JPH0273056A - 環状アルキレンイミンのn−アルキル化物の製造法 - Google Patents

環状アルキレンイミンのn−アルキル化物の製造法

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JPH0273056A
JPH0273056A JP63225814A JP22581488A JPH0273056A JP H0273056 A JPH0273056 A JP H0273056A JP 63225814 A JP63225814 A JP 63225814A JP 22581488 A JP22581488 A JP 22581488A JP H0273056 A JPH0273056 A JP H0273056A
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Hitoshi Sugiyama
仁 杉山
Tomoyuki Mori
森 知行
Fumio Morita
文夫 森田
Kazuaki Miyaji
宮地 和明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は環状アルキレンイミンとアルコール又はエーテ
ルとを触媒の存在下でアルキル化反応させて環状アルキ
レンイミンのN−アルキル化物をg1造する方法に関す
る。環状アルキレンイミンのN−アルキル化物は医薬、
殺虫剤、ゴム促進剤等の合成中間体として有用な化合物
である。
[従来の技術1 従来、環状アルキレンイミンをN−アルキル化する種々
の方法が提案されている。例えば■ モルホリンとアル
コールとを、ニッケル又はコバルト、銅及び二酸化チタ
ンよりなる触媒を使用して、150〜300℃の温度及
び35〜350気圧の圧力下で反応させる方法(ベルギ
ー国特許第694068号参照)、 ■ ピペラジンとアルコールとをラネーニッケル触媒を
用いて200℃の温度でアルキル化反応させる方法(J
 、Org、Cbem、* 21 t 86〜87(1
956)参照)、 ■ ピペリジンとアルコールとを酸化アルミニウム触媒
の存在下に反応させてN−フルキルピペリジンを製造す
る方法(Colt、of CzechoslovakC
hemical  Communieations、V
ol、 3 3 、No、2  。
pp、609〜613(1968))、■ モルホリン
、ピペリジン、ピペラジン等の環状フルキレンイミンと
アルコールとを、リン酸を含有する二酸化珪素触媒の存
在下でアルキル化反応させる方法(特開昭48 868
57号参照)、等が知られている。
[発明が解決しようとする課題] 1、かじながら、上記方法では目的物への選択率が低く
、工業的に十分満足し得るものではなかった。
[課題を解決するための手段1 本発明者等は上記従来技術の問題点に鑑み、環状アルキ
レンイミンとアルコール又はエーテルとをアルキル化反
応させて環状アルキレンイミンのN−アルキル化物を工
業的有利に製造する方法につき、鋭意検討を重ねた結果
、本発明を完成した。
即ち、本発明の要旨は、環状アルキレンイミンとアルコ
ール又はエーテルとを触媒の存在下でアルキル化反応さ
せるに当たり、触媒として固体酸触媒を用い、かつ、反
応系に環状アルキレンイミンに対するモル比で0.1以
上の量の水を存在させて、気相で反応させることを特徴
とする環状アルキレンイミンのN−アルキル化物の!!
i!遣法に存する。
以下に本発明につきさらに詳細に説明する。
本発明方法の原料として用いられる環状アルキレンイミ
ンとしては特に制限はないが、通常、次の一般式: 〔式中、R1は2個までのメチル基及び/又はエチル基
で置換されていてもよいC2〜C12のポリメチレン基
、並びに鎖中に挿入された窒素、酸素及び/又は硫黄原
子1〜2個を有するCユヘ/ C1。
のポリメチレン複素鎖基より選択される二官能性基であ
る。〕 で示される化合物である。具体的な化合物としては、例
えば、プロピレンイミン、ピロリジン、ピペリノン、と
ベラノン、モルホリン及びヘキサメチレンイミン等が挙
げられる。
また、一方の原料として用いられるアルコールとしては
、例えばメチルアルコール、エチルアルコール、プロピ
ルアルコール、インプロピルアルコール、ブチルアルコ
ール、ヘキシルアルコール等の脂肪族アルコール; シ
クロペンタメール、シクロヘキサ/−ル等の脂環式アル
コール; ペンシルアルコール等の芳香族アルコール等
が挙げられる。特に炭素数10以下の脂肪族アルコール
が好適である。
さらにエーテルとしては上記脂肪族アルコールに対応し
たエーテル、例えばメチルエーテル、エチルエーテル、
フロビルエーテル、イソプロピルx −チル、メチルエ
ーテル、ヘキシルエーテル等が用いられる。
本発明方法においては触媒として固体酸触媒を用いる。
固体酸触媒としては、例えばゼオライト、アルミナ、シ
リカ−アルミナ、シリカ−酸化マグネシウム、シリカ−
酸化ジルコニウム等が挙げられ、特にゼオライト、アル
ミナ及びシリカ−アルミナが好適である。ゼオライトと
しては、そのカチオンサイトの少なくとも一部が水素イ
オン、アンモニウムイオン又は多価の金属カチオンでイ
オン交換された7オーノヤサイト型ゼオライトが好適に
用いられる。該7オージヤサイト型ゼオライトとしては
X型ゼオライト及びY型ゼオライトが挙げられる。一般
に7オージヤサイト型ゼオライトは天然品及び合成品の
いずれでも、イオン交換可能なナトリウム等のアルカリ
金属を含有した形で入手される。例えば、そのカチオン
サイトがナトリウム体のX型ゼオライトはその酸化物表
示としてモル比で、 (1±0.2)Na20 ” Al2O,”(2,=5
+0.5)SiO2・xHzO[ここで、XはO〜8の
範囲の任意の数を示す、Jで表わされ、またY型ゼオラ
イトは同様に(1±0 、2 )N azo ” A 
120 :l ・(4,5±0.5)SiOz・yHz
[ここで、yはO〜9の範囲の任意の数を示す。]で表
わされる。
上記したカチオンサイトがナトリウム等のアルカリ金属
である7t−ツヤサイト型ゼオライトはの一部、好まし
くは50%以上を水素イオン、アンモニウムイオンまた
は多価金属イオンでイオン交換することによって触媒の
活性を向上させることができる。
交換カチオンとしては、水素イオン、アンモニウムイオ
ン、多価金属イオン(好ましくは2〜3価の金属イオン
)のうちから1種または2種以上のカチオンが選ばれる
。上記2〜3価の金属イオンとしてはマグネシウム、カ
ルシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、カドミウ
ム、鉛、マンがン、錫、コバルト、ニッケル、鉄、セリ
ウム、ランタン等のカチオンが挙げられる。
上記したイオン交換は公知の種々の方法で行なわれる0
例えば上記の7オーツヤサイト型ゼオライトを上記交換
カチオンの塩類(塩化物、硝酸塩、硫酸塩、有機酸塩な
ど)の水溶液に浸漬してイオン交換し、所定のイオン交
換率を達成したのち、固液分離し、この分離した固型分
であるイオン交換されたゼオライトを水でよく洗浄して
乾燥することにより、行なわれる。
本発明方法においては、上記した環状アルキレンイミン
とアルコールまたはエーテルとを上記固体酸触媒の存在
下でアルキル化反応させるに際し、反応系に特定量の水
を存在させて気相で反応させる。
反応系に存在させる水の量は環状アルキレンイミンに対
するモル比で0.1以上、好ましくは0.1〜5、さら
に好ましくは0.2〜5、最も好ましくは0.5〜2の
範囲である。水の量が上記モル比0.1より少ないと環
状アルキレンイミンからのN−アルキル化物への選択率
の向上が少ない。他方、余りに多いと選択率がそれ以上
向上せず、逆に反応生成物からの水の分離及び反応器の
大型化等の観点から不利となる。上記の水の量は原料の
環状フルキレンイミン及びアルコール又はエーテルに含
まれる水の量を考慮して、上記範囲内となるように適宜
添加調整すればよい。
上記アルキル化反応は通常、反応温度を200〜400
℃、好ましくは250〜350℃の範囲で、かつ反応圧
力を常圧・5加圧、例えば0.1〜10気圧の範囲で行
なわれる。反応温度が200℃未満では反応速度が低下
し、また、400℃をこえると副反応が増加する。
また、アルコール/環状アルキレンイミンのモル比は通
常1〜10、好ましくは1.5〜5の範囲である。また
、エーテルの場合にはアルコールの場合の半分の竜が適
当である0反応は気相で行なわれ、固定床または流動床
反応形式のいずれでも採用することができる。空間速度
(標準状態における環状アルキレンイミンとアルコール
又はエーテルとの合計ガス!(1/hr)/触媒(I)
)は反応温度、アルコール/環状アルキレンイミンのモ
ル比等の条件によって広範囲に変えることができるが、
通常50〜4000hr−’、好ましくは100〜30
001+r−’の範囲の空間速度が採用される。
空間速度が50hr−’未満では副反応が増加し、また
4 00011r−’ をこえると未反応物質の回収量
が多くなる。
生成したN−アルキル化環状アルキレンイミンは例えば
蒸留等の公知の方法で回収精製することができる。
[実施例1 次に本発明の実施の態様を実施例によってさらに具体的
に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の
実施例によって限定されるものではない。
なお下記実施例及び比較例で使用したゼオライト触媒は
、それぞれ次に示す方法で調製又は前処理されたもので
ある。
(A)  触媒1  :  H−XゼオライトNa  
Xゼオライト(ユニオン昭和(株)91、Mo1ecu
lar S 1eve Type 13 X :N a
aa[(A lo z)ms(S io 2)、、6]
 ・xH20)をイオン交換してNH,−Xゼオライト
とし、その後、焼成前処理してH−Xゼオライトとした
即ち、NH,CI 51.5gを水300鵠1に溶解し
て得られた水溶液中に上記Na−Xゼオライトを30/
、投入し、70℃で2時間攪件してイオン交換した。こ
のイオン交換操作を3回繰り返した後、室温にて脱塩水
を用いて洗浄し、濾過し、次いで100℃で12時間乾
燥してNH,−Xゼオライトとした。これを直径1”−
’ 2 +fllllの粒子に成型した。そして、空気
中で400°Cで1時間、さらに窒素中で400℃で1
時間焼成してH−Xゼオライトとした。
(B)  触媒2 : アルミナ(SCM−250)市
販のアルミナ触媒を1〜2mmの直径の粒子に成型した
。そして、空気中で400℃で1時間、さらに、窒素中
で400°Cで1時間焼成して前処理した。
実施例1′シフ 石英製反応管(内径15+n+nφ、長さ400+n+
a)の上部に環状アルキレンイミン、アルコール及び水
の蒸発予熱帯としてのガラスピーズ20ccを充填し、
その下部に反応帯として表1に示す種類及び量の触媒を
充填した。反応管は外部から環状の電気炉により蒸発予
熱帯及び反応帯をそれぞれ加熱し、所定温度に保持すべ
く調節した。
次にピロリジン、メタノール及び水を表1に示す量で反
応帯域に供給して表1に示す比率に′I!49し、表1
に示す反応条件下で反応を行ない、得られた反応生成物
をドライアイス−メタノールで冷却したトラップに凝縮
捕集した。得られた液体反応生成物を〃スクロマトグラ
7分析した。結果を表1に示す。
比較例1〜3 実施例1において、反応帯域に全く水を供給しなかった
こと以外は同様にして行なった。結果を表1に示す。
[発明の効果] 本発明方法により環状アルキレンイミンとアルコール又
はエーテルとから高選択率で環状アルキレンイミンのN
−フルキル化物を製造することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)環状アルキレンイミンとアルコール又はエーテル
    とを触媒の存在下でアルキル化反応させるに当たり、触
    媒として固体酸触媒を用い、かつ、反応系に環状アルキ
    レンイミンに対するモル比で0.1以上の量の水を存在
    させて、気相で反応させることを特徴とする環状アルキ
    レンイミンのN−アルキル化物の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4886857A (ja) * 1972-02-07 1973-11-15
JPS61109782A (ja) * 1984-11-03 1986-05-28 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト 1‐アルキル‐又は1‐シクロアルキル‐ピペラジンの製法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4886857A (ja) * 1972-02-07 1973-11-15
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