JPH027162Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH027162Y2 JPH027162Y2 JP1981037778U JP3777881U JPH027162Y2 JP H027162 Y2 JPH027162 Y2 JP H027162Y2 JP 1981037778 U JP1981037778 U JP 1981037778U JP 3777881 U JP3777881 U JP 3777881U JP H027162 Y2 JPH027162 Y2 JP H027162Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- motor
- guide hole
- pinion
- motor base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は厨子その他観音扉を自動的に開閉する
装置に関するものである。
装置に関するものである。
観音式に扉を電動で開閉する装置として実公昭
55−55671号に示すものがある。これは扉を蝶番
で開閉自在に支持し、モータの回動にて揺動する
アームを扉下部先端に係着し、このアームを揺動
させて扉を開閉させている。従つてモータにて揺
動されるアームを扉下方に設けるため装置が複雑
となり、扉の支持が蝶番のみで行なつている。
55−55671号に示すものがある。これは扉を蝶番
で開閉自在に支持し、モータの回動にて揺動する
アームを扉下部先端に係着し、このアームを揺動
させて扉を開閉させている。従つてモータにて揺
動されるアームを扉下方に設けるため装置が複雑
となり、扉の支持が蝶番のみで行なつている。
本考案はこれに鑑みて扉を吊垂し、かつ簡易に
しかも簡単な構成でその開閉を行なわしめるもの
である。
しかも簡単な構成でその開閉を行なわしめるもの
である。
以下本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
る。
図に於て１は厨子、その他の箱体あるいは開口
部の框に蝶番２を介して観音式に開閉するように
なした扉で、この扉は厨子、箱体の閉塞すべき開
口部の形状例えば直線状あるいは図示の如く彎曲
せしめて形成すると共に両側に対峙する両扉は
夫々その中央部で二つ折れとなるよう中折用蝶番
２ａを設け、扉を開いた時二つ折状になつて開口
するようになす。
部の框に蝶番２を介して観音式に開閉するように
なした扉で、この扉は厨子、箱体の閉塞すべき開
口部の形状例えば直線状あるいは図示の如く彎曲
せしめて形成すると共に両側に対峙する両扉は
夫々その中央部で二つ折れとなるよう中折用蝶番
２ａを設け、扉を開いた時二つ折状になつて開口
するようになす。
そしてこの扉の上部及び下部には上板３、下板
４を扉上下端面と対向するように厨子の本体等に
一体に形成する。この時この上板３、下板４は閉
塞した扉の外形状となるようにする。例えば図示
の如く閉塞した扉が彎曲しているならば上板及び
下板ともにこの形に合つた彎曲状とする。さらに
この扉の先端上部にピン５を上方に突出するよう
にして一体に設けると共に該ピン５の上部を上板
３に扉の開閉運動軌跡沿つて円弧形に穿孔したガ
イド孔６内を貫通せしめる。このガイド孔６は扉
開閉時、ピン５が動く軌跡に合わせて終端部が彎
曲した形状になす。またこのガイド孔６は両扉に
植設した夫々のピンが貫通するよう対峙して二つ
穿孔するか、あるいは二本のピンが貫通する一連
のガイド孔としてもよい。そしてこのガイド孔６
の内周側面にラツク７を該ガイド孔６に沿つて一
体に形成し、このラツク７にピニオン８を噛合せ
しめる。このピニオン８は上板３上を横方向に摺
動自在にして載置したモータ９より突設し、且つ
このモータ９のモータベース１３の一部に上記ピ
ン５の上端を係着するものである。さらにこのピ
ニオン８が常にラツクと確実に噛合するようモー
タベース１３に板ばね等の押片１０を突設し、こ
の押片１０をガイド孔のラツクと反対側の外側内
周面に接触させてこれにてピニオンをラツク側へ
所要圧で押圧噛合させるようになすものである。
またこのモータあるいはモータベースには扉が完
全に閉じた時、および全開した時自動的にモータ
を停止させるためのリミツトスイツチ１１，１２
を設けるものである。
４を扉上下端面と対向するように厨子の本体等に
一体に形成する。この時この上板３、下板４は閉
塞した扉の外形状となるようにする。例えば図示
の如く閉塞した扉が彎曲しているならば上板及び
下板ともにこの形に合つた彎曲状とする。さらに
この扉の先端上部にピン５を上方に突出するよう
にして一体に設けると共に該ピン５の上部を上板
３に扉の開閉運動軌跡沿つて円弧形に穿孔したガ
イド孔６内を貫通せしめる。このガイド孔６は扉
開閉時、ピン５が動く軌跡に合わせて終端部が彎
曲した形状になす。またこのガイド孔６は両扉に
植設した夫々のピンが貫通するよう対峙して二つ
穿孔するか、あるいは二本のピンが貫通する一連
のガイド孔としてもよい。そしてこのガイド孔６
の内周側面にラツク７を該ガイド孔６に沿つて一
体に形成し、このラツク７にピニオン８を噛合せ
しめる。このピニオン８は上板３上を横方向に摺
動自在にして載置したモータ９より突設し、且つ
このモータ９のモータベース１３の一部に上記ピ
ン５の上端を係着するものである。さらにこのピ
ニオン８が常にラツクと確実に噛合するようモー
タベース１３に板ばね等の押片１０を突設し、こ
の押片１０をガイド孔のラツクと反対側の外側内
周面に接触させてこれにてピニオンをラツク側へ
所要圧で押圧噛合させるようになすものである。
またこのモータあるいはモータベースには扉が完
全に閉じた時、および全開した時自動的にモータ
を停止させるためのリミツトスイツチ１１，１２
を設けるものである。
而して扉を開閉せしめる際モータを駆動させる
ことによつてピニオンは回動する。この時ピニオ
ンはラツクに噛合されているためピニオンの回動
によつてモータを備えたモータベース１３も上板
上を摺動する。これによりモータベースに係着し
たピンはガイド孔にそつて移動して扉は開又は閉
じるようになる。そして扉が全開した時、モータ
に突設したリミツトスイツチ１１が上板上で扉全
開位置でリミツトスイツチを操作するように設け
られたストツパーＳに当接し、モータは停止す
る。また全閉時は互いの扉に設けたモータベース
上のリミツトスイツチ１２，１２が互いに接して
モータを停止するようになすものである。
ことによつてピニオンは回動する。この時ピニオ
ンはラツクに噛合されているためピニオンの回動
によつてモータを備えたモータベース１３も上板
上を摺動する。これによりモータベースに係着し
たピンはガイド孔にそつて移動して扉は開又は閉
じるようになる。そして扉が全開した時、モータ
に突設したリミツトスイツチ１１が上板上で扉全
開位置でリミツトスイツチを操作するように設け
られたストツパーＳに当接し、モータは停止す
る。また全閉時は互いの扉に設けたモータベース
上のリミツトスイツチ１２，１２が互いに接して
モータを停止するようになすものである。
またモータベースが上板上を円滑に摺動するよ
うコロをその底面を具備せしめることもある。
うコロをその底面を具備せしめることもある。
而して本考案による時は扉の先端上部に突設し
たピンをモータベースに係着し、且つこのモータ
ベースを扉の開閉によつて摺動するようになすと
共にこのモータに突設したピニオンを扉開閉の運
動軌跡に沿つて配したガイド孔に設けたラツクに
噛合させているため、モータの正逆転操作をする
のみで自動的に扉が正確に開閉できる利点があ
る。
たピンをモータベースに係着し、且つこのモータ
ベースを扉の開閉によつて摺動するようになすと
共にこのモータに突設したピニオンを扉開閉の運
動軌跡に沿つて配したガイド孔に設けたラツクに
噛合させているため、モータの正逆転操作をする
のみで自動的に扉が正確に開閉できる利点があ
る。
第１図は厨子に応用したる外観概略図、第２図
は要部の説明図、第３図は平面図、第４図は異り
たる実施例図である。 １……扉、２，２ａ……蝶番、３……上板、４
……下板、５……ピン、６……ガイド孔、７……
ラツク、８……ピニオン、９……モータ、１０…
…押片、１１，１２……リミツトスイツチ、１３
……モータベース。
は要部の説明図、第３図は平面図、第４図は異り
たる実施例図である。 １……扉、２，２ａ……蝶番、３……上板、４
……下板、５……ピン、６……ガイド孔、７……
ラツク、８……ピニオン、９……モータ、１０…
…押片、１１，１２……リミツトスイツチ、１３
……モータベース。
Claims (1)
- 観音戸式に開閉する扉の上方に、扉開閉運動軌
跡に沿つて円弧形に穿孔したガイド孔を有する上
板を配設し、この上板上にモータを備えたモータ
ベースを摺動自在に載置し、前記ガイド孔の内側
面にこの孔全長にわたつてラツクを設け、このラ
ツクにガイド孔内に挿入され、かつモータにて駆
動されるピニオンを噛合すると共にこのモータベ
ースに吊垂突設され、ガイド孔内を貫通したピン
を観音式に開閉する扉の上端に係着して成る扉の
自動開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981037778U JPH027162Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981037778U JPH027162Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57150181U JPS57150181U (ja) | 1982-09-21 |
| JPH027162Y2 true JPH027162Y2 (ja) | 1990-02-21 |
Family
ID=29834956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981037778U Expired JPH027162Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH027162Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE521779T1 (de) * | 2008-12-22 | 2011-09-15 | Hawa Ag | Laufwerk für eine trennvorrichtung mit einer antriebsvorrichtung und trennvorrichtung |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5555671U (ja) * | 1978-10-06 | 1980-04-15 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS523139U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-11 |
-
1981
- 1981-03-17 JP JP1981037778U patent/JPH027162Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5555671U (ja) * | 1978-10-06 | 1980-04-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57150181U (ja) | 1982-09-21 |
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