JPH0272030A - 食品包装物などの生産ラインにおける搬送物品の待機装置および該待機装置を用いた生産ラインの制御方法 - Google Patents

食品包装物などの生産ラインにおける搬送物品の待機装置および該待機装置を用いた生産ラインの制御方法

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JPH0272030A
JPH0272030A JP21886488A JP21886488A JPH0272030A JP H0272030 A JPH0272030 A JP H0272030A JP 21886488 A JP21886488 A JP 21886488A JP 21886488 A JP21886488 A JP 21886488A JP H0272030 A JPH0272030 A JP H0272030A
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Yutaka Kaneko
豊 金子
Shitsuji Horie
堀江 執二
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NIPPON TETORAPATSUKU KK
Nihon Tetra Pak KK
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NIPPON TETORAPATSUKU KK
Nihon Tetra Pak KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 牛乳などの飲料その他の包装物は充填機によって内容物
が連続的に充填(生産)される。内容物が充填された包
装物は、コンベヤによって送り出され、集積、梱包など
の後処理工程を経て出荷される。
ところが、後処理工程において何らかの故障や停滞が発
生した場合、コンベヤ上に多数の包装vA(搬送物品)
が滞るため、生産すなわち充填機を止め新たな包装物の
供給を停止するか、供給される包装物を一時的に貯留し
待機させておく必要を生じる。
特に、殺菌のために高温の熱源を使用する充填機の場合
など、生産を急速に停止することができないものでは、
待機装置が必要となる。
本発明は、上記場合のように生産ライン上の搬送物品を
一時的に貯留し、待機させておくための待機装置および
この待機装置を用いた効果的は制御方法に関する発明で
ある。
〔従来の技術〕
従来の待機装置には第12図に示すように、生産ライン
を構成するコンベヤへの側方に平面的なストックヤード
Bを設け、後処理工程Cに故障を生じた場合、ブツシャ
−Dを用いてコンベヤA上の搬送物品Eをストックヤー
ドB上に押し出し、後処理工程Cの修復を待つものが知
られている。ストックヤードB自体はコンベヤで構成さ
れ、搬送物品Eを図面上矢印方向へ集積する。また、ス
トックヤードBからは別のコンベヤFを設は後処理工程
へ接続するようにしている。
後処理工程Cが修復された後には、生産ラインを構成す
るコンベヤAからストックヤードBへの押し出しを停止
し、正規の生産ラインを稼動させる。そして、ストック
ヤードに待機させた搬送物品は、例えば充填機Gの運転
を停止させた後、コンベヤFを通して後処理工程Cへ供
給していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のストックヤード方式の待機装置では、限られた広
さの工場内に、ストックヤードや正規の生産ラインとは
別のコンベヤを設けるため、余分な広いスペースを必要
とする。また、搬送物品を生産ラインから待機させる作
業、あるいは−旦待機させた搬送物品を後処理工程へ供
給する作業を迅速に行なうことができないという欠点が
あった。
上記従来技術の欠点に鑑み、本発明は生産ラインを構成
するコンベヤの途中に、回転式の待機装置を配置するこ
とによって、従来のように余分な広いスペースを必要と
せず、また、コンベヤ上の搬送物品を迅速に待機させ、
かつ待機させた搬送物品を正規の生産ライン上に戻すこ
とができる待機装置を発明したものである。
本発明の別の目的は、回転式の待機装置を用い、後処理
工程の故障などに際し、生産ライン上の搬送物品を自動
的に収容し、後処理工程が回復した後には、継続的な生
産ラインの流れが存在する場合であっても、待機されて
いた搬送物品を自動的に、かつ支障なく正規の生産ライ
ン上に戻すことができる制御方法を得ることである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る搬送物品の待機装置は、生産ラインを構成
するコンベヤ(2)の搬送方向を軸心として回動し、そ
の外周面の軌跡がコンベヤの搬送面よりも梢上方を1f
fi通ずる回転体(5)をコンベヤ(2)上方に配設す
る。
回転体(5)の外周面には、始端から終端まで軸方向に
連続し、コンベヤ上の搬送物品が自由に通過することが
できる深さの凹所(6)、 +6)を所定の円周ピッチ
ごとに設ける。そして、この回転体(5)は、前記所定
の円周ピッチごとに間歇的に回転駆動させるものとする
回転体(5)の少なくとも下半部の外周方には、外周面
に隣接しコンベヤの搬送面とほぼ同一平面上を通り、下
端縁がコンベヤの両側方に近接するガイド壁(8)、(
9)を設ける。
上記、待機装置を実施する場合に、ガイド壁(81,t
Qlの下端部にコンベヤの側方に近接させてガイド仮(
25)を設け、このガイド仮をコンベヤの搬送面に対し
、上下方向に移動させることは有効な手段である。
また、回転体(5)の終端部直後に、コンベヤ上の搬送
物品を塞き止めるストッパー手段を設けることや、始端
部前方にコンベヤ上の搬送物品をコンベヤの送り速度よ
りも遅い速度に規制し、回転体に導入される搬送物品の
間隔をあけ、計数しながら所定数を前方に送り出す規制
手段を設けることは、運転制御の面で有効な手段である
生産ラインを構成するコンベヤ(2)途中に、上記搬送
物品の待機装置(1)を配置し、生産ラインの制御を行
なうには、後処理工程(30)から一定間隔上流に検知
手段(31)を、待機装置(1)から−定間隔上流に検
知手段(32)を設けるとともに待機装置の上流側に搬
送物品の規制手段を設ける。
後処理工程上流の検知手段(31)は、後処理工程にお
ける搬送物品の停滞を検知し、以後待機装置よりも上流
の搬送物品を待機装置内に収容する。
後処理工程の停滞が解消すると、規制手段によって待機
装置内への搬送物品の流入を停止し、待機装置内に貯留
してあった搬送物品をコンベヤ(2)上に戻す。
待機装置上流の検知手段(32)が搬送物品の停滞を検
出すると、規制手段を解除し上流の搬送物品を送り出す
待機装置上流の停滞が解消されると、改めて待機装置内
の搬送物品を送り出す。このような操作は、後処理工程
の停滞を生じない範囲で待機装置内の搬送物品が無くな
るまで操り返す。
〔作 用〕
正常な運転状態では、待機装置の回転体(5)は停止し
ており、コンベヤ上の搬送物品は回転体の凹所(6)を
通過して行く。
故障などによって、後処理工程の前方に搬送物品の停滞
を生じ、コンベヤ(2)上の搬送物品を待機装置内に収
容しようとする場合は、回転体(5)を凹所(6)の1
ピッチ分回動させる。すると、コンベヤ上の凹所内を通
過していた搬送物品は、コンベヤの側方へ押し出され、
ガイド壁(8)上に乗り移る。すなわち、ガイド壁(8
)内面と1つの凹所(6)とによって搬送物品の収容空
間が形成される。
このとき、コンベヤ上には次位の凹所が位置し、新たな
搬送物品がコンベヤ上を進行する。
そこで、上記場合と同じように改めて回転体(5)を1
ピッチ分回動させ、コンベヤ上の搬送物品をコンベヤの
側方へ押し出す。その際、先の凹所(6)に収容されて
いた搬送物品は、ガイド壁(8)に沿って1ピッチ分だ
け上方へ移動する。
この操作を繰り返し、搬送物品が収容されている凹所(
6)が、回転(5)の上半部へ移動すると、搬送物品は
自重によって凹所(6)の内実へ滑り込み、ガイド壁が
なくても凹所内から飛び出すことがなくなる。つまり、
搬送物品は上下転倒状態で凹所内に収容される。さらに
、上記操作が繰り返され、回転体(5)が374回転を
超えると、先方の搬送物品は反対側のガイド壁に向けて
滑り出し、このガイド壁(9)によって底面が支受され
る。
待機装置から搬送物品をコンベヤ上に戻すには、上記収
容操作の場合とは逆に搬送物品が収容されている凹所(
6)を搬送物品が存在しないコンベヤ上に向けて回動さ
せる。このとき、回転体(5)は逆回転させるものであ
ってもよいが、収容操作と同じ方向、つまり一回転させ
るものであってもよい。
正常な生産ラインでは、搬送物品が一定間隔でコンベヤ
上を送られるのが普通である。そこで、回転体(5)の
終端部直後にス)7パ一手段を設けると、回転体の凹所
(6)に対向するコンベヤ上に搬送物品が隙間なく整列
し、より多くの搬送物品を待機装置内に収容することが
できる。
この際、回転体の前方に規制手段を設けると、1つの凹
所に収容できる数の搬送物品のみを送り出すことが可能
となる。
次に、本発明制御方法では、後処理工程の上流側に搬送
物品の停滞を生じると以後、コンベヤ上の搬送物品が待
機装置fil内に収容されることになるが、大きな特長
は待機装置に収容され貯留されていた搬送物品が、後処
理工程の停滞が解消された後、なるべく速やかに正規の
生産ラインに戻されることにある。
正規の生産ラインでは、流れの上流となる生産設備の能
力よりも下流の後処理装置の処理能力を大きくし、流れ
の停滞を生じないようにするのが普通である0本発明で
は、正規の流れを一旦塞き止め、後処理工程の処理能力
が許す限り待機装置内の搬送物品の一部をコンベヤ上に
戻すことになる。つまり、生産装置の能力と後処理装置
の能力の差の量が正規の生産ライン上に還元されること
になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付の図面に基づいて説明する
第1図、第2図に示すように、生産ラインを構成するコ
ンベヤ(2)の途中に搬送物品Pの待機装置(1)を配
設するが、この待機装置filは外観上フレーム(3)
によって覆われ、その一部を扉(4)としている。
フレーム(3)内には、第3図に示すように回転体(5
)が設けられる。この回転体(5)は両端が端面板(5
a) 、 (5b)に支持されたドラム状であって、端
面板を含む外周面には、始端から終端にかけて軸方向に
連続する凹所f6). +6)を設ける。この凹所(6
)は第7図に示す実施例では12個を等ピッチで設けて
いる。しかしながら、要求される待機時間と単位時間の
生産量の関係から、例えば15や18分割あるいは24
や36分割というように、より多くの凹所を等ピッチで
設け、多くの搬送物品が収容できるようにすることもで
きる。回転体の長さも同じ理由によって変更可能である
回転体(5)の具体的な形状は任意であるが、回転軸(
7)に支持される端面板(5a) 、 (5b)の間に
骨組み部材(5c) 、 (5d)の両端部を固定し、
さらに凹所の一部を折曲形成した板状部材(5e) 、
 (5f)を組み合わせてビス(5g)止めすることに
よってドラム状とすることができる。
回転体(5)の外周方には、少なくとも下半部を覆う如
く回転体(5)の外周面に接近させてガイド壁(8)お
よび(9)を固定する。ガイド壁(8)および(9)の
下端縁はコンベヤ(2)の搬送面とほぼ同一平面上であ
って、コンベヤ(2)の両側方に近接させている。〔第
7図参照〕 回転体(5)の前後両端部外方には、端面板(5a)。
(5b)に接近させて固定板OIおよび01)が配設さ
れる。この固定板αω、 Qllは、中心部を省略して
端面板(5a) 、 (5b)の一部が露出する円環状
とし、かつ下端の切欠部(10a) 、 (lla)を
通ってコンベヤ(2)上の搬送物品Pが自由に通過する
ものである。そして、回転体の前端側、すなわちコンベ
ヤの流れに対し上流側となる固定板αω部分には第4図
に示すように回転体(5)の駆動装置が、後端側には第
8図に示すようにコンベヤ上の搬送物品を塞き止めるた
めのストッパー手段0のを設ける。
回転体(5)の間歇駆動装置の一例は第4図ないし第6
図に詳細に示されている。
回転体(5)の端面板(5a)には、固定板αΦによっ
て覆われない中心部分に、回転軸(7)を中心とする円
上であって、回転体(5)の凹所(6)に対応する12
個の係止孔α蕩、(13)、(131を穿設する。また
、回転軸(7)にはシリンダOaによって上下駆動され
るアーム(151を軸着している。アーム09の途中に
はシリンダー06)によって進退させ上記係止孔圓に係
脱自在とするロックビン01を配設する。そして、アー
ム09はシリンダα船によってロックビン0ηの係合位
置において係止孔α濁、α濁の1ピツチ分を昇降する。
ロックピンαηとは別の位置に、回転体(5)を固定す
るためのロックビンθ樽が設けられるが、ロックピンα
のは、フレーム(3)に固定されるシリンダQIDによ
って進退し、係止孔α1.0コに係脱自在とするもので
ある。
しかして、ロックビン01と係止孔a1との保合を外し
、ロックピンα刀を係止孔(13)、(131に係合さ
せた状態でシリンダ0旬を駆動させることによって回転
体(5)を正確に1ピツチ分回動させることができる。
回転体(5)を固定する場合はシリンダ09)を駆動し
ロックピンQlを係止孔a1に係合させておく。このよ
うな操作を繰り返すことによって回転体(5)を正確に
1ピツチずつ回動させることができる。
回転体(5)の後方にある固定板aυは前方の固定板O
Iと同じく円環状としているが、下端の切欠部(lla
)には、コンベヤ上の搬送物品を塞き止めるためのスト
ッパー手段Gが設けられる。ストッパー手段(2)は、
第8図に示すようにシリンダ(20)と、シリンダ(2
0)によって切欠部(lla)に向けて出没可能なシャ
ッタ(21)とで構成されている。
なお、回転体(5)の後方の端面板(5b)には、中央
の固定板αυによって覆われない露出部分に、凹所(6
)に対応する小孔(22) 、 (22)を設け、この
小孔(22)の回転軌跡に向けてセンサ(23)を取り
付けて回転体(5)の回動状況つまり、回転体の内部に
収容される搬送物品が満杯であるか否かを検出できるよ
うにしている。
コンベヤ(2)上の搬送物品Pが、回転体(5)に導入
される直前にはバーチカルコンベヤ(24)のような送
り規制手段を設ける。バーチカルコンベヤ(24)は物
品の搬送路に向けて一対のベルト(24a) 、 (2
4a)を対向させ、ヘルド(24a)を停止させたりベ
ルト(24a)の回転速度をコンベヤ(2)の速度より
も遅く設定することによって送り出される物品の間隔を
保持させ、後述する検知手段によって正確な数量を計数
し、搬送、制止ができるようにしたものである。
ガイド壁(8)、(9)は、コンベヤ(2)上の搬送物
品Pが容易に押し出され、かつ容易にコンベヤ上に戻さ
れ、しかも搬送物品に損傷を生じないものであることが
必要である。このためには、コンベヤ(2)の側縁に対
向するガイド壁の高さと、コンベヤの搬送面の高さを正
確に一致させるものであってもよいが、第9図に示すよ
うにコンベヤ(2)との対向縁部分を傾斜面(8a) 
、 (9a)あるいは小さな曲率の曲面とすることがで
きる。
しかしながら、より安全な搬送物品Pの移動を確保する
ためには、第10図に示すようにコンベヤ(2)の側面
と対向するガイド壁の一部をガイド板(25)に変更し
、このガイド板(25)の傾斜角つまり高さを変更自在
とする。
第1O図に示す実施例のガイド板(25)は、回転体(
5)の軸線方向に延設される回転軸(26)に固定し、
回転軸(26)をアーム(27)を介してシリンダ(2
8)によって揺動させている。第10図に実線で示す位
置は、搬送物品Pをコンベヤ上から押し出す状態であっ
て、ガイド板(25)の先端はコンベヤ(2)の搬送面
よりもX、たけ低い位置にある。これによって、コンベ
ヤ(2)の搬送物品Pは、ガイド板(25)の角度に引
っ掛かる虞れが無くコンベヤ側方へ押し出される。
これに対し、第10図に点線で示す位置はシリンダを伸
ばし、ガイド板(25)を回動させたものであって、回
転体(5)内に収容した搬送物品Pをコンベヤ(2)上
に戻す状態を示す。この場合、ガイド板(25)の先端
はコンベヤ(2)の搬送面よりもX2だけ高い位置にあ
る。
なお、ガイド板(25)とガイド壁(8)とが接する部
分においても、その位置関係を上記場合と同じように上
下に変更されるようにし、搬送物品の引っ掛かりを防止
している。
以上説明したガイI’Fi(25)は、ガイド壁(8)
(9)のいずれか一方に設ければ十分な効果を生じるが
、ガイド壁(81,+91の双方に設けることもできる
次に、上記搬送物品の待機装置を用いた生産ラインの制
御方法を第1)図に基づいて説明する。
第X1図は、例えば充填機などの先工程(29)と、梱
包などの後処理工程(30)はコンベヤ(2)によって
連絡され、先工程(29)から後処理工程(30)に向
けて搬送物品Pが連続的に供給される生産ラインを示す
このような生産ラインを構成するコンベヤ(2)の途中
に待機装置(1)を設置する。
後処理工程(30)の一定間隔上流側には、コンベヤ(
2)の搬送物品Pの停滞を検知するフォトセルなどの検
知手段(31)を、また待機装置(1)の−定間隔上流
側にも同じくコンベヤ(2)上の搬送物品Pの停滞を検
知する検知手段(32)を設ける。
また、待機装置(1)には回転体(7)の上流側に規制
手段、すなわちバーチカルコンベヤ(24)と、バーチ
カルコンベヤ(24)から送り出される搬送物品を計数
することができる検知手段(33)を設けるとともに、
回転体(7)の下流側にストッパー手段Q21を配設す
る。
ストッパー手段0乃の直前には搬送物品の検知手段(3
4)を設け、必ず搬送物品が無い状態でストシバ−手段
を駆動させるようにし、ス) ソバ−手段でコンベヤ上
の搬送物品を破損する虞れをなくしている。
正常な運転状況では、コンベヤ(2)による搬送物品の
流れに停滞を生じることなく流れるが、後処理工程(3
0)に何らかのトラブルが発生し、その上流に停滞を生
じると、検知手段(31)が作動する。
検知手段(31)が搬送物品の停滞を検知すると、バー
チカルコンベヤ(24)が停止し、待機装置(1)の範
囲内のコンベヤ上にある搬送物品が通過するのを待つ、
これを検知手段(34)が検知した後、ストッパー手段
@を作動させるとともに、バーチカルコンベヤ(24)
を作動し、検知手段(33)によって回転体(5)の1
つの凹所(6)に収容可能な数の搬送物品Pを送り出す
。そして、回転体(5)を凹所の1ピッチ分だけ回動さ
せ、次位の凹所(6)をコンベヤ(2)に対向させる。
該操作を検知手段(31)が搬送物品の停滞を検知して
いる期間繰り返し継続することによって、待機装置(1
)内には供給される搬送物品が順次貯留されて行く。
後処理工程(30)のトラブルが解決されると、その上
流の停滞が解消する。検知手段(31)が停滞の解消を
検知すると、ストッパー手段叩が解放され、待機装置中
の搬送物品をコンベヤ(2)上に供給する。このとき、
バーチカルコンベヤ(24)は停止させておく、バーチ
カルコンベヤ(24)を停止させておくと、その上流に
搬送物品の停滞を生じ、一定量以上が停滞すると、これ
を検知手段(32)が検知する。検知装置(32)が搬
送物品の停滞を検知すると、待機装置(1)からの新た
な供給を中止し、バーチカルコンベヤ(24)を始動さ
せて、コンベヤ(2)上流の搬送物品を先方に送り出す
換言すれば、コンベヤ(2)上には待機装置(1)内に
貯留されていた搬送物品と、先工程から送られる搬送物
品の両者が供給されることになり、後処理工程の上流に
停滞を生じる可能性がある。
検知手段(31)によって停滞を検知すると、バーチカ
ルコンベヤ(24)を停止させて後処理工程(30)へ
の新たな供給を停止する。そして、後処理装置前方の停
滞が解消すると改めて搬送物品の供給を開始する。上記
毘作は、待機装置(1)内に搬送物品が貯留されている
限り繰り返す。
待機装置(1)内への搬送物品の収容およびコンベヤ上
への戻し作業に際し、回転体(5)は一方向回転、例え
ば右回転としコンベヤ(2)上の搬送物品をコンベヤ(
2)の左方へ押し出し、1回転させて右方からコンベヤ
上に戻すようにしてもよいが、正逆回転を制御し、搬送
物品を押し出す場合は右回転、コンベヤ上へ戻す場合は
左回転としてもよい。このように正逆回転を使い分ける
場合は、回転体(5)の回転ロスがなく、搬送物品の流
れの状況に迅速に対応することができる。
このことは、高速で多量の搬送物品を扱う場合に特に有
効である。
生産ラインにおける搬送物品のライン上への供給は、上
流の装置よりも下流の装置の処理能力を大きく設定し、
搬送物品が渋滞を生じないようにするのが常である。こ
の処理能力の差は、例えば20%程度に設計される。そ
こで、本発明では、トラブル発生から解決の間に貯留さ
れた搬送物品が、下流側の後処理工程の処理能力と上流
側の先工程からの供給量の差の分だけ徐々に正規のコン
ベヤラインに還元されて行くことになる。
充填機による食品包装物の製造装置の場合、梱包装置な
ど後処理工程で生じるトラブルの大半は1〜2分、少な
くとも3分程度で回復する場合がほとんどである。従っ
て、待機装置の収容能力は、トラブルの間に充填機など
の先工程から供給される量の搬送物品が収容可能な大き
さとすれば足りる。
もっとも、待機装置に要求される収容能力は、先工程の
製造、供給能力や後工程で生し易いトラブル発生の要因
によって一定しない。そこで、回転体の長さや回転体の
直径、すなわち搬送物品の収容場所である凹所の数を、
用途、目的に応じて適宜設計するものとする。例えば、
本発明者らの設計では、略1.5分から8分程度の間に
供給される搬送物品を待機させるべく凹所の数、回転体
の長さを設定する。
〔発明の効果〕
請求項1記載の本発明食品包装物などの生産ラインにお
ける搬送物品の待機装置によれば、生産ラインを構成す
るコンベヤラインの途中に設置した回転式の待機装置内
にコンベヤ上の搬送物品を直接収容することができる。
従って、従来のストックヤード方式のように工場内に平
面の余分なスペースを必要とせず、装置全体として設備
が簡略化され、効率的な運転を特徴とする 請求項2記載の発明によれば、上記待機装置における搬
送物品のコンベヤからの押し出し、およびコンベヤへの
戻し作業を円滑に行なうことができる。
請求項3記載の発明によれば、間隔をおいて供給される
搬送物品を塞き止めることによって、待機装置内の凹所
に隙間なく収容することができる。
請求項4記載の発明によれば、待機装置の凹所へ収容す
るべき正確な量の搬送物品を待機装置下方のコンベヤ上
に送り出すことを可能とするとともに、コンベヤ上への
搬送物品の戻し工程の運転を正規の運転状況の中で可能
とする。
請求項G記載の生産ラインの制御方法によれば、上記待
機装置を利用し、生産ラインにおける後処理工程での物
品の停滞に迅速に対応してコンベヤ上の搬送物品を待機
装置内に収容し、しかも停滞が解消した後は先工程の供
給量と後処理工程の処理能力の差に応じてなるべく迅速
に待機装置中の搬送物品を、自動的に正規の生産ライン
に還元することができる。このことは、待機装置中に収
容した物品を別の工程によって処理する必要がないとと
もに、次回に発生する可能性がある後処理工程の停滞に
も対処することができるものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明に係る搬送物品の待機装置および生産
ラインの制御方法を説明するためのもので、 第1図は全体の正面図、 第2図は同じく全体の側面図、 第3図はフレームを省略して示す正面図、第4図は第3
図の左側面図、 第5図は第4図のV−V線断面図、 第6図は第4MのVl−VT線断面図、第7図は第3図
の■−■線断面図、 第8図は第3図の右側面図、 第9図はガイド壁の端部形状の一例を示す断面図、 第10図はガイド壁とコンベヤの間にガイド板を設けた
実施例を示す断面図、 第1)図は搬送物品の待機装置を使用する生産ラインの
配置例を示す平面図、 第12図は従来のストックヤード方式の待機装置を用い
た生産ラインの一例を示す平面図である。 +1)−−待機装置、 (2)・・・コンベヤ、 (5
)・・・回転体、 (5a)、 (5a)−・一端面板
、 +6)−凹所、+81. +91−一・ガイド壁、
 αω、αυ−固定板、 0乃−・ストッパー手段、 
■・−係止孔、 041−・シリンダ、 051−7−
 ム、 01− シリンダ、 aη、 010ツクピン
、 01. QL−シリンダ、 (24)バーチカルコ
ンベヤ、 (25)−ガイド板、(26)−一回転軸、
 (27)・−アーム、 (28)−シリンダ、 (2
9)−先工程、 (30)・−後処理工程、(31) 
、 (32) 、 (33) 、 (34)・−検知手
段。 特許出願人 日本テトラバック株式会社(ほか2名) 10:固定板 13:係止孔 14ニジリンダ 15:アーム 第 図 6:凹所 7:回転軸 20ニジリング :シャンク 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 1:待機装置n 2:コンベヤ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、生産ラインのコンベヤ(2)の搬送方向を軸心とし
    て回動し、コンベヤ(2)の搬送面よりも稍上方を外周
    面の軌跡が通る回転体(5)をコンベヤ(2)の上方に
    配設し、該回転体(5)の外周面には始端から終端まで
    軸方向に連続しコンベヤ(2)上の搬送物品が自由に通
    過することができる深さの凹所(6)、(6)を所定の
    円周ピッチごとに設け、回転体(5)を上記所定の円周
    ピッチごとに間歇回転させるとともに、回転体(5)の
    少なくとも下半部外周方には回転体の外周面に隣接しコ
    ンベヤ(2)の搬送面とほぼ同一平面上を通り、下端縁
    がコンベヤ(2)の両側方に近接するガイド壁(8)、
    (9)を設けたことを特徴とする食品包装物などの生産
    ラインにおける搬送物品の待機装置。 2、ガイド壁(8)、(9)の下端部には、コンベヤの
    側面に近接し、搬送面に対し上下方向に移動するガイド
    板(25)を設けてなる請求項1記載の食品包装物など
    の生産ラインにおける搬送物品の待機装置。 3、回転体(5)の終端部直後に、コンベヤ上の搬送物
    品を塞き止めるストッパー手段を設けてなる請求項1な
    いし2記載の食品包装物などの生産ラインにおける搬送
    物品の待機装置。 4、回転体(5)の始端部前方にコンベヤ(2)上の搬
    送物品を停止させ、あるいは、コンベヤ(2)の送り速
    度よりも遅い速度に規制し、回転体に導入される搬送物
    品の間隔をあけ、計数しながら所定数を送り出すことが
    できる送り規制手段を設けてなる請求項1ないし3記載
    の食品包装物などの生産ラインにおける搬送物品の待機
    装置。 5、回転体(5)の間歇駆動手段は、回転体の端面板(
    5a)に回転中心を中心とする円上に凹所(6)、(6
    )と対応するピッチの係止孔(13)、(13)を設け
    、該係止孔(13)、(13)に係脱自在のロックピン
    (17)を備え、係止孔の1ピッチをシリンダ(14)
    によって騒動する駆動手段と、固定位置において上記係
    止孔(13)、(13)に係脱自在としたロックピン(
    18)との組み合わせによる請求項1ないし4記載の食
    品包装物などの生産ラインにおける搬送物品の待機装置
    。 6、生産ラインのコンベヤ(2)途中に請求項1ないし
    5記載の搬送物品の待機装置(1)を配置し、後処理工
    程(30)から一定間隔上流側にコンベヤ上の搬送物品
    の停滞を検知する検知手段 (31)と、待機装置から一定間隔上流側にコンベヤ上
    の搬送物品の停滞を検知する検知手段(32)および待
    機装置(1)の上流側に搬送物品の流れを停止させる送
    り規制手段を設け、後処理工程上流の検知手段(31)
    が搬送物品の停滞を検知すると以後、待機装置よりも上
    流の搬送物品を待機装置(1)に収容するとともに、後
    処理工程上流の搬送物品の停滞が解消したときに、送り
    規制手段により待機装置内への搬送物品の流れを停止さ
    せて待機装置内に貯留させた搬送物品をコンベヤ上に戻
    し、待機装置上流の検知手段(32)が搬送物品の停滞
    を検知すると送り規制手段による搬送物品の停止を解除
    させて待機装置よりも上流の搬送物品を先方に送り出し
    、待機装置上流の停滞が解消されると後処理工程上流の
    停滞を生じない範囲で、再度送り規制手段を作用させて
    上流側の流れを停止し待機装置内の搬送物品をコンベヤ
    上に戻す操作を、待機装置中に貯留させた搬送物品が無
    くなるまで繰り返し得るようにすることを特徴とする待
    機装置を用いた生産ラインの制御方法。
JP21886488A 1988-08-31 1988-08-31 食品包装物などの生産ラインにおける搬送物品の待機装置および該待機装置を用いた生産ラインの制御方法 Pending JPH0272030A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106534A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Iss:Kk 容器の反転装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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