JPH0273316A - ズーム装置 - Google Patents

ズーム装置

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JPH0273316A
JPH0273316A JP22686888A JP22686888A JPH0273316A JP H0273316 A JPH0273316 A JP H0273316A JP 22686888 A JP22686888 A JP 22686888A JP 22686888 A JP22686888 A JP 22686888A JP H0273316 A JPH0273316 A JP H0273316A
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JP
Japan
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cam
cam groove
groove
lens
cam follower
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Pending
Application number
JP22686888A
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English (en)
Inventor
Makoto Ando
誠 安藤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Publication of JPH0273316A publication Critical patent/JPH0273316A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スチルカメラやビデオカメラ用のズーム装置
に関し、詳しくは、相対回転自在に嵌合する2つの筒状
体に夫々に、カム溝をそれらが交差する状態に形成し、
前記内側の筒状体内に相対移動自在に配置したレンズ保
持部に、前記2つのカム溝にそれらの交差部において係
合するカムフォロアを連設し、前記外側筒状体のカム溝
を内外の一方側ほど次第に幅広となる形状に形成する一
方、前記カムフォロアのうち、その外側筒状体のカム溝
に係合する部分の摺動面を前記カム溝の側面に沿った形
状に形成してあるズーム装置に関する。
〔従来の技術〕
この種のズーム装置は、前記外側の筒状体のカム溝の側
面およびその側面に摺接するカムフォロワの摺動面をい
わば、外法がりのテーパー状に形成することで、カム溝
付の筒状体およびカムフォロワの樹脂成形の容易化等を
図ったものである。そして、従来のこの種のズーム装置
では、前記カム溝がそれの長平方向で−様な構造に構成
されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、ズーム装置では、前記カム溝の溝幅や前記案
内ローラの径に関して、製造上の微妙な誤差を有してお
り、この誤差に起因するガタによりレンズ保持部が傾く
ことで片ボケの発生等、光学性能が劣化する恐れがある
。これを防ぐために、一般には、スプリングやカムフォ
ロワ自体の弾性力でカムフォロワを、それの摺動面がカ
ム溝の側面に圧接するように付勢するのである。そして
、組み立てにあたっては、カム溝のうち、カムフォロワ
とのガタが最も小さい箇所でのカムフォロワとの圧接力
が適正となるようにすることにより、カム溝とカムフォ
ロワとの圧接に起因したズーミング抵抗をズーム範囲の
全域において設定以下にし、ズームの操作性を良好に維
持する手段が採られている。
ところが、従来のズーム装置では、カム溝がその全長に
わたって−様な構造に構成されていたので、前記の組み
立てにおいて、前記カム溝の全域に亘り最もガタの少な
い箇所を捜し、その箇所で所期の性能が得られる案内ロ
ーラを選択して組み立てなければならず、そのために、
その組み立てには、かなりの時間を要し、きわめて効率
の悪いものであった。
本発明の目的は、上述した従来欠点を解消する点にある
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明によるズーム装置は、
前記外側筒状体のカム溝の側面で、かつ、前記カムフォ
ロアに摺接する作用部のうち長焦点距離側の部分を短焦
点距離側の部分よりも前記一方便に変位させてあること
を特徴とする。
〔作 用〕
つまり、上記光学性能の劣下に対しては、誤差感度の高
い長焦点距離側ほど1液しい精度が要求され、誤差感度
の低い短焦点距離側では、多少のガタが発生しても光学
性能の劣下が軽度で済む。このことに着目して、前記の
ようにカム溝を形成することにより9、カム溝とカムフ
ォロアとの間に発生する不可避的なガタのうち、長焦点
距離側でのガタを短焦点距離側でのガタよりも必ず小さ
くなるようにしてあるため、カム溝のうちカムフォロワ
とのガタが最小となる箇所を捜す際、その対象として長
焦点距離側の一部で済む。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に示すように、ズームレンズ(Z)は、第ルンズ
群(Ll)、第2レンズ群(L2)、第3レンズ群(L
3)、ならびに第4レンズ群(L4)を備えである。
第1図乃至第3図に示すように、前記第2レンズ群(L
2)を対象とするズーム装置は、筒状の固定枠(2a)
に筒状のカムパイプ(2b)を相対回転自在に嵌合し、
前記固定枠(2a)内に、レンズの光軸(X)方向に相
対移動自在に前記第2レンズ(L2)のレンズ保持部(
3)を内嵌し、前記固定枠(2a)に、前記光軸(X)
方向に沿った直線カム溝(1a)を、かつ、前記カムパ
イプ(2b)に、前記直線カム#(la)に交差する方
向に斜めカム溝(1b)を形成し、それらカム溝(la
) 、 (lb)にそれらの交差部において同時に係合
するカムフォロア(4)を前記レンズ保持部(3)に連
結して構成してある。
つまり、前記レンズ保持部(3)には、第2レンズ群(
L2)のレンズ(7)等を保持しており、カムパイプ(
2b)を固定枠(2a)に対して相対回転させることで
、固定枠(2a)の直線カム:a(la)を介してカム
フォロア(4)の周方向位置を題詞した状態でカムパイ
プ(2b)の斜めカム1(lb)を介してカムフォロア
(4)を光軸(X)方向に押圧して、カムフォロア(4
)を固定枠(2a)に形成の直線カム溝(1a)に沿っ
て移動させることによりレンズ保持部(3)(つまり第
2レンズ群(L2) )を光軸(X)方向に移動するよ
うに構成してある。
前記カムパイプ(2b)に形成してある斜めカム溝(1
b)は、第1図及び第3図に示すように、カムフォロア
(4)に作用する側面(lb、)  (以下カム面と称
する。)を外伝がりのテーパー状にしたもの、つまり、
外側ほど次第に幅広となる形状のものである。そして、
その全長において溝幅を長焦点距離側ほど次第に狭く構
成してある。
前記カムフォロア(4)は、案内ピン(4a)と、それ
に回転自在に外嵌する案内ローラ(4b)と、内側、つ
まり、レンズ保持部(3)側に付勢するためのスプリン
グ(4c)とから成る。
前記案内ピン(4a)は、上部につば部(4a、)を設
け、下部にネジ部(4ag)を設けたもので、前記レン
ズ保持部(3)のうちその案内ピン(4a)を挿通させ
る保持孔(3a)の端面に当接するネジワッシャ(5)
にそのネジ部(4az)で螺合接続してある。
前記案内ローラ(4b)は、前記斜めカム溝(1b)の
テーパー面(lb、)に摺接する円錐部(4b+)と、
上部が前記直線カム溝(1a)に摺接し下部が前記保持
孔(3a)に嵌合する円筒部(4bz)とを有し、かつ
、その内側に前記スプリング(4c)が当接する段部(
4b:l)を有している。
前記スプリング(4c)は、前記案内ローラ(4b)の
段部(、ib+)と案内ピン(4a)のっぽ部(4a)
との間に介装されて、案内ローラ(4b)の円錐部(4
b+)が前記斜めカム溝(lb)のテーパー面(ib+
)に対し圧接するように案内ローラ(4b)を付勢する
ものである。
上述の構成により、前記カムフォロア(4)の軸心は前
記カムパイプ(2b)の外周面に対し常に垂直を維持す
ることが可能となり、第3図(イ)及び(ロ)に示すよ
うに、特に長焦点距離側ほど溝幅を狭(構成した斜めカ
ム溝(1b)に対する前記案内ローラ(4b)の摺接部
は前記カムパイプ(2b)の長焦点距離側への摺動に伴
って外側に変位するため、それだけ前記スプリング(4
c)の付勢力によるカムフォロア(4)と斜めカム溝(
1b)との圧接力が大きくなり、前記摺接部のガタに起
因したレンズ(7)の傾きによる片ボケ等の光学性能の
劣下を防止することができるのである。
従って上述のズーム装置を組み立てるに、わずかな製造
誤差を有する複数の案内ローラ(4)のうちから、所期
の性能が得られる案内ローラ(4)を選択する際、長焦
点距離側でのみ検査、及び選択を行い、その選択したロ
ーラ(4)を用いて前記ズーム装置を組み立てることで
、ズーム範囲の全域において、所期の性能が得られなが
ら、案内ローラ(4)が斜めカム溝(1b)に摺動する
ことに起因したズーム操作の抵抗が設定以下に抑えられ
るのである。
〔別実施例〕 以下に、本発明の別実施例を説明する。
(1)カムパイプ(2b)に形成の斜めカム溝(1b)
は、第4図に示すように、その溝幅をカム溝の途中から
長焦点距離側に次第に狭くなるように形成しても良い。
(2〕第5図に示すように、その溝幅をカム溝の途中か
ら長焦点距離側に段階的に狭くなるように形成しても良
い。
〔3〕第6図に示すように、その溝幅は一定であり、斜
めカム溝(1b)のテーパー面(1b+)を長焦点距離
側程次第に外側に持ち上げるように、すなわち、テーパ
ー面(1b+)を次第に浅く形成しても良い。
(4)第7図に示すように、カムフォロア(4)ヲ斜め
カム溝(1b)にガタ吸収のために弾性的に圧接させる
手段としては、スプリングを用いずに、前記案内ローラ
(4b)を樹脂等から弾性変形するものに構成し、案内
ピン(4a)により、その樹脂製の案内ローラ(4b)
を弾性変形させる状態で斜めカム溝(1b)のカム面(
1b+)に押付けるようにし、その案内ローラ(4b)
をそれ自体の弾性でカム面(tb+)に圧接させる手段
であっても良い。
〔5〕上述の実施例では、カムパイプ(2b)のカム溝
(lb)のカム面(lbυを、外側ほど次第に幅広とな
る形状に形成してあるが、前記カム面(lb、)を、内
側ほど次第に幅広となるテーパー状に形成し、前記カム
溝(1b)の全長においてその溝幅を長焦点距離側ほど
次第に狭く構成しても良い。尚、このときは、第8図に
示すように、前記スプリング(4c)は、前記案内ロー
ラ(4b)の下方内側に形成の段部(4bz) と前記
ネジワッシャ(5)との間に介装されて、案内ローラ(
4b)の円錐部(4b+)が前記斜めカム溝(lb)の
テーパー面(Tol)に対し圧接するように案内ローラ
(4b)を上方付勢するのである。
〔6〕さらに別実施例〔5〕の構成に対して、別実施例
(1)乃至〔4〕記述の態様を実施しても良い。
〔発明の効果〕
上述のように、本発明によれば、筒状体に形成のカム溝
を工夫することにより、誤差感度の高い長焦点距離側ほ
どカム溝とカムフォロワとのガタが小さ(なるようにし
てあるので、そのカム溝とカムフォロワとのガタが最小
となるカム溝箇所を選択する際、カム溝全域で行う必要
は全(無く、長焦点距離側でのみ行えば良い。
その結果、ズーム範囲の全域において軽快なズーム操作
が行え、しかも、それでいて、所期の性能を発揮できる
ズーム装置の組み立て工数を大きく低減することが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の実施例を示し、第1図はカ
ム溝の概略構成図、第2図はズームレンズの横断面図、
第3図(イ) 、 (II)は第1図における■−■線
断面であり、第4図乃至第81図は本発明の別実施例を
示し、第4図、第5図及び第6図はカム溝の概略構成図
、第7図は要部の断面図、第8図は、カム溝の断面図で
ある。 (la) 、 (lb) −−カム溝、(2a) 、 
(2b) ・=−筒状体、(3)・・・・・・レンズ保
持部、(4)・・・・・・カムフォロア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 相対回転自在に嵌合する2つの筒状体に夫々に、カム溝
    をそれらが交差する状態に形成し、前記内側の筒状体内
    に相対移動自在に配置したレンズ保持部に、前記2つの
    カム溝にそれらの交差部において係合するカムフォロア
    を連設し、前記外側筒状体のカム溝を内外の一方側ほど
    次第に幅広となる形状に形成する一方、前記カムフォロ
    アのうち、その外側筒状体のカム溝に係合する部分の摺
    動面を前記カム溝の側面に沿った形状に形成してあるズ
    ーム装置であって、前記外側筒状体のカム溝の側面で、
    かつ、前記カムフォロアに摺接する作用部のうち長焦点
    距離側の部分を短焦点距離側の部分よりも前記一方側に
    変位させてあるズーム装置。
JP22686888A 1988-09-09 1988-09-09 ズーム装置 Pending JPH0273316A (ja)

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JP22686888A JPH0273316A (ja) 1988-09-09 1988-09-09 ズーム装置

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JP22686888A JPH0273316A (ja) 1988-09-09 1988-09-09 ズーム装置

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Publication Number Publication Date
JPH0273316A true JPH0273316A (ja) 1990-03-13

Family

ID=16851832

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22686888A Pending JPH0273316A (ja) 1988-09-09 1988-09-09 ズーム装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0273316A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5206035A (en) * 1991-08-08 1993-04-27 Star Seiki Co., Ltd. Automatic mold clamping apparatus for molding machine
JP2001281516A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Olympus Optical Co Ltd レンズ鏡筒

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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