JPH0269154A - 豆類種皮等の加工方法 - Google Patents

豆類種皮等の加工方法

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JPH0269154A
JPH0269154A JP63221860A JP22186088A JPH0269154A JP H0269154 A JPH0269154 A JP H0269154A JP 63221860 A JP63221860 A JP 63221860A JP 22186088 A JP22186088 A JP 22186088A JP H0269154 A JPH0269154 A JP H0269154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seed skin
beans
bean
processing
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP63221860A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Suzuki
鈴木 脩
Takehiro Nomoto
野本 武宏
Keisuke Kasahara
敬介 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mayekawa Manufacturing Co
Tsurumi Soda Co Ltd
Original Assignee
Mayekawa Manufacturing Co
Tsurumi Soda Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mayekawa Manufacturing Co, Tsurumi Soda Co Ltd filed Critical Mayekawa Manufacturing Co
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Publication of JPH0269154A publication Critical patent/JPH0269154A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば豆11X¥J造時にJJf出されるお
から等の豆類種皮を液状化して食品添加物等に用いられ
る豆類種皮等の加工方法に関する。
(従来の技術) 従来、大豆、あずき、グリーンピースなどの種皮、例え
ば、おからは、人聞に排出され、主として家畜の飼料な
どに供されるが、すぐに腐敗するため、牛のままでは遠
方へ輸送が出来ず、輸送費も人となるため採算が合わず
、また、養豚飼料どして用いると豚の脂肪が殖え食肉ど
しての価値が低下する。さらに、腐敗防止のために殺菌
、乾燥すると生産コストが嵩むという問題がある。
またこのような問題点を解決した方法どして、特公昭6
0−55101号公報に記載されているように、種皮の
外皮部のヘミセルロース、ペクチンを酵素で分解し、内
皮部の繊維質を分解せずに単に物理的に微細片状どし食
品加工用マトリクスを製造する方法が知られている。
(発明が解決しようとする課題) 上記特公昭60−55101号公報に記載の方法は、ヘ
ミセルロースとペクチン質を分解し比較的分解し易い!
11を質を物理的に分解するため、摩砕又は破砕に時間
とエネルギーを必要とするという問題がある。
本発明の目的は、物理的エネルギーを必要とけず酵素の
作用のみによって豆類種皮の外皮、内皮共に液状に分解
する豆類種皮の加工方法を促供するものである。
(発明の構成) (課題を解決するための手段) 本発明の豆類種皮等の加工方法は、豆類の通常の加工過
程で1露出される種皮を必要ならば微粉砕し、fn1度
40℃〜60 ’Cに保持するとともに酸を加えてP 
l−1を3〜6に調整し、次に植物細胞組織、主として
セルロース、ヘミセルロース、ペクチン、キシラン、ガ
ラクタン、グルコサミン等に対して分解性を有する複合
酵素を添加して撹拌することにより面間豆類の種皮を分
解して液状にするものである。
(作用) 本発明の豆類種皮等の加工方法は、豆類の種皮に、主と
してセルロース、ヘミセルロース、ペクチン、キシラン
、ガラクタン、グルコ(ナミン等に対する分解性を有す
る複合B素を作用させ、物理的な力を加えることなく豆
類の種皮の外皮及び内皮が液状に分解される。このとき
P l−1を3〜6、温度を40°C−・60’Cに保
つことにより前記複合酵素の活性が増し分解作用が促)
任される。
(実施例) 本発明の一実施例を被加工1力がa3からである場合に
ついて説明する。
(1)  大豆から豆乳を絞った後のおから(水分74
%、PI−46,0〜7.3)を破砕機にかけて粉砕し
、原石に対して20千吊%の水を加える。
(2)  次に温度を53℃に上背さぜ、塩酸また(よ
酢酸を加えてP)−1を4前後に調整した後二−グに投
入する。
(3)  ニーダ−中で温度を53℃に保持したままデ
ンマーク、ノボ」製の複合酵素S P 2 /1.9を
原料に対して 03重雇%添加して撹拌を開始する。
複合酵素の添加h″Iの範囲は01〜05重量%である
。また、同時にノボ社製の酵素ターマミルとニュー1〜
ラーゼを原Tlにス・1して夫々01・〜441重弔%
添加する。ターマミルはでんぷんの分解、ニュートラー
ゼはたんばく質の分解に寄与する。
(4)  1.5旧間〜2時間ニーダーでの撹拌を続行
することによりおからのセルロース、ヘミセルロース、
ペクチン、キシラン、ガラクタン、グルコサミン等は完
全に分解されて液状物質が得られる。
次に実施例で使用された酵素について説明する。
複合酵素5P249はデンマーク、ノボ社製の液体酵素
であり、アスペルギルスニガー属から精選されて培養さ
れたもので特に植物の細胞膜の破壊を目的として造られ
たものである。そして5P249は植物の細胞組織に対
して高い活性を示し、殆んどの植物の細胞組織を、セル
ロースやヘミセルロースのグルコシド結合や、分岐した
ペクチン質を加水分解して低分子の炭水化物を生成する
。また5P249はペクチンニステラーぜやペクヂネー
ス(ペクチンリアーぜ)を含有している。
この菌株の活性度の最適状態は、P)−13,5〜55
、温度40°C〜60℃の間である。
また5P249には国際酵素命名法に記載された次の酵
素活性度が同定された。
ベクヂナービ: ペクチンニステラ−1EC3,1,1,11ポリガラク
トロナーピ     I:C3,2,1,15エキソボ
リガラクトロナーL;EC3,2,1,67ベクチンリ
アーぜ   EC4,2,2,2(1〜ランスTリミナ
ーゼ) セルラーゼ: エンド1,4β−グルカナーピ EC3,2,1,4へ
ミセルラーピ: α−グル]シダーゼ    [C3,2,1,20β−
グルコシド結合    l−C3,2,121α−ガラ
クトシダーゼ     EC3,2,1,22β−ガラ
クトシダーゼ    EC3,2,1,23β−マンノ
シダー1i     EC3,2,1,25α−Lアラ
ビノフラノシダーt EC3,2,1,55エンド1,
4β−マンナナーピ  EC3,2,4,78またター
マミルは、同様にノボ社製の酵渠であってバチルス・リ
ケニフAルミス菌中から特に精選して培Nされた菌株で
ある。この酵素は植物の細胞を椛成する成分であるアミ
[]−スやアミロペクチンのグリコシド結合を加水分解
重るため、でんぷんは急速に分解される。
また二v−1−ラーげは、同様にノボ社製の酵素で、バ
ヂルス・ズブヂリス菌中の待に精選した菌株を液中培養
して(7られた細菌性の中性プロテアーピであり、アル
カリ性プロテア−ぜを含/υでいない。ニコートラーピ
はたんばく質性原料を加水分解してペプチドAI)アミ
ノ酸を生成する。
尚以トの実施例では生おからを原石としたがりrtss
製造時にII出される点られたおからにも適用でき、さ
らに大豆以外のあずぎ、グリーンピースなど他の()煩
の種皮の分解膜化にも適用することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、豆類の種皮をP H4前後に調整して
から酵素による分解加工を施すため被加工物が酸性側に
保たれているからPI−1f3.o〜73で腐敗1ノ易
いおから等の豆類の種皮の腐敗を防止することができ、
ざらにP l−14前後温度40°C〜60℃は酵素の
活性度が最適の範囲に入るため、MXによる分解釣用が
促進される。また複合酵素は、セルロース、ヘミセルロ
ース、ベクヂン、キシラン、ガラクタン、グルコサミン
にり・しJる分解性を有するため成域的エネルギーを使
用することなくしかし短時間の撹拌で豆類の種皮を液体
化することかできる。したがって動力費を節減し、また
殺菌や煮沸、膨潤等の熱源も不要となり、生産コストを
低く 63さえることができる。
また本発明の方法によって1′7られた液状1力は、主
として液状繊維よりなり、液状繊I[[飲ね、食品添加
物(ゆば、揚げ物類用)食品薄膜材やオブラート等に利
用でき、繊維が残留していないため飲料どしてし好適で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)豆類の通常の加工過程で排出される種皮を必要な
    らば微粉砕し、温度40℃〜60℃に保持するとともに
    酸を加えてPHを3〜6に調整し、次に植物細胞組織、
    主としてセルロース、ヘミセルロース、ペクチン、キシ
    ラン、ガラクタン、グルコサミン等に対して分解性を有
    する複合酵素を添加して撹拌することにより前記豆類の
    種皮を分解して液状にすることを特徴とする豆類種皮等
    の加工方法。
JP63221860A 1988-09-05 1988-09-05 豆類種皮等の加工方法 Pending JPH0269154A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999041999A1 (fr) * 1998-02-20 1999-08-26 Sawa Industrial Co., Ltd. Procedes de production de laits d'okara fonctionnels et de tofus fonctionnels

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999041999A1 (fr) * 1998-02-20 1999-08-26 Sawa Industrial Co., Ltd. Procedes de production de laits d'okara fonctionnels et de tofus fonctionnels

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