、(23)は脚部材である。
部材、(23)は脚部材である。
次に上記各部材からこの実施例に係る椅子を組み立てる
方法を説明する。まずコイルバネ(21)の一端を座板
受(1)の上面後部に掛止1、このコイルバネ(21)
の他端を前方に倒した状態にする。次に座板受(1)の
前端と座板(6)の後端とを相互に対向させ、座板(6
)の下面に設けである係合部(7)(7)内に、座板受
(1)の座板ガイド(3)(3)が挿入された状態にし
て(第4図参照)、座板(6)を座板受(1)側に移動
していき、重合状態にする。このとき座板(6)は、座
板ガイド(3)(3)との係合により側方への移動、及
び上方への抜けが規制され、前後方向にのみ移動が可能
となる。また座板(6)の側方への移動は、内方突縁(
9)(9)との係合によっても規制されることになる。
方法を説明する。まずコイルバネ(21)の一端を座板
受(1)の上面後部に掛止1、このコイルバネ(21)
の他端を前方に倒した状態にする。次に座板受(1)の
前端と座板(6)の後端とを相互に対向させ、座板(6
)の下面に設けである係合部(7)(7)内に、座板受
(1)の座板ガイド(3)(3)が挿入された状態にし
て(第4図参照)、座板(6)を座板受(1)側に移動
していき、重合状態にする。このとき座板(6)は、座
板ガイド(3)(3)との係合により側方への移動、及
び上方への抜けが規制され、前後方向にのみ移動が可能
となる。また座板(6)の側方への移動は、内方突縁(
9)(9)との係合によっても規制されることになる。
なお座板支持レール(4)(4)、座板ガイド(3)(
3)、内方突縁(9)(9)にはあらかじめグリース等
の潤滑剤を塗布し、座板(6)の滑走性がよくなるよう
にしておくのが好ましい。次いで座板(6)を座板受(
1)の最奥部近傍まで移動させたところで、コイルバネ
(21)の他端を座板(6)の下面前部に掛止する(第
2図参照)。次に第5図に示すように、背比支杆(2)
の上端から帯状体(10)の支杆摺動部(12)・・・
を挿入する。
3)、内方突縁(9)(9)にはあらかじめグリース等
の潤滑剤を塗布し、座板(6)の滑走性がよくなるよう
にしておくのが好ましい。次いで座板(6)を座板受(
1)の最奥部近傍まで移動させたところで、コイルバネ
(21)の他端を座板(6)の下面前部に掛止する(第
2図参照)。次に第5図に示すように、背比支杆(2)
の上端から帯状体(10)の支杆摺動部(12)・・・
を挿入する。
これにより帯状体(10)は、その両側部を全長にわた
って背比ガイド(5)(5)に支持されることになるの
で、圧縮力を受けても途中で座屈することはない。そし
てこの帯状体(10)を背比支杆(2)に沿って下方に
摺動していき、湾曲部で湾曲状に撓ませた後、第2図に
示すように、帯状体(10)と座板(6)とを結合する
。
って背比ガイド(5)(5)に支持されることになるの
で、圧縮力を受けても途中で座屈することはない。そし
てこの帯状体(10)を背比支杆(2)に沿って下方に
摺動していき、湾曲部で湾曲状に撓ませた後、第2図に
示すように、帯状体(10)と座板(6)とを結合する
。
この場合、上記した結合構造により、帯状体(10)を
座板(6)側に押付けるようにすれば、掛止継手部(2
0)が被掛止継手部(18)に掛止されることになる。
座板(6)側に押付けるようにすれば、掛止継手部(2
0)が被掛止継手部(18)に掛止されることになる。
次に背凭(13)を枢着した取付部材(15)の支杆摺
動部(1G) (16)を背比支杆(2)の上端から
挿入する。そして取付部材(15)を背比支杆(2)に
沿って下方に摺動していき、第2図に示すように、取付
部材(15)と帯状体(lO)とを結合する。この場合
も、上記した結合構造により、取付部材(15)を帯状
体(lO)側に押付けるようにすれば、掛止継手部(2
0)が被掛止継手部(18)に掛止されることになる。
動部(1G) (16)を背比支杆(2)の上端から
挿入する。そして取付部材(15)を背比支杆(2)に
沿って下方に摺動していき、第2図に示すように、取付
部材(15)と帯状体(lO)とを結合する。この場合
も、上記した結合構造により、取付部材(15)を帯状
体(lO)側に押付けるようにすれば、掛止継手部(2
0)が被掛止継手部(18)に掛止されることになる。
そして最後に、化粧部材(22)を背比支杆(2)の上
端に嵌着する。脚部材(23)は、第4図に示すように
、ねじ(24)・・・で座板受(1)の下面に取付けら
れる。
端に嵌着する。脚部材(23)は、第4図に示すように
、ねじ(24)・・・で座板受(1)の下面に取付けら
れる。
なお組立に際しては、まず座板(6)と帯状体(10)
とを結合し、その後に座板(6)を座板受(1)に嵌め
合せて重合状にしていき、その過程で帯状体(10)の
支杆摺動部(12)・・・を背比支杆(2)の下方から
挿入するようにしてもよい。
とを結合し、その後に座板(6)を座板受(1)に嵌め
合せて重合状にしていき、その過程で帯状体(10)の
支杆摺動部(12)・・・を背比支杆(2)の下方から
挿入するようにしてもよい。
第2図及び第3図にはそれぞれ、組立後の椅子の作動状
態を示している。第2図に示す状態において、座板(6
)を座板受(1)に対して前方に移動する。そうすると
、その移動に追従して、帯状体(lO)が前方に引き出
されて(る。
態を示している。第2図に示す状態において、座板(6
)を座板受(1)に対して前方に移動する。そうすると
、その移動に追従して、帯状体(lO)が前方に引き出
されて(る。
この場合、帯状体(lO)は背比支杆(2)の湾曲部を
介して背比ガイド(5)(5)に案内されながら移動す
ることになるので、帯状体(lO)の背凭(13)側の
端部は下方に移動してい(。
介して背比ガイド(5)(5)に案内されながら移動す
ることになるので、帯状体(lO)の背凭(13)側の
端部は下方に移動してい(。
これに伴って取付部材(I5)ひいては背凭(13)が
背比支杆(2)に沿って背比ガイド(5)(5)に案内
されながら下方に移動することになる(第3図参照)。
背比支杆(2)に沿って背比ガイド(5)(5)に案内
されながら下方に移動することになる(第3図参照)。
なお背比支杆(2)の内面に形成されているストッパ(
41)に取付部材(15)が当接することによって、背
凭(13)の下方への移動、及び座板(6)の前方への
移動が規制されることになる。また座板(6)に対する
前方への力を解除すると、座板(6)はコイルバネ(2
1)の付勢力により後方に移動し、この移動によって帯
状体(10)の端部が押し力を受け、この押し力によっ
て帯状体(10)は後方に押し戻されていくことになる
。そして帯状体(10)の他方の端部は上方に移動して
いき、取付部材(15)を押上げることになる(第2図
参照)。この場合、座板(6)の前端下面部に形成れた
ストッパ(42)に座板受(1)の前端部を当接させる
ことによって、座板(6)の後方への移動、及び背凭(
13)の上方への移動が規制されることになる。なお帯
状体(10)は、上記のように、その両側部を長さ方向
の全体にわたって背比支杆(2)の背比ガイド(5)(
5)に支持されているので、押し力を受けても、中間部
分で座屈して力の伝達に支障を生ずることはない。
41)に取付部材(15)が当接することによって、背
凭(13)の下方への移動、及び座板(6)の前方への
移動が規制されることになる。また座板(6)に対する
前方への力を解除すると、座板(6)はコイルバネ(2
1)の付勢力により後方に移動し、この移動によって帯
状体(10)の端部が押し力を受け、この押し力によっ
て帯状体(10)は後方に押し戻されていくことになる
。そして帯状体(10)の他方の端部は上方に移動して
いき、取付部材(15)を押上げることになる(第2図
参照)。この場合、座板(6)の前端下面部に形成れた
ストッパ(42)に座板受(1)の前端部を当接させる
ことによって、座板(6)の後方への移動、及び背凭(
13)の上方への移動が規制されることになる。なお帯
状体(10)は、上記のように、その両側部を長さ方向
の全体にわたって背比支杆(2)の背比ガイド(5)(
5)に支持されているので、押し力を受けても、中間部
分で座屈して力の伝達に支障を生ずることはない。
第9図及び第10図にはそれぞれ、この椅子の使用状態
を示している。執務姿勢(第9図)から休息姿勢(第1
0図ンに移行すべく、体重のかかり具合を変化させると
、臀の前方への移動に追従して座板(6)が前方に移動
することになる。そうすると、上記したように、背凭(
■3)が下方に移動することになる。つまり臀が前方に
移動するのに伴って、背が下方に移動すると、この移動
に追従するように背凭(13)が下方に移動し、執務姿
勢から休息姿勢への移行過程で、背と背凭(13)とが
一致した動作を行うのである。なおこのとき背凭(!3
)は背中の傾斜角に応じてコイルバネ(17)の付勢力
に抗して後方に傾動することになる。また休息姿勢(第
10図)から執務姿勢(第9図)に移行すべく、体重の
かかり具合を変化させると、臀の後方への移動と共に、
座板(6)がコイルバネ(21)の付勢力等で後方に移
動することになる。そうすると背凭(13)が上方に移
動することになる。つまり臀が後方に移動するのに伴っ
て、背が上方に移動すると、この移動に追従するように
背凭(13)が上方に移動し、休息姿勢から執務姿勢へ
の移行過程でも、背と背凭(13)とが一致した動作を
行うことになるのである。
を示している。執務姿勢(第9図)から休息姿勢(第1
0図ンに移行すべく、体重のかかり具合を変化させると
、臀の前方への移動に追従して座板(6)が前方に移動
することになる。そうすると、上記したように、背凭(
■3)が下方に移動することになる。つまり臀が前方に
移動するのに伴って、背が下方に移動すると、この移動
に追従するように背凭(13)が下方に移動し、執務姿
勢から休息姿勢への移行過程で、背と背凭(13)とが
一致した動作を行うのである。なおこのとき背凭(!3
)は背中の傾斜角に応じてコイルバネ(17)の付勢力
に抗して後方に傾動することになる。また休息姿勢(第
10図)から執務姿勢(第9図)に移行すべく、体重の
かかり具合を変化させると、臀の後方への移動と共に、
座板(6)がコイルバネ(21)の付勢力等で後方に移
動することになる。そうすると背凭(13)が上方に移
動することになる。つまり臀が後方に移動するのに伴っ
て、背が上方に移動すると、この移動に追従するように
背凭(13)が上方に移動し、休息姿勢から執務姿勢へ
の移行過程でも、背と背凭(13)とが一致した動作を
行うことになるのである。
なお背凭(13)はコイルバネ(17)の付勢力で前方
に復帰することになる。
に復帰することになる。
以上のように、上記実施例に係る椅子においては、座板
(6)と背凭(13)とが、座板(6)の前後動に連繋
して背凭(13)の上下動を司どる帯状体(10)を介
して連結されてなるものとされており、そのため座板(
6)の前後動に連動して背凭(13)が上下動を行うこ
とになるので、執務姿勢と休息姿勢との間の姿勢の移行
の過程で、着座者の背と背凭(13)とが相対移動を起
こすことがない。換言すれば、背と背凭(13)とが一
致した動作をすることになるのである。したがって体重
のかかり具合に応じた執務姿勢と休息姿勢との間の姿勢
の移行をスムーズに行うことができると共に、いずれの
姿勢においても、背につっばり感等を与えない、人間工
学に即した、無理のない、安楽な人体サポート状態を実
現することができる。
(6)と背凭(13)とが、座板(6)の前後動に連繋
して背凭(13)の上下動を司どる帯状体(10)を介
して連結されてなるものとされており、そのため座板(
6)の前後動に連動して背凭(13)が上下動を行うこ
とになるので、執務姿勢と休息姿勢との間の姿勢の移行
の過程で、着座者の背と背凭(13)とが相対移動を起
こすことがない。換言すれば、背と背凭(13)とが一
致した動作をすることになるのである。したがって体重
のかかり具合に応じた執務姿勢と休息姿勢との間の姿勢
の移行をスムーズに行うことができると共に、いずれの
姿勢においても、背につっばり感等を与えない、人間工
学に即した、無理のない、安楽な人体サポート状態を実
現することができる。
また上記実施例においては、座板(6)と背凭(I3)
とを連結する連結部材として、帯状体(10)を採用し
ているので、連結部材としての構成が簡単なものであり
、椅子全体の構成を単純化されたものとすることができ
る。しかもこの帯状体(lO)が化粧板のような機能を
奏し、背比(13)に隠れきれない背比支杆(2)の前
面部分、さらに座板(6)が前方へ移動することによっ
て露出することになる座板受(1)の後側部分をこの帯
状体(10)で隠すことができ、椅子の美感を向上する
ことが可能である。
とを連結する連結部材として、帯状体(10)を採用し
ているので、連結部材としての構成が簡単なものであり
、椅子全体の構成を単純化されたものとすることができ
る。しかもこの帯状体(lO)が化粧板のような機能を
奏し、背比(13)に隠れきれない背比支杆(2)の前
面部分、さらに座板(6)が前方へ移動することによっ
て露出することになる座板受(1)の後側部分をこの帯
状体(10)で隠すことができ、椅子の美感を向上する
ことが可能である。
さらに上記実施例においては、座板受(1)(背比支杆
(2)を含む)、座板(6)、背比(13) 、取付部
材(15)等は、それぞれ合成樹脂材料を成形すること
によって製作されると共に、こうして製作された座板(
6)を座板受(1)の前方から、また帯状体(10)と
取付部材(15)とを背比支杆(2)の上端からそれぞ
れ組付けていき、その組付は方向に力を加えると、座板
(6)と帯状体(10)、及び帯状体(lO)と取付部
材(15)とが結合されて組み立てられるものとなされ
ているので、椅子の製造をきわめて容易に行うことがで
き、量産が可能であるという効果を奏する。
(2)を含む)、座板(6)、背比(13) 、取付部
材(15)等は、それぞれ合成樹脂材料を成形すること
によって製作されると共に、こうして製作された座板(
6)を座板受(1)の前方から、また帯状体(10)と
取付部材(15)とを背比支杆(2)の上端からそれぞ
れ組付けていき、その組付は方向に力を加えると、座板
(6)と帯状体(10)、及び帯状体(lO)と取付部
材(15)とが結合されて組み立てられるものとなされ
ているので、椅子の製造をきわめて容易に行うことがで
き、量産が可能であるという効果を奏する。
また上記実施例においては、座板受(1)の両側縁に座
板ガイド(3)(3)が形成され、これらの座板ガイド
(3)(3)に係合する係合部(7)(7)が座板(6
)の下面の側方寄りの位置に設けられるものとされてい
るので、前座時の荷重状態においても、座板ガイド(3
)(3)と係合部(7)(7)との間に直接に荷重が及
ぶことがなく、そのため座板(6)は座板受(1)に対
しスムーズな前後動を行うことが可能である。
板ガイド(3)(3)が形成され、これらの座板ガイド
(3)(3)に係合する係合部(7)(7)が座板(6
)の下面の側方寄りの位置に設けられるものとされてい
るので、前座時の荷重状態においても、座板ガイド(3
)(3)と係合部(7)(7)との間に直接に荷重が及
ぶことがなく、そのため座板(6)は座板受(1)に対
しスムーズな前後動を行うことが可能である。
さらに上記実施例においては、座板(6)は座板受(1
)の座板ガイド(3)(3)と座板支持シール部(4)
(4)とで支持される構成であるので、座板(6)と座
板受(1)との間に空間が形成され、着座状態で臀が弾
力性をもって支持されることになり、したがって良好な
座り心地かえられるという効果を奏しうる。
)の座板ガイド(3)(3)と座板支持シール部(4)
(4)とで支持される構成であるので、座板(6)と座
板受(1)との間に空間が形成され、着座状態で臀が弾
力性をもって支持されることになり、したがって良好な
座り心地かえられるという効果を奏しうる。
以上にこの発明の詳細な説明したが、この発明において
は、連結部材として、エンドレスワイヤとブーりとの組
合せからなるものを採用し、ブーりに架設されたエンド
レスワイヤに座板(6)と取付部材(15)とをそれぞ
れ取付けることによって、座板(6)と取付部材(15
)とを連動するように連結する構成とすることも可能で
ある。また座板受(1)と背比支杆(2)とを別部材と
して構成することも可能である。
は、連結部材として、エンドレスワイヤとブーりとの組
合せからなるものを採用し、ブーりに架設されたエンド
レスワイヤに座板(6)と取付部材(15)とをそれぞ
れ取付けることによって、座板(6)と取付部材(15
)とを連動するように連結する構成とすることも可能で
ある。また座板受(1)と背比支杆(2)とを別部材と
して構成することも可能である。
さらに帯状体(lO)の一端を座板(6)と取付部材(
15)とのいずれか一方との一体物として構成すること
も可能である。
15)とのいずれか一方との一体物として構成すること
も可能である。
発明の効果
以上のように、この発明の請求項(1)に係る椅子にお
いては、座板と背比とが、座板の前後動に連繋して背比
の上下動を司どる連結部材を介して連結されてなるもの
とされており、そのため座板の前後動に連動して背比が
上下動を行うことになるので、執務姿勢と休息姿勢との
間の姿勢の移行中に、背と背比とが相対移動をすること
がない。換言すれば、背と背比とが一致した動作をする
ことになる。したがって着座者の体重のかかり具合に応
じた執務姿勢と休息姿勢との間の姿勢の移行をスムーズ
に行うことができると共に、いずれの姿勢においても背
につっばり感等を与えない、人間工学に即した、無理の
ない、安楽な人体サポート状態を実現することができる
。
いては、座板と背比とが、座板の前後動に連繋して背比
の上下動を司どる連結部材を介して連結されてなるもの
とされており、そのため座板の前後動に連動して背比が
上下動を行うことになるので、執務姿勢と休息姿勢との
間の姿勢の移行中に、背と背比とが相対移動をすること
がない。換言すれば、背と背比とが一致した動作をする
ことになる。したがって着座者の体重のかかり具合に応
じた執務姿勢と休息姿勢との間の姿勢の移行をスムーズ
に行うことができると共に、いずれの姿勢においても背
につっばり感等を与えない、人間工学に即した、無理の
ない、安楽な人体サポート状態を実現することができる
。
さらに請求項(2)に係る椅子においては、連結部材と
して、合成樹脂製の可撓性を有する帯状体を使用してい
るので、連結部材としての構成が簡単なものとなり、椅
子全体の構成を単純化されたものとすることができる。
して、合成樹脂製の可撓性を有する帯状体を使用してい
るので、連結部材としての構成が簡単なものとなり、椅
子全体の構成を単純化されたものとすることができる。
しかもこの帯状体を背比支杆の開放部を塞ぐ態様で座板
と背比とを連結するようにしているので、背比に隠れき
れない背比支杆部分や、さらに座板が前方へ移動するこ
とによって露出することになる座板受の後側部分等が帯
状体で隠されることになり、椅子の美感を向上すること
が可能である。
と背比とを連結するようにしているので、背比に隠れき
れない背比支杆部分や、さらに座板が前方へ移動するこ
とによって露出することになる座板受の後側部分等が帯
状体で隠されることになり、椅子の美感を向上すること
が可能である。
第1図はこの発明の椅子の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は座板が後方に位置している状態の椅子の縦断面
図、第3図は座板が前方に位置している状態の椅子の縦
断面図、第4図は椅子の座部の横断面図、第5図は背比
と帯状体のとの結合構造を示す斜視図、第6図は座板の
裏面を示す斜視図、第7図は第2図の■−■線断面図、
第8図は第2図の■−■線断面図、第9図及び第10図
はそれぞれ椅子の使用状態を示す側面図である。 (1)・・・座板受、(2)・・・背比支杆、(6)・
・・座板、(10)・・・帯状体(連結部材)、(13
)・・・背比、(21)・・・コイルバネ(付勢手段)
。 以上
第2図は座板が後方に位置している状態の椅子の縦断面
図、第3図は座板が前方に位置している状態の椅子の縦
断面図、第4図は椅子の座部の横断面図、第5図は背比
と帯状体のとの結合構造を示す斜視図、第6図は座板の
裏面を示す斜視図、第7図は第2図の■−■線断面図、
第8図は第2図の■−■線断面図、第9図及び第10図
はそれぞれ椅子の使用状態を示す側面図である。 (1)・・・座板受、(2)・・・背比支杆、(6)・
・・座板、(10)・・・帯状体(連結部材)、(13
)・・・背比、(21)・・・コイルバネ(付勢手段)
。 以上
Claims (2)
- (1)座板受に座板が前後方向に移動自在に取付けられ
ると共に、この座板を後方に付勢する付勢手段が備えら
れる一方、前記座板受の後端には背凭支杆が立設され、
この背凭支杆に背凭が上下方向に移動自在でかつ前後方
向に傾動自在に取付けられ、前記座板と背凭とは、座板
の前後動に連繋して背凭の上下動を司どる連結部材を介
して連結されていることを特徴とする椅子。 - (2)前記背凭支杆は前面側を開放した断面略コ字状で
、かつ座板受の後端から湾曲立上がり状態に連接される
一方、前記連結部材が可撓性を有する合成樹脂製の帯状
体からなり、この帯状体が背凭支杆の前面側を塞ぐ態様
において該背凭支杆に沿って摺動自在に組合されてなる
請求項(1)記載の椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63228047A JPH0274213A (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63228047A JPH0274213A (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0274213A true JPH0274213A (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=16870369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63228047A Pending JPH0274213A (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0274213A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119348A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Kokuyo Co Ltd | 椅 子 |
CN104856488A (zh) * | 2015-03-26 | 2015-08-26 | 浙江永艺家具股份有限公司 | 一种座背联动机构 |
GB2547680A (en) * | 2016-02-25 | 2017-08-30 | Herman Miller Ltd | Moving chair |
IT202100010778A1 (it) * | 2021-04-28 | 2022-10-28 | Omp S R L | Sedia adattabile |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849957B2 (ja) * | 1976-04-19 | 1983-11-08 | 横河・ヒユ−レット・パツカ−ド株式会社 | 電荷分配装置 |
-
1988
- 1988-09-12 JP JP63228047A patent/JPH0274213A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849957B2 (ja) * | 1976-04-19 | 1983-11-08 | 横河・ヒユ−レット・パツカ−ド株式会社 | 電荷分配装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119348A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Kokuyo Co Ltd | 椅 子 |
CN104856488A (zh) * | 2015-03-26 | 2015-08-26 | 浙江永艺家具股份有限公司 | 一种座背联动机构 |
GB2547680A (en) * | 2016-02-25 | 2017-08-30 | Herman Miller Ltd | Moving chair |
IT202100010778A1 (it) * | 2021-04-28 | 2022-10-28 | Omp S R L | Sedia adattabile |
WO2022229901A1 (en) * | 2021-04-28 | 2022-11-03 | Omp S.R.L. | Adaptable seat |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU688888B2 (en) | Chair | |
US5108149A (en) | Adjustable seating | |
US6935690B2 (en) | Chair with synchronously moving seat and seat back | |
US6099076A (en) | Chair back construction | |
CN105231706B (zh) | 具有波状弹性靠背的座椅结构 | |
AU2004245072B2 (en) | Seating with comfort surface | |
US7334845B2 (en) | Comfort surface for seating | |
US6905171B2 (en) | Seating unit including novel back construction | |
US7611202B2 (en) | Tilt mechanism for a chair | |
US2745468A (en) | Chair with resilient tilting seat and back | |
US5716099A (en) | Chair with split reclining seat | |
US20060071522A1 (en) | Control for seating unit with back stop | |
US20020180248A1 (en) | Chair | |
JPS61253010A (ja) | 成形プラスチツクいす | |
CA2217749A1 (en) | Adjustable seating | |
JP4029446B2 (ja) | 車両用シート | |
KR20090053341A (ko) | 프레임 의자 | |
JPH0274213A (ja) | 椅子 | |
US5197781A (en) | Reclining apparatus | |
CN210810080U (zh) | 可调整腰靠高度的座椅及其椅背 | |
KR102073623B1 (ko) | 등받이 틸팅형 의자 | |
JP2925859B2 (ja) | 椅子における背もたれ装置 | |
KR20200038585A (ko) | 가변형 럼버서포트를 구비하는 의자 | |
KR950002792Y1 (ko) | 등받이의 위치조절이 가능한 의자 | |
JPH0363007A (ja) | 椅子における座席体の弾力調節装置 |