JPH0271836A - 繊維状極小分子集合体の製法 - Google Patents

繊維状極小分子集合体の製法

Info

Publication number
JPH0271836A
JPH0271836A JP22208688A JP22208688A JPH0271836A JP H0271836 A JPH0271836 A JP H0271836A JP 22208688 A JP22208688 A JP 22208688A JP 22208688 A JP22208688 A JP 22208688A JP H0271836 A JPH0271836 A JP H0271836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
micromolecules
distilled water
fibrous aggregate
chain alkyl
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22208688A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0565221B2 (ja
Inventor
Toshimi Shimizu
敏美 清水
Masakatsu Hado
正勝 羽藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP22208688A priority Critical patent/JPH0271836A/ja
Publication of JPH0271836A publication Critical patent/JPH0271836A/ja
Publication of JPH0565221B2 publication Critical patent/JPH0565221B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Liposomes
    • A61K9/1277Processes for preparing; Proliposomes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/08Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
    • B01J19/10Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor employing sonic or ultrasonic vibrations

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特殊なアミノ酸残基な含む両親媒性物質を水
中に分散させることによって、分子間相互に疎水性相互
作用などの非共有結合力が働き、同一条件下では、球状
の極小分子集合体しか形成しない天然リン脂質の場合と
は異なり、#CC状状極小分子集合体だけを簡便に生成
させる製法に関するものである。この発明の産業上の利
用分野としては、医薬や、化粧品をこの分子集合体中に
閉じ込めて、マイクロカプセル用材料として好適なと、
医薬工業分野、ファインケミカル工業分野から学問研究
用分野まで多岐にわたっている。
3、発明の詳細な説明 従来の技術 従来の技術としては、天然由来のリン脂質を用いた分子
集合体の製法がある。すなわち、分子集合体を形成しう
る化合物を少量の有機溶媒(クロロボルム、エタノール
など)に溶解し、窒素やアルゴン雰囲気下で溶媒を減圧
除去し、生成した薄膜に蒸留水を加えて行う薄膜法、集
合体形成化合物に直接、蒸留水を加えて、70〜80℃
に加温下、超音波処理を行う熱分散法、集合体形成化合
物を適当な有機溶媒に溶解し、マイクロシリンジを用い
て蒸留水へ注入する溶液注入法、その他、コール酸法、
逆層蒸発法などがある(例えば、井上圭三著、「生体膜
実験法(下)」、赤松細編、1974年、共立出版、p
、185)。しかしながら、これらの分子集合体の形成
方法は精密な条件のもとで実施しないと再現性よく同種
の分子集合体が形成せず、引き続いて、同種同形態の分
子集合体を集める分画操作を必要とし、相当な経験と熟
練を必要とする欠点がある。また、天然脂質の場合、そ
のほとんどが精製困難な混合物であり、それが起因して
単量体の化学的安定性、さらには、分子集合体を形成し
たときの化学的、物理的安定性に欠け、その有効利用の
妨げとなっている。
発明が解決しようとする問題点 本発明者は、単一の分子種からなり、天然脂質と同等の
両親媒性の特徴を有し、簡便に極小分子集合体を植造て
き、しかも天然脂質からは生成し得ない繊維状の特殊な
形態をもった分子集合体の製法を開発するため鋭意研究
を重ねた結果、ある種のアミノ酸残基から構成される合
成両親媒性物質がアミノ酸残基間の水素結合力と長鎖ア
ルキル基間の疎水性相互作用力によって、その目的に適
合しうろことを見い出し、この知見に基づいてこの発明
をなすに至った。
問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は、一般式 (式中のXはハロゲン原子、nは整数、Rは炭素数12
〜22の長鎖アルキル基である)で表わされる物質を、
蒸留水に10−′〜10−′mole/1程度の濃度で
分散させ、超音波処理を施すことを特徴とする、繊維状
極小分子集合体の製法を提供するものである。この一般
式におけるXはハロゲン原子であり、このようなものと
して塩素原子、臭素原子などがある。nは整数でありl
から6が望ましい。nが1以下(アミノ酸残基な含まな
い場合)であると、分子の親水性が長鎖アルキル基の疎
水性に比較して弱くなり良好な両親媒性が得られない。
又、nが6以上になると、逆にペプチドの親水性がアル
キル基の疎水性よりも強くなり、やはり両親媒性が得ら
れない。Rは、炭素数12〜22の長鎖アルキル基であ
り、このようなものとして、ドデシル基、テトラデシル
基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、エイコシル基、
トコシル基などがある。
この一般式で表わされる化合物は、いずれも文献未載の
新規な化合物であり、例えば、N端は保護され、C端は
フリーのN−メチルグリシン残基からなるオリゴペプチ
ドとグルタミン酸長鎖アルキル誘導体をジエチルフオス
フオロシアニデート(DEPC)やジフェニルフォスフ
ォリルアシト(DPPA)でカップリングすることによ
って得られる。得られた化合物は室温で固体であり、こ
のものを、10 〜10  mole/1程度の濃度に
なるよう、蒸留水を加える。10−′mo 1 e/1
以上であれば分散させるのに時間を要し不適当であり、
10−’mo 1 e / 1以下であれば分子集合体
を形成せず、単分子で分散溶解し不適当であり、分散濃
度は10 〜10’mole/1が望ましい。その後、
分散液にバス型またはプローブ型超音波照射装置を用い
て超音波処理を行う。
こうして、繊維状極小分子集合体を含むコロイド状、ま
たは透明分散水溶液を得ることができる。
超音波の処理温度は当該化合物のゲル−液晶相転移温度
以上が望ましい。この転移温度が不明の時は70〜80
℃が適当である。処理時間はプローブ型で最高数分、バ
ス型で最高30分程で超音波処理は完結する。暗視野型
のコンデンサーを備えつけた光学顕微鏡で分散液を観察
すると、直径が1ミクロン程度、長さが数ミクロンから
数十ミクロン程度の繊維状の極小分子集合体が、他の異
種形態の分子集合体を含まず形成していることが確認で
きる。
この両親媒性化合物を合成する際の原料化合物として用
いられるグルタミン酸長鎖アルキル誘導体は例えば、ア
ミノ基を保護したグルタミン酸を、ヒドロキシサクシイ
ミドと反応させて二官能性エステルとし、ついで長鎖モ
ノアルキルアミンと反応させて、最後にアミノ基を脱離
させることによって得られる。
また、もう一方の原料化合物のペプチドは、例えばトリ
ペプチドの場合、まず、アミノ基を保護したN−メチル
グリシンをカルボキシル基を保護したN−メチルグリシ
ンと反応させてジペプチドとし、ついでアミノ保護基を
脱離させたのち、これに、アミノ基を保護したN−メチ
ルグリシンを反応させてトリペプチドとし、次に、この
トリペプチドのC端保護基を脱離させることによって得
られる。オリゴペプチドを合成する際の、アミノ保護基
、カルボキシル保護基及びカップリング剤としては、通
常のペプチド合成において用いられている試薬、方法を
適当に組み合わせて用いることができる。製造中間体で
あるペプチド類は、いずれも酸及びアルカリで洗い、再
結晶、再沈澱をすることにより、容易に単離、精製する
ことができる。
本発明の化合物は、実測の元素分析値が誤差範囲内で計
算値と一致し、赤外線吸収スペクトルで一! は、1640〜1660cm  にアミドカルボニル基
に由来する特性吸収を示し、′3C−NMRにおいては
、δ値が14.lppm、22.7ppm、29.3〜
29.7ppm、32. 6ppm。
39.8〜40.2ppmの位置に長鎖アルキル基のメ
チレンまたはメチル基各炭素に帰属されるシグナル、さ
らに、N−メチルグリシン残基に含まれる炭素のシグナ
ルが観測でき、これらによって生成物を同定することが
できる。
発明の効果 本発明の製法により、生体脂質を用いたときに比較して
高純度な原料から、非常に容易に、長時間安定に形態を
保持可能な分子集合体を得ることができる。蒸留水中に
あらかじめ、医薬、染料、金属イオン、化粧品、その他
の有用化学物質を入れておくことによって、分子集合体
中の親水性部分に親水性化学物質が、分子集合体の境界
膜中に疎水性物質が導入された人工の小胞体が得られる
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。F
iNクロマトグラフィーのRf値としては、クロロホル
ム/メタノール(5/1、容積比)混合溶媒を展開溶媒
とした時の値をRfl、クロロホルム/メタノール/酢
酸(9515/1、容積比)混合溶媒を展開溶媒とした
時の値をRf 2゜n−ブタノール/酢酸/水(4/ 
1 /2、容積比)混合溶媒を展開溶媒とした時の値を
Rf3とした。
参考例 1 (A)t−ブチルオキシカルボニル−サルコシル−サル
コシル−サルコシンの製造 t−ブチルオキシカルボニル−サルコシル−サルコシン
1.18g (0,00453モル)とN−メチルモル
ホリン0.50m1 (0,00463モル)をクロロ
ホルム15m1に溶解させ、−20℃に冷却した後、か
くはんしながらイソブチルクロロホーメート0.59m
1  (0,00453モル)を加えた。10分かくは
んし、サルコシンベンジルエステルp−)ルエンスルホ
ン酸塩1659g (0,00453モル)、引き続い
てN−メチルモルホリン0.50m1 (0,0045
3モル)を加え、−20℃で6時間、さらに室温で一夜
かき混ぜて反応させた。反応混合物を含むクロロホルム
溶液は4%炭酸水素ナトリウム水溶を夜、10%クエン
酸水溶液、飽和食塩水を用いて、薄層クロマトグラムが
単一スポットを与えるまで洗浄を繰り返した。その後、
蒸留水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
次いで減圧下で溶媒を除去し、無色透明のシロップ1.
90g(収率100%)を得た。このt−ブチルオキシ
カルボニル−サルコシル−サルコシル−サルコシンベン
ジルエステル1.90gをt−プチルアルコ−ル30 
m lに溶解させ、5%パラジウム/炭素を触媒に用い
て接触水素還元を4時間行った。触媒を濾過し、溶媒を
減圧上除去した後の無色透明油状物を石油エーテルで固
化して、白色の半固体で目的化合物1.21g(収率7
7%)が得られた。このものの物理的性質は次の通りで
ある。
薄層クロマトグラフィーのRf値 Rfl=0.04、   Rf 2=0元素分析値(C
1,4H250BN3・H2Oとして)CHN 計算値(%)48,13 7.79 12.03実測値
(%)48.50  ?、90 11.88(B)参考
例1の(A)におけるサルコシンベンジルエステルp−
トルエンスルホン酸塩の代わりに、サルコシル−サルコ
シンベンジルエステル塩酸塩を用いて、同様な操作によ
って、t−ブチルオキシカルボニル−サルコシル−サル
コシル−サルコシル−サルコシン(半固体)を得た。
(C) L−グルタミン酸ジドデシルアミド臭化水素酸
塩の製造 ベンジルオキシカルボニル−L−グルタミン酸5g(0
,0178モル)とN−ヒドロキシサクシイミド4.0
9g (0,0356モル)をジメチルホルムアミド3
0m1に溶解させ、0℃でかくはんしながら、ジシクロ
へキシルカルボジイミド8゜07g (0,039モル
)が溶解したジメチルホルムアミド溶液10m1を加え
た。0℃で一夜かくはんし、不溶性の副生成物を濾過し
、ろ液を減圧除去して得た無色透明泡状物をエーテルで
固化させた。酢酸エチル/イソプロパツールから再結晶
して得たグルタミン酸のヒドロキシサクシイミドエステ
ル誘導体(融点73〜74°C)Ig(0゜0021モ
ル)とドデシルアミン0.78g (0゜0042モル
)をクロロホルム10m1に溶解し、2日間、室温で放
置した。反応液を4%炭酸水素ナトリウム水溶液、蒸留
水で洗浄し、溶媒を減圧上除去すると白色固体が得られ
た。エーテル、メタノールで洗浄し、融点138〜13
9°Cの化合物1.17g(収率91%)が得られた。
この化合物0.83g(帆 00135モル)に25%
臭化水素/酢酸溶液4.2mlを2時間反応させ、生成
した沈澱をエーテルに溶解し、溶媒を除去した残留物を
水/クロロホルム/メタノール混合溶媒から再結晶して
融点118〜122℃の目的化合物を得た。このものの
物理的性質は次の通りである。
薄層クロマトグラフィーのRf値 RF1=0.49、   RF2=0.03元素分析値
(C2oHas02N3Brとして)CHN 計算値(%)61.90 10.75 7.47実測値
(%)61.57 10.69 7.61(D)参考例
1の(C)におけるドデシルアミンの代わりに、オクタ
デシルアミンを用いて全く同様な操作によって、し−グ
ルタミン酸ジオクタデシルアミド臭化水素酸塩(融点1
25〜127℃)を得た。
実施例 l t−ブチルオキシカルボニル−サルコシル−サルコシル
−サルコシン0.77g (0,00232モル)とし
−グルタミン酸ジドデシルアミド臭化水素酸塩1.57
g (0,00279モル)をジメチルホルムアミド7
0 m l中に溶解し、0℃で。
かくはんしながら、ジェチルフォスフォロシアニデート
0.47g (0,00279モル)を含むジメチルホ
ルムアミド溶液2ml、引き続いてトリエチルアミン0
.72m1を含むジメチルボルムアミド溶液2mlを加
えた。0℃で6時間かくはんした後、室温で一夜かくは
んした。反応液にクロロホルムをi 00 m l加え
、10%クエン酸水溶液、4%炭酸水素ナトリウム水溶
液、飽和食塩水、蒸留水で各二回ずつ洗浄し、クロロホ
ルム層を無水5R酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を除
去し、残留オイルをシリカゲル力ラムクロマトグラフイ
ーによって精製した。得られた白色固体(Rfl=0.
67、Rf3=0.41)1.84gを酢酸エチルに分
散し、3.5N塩化水素/酢酸エチル17 m lと5
時間、室温で反応させた。
溶媒を除去して得られた淡黄色オイルを水/メタノール
/クロロホルムで再結晶して、融点163〜164℃の
白色固体の目的化合物260mg (収率15%)を得
た。このものの物理的性質は次の通りである。
薄層クロマトグラフィーのRf値 RF1=0.04、   RF3=0 mgをビーカーにとり蒸留水100 m lを加えた。
これをバス型超音波装置(出力80W)を用いて、70
 ’Cで10分間処理し、30分間室温で放置すると、
直径が約1ミクロン、長さが数ミクロンから数十ミクロ
ンの繊維状極小分子集合体が分散したコロイド状溶液を
得た。このことは、高輝度光源としてキセノンランプを
用い、暗視野型コンデンサーを装備した光学顕微鏡で4
00から900倍の倍率で観察することにより確認でき
た。
実施例 2 元素分析値(C3eHvsOsNsCl・1/2H20
として) CHN 計算値(χ)61.63 10.34 11.35実測
値($)61.45 10.38 11.12こうして
得たサルコシル−サルコシル−サルコシル−し−グルタ
ミン酸ジドデシルアミド塩酸塩10t−ブチルオキシカ
ルボニル−サルコシル−サルコシル−サルコシル−サル
コシン0.40g(0,000994モル)とし−グル
タミン酸ジオクタデシルアミド臭化水素酸塩0.87g
 (0,00119モル)をジメチルホルムアミド10
0m1中に分散し、0°Cでかくはんしながら、ジエチ
ルフォスフォロシアニデート0.19gを含むジメチル
ホルムアミド溶液5mlを加え、引き続いてトリエチル
アミン0.31m1を含むジメチルホルムアミド溶液5
mlを加えた。その後、実施例1と同様にして処理し、
融点181〜184℃の白色固体400mg(収率74
%)を得た。このものの物理的性質は次の通りである。
薄層クロマトグラフィーのRf値 RFI=0.07、   RF2=0 直径が約1ミクロン、長さが数ミクロンから数十ミクロ
ンの繊維状極小分子集合体が分散したコロイド状溶液を
得た。このことは、実施例1と同様な操作によって確認
できた。
元素分析値(C63HI!1406N?CI・H2Oと
して) CHN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のXはハロゲン原子、nは整数、Rは炭素数12
    〜22の長鎖アルキル基である)で表わされる物質を、
    蒸留水に10^−^5〜10^−^1mole/l程度
    の濃度で分散させ、超音波処理を施すことを特徴とする
    、繊維状極小分子集合体の製法。
JP22208688A 1988-09-05 1988-09-05 繊維状極小分子集合体の製法 Granted JPH0271836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22208688A JPH0271836A (ja) 1988-09-05 1988-09-05 繊維状極小分子集合体の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22208688A JPH0271836A (ja) 1988-09-05 1988-09-05 繊維状極小分子集合体の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0271836A true JPH0271836A (ja) 1990-03-12
JPH0565221B2 JPH0565221B2 (ja) 1993-09-17

Family

ID=16776909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22208688A Granted JPH0271836A (ja) 1988-09-05 1988-09-05 繊維状極小分子集合体の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0271836A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005097803A1 (ja) * 2004-04-09 2005-10-20 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha 新規水溶性プロドラッグ
US8022047B2 (en) 2005-08-22 2011-09-20 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Combination anticancer agents
CN106083637A (zh) * 2016-06-06 2016-11-09 大连民族大学 味精类脂、味精脂质体的合成方法及其应用

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005097803A1 (ja) * 2004-04-09 2005-10-20 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha 新規水溶性プロドラッグ
US7910593B2 (en) 2004-04-09 2011-03-22 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Water-soluble prodrugs
US8022047B2 (en) 2005-08-22 2011-09-20 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Combination anticancer agents
CN106083637A (zh) * 2016-06-06 2016-11-09 大连民族大学 味精类脂、味精脂质体的合成方法及其应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0565221B2 (ja) 1993-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Wang p-Alkoxybenzyl alcohol resin and p-alkoxybenzyloxycarbonylhydrazide resin for solid phase synthesis of protected peptide fragments
JP5388848B2 (ja) 新規脂質トリペプチド性ヒドロゲル化剤及びヒドロゲル
DE69637383T2 (de) Cytotoxinkonjugate umfassend dipeptide
EP0105777B1 (fr) Lipopeptides, leur obtention et leur application comme émulsifiants
JP4082522B2 (ja) ペプチドと、その製造方法
DE69518607T2 (de) Zimtsäure-Derivate, lichtvernetzbare Zimtsäure-Polymer-Derivate und vernetzte Zimtsäure-Polymer-Derivate
JPS5811426B2 (ja) 天然の食用刺激ペプチド環状同族体−トレオニル−シクロ−〔−Nε−リシル−プロリル−アルギニル−〕
JP2001064383A (ja) 樹枝状分岐構造を持つ両親媒性化合物
Wolman et al. Peptide synthesis via oxidative activation of acid hydrazides
JPS63264493A (ja) 活性カルボニル基を持つシアル酸誘導体
US3814732A (en) Modified solid supports for solid phase synthesis
FR2773994A1 (fr) Prodrogues issues d'anti-proteases inhibitrices du virus de l'immunodeficience humaine (vih) pour l'amelioration de leur biodisponibilite, de leur tropisme vers et/ou de leur delivrance dans le systeme nerveux central
CA1251000A (fr) Dipeptides, leur preparation et les medicaments qui les contiennent
JPH0271836A (ja) 繊維状極小分子集合体の製法
Brettreich et al. Convergent Synthesis of 1→ 3 C-Branched Polyamide Dendrons
JPH0547556B2 (ja)
Goodman et al. Synthesis of alanine oligopeptides with solubility-enhancing blocking groups
McLean et al. Radical‐Mediated Acyl Thiol‐Ene Reaction for Rapid Synthesis of Biomolecular Thioester Derivatives
Jiang et al. Synthesis of Thiol‐Containing Oligopeptides via Tandem Activation of γ‐Thiolactones by Silver‐DABCO Pair
JPH0393795A (ja) 短繊維型の螺旋状分子会合体の製造方法
Nakajima et al. Polymerization of L-Alanylglycine with Diphenylphosphoryl Azide
JPH0269498A (ja) カチオン性両親媒性物質及びその製造方法
JP2003212893A (ja) アミド結合型糖鎖含有カルボシランデンドリマーおよびその製造方法
Richard et al. Synthesis and conformational studies of short mixed γ/α-glycopeptides based on sugar γ3, 3-amino acids
Trzupek et al. Hexafluoro-2-propyl esters in peptide synthesis

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term