JPH0270053A - 金属構造物のアルミニウムマトリックス複合皮膜の形成方法 - Google Patents

金属構造物のアルミニウムマトリックス複合皮膜の形成方法

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JPH0270053A
JPH0270053A JP1052747A JP5274789A JPH0270053A JP H0270053 A JPH0270053 A JP H0270053A JP 1052747 A JP1052747 A JP 1052747A JP 5274789 A JP5274789 A JP 5274789A JP H0270053 A JPH0270053 A JP H0270053A
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ハーヴェイ・フィッシャー
Pierre Cinq-Mars
ピエール・サンク―マール
Bernard Altshuller
バーナード・アルシュラー
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/04Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the coating material
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属表面に耐食性および耐機械摩耗外皮膜を
形成する方法、更に詳しくは、スチール構造物にアルミ
ニウムマトリックス複合皮膜を形成する方法に関する。
(従来の技術) 腐食および機械磨耗に対する保護を与えるためにスチー
ル構造物上にアルミニウム皮膜を形成することが知られ
ている。このような皮膜は海洋的、工業的または都市に
おける腐食が機械的摩耗と関連するあらゆる環境におい
て使用されている。このような皮膜は、特に、典型的に
は亜鉛および純アルミニウムワイヤを用い加熱溶射法に
よって形成され、アルミニウムが塩水に対して高い耐久
性を示す海洋環境において上記目的に使用される。
かかる方法は今日でも使用されている。
純アルミニウムは幾分陰極的保護を与えるが、主として
比較的低い強度と耐摩耗性を有するバリヤー皮膜として
機能するに過ぎない。この問題を解決するために、スチ
ール支持体(基体)に高い陰極的保護を与えるだけでな
く良好な耐摩耗性を与えるためにアルミニウムマトリッ
クス複合組成物クス複合材料を直接火炎溶射するかまた
はアーク溶射することによって、アルミニウムマトリッ
クス複合皮膜を、金属構造物に形成する方法である。
本発明において使用する上記予備成形材料としては、ワ
イヤまたはロッド状のものが好ましく、これらは火炎溶
射またはアーク溶射のための供給材料として作用する。
金属マトリックス複合物は当該技術分野ではよく知られ
ており、内部に粒状固形充填材が分配された金属マトリ
ックスから成形される。上記充填材は繊維状または粒状
材料であって、金属マトリックスに混合され、全体に分
配可能であり、また、少なくとも混合された時に金属へ
の溶解または化学結合によって形状または同一性を失う
ことなく実質的に結合性を維持できる。
アルミニウムおよびアルミニウム合金製品の強度が、繊
維状または粒子状の固形充填材を、短く非連続的に多少
ランダムな方向性を有する粒子の形態で混合することに
よって非常に強化され得ることは知られている。多くの
適用例では、金属製がスチール支持体上の皮膜として使
用されてきた。
これら皮膜は従来、被覆される支持体の」二に溶融金属
体を、スプレーに導入される粒状耐火物またはセラミッ
ク粒子とともに火炎溶射するという技術によって形成さ
れてきた。金属粉末を耐火物またはセラミック粒子とと
もに火炎溶射する技術もまた使用されてきた。上記の火
炎溶射技術のかわりに加熱溶射またはプラズマ溶射を使
用することも知られている。上記技術は商業的操作では
制御が非常に困難であり、また皮膜全体に耐火物または
セラミック粒子を均等に分配することが最も困難である
。特に、付着が弱く、また高い皮膜多孔性および全体と
して不安定な皮膜構造を有する点で問題があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、金属構造物上に改質されたアルミニウ
ムマトリックス複合皮膜を形成する方法を提供すること
である。
(発明の構成) 本発明は、予備成形されたアルミニウムマトリツ品全体
に実質的に均等に繊維を分配させることが知られている
上記目的のために用いられる固形充填材の例として、ア
ルミナ、二硼化チタン、シリカ、ジルコニア、炭化ケイ
素、窒化ケイ素等が挙げられる。
例えば、アルミニウムーT i B を複合物は、高強
度および/または高耐摩耗性を必要とする皮膜に使用さ
れている。
本発明方法の供給材料として利用されるアルミニウムマ
トリックス複合材料は当該技術分野における常套の技術
によって形成され、典型的に5〜60容量%の耐火物ま
たはセラミック充填材を含有する。5〜40容量%の範
囲の充填材が好ましく、lO〜20容量%の範囲が特に
好ましい。該皮膜は、好ましくは50〜5000ミクロ
ンの範囲の厚さで形成される。
処理される支持体は典型的には鉄系金属、例えばスチー
ル構造物である。本発明によって被覆され得る他の支持
体は、熱処理可能な高強度アルミニウム合金構造物、例
えばAA  7000ンリーズ合金を含む。このような
アルミニウム合金は時々使用中に応力腐食することがあ
る。
処理される支持体の表面は、好ましくは、例えばアルミ
ナ粒子を使用するグリッドブラスト仕上によって調製さ
れる。皮膜を形成する前に表面水分を除去するために支
持体を少なくとも約120℃に予熱することが必須では
ないが有益であることが見出された。もちろん、上記方
法は常に適しているわけではなく、特に海洋的被覆には
適していない。いくらかの例では、アルミニウムマトリ
ックス複合皮膜を形成する前に従来のアルミニウムめっ
きをによって支持体を下塗することもまた有益であり得
る。
驚くべきことに、本発明の方法によって形成される複合
皮膜は、従来の方法によって得られる複合皮膜よりも一
般に優れていることが見出された。
特に、本発明によって得られる複合皮膜は、改善された
付着性、低い多孔性、全体的に健全な構造を有する。
下記の実施例は本発明の好ましい特性を示すも(実施例
2) 本発明の方法によって生成された複合皮膜と先行技術の
方法によって生成された複合皮膜を比較するために試験
を行った。
A0本発明の方法 実施例1と全般的に同様の方法に従って、AA6061
アルミニウム合金中に均等に分配して炭化ケイ素粒子的
IO容量%を含有するキャストインゴットを得た。
該インゴットを延伸して、直径約2 、3 mmのワイ
ヤにし、これをアーク溶射法用の供給材料として使用し
た。
フラットバー形のスチール支持体を使用し、上記インゴ
ットから成形した一対の供給ワイヤ間にアークを起こし
た。アークは上記スチールバーからl0cmの距離に保
ち、150アンペアのアーク電流を使用した。約300
0.:クロンの厚さを有する皮膜を上記フラットバー上
に付着させた。
該生成物を金属顕微鏡試験にかけ、得られた結果を第2
図に示す。
のである。
(実施例I) キャストインゴットを全体に均等に分配される炭化ケイ
素粒子約15容量%を含有するAA  1350 アル
ミニウムから成形した。上記インゴットは、1987年
11月5日公開のPCT出願WO37106624に開
示の方法によって形成した。上記インゴットを押出し、
延伸して直径約2゜3mmのワイヤにし、そしてこれを
アーク溶射法用の供給材料とする。
スチール支持体はスチール円筒体で使用し、上記アルミ
ニウムマトリックス複合材料から成形した一対の供給ワ
イヤ間にアークを起こした。該円筒体が回転している間
、該アークを円筒体から約10c+uの距離に保ち、約
150アンペアのアーク電流を使用した。厚さ約300
0ミクロンの皮膜が円筒体に付着した。得られた製品を
金属顕微鏡試験に付し、該皮膜は良好な付着性、低い多
孔性、全体的に健全な構造を有していることを確認した
B、先行技術の方法 AA  6061アルミニウム合金を直径約23mmの
ワイヤに成形し、これをアーク溶射法用の供給材料とし
て使用した。
フラットバー形のスチール支持体を使用し、上記合金か
ら成形した一対の供給ワイヤ間にアークを起こした。該
アークを上記フラットバーから約10cmの距離に保ち
、150アンペアのアーク電流を使用した。同時に、炭
化ケイ素粒子を、アーク溶射しているワイヤ間に供給し
てアルミニウムと共に付着させたが、シリコンカーバイ
ド粒子は、供給されるアルミニウム合金に対して約IO
容量%の割合で供給した。厚さ約5000ミクロンの複
合皮膜がフラットバー上に付着した。
該生成物を金属顕微鏡試験にかけ、得られた結果を第1
図(こ示ず。
第1図と第2図を比較すると、本発明の方法が先行技術
の方法によって生成される皮膜よりもより少ない気孔(
黒い部分で示す)を有していて、より均一な皮膜を生成
するということが明らかであ(実施例3) 実施例1と全般的に同様の方法に従って、全体に均等に
分配させた酸化アルミニウム粒子約15容量%を含有す
るAA  +060アルミニウムからなるキャストイン
ゴットを成形した。
該インゴットを押出し、延伸して直径的3.2および2
 、4 mmのワイヤにし、これを火炎溶射法用の供給
材料とした。
火炎溶射を行う前に、フラットなスヂールシートを溶媒
脱脂した後、第16番アルミナでグリッドブラスト仕上
げした。75〜80ミクロンのアンカー・トウースパタ
ーンを上記スヂールの上に形成した。
スヂールサンプルを3.2mmかまたは2 、4. m
mの複合ワイヤでグリッドブラスト仕上げした後、10
分間以内火炎溶射した。
火炎溶射系は、酸素ガス圧を1.4m3/hの下、2.
45Kg/sq/cmに設定し、アセデルガス圧を1.
1m3/hの下、1.4Kg/sq/cmに設定し、空
気圧を1.6m3/hの下4. 、 s 5 Kg/s
q/amに設定して作動させた。溶射ガンは、上記スチ
ールザンプルから約15cmの距離に保った。
被覆したザンプルを金属顕微鏡試験に付す。得られた結
果を第3図および第4図に示すが、第3図は2 、4 
mmのワイヤを使用し、第4図は3.2mmのワイヤを
使用した。どちらの顕微鏡写真も非常に気孔の少ない均
一な皮膜が形成されていることを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の皮膜の金属組織を示す顕微鏡写真、
第2図は本発明による皮膜の金属組織を示す顕微鏡写真
、第3図は本発明によるその他の皮膜の金属組織を示す
顕微鏡写真、第4図は本発明によるさらにその他の皮膜
の金属組織を示す顕微鏡写真である。 特許出願人 アルキャン・インターナショナル・リミテ
ッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、保護すべき金属表面に耐食性および耐機械摩耗性の
    皮膜を形成する方法であって、 (a)内部に微細固形充填材料を分配された金属マトリ
    ックからなる金属マトリックス複合材から成形されたロ
    ッドまたワイヤを用い、 (b)火炎溶射法またはアーク溶射法によって上記金属
    マトリックス複合皮膜を保護すべき金属表面に形成する
    ことを特徴とする金属構造物のアルミニウムマトリック
    ス複合皮膜の形成方法。 2、上記金属マトリックス複合材が繊維状または粒状耐
    火性充填材を含有するアルミニウムマトリックスである
    請求項1記載の方法。 3、上記マトリックスが充填材を5〜60容量%含有す
    る請求項2記載の方法。 4、上記マトリックスが充填材を5〜40容量%含有す
    る請求項2記載の方法。 5、上記マトリックスが充填材を10〜20容量%含有
    する請求項2記載の方法。 6、上記金属表面が鉄系金属構造物の表面である請求項
    2記載の方法。 7、上記金属表面が熱処理可能な、高強度アルミニウム
    合金構造物の表面である請求項2記載の方法。 8、充填材がアルミナ、二硼化チタン、シリカ、ジルコ
    ニア、炭化ケイ素および窒化ケイ素から選択される請求
    項6記載の方法。 9、上記充填材がアルミナである請求項6記載の方法。 10、上記アルミニウムマトリックスが非合金アルミニ
    ウムである請求項8記載の方法。11、保護皮膜が約5
    0〜5000ミクロンの厚さで形成される請求項8記載
    の方法。
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