JPH027248Y2 - - Google Patents

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JPH027248Y2
JPH027248Y2 JP1981062113U JP6211381U JPH027248Y2 JP H027248 Y2 JPH027248 Y2 JP H027248Y2 JP 1981062113 U JP1981062113 U JP 1981062113U JP 6211381 U JP6211381 U JP 6211381U JP H027248 Y2 JPH027248 Y2 JP H027248Y2
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JP
Japan
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valve body
negative pressure
valve
passage
pressure passage
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JP1981062113U
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JPS57174868U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、負圧通路、特に、第2図に示すよう
に、負圧作動のダイヤフラムアクチユエータ1が
任意の作動液切換バルブ2のスプール3とロツド
4を介して接続し、ダイヤフラムアクチユエータ
1のスプリング5付勢力に抗しての作動によつて
作動液の流れ方向を切換るような場合において、
ダイヤフラムアクチユエータ1のダイヤフラム6
が裂けて、作動液切換バルブ2内作動液が負圧通
路7内に浸入して、例えばエンジントラブルが発
生するのを防止する液体流入防止弁に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、自動車においてはエンジンで発生する負
圧を利用してエンジン制御用各機器の例えば補助
燃料ポンプ、或は、第2図に示す作動油切換バル
ブ2等を作動させている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、このような場合において、ダイヤフラ
ムアクチユエータ1のダイヤフラム6がその劣化
等によつて裂けた場合には、作動液切換バルブ2
内の作動液が負圧による吸入によつて負圧通路7
内に浸入し、エンジントラブルを発生させる等の
欠点があつた。
その対策として、例えば、負圧通路7中に、負
圧通路7内への作動液の流入を検知して、ダイヤ
フラムアクチユエータ1の負圧室8と連通する負
圧通路7を遮断して、ダイヤフラムアクチユエー
タ1の作動室9内作動液が負圧通路7を通つてエ
ンジンに流入するのを防止する開閉バルブを負圧
通路7中に設けることもできるが、この場合、装
置全体の価格が高くなる上、センサによる負圧通
路7内作動液の流入検知と制御はエンジン制御を
一層複雑にして、エンジントラブルの原因になる
等の欠点があつた。
そこで本考案の目的は、構造簡単にして確実に
負圧通路内への液体の流入を防止することができ
る液体流入防止弁を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、液体の流入を防止する負圧通路上に
取付けられる筒状バルブ本体内に、該バルブ本体
内に流入した液体を吸収することによつて膨潤し
て前記バルブ本体内通路全周と接触して前記バル
ブ本体内通路を開状態から閉状態に変化させるバ
ルブ体を設けた液体流入防止弁にある。
(作用) このように構成された液体流入防止弁におい
て、該液体流入防止弁を介して負圧通路に接続さ
れる任意の機器、例えばダイヤフラムアクチユエ
ータのダイヤフラムが裂けていない正常な状態の
場合、バルブ本体内に作動液が浸入して来ること
はなく、負圧状態のままのため、バルブ体は膨潤
していない連通状態にあつて、ダイヤフラムアク
チユエータの負圧室と負圧通路とはバルブ本体を
介して連通状態にある。
この正常状態において、ダイヤフラムアクチユ
エータのダイヤフラムがその劣化等によつて裂け
た異常状態の場合、バルブ本体内には任意の機器
からの作動液が負圧による吸入によつて裂けたダ
イヤフラムを通つて浸入するため、流入した作動
液をバルブ体が吸収し、この吸収による膨潤によ
つて体積の増大したバルブ体をバルブ本体内通路
全周と接触して、バルブ本体を介してのダイヤフ
ラムアクチユエータの負圧室と負圧通路との連通
状態は遮断され、その結果、負圧通路内に作動液
が浸入して、エンジントラブルを発生させる等の
従来の欠点は除去される。
(考案の効果) これによつて本考案は、構造簡単にして容易か
つ確実に負圧通路内への液体の流入を防止するこ
とができ、特に本考案は、バルブ体に作動液を吸
収して弁を閉じる膨潤バルブ体を用いていること
から、傾斜や振動の影響を受けず、しかも、任意
の姿勢で自動車に搭載しても安定した弁開閉特性
を得ることができる効果がある。
(実施例) 次に、本考案の一実施例の構成を第1図によつ
て説明する。
負圧通路、例えば第2図に示すダイヤフラムア
クチユエータ1の負圧室8と連通する負圧通路7
上に上下方向を軸心方向にして取付けられた筒状
バルブ本体18の弁座12には、公知の膨潤材と
して遅くても数分以内に膨潤するシリコーンゴ
ム、或は、高分子吸水材製バルブ体19が自重或
は接着剤により接着された状態で位置し、バルブ
体19が作動液を吸収していない非膨潤状態、即
ち、第1図イの状態において、弁座12に形成し
た弁孔14とバルブ体19に形成した切り欠き溝
の弁通路15とバルブ本体18内とは連通し、バ
ルブ本体18を介してのダイヤフラムアクチユエ
ータ1の負圧室8と負圧通路7との連通状態は確
保される。
次に、第1図ロに示すように、バルブ体19が
膨潤した状態、即ち、任意の機器からの作動液が
負圧による吸入によつて、裂けたダイヤフラムア
クチユエータ1のダイヤフラム6を通つてバルブ
本体18内に浸入した液体を吸収することによる
膨潤によつてバルブ体19がバルブ本体18内通
路全周と接触し、この全周接触状態において、バ
ルブ本体18を介してのダイヤフラムアクチユエ
ータ1の負圧室8と負圧通路7との連通状態は遮
断される。
次に、本実施例の作用について説明する。
このように構成された液体流入防止弁17にお
いて、ダイヤフラムアクチユエータ1のダイヤフ
ラム6が裂けていない正常な状態の場合、バルブ
本体18内に作動液はなく、気体のみの負圧状態
のため、バルブ体19は非膨潤の第1図イの状態
にあつて、弁座12の弁孔14とバルブ体19の
弁通路15とバルブ本体18内とは連通し、ダイ
ヤフラムアクチユエータ1の負圧室8と負圧通路
7とはバルブ本体18を介して連通状態にある。
この正常状態において、ダイヤフラムアクチユ
エータ1のダイヤフラム6がその劣化等によつて
裂けた異常状態の場合、作動液切換バルブ2内の
作動液が負圧による吸入によつて、裂けたダイヤ
フラム6を通つてバルブ本体18内に弁座12の
弁孔14から浸入するため、浸入した作動液によ
る膨潤によつてバルブ体19がバルブ本体18の
内周面と全周において接触し、バルブ本体18を
介してのダイヤフラムアクチユエータ1の負圧室
8と負圧通路7との連通状態を遮断し、その結
果、従来の欠点、即ち、負圧通路7内に作動液が
浸入して、エンジントラブルを発生させる等の従
来の欠点は除去される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
は従来実施例と本実施例に共通するダイヤフラム
アクチユエータ1部分の縦断面図である。 7……負圧通路、18……バルブ本体、12…
…弁座、14……弁孔、15……弁通路、17…
…液体流入防止弁、19……バルブ体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体の流入を防止する負圧通路上に取付けられ
    る筒状バルブ本体内に、該バルブ本体内に流入し
    た液体を吸収することによつて膨潤して前記バル
    ブ本体内通路全周と接触して前記バルブ本体内通
    路を開状態から閉状態に変化させるバルブ体を設
    けることを特徴とする液体流入防止弁。
JP1981062113U 1981-04-28 1981-04-28 Expired JPH027248Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981062113U JPH027248Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

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JP1981062113U JPH027248Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57174868U JPS57174868U (ja) 1982-11-04
JPH027248Y2 true JPH027248Y2 (ja) 1990-02-21

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ID=29858323

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5548127U (ja) * 1978-09-22 1980-03-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5548127U (ja) * 1978-09-22 1980-03-29

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JPS57174868U (ja) 1982-11-04

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