JPH0273118A - 2次元変位検出装置 - Google Patents

2次元変位検出装置

Info

Publication number
JPH0273118A
JPH0273118A JP22426088A JP22426088A JPH0273118A JP H0273118 A JPH0273118 A JP H0273118A JP 22426088 A JP22426088 A JP 22426088A JP 22426088 A JP22426088 A JP 22426088A JP H0273118 A JPH0273118 A JP H0273118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scale
light
dimensional
light beam
half mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22426088A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0627645B2 (ja
Inventor
Nobuhisa Nishioki
暢久 西沖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp, Mitsutoyo Kiko Co Ltd filed Critical Mitutoyo Corp
Priority to JP63224260A priority Critical patent/JPH0627645B2/ja
Publication of JPH0273118A publication Critical patent/JPH0273118A/ja
Publication of JPH0627645B2 publication Critical patent/JPH0627645B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、2次元的に相対移動するベースとテーブル
等の変位量、位置を検出する2次元変位検出装置に関す
る。
【従来の技術】
従来、2次元的に移動するクロステーブル等が2次元位
置測定機、2次元パターン加工装置等に使用されている
。 このような装置においては、従来、測定対象物載置用の
X−Yテーブルを、同一平面内でX−Y方向に2次元的
に変位させ、この変位量を2つの検出器により測定する
ことによって、テーブルのX−Y方向の移動寸法あるい
はその座標を検出するものである。 従来のX−Yテーブルとしては、第7図に示されるよう
なものがある。 この従来のX−Yテーブル1は、基台2と、該基台2に
対して、同一平面内でX−Y方向に相対変位可能に取付
けられた、測定対象物3を載置するための載物台4と、
この載物台4の前記基台2に対するX−Y方向の変位量
を検出するための変位検出装置5と、を備えている。 載物台4は、可動テーブル6上でガイド7YによりY方
向に移動可能に載置されると共に、駆動ダイヤル8Yに
よって回転される駆動ねじ9Yを回転することによって
Y方向に進退されるようになっている。 前記可動テーブル6は、基台2上で、ガイド7Xにより
X方向移動自在に載置されると共に、駆動ダイヤル8X
によって駆動される駆動ねじ9Xにより、X方向に進退
されるようになっている。 前記基台2には載物台4の上方に観察光学系(又は加工
用レーザ等)10が固定されている。 前記変位検出装置5は、基台2と可動テーブル6のX、
Y方向の相対的な移動量又は位置を検出したり座標値を
特定するためのものであり、載物台4のX軸方向の変位
を検出するためのスケール5X及びX軸検出器11Xと
、Y方向の変位を検出するためのスケール5Y及びY軸
検出器11Yとから構成されている。 前記スケール5Xは可動テーブル6の側面にX方向に配
置された、例えば光学格子からなり、又、スケール5Y
は載物台4の側面にY方向に配置された光学格子から構
成されている。 前記X軸検出器11X及びY軸検出器11Yは、各々、
スケール5X及び5Yに対面して配置された、同じく光
学格子からなるインデックススケール及び該インデック
ススケールを光電変換し、光の明暗の繰返しに対応する
電気信号を出力する光電素子を含むものである。 これらX軸検出器11X及びY軸検出器11Yからの出
力信号は、カウンタ(図示省略)で積算計数され、それ
ぞれ、載物台4の、基台2に対するX方向及びY方向の
変位量として、前記測定又は加工の点3Aの座標値を検
出することができる。
【発明が解決しようとする問題点】
上記のような従来のX−Yテーブル1における変位検出
装置5は、X軸方向及びY軸方向各々の1次元の変位検
出器、即ち2つの変位検出器を直交する方向に配設して
いるので、スケール5X、5Yを含む平面での形状が大
型化してしまうという問題点がある。 又、スケールや検出器を取付けるための機構が複雑とな
るという問題点もある。 更に、例えば基台2上のガイド7Xの真直度が悪いと、
載物台4をX軸方向に送る際に、該載物台4はY軸方向
にも若干の変位をするが、Y軸方向のスケール5Y及び
Y軸検出器11Yは共に可動テーブル6に載置されてい
るために、該Y軸検出器11Yの検出信号は変化せず、
測定点3Aの座標値に誤差が生じる。即ち、ガイドの真
直度がそのまま測定誤差となるという問題点がある。
【発明の目的】
この発明は、X−Y面での形状を小型化でき、構造が簡
単であり、且つ、載物台を基台に対して変位させる機構
の送り精度が測定精度に現われることなく、測定精度の
向上を図ることができる2次元変位検出装置を提供する
ことを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この発明は、相互に直交するX−Y方向の目盛が形成さ
れ、相対的にX−Y方向に移動する2つの部材の一方に
配設される2次元スケールと、前記目盛に対向して前記
他方の部材に設けられ、該目盛に光ビームを射出する光
源と、前記光ビームの前記X方向の目盛による複数の回
折光の混合波を光電変換して第1の検出信号を得るX方
向変位検出器と、前記光ビームの前記Y方向の目盛によ
る複数の回折光の混合波を光電変換して第2の検出信号
を得るY方向変位検出器と、を含んで構成することによ
り上記目的を達成するものである。 更に、前記X方向変位検出器及びY方向変位検出器を、
各々、前記2次元スクールからの1次回析光及び−1次
回折光を変向する一対の反射手段と、これらの反射手段
により変向された回折光の混合波を形成するハーフミラ
−と、前記2次元スケールとハーフミラ−の間の、前記
回折光の光路上に配置された偏光方向が90度異なる一
対の偏光子と、を備えて構成し、且つ前記ハーフミラ−
を前記光源と2次元スケール間の前記光ビームの光路外
に配置することにより上記目的を達成するものである。 更に又、前記反射手段をプリズムとすることにより上記
目的を達成するものである。
【作用] この発明において、平面状の2次元スケールのX−Y方
向の目盛を一本の光ビームを用いて読取ることによって
、測定対象物等のX−Y方向の変位量を検出するので、
検出器のX−Y面での形状を小型化し、直交格子パター
ン全体を有効に使用できるので測定範囲が広くなり、且
つ構造を簡単にし、更に、測定対象物を載置するX−Y
テーブル等のガイドの真直度を補正して、測定精度を増
大させることができる。 【実施例】 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。 この実施例は、X−Yテーブル20に本発明の2次元変
位検出器18を適用したものであり、第1図〜第3図に
示されるように、基台12と、該基台12に対して、同
一平面内でX−Y方向に相対変位可能に取付けられた、
テーブル16と、このテーブル16の前記基台12に対
するX−Y方向の変位量を検出するための変位検出装置
18と、を有してなるX−Yテーブル20において、前
記変位検出装置18を、前記テーブル16の裏面側に固
定された、相互に直交するX−Y方向の目盛が形成され
た2次元スケール22と、前記基台12に固定されると
共に、前記2次元スケール22の目盛を読取り、前記2
次元スケール22の前記基台12に対する、X方向の変
位により変化する第1の検出信号及びY方向の変位によ
り変化する第2の検出信号を各々生成する2次元変位検
出器24と、を含んで構成したものである。第1図及び
第2図の符号35は観察光学系を示す、 前記2次元ス
ケール22は、第3図(テーブル16を裏側から見た斜
視図)に示されるように、ガラス基板22Aに互いに直
交するX方向にピッチPX、Y方向にピッチPyの縦縞
状のパターンの金属膜(前者はY軸と平行、後者はX軸
と平行)を蒸着して形成したホログラフィックスケール
であり、テーブル16の裏面に、測定対象物載置面16
Aと平行に、即ちX−Y面内に、接°着されている。 前記X−Yテーブル20は、前記第6図に示される従来
のX−Yテーブル1と同様に、基台12とテーブル16
の間に可動テーブル26を備え、テーブル16はガイド
28Yに沿って、可動テーブル26上をY方向に移動で
きるようにされ、又、可動テーブル26は基台12上を
、ガイド28Xに沿って、X方向に変位できるようにさ
れている。 又、これらテーブル16及び可動テーブル26の駆動は
、従来と同様に、駆動ねじ30X、30Y及びこれを回
転させるための駆動ダイヤル32X、32YによってX
及びY方向に移動されるようになっている。 図の符号33Xは駆動ねじ30Xと螺合すると共に、可
動テーブル26に固定された連結部材、33Yは駆動ね
じ30Yと螺合すると共に、テーブル16に固定された
連結部材をそれぞれ示す。 又、符号35は観察光学系、35Aは観察光学系35の
光軸、14Aは光軸35Aと測定対象物14との交点、
即ち測定点をそれぞれ示す。 前記2次元変位検出器24は、前記2次元スケール22
に向けて、−本の光ビーム34を射出する1個の光源3
6と、前記光ビーム34の、Y軸と平行であって、前記
X方向にピッチPXの目盛による複数の回折光の混合波
を光電変換して前記第1の検出信号を得るX方向変位検
出器38Xと、前記光ビーム34の、X軸と平行であっ
て、前記Y方向にピッチPyの目盛による複数の回折光
の混合波を光電変換して前記第2の検出信号を得るY方
向変位検出器38Yと、を備えて構成されている。前記
光源36は、レーザダイオード37と、コリメータレン
ズ39と、を備えて構成されている。 前記X方向変位検出器38Xは、前記光ビーム34によ
る、2次元スケール22の目盛によって生じた回折光の
うち、(1,0)次光X1の光軸上に配置されたミラー
40X及び1方向の光成分のみを通過させる偏光子42
Xと、(−1,0)次光X2の光軸上に配置されたミラ
ー44X及び前記偏光子42Xと直交する光の成分のみ
を通過させる偏光子46Xと、前記ミラー40Xで反射
され、偏光子42Xを透過した(1.0)次光X1を透
過すると共に、ミラー44Xで反射され、偏光子46X
を透過した(−1,0)次光X2を反射し、これらの混
合ビームを形成する第1のハーフミラ−48Xと、この
第1のハーフミラ−48Xからの混合ビームの光軸上に
配置され、該混合ビームを側方への反射光及び透過光に
分離する第2のハーフミラ−50Xと、この第2のハー
フミラ−50Xの透過光軸上に配置され、波形の位相を
90°移動する1/4波長板52X、@光子42Xを通
過した光成分のみを通過させる検光子54X及び受光素
子56Xと、前記第2のハーフミラ−50Xにより側方
に反射された光線ビームの光軸上に配置され、偏光子4
6Xを通過した光成分のみを通過させる検光子58X及
び受光素子60Xと、を含んで構成されている。 前記受光素子56X及び60Xは、例えばフォトダイオ
ードからなり、受光した光を電気信号に変換して、プリ
アンプ62Xに出力するようにされている。 プリアンプ62Xの出力側にはカウンタ64Xが接続さ
れ、このカウンタ64Xの出力信号はX軸表示器66X
に表示されるようになっている。 なお、Y方向変位検出器38Yは、光ビーム34による
2次元スケール22の目盛によって生じた回折光のうち
(0,1)次光Y1の光軸上に配置されたミラー40Y
及び偏光子42Yと、(0、−1)次光¥2の光軸上に
配設されたミラー44Y及び偏光子46Yとを含んで構
成されている点以外は、前記X方向変位検出器38Xと
同様の構成であるので、X方向変位検出器38Xにおけ
ると同一部材には、図において符号XをYに置換え表示
することによって説明を省略するものとする。 ここで、第5図に示されるように、ミラー40X及び4
4Xは、ハーフミラ−48Xが光ビーム34と干渉しな
いように、その反射面がY軸に対して少し傾斜させて配
置されている。 これは次の理由による。即ち、2次元スケール22のス
ケール格子により回折され反射した光ビームはミラー4
0X及び44Xで反射され1腐光子42X、46Xを通
過し、ハーフミラ−48Xにてそれぞれ1/2の光を合
成するが、そのために通常ハーフミラ−48Xは光ビー
ム34上に配置されなければならないという問題が生ず
る。従ってハーフミラ−48Xを、光ビーム34を含む
Y軸方向に該ビームと干渉しない位置に設定し、ハーフ
ミラ−48Xによって両方向からの光が合成されるよう
にミラー40X及び44Xを傾斜させて配置している。 ハーフミラ−48Xで合成された光ビームの延長上には
検出のための光学系が配置されている。 同様に、ハーフミラ−48Yも光ビーム34を含むX軸
方向に該ビームと干渉しない位置にされハーフミラ−4
8Yによって両方向らの光が合成されるようにミラー4
0Y及び44Yを反射させて配置している。ハーフミラ
−48Yで合成された光ビームの延長上には検出のため
の光学系が配置されている。 次に、上記実施例の作用を説明する。 2次元変位検出器24における光源36から射出された
光ビーム34は、2次元スケール22に至り、その目盛
を回折格子として回折光となって反射される。 ここで、2次元スケール22のX−Y目盛は、X、Yの
両方向に周期性を有するので、前記回折光はX方向に1
次、Y方向にn次(n 、 nは整数)のとき、(l、
 n )次光と表現できる。 光ビーム34によって2次元スケール22のX目盛で生
じた(1.0)次光X1とく−1,0)次光X2とは、
ミラー40X及び44Xによりそれぞれ反射されて、偏
光子42X、46Xを通り、第1のハーフミラ−48X
において混合ビームとなって、第2のハーフミラ−50
X方向に反射される。 この混合ビームはその1/2が第2のハーフミラ−50
Xを透過して前記1/4波長板52X、検光子54Xを
通り受光素子56Xに到達する。 又、第2のハーフミラ−50Xで反射された1/2の混
合ビームは検光子58Xを通り受光素子60Xに到達す
る。 ここで、前記(1,0)次光X1と(−1,0)次光X
2の混合ビームは、偏光子40Xと46Xの偏光方向が
90°異なるため、干渉信号ではなく、第2のハーフミ
ラ−50Xで分離された後に、一方の混合ビームは、検
光子58Xによって干渉した成分が受光素子60X及び
プリアンプ62Xを経て周期信号a1となり、又、他方
の混合ビームは1/4波長板52Xと検光子54Xとに
よって干渉した成分が、受光素子56X及びプリアンプ
62Xを経て周期信号a1に対して90°位相の異なる
周期信号b1となる。 これら2相の90°位相の異なる周期信号a1、blは
、カウンタ64Xに入力されて演算され、計数値はX軸
表示器66Xに表示される。このX軸表示器66Xに表
示された計数値は、光ビーム34の光軸をX方向に横切
った、2次元スケールにおける縦縞状の光学格子の数に
ほかならない。 同様に、Y軸方向についても、光ビーム34をY方向に
横切った縦縞状の光学格子の数をY軸表示器66Yに表
示することができる。 従って、X軸表示器66X及びY軸表示器66Yは2次
元スケール22のX−Y方向の変位量を表示することに
なる。 この実施例における変位検出装置18においては、ガイ
ド28X、28Yの真直度が悪くても、2次元スケール
22の目盛が真直であれば、これらガイド28X、29
Yの畝りは測定値にそのまま反映されるので、これを補
正してより高精度の測定を行うことができる。 ここで、2次元スケール22は、テーブル16の測定対
象物載置面16Aの裏側に、該測定対象物載置面16A
と平行に配置されている。 従って、第1図及び第2図に示される測定点14Aは前
記光ビーム34による2次元スケール22の照射点に近
接していることになる。 前記測定対象物14の被測長部分は前記測定点14Aを
含む線分であり、前記2次元スケール22におけるX方
向及びY方向の目盛に対して、テーブル16の厚さを除
いて略同−直線上にあると考えられる。 従って、前述のアツベの原理の条件が略充足されること
になり、1次誤差が少なく、従来より高精度の座標特定
が可能となるので、測定精度の向上を図ることができる
。 本発明においてその平行度が充分である場合は、基台部
に2次元スケールを設け、テーブルの背面に検出器を設
けてもよい。 次に第6図に示される本発明の第2実施例につき説明す
る。 前記第1実施例において、2次元スケール22のスクー
ル格子により回折され反射された光ビーム34の回折光
を混合波とするためのハーフミラ−48X及び48Yが
光ビーム34の2次元スケール22へ向う光路と干渉し
ないようするため、ミラー40X、44X、40Y及び
44Yを各々その反射面がY軸及びX軸に対して温かに
傾斜するようにしているが、この第2実施例においては
、2次元スケール22のスクール格子からの回折光を反
射する手段としてプリズムを用いることにより、前記光
ビーム34とミラーとの干渉を避けるようにしている。 即ち、光ビーム34によって2次元スケール22のX目
盛で生じた(1.0)次光XIと、(−1,0)次光X
2とは直角プリズム41X及び45Xによりそれぞれ反
射され偏光子42X、46Xを通り第1のハーフミラ−
48Xにおいて混合ビームとなって第2のハーフミラ−
50X方向に反射される。 前記直角プリズム41X及び45X内での反射によって
、回折光は、Y軸方向に光路が平行にずれることになる
。 従って、直角プリズム41X及び45Xから出た回折光
は光ビーム34からY軸方向にずれるので、第1のハー
フミラ−48Xは光ビーム34と干渉することがない、
同様に、2次元スケール22のY目盛で生じた回折光に
ついてもこれらが直角プリズム41Y及び45Yにより
それぞれ反射されることによって、ハーフミラ−48X
に向うので、前記と同様に、ハーフミラ−48Xら光ビ
ーム34と干渉することがない、従って、この第2実施
例における回折光の反射手段である直角プリズム41X
及び、45X、41Y及び45Yはその反射面をY軸又
はX軸に対して傾斜させる必要がない。 なお、上記実施例は、2次元スケールとしてガラス基板
22Aに目盛をクロム蒸着して形成したものであるが、
本発明は、これに限定されるものでなく、いわゆるホロ
グラフスケールであればよい 又、上記実施例は、2次元変位検出装置を、X−Yテー
ブルに配置したものであるが、本発明はこれに限定され
るものでなく、2次元方向に相対移動する2つの部材の
移動量を計測する場合、その一方の部材に2次元スケー
ルを、他方の部材の対向する面に変位検出器を取付ける
場合に一般的に適用されるものである。
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成したので、2次元変位検出
装置におけるX−Y面での形状を小型化し、且つ、構造
を簡略化することができると共に、測定対象物の送り機
構のうねり等を補正して測定精度を向上させることがで
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る2次元変位検出装置を適用したX
−Yテーブルの実施例を示す斜視図、第2図は第1図の
■−■線に沿う断面図、第3図は同実施例における2次
元スケール及び2次元変位検出器を、テーブルの裏側か
ら見た、一部ブロック図を含む拡大斜視図、第4図は同
実施例にかかる2次元変位検出器の概念を示す光学系統
図、第5図は同2次元変位検出器の要部の光学系統図、
第6図は本発明の池の実施例の要部を示す光学系統図、
第7図は従来の変位検出装置を備えたX−Yテーブルを
示す斜視図である。 18・・・変位検出器、 20・・・X−Yテーブル、 22・・・2次元スケール、 22A・・・ガラス基板、 24・・・2次元変位検出器、 26・・・可動テーブル、 34・・・光ビーム、 36・・・光源、 38X・・・X方向変位検出器、 38Y・・・Y方向変位検出器、 40X、44X、40Y、44Y・・・ミラー41X、
45X、41Y、45Y・・・直角グリズム、42X、
46X、42Y、46Y・・・偏光子、48X、48Y
・・・ハーフミラ− 56X、60X、56Y、60Y・・・受光素子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相互に直交するX−Y方向の目盛が形成され、相
    対的にX−Y方向に移動する2つの部材の一方に配設さ
    れる2次元スケールと、前記目盛に対向して前記他方の
    部材に設けられ、該目盛に一本の光ビームを射出する光
    源と、前記光ビームの前記X方向の目盛による複数の回
    折光の混合波を光電変換して第1の検出信号を得るX方
    向変位検出器と、前記光ビームの前記Y方向の目盛によ
    る複数の回折光の混合波を光電変換して第2の検出信号
    を得るY方向変位検出器と、を有してなる2次元変位検
    出装置。
  2. (2)前記X方向変位検出器及びY方向変位検出器は、
    各々、前記2次元スケールからの1次回折光及び−1次
    回折光を変向する一対の反射手段と、これらの反射手段
    により変向された回折光の混合波を形成するハーフミラ
    ーと、前記2次元スケールとハーフミラーの間の、前記
    回折光の光路上に配置された偏光方向が90度異なる一
    対の偏光子と、を備え、前記ハーフミラーを前記光源と
    2次元スケール間の前記光ビームの光路外に配置してな
    る請求項1の2次元変位検出装置。
  3. (3)前記反射手段はプリズムとされた請求項2の2次
    元変位検出装置。
JP63224260A 1988-09-07 1988-09-07 2次元変位検出装置 Expired - Fee Related JPH0627645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63224260A JPH0627645B2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 2次元変位検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63224260A JPH0627645B2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 2次元変位検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0273118A true JPH0273118A (ja) 1990-03-13
JPH0627645B2 JPH0627645B2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=16810988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63224260A Expired - Fee Related JPH0627645B2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 2次元変位検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0627645B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012002787A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Mori Seiki Co Ltd 変位検出装置
JP2012242389A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Dr Johannes Heidenhain Gmbh 位置測定装置
JP2015055625A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングDr. Johannes Heidenhain Gesellschaft Mitbeschrankter Haftung 光学式位置測定装置
DE102012103744B4 (de) * 2011-05-11 2021-03-18 Dmg Mori Seiki Co., Ltd. Verlagerungsdetektionsvorrichtung
CN115046482A (zh) * 2022-06-15 2022-09-13 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 二维光栅位移测量装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5781510U (ja) * 1980-11-05 1982-05-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5781510U (ja) * 1980-11-05 1982-05-20

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012002787A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Mori Seiki Co Ltd 変位検出装置
US8687202B2 (en) 2010-06-21 2014-04-01 Dmg Mori Seiki Co., Ltd. Displacement detecting device
DE102012103744B4 (de) * 2011-05-11 2021-03-18 Dmg Mori Seiki Co., Ltd. Verlagerungsdetektionsvorrichtung
JP2012242389A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Dr Johannes Heidenhain Gmbh 位置測定装置
JP2015055625A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングDr. Johannes Heidenhain Gesellschaft Mitbeschrankter Haftung 光学式位置測定装置
CN104457571A (zh) * 2013-09-11 2015-03-25 约翰内斯·海德汉博士有限公司 光学位置测量装置
CN115046482A (zh) * 2022-06-15 2022-09-13 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 二维光栅位移测量装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0627645B2 (ja) 1994-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4677169B2 (ja) 位置測定装置
US9360347B2 (en) Two-dimensional encoder system and method
JP3478567B2 (ja) 回転情報検出装置
KR101876816B1 (ko) 변위 검출 장치
JP5046780B2 (ja) 光エンコーダ
US9080857B2 (en) Device for interferential distance measurement
US9175987B2 (en) Displacement detecting device
US7738112B2 (en) Displacement detection apparatus, polarization beam splitter, and diffraction grating
JP2010527013A (ja) 位置測定装置
US9303979B2 (en) Optical position measuring device
US9068811B2 (en) Device for determining distance interferometrically
US6956654B2 (en) Displacement measuring device with interference grating
JPS58191907A (ja) 移動量測定方法
JP3034899B2 (ja) エンコーダ
EP0344291B1 (en) Opto-electronic scale-reading apparatus
JPH0273118A (ja) 2次元変位検出装置
JPH01269002A (ja) 2次元変位検出装置
CN116086310A (zh) 基于kb镜纳米实验系统的高精度定位测量方法及装置
WO2022095128A1 (zh) 一种六自由度测量光栅尺
JPH0648170B2 (ja) 変位測定装置
US20240110816A1 (en) Optical encoder
JP3808192B2 (ja) 移動量測定装置、及び移動量測定方法
CN114111587B (zh) 一种三轴高光学细分光栅尺
JP4401852B2 (ja) 光学式変位測定装置
JPH01272041A (ja) X−yテーブル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees