JPH0272936A - 繊維強化樹脂構造体の製造方法 - Google Patents

繊維強化樹脂構造体の製造方法

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JPH0272936A
JPH0272936A JP63223773A JP22377388A JPH0272936A JP H0272936 A JPH0272936 A JP H0272936A JP 63223773 A JP63223773 A JP 63223773A JP 22377388 A JP22377388 A JP 22377388A JP H0272936 A JPH0272936 A JP H0272936A
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JP
Japan
Prior art keywords
jig
winding
metal fitting
hoop
fiber
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Pending
Application number
JP63223773A
Other languages
English (en)
Inventor
Maki Terada
真樹 寺田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、樹脂を含浸させた長M/i維束を巻回して所
定形状の構造体を得る繊維強化樹脂構造体の製造方法に
関する。
(従来の技術) 従来、この種の方法により、例えば自動車のステアリン
グホイール芯材を得るには、第4図に示すように、回転
テーブル(図示路)上に立設した主軸!に巻取治具2と
ボス金具3とを取付けると共に、工業用ロボット4に案
内治具5を持たせ、樹脂を含浸させた長繊維束8を前記
案内治具5を通して巻取治具2に導入し、回転テーブル
を回転しつへこの動きにロボット4を同期させ、例えば
第5図に示すパターンで1巻取治具2からボス金具3へ
、ボス金具3から巻取治具2へと樹脂含浸長繊維束6を
連続に巻付け、リング部Wa、スポーク部wbおよびボ
ス部Wcを一体に有するステアリングホイール芯材Wを
得るようにしていた(特開昭82−283027号公報
、特開昭82−283032号等参照)。
なお、繊維強化樹脂構造体としては、上記ステアリング
ホイール芯材の他に種々のものがあり、例えば自動車の
サスペンションアーム(アッパアーム)を得る場合は、
第6図に示すように、2つの円筒金具7a、7aと1つ
ボス金具7bとを治具代りとして、これらを定盤8上に
支柱9を利用して配し、2つの円筒金具7a 、 7a
 とボス金具7bとの間に所定のパターンで樹脂含浸長
繊維束6を連続に巻付けるようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の繊維強化樹111a造体の製
造方法によれば、樹脂含浸長m線束6を構成するストラ
ンドの数は、多くても10本程度であり、したがって所
定の肉厚となるように樹脂含浸長H&線束6を巻付ける
には、上記したパターンでの巻付けを何回も繰返さなけ
ればならず、生産性が思うように上がらないという問題
があった。
なお、この対策として、例えばストランドの集束本数を
増すことが考えられるが、この場合は、構造体の肉厚(
断面積)を同じとすれば、集束本数を増す程巻数が減じ
ることとなり、ta維が不連続になる率が増して、強度
低下が避けられないようになる。またこれと共に、巻始
めと巻終わりの部分に大きな段差が生じて意匠性が損な
われるという問題も生じる。
本発明は、上記従来の問題を解決することを課題として
なされたもので、その目的とするところは、強度および
意匠性を低下させることなく、生産性の向上を達成し得
る繊維強化樹脂構造体の製造方法を提供することにある
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記従来の課題を解決するため、樹脂を含浸
させた長繊維束を複数巻回して予め繊維束の輪を形成し
、この繊維束の輪を、その途中を交差させつ〜治具また
は部材に巻付けて所定形状の構造体を得るように構成し
たことを要旨とする。
本発明において、上記長繊維の種類は特定するものでな
く、例えばガラス#i1維、カーボン繊維、アラミド繊
維等を選択することができる。
またこれら繊維に含浸させる樹脂の種類も任意であり、
エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹
脂等を用いることができる。
本発明において、上記繊維束の輪は、治具に対する1〜
数回の巻付けで所望の形状、大きさの構造体が得られる
ように、その太さおよび大きさ(径)を設定する。この
繊維束の輪を形成するには1例えば大径のドラムに長繊
維束を巻付けるようにするが、長ta維東としては、 
10本程度の範囲内であればストランドを複数本まとめ
たものを用いることできる。
(作用) 上記構成の繊維強化樹脂構造体の製造において、予め形
成した繊維束の輪を治具または部材に巻付けるようにし
たので、繊維束の輪の太さおよび大きさを適宜設定する
ことにより、巻数を少なくしても長amを連続した状態
で巻付けることができるようになる。しかもこの輪を交
差させつ一巻付けることにより途中に大きな段差が生じ
ることがなくなる。
(実施例) 以下1本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
本発明においては、先ず第1図に示すように、複数のス
トランド(例えば、ガラス繊維)11.11・・・をポ
ビン12から引出し、これらをガイドローラ13で案内
しり一含浸41114を通過させて、この間に、例えば
エポキシ樹脂を含浸させ、さらにガイド板14を通過さ
せて1本に集束し、この集束して成る樹脂含浸長mwi
束15を大径のドラム1Bに巻取って、 tara束の
輪17を形成する。この#a11束の輪17の太さおよ
び大きさ(径)は、製造しようとする構造体の肉厚およ
び延べ長さと、後述する治具に対する巻き数とから割り
出す、−例として、前記ステアリングホイール芯材(第
4図)を対象とした場合、ストランド11として径23
IL腸のモノフィラメントを2000本集めたものを用
意し、これを 5本束ねて長繊維束!5とし、この長繊
維束15を直径945■のドラム1Bに25回巻付けて
繊維束の輪17を得るようにする。
次に、上記のように形成したfa#i束の輪17をドラ
ム1Bから取り外し、これを下記の要領で治具または部
材に巻付ける。
第2図(a)〜(d)は、ステアリングホイール芯材を
得る場合の実施例を示したもので、前出第4図に示した
と同様の巻取治具2とボス金具3とを用意し、先ず上記
m線束の輪17を巻取治具2に1巻きしてその余長部l
eaを反転交差させ(a)、次に前記余長部17aを折
返して3つの小輪+7bを形成して、各小輪17bを巻
取治具2の切欠2aを通してボス金具3側へ引出しくb
)この引出した小輪17bをボス金具3に掛けて。
再び余長部17aを反転交差させ(C)、さらに余長部
口aを折返して再び小輪17bを形成し、この小輪17
bを巻取治具2の切欠2aを通してボス金具3に掛ける
ようにする。
第3図(a)、(b)は、サスベンジ、ンアームを得る
場合の実施例を示したもので、この場合も、前出第6図
に示したと同様の円筒金具7aとボス金具7bとを用意
し、先ず上記繊維束の輪17をボス金具7bと2つの円
筒金具7aとの間に掛は回して、その余長部17aを反
転交差させ(a)次に前記余長部17aを折返してボス
金具7bから円筒金具7aへと掛けるようにする。
以上、何れの実施例においても、繊維束の輪17を構成
する長繊維は、その途中が分断されずに連続して治具ま
たは部材に巻付けられ、これによって得られた構造体は
十分大きな強度を有するようになる。また巻きパターン
の選択により、該軸17を治具2あるいは部材2,7a
、7bにわずかの回数巻付けるだけで、所望の形状、大
きさを有する構造体が得られ、生産性が著しく向上する
なお、m離京の輪17の巻きパターンは、上記実施例に
限定されず、任意のパターンを選択できる。また本発明
は、上記実施例におけるステアリングホイール芯材、サ
スペンションアームに限定されず、他の構造体にも適用
できることはもちろんである。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように1本発明にか−る#a維強
化樹脂構造体の製造方法によれば、予め形成した繊維束
の輪を治具または部材に巻付けるようにしたので、巻数
を少なくしても長繊維を連続した状態で巻付けることが
可能になり、強度の低下を招くことなく生産性の著しい
向上を達成できる効果がある。さらにこの繊維束の輪を
途中交差させつへ巻付けるようにしたので、大きな段差
が生じることがなくなって、良好な意匠性を確保できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明にか−る繊維束の輪の成形工程を模式
的に示す斜視図、第2図(a)〜(、l)は、ステアリ
ングホイール芯材を対象にした本発明にか−る繊維巻取
工程を模式的に示す斜視図、第3図(a)、(b)は、
サスペンションアームの製造に適用した本発明にかへる
Nli維巻取工程を模式的に示す斜視図、第4図は、ス
テアリングホイール芯材の製造に適用した、従来の繊維
巻取工程を示す正面図、第5図は第4図に示した繊維巻
取工程における巻取パターンの一例を示す模式図、第6
図は、サスペンションアームの製造に適用した。従来の
繊維巻取工程を模式的に示す斜視図である。 2 ・・・ 治具 3、?a、7b・・・部材(金具) 15  ・・・ 樹脂含浸長繊維束 16  ・・・ ドラム !7 ・・・ 繊維束の輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂を含浸させた長繊維束を複数巻回して予め繊
    維束の輪を形成し、この繊維束の輪を、その途中を交差
    させつゝ治具または部材に巻付けて所定形状の構造体を
    得ることを特徴とする繊維強化樹脂構造体の製造方法。
JP63223773A 1988-09-07 1988-09-07 繊維強化樹脂構造体の製造方法 Pending JPH0272936A (ja)

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JP63223773A JPH0272936A (ja) 1988-09-07 1988-09-07 繊維強化樹脂構造体の製造方法

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JPH0272936A true JPH0272936A (ja) 1990-03-13

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ID=16803485

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JP63223773A Pending JPH0272936A (ja) 1988-09-07 1988-09-07 繊維強化樹脂構造体の製造方法

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