JPH026713Y2 - - Google Patents

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JPH026713Y2
JPH026713Y2 JP10745084U JP10745084U JPH026713Y2 JP H026713 Y2 JPH026713 Y2 JP H026713Y2 JP 10745084 U JP10745084 U JP 10745084U JP 10745084 U JP10745084 U JP 10745084U JP H026713 Y2 JPH026713 Y2 JP H026713Y2
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JP
Japan
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cabinet
speaker
hole
ring
metal plate
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JP10745084U
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JPS6123790U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はスピーカリングを改良した音響機器の
箱体に関する。
(ロ) 従来の技術 ラジオ付テープレコーダ等の音響機器におい
て、キヤビネツト前面にスピーカを取付ける場合
にスピーカリングを設けることは実公昭57−
60294号公報に記載されている。しかし最近装飾
効果を高めるために第6図に示すようにキヤビネ
ツト30の放音孔31の周囲にパネル板32を取
付けることが実施されている。即ちキヤビネツト
30前面に穿孔された放音孔31にパンチングメ
タル板33を嵌め込み、前記パンチングメタル板
33の後方にスピーカ34を取付け、さらにキヤ
ビネツト30前面にパネル板32を取付け、その
上にスピーカリング35を取付けていた。前述に
おいてパネル板32にはキヤビネツト30に取付
けるためのボス36及びスピーカリング35を固
着するための孔37を必要とした。従来前記パネ
ル板32は不透明なものを用いていたので、前記
ボス36あるいは孔37は何等影響がなかつた。
ところで、最近意匠効果をさらに高めるために前
記パネル板32を透明部材で形成することが試み
られている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしパネル板32を透明部材で形成すると、
前記ボス36あるいは孔37が色の違いとなつて
著しく美観を損ねることとなつたので、そのよう
なことがないようにすることを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案はそこでキヤビネツト前面に切欠部を有
する放音孔を穿設し、スピーカリングの脚部を前
記放音孔に挿入し、該脚部に有する爪片を放音孔
の切欠部に嵌合しスピーカリングをキヤビネツト
に保持し、キヤビネツト前面に設けられた透明な
パネル板の内周縁を被覆保持するように構成した
ものである。
(ホ) 作用 本考案の音響機器の箱体は上述のように、スピ
ーカリングの脚片に爪片を設け、該爪片をキヤビ
ネツト前面に設けた放音孔の周縁に形成した切欠
部に嵌合させることにより、美観を損ねることが
なく透明なパネル板をキヤビネツトに取付けるこ
とができる。
(ヘ) 実施例 本考案の音響機器の箱体を第1図、第2図、第
3図、第4図及び第5図に従つて説明する。
1はキヤビネツトで、中央に位置されるカセツ
ト収納室2と左右のスピーカ収納室3,3が形成
されており、前記スピーカ収納室3,3部分のキ
ヤビネツト1には放音孔4,4が穿孔されてい
る。放音孔4,4の周縁には複数の切欠部5,5
が設けられている。6,6は前記放音孔4,4を
被覆する腕状のパンチングメタル板、7はスピー
カ、8,8はプラスチツク製のスピーカリング
で、表面に露出される庇部9,9と、該庇部9,
9に連続して形成され下端の各所に、外方へ突出
する爪片10,10を有する脚部11,11とを
備える。尚前記脚部11,11の爪片10,10
を有する部分には爪片10,10に弾力性をもた
せるための溝12,12が形成されている。1
3,13はスピーカ収納室3,3部分のキヤビネ
ツト1の前面を覆う透明なパネル板で、該パネル
板13,13の裏面は塗料が塗布されている。
本考案の音響機器のキヤビネツトは上述の各構
成部品からなり、前記各構成部品は次のようにし
て組立てられる。先ずキヤビネツト1の放音孔
4,4にパンチングメタル板6,6を嵌め込み、
放音孔4,4の開口を覆う。次に前記キヤビネツ
ト1の放音孔4,4より多少径が大きい孔を有す
る透明なパネル板13,13を、前記スピーカ収
納室3,3部分のキヤビネツト1前面に接着等に
より取付ける。さらにスピーカリング8,8の脚
部11,11を前記パンチングメタル板6,6の
外周とキヤビネツト1の放音孔4,4間の間隙に
挿入する。このとき脚部11,11の下端にある
爪片10,10が放音孔4,4の切欠部5,5に
位置されるようにして脚部11,11を押し込む
と、爪片10,10は切欠部5,5より小さくさ
れているので、切欠部5,5を通り抜けるとキヤ
ビネツト1の放音孔4,4の内周縁に設けられた
凹部14,14に位置される。従つてこの状態で
スピーカリング8,8を多少回転させると、爪片
10,10がキヤビネツト1の放音孔4,4の内
周縁に係合され、スピーカリング8,8はキヤビ
ネツト1に保持される。又スピーカリング8,8
の庇部9,9の下面は透明なパネル板13,13
にあたり、該パネル板13,13を保持する。こ
のように放音孔4,4の周囲に透明なパネル板1
3,13を設けたので、光線が反射し特有の意匠
的効果をもたらす。
(ト) 考案の効果 本考案の音響機器の箱体は上述したように、キ
ヤビネツトに切欠部を有する放音孔を穿設し、ス
ピーカリングの脚部を前記放音孔に挿入する際
に、爪片が切欠部を通過させキヤビネツトの裏面
に係合されるようにしてスピーカリングをキヤビ
ネツトに保持し、そのスピーカリングでキヤビネ
ツト前面に設けられた透明なパネル板を押えるの
で、従来の如くパネル板にボスあるいは孔を設け
る必要がない故、透明なパネル板を用いることに
よつて生じる欠点を除去できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の音響機器の箱体に関
するもので、第1図は一部断面図、第2図はキヤ
ビネツトの一部正面図、第3図はスピーカリング
の平面図、第4図はスピーカリングの一部側面
図、第5図は全体の正面図、第6図は従来の音響
機器の箱体の一部断面図である。 1……キヤビネツト、3……スピーカ収納室、
4……放音孔、5……切欠部、6……パンチング
メタル板、8……スピーカリング、10……爪、
11……脚部、13……パネル板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツト前面に複数の切欠部を有する放音
    孔を穿設し、該放音孔に多数の小孔を有するパン
    チングメタル板を嵌め込み、前記パンチングメタ
    ル板の裏面よりスピーカを取付けるとともに、前
    記キヤビネツト前面の放音孔周辺に透明なパネル
    板を取付け、前記パンチングメタル板とキヤビネ
    ツト前面の放音孔間の間隙にスピーカリングの脚
    部を挿入し、該脚部に有する爪片を放音孔の切欠
    部を通過させキヤビネツト裏面に係合し、前記ス
    ピーカリングをキヤビネツトに保持する一方、透
    明なパネル板の前面を押えることを特徴とする音
    響機器の箱体。
JP10745084U 1984-07-16 1984-07-16 音響機器の箱体 Granted JPS6123790U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10745084U JPS6123790U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 音響機器の箱体

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JP10745084U JPS6123790U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 音響機器の箱体

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Publication Number Publication Date
JPS6123790U JPS6123790U (ja) 1986-02-12
JPH026713Y2 true JPH026713Y2 (ja) 1990-02-19

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ID=30666693

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JP10745084U Granted JPS6123790U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 音響機器の箱体

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JPS6123790U (ja) 1986-02-12

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