JPH0268340A - 編機における編糸控止装置 - Google Patents

編機における編糸控止装置

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JPH0268340A
JPH0268340A JP21459188A JP21459188A JPH0268340A JP H0268340 A JPH0268340 A JP H0268340A JP 21459188 A JP21459188 A JP 21459188A JP 21459188 A JP21459188 A JP 21459188A JP H0268340 A JPH0268340 A JP H0268340A
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JP
Japan
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holder
carriage
knitting
yarn feeder
yarn
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JP21459188A
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English (en)
Inventor
Akira Terao
晃 寺尾
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は編機本体の編成区間の外側所要位置に、複数
の績糸をそれぞれ保持した複数の給糸口体を各別に控止
する編糸控止装置を備え、編機本体に装置されたキャリ
ジを前記編糸控止装置まで摺動さセることによって前記
各給糸口体を択一的にキャリジに受け渡すようにした編
機に係り、特にその編糸控止装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の編機において、編機本体の編成区間よりも外側に
配置された編糸控止装置には、給糸口体を各別に着脱可
能に保持すると共に、不作用位置と作用位置とに切替え
配置可能な複数の第1ホルダーが設けられると共に、キ
ャリジには一つの給糸口体をその中間部にて保持する第
2ホルダー及び前記給糸口体の頭部近傍を挟持可能な挟
持部材が設りられ、第1ホルダー群の内、給糸口体を取
り外した空状態の一つの第1ホルダーが作用位置に選択
配置された状態で、キャリジが編成区間から編糸控止装
置へ向って摺動されることにより、その摺動に関連して
キャリジの挟持部材による給糸口体の頭部挟持状態が解
除された後、第2ボルダ−上の給糸口体が前記空状態の
一つの第1ホルダーに受け渡される。次いで、前記第1
ホルダが不作用位置へ切替えられてすべての第1ホルダ
ーが不作用位置へ切替えられた後、新たに選択された一
つの給糸口体を保持する第1ホルダーのみが作用位置に
切替えられ、その後にキャリジが第1ホルダー群の外側
から第1ホルダー群へ向って摺動されることにより、前
記選択された第1ボルダ−上における新たな給糸口体が
キャリジの第2ホルダーに受け取られるようになってい
る。
ところが、上記の装置において、キャリジの第2ホルダ
ーが第1ホルダー群の外側に位置し、そのキャリジの第
2ホルダーに給糸口体が誤って保持されている状態で、
キャリジが編成区間へ向って摺動されると、予め作用位
置に選択配置された第1ホルダーやその第1ホルダー上
の給糸口体に、前記キャリジ上の給糸口体が衝突し、給
糸口体や各ホルダーが傷つけられたり、破損するおそれ
があった。
この発明は上記の問題を解消するためになされたもので
あって、その目的は、給糸口体がたまたまキャリジの第
2ホルダーから対応する第1ホルダーに受け渡されずに
第2ホルダーに保持されたままの状態で、そのキャリジ
が第1ホルダー群の外側から編成区間へ向って摺動され
る時、キャリジの摺動を第1ホルダー群の手前で確実に
停止させて、各部の破損等を未然に防止することが可能
な編機における編糸控止装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
」二記の目的を達成するために、この発明では、績糸控
止装置に、給糸口体を各別に離脱可能に保持すると共に
、給糸口体をキャリジに受け渡し可能な作用位置と、そ
の作用位置から下方へ離間する不作用位置とに移動可能
な複数のホルダーと、キャリジの編成区間側から前記ホ
ルダー縦側への摺動に基づいてキャリジ上の給糸口体が
これを保持するためのホルダーに受け取られた後、その
ボルダ−をキャリジの前記ホルダー縦側への引き続く摺
動に連動して不作用位置へ移動させ、且つ新たに選択さ
れたホルダー上の給糸口体をキャリジへ受け渡す前に、
キャリジの前記ホルダー縦側から編成区間側への摺動に
連動してそのホルダーを作用位置へ移動させる作動部材
と、常には待機位置に付勢保持され、前記ホルダー群の
外側から編成区間側に向って摺動するキャリジに予め保
持された給糸口体と係合されることにより、所定方向へ
移動可能な検出部材と、その検出部材の所定方向への移
動に関連して、前記ホルダー群の外側から編成区間側へ
摺動する前記キャリジを前記ホルダー群の手前で停止さ
せる停止手段とを設けている。
(作用〕 この発明において、キャリジの編成区間側からホルダー
縦側への摺動に基づき、キャリジ上の給糸口体がこれを
保持するためのホルダーに受け取られると、引き続くキ
ャリジのホルダー縦側への摺動に連動して、作動部材に
より前記ボルダ−が不作用位置へ移動される。そして、
新たに選択されたホルダー」二の給糸口体をキャリジへ
受け渡す前に、キャリジのボルダ−縦側から編成区間側
への摺動に連動してそのホルダーが前記作動部材により
作用位置へ移動される。
一方、検出部材は常には待機位置に付勢保持されている
が、前記ホルダー群の外側から編成区間側へ向って摺動
するキャリジに予め給糸口体が保持されていると、その
給糸口体との保合によって検出部材が所定方向へ移動さ
れる。その検出部材の移動に関連して、停止手段は前記
キャリジをホルダー群の手前で停止させる。
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って詳
細に説明する。
第1図及び第2図に示すように、編機本体11の編成区
間には多数の編針12が前後動可能に列設されると共に
、編機本体11上にはキャリジ13が編針列設方向に沿
って摺動可能に装置されている。一方、複数の給糸口体
14は細長い筒状に形成され、その中空部に各種の編糸
Yがそれぞれ挿通される。そして、各給糸口体X4がキ
ャリジ13の所定位置に装着された状態で、キャリジ1
3が編成区間内を往復摺動されることにより、編糸Yが
給糸口体14を介して各編針12に供給されると共に、
編針12が前後動されて所要の編目が形成される。
キャリジ13の前部には給糸目体交換用のベース15が
一対の取付は具16によって装着され、れている。ベー
ス15の前縁には挟持体18が一対のリンク19.20
により平行移動可能に連結されている。そして、両リン
ク19.20の作動に伴い、第2図に示すように挟持体
18がその一部にてベース15に当接して、両者18.
15により給糸口体14の抜は止めを行う作用位置と、
第11図に示ずようにベース15から離間して、給糸口
体14の通過を許容する退避位置とに切替えられる。又
、左方のリンク19に掛装されたハネ(図示略)により
、挟持体18が作用位置側へ付勢されている。
編成区間の外側に位置するように、編機本体11の左側
には編糸控止装置22が装着されている。
この編糸控止装置22の上面には編機本体11の上面に
連続する案内板23が設けられると共に、案内板23の
前部には案内レール24が配設されている。この案内レ
ール24の両端には前記挟持板18を第2図に示す作用
位置と第11図に示す退避位置とに切替えるために後方
から前方へ傾斜する一対の傾斜カム面24a、24bが
形成され、両傾斜カム面24a、24bの間には挟持板
18を退避位置に保持するだめの保持面24cが形成さ
れている。
一方、キャリジ13のベース15には作動アーム25が
その基端にて回動可能に支持され、先端には前記案内レ
ール24に係脱可能な保合ピン26及び左方のリンク1
9に係合する突片27がそれぞれ設けられている。そし
て、キャリジ13が編機本体11の編成区間内に位置す
る時には、作動アーム25の係合ピン26が案内レール
24から離間して作動アーム25が第2図に示す位置に
配置され、挟持板18が作用位置に配置される。
又、キャリジ13が案内レール24の右側の傾斜カム面
24aの右方から左方へ摺動される時、及び左側の傾斜
カム面24bの左方から右方へ摺動される時には、作動
アーム25の係合ピン26と各傾斜カム面24a、24
bとの係合により、作動アーム25が第2図に示す位置
から第11図に示す位置まで時計方向へ回動され、その
作動アーム25の突片27と左方のリンク19との保合
を介して、挟持体I8が退避位置へ切替えられる。
第1図〜第4図に示すように、編糸控止装置22のケー
ス22aには、複数の編糸Yを給糸口体14と共に各別
に控止する複数(実施例では6個)の第1ホルダー31
が、支軸32により、編糸Yの受け渡し交換を行わない
不作用位置P1と、受け渡し交換を行う作用位置P2と
に切替え配置可能に支持され、その支持アーム31aが
ケース22aの開口33を通って前方へ突出されている
そして、各第1ボルダ−31は前記支軸32に巻回され
たハネ34により、作用位置P2側へ付勢されている。
第1図及び第3図に示すように、各第1ホルダ31には
、それぞれ給糸口体14の長平方向に離間する二位置に
おいてそれぞれ給糸口体■4を離脱可能に保持する一対
の可動の保持片35.36が各第1ホルダー31相互に
位置を揃えて支持され、図示しないハネによって給糸目
体保持方向へそれぞれ付勢されている。一方、前記キャ
リジ13上の右方のリンク20には第2ホルダー37が
装着されている。この第2ホルダー37には、前記各第
1ホルダー31の各保持片35.36に対して上下に組
蘭すると共に、前記給糸口体14を離脱可能に保持する
一対の可動の保持片38゜39が支持され、図示しない
ハネにより、給糸目体保持方向へそれぞれ付勢されてい
る。
そして、各第1ホルダー31と第2ホルダー37との間
で給糸口体の受け渡しが行われる時には、給糸口体14
を受け取る側のホルダーにおける保持片35.36 (
38,39)と給糸口体14との保合により、各保持片
35.36  (38,39)が給糸目体解放方向へ退
避揺動され、その後、給糸口体14が各保持片35.3
6 (38,39)の基端近傍へ挿入された時、各保持
片35.36 (38,39)が給糸目体保持方向へ復
帰揺動されて、その保持片35.36  (38,39
)により、給糸口体14が各ホルダー31(37)に保
持される。
次に、各第1ホルダー31を作用位置P2と不作相位1
ZP1とに切替えるための作動部材Aについて説明する
。第3図〜第6図に示すように、前記編糸控止装置22
のケース22a内には隔壁41が配設され、その隔壁4
1の後方においてケース22a内には各第1ホルダー3
1に対応する6個の電磁石42が支持フレーム43によ
って並列に支持されている。支持フレーム43には各電
磁石42によってそれぞれ第3図に実線で示す待機位置
と同図に2点鎖線で示す吸引位置とに移動可能な6個の
作動片44がその基端にて揺動可能に支持され、ハネ4
4aによって吸引位置側へ付勢されている。
前記各作動片44に対応して、隔壁41には長軸部45
aと短軸部45bとを備えたほぼU字状の複数の作動軸
45がその長軸部45aを枢軸としてそれぞれ軸線方向
へ移動可能及び揺動可能に挿通支持され、ハネ46によ
り、前記長軸部45aの先端が前記各作動片44に係合
する方向へ付勢されている。又、前記電磁石42の吸引
力は作動軸46のためのバネ46の付勢力よりも強く設
定され、そのハネ46の付勢力は作動片44のためのバ
ネ44aの付勢力よりも強く設定されている。そして、
各作動片44が電磁石42によって待機位置から吸引位
置まで移動されることにより、各作動軸45が第3図に
実線で示す第1位置Paから2点鎖線で示す第1位置P
aまで移動される。
第3図、第4図及び第9図(a)〜(c)に示ずように
、前記ケース22aの前壁部内面には各作動軸45に対
応する複数のロックレバ−47がその基端部にてそれぞ
れ揺動可能に支持され、先端部には前記作動軸45に保
合可能な突片48と、前記各第1ホルダー31の係止ア
ーム31bに係脱可能なカム片49とが形成されている
。又、各ロックレバ−47の中間部には前記ケース22
aの前壁部に設けた円弧状の案内溝50に係合する保合
ピン51が突設され、常にはハネ52の付勢力により、
その保合ピン51が案内溝50の一端に係合されて、各
ロックレバ−47が第9図(a)、  (C)に2点鎖
線で示すロック位置に配置されている。
この状態においては、前記ロックレバ−47のカム片4
9における起立面49aと第1ホルダー31の係止アー
ム31bとの係合により、第1ホルダー31が第3図に
2点鎖線で示す不作用位置P1にロックされる。そして
、前記作動軸45が第3図及び第9図に示す第2位zp
bから第3位置Pcまで揺動されることにより、その作
動軸45と突片48との係合を介して、ロソクレハ−4
7が前記ロック位置から第9図(a)、  (c)に実
線で示す解除位置へ揺動され、それにより、カム片49
の起立面49aが係止アーム31bから離脱し、第1ホ
ルダー31がバネ34の付勢力により、第3図に示す不
作用位置P1がら作用位置P2へ切替えられる。
第3図、第5図及び第6図(a)、(b)に示すように
、前記隅壁41の前面には各第1ホルダー31の配列方
向に沿って左右に延びる第1移動板53が、その第1移
動板53に突設された案内ピン54と隔壁41に設けた
案内455との保合を介して左右動可能に装着され、常
にはバネ56の付勢力により、左方移動端に保持されて
いる。
第1移動板53には各作動軸45の揺動を許容する逃げ
孔57が形成されると共に、各作動軸45に対応するカ
ム片58が突設され、第1作動板53の左右動に伴って
、各カム片58の作用により各作動軸45が前記第1位
置Paと第2位置Pbとの間で往復移動される。
又、第3図、第5図及び第8図に示すように、前記隔壁
41の後面には左右に延びる第2移動板59が左右動可
能に装着され、その第2移動板59には作動軸45の短
軸部45bが挿通されている。そして、常には図示しな
いバネの付勢力により、第2作動板59が第8図に実線
で示す右方移動端に配置され、その第2作動板59が左
右動されることにより、各作動軸45が長軸部45aを
中心として第1位置Paあるいは第2位置Pbと第1位
置Paとの間で往復揺動される。
第4図〜第6図に示すように、前記隔壁41の右端部に
は上端にてケース22aの上方へ突出すると共に、下端
にて第1移動板53の案内ピン54に係合するリセット
レバ−60がその中間部にて揺動可能に支持され、前記
第1移動板53用のハネ56よりも弱い付勢力を有する
ハネ61によって第5図の反時計方向へ付勢されている
。そして、常には第1移動板53の下端が案内ピン54
に係合されて、リセットレバー60が第6図の実線位置
に保持され、そのレバー6oが実線位置がら2点鎖線位
置へ向って反時計方向へ揺動されることにより、第1移
動板53が右方へ移動される。
第4図、第5図及び第8図に示すように、前記隔壁4】
の左端部には上端にてケース22aの上方へ突出すると
共に、中間部側縁に第2移動板59の従動突部59aに
係合するカム部62aを備えたセットレバ−62がその
中間部にて揺動可能に支持され、前記第2移動板59用
のバネ(図示略)よりも弱い付勢力を有するハネ63に
よって第5図の時計方向へ付勢されている。そして、こ
のセットレバ−62が第8図の実線位置から同図の2点
鎖線位置まで反時計方向へ揺動されることにより、第2
移動板59が左方へ移動される。
第3図〜第5図及び第7図に示すように、前記各レバー
60.62の間において、隔壁41には各第1ホルダー
31に対応する6個の切替えレバ64がそれぞれその中
間部にて揺動可能に支持され、その上端がケース22a
の上方に突出されると共に、下端が前記隔壁41の開口
41aを通って各第1ホルダー31の解除アーム31C
の下方に突出されている。そして、常にはバネ65によ
り、切替えレバー64の下部辺縁が開口41aの内縁に
係合されて、切替えレバー64が第7図の実線位置に配
置され、その切替えレバー64が第7図の反時計方向へ
回動されることにより、その下端が解除アーム31Cに
係合されて、第1ホルダー31が作用位置P2から不作
用位置P1に切替えられる。
一方、第1図及び第10図に示すように、前記キャリジ
13の下面には作動レバー66が上端部にて取付は具6
7により回動可能に支持され、キャリジ13の台板13
aに設けた開口68を通って下方へ突出されている。そ
して、常にはバネ69の付勢力により、作動レバー66
の一側縁が開口68の内縁に係合され、作動レバー66
の第10図における反時計方向への回動が規制されて同
図の実線位置に配置され、その状態でキャリジ13が編
成区間から前記第1ホルダー31群へ向って左方へ摺動
される時、作動レバー66の下端が前記各レバー60,
62.64の上端に順次係合されて、各レバー60.6
2.6−4が反時計方向へ順次回動される。
又、前記作動レバー66が実線位置に配置された状態で
、キャリジ13が第1ホルダー31群の外側から編成区
間へ向って右方へ摺動される時、前記各レバー60.6
2.64との保合を介して作動レバー66が第10図の
鎖線位置側へ退避回動され、その下端が開口68に進入
する。
尚、この実施例では、電磁石421作動軸45第1.第
2移動板53.59.  リセソトレハ−60、セソト
レハ−62及び切替えレバー64等によって作動部材A
が構成されている。
更に、第1図、第11図及び第12図(a)。
(b)に示すように、ケース22aの左側外面には略し
字状をなす取付は金具71が一対のねじ72により取着
され、その支持板部71aの後側面上には一端に停止片
73aが折曲形成されると共に、他端に追従片73bが
折曲形成された停止手段としての停止レバー73がその
中間部にて回動可能に支持されている。そして、常には
その停止片73aと取付は金具71との間に掛装された
ハネ74により、停止レバー73が第12図(a)の反
時計方向へ付勢されて、同図に実線で示す退避位置に配
置され、その停止片73aが前記作動アーム25の係合
ピン26の移動軌跡よりも下方に配置されている。又、
停止レバー73が第12図(a)に2点鎖線で示す停止
位置へ向って時計方向へ回動されることにより、前記停
止片73aが前記係合ピン26の移動軌跡上に配置され
る。
前記支持板部71aの前側面上には給糸口体】4を検出
するための検出片75a及び前記追従片73bに係合す
るカム75bを備えた検出部材としての検出レバー75
がその中間部にて回動可能に支持されている。そして、
常にはハネ76の付勢力によって検出レバー75が第1
2図(a)(b)に実線で示す待機位置に配置され、そ
の検出片75aが第2ボルダ−37上における給糸口体
14の移動軌跡上に突出されている。
そして、給糸口体14がキャリジ13の第2ホルダー3
7に保持された状態で、そのキャリジ13が編成区間か
ら第1ホルダー31群へ向って左方へ摺動される時、給
糸口体14と検出片75aとの保合により、検出レバー
75が第12図(b)の反時計方向へ回動され、カム7
5bが追従片73bから離間して、停止レバー73が待
機位置に保持される。又、給糸口体14が第2ホルダー
37に保持された状態で、キャリジ13が第1ホルダー
31群の外側から編成区間へ向って右方摺動される時、
第12図(a)に示すように、給糸口体14と検出片7
5aとの保合により、検出レバー75が同図の時計方向
へ回動され、そのカム75bと追従片73bとの保合に
より、停止レバ73が退避位置から停止位置へ切替えら
れる。
第1図及び第11図に示すように、キャリジ13のベー
ス15の左側前部には後部上方から前部下方へ向って傾
斜するホルダー退避片77及びそれに連なる案内片78
が一体形成され、ホルダー退避片77の左側縁には後部
左方から前部右方へ向って傾斜するカム77aが形成さ
れている。そして、キャリジ13の左方への摺動に際し
、そのキャリジ13の第2ホルダー37上の給糸口体1
4を受け取るべく作用値iP2に待機する第1ホルダー
31とは別の第1ホルダー31が前記作動部材Aの作用
とは無関係に作業者の手等によって作用位置P2に配置
され、その第1ホルダー31上に給糸口体14が保持さ
れた状態で、キャリジ13が左方摺動される時、第1図
及び第11図に2点鎖線で示すように、前記ホルダー退
避片77のカム77aが給糸口体14に当接し、そのカ
ム作用により、バネ34の付勢力に抗して、前記給糸口
体14と共に第1ホルダー31が不作用位置P1の手前
の退避位置P3まで退避される。
又、第1図に示すように、前記挟持体18の下部にはそ
のほぼ全長にわたり前記案内片78の近傍において左右
に延びる保持体79が装着され、その保持体79の前面
には前記退避位置P3の第1ホルダー31上の給糸口体
14の中間部外周に係合可能な保持面79aが形成され
るとともに下面には編針12のラッチを開口するための
ハケ79bが植設されている。そして、前記ボルダ−退
避片77によって退避位置P3まで移動された第1ホル
ダー31及び給糸口体14が前記案内片78を経由して
挟持体18の前方まで相対移動された時、給糸口体14
の中間部が前記保持面79aに係合されて、第1ホルダ
ー31が退避位置P3に保持される。
次に、上記のように構成された編機の編糸控止装置22
について作用を説明する。
第2図に示すように、一つの給糸口体14がキャリジ1
3のベース15と挟持体18との間及び第2ホルダー3
7に保持された状態で、キャリジ14が左方へ摺動され
ると、案内レール24と作動アーム25との保合に基づ
き、各リンク19゜20を介して、挟持体18が第2図
の挟持位置から第11図の退避位置へ移動され、挟持体
18とベース15とによる給糸口体14の挟持が解除さ
れる。
そして、その後のキャリジ13の左方摺動に際し、予め
作用位置P2に配置された空状態の一つの第1ホルダー
31に、キャリジ13における第2ホルダー37上の給
糸口体14が受け渡される。
引き続く、キャリジ13の左方摺動に基づき、作動レバ
ー66がリセットレバー60に保合すると、第5図及び
第6図(a)、  (b)から明らかなように、そのレ
バー60を介して第1移動板53が右方へ移動され、第
1移動板53上のカム片58の作用により、各作動軸4
5が一斉に第3図に示す第1位置Paから第2位置Pb
まで移動され、それに伴って、ハネ44aの付勢力によ
り、各作動片44が第3図の吸引位置まで一斉に揺動さ
れる。
次いで、予め定められた配色編成データに基づき、各電
磁石42が選択的に励磁されて、特定の一つの作動片4
4が吸引位置に保持される。そして、前記キャリジ13
の作動レバー66がリセットレバ−60を通過すると、
バネ56の付勢力によって第1移動板53が左方へ復帰
移動され、前記特定作動軸45を除く他の全ての作動軸
45が第1位置Paに復帰移動される。
その後、キャリジI3の左方摺動に伴って、作動レバー
66が各切替えレバー64に順次係合され、各切替えレ
バー64が第7図の反時計方向へ揺動されると、その切
替えレバー64と各第1ホルダー31の解除アーム31
cとの係合によって、各第1ホルダー31が作用位置P
2から不作用位置P1へ切替えられる。この切替えに伴
い、第9図に示すように、ロックレバ−47が同図の2
点鎖線位置と実線位置との間で往復揺動された後、その
カム片49の起立面49aが係止アーム31bに係合さ
れて、全ての第1ホルダー31が不作用位置P1にロッ
クされる。
そして、引き続くキャリジ13の左方摺動に伴い、前記
作動レバー66との係合により、セットレバ−62が第
8図の反時計方向へ揺動されると、第2移動板59が左
方移動され、それに伴って各作動軸45が長軸部45a
を中心として、第8図に示す第1位置Paあるいは第1
位置Paから第3位置Paへ反時計方向へ回動される。
ここで、第9図に示すように、前記電磁石42の作用に
よって第2位置Pbに配置された状態の作動軸45のみ
と特定の一つのロックレバ−47の突片48との保合に
より、特定ロックレバ−47が第9図に示す2点鎖線位
置と実線位置との間で往復揺動され、その往動時にカム
片49が係止アーム31bから離間する。それにより、
特定の第1ホルダ31がバネ34の付勢力によって、不
作用位置P1から作用位置P2へ択一的に切替えられる
又、第1位置Paに保持された状態の作動軸45はロッ
クレバ−47の突片48から離間しているため、その作
動軸45の揺動によって他の第1ホルダー31の配置位
置が切替えられることはない。
次に、キャリジ13の摺動方向が反転されて、第1ホル
ダー31群の外側から編成区間へ向って右方摺動される
と、先に作用位置P2に配置された第1ホルダー31上
の新たな給糸口体14がキャリジ13の第2ホルダー3
7に受け渡され、その給糸口体14に挿通された新たな
編糸Yが各編針12に供給されて、編成が行われる。
ルダ−37に保持された給糸口体14に対応する作用位
置P2の第1ホルダー31に対し、誤って作業者の手が
触れる等して、その第1ホルダー31が不作用位置P1
に移動配置され、この状態で編糸を交換すべく、キャリ
ジ13が編成区間側から第1ホルダー31群へ向って左
方摺動される場合には、第12図(b)に示すように、
キャリジ13の第2ホルダー37上に保持された給糸口
体14がこれに対応する前記第1ホルダー31 (誤っ
て不作用位置P1に配置されている)の位置をそのまま
通過して検出レバー75の検出片75aに係合する。そ
れにより、検出レバー75が同図の反時計方向へ退避回
動され、そのカム75bが停止レバー73の追従片73
bから離間する。よって、この場合、停止レバー73が
停止位置へ切替えられることはないので、キャリジ13
をそのまま外方へ摺動できる。
そして、この状態で、キャリジ13が第1ホルダー31
群の左外側から折り返し右方摺動されると、第12図(
a)に示すように、給糸口体14と検出片75aとの係
合により、検出レバー75が同図の時計方向へ回動され
、そのカム75bと追従片73bとの保合により、停止
レバー73が退避位置から停止位置へ切替えられる。そ
れにより、停止片73aが作動アーム25の係合ピン2
6の移動軌跡上へ突出される。
従って、引き続き、キャリジ13が右方へ摺動されよう
としても、前記係合ビン26が前記停止片73aに係合
されて、その摺動が強制的に停止され、キャリジ13が
第1ホルダー31群の手前で停止される。よって、キャ
リジ13上の給糸口体14が今度使用すべく新たに作用
位置P2に選択配置された第1ホルダー31やそのホル
ダー31上の給糸口体14に衝突して、それらが傷つい
たり、破損したりするおそれを未然に防止することがで
きる。
そこで、この状態から正規の状態に戻すには、停止した
キャリジ13を手操作によって第1ホルダー31群の外
側へ一旦摺動させて、作動アーム25の係合ピン26を
停止レバー73の停止片73aから離隔させる。すると
、その停止レバー73及び検出レバー75がそれぞれ原
位置へ復帰する。又、キャリジ13の第2ホルダー37
に保持されている給糸口体14を手操作によって第2ホ
ルダー37から外すと共に、その給糸口体14を対応す
る前記第1ホルダー31 (誤って不作用位置P1に配
置されている)に保持する。以上の処理後にキャリジ1
3を第1ホルダー31群を経て編成区間側に摺動させれ
ばよい。
更に、前記検出レバー75用のバネ76の付勢力は第2
ホルダー37の給糸口体14に対する保持力よりも小さ
く設定されているため、その係合時に、給糸口体14が
第2ホルダー37から離脱することはない。加えて、こ
の実施例では、作動?−425の保合ビン26と停止レ
バー73との係合によって、キャリジ13を強制的に停
止させるようにしたので、強制停止専用のビンをキャリ
ジ13に別設する必要がなく、部品点数を少なくするこ
とができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例えばキャリジ13を自動的に摺動するために駆動モー
タを設けると共に、検出レバー75の動作に連動してこ
の駆動モータをオンオフ制御するためのスイッチを設け
、そのスイッチのオン動作時に駆動モータを停止させて
、キャリジ13の摺動を停止するようにすることも可能
である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明は給糸口体がたまたまキ
ャリジの第2ホルダーから対応する第1ホルダーに受け
渡されずに第2ホルダーに保持されたままの状態で、そ
のキャリジが第1ホルダー群の外側から編成区間へ向っ
て摺動される時、そのキャリジの第2ホルダー上の給糸
口体を検出部材によって検出することにより、キャリジ
の摺動を第1ホルダー群の手前で確実に停止させて、各
部の破損等を未然に防止することができるという優れた
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した編機の一実施例を示す側
面図、第2図は編機の縮小平面図、第3図は編糸控止装
置の側断面図、第4図は同じく正面図、第5図は作動部
材を示す正面図、第6図(a)は第1移動板及び作動軸
の作動状態を示す拡大正面図、第6図(b)は同じく拡
大平面図、第7図は切替えレバーの作動状態を示す拡大
正面図、第8図は第2移動板及び作動軸の作動状態を示
す拡大正面図、第9図(a)はロックレバ−の作動状態
を示す拡大正面図、第9図(b)は同じく拡大側面図、
第9図(C)は同じく拡大平面図、第10図はキャリジ
上の作動レバーを示す拡大正面図、第11図は停止レバ
ーの作動状態を示す編機の部分拡大平面図、第12図(
a)、  (b)は停止レバーの作動状態を示す拡大正
面図である。 11・・・編機本体、13・・・キャリジ、14・・・
給糸口体、22・・・編糸控止装置、31・・・第1ホ
ルダー42・・・電磁石、45・・・作動軸、53・・
・第1移動板、59・・・第2移動板、60・・・リセ
ットレバー、62・・・セットレバ−164・・・切替
えレバー(前記4245.53.59,60.62.6
4等によって作動部材へが構成されている)、73・・
・停止手段としての停止レバー、 出レバー、Y・・・編糸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 編機本体(11)の編成区間の外側所要位置に、複
    数の編糸(Y)をそれぞれ保持した複数の給糸口体(1
    4)を各別に控止する編糸控止装置(22)を備え、編
    機本体(11)に装置されたキャリジ(13)を前記編
    糸控止装置(22)まで摺動させることによって前記各
    給糸口体(14)を択一的にキャリジ(13)に受け渡
    すようにした編機において、 前記編糸控止装置(22)に、 前記給糸口体(14)を各別に離脱可能に保持すると共
    に、給糸口体(14)をキャリジ(13)に受け渡し可
    能な作用位置と、その作用位置から下方へ離間する不作
    用位置とに移動可能な複数のホルダー(31)と、 キャリジ(13)の編成区間側から前記ホルダー群(3
    1)側への摺動に基づいてキャリジ(13)上の給糸口
    体(14)がこれを保持するためのホルダー(31)に
    受け取られた後、そのホルダー(31)をキャリジ(1
    3)の前記ホルダー(31)群側への引き続く摺動に連
    動して不作用位置へ移動させ、且つ新たに選択されたホ
    ルダー(31)上の給糸口体(14)をキャリジ(13
    )へ受け渡す前に、キャリジ(13)の前記ホルダー(
    31)群側から編成区間側への摺動に連動してそのホル
    ダー(31)を作用位置へ移動させる作動部材(A)と
    、 常には待機位置に付勢保持され、前記ホルダー(31)
    群の外側から編成区間側に向って摺動するキャリジ(1
    3)に予め保持された給糸口体(14)と係合されるこ
    とにより、所定方向へ移動可能な検出部材(75)と、 その検出部材(75)の所定方向への移動に関連して、
    前記ホルダー(31)群の外側から編成区間側へ摺動す
    る前記キャリジ(13)を前記ホルダー(31)群の手
    前で停止させる停止手段(73)と を設けたことを特徴とする編機における編糸控上装置。
JP21459188A 1988-08-29 1988-08-29 編機における編糸控止装置 Pending JPH0268340A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5056338A (en) * 1989-06-14 1991-10-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Yarn positioning controller for flat-bed knitting machines

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5056338A (en) * 1989-06-14 1991-10-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Yarn positioning controller for flat-bed knitting machines

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