JPS607506Y2 - 電気機器ケ−スの前面板 - Google Patents
電気機器ケ−スの前面板Info
- Publication number
- JPS607506Y2 JPS607506Y2 JP3080080U JP3080080U JPS607506Y2 JP S607506 Y2 JPS607506 Y2 JP S607506Y2 JP 3080080 U JP3080080 U JP 3080080U JP 3080080 U JP3080080 U JP 3080080U JP S607506 Y2 JPS607506 Y2 JP S607506Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- plate
- metal plate
- electrical equipment
- cover plate
- Prior art date
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- Expired
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電気機器ケースの前面板とくに合成樹脂の覆
板の前面を装飾用の金属板で覆った電気機器ケースの前
面板に関する。
板の前面を装飾用の金属板で覆った電気機器ケースの前
面板に関する。
電気機器の中でも音響機器（テーププレーヤ、ラジオ受
信機）は近年、技能面などあらゆる面からみて高級化が
目立つ。
信機）は近年、技能面などあらゆる面からみて高級化が
目立つ。
このようなことからケースについても、合成樹脂の前面
覆板に装飾を施こしたアルミニウム板を張り付けた高級
な前面板が用いられている。
覆板に装飾を施こしたアルミニウム板を張り付けた高級
な前面板が用いられている。
第１図は、このような金属板を張り付けた前面板の断面
図であり、図中、１は合成樹脂製の覆板で、所定の位置
に孔部１ａがあけられている。
図であり、図中、１は合成樹脂製の覆板で、所定の位置
に孔部１ａがあけられている。
２は合成樹脂製覆板１の前面に張り付けられた金属板で
あり、孔部１ａに合せて孔部２ａがあけられている。
あり、孔部１ａに合せて孔部２ａがあけられている。
３はテーププレーヤあるいは、押釦スイッチなどの操作
部材で、孔部１ａと２ａを貫通しており、操作時に矢印
方向に移動する。
部材で、孔部１ａと２ａを貫通しており、操作時に矢印
方向に移動する。
上述の如き構成を有する従来の前面板は、前面板の前方
Ａ方向から見て、合成樹脂製覆板１の孔部１ａ周縁が見
えないよう孔部２ａの大きさを孔部１ａより小さくして
酷さを防いでいる。
Ａ方向から見て、合成樹脂製覆板１の孔部１ａ周縁が見
えないよう孔部２ａの大きさを孔部１ａより小さくして
酷さを防いでいる。
このような構造をとった場合、操作部材３の操作時にこ
れが横ゆれして孔部２ａの周縁に接触する。
れが横ゆれして孔部２ａの周縁に接触する。
したがって合成樹脂製の操作部材３に傷が付く。
又、操作部材３の横ゆれが激しいと孔部２ａの周辺を折
り曲げたり、あるいは金属板２を覆板１から引き離して
しまうようなこともある。
り曲げたり、あるいは金属板２を覆板１から引き離して
しまうようなこともある。
本考案は上述の如き従来の欠点を改善する新規な考案で
あり、その目的は、合成樹脂製覆板の前面を装飾用の金
属板で覆いこれら覆板と金属板に操作部材を挿通させる
孔部を設けた電気機器ケースの前面板において、これら
にあけられた孔部を貫通する操作部材が金属板にあけら
れた孔部の周縁と接触することがないような構造を提供
することにある。
あり、その目的は、合成樹脂製覆板の前面を装飾用の金
属板で覆いこれら覆板と金属板に操作部材を挿通させる
孔部を設けた電気機器ケースの前面板において、これら
にあけられた孔部を貫通する操作部材が金属板にあけら
れた孔部の周縁と接触することがないような構造を提供
することにある。
次に本考案の一実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
する。
第２図は前面板の部分断面図、第３図はその部分斜視図
である。
である。
なお、従来例と同一部分には同一符号を付し、その説明
は省略する。
は省略する。
本考案は、第３図においてとくに明りょうに示すように
、覆板１に設けた孔部１ａの周辺には、内方に突出する
断面円弧状の突起１ｂが複数個形成されている。
、覆板１に設けた孔部１ａの周辺には、内方に突出する
断面円弧状の突起１ｂが複数個形成されている。
そして、孔部１ａの内側寸法をＷｌとし、孔部２ａの内
側寸法をＷ２とし、突起１ｂの頭部間の寸法をＷ３とす
ると、これら３つの寸法間の関係はＷｌ〉Ｗ２〉Ｗ３で
ある。
側寸法をＷ２とし、突起１ｂの頭部間の寸法をＷ３とす
ると、これら３つの寸法間の関係はＷｌ〉Ｗ２〉Ｗ３で
ある。
したがって、操作部材３が横ゆれした場合、これが突起
１ｂの頭部に当接するため、これが金属板２の内周と接
触することはない。
１ｂの頭部に当接するため、これが金属板２の内周と接
触することはない。
また、突起１ｂは断面円弧状であるため、これが操作部
材３と当接しても該操作部材３には傷が付かない。
材３と当接しても該操作部材３には傷が付かない。
しかも内孔１ａの内側寸法Ｗ１は内孔２ａの内側寸法Ｗ
２より大きいため、前面板の前方すなわち第２図におい
て矢印Ａ方向から見た場合従来と同じく内孔１ａの周辺
は見えない。
２より大きいため、前面板の前方すなわち第２図におい
て矢印Ａ方向から見た場合従来と同じく内孔１ａの周辺
は見えない。
上記実施例は突起１ｂを金属板２から離れた位置すなわ
ち前面板の表面から奥まった位置に設けてなるべく表面
から突起１ｂが見えにくいように構成したが、突起１ｂ
を金属板２の裏面のすぐ後部に設けてもよく、さらに裏
面から奥に長く延びる突条としてもよい。
ち前面板の表面から奥まった位置に設けてなるべく表面
から突起１ｂが見えにくいように構成したが、突起１ｂ
を金属板２の裏面のすぐ後部に設けてもよく、さらに裏
面から奥に長く延びる突条としてもよい。
さらに、操作部材との魔擦が少なくするため、突起を半
球状に形威して操作部材との接触を点接触させることも
できる。
球状に形威して操作部材との接触を点接触させることも
できる。
以上詳細に説明したように、本考案は金属板にあけた孔
部を覆板にあけた孔部より小さく形威し、かつ覆板にあ
けた孔部周囲には覆板にあけた孔部周辺より内方に突出
する断面円弧状の突起を複数個分散して設け、前面板の
前方から見て前記突起の頭部が金属板の裏面側であって
金属板にあけた孔部の周辺より内方に突出しているので
前面板の前方から見た場合、従来と同じく覆板は見えな
い。
部を覆板にあけた孔部より小さく形威し、かつ覆板にあ
けた孔部周囲には覆板にあけた孔部周辺より内方に突出
する断面円弧状の突起を複数個分散して設け、前面板の
前方から見て前記突起の頭部が金属板の裏面側であって
金属板にあけた孔部の周辺より内方に突出しているので
前面板の前方から見た場合、従来と同じく覆板は見えな
い。
しかもこれら孔部を貫通する操作部材は、金属板にあけ
た孔部の周縁より内方に突出する断面円弧状の突起によ
り横ゆれを防止されるため、従来のように金属板にあけ
た孔部の周縁と当接することなく、突起によりスムーズ
にガイドされる。
た孔部の周縁より内方に突出する断面円弧状の突起によ
り横ゆれを防止されるため、従来のように金属板にあけ
た孔部の周縁と当接することなく、突起によりスムーズ
にガイドされる。
このため従来のように金属板がめくれて剥れたり操作部
材が傷付くようなこともなく、高級な電気機器のイメー
ジをいつまでも保持させることができる。
材が傷付くようなこともなく、高級な電気機器のイメー
ジをいつまでも保持させることができる。
第１図は従来装置の部分断面図、第２図は本考案の一実
施例を示す部分断面図、第３図は同部分斜視図である。 図中、１は覆板、１ａは孔部、１ｂは突起、２は金属板
、２ａは孔部、３は操作部材である。
施例を示す部分断面図、第３図は同部分斜視図である。 図中、１は覆板、１ａは孔部、１ｂは突起、２は金属板
、２ａは孔部、３は操作部材である。
Claims (1)
- 合成樹脂製覆板の前面を金属板で覆い、これら覆板と金
属板に少なくとも操作部材を挿通させる貫通孔部を設け
た電気機器ケースの前面板において、前記金属板にあけ
た第１の孔部を覆板にあけた第２の孔部より小さく形威
し、かつ第２の孔部周囲には前記第２の孔部周辺より内
方に突出する断面円弧状の突起を複数個分散して設け、
前面板の前方から見て前記突起の頭部が金属板の裏面側
であって第１の孔部の周辺より内方に突出していること
を特徴とする電気機器ケースの前面板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3080080U JPS607506Y2 (ja) | 1980-03-10 | 1980-03-10 | 電気機器ケ−スの前面板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3080080U JPS607506Y2 (ja) | 1980-03-10 | 1980-03-10 | 電気機器ケ−スの前面板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56132783U JPS56132783U (ja) | 1981-10-08 |
| JPS607506Y2 true JPS607506Y2 (ja) | 1985-03-13 |
Family
ID=29626693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3080080U Expired JPS607506Y2 (ja) | 1980-03-10 | 1980-03-10 | 電気機器ケ−スの前面板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607506Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-10 JP JP3080080U patent/JPS607506Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56132783U (ja) | 1981-10-08 |
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