JPH0273137A - レーザ方式ガスセンサにおける測定判定方法 - Google Patents

レーザ方式ガスセンサにおける測定判定方法

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JPH0273137A
JPH0273137A JP22357788A JP22357788A JPH0273137A JP H0273137 A JPH0273137 A JP H0273137A JP 22357788 A JP22357788 A JP 22357788A JP 22357788 A JP22357788 A JP 22357788A JP H0273137 A JPH0273137 A JP H0273137A
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JP
Japan
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point
threshold
signal
laser
points
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Application number
JP22357788A
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English (en)
Inventor
Shoji Doi
土肥 正二
Akira Sawada
亮 澤田
Iwao Sugiyama
巌 杉山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はレーザ方式ガスセンサに係り、特に波長可変半
導体レーザから放射されたレーザ光を用いて被測定ガス
のIuffなどを測定するレーザ方式ガスセンサにおけ
る測定判定方法に関する。
レーザ方式ガスセンサは概略第3図に示す如き構成とさ
れている。同図中、1は波長可変半導体レーザで、これ
より放射された赤外光領域のレーザ光はビームスプリッ
タ2によりその光路を2つに分岐され、−7Jは測定セ
ル3を透過して光検知素子4に入射され、他方は参照セ
ル5を透過して光検知素子6に入射される。測定セル3
内にはガス濃度が未知の被測定ガスが充満しており、参
照セル5内には種類、濃度が既知の参照ガスが充満され
ている。
光検知素子4及び6は上記の被測定ガス及び参照ガスの
固有の波長帯において減資を受けたレーザ光を光電変換
し、得られた電気信号をマイクロコンピュータで構成さ
れている信号処理装置7に供給する。信号処理装置7は
この入力電気信号に基づいて被測定ガスのガス′a度を
口出する。
また、信号処理装置7は半導体レーザ1に駆動Ti流(
レーザ電流)を供給して、その電流値に応じた波長でレ
ーザ光を発振出力させると共に、定時間角に漸次段階的
にレーザ電流値を増加してシー11光の波長掃引を特定
吸収線付近で行なわける。更にこの波長掃引は周期的に
行なわれる。
このような構成のレーザ方式ガスセンサにおいては、半
導体レーザの発振波長特性が変化しても、正確にガス濃
度測定を行なうことが必要とされる。
〔従来の技術〕
従来のレーザ方式ガスセンサにおけるガス濃度測定方法
は、信号処理装置7がその入力電気信号レベルから被測
定ガス及び参照ガスの夫々について第4図<A)に示す
如き特性の受信パワーを測定し、また入力電気信号の変
化分を同期検波し又第4図(B)に示す如き二次微分信
号を生成し、その後にこの二次微分信号を上記受信パワ
ーで除算して生成した第4図(C)に示す如き2つの極
小点a、、a2と1つの極大点b【とを有する規格化信
号から吸収量を求める。
ここで、上記吸収量は第4図(C)に示す規格化信号(
すなわち規格化された吸収スペクトル)の1つの極大点
b1から2つの極小点at * azを結ぶ線分C土の
、極大点b1と同一の波長(ただし、信号処理装置7は
レーザ電流から波長を推定している)の点dまでの信@
量である。
信号処理装置!7は従来、このようにして求めた被測定
ガスの吸収量に、参照ガスの吸収量とガス濃度の比例値
を掛は合わせてガス濃度を算出していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、半導体レーザ1は経時変化によりその発振波
長特性が変化することがあり、その場合にはスペクトル
に不連続点が生じることがある(これをモードホップと
いう)。
すなわち、第5図に破線で示す如く、レーザ電流の変化
に従って規格化信号が得られない不連続部分が生じる。
これは、この位置でレーザの発娠縦モードが変化したこ
とによるもので、この不連続点を境として半導体レーザ
1の発振波長は20OA以、E大きく変化する。換言す
ると、半導体レーザ1の発掘波長はレーザ電流に応じて
変化するが、上記の不連続部分ではレーザ電流の僅かな
変化に対して発振波長が非線形に大きく変化することに
なる。
これにより、規格化信号の2つの極小点のうち不連続部
分が存在する方の極小点は第5図にa3で示す如く本来
の極小値とは異なった極小飴となり、このときのガス濃
度の測定データは無効である。
しかるに、従来はレーザ電流の変化からレーザ光の発振
波長の変化を推定して測定データを生成していたため、
レーザ電流が正常に変化している限り、上記のモードホ
ップが生じたか否かは検知できず、モードホップ時にも
無効な測定データからガス濃度を測定しており、測定の
信頼性が低かった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、測定データ
の有効/無効を判定することのできるレーザ方式ガスセ
ンサにおける測定判定方法を提供することを目的とする
(課題を解決するための手段) 本発明のレーザ方式ガスセンサにおける測定判定方法は
、規格化信号から一定差分幅の差分信号をケ成し、差分
信号が予め定めた第1及び第2のしきい値の範囲を越え
る値で、かつ、そのときのレーザ電流値が規格化信号の
2つの極小値の範囲内のレーザ電流値であるときにのみ
、その規格化信号を無効と判定する。
〔作用〕
第5図に示した規格化信号スペクトルにおいて、段階的
に変化するレーザ電流値各段階のレーザ電流における規
格化信号量を1ポイントとすると、例えば1024ポイ
ントで差分の幅10ポイントのときの差分スペクトルは
、第5図の場合は第2図に示す如くになる。
第2図において極大点MAXは第5図の極大点b1に対
応し、左側の極小点MLと右側の極小点MRは夫々第5
図の極小点at 、a3に相当する。
すなわち、極小点ML、MRは差分信号が負から正へ変
化する点であり、極大点MAXは差分信号が正から負へ
変化する点である。
前記第1のしきい値は第2図中、正のしきい値T+で、
また前記第2のしきい値は負のしきい値T に相当する
。一方、第5図にeで示したモード小ツブ発生点く不連
続点)における差分信号は、第2図にEで示す如く負の
しきい値F−,を大きく越える。
この点Eは吸収色を求める3つの極値のうち極大点MA
Xと極小点MRの間にある(換言すると第5図に示した
規格化信号の2つの極小点al。
a3における各レーザ電流値の中間のレーザ電流値を示
す)。従って、この点Eの存在により、このときの測定
が無効であると判定できる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例の説明用フローチャートを示
す。
この70−ヂヤートは第3図に示した信号処理装置7で
行なわれる動作を示している。第3図において、変数N
に差分の幅りの半分の値を代入しくステップS1)、変
数Nで示す値のポイントにおける規格化信号量5(N)
をS (N + (D/2))−8(N−(D/2))
なる式から算出する(ステップ82)。従って、最初は
D番目のポイントの規格化信号fins(D)と0番目
のポイントの規格化信号5(0)との差分がとられる。
次に、ポイントNにおける差分信号ff1E (N)が
正のしきい値T+と負のしきい値T−との間の値である
か否か判定され(ステップSz ) 、−r+とT と
の範囲内にあれば測定が有効と判定され(ステップS4
)、その範囲内にないときは、そのときのポイントN(
換言するとレーザ電流値)が右側の極小点MRより大で
あるか又は左側の極小点MLより小であるか否か判定さ
れる(ステップSs>。
ポイントNが左側の極小点MLと右側の極小点MRとの
範囲の外にあるときは、極小点MLとMRの値は正しい
から測定は有効と判定され(ステップS4)、他方、上
記の範囲内にあるときは第2図、第5図に示したように
極小点ML又はMR(第2図、第5図ではMR)の値が
本来の値でなくなっているから、測定は無効と判定され
る(ステップS6)。
次にポイントNの値が規格化信号の総ポイント数M(第
2図の例では“1024” )からD/2を差し引いた
値以下か否か判定され、以上のときはまだすべてのポイ
ントについての測定の有効/無効が判定されていないか
らポイントNの値を1つインクリメントした後(ステッ
プS8)、前記ステップS2の差分信号算出処理を再び
行なう。
以下、上記と同様の動作が繰り返され、M−(D/2)
がNより大になった時点で、すべてのポイントについて
の差分信号生成及びその測定の有効/無効の判定が終了
するので、判定動作を終了する(ステップ89)。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によれば、測定が有効か否かの判定
ができるため、もし無効と判定された場合には無意味な
測定の継続を直ちに中止したり、有効に戻すために半導
体レーザを新しいものに交換したり、動作条件の変更等
の、無効発生に対する適切な処理を迅速にとることがで
きる等の特長を有するものである。
図において、 1は半導体レーザ、 3は測定セル、 4.6は光検知素子、 5は参照セル、 7は信号処理装置、 81〜S9はステップ を丞す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  半導体レーザ(1)から放射されセル(3、5)内の
    ガスを透過したレーザ光を光検知素子(4、6)に入射
    し、ここで光電変換された電気信号に基づいて生成した
    規格化信号の吸収量から前記ガスの濃度を測定検知する
    レーザ方式ガスセンサにおいて、 前記規格化信号から一定差分幅の差分信号を生成し(S
    _1、S_2)、該差分信号が予め設定した正の第1の
    しきい値と負の第2のしきい値との範囲を越える値で、
    かつ、そのときのレーザ電流値が前記規格化信号の2つ
    の極小点の間のレーザ電流値のときにのみ、その規格化
    信号を無効と判定する(S_3〜S_6)ことを特徴と
    するレーザ方式ガスセンサにおける測定判定方法。
JP22357788A 1988-09-08 1988-09-08 レーザ方式ガスセンサにおける測定判定方法 Pending JPH0273137A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100873550B1 (ko) * 2006-04-27 2008-12-11 아이알 마이크로시스템 에스.에이. 가스 검출 방법 및 가스 검출 장치
CN108041689A (zh) * 2018-02-14 2018-05-18 深圳市研桥科技有限公司 电子烟点火装置及其控制方法

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