JPH0269432A - α−分枝長鎖脂肪酸の製造法 - Google Patents

α−分枝長鎖脂肪酸の製造法

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JPH0269432A
JPH0269432A JP22209988A JP22209988A JPH0269432A JP H0269432 A JPH0269432 A JP H0269432A JP 22209988 A JP22209988 A JP 22209988A JP 22209988 A JP22209988 A JP 22209988A JP H0269432 A JPH0269432 A JP H0269432A
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long
chain fatty
lithium
reaction
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JP22209988A
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Tsutomu Iwata
勉 岩田
Osamu Iwamoto
修 岩本
Haruhiko Sugiyama
杉山 晴彦
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Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
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Wako Pure Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野〕 本発明は、リピットA類、LB膜、化粧品、抗菌性化合
物等の原料として有用なα−分枝長鎖脂肪酸の新規な製
法に関する。
〔発明の背景) α−分枝長鎖脂肪酸は、リピッドA類の構成成分として
、また、LB膜、化粧品、抗菌性化合物等の重要な原料
として近年注目を集めている化合物群である。
これらα−分技長鎖脂肪酸は、−・般にマロン酸ジエス
テルにアルキルハライドを縮合させ、次いでこれを加水
分解し、然る後脱炭酸する方法により得ている[(:h
emical Abstracts、 49.1547
 d(1955);  [J+emical  Abs
tracts、  49.  122831(1955
) ; Tetrahedron Lett、、 49
.4899−4902(+978)等、1゜しかしなが
ら、この製法は工程数が長く、操作が煩雑である。また
、マロン酸ジエステルに長さの異なるアルキル基を同時
に導入することは不可能なため、アルキル鎖の異なるα
−分技長鎖脂肪酸をこの方法で合成する場合には更に操
作が煩雑となる。
また、アルコールの2分子線゛合反応により、分枝状ア
ルコールを得、これを、300〜:150℃の高温ト、
過剰の遊離アルカリで処理することにより酸化して、α
−分技長鎖脂肪酸を得る方法も知られている(西独公開
特許2,824,198号公報(+!179)等)。こ
の方法によれば、二つのアルキル鎖の長さが〃いに異な
るα−分技長鎖脂肪酸を合成することか可能であるか、
アルキル鎖の長さの組み合わせが限られており、炭素数
の違いで言うとその差が2のものしか合成できず、炭素
数の差かlのもの或は3以上のものはこの方法では合成
できない。また、このH法は、縮合、IPlが〜300
℃、酸化り桿が300〜350℃と過酷な反応条件を要
し、副反応も生じ易く、収率的にも難がある。
〔発明の目的〕
本発明は上記した如き状況に鑑みなされたもので、側鎖
の長さに関係なく、種々のα−分技長3n脂肪酸を簡便
に且つ収率よ〈製造し得る、α−分技長鎖脂肪酸の効果
的な製造法を提供することを[J的とする。
〔発明の構成〕
本発明は、−数式[II CH3(4:H2)nCH211:[10R[I ](
式中、Rは水素原子又はアルカリ金属原子を表わし、n
は11〜20の整数を表わす、)で示される長鎖脂肪酸
又はそのアルカリ金属塩をアニオン化剤と反応させてジ
アニオンとした後、−数式[II%式%] (式中、Xはハロゲン原子を表わし、mは9〜20のg
数を表わす、)で示される長鎖アルキルハライドと反応
させることを特徴とする、−数式[I[[]%式%[] (式中、n及びmは前記と同じ、)で示されるα−分技
長鎖脂肪酸の製造法の発明である。
即ち、本発明者らは、二つのアルキル鎖の長さが同じも
のにも互いに異なるものにも適用し得るα−分技長鎖脂
肪酸の簡便で且つ収率のよい製造法を求めて鋭意研究を
重ねた結果、上記−数式[IJで示される長鎖脂肪酸又
はそのアルカリ金属塩をアニオン化剤と反応させてジア
ニオンとし、これを上記−数式[II]で示される長鎖
アルキルハライドと反応させることにより、実質的に1
ポツト1工程でしかも収率よく目的とするα−分枝長鎖
脂肪酸が得られることを見出し、本発明を完成するに到
った。
−・数式[IIに於けるRは水素原子又は、例えばナト
リウム、カリウム、リチウム等のアルカリ[1]及び[
III]に於けるmは9〜20の整数を表わす。
本発明で用いられるアニオン化剤とは、−数式[IIで
ボされる長鎖脂肪酸又はそのアルカリ金属塩をジアニオ
ン化するのに必要な活性を有する塩基性物質のことを言
い、その具体例としては、例えばナトリウムアミド、カ
リウムアミド、リチウムアミド等の金属アミド、例えば
リチウムジエチルアミド、リチウムジイソプロピルアミ
ド等のリチウムジアルキルアミド、例えばリチウムジシ
クロヘキシルアミド等のリチウムジシクロアルキルアミ
ド、例えば水素化ナトリウム、水素化リチウム等の金属
水素化物、例えばメチルリチウム、n−ブチルリチウム
、フェニルリチウム等のアルキル又はアリールリチウム
、1,1,1,3.:1,1−ヘキサメチルジシラザン
Li塩等が挙げられる。
本発明は、通常、下記の如くして実施される。
即ち、先ず、ヒ記一般式[I]で示される長鎖脂肪酸又
はそのアルカリ金属塩を上記アニオン化剤と、例えばテ
トラヒドロフラン(THF)、ジエチルエーテル、ジオ
キサン6エチレングリコールジメチルエーテル等のエー
テル系溶媒、或はTHF/n−ヘキサン、THF/n−
へブタン等の混合溶媒中、通常0℃以下で反応させる。
アニオン化剤の使用量は、長鎖脂肪酸を用いた場合には
、通常その2〜4倍モル、また、長鎖脂肪酸のアルカリ
金属塩を用いた場合にはその1〜2倍そルが好ましく用
いられるが、特にこれに限定されるものではない。アニ
オン化剤は、市販品があるものはそれをそのまま用いれ
ばよいし、市販品かないもの或は人手し難いものは、常
法に従って使用時これを調製すればよい。即ち、例えば
リチウムジイソプロピルアミドの場合は、例えばn−ブ
チルリチウムとジイソプロピルアミンとを上記ジアニオ
ン化反応に於けると同じ溶媒中で、0℃以下で撹拌反応
させることにより容易に得られるから、これをそのまま
ジアニオン化反応に供すればよい。
次いで、1:Iられた長鎖脂肪酸のジアニオンを上記−
数式[II1で示される長鎖アルキルハライドと反応さ
せる。長鎖脂肪酸のジアニオンと長鎖アルキルハライド
との反応は、通常、上記ジアニオン化反応の反応液に直
接−・数式[■]で示される長鎖アルキルハライドを加
えて撹拌反応させることにより成される。反応温度は、
通常−50〜60℃で、反応時間は、通常1〜10時間
程度で充分である。尚、反応に際し、長鎖脂肪酸のジア
ニオンの溶解性を高める目的で、例えばヘキサメチルホ
スホリックトリアミド(HMPA)等の如き著しく極性
の強い溶媒を加えて反応させれば反応効率かトがり、収
率がより向上するので更に好ましい。
HMPA等の使用量は1通常、全溶液中の5〜15%程
度が好ましく用いられるが、特にこむに限定されるもの
ではない。
反応後は、pl(調製、溶媒抽出、溶媒留去等、常法に
従って後処理を行えばよく、必要に応じてカラムクロマ
トグラフィー、再結晶等により精製する等は任意である
本発明の方法によれば、1ポツトで、且つ実質的に1工
程で、目的とするα−分枝長鎖脂肪酸が高収率で得られ
、且つ副生物も極めて少ない。
以下に実施例を示すが、本発明はこれら実施例により何
ら限定されるものではない。
(実施例〕 実施例 1.2−デシルテトラデカン酸の合成窒素気流
中、無水THF30艷にジイソプロピルアミン4.9g
を溶解して一■5〜−25℃に冷却した後、撹拌下、こ
の溶液にn−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液(n−
ブチルリチウム15%含有)21mlを0℃以下で滴ド
し、更にこれに、撹拌下、ミリスチン酸5.0gを無水
T HF 20Fnlに溶解した溶液を0℃以下で加え
た。次いで、これにHMPA6.5rnI!を加えて室
温で30分間撹拌した後、1−ブロモデカン5.0gを
O′C以下で速やかに加え、室温で4時間撹拌反応させ
た。反応終了後、反応液に氷冷したlO%塩酸水溶液7
5m7!を加え、酢酸エチル75rnlで2回抽出した
。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水Na2SO
4乾燥後、溶媒留去し、得られた残渣をカラムクロマト
グラフィー[充填剤:ワコーゲル C−300(和光純
薬工業■商品名)、溶出液:酢酸エチル/n−ヘキサン
(1/In)]により精製して2−デシルテトラデカン
酸 C13(Gil□) + 1CH(:0OII(GH2
)9CH3 の無色結晶6.05gを得た。収率 75%。
m、p、  49〜50℃。
元素分析値(%) 理論値: C、78,19、H; 13.13実測値:
 C、78,06、H,12,95゜IR(にDr)ν
I11..、、−’ : 3300〜2600 (Co
叶)、+710(C=O)。
MS (m/z ) : 368(M”)、369 (
M”+1)。
実施例 2.2−ドデシルテトラデカン酸の合成窒素気
流中、無水THF90rnlにジイソプロピルアミン1
8.0gを溶解して−15〜−25℃に冷却した後、撹
拌下、この溶液にn−ブチルリチウムのれ−ヘキサン溶
液(n’−ブチルリチウム15%含有)80艷を0℃以
下で滴下し、更にこれに、撹拌下、ミリスチン酸15g
を無水THF60−に溶解した溶液を0℃以下で加えた
。次いで、これにHMPA20−を加えて室温で30分
間撹拌した後、臭化ラウリル18.0gを0℃以下で速
やかに加え、室温で4時間撹拌反応させた。反応路゛r
後、反応液に氷冷した10%塩酸水溶液225−を加え
、酢酸エチル225−で2回抽出した。酢酸エチル層を
飽和食塩水で洗浄し、無水Na、504乾燥後、溶媒留
去し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー[充填
剤:ワコーゲル C−300,溶出液:酢酸エチル/n
−ヘキサン(1/10)]により精製して2−ドデシル
テトラデカン酸 C:II* (CH2) + +CHCOOfl(CH
2) l +CH3 の無色結晶18.8gを得た。収率 72%。
m、p、  66〜67℃。
元素分析値(96) 理論値: C、78,72、H、13,21実測値: 
C: 78.68 、H; 13.26゜IR(KBr
)ν、、、 c、−’ : 3300〜2600 (に
00旧、1705(C=0)。
MS (m/z) :396(M”)、397 (M”
+1)。
実施例 3.2−ドデシルヘキサデカン酸の合成実施例
2に於て、臭化ラウリル18.0gを用いる代りに衰化
ミリスチル18.3gを用い、それ以外は実施例2と全
く同様にして反応及び後処理を行ない2−ドデシルヘキ
サデカン酸 CH3(CHz)++C旧:00H (C11□I、s CH3 の無色結晶18.3gを得た。収率 66%。
m、p、  55〜56℃。
元素分析値(%) 理論値: C、79,18、H、13,29実測値: 
C; 79.10 、 H; 13.15゜IR(にf
ir) 2/1.1.Xcm−’ : 3300〜26
00 ((:00H)、1705(C=O)、。
M S (m/ z ) : 424(M”)、425
 (M”+I)。
実施例 4.2−ドデシルオクタデカン酸の合成実施例
2に於て、臭化ラウリル18.0gを用いる代りに臭化
セチル21.0gを用い、それ以外は実施例2と全く同
様にして反応及び後処理を行ない2−ドデシルオクタデ
カン酸 CH3((:H2) + t(:H(:0OH(Ct1
2) l 5C1b の無色結晶18.2gを得た。収率 61%。
m、p、  60〜61.5℃。
元素分析値(%) 理論値: C; 79.57 、 H、13,36実測
値: C、79,:19 、H、+3.32゜IR(に
Or) v、Il、)l、、−’ : 330(1〜2
600 ((:00f()、1705(C=0)。
MS (m/z) :452(M”)、453(M”+
1)。
実施例 5.2−);デシルエイコサン酸の合成窒素気
流中、無水THF90rd!にジイソプロピルアミン2
2.0gを溶解して−15〜−25℃に冷却した後、撹
拌F5この溶液にn−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶
液(n−ブチルリチウム15%含有) 95Wdlを0
℃以下で滴下し、史にこれに、撹拌下、ミリスチン酸1
5gを無水THF60艷に溶解した溶液を0℃以Fで加
えた。次いで、これにHMPA20−を加えて室温で3
0分間撹拌した後、臭化ステアリル25gをTHFIO
艷に溶解した溶液を0℃以下で速やかに加え、室温で4
時間撹拌反応させた。反応終了後、反応液に10%塩酸
水溶液225−を加え、酢酸エチル225mで2回抽出
した。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水Na2
SO4乾燥後、溶媒留去し、得られた残渣をカラムクロ
マトグラフィーC充填剤:ワコーゲルC−300,溶出
液:酢酸エチル、/n−ヘキサン(1/10)]により
精製して2−ドデシルエイコサン酸 ell□(CL) + +CHCOOH(Cth) +
 tcHs の無色結晶20.5gを得た。収率 65%。
m、p、  69.5〜70.5℃。
元素分析値(96) 理論値: C、79,93、H、l?、42実測値: 
C; 80.07 、 H、13,31。
IR(KBr)ν、A、 c、−’ : 3300〜2
600 ((:00H)、+705 (C= O)。
M S (m/ z ) : 480(M”)、481
(M”+1)。
実施例 6.2−テトラデシルヘキサデカン酸の合成 窒素気流中、無水THFII(7にジイソプロピルアミ
ン22.5gを溶解して−15〜−25℃に冷却した後
、撹拌ド、この溶液にn−ブチルリチウムのn−ヘキサ
ン溶液(n−ブチルリチウム15%含有)  loom
lを0℃以Fで滴下し、更にこれに、撹拌下、パルミチ
ン酸21.25gを無水T HF 75mjに溶解した
溶液を0℃以下で加えた。次いで、これにHM P A
 25rnlを加えて室温で30分間撹拌した後、Q化
ミリスチル25gを0℃以ドで速やかに加え、室温で4
時間撹拌反応させた。反応路T後、反応液に水冷した1
0%塩酸水溶液280mを加え、クロロホルム200−
で2回抽出した。クロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し
、無水Na25o、乾燥後、溶媒留去し、得られた残渣
をカラムクロマトグラフィー[充填剤:ワコーゲル C
−300,溶出液:クロロホルム]により精製し更にメ
タノールより再結晶して2−テトラデシルヘキサデカン
酸の無色結晶20.5gを得た。収率 55%。
m、p、  72.2〜73.0℃。
元素分析値(%) 理論値: C、79,57、H; 13.36実測値:
 C: 79.38 、H; 13.36゜IR(KB
r)υ□、1cm−’ : 3300〜2600 (C
OOH)、1700 (C= O)。
M S (m/ z ) : 452(M”)、453
 (M”+1)。
実施例 7.2−ヘキサデシルオクタデカン酸の合成 窒素気流中、無水THF100艷にジイソプロピルアミ
ン20.0gを溶解して−15〜−25℃に冷却した後
、撹拌下、この溶液にn−ブチルリチウムのn−ヘキサ
ン溶液(n−ブチルリチウム15%含有)I30−を0
℃以下で滴下し、更にこれに、撹拌下、ステアリン酸2
2gを無水THF60−に溶解した溶液を0で以下で加
えた。次いで、これにHM P A 35Ird!を加
えて室温で30分間撹拌した後、臭化セチル25gを0
℃以下で速やかに加え、室温で4時間撹拌反応させた。
反応路r後、反応液に氷冷した10%塩酸水溶液270
−を加え、クロロホルム350−で2回抽出した。クロ
ロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水Na2SO4乾
燥後、溶媒留去し、得られた残渣をメタノールより再結
晶して2−ヘキサデシルオクタデカン酸 の無色結晶20.8gを得た。収率 52%。
m、p、  76〜77.5℃0 元素分析値 (96) 理論値: C、80,24、H、13,47実測値二C
、80,12、H、13,5t。
rR(にfir) vllla、 cot−’ : 3
4(10〜2600 (COO)I)、1704 (C
= 0 )。
MS (m/z) :508(M”)、509(M”+
1)。
実施例 8.2−オクタデシルエイコサン酸の合成 実施例7に於て、ステアリン酸22gを用いる代りにア
ラキシン酸22gを用い、臭化セチル25gを用いる代
りに臭化ステアリル24gをTHF20rnlに溶解さ
せたものを用い、それ以外は実施例7と全く同様にして
反応及び後処理を行ない2−オクタデシルエイコサン酸 の無色結晶21.3gを得た。但し、再結溶媒はメタノ
ール−クロロホルム(10/1)を用いた。収率54%
m、p、  82.5〜84℃。
元素分析埴(51!6) 理論値: C、80,78、H、13,56実測値: 
C、80,58、H、13,60。
IR(にOr) v、、、 、!m−’ : 3300
〜2700 ((:00H)、+700 (C= O)
MS  (m/z)  :564(M”)、565(M
”+1)。
(発明の効果) 本発明は、リピッドA類、LB膜、化粧品、抗菌性化合
物等の重要な原料であるα−分技長鎖脂肪酸の新規で且
つ極めて簡便な製造法を提供するものであり、本発明の
方法によれば目的とするα−分技長鎖脂肪酸が1ポツト
1工程で、し・かもシフ1収率で1itられ、副生物も
極めて少ないので工業的規模での製造が可能となる点に
特に顕著な効果を奏する発明である。
特許出願人 和尤純薬工業株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式[ I ] CH_3(CH_2)_nCH_2COOR[ I ](
    式中、Rは水素原子又はアルカリ金属原子を表わし、n
    は11〜20の整数を表わす。)で示される長鎖脂肪酸
    又はそのアルカリ金属塩をアニオン化剤と反応させてジ
    アニオンとした後、一般式[II]CH_3(CH_2)
    _mX[II] (式中、Xはハロゲン原子を表わし、mは9〜20の整
    数を表わす。)で示される長鎖アルキルハライドと反応
    させることを特徴とする、一般式[III]▲数式、化学
    式、表等があります▼[III] (式中、n及びmは前記と同じ。)で示されるα−分枝
    長鎖脂肪酸の製造法。
  2. (2)アニオン化剤がナトリウムアミド、カリウムアミ
    ド、リチウムアミド、リチウムジエチルアミド、リチウ
    ムジイソプロピルアミド、リチウムジシクロヘキシルア
    ミド、水素化ナトリウム、水素化リチウム、メチルリチ
    ウム、n−ブチルリチウム、フェニルリチウム又は1,
    1,1,3,3,3−ヘキサメチルジシラザンLi塩で
    ある請求項(1)に記載の製造法。
  3. (3)ヘキサメチルホスホリックトリアミドの存在トに
    一般式[II] CH_3(CH_2)_mX[II] (式中、x及びmは前記と同じ。)で示される長鎖アル
    キルハライドと反応させる請求項(1)又は(2)に記
    載の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0742004A2 (de) * 1995-05-06 1996-11-13 Beiersdorf Aktiengesellschaft Gegen Bakterien, Mycota und Viren wirksame Substanzen
JP2010513371A (ja) * 2006-12-20 2010-04-30 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー 1−(2−エチル−ブチル)−シクロヘキサンカルボン酸の製造方法

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