JPH027344Y2 - - Google Patents

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JPH027344Y2
JPH027344Y2 JP17496582U JP17496582U JPH027344Y2 JP H027344 Y2 JPH027344 Y2 JP H027344Y2 JP 17496582 U JP17496582 U JP 17496582U JP 17496582 U JP17496582 U JP 17496582U JP H027344 Y2 JPH027344 Y2 JP H027344Y2
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JP
Japan
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pressurized fluid
diaphragm
valve
fluid passage
air outlet
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JP17496582U
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JPS5979673U (ja
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、地震発生時に、都市ガス、その他の
危険流体を緊急遮断する装置に関するもので、詳
しくは、第1図に示すような被遮断流体の通路0
1内に、ダイアフラム03付の緊急遮断弁02を
取り付けると共に該ダイアフラム03の圧力感知
室に至る加圧流体通路04内に、地震を感知して
加圧流体通路を開放する感震開放弁05を取り付
けた流体の緊急遮断装置に関するものである。
上記緊急遮断装置は、地震の震度を感震計(感
震器)により感知して感震開放弁05を開放する
と、加圧流体が加圧流体通路04を介してダイア
フラム03の圧力感知室にかかり、この結果ダイ
アフラム03が作動して被遮断流体通路01内に
設けた緊急遮断弁02を閉塞するものであるが、
感震開放弁05内の弁の劣化などにより緊急遮断
弁05を介して加圧流体が下流側に洩れ出た場
合、これがダイアフラム03の圧力感知室内に蓄
積し、やがてダイアフラム03を作動させて地震
時以外に被遮断流体を止めてしまうという虞れが
ある。
本考案は斯かる点に鑑みて開発されたもので、
感震開放弁を介して万一加圧流体が下流側に洩れ
出ても、この洩れ出た流体がダイアフラムの圧力
感知室に作用することがない安全な装置を提案す
るのが目的である。
以下に本考案の構成を説明すると、先ずその構
成要旨は、被遮断流体通路内に、ダイアフラム付
の緊急遮断弁を取り付けると共に該ダイアフラム
の圧力感知室に至る加圧流体通路内に、地震を感
知して加圧流体通路を開放する感震開放弁を取り
付けて成る流体の緊急遮断装置に於いて、加圧流
体通路における前記感震開放弁とダイアフラムの
圧力感知室間に常時開放している放気口を分岐し
て設け、この放気口の上流側に、放気口を介して
放出される流体の流量が所定の流量を超えると浮
上して弁シートに密着し、放気口を介して放出さ
れる流体を遮断するヒユーズボールを取り付けて
成る流体の緊急遮断装置であつて、以下に本考案
の実施例を詳記する。
第2図は本考案装置の概略を示し、1は被遮断
流体通路、2はこの被遮断流体通路1に取り付け
られた緊急遮断弁にして、この緊急遮断弁2の構
成を第4図に示した。第4図に於いて、3は被遮
断流体通路1内に構成したバルブシート、4はこ
のバルブシート3に対してスプリング9により圧
接するバルブ、5はダイアフラムケーシング、6
はダイアフラム、7はダイアフラムケーシング5
内の圧力感知室10内に加圧流体を導入する加圧
流体導入口、8はダイアフラム6の動きを前記バ
ルブ4側のスプリング9に伝達するスピンドルで
ある。
11は前記ダイアフラムケーシング5内に設け
た加圧流体導入口7に至る加圧流体通路、12は
加圧流体通路11に取り付けられた感震開放弁に
して、この開放弁12は、地震の震度が所定の震
度を超えたときに開放し、平時は閉じているよう
に公知の地震計或いは感震器13と組み合わされ
ている。
14は加圧流体通路11内であつて、前記感震
開放弁13とダイアフラムケーシング5の加圧流
体導入部7間(圧力感知室10間)に取り付けら
れた放気遮断器にして、この構成を第3図に示し
た。第3図に於いて、15は遮断器14内に設け
た加圧流体通過路にして、この加圧流体通過路1
5内に入つた加圧流体は、接続口18を介して加
圧流体導入口7側に流れ出るものである。16は
前記加圧流体通過路15と放気口19との間に挿
入された閉子にして、この閉子16はハンドル1
7により開閉自在である。20は閉子16内に設
けた前記加圧流体通過路15と常時開放型の放気
口19とを連通する連通孔にして、この入口には
バルブシート23が形成してある。21は前記バ
ルブシート23の下部に取り付けたシリンダー、
22はこのシリンダー21内に挿入したナイロン
製のヒユーズボールにして、このヒユーズボール
22は、放気口19から放出される流体の流量が
増大し、ヒユーズボール22の前後の差圧が一定
以上になるとシリンダー21内を浮上し、前記バ
ルブシート23に密着し、放気口19側に流れる
加圧流体を遮断するものである。
本考案に係る流体の緊急遮断装置は以上の如き
構成から成り、次にその作用を説明すると、地震
が発生し、この震度が所定震度以上になると、感
震開放弁12が開放し、加圧流体通路11内全体
に加圧流体が流れ、この加圧流体は加圧流体導入
口7から圧力感知室10内に入り、ダイアフラム
6を第4図に於いて上方に作動させる。ダイアフ
ラム6が上方に作動すると、スピンドル8を介し
てスプリング9が解除され、バルブ4は該スプリ
ング9の力でバルブシート3に圧着する。この結
果、被遮断流体通路1は遮断され、被遮断流体は
止る。
上記緊急遮断作用時に於いて、第3図に示した
放気遮断器14は次のような作用を行う。先ず通
常時であるが、この場合には、常に放気口19が
開放しているように、閉子16を第3図に示すよ
うに廻わしておく。このようにしておくと、感震
開放弁12の故障或いはバルブ越し等により万一
微量の加圧流体の洩れがあつた場合には、加圧流
体は微量のためにそのまま放気口19から大気放
散される。しかし、地震の発生により、感震開放
弁12が開放し、急激に多量の加圧流体が加圧流
体通路1内に流れると、ヒユーズボール22の前
後の差圧が大きくなり、ヒユーズボール22は浮
上し、バルブシート23に密着し、放気口19か
ら放散される加圧流体を遮断してしまう。この結
果、加圧流体は圧力感知室10側にのみ流れ、ダ
イアフラム6を作動させることになる。
本考案は以上のように、緊急遮断時には放気口
19を閉じ、通常時には放気口19を開いている
放気遮断器14(ヒユーズボール22)を加圧流
体通路11に取り付けたので、感震開放弁12の
故障或いはバルブ越しにより感震開放弁12を介
して加圧流体の微少量洩れがあつた場合に、これ
がそのままダイアフラム6側の圧力感知室10内
に流れ込み、蓄積し、ダイアフラム6を作動させ
てしまうという心配がない。
よつて、本考案を例えば都市ガスの供給導管内
に取り付けた緊急遮断装置に適用した場合、地震
以外の装置的なトラブル例えばバルブ越しにより
ガスの供給を止めて需要者に迷惑をかけてしまう
ということがなくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の流体の緊急遮断装置の概略図、
第2図は本考案に係る流体の緊急遮断装置の概略
図、第3図は放気遮断器の断面図、第4図は緊急
遮断弁の断面図である。 1……被遮断流体通路、2……緊急遮断弁、4
……バルブ、5……ダイアフラムケーシング、6
……ダイアフラム、7……加圧流体導入口、10
……圧力感知室、11……加圧流体通路、12…
…感震開放弁、14……放気遮断器、22……ヒ
ユーズボール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被遮断流体通路内に、ダイアフラム付の緊急遮
    断弁を取り付けると共に該ダイアフラムの圧力感
    知室に至る加圧流体通路内に、地震を感知して加
    圧流体通路を開放する感震開放弁を取り付けて成
    る流体の緊急遮断装置に於いて、加圧流体通路に
    おける前記感震開放弁とダイアフラムの圧力感知
    室間に常時開放している放気口を分岐して設け、
    この放気口の上流側に、放気口を介して放出され
    る流体の流量が所定の流量を超えると浮上して弁
    シートに密着し、放気口を介して放出される流体
    を遮断するヒユーズボールを取り付けて成る流体
    の緊急遮断装置。
JP17496582U 1982-11-19 1982-11-19 流体の緊急遮断装置 Granted JPS5979673U (ja)

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JP17496582U JPS5979673U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 流体の緊急遮断装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17496582U JPS5979673U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 流体の緊急遮断装置

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Publication Number Publication Date
JPS5979673U JPS5979673U (ja) 1984-05-29
JPH027344Y2 true JPH027344Y2 (ja) 1990-02-21

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ID=30380772

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JP17496582U Granted JPS5979673U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 流体の緊急遮断装置

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JPS5979673U (ja) 1984-05-29

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