JPH0272001A

JPH0272001A - 錠剤分包機

Info

Publication number: JPH0272001A
Application number: JP21140388A
Authority: JP
Inventors: Shiro Omura; 司郎大村
Original assignee: Tokyo Shokai Ltd
Current assignee: Tokyo Shokai Ltd
Priority date: 1988-08-25
Filing date: 1988-08-25
Publication date: 1990-03-12
Anticipated expiration: 2010-12-13
Also published as: JPH07115681B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野Ｊこの発明は多数の錠剤フィーダと、各錠剤フィーダから
排出される錠剤を案内する複数の通路とを具えたフィー
ダ収容部の下方に、ホッパを具えた包装装置が配置され
た錠剤分包機に関するものである。

［従来の技術］一般にこの種の錠剤分包機において、フィーダ収容部の
上端高さは、各錠剤フィーダへの錠剤補給等の必要から
、最上位に位！する錠剤フィーダを所定位置に着脱する
操作性によって上限が決められるものであり、また包装
装置の下端高さは、床面からの必要な高さによって下限
が決めらたるものであり、このような制約の中にあって
、フィーダ収容部に収容される錠剤フィーダの個数（す
なわちフィーダ収容部の容積）を可能な限り増大させる
ことが望まれている。

これを実現するには、フィーダ収容部の幅（間口）と、
幅に比べて小さい奥行とをそれぞれ一定とすれば、フィ
ーダ収容部の下端高さをできるだけ低く、すなわち包装
装置に近づけることによって、フィーダ収容部全体の高
さをできるだけ大きくすればよい、゛［発明が解決しようとする課題］しかしながら、従来の錠剤分包機は、各錠剤フィーダか
ら排出された錠剤を通路からホッパに案内するためのシ
ュートが設けられていて、シュートの上端開口はフィー
ダ収容部のすべての錠剤フィーダから排出される錠剤を
受は入れる大きさ（左右および前後の拡がり）を有し、
この上端開口からシュートは必要な傾斜角度に沿って下
方へ狭められたうえ、ホッパの真上位置においてホッパ
の口径に対応した口径まで下端開口が絞り込まれている
ため、フィーダ収容部の下端高さは、ホッパの口径に対
応した口径から上方へフィーダ収容部の所定の幅（間口
）および奥行まで拡げられるシュートの必要な傾斜角度
によって決まってしまい、したがって、従来のものには
シュートの必要な傾斜角度に起因したフィーダ収容部容
積の限界があって、フィーダ収容部の容積をその限界以
上に増大させることができない等の問題点があった。

この発明は上記従来のもののもつ問題点を解決して、フ
ィーダ収容部の容積を従来のものに比べて大幅に増大さ
せることのできる錠剤分包機を提供することを目的とす
るものである。

［課題を解決するための手段］この発明は上記目的を達成するため、多数の錠剤フィー
ダと、各錠剤フィーダから排出される錠剤を案内する複
数の通路とを具えたフィーダ収容部の下方に、ホッパを
具えた包装装置が配置された錠剤分包機において、前記
各通路の下端に、当該通路を落下した錠剤を１ｆｌ！所
に集合させる搬、送装置を設けるとともに、前記各搬送
装置によって集合された各通路の錠剤を前記ホッパへ導
入させる搬送装置を設けたものである。

［作用］この発明は上記手段を採用したことにより、各搬送装置
はいずれも錠剤をほぼ水平方向に沿って搬送することが
できるため、フィーダ収容部の下端高さを、従来のもの
に比べて低くでき、そのためフィーダ収容部の容積は従
来のものに比べて大幅に増大することとなる。

［実施例コ以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

第１〜３図はこの発明の一実施例を示し、１は機枠にお
のおの前後方向に沿って引き出し可能に設けられた引出
体２．２、・・・を具えたフィーダ収容部であって、各
引出体２には上下複数段の棚３．３、・・・が正面から
みて左右に２列形成され、これらの各欄３にはそれぞれ
図示しない複数の錠剤フィーダが引出体２の引き出し方
向に沿って前後に設置され、また各錠剤フィーダから排
出された錠剤を下方へ導く通路４が両棚列間の中央に上
下間を貫通して形成されている。

５はホッパ６を具えた包装装置である。

７．７、・・・は通路４．４、・・・の下端にそれに沿
って前後方向に水平に配置され、各錠剤フィーダから排
出されて通路４に沿って下方へ導がれな錠剤を受は取っ
て１箇所に集合させる搬送装置であって、各搬送装置７
は、第２図に示すように、その両端間の中央１箇所に落
下孔８が形成され、またこの落下孔８の両側において、
各端部と落下孔８との間を往復動する押出部材９ａ、９
ｂを具えている。

１０は搬送装置７．７、・・・の下側にそれに直交して
左右方向に水平に配置され、各搬送装置７によって集合
された錠剤を受は取ってホッパ６へ導入させる搬送装置
であって、搬送装置ｌＯは、第２図に示すように、その
両端間の中央１箇所に落下孔ＩＩが形成され、まなこの
落下孔１１の両側において、各端部と落下孔！１との間
を往復動する押出部材、１２ａ、Ｉ２ｂを具え、さらに
、第１図に示すように、落下孔１１の下側にシャッタ１
３を具えている。

第３図に示すように、各搬送装置７は、それに隣接して
平行に延びかつ中央で分割された２つの流体圧シリンダ
１４ａ、１４ｂを具え、これらの流体圧シリンダ１４ａ
１４ｂのピストン１５ａ、　１５ｂと、押出部材９ａ、
９ｂとがそれぞれ連結されている。

そして、圧力流体源１６からの圧力流体が切換弁１７ａ
、１７ｂによって選択的に適用されることにより、ピス
トン！５ａ、！５ｂが高速で往復動じ、それにともなっ
て押出部材９ａ、９ｂが移動して、錠剤を落下孔８に向
けて押して落下孔８に集合させるようになっている。

また、搬送装置１０も、各搬送装置７と同様に、それに
隣接して平行に延びかつ中央で分割された２つの流体圧
シリンダ１８ａ、＋８ｂを具え、これらの流体圧シリン
ダ１８ａ、　１８ｂのピストン１９ａ、１９ｂと、押出
部材１２ａ、１２ｂとがそれぞれ連結されている。そし
て、圧力流体源２０からの圧力流体が切換弁２１ａ、２
１ｂによって選択的に適用されることにより、ピストン
１９ａ、＋９ｂが高速で往復動じ、それにともなって押
出部材１２ａ、１２ｂが移動して、錠剤を落下孔１１に
向けて押して落下孔１１からシャッタ１３を介してホッ
パ６に導入させるようになっている。

すなわち、フィーダ収容部１の各錠剤フィーダから排出
された錠剤を通路４からホッパ６に案内するためのシュ
ートの代わりに、水平方向に沿って延びた搬送装置７、
ｌＯが上下２段に設置されているだけであるため、フィ
ーダ収容部１の最下段には、シュートがフィーダ収容部
１のすべての錠剤フィーダから排出される錠剤を案内す
る場合には無かった余分の棚３ａ、３ｂが設けられ、し
たがって、フィーダ収容部１全体の高さは従来のものに
比べて欄２段分大きく形成されている。

つぎに上記のものの作用について説明する。

まず最初に、各搬送装置７の押出部材９ａ、９ｂおよび
搬送装置ＩＯの押出部材＋２ａ、１２ｂは、第２図に示
すように後退位置にある。この状態で、フィーダ収容部
１の任意の錠剤フィーダから錠剤が排出されると、その
錠剤は当該錠剤フィーダが設置された引出体２の通路４
を通って、その下端に位置する搬送装置７に収容される
。

他の引出体２に設置された錠剤フィーダから排出された
錠剤についても、同様に、対応した通路４を通って、そ
の下端に位置する搬送装置７に収容される。

このようにして各搬送装置７に収容された錠剤は、各搬
送装置７に設けられた流体圧シリンダ１４ａ、１４ｂの
作動によって、ピストン１５ａ、＋５ｂの往復動にとも
なって押出部材９ａ、９ｂが高速で移動することにより
、落下孔８に向けて押されて落下孔８に集合され、落下
孔８から搬送装置】０に落下して収容される。

つぎに、搬送装置１０に収容された錠剤は、搬送装置！
０に設けられた流体圧シリンダ＋８ａ、　１８ｂの作動
によって、ピストン１９ａ、１９ｂの往復動にともなっ
て押出部材１２ａ、　１２ｂが高速で移動することによ
り、落下孔１１に向けて押されて落下孔１１からシャッ
タ１３に落下し、シャッタＩ３で一旦堰止められる。

そして、シャッタ１３で一旦堰止められた錠剤は、包装
装置５の作動タイミングに連動してシャッタ＋３が開放
するのにともなってホッパ６内に投入され、包装装置５
によって１包分ずつ分包されることとなる。

なお、上記実施例では各搬送装置７および搬送装置１０
を、いずれも流体圧によって作動するように構成したが
、これに限定するものでなく、たとえばモータによって
作動するように構成してもよいし、他の適宜の手段によ
って作動するように構成してもよく、また、上記実施例
ではフィーダ収容部１に引出体２を４個設けたが、これ
に限定するものでなく、さ１らに、上記実施例では各引
出体２に上下複数段のｆｌ１３．３、・・・を正面から
みて左右に２列形成し、これらの各欄３に設置された錠
剤フィーダから排出された錠剤を下方へ導く通路４を両
棚列間の中央に上下間を貫通して形成したが、これに限
定するものでなく、その他この発明は上記実施例の種々
の変更、修正が可能であみことはいうまでもない。

［発明の効果〕この発明は上記のように構成したので、各搬送装置はい
ずれも錠剤をほぼ水平方向に沿って搬送することができ
、そのため、従来のものに比べてフィーダ収容部の下端
高さを低くしてフィーダ収容部全体の高さを大きくする
ことができ、その結果、フィーダ収容部の容積を従来の
ものに比べて大幅に増大させることができる等のすぐれ
た効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す概略的縦断正面図、
第２図は第１図のものの要部の横断平面図、第３図は搬
送装置の説明図である。１・・・フィーダ収容部　　２・・・引出体３．３ａ、
３ｂ・・・棚　　４・・・通路５・・・包装装置　　　
　　６・・・ホッパ７・・・搬送装置　　　　　８・・
・落下孔９ａ、９ｂ・・・押出部材　１０・・・搬送装
置１１・・・落下孔　　　　　　１２ａ、　１２ｂ・・
・押出部材１３・・・シャッタ１４ａ、１４ｂ・・流体圧シリンダ＋５ａ、１５ｂ・・・ピストン　１６・・・圧力流体源
＋７ａ、１７ｂ−＝切換弁１８ａ、１８ｂ・・・流体圧シリンダ＋９ａ、１９ｂ・・・ピストン　２０・・・圧力流木源
２１　ａ　、　２１ｂ　、、、切換弁

Claims

【特許請求の範囲】

１　多数の錠剤フィーダと、各錠剤フィーダから排出さ
れる錠剤を案内する複数の通路とを具えたフィーダ収容
部の下方に、ホッパを具えた包装装置が配置された錠剤
分包機において、前記各通路の下端に、当該通路を落下
した錠剤を１箇所に集合させる搬送装置を設けるととも
に、前記各搬送装置によって集合された各通路の錠剤を
前記ホッパへ導入させる搬送装置を設けたことを特徴と
する錠剤分包機。